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梅の実の収穫 [梅の木]

 梅の木は2013年頃までは4本あった。普通の梅の木は庭に大中小各1本で、畑の隅にしだれ梅が1本。そのうち庭の小木が枯れてしまい、今は3本である。
 以前、大きい梅の木には毎年実がかなり生って、亡きおふくろが梅干を漬けていた。過去の記録では最大20kgの実が生ったことがある。
 中の木はまだ小木でどれだけも生らないが、毎年それなりに実を付ける。ただし、2017年はなぜだか実を付けず。
 小の木は小さな実を少し付けるだけであったが、日当たりが悪いせいか、2013年頃に枯れてしまった。
 しだれ梅はけっこう大きくなったが、実をどれだけかは付けるが小さな実であり、2015年までは収穫はしなかった。2016年から実は小さいが若干大きくなり、少し収穫できるようになり、2017年は3kg強収穫でき、以後、毎年収穫できるようになった。
 2011年頃だったか、しだれ梅以外はプロの庭師さんが大きく剪定してくれ、それ以来、生りがガクンと悪くなった。その頃おふくろは高齢で梅干作りも大変になっていたから、ちょうどよかった。できれば、全然生らない方がいい。
 その翌年からはアマの従兄弟に庭全体の剪定をお願いし、梅の木の剪定もしてもらうことにした。
 さて、その後の梅の実の生りようはというと、2013、4年は、大きい木を中心にどでかい梅の実が約5kgほど収穫できてしまった。これは女房が梅酒づくりに使った。
 こうなると、従兄弟に梅の木の剪定してもらう意味がなくなり、また2015年8月にはおふくろが他界し、その翌年から女房が梅干しづくりを始めるというから、自分で剪定しようと思った。
 でも、梅の木には初夏にコゴメが大発生することが多く、通常は5、6月に補助的に行う夏剪定がうちではメインとなっており、冬剪定はほとんどしなくてよい状態にある。
 →「梅の木の夏剪定とコゴメ・イラの消毒」
 →「しだれ梅の夏剪定・消毒ほか管理

 梅の実の収穫量に近年は年変化が大きい。和歌山県の南高梅の場合、昔から暖冬の年は不作と言われている。その理由は、梅の花が咲く時期は例年2月頃で、暖冬だと1月下旬頃には多くの花が咲いてしまう。南高梅は自家受粉しないため、異なる品種の梅の木の花粉とで交配する。交配はミツバチによっておこなわれ、ミツバチが活動する気温は12℃以上くらい。梅の花が早く咲くと、まだ気温が低いのでミツバチがうまく活動できず、受粉が不十分となる。うちも、こうしたことが原因しているのではなかろうか。
 普通の梅の木2本(大・中)の合計で、2013年5kg、14年5kg、15年16kg、16年3kg強、17年9kg強、18年28kg、19年49kg、20年8kg、21年13kg、22年43kg、23年57kgである。
 なお、しだれ梅も木が大きくなったらけっこう実を付けるようになった。2017年3kg、18年1kg、19年9kg、20年0kg、21年7kg、22年8kg、23年収穫せず、である。

<2023年>
6.5今年もイラもコゴメも湧かなかった。収穫するとき助かる。
 落果がけっこう始まり、色づいてもきた。例年より10日ほど早く、7割方(実際には半分弱)を収穫。西のほうはまだ真っ青ゆえ、1週間後ぐらいに収穫予定。収量は26.4kg。

6.14残りを収穫。思いのほか多く収穫でき、収量は30.3kg。合計56.7kg。
 なお、しだれ梅も昨年並みに生っているが、そばかすのような変色したものが多く、白梅の梅の実で十分あるから、今年は収穫せず。

<2022年>
(6月9日)
 今年もイラもコゴメも湧かなかった。収穫するとき助かる。
 例年より1週間ほど早く、まだほとんど落果はしていないが、本日、収穫。よって、色づいたものは少ない。
 ここ2年、不作であったが、今年は3年前にさほど劣らぬ大豊作となった。けっこう大きめの粒ぞろいの実ばかりであった。
 なお、しだれ梅は昨年と同様な出来であった。
 今年も女房が大半を梅干づくりに使うが、多すぎるので、一部を2~3人の方に進呈。

<2021年>
(6月6日)
 今年はイラもコゴメも湧かなかった。収穫するとき助かる。
 例年より10日ほど早く、まだ落果はしていないが、本日、収穫。よって、色づいたものはほとんどなし。
 昨年は裏年であったから、今年は豊作になっていいが、開花後に冷え込んだのだろうか、和歌山の南高梅同様、受粉がうまくいかなかったのだろう、部分的に固まって実を付けているだけで、大中の2本で12.8kgと不作となった。なお、けっこう大きめの粒ぞろいの実ばかりであった。
 早く開花したしだれ梅は6.8kgと昨年並みであった。
 今年も女房が梅干づくりに使う。

<2020年>
(6月10日)
 今年はイラは湧かなかったが、6月1日にはコゴメがどれだけか湧いた。よって、同日大きく夏剪定し、風通しを良くした。これにより、コゴメは絶えてくれた。
 今日の午後から梅雨入りし、ずっと雨だから、本日、収穫。例年より1週間ほど早いが、程よく色づきだしたものがまずまずあり、よかろう。
 昨年は、どの木も大豊作であったがゆえに、今年は裏年となり、収穫量は激減した。大きな老木が8.5kgで昨年の2割弱。小さい木としだれ梅は全く実が取れなかった。
 今年も女房が梅干づくりに使う。

<2019年>
(6月16日)
 今年はまだコゴメが全く湧いておらず、助かる。イラも湧いていない。
 程よく色づき始め、落果するものもけっこう出てきた。かなりの豊作である。ぶどうの房みたいに鈴生りになってる枝もけっこうある。計量したら49kgもあった。去年28kgと豊作であったのだが、その倍近い大豊作となった。
 しだれ梅、こちらは小振りの実が多いが、9kgと、これまた大豊作となった。
 色づきの程度で4段階に分別し、籠に入れておいた。
 こんなに多いと自家消費不能で、あちこち差し上げねばならぬ。女房が手配。

<2018年>
(6月11日)
 今年は普通の梅の木は豊作で、しだれ梅は不作だ。
 大の木が少し色づきはじめ、中の木としだれ梅は大半が色付き、中の木は実がポタポタ落ち始めた。そこで、色付いているものだけ、今日6kg収穫。
 しだれ梅は小粒、大の木は中ぐらい、中の木は気持ち大粒で、大きさはけっこう揃っている。
 女房が言うには、梅酒には青梅が良く、色付いたものは梅干しに良いとのことで、落ちた柔らかいものは何ともならないそうだ。
(6月16日)
 残りも大半が色付き、しだれ梅の分も合わせて全部収穫し、11日と合計すると29kg(うちしだれ梅は1kgほどか)。しだれ梅は大幅に収穫減となったが、大中の2本はすごい豊作となった。史上最大か?
 あまりに多すぎるので、10kg弱を女房の妹に進呈。

<2017年>
(6月23日)
 少しずつ実が落ち始め、半分以上が色付いてきた。本日、全部収穫。大の梅の木:9.5kg、しだれ梅:3.3kgの収量であった。
 大の梅の木はまずまずの豊作であり、大きな実もあれば普通の大きさの実もある。しだれ梅は皆、小振りである。
 大きい実は梅干に、小さい実は梅酒に、女房がする。

<2016年>
(6月10日)
 落果している梅の実が数個ある。例年より10日ほど早いが、収穫することに。
 昨年生りすぎたから、今年は裏年になり、大きい木で3kg強しかなかった。昨年ほどではないが、かなりどでかい実が大半だ。中の木は全く生らず。
 しだれ梅は、例年小さな実がけっこう生るものの収穫したことはないが、今年は数は少ないものの例年より大きな実がなり、小ぶりではあるが10個ほど収穫できた。
 女房が梅干作りに使う。

<2015年>
(6月21日)
 過去2年、でかい梅の実が約5kgほど収穫できた。これは、女房が梅酒にした。
 そして、今年。昨日の段階でポタポタ実が落ちていた。もう収穫せねばならない。今年は97歳になったおふくろは収穫する気力もなく、誘いかけしても決してやるわけがない。
 そこで、早速小生一人で今日(6月21日)収穫したら、何と、でかい梅の実が約16kgほど収穫できた。
 剪定の効果は消えてしまったのか?
 女房が梅干づくりに初挑戦するというが、うまくできるか?
(6月24日追記)
 女房が6月23日から梅酒と梅干作りに着手!
(後日追記) 
 合格点が付けられる梅干が漬け上がった。翌年の6月中旬まで毎日少しずついただくことができた。

<2014年>
(6月23日)
 昨年はけっこう実を付け、おふくろが収穫した。たしか、5kgほどであったと思う。それを女房が初挑戦の梅酒にし、味は良かった。
 よって、今年も収穫した梅の実は梅酒にすることにしている。
 2、3日前に少し落果したものがあり、今日、それを拾い集めておいた。大きなものが10個ほどあった。また、あまり実を付けない、しだれ梅も数個落果しており、これは中程度の大きさだが、一緒にしておいた。
 昨年は、6月27日におふくろが収穫しており、今年も収穫してくれるだろうか。ボケ防止のためにも毎日何か仕事をした方がいいから、当分、待つことにしよう。
(6月24日追記)
 今日、4個落果していた。おふくろに、そろそろ収穫せよと行っておいたが、さてどうするか。
(6月28日追記)
 3日前、おふくろは、やる気でいたが、いざ収穫しようとして躊躇。脚立に乗るのは危なっかしいし、棒でうまく叩き落とせるかどうか迷ったのだろう。小生にやってくれと選手交代を告げた。
 よって、本日、小生が収穫。約5Kgあり、皆、スモモと同じぐらいあるどでかい梅ばかりであった。バッサバサと枝を剪定してあるから、こういうことになるのだろう。
 
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