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トウモロコシの手抜き栽培 [手抜き栽培:トウモロコシ]

 トウモロコシは、その昔、うちでも自家用に作っていたようであるが、虫が入りやすいから、過去30年以上作付けしたことがなかった。また、おいしいトウモロコシは中山間地で取れ、朝の冷え込みがないと甘くならないと聞く。
 ところが、2017年になって自然栽培の「たんじゅん農」(炭素循環農法)に出会い、土づくりの第一歩としてトウモロコシを栽培すると土壌の改善になることを知った。そこで、2017年から自宅前の畑でトウモロコシ栽培を始めることとした。なお、「たんじゅん農」の一番の特徴は無肥料栽培であり、肥料を欲しがると言われるトウモロコシであるが、あえて無肥料でいった。そうしたら、やはり肥料を欲しがるゆえ、とんと生育が悪かった。加えて、2021年は食べ頃となったトウモロコシを、ハクビシンが連日やってきてほとんど全部食われてしまい、2022年からは須賀前の畑で減肥料栽培することにした。こちらもハクビシン被害が初期にあったが、比較的うまく栽培でき、小ぶりなものであったが甘みは十分であった。
 連作・無肥料栽培はけっこう難しく、2023年から大方の野菜作付けを微肥料で輪作栽培することとし、トウモロコシは昨年の例により微肥料栽培することとし1畝を2畝にしたが、出来はあまりよくなった。トウモロコシはかなりの肥料食いのようであり、2024年からは従前の慣行農法どおりの施肥とする。なお、作付け畝数はハクビシン被害を考慮して3畝とする。
 2022年までのトウモロコシ栽培は次のページに残す。
 → トウモロコシの無肥料(→減肥料)栽培

<2024年>
 昨年と同様に4回に分けて時差栽培することとする。種はJAで購入した「バイカラー:ピーターコーン」(お特用2袋)第1&2弾で全部使用。
 第1弾 4.15ポットに種蒔き(保温措置)
 第2弾 5.01ポットに種蒔き(保温措置)
 第3弾 5.20ポットに種蒔き
 第4弾 6.15ポットに種蒔き

<第1弾 4.13種蒔き>
 作付け位置はイチゴ固定畝の西隣2畝(各半分、残り半分は第2弾)とする。前作は2畝ともキャベツで、苦土石灰、有機肥料粒、牛糞堆肥、種粕(ただし、東畝は前々作のトウモロコシで牛糞堆肥をけっこう入れていたので種粕とともに施肥せず、苦土石灰、有機肥料粒のみとした)で若干施肥量を抑えての栽培。
3.04雑草をマンノウで草叩き。
3.31東畝のみ草叩きと峰の削り落とし、施肥(苦土石灰、牛糞、鶏糞)
4.01東畝のみ畑起こしもどき。(「畑起こしもどき」とは小生が勝手に命名したもので、別立てブログ「三浦伸章「ガッテン農法」を知る」で紹介しているが、スコップを差して空気を入れるもので、ビッチュウによる畑起こしを軽作業化したものである。)
4.13あらかたキャベツの収穫が終わり、西畝を東畝と同様に畝整備
4.13育苗ポット(中)に種蒔き。1ポットに4粒蒔き、25ポット作り、一番大きい発泡スチロール箱にびっしり詰める。お特用1袋の種が若干余る。
 発泡スチロール箱を大きいビニール袋の中に入れ、少しすかして保温。夕刻前に箱の蓋を閉じて、冷え込み防止。今日から当分の間、この繰り返し。
4.27定植するに程よい大きさとなり、本日定植。
 2畝に2列植え(各畝とも南半分)するので、まずその位置に鍬で溝を掘り、牛糞堆肥を30リットル弱ばら撒く。ポット苗は3~4本(まれに2本)芽吹いており、根がちぎれないよう培養土をほぐしながら慎重に分けての定植。テボで大きめの穴をあけ、牛糞堆肥をかき混ぜる。大きい苗から植え付け、極小の苗は処分。株間、列幅ともに約30cm。
 概ね畝の南半分に定植できた。本数は約15株×4列で約60本。
5.11だいぶ大きくなり、小型コテで株周りに土寄せ。 

<第2弾 5.1種蒔き>
 作付け位置はイチゴ固定畝の西隣2畝(各半分、残り半分は第1弾)とする。前作は2畝ともキャベツで、苦土石灰、有機肥料粒、牛糞堆肥、種粕(ただし、東畝は前々作のトウモロコシで牛糞堆肥をけっこう入れていたので種粕とともに施肥せず、苦土石灰、有機肥料粒のみとした)で若干施肥量を抑えての栽培。
3.04雑草をマンノウで草叩き。
3.31東畝のみ草叩きと峰の削り落とし、施肥(苦土石灰、牛糞、鶏糞)
4.01東畝のみ畑起こしもどき。
5.1育苗ポット(中)に種蒔き。1ポットに4粒蒔き、25ポット作り、一番大きい発泡スチロール箱にびっしり詰める。そして、5ポット追加して、メロン&ゴーヤの箱の空きスペースに入れる。お特用2袋の種は第1&2弾で、2粒余っただけ。
 育苗は第1弾と同じく、毎日保温措置。
5.12定植するに程よい大きさとなり、本日定植。要領は第1弾に同じ。苗は極小のものを処分し、何とか足りた。本数は約15株×4列で約60本。
 なお、第1弾の歯抜け2株に再定植し、予備苗を北端に2本植え付け。

<第3弾 5.20種蒔き>
 作付け位置は山芋東畝の東隣畝(半畝、残りは第4弾)とする。前作はカリフラワー・ブロッコリーで、苦土石灰、有機肥料粒、牛糞堆肥を若干施肥量を抑えての栽培。
3.04まだブロッコリーが残っているが、雑草をマンノウで草叩き。
4.8ブロッコリーを処分し、施肥(苦土石灰、牛糞堆肥、多めに鶏糞)し、畑起こしもどき(「畑起こしもどき」とは小生が勝手に命名したもので、別立てブログ「三浦伸章「ガッテン農法」を知る」で紹介しているが、スコップを差して空気を入れるもので、ビッチュウによる畑起こしを軽作業化したものである)。
5.4畝の草叩き
5.20中ポットに種蒔き(1ポット4粒)。種を数え半分の14ポットを作り、露地育苗。

<第4弾 種蒔き>
 作付け位置は山芋東畝の東隣畝(半畝、残りは第3弾)とする。前作はカリフラワー・ブロッコリーで、苦土石灰、有機肥料粒、牛糞堆肥を若干施肥量を抑えての栽培。
4.8ブロッコリーを処分。施肥(苦土石灰、牛糞堆肥、多めに鶏糞)し、畑起こしもどき
5.4草叩き

<2023年>
 昨年は3回の時差栽培としたが、今年は畝を倍増して2畝としたから、4回に分けて時差栽培することとする。種は「バイカラーコーン」で2袋購入(若干の余り種あり)。余り種を第5弾とし、遅掛けながら、タマネギ畝に時差栽培することに。
 第1弾 4.15ポットに種蒔き(保温措置)
 第2弾 5.01ポットに種蒔き(保温措置)
 第3弾 5.20ポットに種蒔き
 第4弾 6.10ポットに種蒔き
 第5弾 8.12ポットに種蒔き
<第1弾 4.16種蒔き>
 作付け位置は昨年と同様に、トウモロコシ&ビタミン大根の広幅畝とし、南半分を使う。北半分は第2弾の作付けとする。
3.20大きな雑草を草刈り機で刈り取り、その後でマンノウで草叩き。(第2弾分を含む)
4.03畑起こしもどき(第2弾分を含む)。
4.04苦土石灰とほんの少々有機肥料粒をばら撒いておいた。(第2弾分を含む)
4.16育苗ポット(中)に種蒔き。予定数量どおりの18ポット。1ポットに4粒(3粒でいいが、去年の残り種があったから、それを各1粒追加)。
 一番大きい発泡スチロール箱に詰め、箱を大きいビニール袋の中に入れ、少しすかして保温。夕刻前に箱の蓋を閉じて、冷え込み防止。今日から当分の間、この繰り返し。
5.01定植するに程よい大きさとなり、本日定植。
 2列植えするので、まずその位置に鍬で溝を掘り、牛糞堆肥を1畝(10m:第2弾の分を含む)に20リットルばら撒き、小型ビッチュウではつり込む。(第2弾分を含む)
 テンワで台形状に均したのち、植え付け位置を凹状にし、列間を小高くする。
 ポット苗は3~4本(まれに2本)芽吹いており、根がちぎれないよう培養土をほぐしながら慎重に分けての定植。大きい苗から植え付け、小さい苗は処分。中ぐらいの予備苗を4本、畝の法面に植え付け。
 畝の南半分強を使用し、18株×2列を植え付けた。株間、列幅ともに約30cm。
5.28畝全体を草叩き。土寄せは後日とする。全部順調に生育しており、予備苗は処分。
5.31だいぶ生育したので、テンワで土寄せし転倒防止。
6.5風で少々傾きかげんになり、テンワで土寄せし直し、手で土押さえ。
6.19第2回土寄せ
7.2だいぶ大きくなり、実も膨らんできた。虫食いで不良となった株を処分。
 2個生りのものは1個生りに選る。
7.14カラスだろうか、また実の先端部分を食われたものが数本あった。いつから収穫を始めたのか忘れたが、今日最終収穫。36株中、半分は虫食いや生育不良で処分。減肥料のため樹体も低く、実も全体に少々小ぶりだが、味は良し。ただし、終盤は実が入り過ぎて甘み落ちる。 
7.20残骸を鎌で刈り取り

<第2弾 5.01種蒔き>
5.01予定どおりの種蒔き。一番大きい発泡スチロール箱に、ゆるゆるで中ポットが20入り、これに4粒ずつ(若干不足し、昨年の別品種残り種も使用)埋め込み。第1弾同様に保温措置をとって育苗開始。
5.12ほぼ100%発芽。大方が十分すぎるほど大きくなり、今日植え付け(余ったかなりの苗を捨てる)。要領は第1弾に同じ。ただし、テンワで植え付け位置を凹状にするのは止め、テボで植え付け穴を作るとき、列間を小高くする。
 なお、施肥は第1弾植え付け前に牛糞堆肥を入れ込み済み。
 畝の北半分弱を使用し、14株×2列を植え付けた。合計32株×2列
5.28北端の予備苗4株は土壌条件がいいのか生育がいい。うち1株は虫害に遭っていた。
6.5だいぶ生育したので、テンワで土寄せし転倒防止。
6.19第2回土寄せ
7.2だいぶ大きくなり、実も付きだした。虫食いで不良となった株を処分。
7.16第1弾が終わったところで、うまい具合に第2弾が完熟しだした。今日初収穫。カラスの被害にしてはひどすぎ、昨年同様にハクビシンか何かの被害だろうか、大きく食われているのも数本あり。でも、へし折られていないからハクビシンではないかもしれんが。
7.18へし折られて完食されているトウモロコシあり。やはりハクビシン被害であろう。残り全部を収穫。約半分がハクビシン被害。
7.20残骸を鎌で刈り取り

<第3弾 5.20種蒔き>
 作付け位置は、第1弾の東2畝目で、トマト&キャベツの二毛作跡。南半分を使う。北半分は第4弾の作付けとする。少々畝幅が狭いが2列植えする。
3.20大きな雑草を草刈り機で刈り取り、その後でマンノウで草叩き。(第4弾分を含む)
4.03畑起こしもどき。(第4弾分を含む)
4.04苦土石灰とほんの少々有機肥料粒をばら撒いておいた。(第4弾分を含む)
5.12雑草がけっこう生えてきたので、マンノウで草叩き。(第4弾分を含む)
5.20予定どおり本日種蒔き。中ポット16個に4粒ずつ種を埋め込み。
5.31ほぼ全部発芽し、定植時期が来た。16株×2列を植え付けた。
 第1、2弾とは違うやり方で肥料入れ込み。まず、鍬で表層土を両側に退け、牛糞堆肥を20リットル強ばら撒き、小型ビッチュウではつり込み、テンワで土を元に戻す。鍬で定植する2列を軽く溝立て。溝に約30cm間隔で植え付け。列幅も約30cm。 
6.19生育不良4株あり、予備苗を移植。軽く土寄せ。
7.2第2回土寄せ
7.20枯れ雄花を切除、2個生りの小をもぎ取り
7.23ハクビシンが、未熟でありながら1本齧っていた
7.26ハクビシンが更に2本齧っていた。少々早いが6本初収穫。
7.30ハクビシン被害は3日前から止まった。
 2日前にも6本収穫したが、まだ早いものが多く、しばし収穫を見合わせ。
8.2ハクビシン被害はその後もなし。今朝6本収穫。
 第1~2弾に比べて肥料不足のせいか、小さなトウモロコシだ。
8.4ハクビシン被害はその後もなし。今朝4本収穫して終了。残骸引き抜き。

<第4弾 6.10種蒔き>
 作付け位置は、第3弾の畝の北半分。少々畝幅が狭いが2列植えする。
5.20予定どおり本日種蒔き。中ポット16個に4粒ずつ種を埋め込み。種が少々余る。
6.19十分過ぎる大きさになり、第3弾と同様に肥料を入れ込み、18株×2列を植え付け。
7.2まだ小さいが第1回土寄せ。全部が生育良く、予備苗を処分。
7.23第2回土寄せ
8.9そろそろ収穫時期となったところで、今朝ハクビシン被害2本。4本収穫。
8.13その後も1日1~2本程度のハクビシン被害。本日最終収穫。
 第3弾と同様に肥料不足のせいか、小さなトウモロコシだ。

<第5弾 8.12種蒔き>
8.12余り種が40粒ほどあったので、これを第5弾とし、遅掛けながら、タマネギ畝に時差栽培することに。中ポット14個に3~4粒ずつ種を埋め込み。
8.18連日の大雨で土は湿っているが、苗がすぐに大きくなるので、植え付け準備。
 タマネギ畝2畝の南のほう4分の1に植え付けることとし、施肥(苦土石灰、牛糞堆肥、有機肥料粒、鶏糞)し、スコップで畑起こしもどき。第3&4弾が減肥料栽培で小さな実だったから、肥料は従前の慣行農法(ただし有機肥料)のときより気持ち控えめと、多く施肥した。
8.19まだ芽吹いて間がない苗があるが、定植にちょうどいい苗が多いから、本日、植え付け。テンワで畝尻の土をかき上げてから、峰を凹ませ、2畝とも2列で深植え。株間25cmで44本植え付け。少々列間、株間とも狭いが、これでよしとしよう。
8.28細かな雑草をマンノウで叩きつつ、土寄せ。
9.17だいぶ大きくなった。テンワで削り上げ、土寄せ。
9.22昨日の強い風雨で傾き、立て直し
10.8肥料不足のせいか、樹体はあまり大きくなっていない。実も小さい。まだ十分に完熟してないが、過半を収穫。(かなり早すぎた。)
10.14まだ早いが、タマネギの畝整備の都合で残りを収穫。
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フキの手抜き栽培 [手抜き栽培:フキ]

 うちの畑でのフキ栽培。垣根の脇などいたるところに自生しているフキである。春にはフキノトウを摘み、夏には茎を採集する。
 ところが、その自生地は野菜栽培の畝にけっこう引っ掛かっているから、耕作がし難い。加えて、痩せた土の所が多く、細い茎のフキしか採れない所が多い。
 そこで、使わなくなった盆栽棚を片付けた場所、ここは排水路を挟んで納屋の南際にあたるが、ここで2015年からフキの栽培に取り組むことにした。
 ところが、あまりに日当たりが良すぎて大半が真夏に枯れてしまう。何とか生き残るも翌年の成績が芳しくない。
 よって、2017年に半日陰の場所(隣地の工場倉庫北)に再度移し替えることとした。ところが、日照が少ないのか土壌が悪いのか、ここでの生育は非常に悪く、茎は細く、ほとんど収穫できない。
 そこで、中央の柿の木で陰になる西側と金柑の木の同様な場所が、以前から調子いので、そこへ再移植した。そうしたところ、うまく自生しだし、広がりもしだした。
 フキは半日影が良さそうだ。幾度か栽培場所を変えたが、これで安定し、もう放任栽培すればいい。なお、施肥は気まぐれで行っており、2020年1月に米糠、21年は12月に苦土石灰、有機肥料粒、鶏糞をばら撒き、22年は3月に鶏糞を軽くばら撒いた。いずれも、柑橘類や草花の施肥のついでに残り物を施肥する、といったやり方だ。
 フキはそうたくさん食べられるものではなく、1~2月にフキノトウを1回摘んでてんぷらにし、6~7月に茎をゆでて山椒の葉を少し添えて食べる、これも1回だけのこと。
 完全な放任栽培と言っていいフキの栽培である。
 2022年までの栽培記録は「フキの栽培」、「https://miyakekazutoyo.blog.ss-blog.jp/2015-02-16」に残す。

<2024年>
1.29フキノトウを本日初収穫。少々小振りなものが大半だが約20個。
2.11第2回目の収穫 少々小振りなものが大半だが約20個
2.27第3回目の収穫 ほとんどの蕾が開いてきていた。
5.18フキがうっそうと生い茂りだした。櫛が細くて収穫はまだ早い。
(写真 柿の木の西際)
フキ西2024.jpg

(写真 金柑の木の西際)
フキ東2024.jpg

<2023年>
1.22フキノトウを本日初収穫。少々小振りなものが大半だが約20個。(その後1回収穫)
6.17フキを本日初収穫。
7.9第2回目の収穫。若干施肥したシャクヤク際で太い株あり。軽く施肥する金柑際もまあまあ太い。施肥をほとんどしない柿の木の際は細い。
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今日の農作業&5月の農作業 [月別農作業記録]

5.20トウモロコシⅢ:ポットに種蒔き(種半分にし、14ポット) 
  イチジク:虫食い穴に防虫剤注入し、防虫ペースト塗り込み
  ビワ:虫食い穴に防虫剤注入し、防虫ペースト塗り込み
  小玉スイカ:自宅前生育不良2株、苗購入し植え直し
  
(下旬予定)
キュウリⅠ:寒冷紗外し、支柱立て、ネット張り、結わい付け
5.27スイカ畝:寒冷紗外し
  カボチャ畝:寒冷紗外し
 <ニンニク:全部収穫(根切り、葉切り、軒下へ収納)>
5.31ビワ:防鳥ネット掛け
  イチゴ:優良株10株を残し、処分。刻み藁を退け、ランナーを走りやすくする。
ユズ&金柑:剪定(高い所の枝、下に垂れた枝、日当たりの悪い枝除去)
トウモロコシⅡ:土寄せ
トマト:芽欠き

<2024年>
5.01トウモロコシⅡ:30P(中)×4粒ポットに種蒔き
5.04夏ニンジン:草引き、選り
  タマネギ:ネギ坊主ちぎり
  仮伏せネギ:ネギ坊主ちぎり
  接木トマト:一番花芽欠きし、結わい付け
  トマト:支柱へ結わい付け
  夏大根:選り
  サツマイモ畝:草叩き
  紫ナス:小支柱を差し、結わい付け。畝の草叩き
  ピーマン:小支柱を差し、結わい付け。畝の草叩き
  夏キャベツ&夏大根畝:草叩き
  トウモロコシⅢ&Ⅳ畝:草叩き
  秋冬ニンジン畝:草叩き
  山芋(2年目の東畝):法面の削り上げ
 <ニラ:柿の木の下を収穫>
5.04~05好天が続き、夏野菜定植苗(除くヤーコン)一通り水やり
5.05ヨトウムシ被害:トマト1株、ヤーコン1株再定植
  ピーマン:生育不良1株再定植
  アスパラガス畝:草叩き
  果樹園:草刈り
  ネギ:収穫残りを株元から切り取り、再生ネギ育成
  ゴーヤ畝:草叩き
  ヤーコン畝:予備苗を南端に各2株植え付け
  グラジオラス:東畝のみ丁寧に草引き
  除草剤噴霧:庭・屋敷回り
 <お墓:共用部に除草液噴霧、空き区画に除草粒ばら撒き>
5.11コブトリソウ:スイカ畝の際に種蒔き
  グラジオラス畝:残り2畝草引き
  貸畑:全畝を草叩きし、ウリ類のキャップを除け、肥料袋4本支柱で囲い
  ゴーヤ:定植
  トウモロコシⅠ:小型コテで株周りに土寄せ
5.12トウモロコシⅡ:畝に溝立てし施肥(牛糞)、定植
  柿の木:夏剪定
  スモモ:若干の夏剪定
  タラ:大幅に葉落とし
 <タマネギ:まだ早いが3株初収穫>
5.15ポットに種蒔き:枝豆Ⅱ、オクラ、キュウリⅡ
5.18エンドウ:カラカラに枯れた種を収穫、垣根壊し
  メロン苗:手で畝の草叩きをしながら定植、ウリハムシ対策で寒冷紗掛け
  梅の木:2本ともしっかり夏剪定
  ぶどう:軽く剪定(下のほうの若い枝)、病気の葉っぱちぎり
  ヤーコン:ヨトウムシ被害1株を再定植
  仮伏せネギ2畝:株周りは手で引きながらマンノウで草叩き
  トマト2畝:マンノウで草叩き
  サツマイモ2畝:マンノウで草叩き 
  ニンジン:草引きしながら第2回選り
5.19十六豆Ⅰ:マンノウで畝の草叩き、土寄せ
  キュウリⅡ畝:マンノウで草叩き
  里芋&ショウガ畝:小型コテで草叩き
  アスパラガス:今年購入苗が芽吹き、支柱差し、結わい付け
5.20トウモロコシⅢ:ポットに種蒔き(種半分にし、14ポット) 
  イチジク:虫食い穴に防虫剤注入し、防虫ペースト塗り込み
  ビワ:虫食い穴に防虫剤注入し、防虫ペースト塗り込み
  小玉スイカ:自宅前生育不良2株、苗購入し植え直し
    
<2023年>
5.01エンドウ:種取り用に防鳥ネット掛け
5.13翡翠ナス:購入苗6株植え付け
5.21公園(子供会清掃):ツタ切り、伐根
5.24<タマネギ:全部収穫> 
5.27エンドウ:からからに枯れた種を収穫、垣根壊し
  スイカ畝:寒冷紗外し
  カボチャ畝:寒冷紗外し
 <ニンニク:全部収穫(根切り、葉切り、軒下へ収納)>
5.31ビワ:防鳥ネット掛け
  イチゴ:優良株10株を残し、処分。刻み藁を退け、ランナーを走りやすくする。
 
<2022年>
5.02柿の木:夏剪定
  しだれ梅:剪定
5.30ユズ:剪定(新芽を全部除去)
  甘夏・梅・しだれ梅:樹の下から陰になる枝を除去

<2021年>
5.14網干メロン:今日の高温で発芽したばかりの苗が溶けてしまい再再度種蒔きし直し

<2020年>
5.12チマサンチュ:今日から順次選り開始
5.23公園:草刈り
5.25休耕田:草刈り

<2019年>
5.05ヨモギ:草花畝に移植
  セリ:排水U字溝へ移植
5.12公園草刈り

<2018年>
5.6エンドウ:種取り用ネットの張り直し(鳥が入り込んでほとんど全部突かれてしまった)
5.19公園:草刈
5.28毛虫消毒:ツバキ、柿のほんの一部
5.29毛虫再消毒:ツバキ(前日のスミソン効かず)

<2017年>
5.27ゴーヤ:種蒔きし直し(2度目)

<2016年>
  
<2015年>(*:おふくろ)
5.10*キュウリ:初生り収穫
5.16 O氏へヤーコン苗300ポット&白ナス約110ポット渡し

<2014年>(*:おふくろ)
5/01*十六:定植(少々早いが)と翌日に施肥
  *キュウリ:施肥
5/14*十六豆:もう片側に施肥
  *キュウリ:南面に再施肥、北面に有機肥料粒を施肥
5/17*里芋:定植
5/18*十六豆:南面に再施肥、北面に牛糞
  *キュウリ:南面に再々施肥
5/19*里芋:南面に施肥
5/22 農薬噴霧:畑周り全部
5/24*キュウリ:土寄せ

(2013年)
5.19 農薬噴霧:菊、ホウズキ、バラ、青シソ、キュウリ(ウリハムシ多い)

(2012年)
 ヤーコンのネキリムシ被害5本
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5.16 ファーマー日記の編集作業がやっと完成 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1

 幾本もブログを立てている小生、その中で一番キーボードを叩いているのが「ファーマー・ファーマシーの日記」である。ファーマー(百姓)とファーマシー(薬屋)の2本立て日記であるが、最近は後者については全然書いていないから、実質「ファーマー日記」であり、そのうちブログ名を変えねばいかんかもしれぬ。
 それはそれとして、もう10年以上、各ページ継ぎ足しで書き綴ってきているから、1ページが長大になってきたし、また、農作業の区分分けが細かすぎたりして追記忘れも多い。
 そこで、数年前に無肥料栽培に取り組んだときに、それ以前の有機栽培ページと無肥料栽培ページに分けたのだが、それも追記、追記で長大となり、昨年あたりから多くを有機減肥料栽培に切り替えたから、再びページ分けすることにした。
 それを1年ほど前から行い、農作業の区分分けを統合して、基本的に野菜1品目1ページとし、追記がやりやすいように改めた。でも、これがけっこう大変な作業で、草花や果樹までは手が付けられなかった。これらは、そのうち野菜と同様に1品目1ページにしようと放置していた。 
 あれから1年ほど経ち、やっとここ数日で草花や果樹も野菜と同様の形式に改めることができた。けっこうな時間がかかったが、これでもって、追記が随分と楽になったし、過去にどのような作業をしたかが検索しやすくなったところである。
 実質「ファーマー日記」、より良い野菜(そして草花や果樹)づくりを目指して、これからも書き綴っていこう。失敗も成功も正直に書いている日記で、自分が行う百姓がためのものであるが、読者に少しでも役に立てば幸いである。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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ぶどう「シャインマスカットP」&「ピオーネ」の手抜き栽培 [手抜き栽培:ぶどう]

 うちの庭は3ブロックあり、広すぎる。そこで、1ブロック(玄関正面の南庭)を崩し、ここをぶどう園とし、2016年晩秋に最新品種で一番人気の「シャインマスカットP」接木苗を植え付けたのだが、5年経っても全く実がならない。初期に葉っぱの虫食いがひどく、消毒すればいいが、無農薬でいきたいので放置しているから、これが最大の原因であろうが、いきなり高級品種に取り組んだから、うまくいかないのであろう。
(2023年までの栽培記録は→2016年晩秋、苗木を購入し、ぶどう「シャインマスカットP」の栽培を始めるも…で記す)
 そこで、栽培のしやすい品種「ピオーネ」の接木苗を2022年1月に購入し、もう1本ぶどうを栽培することとした。めちゃ安い苗木だから(ただし送料はけっこうする)、ダメ元である。しかし、これも初期に葉っぱの虫食いがひどく、全く実がならない。
(2023年までの栽培記録は→2022年初春、2本目のぶどう苗木を購入し、第2弾ぶどう「ピオーネ」栽培で記す)
 2017年7月にはブドウ棚を作った。ステンレス製物干し竿(伸縮タイプ4m)を6本買ってきて、ありあわせの支柱でもって自作。(詳細は→ぶどう棚づくりで記事に)
 こうしたことから、2024年からは消毒をせねばならないと考えている。

<2024年>
5.5樹木周りはトタン板を敷いているが、隙間や縁に雑草が繁茂し、除草剤を噴霧。
5.18軽く剪定(下のほうの若い枝)、病気の葉っぱちぎり
 「シャインマスカットP」に今年初めて1房実を付けた。
(写真 左:シャインマスカットP、右:ピオーネ)
ぶどう2024.jpg

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ビワの手抜き栽培 [手抜き栽培:ビワ]

(このページは2024年からの記録で、それ以前は→2013年にビワの苗木を購入し、2020年から本格的に生りだしたで記録)

 2013年5月にビワ(枇杷)の苗木を、柿の若木(東)を伐採した近くに定植した。
 ところが、幹に虫食いがけっこう生じていて、2015年1月に2本に分かれた主幹が虫食いで折れてしまい、細い枝が主幹となって、一から出直しとなった。その後も、幹や枝に虫食いが激しく、塗布する殺菌剤「トップジンMペースト」塗り込みを続けているが、2023年になって、多少落ち着いたような感がする。なお、生育は2020年頃からだいぶ鈍った感がする。
 2016年初夏に実が1房(数個)生ったが鳥に多くを食べられてしまったので、2017年から袋掛けした。それも、2019年にカラスに袋を食い破られ、漁網をすっぽり掛けたものの目が粗くて効果なし。2020年には本格的に生りだしたが過半は鳥の餌に。2021年からは、極細糸の8m×8mの鳥除けネットですっぽり覆う。枝に引っ掛かって非常に掛けずらいが、その効果は抜群で、以後、鳥害は一切なし。

 ネット検索によると、栽培管理として「12月(一説に4月)に摘果し、一房に実を三つ程度(葉っぱ30枚につき一個の果実をつける)」とのことであるが、摘果は遅れがち。
 施肥は「11月~12月に寒肥し、2~3月と収穫後に化成肥料を撒くとよい」とのことであるが、年に1回(忘れることも多い)手に入った米糠、草木灰を撒く程度で、まれに鶏糞を撒くこともある。
(下の写真は2023.6.3撮影のもの)
IMG_0355.JPG

 天辺の白いものは、鳥除けネットが枝に引っ掛からないよう、あらかじめ乗せた広幅の薄手ビニールシート。ネットは細い糸につき、鳥が引っかからないよう、鳥脅しの短冊を付けてある。地面にはネットの端を押さえるため、角材を置いた。

<2024年>
1.03塗布する殺菌剤「トップジンMペースト」の塗り込みは一昨年の今頃行ったが、昨年はやらず。2年ぶりに今日実施。まず、ペーストがめくれあがっている箇所がけっこうあり、剥がせるところは剥がす。穴が開いていそうな所は殺虫スプレーで殺虫剤を流し込む。その後でペーストの塗り直しを行う。
5.20塗布する殺菌剤「トップジンMペースト」の塗り込みを1月同様に再度行う。
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イチジクの手抜き栽培 [手抜き栽培:イチジク]

(このページは2024年からの記録で、それ以前は→在来の普通のイチジク栽培(東側)及びイチジク「桝井ドーフィン」栽培で記録)

 畑の隅、2か所に1本ずつ、昔からイチジクの木がある。イチジクは生育は早く、すぐに実を付けてくれ、ばっさばさと冬剪定し、毎年実を生らせてくれる。
 でも、カミキリムシが入りこみ、激しい虫害に遭い、数年で枯れてしまうことも多い。おふくろが元気だった頃は、防虫スプレーを小まめに虫食い穴に注入して虫害を最小限にとどめてくれていたようだった。今は亡きおふくろ、どのようにどの程度虫害対策を取っていたのか、さっぱり分からぬ。よって、何もしないで数年したら、枯れてしまうこと3回。でも、幹元から伸びてきていた小枝でもって再生すること2回。しかし、そうした小枝がないときは再生不能で、苗木を買い求め、少なくとも1本は常時イチジクが収穫できるようにしている。 
 栽培品種はごく普通のものだが、数年間、全く別品種の珍しいイチジク(ダルマティー)が収穫できていたのだが、これは2023年に枯れてしまい、それ以降、最大2本の栽培となってしまった。もう安易には枯らすことは許されず、試行錯誤しながら虫害対策を取らねばならなくなった。

 イチジクの剪定(若木そして成木)は、以前はおふくろ任せにしていて、さっぱりわからず、ネットでイチジクの剪定を検索したら、大変詳しい情報があった。
  http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1913/itigiku/itigikusentei.htm
 ある肥料店のHPで紹介されており、これに従うことにしている。

 イチジクは熟しだすと鳥に突かれる被害が散発していたが、せいぜい3割程度の被害で済んでいたから何も対処しなかったが、2019年はあらかた鳥に突かれてしまい、20年から防鳥ネット(8m×10m)を使い、すっぽり覆うようにしている。

 施肥は2010年、13年、15年と樹木周りを掘って肥料投入したが、その後は面倒で、鶏糞・米糠・草木灰といってもの、どれか1種類を年に1回(忘れることもある)程度、少々ばら撒くことにしているが、樹木周りに庭木の剪定ごみを雑草抑えとして敷き詰めたりし、これが堆肥化する効果もあろう。

<2024年>
 東のイチジクは2017年に枯れたが、幹元から出ていた細い枝が再生してくれ、成木にさしかかった状態にある。西のイチジクも2017年に枯れ、こちらは再生する枝がなく、「桝井ドーフィン」の苗木を購入し、こちらも成木にさしかかった状態にある。 
1.03どちらのイチジクともに虫食い穴が所々にあり、また、剪定した枝で空洞になっているものもある。そうした箇所に殺虫スプレーで殺虫剤を流し込む。次に、塗布する殺菌剤「トップジンMペースト」の塗り込みを行う。いずれも、初めて行ったカミキリムシ防除対策だが、初夏以降でないと無意味か?
5.5果樹園全体を草刈機でざっと下草刈り。ただし、庭木の剪定ごみがぶ厚く被せてあり、刈りにくいが、さほど雑草は目立たない。
5.20幹や枝の所々に虫食い穴ができ、木くずが浮き上がっている。殺虫スプレーで殺虫剤を流し込む。次に、塗布する殺菌剤「トップジンMペースト」の塗り込みを行う。
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オレンジがかかったみかんの手抜き栽培 [手抜き栽培:オレンジがかかったみかん]

(このページは2024年からの記録で、それ以前は→みかんとオレンジをかけあわせた柑橘類の栽培で記録)

 今は亡き親父がずっと前に苗木を植えて育てたのだが、甘味が強く酸味も程よくあり、オレンジの味もしてとても美味である。少々小粒だから、より味が濃いのだろう。
 毎年けっこう生ってくれていて、基本的に裏表を繰り返し、隔年で豊作になるのだが、2014年から生り方に少々変化が出てきた。これは剪定の仕方が原因していよう。普通のみかんと全く異なり、みかんとオレンジをかけあわせた柑橘類は枝の伸びが少なく、ほとんど剪定していなかったが、14年に摘果(初めて行い、以後行っていない)したとき、併せて枝選りをけっこう行ったからであろう。
 剪定は、毎年、徒長枝を切り取り、枯れ枝を除去する程度のことで、生育がごくわずかであるから、生きた枝の除去はほとんど行わないでいる。
 2017年に、このオレンジがかかったみかんがいったん枯れかけた。これは果樹全般に2014年から積極的に施肥し(みかん、甘夏には施肥効果があって甘くなったが、他の柑橘類には効果は認められず)、それがために、オレンジがかかったみかんには肥料過乗となってしまったかもしれない。そう感じて、それ以降、施肥はしないできている。そして、2023年に再び枯れかけたが、24年はなんとか生き延びてくれた。
 オレンジがかかったみかんの生りようは次のとおり
 2012年度:大豊作、13年度:生らず、14年度:大豊作(半分摘果)、15年度:凶作、16年度:大豊作、17年度:生らず、18年度:大豊作、19年度:凶作、20年度:大豊作、21年度:凶作、22年度:大豊作、23年度:生らず
(下の写真は2016.11.21撮影 左:みかん 右:オレンジがかかったみかん)
DSCN0480.JPG

<2024年度>


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みかんの手抜き栽培 [手抜き栽培:みかん]

(このページは2024年からの記録で、それ以前は→みかんの栽培で記録)

 みかんの木は2種類各1本ずつあり、普通のみかんと“みかんとオレンジをかけあわせたもの”である。このページでは、普通のみかんについて記録し、“みかんとオレンジをかけあわせたもの”は別ページで記録する。
(下の写真は2016.11.21撮影)
(左:みかん 右:みかんとオレンジをかけあわせたもの)
DSCN0480.JPG

 普通のみかんは、毎年けっこう生っていたが、2014年から生り方に変化が出てきた。これは剪定の仕方が原因していよう。各年の年末での作柄は次のとおり。
 2012年:大豊作、13年:凶作、14年:さらに凶作、15年:やや凶作、16年:大豊作、17年:やや凶作、18年:大豊作、19年:凶作、20年:大豊作、21年:凶作、22年:普通作、23年:普通作

 剪定しないと、葉っぱのみならず実にも黒いソブがつくので、ここ何年か風通しを良くするため剪定で枝を選っている。また、手が届く位置に実を生らせようと上部の枝を切り落としたりした。
 こうした激しい剪定を、たぶん2013年から年に2、3回行っていたから、このように凶作続きとなったと思われる。なお、2016からは、適度な樹形になったから、剪定を少なくすることができたように思う。
 なお、全く施肥しないできたが、2014年から木の周りに十分施肥するようになったら、甘味が出てきた。これについては別途記事「柑橘類の施肥」で記録。

 みかん類の剪定は、ネット検索したら「寒害の少ない2月から4月の発芽前までが剪定の適期。着花を確認してから5月に行ってもよい。」そうである。
 うちのみかんの木は大きくなりすぎ、脚立を持ち出さないと収獲できないほどになっており、2012年時点では、ちっとも甘くなかったから、小振りの樹体にすべく、以前は冬にのみ剪定していたが、夏に新芽がかなり伸びるから、夏剪定はやって良いのか悪いのか分からないが、自分勝手に2012年から5、6月以降にも行うようにしている。
 なお、一般的な剪定法の基本はネットで次の情報を得たので記録しておく。
・樹齢4年目以降のみかんでは、前年の実付きに応じて剪定します。数多くの実が付いた年の翌年に行う剪定は、不要な枝を間引く程度にとどめます。実の少なかった年の翌年には、夏から秋にかけて伸びた枝の剪定が必要です。
・勢いよく上に伸びている枝は、養分を吸い上げる力が他の枝よりも強く、実付きを悪くする原因です。前年に実を付けた枝1/3程度を残して切り落としましょう。また前の年の秋に伸びた枝には、春枝・夏枝と比べて実付きがよくなりません。秋枝は根元から切り落とすのがおすすめです。
・新梢(しんしょう)は取り除かないようにしましょう。新梢とは枝の間から新しく生えてきた部分で、先端に花芽をつけます。新梢を切り落とすと花芽も失うことになるので、春の時期に生長した新梢は残すようにしましょう。

<2024年>
1.2残りを全部収穫。籠に1杯。取り残しが少々。味は昨年より良い感じがする。なお、日にちを置くと、段々甘くなる。1週間より2週間置いたほうが良い。
1.15お礼肥として鶏糞を適当量ばら撒く。
1.29米糠がけっこうな量ゲットできたので、お礼肥として適当量ばら撒く。

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金柑の手抜き栽培 [手抜き栽培:金柑]

(このページは2024年からの記録で、それ以前は→金柑の栽培と収穫で記録)

 自宅東側の垣根の一部を構成している金柑の木が1本。毎年たくさんの実を付ける。
 以前は、今は亡きおふくろが枝を切り取ったりして、少しは友達にやっていたのだが、年々そうしなくなり、2012年頃から4年は放置したまま。誰も食べなかった金柑だ。
 そこで、2012年に、枝をバッサバッサと切り落とし、だいぶ小さな木にし、翌年にも小枝を随分とすぐったので、その後は剪定していない。記憶が怪しいが、だいたいこんなところだろう。
 さて、この金柑。2014年に女房が柚子酒とともに金柑酒も作ってみようと言う。
 女房が言うには、ほかの果物酒に比べて作るのが簡単だし、熟成期間が短く、かつ、けっこう美味しいからお勧めとのこと。小生も、たしかにうまいと感じた。
 2015年秋に隣接する垣根の樹木を伐採したので、枝が良く伸びるようになり、また、草木灰などを施肥したことにより、収穫量が上がるようになってきた。
 ところで、金柑は2、3月ぐらいに収穫するのだが、そのとき、まだ熟していないものは放置しておく。それが順次熟してきて、百姓仕事の合間に摘まむのである。けっこう甘くておいしい。これは6、7月頃まで楽しめる。
(2021年2月撮影 左:金柑、右:ユズ)
DSCN0727.JPG

 収穫量の遷移は次のとおり。
 16年7kg、17年7kg、18年5kg、19年13kg、20年10kg、21年11kg、22年20kg、23年14kg、24年13kg

<2024年>
1.29初収穫。よく色づいているもの一部を収穫(3分の1ほど)。4.3kg。
 米糠がけっこうな量ゲットできたので、お礼肥として適当量ばら撒く。
2.4追加して収穫。5.0kg。前回との合計9.3kg。残り3割ほどか。
2.10お礼肥(鶏糞)をばら撒く。
3.17月初めに1.4kg、今日2.5kg(小粒を若干含む)で、総計13kg
5.5果樹園全体を草刈機で下草刈り


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ユズの手抜き栽培 [手抜き栽培:ユズ]

(このページは2024年からの記録で、それ以前は→ユズの栽培で記録)

 自宅東側の垣根の一部を構成している柚子の木が1本あり、両隣は椿と槙の木、すぐ西に金柑と、密植してあるから、小さな実しか生らなかったので、2011年に太い枝をバッサバッサと切り落とし、翌年には枝選りも行い、だいぶ小さな木にした。
 おふくろが2015年8月に他界し、その晩秋に垣根の樹木を全部伐採し、果樹2本(柚子・金柑)だけを残した。これで柚子の木にまずまず十分に日が当たり、枝も伸びてくれよう。
(2021年2月撮影 左:金柑、右:ユズ)
DSCN0727.JPG

 施肥は以前は全くしていなかったが、近年、草木灰をけっこう散布したり、鶏糞をばら撒いたりした。樹木伐採と施肥の効果か、随分とユズが収穫できるようになったが、裏表を繰り返すようになってしまった。毎年の収穫量は次のとおり。
 2014年12月7kg、16年2月12kg、17年2月20kg、18年2月10kg、19年2月35kg、20年2月9kg、21年1月19kg、22年1月1kg、23年1月33kg、24年2月12kg(未収穫を含む)。

<2024年>
1.29米糠がけっこうな量ゲットできたので、お礼肥として適当量ばら撒く。
 今年は裏年に当たるが、まずまずの量が生っている。
2.10過半を収穫(9kg弱)、残り3kgほど。
 今日の収穫分はユズ酒用に3kg使い、残りは息子へ送付。
 お礼肥(鶏糞)をばら撒く。
5.5果樹園全体を草刈機で下草刈り



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甘夏の手抜き栽培 [手抜き栽培:甘夏]

(このページは2024年からの記録を書き、それ以前は→甘夏の栽培に記録を残す)

 まずはファーマシーから一言申し上げます。甘夏の効能はいかに。
 本来は、春になると、体が自然と甘夏の類を求めるはずです。なぜならば、春(暦の上での春で立春から)は、体が、特に肝臓が酸味を求めるからです。体が正常に働いていれば、そのような嗜好になります。これは、中医学(漢方)の重要な要素になっています。春が旬の甘夏ですから、積極的に食べていただきたい果物です。でも、4月中旬(春の土用の入り)までとしたいです。
 その辺りのことを、ここでも記事にするとよいのですが、小生の別立てブログ「薬屋の…」(左サイドバーの「読んでいるブログ」)で次の記事に詳細に書いておりますので、それをご覧いただけると有り難いです。
  クリック⇒ 春、肝臓の季節…

 さて、うちの庭先に作ってある堆肥場の隣に甘夏の木が1本あり、夏みかんではなかろうかと思うほどに酸っぱい実が以前は生っていた。これを2月3月に毎日1個ずつ食べるようにしていた。
 (下の写真は、2017年3月8日撮影のもの)
DSCN0508.JPG

 例年、もらいものの甘夏があったりして、うちの甘夏は2月末頃から食べ始めるのだが、その頃はまだまだけっこう酸っぱいし、甘味も少なかった。3月中頃以降に酸っぱさがどれだけか減ってくれる。これが例年の状況であった。何とかして、この甘夏がもっと甘くなり、かつ、酸っぱさが減らないものかと、2013年頃から積極的に施肥するようにした。辛抱強く施肥し続ければ甘く美味しくなるという話も聞いたから、大いに期待した。そうしたところ、2015年春に収穫したときには、酸っぱさが随分と減り、少し甘味が増え、喜んでいるところである。施肥について詳細は、別途記事「柑橘類の施肥」で記録しているが、毎年樹木周りに鶏糞や米糠をばら撒いてやるとだんだん甘い甘夏が採れるようになる。
 十分に甘くなってからも、毎年、米糠が手に入れば米糠を、手に入らなかったら鶏糞を、適当量ばら撒くことにしている。なお、下草として主としてミツバが繁茂し、これは草刈機で刈り取り、樹木周りに置き、剪定クズも樹木周りに積み置き、堆肥化させている。

 次に剪定だが、剪定のやり方をネット検索したら、夏から秋にかけて風通しを良くするための剪定をして良いとあった。なお、主剪定は収穫とともに春にすると良いとのこと。よって、うちでは、夏に徒長枝がけっこう伸びるから6月~9月に徒長枝を主に込み入った枝も剪定することにしている。
 甘夏の木も年々生長し、上方への枝は全部切除しているが、横へは伸ばせっ放しにしている。そうしたところ、実がたわわに生って、その重みで太い枝がへし折れた(ちぎれはしなかった)ことがある。発見が早かったからだろう、その枝を持ち上げて支えをしておいてやったら、ちゃんとつながり、その枝にも毎年実が生ってくれる。それ以降、そうなりそうな枝には事前に支えをすることにしている。
 
 収穫量は次のとおり(記録にあるもの)で、毎年、裏表を繰り返す。
 18年度200個、19年度70個、20年度270個、21年度110個、22年度360個、23年度150個

<2024年度>
5.5果樹園全体を草刈機で下草刈り

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柿の木の栽培管理と収穫 [手抜き栽培:柿]

(このページは2024年からの記録を書き、それ以前は次のページに記録を残す)
 柿の木の夏剪定と摘果、その後の管理
 柿の木の冬剪定&施肥
 柿の木の消毒は2015年から止め!するとヘタムシ被害が激しくなったのだが… 
 今年の柿の収穫状況

 小生が生まれる前からある柿の木が3本。少なくとも樹齢70年以上に違いない。それ以外に若木が2本あったが、2012、13年とで、2本とも切り倒してしまった。どれだけも実が生らず、邪魔になるからである。なお、一番東の若木の跡には2013年にビワを植え、北西の角の若木の跡はタラ(根から芽吹く)を進出させた。これで、柿の栽培は昔通りの老木3本となったが、3本もの管理は大変だから、2023年に一番西の木を伐採し、2本にした。
 2014年まではヘタムシ対策で年に1~3回消毒し、これにより収穫量は多かった。ただし、裏表を繰り返し、豊作となるは隔年となっていた。2015年からは、何とかして無農薬で柿が生らないかと、あれこれ挑戦したが、さして効果は上がらず、収穫量はがた落ちとなり、2022、23年は自家消費分も賄うことができない有様となり、23年からは無農薬栽培をあきらめ、年2回の消毒をすることにした。

 柿の木の剪定であるが、夏剪定を1~2回、冬剪定を1回行っている。
 夏剪定については、島根県の西条柿の栽培方法のなかで、次のとおり書いてあった。
・芽かき 4~5月 主枝、亜種枝の上部から発生する新梢は徒長枝となりやすいので早めに取る。
・夏季せん定 6~7月、7~8月上旬 新梢や重なり合った枝
 そのサイトは次のとおり。
 https://www.pref.shimane.lg.jp/nogyogijutsu/gijutsu/kaki-sisin/3240.html 
 これを参考にしている。
 冬剪定は12月から2月で、その間にいつやってもいいようで、近年は早いに越したことはないと12月に行うことが多くなった。剪定の方法は、友人が研究して、そのノウハウを伝授してくれたから、それに従っている。そのポイントは、枝先を切ると、その枝にはその年は実がならないことを承知しておかねばいかんとのことである。あとは我流であるが、上に伸びた新枝は全て切り落としている。そして、隣接する他の果樹と枝葉が触れ合わないよう、どれだけかの枝落としをし、込み合っている枝を落としたり、小枝を切り落としたりしている。
 また、2011年(12年かも)と18年に、上のほうの太い枝を思い切って切り落とし、低木になるように剪定を行い、柿の収穫に脚立をあまり使わなくてもいいようにした。

 次に施肥であるが、以前は柿の木に施肥することはなかったのだが、2005年頃に畑の果樹全部の周りに、それぞれ深さ50センチほどの溝を掘り、大量に有機肥料と相当量の化成肥料を入れ、2010年頃にもそれにどれだけか近い形(深さは20センチ程度)で施肥し、2013年はもう少し浅く(10から5センチ)クワで溝立てして施肥したところである。して、その効果はというと、柿については収穫量も甘みも変化はない感じであった。よって、それ以来、特に施肥することはしなくなった。

 最後に鳥害。柿が熟しだすと鳥に突かれる被害が大なり小なり発生するが、当地ではそれは最初の頃だけで、収穫本番になると鳥害はほとんどなくなり、助かっている。

<2024年>
5.5果樹園全体を草刈機で下草刈り
5.12徒長枝もまだ小さく、すべてが手でもぎ取ることができ、作業がスムーズにいく。
 枝が込み合った箇所は、なるべく実が付いていない小枝をもぎ取るか、あるいは剪定鋏で切り取り、日当たりをよくする。
(剪定前)
柿剪定2024.jpg

(剪定後)
柿剪定2024-1.jpg


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しだれ梅の栽培管理と梅の実の収穫 [手抜き栽培:しだれ梅]

(このページは2024年からの記録で、それ以前は以下のページで記録)
 しだれ梅の剪定・消毒ほか管理

 記憶が曖昧だが、2000年の前後2、3年といった時期に、しだれ梅の苗木を買い、今は亡きおふくろ(2015年に他界)が栽培管理し、素人ながら上手に剪定をしたからであろう、2016年ぐらいには整ったしだれ梅となった。なお、施肥はずっと行わなかったが、2015年頃から、思い付きで鶏糞、米糠、草木灰(どれか一つ)をやったりやらなかったり。下草はけっこう生えることが多く、草刈機でざっと刈り取りを年に2~3度実施している。
 2015年以降は、これ以上大きくすると西側の柿の木、南側のビニールハウスとゴッツンコするので、現状の大きさに抑えることとし、樹形を保つだけの剪定とした。
 なお、梅の実がなるも、小さなものが少しだけであったが、2017年には小振りながらまずまずの大きさの梅の実が生るようなり、その後は生りも良くなり、全部収穫して梅干しづくりに使うようにした。ただし、2023年からは収穫を止めた。
 ところで、毎年夏に天辺のほうの葉がなくなるのだが、これはミノムシの被害と思われる。今年はそれがひどく、お盆前に丸裸にされてしまった。ために、2024年の開花は数輪で終わった。でも、初夏には半分ほどの枝に葉っぱが生い茂るようになり、なんとか様になりそうな感がする。そして、再度の被害に備えて消毒薬を購入しておいた。
 おふくろが元気なうちは、しだれ梅の剪定は主として冬に行って、樹形を整えていたようであり、小生がバトンタッチした2012年12月頃に冬剪定を行い、軽く樹形を整えた。
 そして、2013年5月からは、主として新枝が伸びてうっそうと生茂った状態になったときに剪定するようにした。放置しておくと真夏に病原菌が付くのか葉が縮れたり葉が枯れたりするし、コゴメが大発生することがあるからだ。それ以来、剪定はほとんど夏にしか行わなくなり、上の伸びた新枝や込み合った箇所の枝選りをすることにしている。
 2018年3月の姿は下の写真のとおりで、この形で今後とも維持していく。

DSCN0551.JPG

 しだれ梅はなんといっても花を付けた姿が美しい。毎年の開花状況は次のとおり。
  しだれ梅の開花日   満開日      平均気温 1月 2月
24年 2月21日(ただし、前年夏に葉っぱを全部虫に食われ、数輪咲いただけ)
23年 2月27日  3月 8日          5.0  6.4
22年 3月 3日  3月13日          4.0  4.0
21年 2月 1日  2月24日(ほぼ満開)    4.6  7.3
20年 2月 1日  2月25日(満開すぎ)    7.6  7.0
19年        3月 2日          4.9  7.2
18年        3月11日          3.6  4.4
17年        3月 7日          4.5  5.0
16年 2月 8日  2月20日(7~8分咲き)  5.7  6.3
15年        3月11日          4.9  5.5
14年        3月 6日          4.5  5.2
13年        3月16日          3.9  4.5

 しだれ梅が成木になったからであろう、2017年からけっこう実を付けるようになり、収穫して梅干づくりにまわした。でも、2023年からは梅干づくりを縮小し、収穫を止めた。
 しだれ梅の実の収穫量は次のとおり。
  2017年  3kg
    18年  1kg
    19年  9kg
    20年  0kg
    21年  7kg
    22年  8kg
    23年 収穫せず

<2024年>
5.5果樹園全体を草刈機で下草刈り
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白梅の管理と梅の収穫 [手抜き栽培:白梅]

(このページは2024年からの記録で、それ以前は以下のページで記録)
 梅の木の夏剪定とコゴメ・毛虫の消毒その他管理 
 梅の実の収穫
 梅の木の冬剪定

白梅の夏剪定と消毒の概要
 自宅の庭先にあった大中小3本の白梅の木。小の木は2014年には枯れてしまったが、これは大中の木や他の木の陰になって生育環境が悪かったからだろう。大と中の木は隣合わせに植わっており、以前は冬に庭師さんに剪定をお願いしてクリクリ頭にしてもらったりしていたが、5月下旬ともなるとジャングルと化し、大の木は老木で6月にコゴメ(アブラムシ)が全体にビッシリ湧いてしまうことが多かった。直ぐ隣にある中の木は若木のせいかコゴメの付き方は少ないが、いずれは大の木から伝染してかなりコゴメが付く。老木は樹体が弱ってきて免疫力も落ち、虫も付きやすくなるのであろう。
 例年6月10日過ぎともなれば、コゴメの大発生により梅の実が脂でベトベトになるから、梅の実の収穫のどれだけか前に夏剪定せねばならないことが多いし(コゴメが湧かなきゃ梅の実の収穫と併せて夏剪定)、コゴメが発生すれば消毒もせねばならない。加えて、コゴメと相前後して毛虫が大発生することがあり、放置すると葉っぱを全部食われてしまい、これまた消毒せねばならない。年によって、コゴメ、毛虫の発生規模が異なるが、コゴメはたいてい毎年、毛虫は2年に1回ぐらい消毒が必要となるが、2019年以降は消毒せずに済んでいる。その概要は次のとおり。

 2014年 5月下旬  コゴメ少々発生 5.24 夏剪定
 2015年 5月下旬  コゴメ発生せず 5.29 夏剪定
 2016年 6月上旬  コゴメ発生せず 6.10 収穫と同時に夏剪定
       9月25日 椿の木から毛虫が飛び火し一気に葉を食われる
             スミチオン1000倍散を噴霧
 2017年 5月20日 コゴメが随分発生 「スミソン」を噴霧 6.4 夏剪定
       9月21日 椿の木から毛虫が飛び火し一気に葉を食われる
             スミチオン1000倍散を噴霧
       9月22日 全部は死ななかった。「パタン」1500倍散で再消毒
 2018年 4月19日 毛虫が部分的に葉を食う。「パタン」で消毒
       6月 3日 コゴメ発生せず 6.3 夏剪定
 2019年 5月下旬  コゴメ発生せず 6.2と6.17 夏剪定
 2020年 5月下旬  コゴメ少々発生 6.1 夏剪定
 2021年 5月31日 コゴメ発生せず 5.31 夏剪定
 2022年 6月上旬  コゴメ少々発生 6.9 収穫と同時に夏剪定
 2023年 6月下旬  コゴメ発生せず 6.25 夏剪定
 2024年 5月中旬  コゴメ発生せず 5.19 夏剪定

梅の実の収穫の概要
 以前、大きい白梅の木には毎年実がかなり生って、亡きおふくろが梅干を漬けていた。過去の記録では最大20kgの実が生ったことがある。中の木はまだ小木でどれだけも生らないが、少しずつ大きくなり、毎年それなりに実を付ける。小の木は小さな実を少し付けるだけであったが、日当たりが悪いせいか、2013年頃に枯れてしまった。
 2011年頃だったか、しだれ梅以外はプロの庭師さんが大きく剪定してくれ、それ以来、生りがガクンと悪くなった。その頃おふくろは高齢で梅干作りも大変になっていたから、ちょうどよかった。できれば、全然生らない方がいいと、そのときは思った。その翌年からはアマ庭師の従兄弟に庭全体の剪定をお願いし、梅の木もしっかり剪定してもらい、梅の実が生らないことを祈った。
 その後の梅の実の生りようはというと、2013,14年は、大きい木を中心にどでかい梅の実が約5kgほども収穫できてしまった。これは女房が梅酒づくりに使った。
 こうなると、従兄弟に梅の木の剪定してもらう意味がなくなり、また2015年にはおふくろが他界し、その翌年から女房が梅干しづくりを始めるというから、梅の実がたくさん生ったほうがよく、自分で軽く剪定することにした。
 梅の実の収穫量は、近年、年変化が大きい。和歌山県の南高梅の場合、昔から暖冬の年は不作と言われている。その原因は2つあるようだ。
 一つは、梅の花が咲く時期は例年2月頃で、暖冬だと1月下旬頃には多くの花が咲いてしまう。南高梅は自家受粉しないため、異なる品種の梅の木の花粉とで交配する。交配はミツバチによっておこなわれ、ミツバチが活動する気温は12℃以上くらい。梅の花が早く咲くと、まだ気温が低いのでミツバチがうまく活動できず、受粉が不十分となる。もう一つは、暖冬で早く開花すると、めしべが短くしか生長せず、受粉が困難になる傾向になるようである。うちも、こうしたことが原因しているのではなかろうか。
 うちの梅の木の収穫量変遷は次のとおり(白梅の木2本(大・中)の計)
  2013年  5kg
    14年  5kg
    15年 16kg
    16年  3kg強
    17年  9kg強   
    18年 28kg   
    19年 49kg     
    20年  8kg     
    21年 13kg     
    22年 43kg     
    23年 57kg      
    24年  ?kg(チョウ不作)

白梅の冬剪定
 梅の木の剪定は10月から1月にやるとよいとのことであるが、うちは初夏にコゴメが大発生することが多く、5、6月に夏剪定をしっかり行うから、冬剪定は2018年12月に少々やっただけで、以後はまったく冬剪定していない。 

施肥と下草刈りの概要 
 施肥はずっとしたことがないが、2022年2月とその翌年の同時期に米糠が大量に手に入ったので、甘夏などへの施肥が中心だが、白梅にも米糠を適度にばら撒き。
 下草はたいして生えないが、年に2~3回、庭の雑草に除草剤噴霧するときに、併せて白梅の下草にも噴霧している。

<2024年>
3.4米糠が入手できたので、昨年(初めての施肥)に引き続き適量ばら撒いておいた。
 今年は暖冬で早く開花し、もう花が散りだした。満開してから朝の冷え気味が強く、ミツバチの姿見ず。受粉は大丈夫か?少々心配になる。
3.31除草剤噴霧(ラウンドアップ 約80倍散)5.5に再度除草剤噴霧
5.14梅の実の生りは非常に少ない。葉っぱだけはうっそうと生い茂っている。
(剪定前の写真)
 
梅2024剪定前.jpg

5.18梅の実がほとんど生っていないので、コゴメが湧く前に剪定。徒長枝を全部切り、込み入った枝を選る。上方は脚立に乗っても剪定しにくいので、太い枝も除去。
(剪定後の写真)
梅2024剪定後.jpg

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キュウリの手抜き栽培 [手抜き栽培:キュウリ]

 “たかがキュウリ。栽培なんて簡単”と、高をくくっていたが、これがなかなか難しい。原因の一つは自宅前の畑での栽培であるから、周辺の建物や林に概ね3方を囲まれ、日照はまあまあといったところだが、風通しが悪く、病害虫の発生が多いことにある。
 なお、キュウリの足は短く、長く収穫し続けたいから、2011年からは年3回作付け、2022年から年4回作付けしてるが、第1弾は成功することが多いが、第2弾はまずまずであるも不作傾向にあり、第3、4弾は思うようにいかない。
 ところで、2018年から自然農法「たんじゅん農」を導入し、無肥料連作栽培に挑戦することにしたのだが、第1弾は概ねうまくいくも、第2弾以降はより不作となった。
 なお、2022年は定植時に牛糞堆肥を植え付け穴に1リットル入れ、減肥料栽培としたが思ったほどの成績は出なかった。
 そこで、2023年からは、慣行農法に戻し、といっても有機肥料の減肥料栽培ではあるが、このページでその栽培記録を記す。
 なお、無肥料連作栽培に関しては、次のページに記録を残す。
  キュウリの作付け計画&第1弾(購入苗)の無肥料(→微肥料)栽培
  5月種蒔きキュウリ第2弾の無肥料(→減肥料)栽培
  6月上旬種蒔きキュウリ第3弾の減肥料栽培
  6月下旬~7月種蒔きキュウリ最終第3or4弾の無肥料栽培

<2024年>
 キュウリは連作が効くから、例年どおり自宅前の畑の北東区画をメインに、南区画でも栽培し、北東区画はほぼ隔年栽培、南区画は他の野菜との関係で輪作となる。
 例年とり1回減らし、3回に分けての時差栽培とする。
  第1弾 ゴールデンウイークに購入苗を定植
  第2弾 5月15日頃に種蒔き・ポット苗づくり
  第3弾 6月10日頃に種蒔き・ポット苗づくり
  第4弾 7月 1日頃に種蒔き・ポット苗づくり
<第1弾 4.28購入苗>
 作付け場所は自宅前北東区画、前作は小松菜第1弾跡(苦土石灰のみ施肥)、前々作は十六豆第1弾(苦土石灰を適量、有機肥料粒を少々施肥)。
3.30前作の小松菜を草刈機で刈り取り
4.8施肥(苦土石灰、牛糞堆肥、鶏糞)し、畑起こしもどき(「畑起こしもどき」とは小生が勝手に命名したもので、別立てブログ「三浦伸章「ガッテン農法」を知る」で紹介しているが、スコップを差して空気を入れるもので、ビッチュウによる畑起こしを軽作業化したものである)。
4.28購入苗(品種忘れ)18本を定植。ウリハムシがいるので寒冷紗トンネル仕立て。

<第2弾 5.15種蒔き>
 作付け場所は自宅前北東区画の北側2畝。前作は小松菜第2弾跡(苦土石灰のみ施肥)、ホウレンソウ第3弾(苦土石灰、石灰窒素のみ施肥)。前々作は2畝ともキュウリ第2弾で苦土石灰、牛糞堆肥、有機肥料粒を減肥料で栽培。
3.28前作のホウレンソウを大雑把に鎌で草刈り
3.30前作の小松菜を草刈機で刈り取り
4.8施肥(苦土石灰、牛糞堆肥、鶏糞)し、畑起こしもどき
5.15予定どおり今日種蒔き。28ポット(中)に自家採取種を3粒ずつ(過去2年分混合)埋め込み。苗トレーにちょうどびっしり収まる。
 苗トレーにウリハムシ除けの籠を被せるのは、後日メロン定植後。
5.19畝全体をマンノウで草叩き

<第3弾>
 作付け場所は自宅前南区画であるが、この区画は、2023年に今まで立てていた11畝(1畝約7m)の畝位置を若干ずらして概ね均一の畝に立て直して輪作する(両端の畝はアスパラガスで固定)こととした。ところが、畝幅が随分と異なっており、2024年からは1畝減らして10畝とし、両端のアスパラガス以外の8畝で4年ローテーションで輪作することにした。
 キュウリの畝は東から第3畝とし、前作はメロン畝とサツマイモ畝のちょうど畝間となる。よって、その畝間に刻み藁を投入しての土壌改良を施した後、畝整形することにする。なお、前作のメロンの施肥は苦土石灰の他は牛糞堆肥を少なめにしたのみ、サツマイモ畝は施肥せず。
2024.4.73月上旬に草叩きし、4.6再度草叩きした。今日畝づくり。畝づくりに先立って、ネコブセンチュウ退治薬剤(ネマトリンエース:ホスチアーゼ粒剤)を全体に撒く。
 まず昨年の畝間をビッチュウではつりながら刻み藁を投入して土壌改良。東側の土を半分被せ、苦土石灰・牛糞堆肥・鶏糞・有機肥料粒を適量撒く。両側の残りの土を畝に被せる。
 まずまず十分な施肥ができたと思うが、少々高畝になってしまった。
4.28草叩き 

<第4弾>
 例年自宅前にしていたが、とんと出来が悪いから、須賀前の畑に移し、タマネギ収穫後の畝(2畝中東畝)で栽培してみることにする。 

<2023年>
 自宅前の畑は昨年まで無肥料連作(といっても昨年は苗植え付け時に牛糞堆肥を入れるものが多かったが)してきたが、今年から輪作を基本とした。よって、キュウリも昨年と栽培畝が異なるものが多くなった。一部の畝は畝を立て直し、刻み藁や枯れ草を2層に入れ込んだが、多くは冬野菜畝をそのまま使い、畝整備は畑起こしもどきをしただけである。
 そして、畝整備のときに、ひょっとして土壌が酸性化してないかと思い、苦土石灰を慣行農法時と同程度に振ることとした。加えて有機肥料粒を畝全体に控えめにばら撒いておいた。あとは昨年と同様に苗の植え付け穴に牛糞堆肥を1リットル投入することとする。
 従前行っていた有機肥料栽培時に比べれば半量の施肥といった感がする。
 時差栽培は昨年より間隔をほんの少し縮めて次のとおりとする。
  第1弾 ゴールデンウイークに購入苗を定植
  第2弾 5月15日頃に種蒔き・ポット苗づくり
  第3弾 6月10日頃に種蒔き・ポット苗づくり
  第4弾 7月 1日頃に種蒔き・ポット苗づくり

<第1弾:4月21日苗購入>
 作付け位置は北東区画、前期のトマト・ホウレンソウ二毛作の畝(約5m)とした。3.28雑草を草刈り機で刈り取り、4.04畑起こしもどき。その後で、苦土石灰と少々の有機肥料粒をばら撒いておいた。
4.24暖かい日が続くので例年より少々早く定植することとし、「北進」苗を3日前に18株購入し、今日定植。
 畝の峰を両側から鍬で少々土を退け、1株当たり約1リットルの牛糞堆肥を入れ、小型ビッチュウではつり込み、テンワで土を戻し、畝整形。
 定植後、ウリハムシ対策のため寒冷紗を掛ける。
5.27順調に生育。ウリハムシを見かけないので、寒冷紗を外す。
 支柱立てし、漁網張り、結わい付け。草叩きし、削り上げ。
6.3順調に生育しだした。所々第2段目の結わい付け
6.5たった1本だけ本日初収穫。
6.10本日2本収穫。これからぽちぽち採れる。
7.2順調に収穫できているが、やや不作の感がする。畝全体の草引き。
7.19まずまず順調に収穫できている。株周りの草引き、畝の草叩き。
7.28連日収穫も今日はストップ。あとは裏生り程度か。
 雨が降らず畑が乾いてきているのでホースで散水(29以降も毎日。8.04まで)
8.7もう収穫はほとんど見込めない。微肥料ながら評価★★★☆☆
8.12まだ少し生るが台風対策で垣根壊し。

<第2弾:5月14日種蒔き>
 作付け位置は北東区画、前期のキュウリ・ホウレンソウ二毛作の畝(約4m弱)と、十六豆・小松菜二毛作の畝(約3m強)とした。3.28雑草やを草刈り機で刈り取り、4.04畑起こしもどき。その後で、苦土石灰と少々の有機肥料粒をばら撒いておいた。
5.14予定より1日早めて今日種蒔き。28ポット(中)に自家採取種を2粒ずつ埋め込み。苗トレーにちょうどびっしり収まる。苗トレーにウリハムシ除けの籠を被せる。
6.4まだ苗が小さいが、梅雨の晴れ間に定植することに。発芽率ほぼ100%。
 まず畝整備。苦土石灰を振る(既に振っていたのを失念)。畝の土を鍬で軽く両サイドに退けてから、牛糞堆肥を適量振る。小型ビッチュウではつり込み。鍬で退けた土を戻す。
 2畝とも14ポットを2本立てのまま定植。(1本に選るのは後日)
 ウリハムシ対策のため寒冷紗(10m)1枚を2畝にまたがって掛ける。
6.18ネキリムシによる欠損5株に第3弾幼苗5株を定植。
6.25~26ウリハムシはいないようであり、寒冷紗を外す。2本立てを選って1本に。
 垣根づくり。支柱を差し、麻縄を2段結わい付け、漁網を掛ける。
7.2だいぶ大きくなり、寝たもの多い。起こして結わい付け。
7.15もう3日ほど前から実が大きくなり出し、樹体に負担がかかるから、小さいうちに収穫。今日で数本目の収穫。
7.19株周りの草引き、畝の草叩き。
7.28樹高はまだ低いが、一昨日辺りから毎日3、4本の収穫が続くようになった。
 雨が降らず畑が乾いてきているのでホースで散水(29以降もほぼ毎日。8.12で終了)
8.31ずっと順調に毎日3、4本の収穫が続いていたが、数日前に峠を越した。北畝の半分は枯れてしまった。微肥料ながら評価★★★☆☆
9.4北畝はほぼ全部枯れ、除去し、垣根壊し。草叩き。
9.11残り1畝がほとんど枯れたので除去し、垣根壊し。

<第3弾:6月10日種蒔き>
 作付け位置は南区画、前期の里芋3畝中の西畝(約7m)の半分を使うこととした。2022年晩秋に、枯草or刻み藁&有機石灰2重敷き込みを畝全体に行った。その要領は、畝の土を両側に退け、有機石灰を振り、ビッチュウで少しずつ起こしながら枯草or刻み藁を少しずつ入れ、埋め込み。次に、刻み藁&有機石灰をばら撒き、両側の土戻しし、整形。
 その後に生えた雑草は3.28、5.08の2回、草刈機で畝全体を刈り取った。
6.10今日種蒔き。15ポット(小)に自家採取種を2粒ずつ埋め込み。トウモロコシⅣ16ポット(中)と一緒に苗トレーにちょうどびっしり収まった。
6.18第2弾に欠損5株生じ、第3弾幼苗を定植。第3-2弾として5ポットに追加種蒔き。
6.20昨日、畝の草叩きをし、今日、定植に先立ち、1畝全体の表土を両サイドに退け、苦土石灰、牛糞堆肥少々、有機肥料粒適量をばら撒き、小型ビッチュウではつり、マンノウで土戻し。
 南のほうに第3弾苗残り10ポットを定植。ウリハムシを見ないので寒冷紗は掛けず。
6.25ネキリムシ被害2本。周りを探すも犯人発見できず。
7.2その後のネキリムシ被害なし。少々早いが第3-2弾5ポット定植。
 支柱を差し、麻縄を2段結わい付け、漁網を張り、垣根づくり。
 第3-2弾以外は、1本に選り、結わい付け。
7.16第3-2弾を1本に選り、株周りを草引き。
7.17マンノウで畝全体の草叩き
7.27早々と今日1本初収穫。第2弾がぼちぼち始まったばかりだが、ポツポツ収穫可能。
7.28畑が乾いてきているのでジョーロで水やり(29以降もほぼ毎日。8.6で終了)
8.6キュウリ畝全体にネコブセンチュウ対抗作物のギニアグラスの種蒔き。
8.10ちぎり忘れて大きくなりすぎた1本を種取り用に残す。
8.31毎日2本程度は採れていたが、峠を越した感がする。
 ちぎり忘れて大きくなりすぎた1本を種取り用に残す(2本目)。
9.4まだ枯れないが、ほとんど生らなくなった。評価★★☆☆☆
9.18種取り用に残したキュウリ2個、本体が枯れ、実の表面も黄色くなり、収穫。上3分の1を切って捨て、2つに開いて発酵を待つ。
11.12まずまず生育したギニアグラスを刈り取り、垣根壊し。
 
<第4弾:7月2日種蒔き>
 作付け位置は南区画、前期の里芋3畝中の西畝(約7m)の北半分を使うこととした。
 畝整備、肥料入れ込みなどは第3弾栽培のときに実施済み。
7.2本日種蒔き。15ポットに種を2粒ずつ(昨年と一昨年の種を各1粒)埋め込み。
7.16ほとんど全部発芽し、ひょろ長い苗になり、今日定植。
7.17マンノウで畝全体の草叩き
7.2土が乾いてきているからジョーロで水やり(27以降もほぼ毎日。8.6で概ね終了)
8.6キュウリ畝全体にネコブセンチュウ対抗作物のギニアグラスの種蒔き。
8.31数日前に初生り1本収穫。2本目は間もなく。
 第3弾より葉の色が薄く、生育が悪い感がする。
9.16ポツポツ収穫できるも、ウリハムシが大量に湧いており、葉が齧られ、実の頭も齧られる。生りも悪い。評価★☆☆☆☆
9.20ウリハムシの集りようがすさまじい。小さな実まで齧っている。もうダメ。
 来年の第4弾は須賀前の畑のタマネギ畝とすべし。
11.12まずまず生育したギニアグラスを刈り取り、垣根壊し。

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オクラの手抜き栽培 [手抜き栽培:オクラ]

 オクラの栽培は慣れればわりと簡単である。けっこう密植しても問題ないし、1本植えでなく3~4本植えしてもよく、初期にネキリムシに株元を食われることがあるから、最近は3~4本植えにし、1、2本食われても欠損しないようにしている。
 なお、種は毎年自家採取している固定種だ。
 作付けは、毎年、須賀前の畑に1畝を作付けし、自宅前の畑で空いた所があれば適当に作付けしてきたが、2015年からは出来のいい須賀前の畑だけにした。
 オクラの栽培法であるが、昔は直播きすることも多かったが、欠損株が多くなることもあって2014年からはポット苗を露地で育苗することにしている。
 ところで、2017年春に自然農法「たんじゅん農」を知り、2018年からは無肥料(2022年は減肥料)かつ連作栽培に挑戦することとした。
 無肥料連作でも概ねうまくいっていたが、年々出来が悪くなる傾向にあり、2020年はスコップでの畑起こしもどきと表層への刻み藁入れ込みを行ない、2021年は土壌の酸性化防止のため、スコップでの畑起こしもどきしながら牡蠣殻粉末を入れ込んだ。でも、効果は感じられず、2022年に改めて刻み藁投入で土壌改良することとした。
 それにもかかわらず、2022年のオクラの出来は悪かった。一部を連作せず場所を変えたにもかかわらず、である。無肥料連作は、トマトや白ナスでもやってきたが、2022年は総じて出来が悪化した。なお、2022年は大方の野菜苗は減肥料栽培とし、苗移植時に植え付け穴に牛糞堆肥を1リットル投入したにもかかわらず、前年より不作となった。
 そうしたことから、2023年からは、大方の野菜は無肥料連作をあきらめ、輪作有機肥料(減肥料)栽培に切り替えることとした。
 2022年までの栽培記録は以下に残す。
  オクラの無肥料(→減肥料)栽培
  オクラの種取り

<2024年>
 昨年と同様に作付けはオクラの単一栽培ではなく、白ナスなどと混作栽培する。
 白ナス、ピーマン、オクラとの3種類混作畝は、須賀前の畑の東から第2、3畝とし、昨年と同じ位置の畝とするが、植え付け位置はずらして、連作を嫌う白ナスは昨年と違った位置にする。前作は東から第2畝はニンジン、第3畝はカリフラワー・ブロッコリーで減肥料栽培。
 なお、須賀前の畑の西から第2畝は接ぎ木紫ナス、オクラ、白ナスの3種類混作畝(昨年と同じ畝で、昨年はショウガも混植)(一昨年は白ナスとオクラの混植)で、植え付け位置はずらして、連作を嫌う白ナスは昨年と違った位置にする。
3.04雑草をマンノウで草叩き。
3.31草叩きと峰の削り落とし、施肥(苦土石灰、牛糞、鶏糞)
4.01畑起こしもどき。なお、「畑起こしもどき」とは小生が勝手に命名したもので、別立てブログ「三浦伸章「ガッテン農法」を知る」で紹介しているが、スコップを差して空気を入れるもので、ビッチュウによる畑起こしを軽作業化したものである。 
5.15今日ポットに種蒔きし、露地育苗する。種は自家採取したもの。
 作付けは18株だが25ポット(小)に5粒ずつ種(過去2年分を混ぜて)を埋め込む。同じ苗トレイに枝豆第2弾10ポットにも種蒔きし、ぎっしり詰め込む。

<2023年>
 畝への作付けは2022年はオクラの単一栽培ではなく、白ナスとの混作栽培としたが、2023年はピーマンを加え、3種類混作栽培とすることとした。栽培畝は須賀前の畑の東から第2畝(前作:ニンジン)、第3畝(前作:接ぎ木紫ナス&カリフラワー・ブロッコリー)とする。
 なお、接ぎ木紫ナス8株は西から第2畝とし、ショウガをその北隣に植え付けるが、株間が広くなりすぎるので、白ナス4株、オクラ4株を交互に畝間に植え付けることとする。
 各畝とも3月中下旬に草叩きし、4月上旬に畑起こしもどきし、適量の苦土石灰と少々の有機肥料粒をばら撒いておいた。
4.23混植する各畝とも畝の峰をテンワで両側に少々土退けし、牛糞堆肥を1株当たり約1リットル相当を畝全体にばら撒き、テンワで少々はつり込んでから土を戻し、畝整形。
5.14予定より1日早めてポットに種蒔きし、露地育苗する。種は自家採取したもの。
 作付けは18株だが、予備を加えて20ポット(小)に5粒ずつ種を埋め込む。同じ苗トレイに枝豆第2弾15ポットにも種蒔きし、ぎっしり詰め込む。
5.28昨日各畝の草叩きをし、今日、少々早いが明日から梅雨入り模様のため予定どおり18ポットを定植。1本しか芽吹かなかった2ポットは予備として育苗を続けることに。
6.25生育がとんと悪く、少々心配。株周りの草を手で引きながらマンノウで草叩き。
7.2各株とも4~5本立てになっているので、選って3本立てにする。
7.17少しは大きくなった。株周りの草引き、テンワで畝の草叩き
7.18本日初収穫(数個)
7.30樹体も少しずつ大きくなってきた。少しずつ隔日で収穫できている。
8.13樹体はまだまだ小さいが順調に隔日収穫。収穫した実から下の葉を全部除去。
8.14台風対策のため支柱に結わい付け。
8.31お盆過ぎから生りが非常に悪くなった。生育も悪い。こんなことは過去にない。
9.18種取り用に残したオクラを先日収穫し、今日、種取り出しし、日陰干し
9.24マンノウで畝の草叩き、カブ周りは手で草引き。
 枯れたものが出だした。やっと生きているもの多し。評価★☆☆☆☆
9.30東2畝はもう終わった。引き抜いて処分し、跡にキャベツ苗Ⅲを定植。
11.19西畝も10月初めに収穫終了。今日、引き抜いて残骸はヤーコン畑へ。
 他の混植野菜も処分し、マンノウで畝全体の草叩き。
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枝豆の手抜き無肥料or微肥料栽培 [手抜き栽培:枝豆]

 枝豆は従前は空いた畝で適当に時差蒔きで少々栽培してきたが、2017年からは他の夏野菜と同様に連作して無肥料・無農薬栽培をしてきた。豆類は窒素固定するから、若干生育が落ちるが、これで十分いけた。
 2023年からは、大方の野菜の連作無肥料栽培を止め、輪作・微肥料栽培にした。これによって枝豆も輪作することとなったが、近年はトウモロコシ栽培を拡充したから、収穫時期が一緒になる枝豆は縮小し、2024年から自宅前北西区画の短い畝で無肥料栽培することにした(前作のホウレンソウやネギ苗の残留肥料があるから)。
 2022年までの栽培記録は、別ページに残す。
 → 枝豆の栽培(第1弾、第2弾、第3弾)

<2024年>
 昨年まで3回の時差栽培としたが、今年は2回に減らし、トウモロコシと収穫時期がバッティングするから、作付けを半減させる。種はJA「早生枝豆:ますや種苗店」
 第1弾(4.15ポットに種蒔き)<保温措置>(自宅前北西区画1畝)
 第2弾(5.15ポットに種蒔き)(自宅前北西区画1畝) 

<第1弾(4.13種蒔き)>
 自宅前北西区画で、前作はホウレンソウ第1弾跡。
 ホウレンソウは収穫後(1月)に草叩きしておいた。
4.8ホウレンソウは牛糞堆肥、鶏糞を施肥しての栽培であり、残留肥料があろうから、苦土石灰のみをばら撒き、畑起こしもどき。
4.13育苗ポット(小)に種蒔き。1ポットに4粒で12ポット作り、一番大きい発泡スチロール箱(白ナスと十六豆を各5列)に枝豆ポット1列(6ポット)をびっしり詰め込み。
 発泡スチロール箱を大きいビニール袋の中に入れ、少しすかして保温。夕刻前に箱の蓋を閉じて、冷え込み防止。今日から当分の間、この繰り返し。
4.22発芽率は結構よく、まだ小苗だが定植可能になったから、今日、植え付け。広幅畝だから、たすき掛けに2列植え。なお、4粒とも発芽のポットは、1本選って3本仕立て。
 
<第2弾(5.15種蒔き)>
 自宅前北西区画で、グラジオラス南畝跡。グラジオラス球根を晩秋に掘り起し、今年4月に草叩きし、畑起こしもどきしてある。施肥はせず。
5.15育苗ポット(小)に種蒔き。1ポットに4粒で10ポット作り、オクラ25ポットと併せて35ポットを苗トレイにびっしり詰め込み、露地育苗。
 
<2023年>
 今年も昨年と概ね同様に時差栽培する。種はJAで購入した早生枝豆2袋。
 第1弾(4.15ポットに種蒔き)<保温措置>(自宅前北西区画2畝)
 第2弾(5.15ポットに種蒔き)(須賀前の西から第3畝の半分) 
 第3弾(6.15ポットに種蒔き)(須賀前の西から第3畝の半分)

<第1弾(4.16種蒔き)>
(第1畝)自宅前北西区画のネギ苗と枝豆二毛作の連作であり、ネギ苗は微肥料栽培しており、4月半ばにネギ苗を収穫し、肥料を入れずに畝整形し、枝豆を栽培する。
(第2畝)自宅前北西区画のホウレンソウ第3弾跡であり、3.28雑草を草刈り機で刈り取り、4.04畑起こしもどき。その後で、苦土石灰と少々の有機石灰粒をばら撒いておいた。なお、「畑起こしもどき」とは小生が勝手に命名したもので、別立てブログ「三浦伸章「ガッテン農法」を知る」で紹介しているが、スコップを差して空気を入れるもので、ビッチュウによる畑起こしを軽作業化したものである。
4.16育苗ポット(小)に種蒔き。予定数量17だが19ポット作る。1ポットに4粒。
 一番大きい発泡スチロール箱に詰め、箱を大きいビニール袋の中に入れ、少しすかして保温。夕刻前に箱の蓋を閉じて、冷え込み防止。今日から当分の間、この繰り返し。
4.24まだ発芽したばかり(発芽率9割)だが、定植に耐えうるから、今日定植。
 2畝ともテンワで草削りしながら畝整形。19ポット全部を植え付け。
6.8株間の草を手で引きつつ、畝の草叩き、削り上げ
6.28畝の草叩き。間もなく収穫できる。
7.2試しに3株収穫。
7.12トウモロコシと同時に熟しだし、トウモロコシを優先したいので枝豆の収穫中止(残り4割ほど)。実が入り過ぎてきっと食い物にならんだろう。評価★★★☆☆
7.19収穫が終わっている北畝の草引き、草叩き
7.20南畝の最終収穫(鞘が黄色くなったもの半分:捨てる)、草引き、草叩き

<第2弾(5.15種蒔き)>
 須賀前西から第3畝:枝豆畝は、2022年度までトマト&カリフラワー・ブロッコリー連作二毛作であったが、2023年度から輪作する。第2、3弾の枝豆栽培で半畝ずつ使用。
3.20畝全体の大きな雑草を草刈り機で刈り取り、その後でテンワで草叩き。
4.03畝全体を畑起こしもどき
4.04苦土石灰とほんの少々の有機肥料粒をばら撒く。
5.14予定より1日早めて今日15ポット(小)に4粒ずつ種蒔きし、露地育苗。
5.28ほぼ全部発芽し、定植可能な状態になった。昨日、半畝だけ草叩きしてあり、そこに定植。畝幅が広いから、筋違いに2列植え。追肥はせず微肥料栽培。
7.17株周りの草引き、テンワで畝の草叩き
7.30少々早いが、数株収穫。虫食い少ない。
8.5もう食べ頃で数株収穫するも、実入りの悪いものがけっこうあり。(その後、トウモロコシの収穫と重なり、収穫できず、実が入り過ぎたものが多くなった。)
8.29マンノウで草叩き。評価★★★☆☆

<第3弾(6.15種蒔き)>
 第2弾の残り半畝での栽培で、事前準備は第2弾と一緒に実施済み。
6.15ポットに種蒔きし、露地育苗する。残り種の量から、20ポット(小)に4粒ずつ種蒔き。種の残量なし。
6.20昨日、畝の草叩きをし、今日、少々早いが発芽したポット苗を定植。株間を少々狭くし、全部の苗を筋違いに2列植え。追肥はせず微肥料栽培。
7.17株周りの草引き、マンノウで畝の草叩き
8.21初収穫するも早すぎた。
8.28まだ少々早い感がするが2回目の収穫。虫食い少々。
8.29マンノウで畝の草叩き
9.4今日3回目の収穫。まだ少々早い。虫食い若干増加。
9.17今日最終収穫。前回収穫もそうであったが、一部は遅すぎて黄色くなった豆あり。虫食いはけっこうあった。評価★★★☆☆
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ホウズキの手抜き栽培 [手抜き栽培:草花一般]

 ホウズキはお盆の墓参りに欠かせない。自宅前の畑で一人生えしているもので、毎年たいてい間に合っていた。ところが、2016年は、草花畝を縮小したこともあって、らしいホウズキがお盆に得られなかった。そこで、翌年以降、畑のあちこちで生き残っていたホウズキを納屋南隣の菊畑に移植したりしていたが、2023年には、最終的に新設した菊畝の中や西隣に移植して集中管理することにした。
 しかしながら、お盆前に済んでしまうホウズキが多いし、お盆にはかなり虫に食われるものが多く、用を足さない年がほとんどだ。消毒でもしないことには何ともならない感じがする。
(2023年までの記録→ホウズキの栽培

<2024年>
4.06自宅前畑の全部の畝の草叩きのとき、芽吹いてきているホウズキ(地下茎とも)を菊畝の隙間と西隣に移植。5.21その後芽吹いたホウズキを同移植。
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ヒャクニチソウの手抜き栽培 [手抜き栽培:草花一般]

 ヒャクニチソウは、毎年一人生えで草花畝にビッシリ育っていた。夏の仏花に使えるから重宝していた。2015年頃から草花畝を順次縮小し、野菜畝に作り替え、2017年からヒャクニチソウは自宅東側の垣根の延長線上に、垣根代わりに栽培することとし、そこに自家採取した種のばら撒きを始めた。ヒャクニチソウは丈夫で毎年一人生えするというも、栽培場所移転の初年は初夏に雑草に負けそうになり、草引きをしたのだが、2018年からは4月初めに春草絶やしの除草剤噴霧で、その後に発芽するヒャクニチソウが雑草に負けなくなり、草引きをする必要はなくなった。
 これで管理がうーんと楽になり、7月から花が咲きだして、長く目を楽しませてくれるし、仏花にも使えることとなった。しかし、2021年は雑草に負けそうになり、2022年は除草剤を噴霧しなかったせいもあって雑草優勢となってしまった。
 そこで、2023年からは畑の中の短い畝(約2m)で、前年に種取りしておいたものを蒔いて栽培することにした。そうしたところ、雑草を引く手間がほとんどなくなり、2024年も順調に行けそうな感がする。
(備考)2023年までの記録は→ヒャクニチソウの栽培(草花畝→垣根で一人生え→草花畝)に記す。

<2024年>
3.31ヒャクニチソウの芽吹き前に除草剤を噴霧し、雑草を絶やしておいた。

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