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十六豆(十六ササゲ)2種類の種取り [十六豆]

 十六豆(十六ササゲ)、この生産が盛んなのは当地岐阜だけのようで、一般的ではないが、けっこううまい。茹でて、おひたしにしたり、味噌和えにしたり、あるいは、卵とじにしたり、毎日食べても飽きない。
 この十六豆、大阪の妹の旦那が滅法うまがり、“こんな美味しい物が大阪にないのは何でや?!”と、こぼしている。でも、家庭菜園大百科(家の光協会)に栽培法が紹介されているところを見ると、さほどローカルなものではなさそうで、当店にいらっしゃったお客様は、前に東海市に住んでいたとき家庭菜園で育てていたとおっしゃったから、愛知県辺りでもけっこう栽培されているかもしれないが、一宮市にはないそうだ。
 いんげん豆を長くした、30センチくらいの、とても細長い豆で、種を自家採取し続けている固定種であるから、環境や土壌に完全に適応しており、安定した収穫が見込める。
 なお、栽培については別記事で記録する。
  十六豆(十六ササゲ)の栽培
 うちで栽培している十六豆は2品種あり、種が真っ黒のものと白(ごく薄い黄色)のもので、特徴は次のとおり。
  ・黒種より白種の方が数センチは長くなる。
  ・黒種の方は先が少し赤くなる。
  ・黒種は綺麗な鞘だが、白種は気持ちシワが寄った鞘になる。
  ・昔は黒種しかなく、白種は最近になってから。
  ・味は変わらない。
  ・栽培のしやすさ、収穫本数など、変わりはない。
 ここら辺りでは白種が一般的のようだが、うちではこだわりの2品種栽培である。調理するときの両者の違いであるが、女房に聞いてみたら、ゆでた十六豆を切るとき、ちょうど種の部分に当たった場合に種が白いのと黒いのとがあるし、黒い種のものはサヤが透けて黒味が見えることがあり、見た目が悪いと感ずることがあると言っていた。
 こうなると、黒種は分が悪くて、誰も栽培してみえないだろう。消えて行く種かもしれない。となれば、この種を守ってやりたい気分になる。小生が生きている限り。
 足の長さはキュウリと変わらず、毎年2、3回に分けて時差収穫している。過去には3回に分けて時差種蒔きしたことがあるが、面倒だから近年は2回としている。まれに、もう終わったかと思いきや、復活して再びかなりの量が生る年もある。
 今まで種蒔き方法、種蒔き時期、作付け回数をあれこれ変えてきたが、2014年に、まずまずうまくいけそうな方法にたどり着いたから、2回の時差蒔き(ポット苗)することにしている。種が2種類あるから、第1弾は黒い種を使い、第2弾は白い種を使うことにしている。
 以下、種取り記録をこのページに記す。

<2022年の種取り>
<第1弾(北東区画):黒種>
(7月28日)
 6月29日に初生りし、7月に入ってからは、種取り用に西端1株を千切らず残しておいた。その後、鳥に突かれる被害は全くなく、被害が出だしたら鳥除けネットで覆うことにしていたが、千切り忘れも含めて完全に枯れたものを種用に順次収穫している。もう十分な量の種が確保できた感がする。今年は鳥除けネットは不用である。
(8月15日)
 ザルに入れて陰干ししておいたカラカラに乾いたサヤから黒種の取り出し。今年は良品を十分な量、取ることができた。

<第2弾:白種(南西区画)>
(8月9日)
 7月29日に初生りし、第1弾に鳥害がなかったので、千切り忘れを種取り用に残すこととした。完全に枯れたものを種用に順次収穫している。
(8月15日)
 ザルに入れて陰干ししておいたカラカラに乾いたサヤから白種の取り出し。けっこう虫食いがあった。まだ、必要量の種が確保できていない。
 黒種同様に鳥害はなく、鳥除けネットは不用である。

<2021年の種取り>
<第1弾(北東区画):黒種>
(7月10日)
 第1弾黒種の十六豆を本日初収穫。無肥料栽培4年目の今年であるが、有機栽培時より落ちるが、昨年より樹勢はいい。畝の西端がまずまずの樹勢で生りも良く、太くなりすぎたもの3本を種取り用に残した。今後、その2株を種取り用にし、鳥が突き始めたらネットを張ろう。
(7月15日)
 一部、鳥が突きだした。鳥除けネットを2株の中ほどから下に張り巡らす。
(7月22日)
 半分ほどは枯れ枯れになり、その分だけ収穫し、納屋の軒下でそのまま保管。
(7月28日)
 最後の数本を収穫し、納屋の軒下でそのまま保管。
(8月2日)
 サヤがカリカリに乾いているので、種の取り出し。けっこう手間がかかるが、暑い中で行うネギの本伏せ作業の小休止のときに、この作業を行う。良品が十分な量採れた。
(9月7日)
 紙袋に収納し、他の種とともにチャック付きポリ袋に入れ、冷蔵庫保管。

<第2弾:白種>
(7月31日)
 数日前から収穫を始め、今日、中ほど北寄りの数株の下半分に、エンドウ用の鳥除けネットを使って囲い込む。上段は収穫する。
(8月14日)
 2、3本を残して枯れ枯れになり、それを収穫し、納屋の軒下に保管。2、3日前からずっと雨で、この先1週間も続きそう。全然乾きそうにないから弱ったものだ。
(8月30日)
 サヤがやっとカラカラに乾いてきたので、種取り出し。雨に打たれたせいか虫食いや変色したものが半分あり、それは捨てる。来年の種は、まあ十分に用意できたであろう。
(9月7日)
 紙袋に収納し、他の種とともにチャック付きポリ袋に入れ、冷蔵庫保管。
 なお、念のためちぎり忘れも残してあり、これは後日種を取り出し補充することに。

<2020年の種取り>
<第1弾:黒種>
(7月17日)
 第1弾黒種の十六豆を収穫中である。無肥料栽培3年目の今年は樹勢が弱く、生りも悪い。畝の西端がまあまあの樹勢で生りも良く、数日前には、ここは種取り用にし、収穫を見合わせた。
 今日、見たところ、膨らんだ豆が一部鳥に突かれていた。そこで、エンドウの種取りで使った防鳥ネットですっぽり覆い、鳥害防止。
(8月2日)
 残したサヤのほとんどが枯れている。全部で20本ほどあるが、種がしっかり入っているものはわずかで、十分には種は取れないだろう。とりあえず日に干す。
(8月3日)
 まだカラカラには乾いてないが、サヤから種を取り出す。大した量はない。ザルに入れ、当分の間、日陰干し。評価★★☆☆☆
(8月10日)
 紙袋に入れ、収納。
(8月13日)
 その後2番生りが少々あり、種取り用に残している。今年はなぜか鳥に突かれることなく、追加種取りができそうで助かる。
(8月23日)
 追加分の鞘から種取り出し。少しは足しになるが、やはり種不足。再評価★★☆☆☆
 昨年は今年以上に少なかったから、来年の種蒔きは3年前の種を主体とすることになるが、はたして芽吹くかどうか、今から心配である。

<第2弾:白種>
(8月5日)
 今日から収穫が始まった。南のほう3株は収穫せず、種取り用に。
(8月10日)
 エンドウ用の鳥除けネットを使い、3株の中下段にネット掛け。上段は収穫する。
 なお、所々にちぎり忘れがあるが、今のところ鳥に突かれていない。
(8月13日)
 ちぎり忘れは今年はなぜか鳥に突かれず、枯れたもの数本を種取りのため収穫。
(8月23日)
 種取り用に残した種が十分に枯れたので、ネットを外し、種取り出し。実の入りが悪い上に虫食いが多く、20粒ほどしか種が取れなかった。ちぎり忘れのほうはまずまず。評価★☆☆☆☆
(8月28日)
 1週間前には1番生りが終わり、その後はポツポツ生るだけだが、種取り用に残している。今年はなぜか鳥に突かれることなく、追加種取りができそうで助かる。
(9月13日)
 先日、種取り用に残したものを10本以上収穫したが、大半が種なしで、あっても虫害がひどい。まだ10本ほど残してあるが、同じだろう。
(9月18日)
 その後の種取りは全くなし。今後も期待できそうになく、ずっと放置してあった種を紙袋に入れ、冷蔵庫保管。
 昨年はどっさり種が採れたから、来年はそれを主体に種蒔きすることになる。
(10月7日)
 復活生りが長く続き、今日で食用となるものの収穫を終了したが、ちぎり忘れや良品でないものを種取り用に残してあり、一部すでに収穫し、少しは種が採れた。残っているものから、また少し種が採れるのを期待。

<2019年の種取り>
<第1弾:黒種>
(7月5日)
 第1弾黒種の十六豆の初生りを収穫。すでに数本は太くなりすぎ、種用に残すことにした。無肥料栽培2年目の今年は樹勢が弱く、生りも悪い感がする。
 畝の北端がまあまあの樹勢で生りも良く、ここは種取り用にし、収穫を見合わせた。
(7月15日)
 種用に残した数本のうち1本が枯れ枯れになったので収穫。(16日に同3本)
 畝の北端2株を、エンドウの種取りで使った防鳥ネットですっぽり覆い、鳥害防止。
(8月2日)
 食用の収穫も終わり、今日、ネットを外し、枯れた種を収穫するも、数本しかなく、かつ、種の実入りも少ない。評価★☆☆☆☆
(8月15日)
 先日、サヤから種を取り出して日陰干ししておいたものを今日紙封筒に入れ、冷蔵庫で保管。
<第2弾:白種>
(8月2日)
 昨日、初生りを収穫。第1弾と違って、まあまあ生育はいい。かなり生り出しており、西端の2株は収穫せず、種用に残すことにした。第1弾で使っていた防鳥ネットを外し、第2弾の種取り用に下半分を覆う。
(8月15日)
 2、3日前に大半のサヤが枯れ枯れになっていたので、防鳥ネットを外し、サヤを収穫。本日、サヤから種を取り出し、金網ザルに入れて日陰干し。評価★★★★☆
 ちぎり忘れのものも一部枯れ枯れになっていたが、大半は鳥に種を食われている。これはいつものこと。まだ、何本かちぎり忘れがあるが、様子見しよう。
(8月28日)
 ちぎり忘れのものは種が病害虫にかかっているようで種になりそうにないから捨てる。当初種取りしたものを紙袋に入れて冷蔵庫保管。

<2018年の種取り>
<第1弾:黒種>
(7月9日)
 第1弾黒種の十六豆が本格的に生りだした。西3株は本日で収穫を止め、種用に残すことにし、エンドウで使った防鳥ネットをすっぽり掛けて鳥害の防止をした。
(7月31日)
 種取り用に残したものはほとんどが完全に枯れている。ネットを外し、収穫。しばらく半天日干ししよう。
(8月19日)
 鞘から種の取り出し。奇麗な種がたっぷり取れた。評価★★★★★
 しばらくそのまま日陰干しし、紙封筒に入れて、ブリキ缶に収納し、冷蔵庫保管。

<第2弾:白種>
(8月5日)
 第2弾白種の十六豆が本格的に生りだした。中央の3株は本日で収穫を止め、種用に残すことにし、エンドウで使った防鳥ネットを下半分にすっぽり掛けて鳥害の防止をした。
(8月20日)
 種用の鞘が枯れてカラカラに乾いており、ちぎり取って鞘から種の取り出し。大半が虫食いか病変かで、奇麗な種はわずかしかない。
 ちぎり忘れで枯れたものは、実が膨らんだときに鳥に突かれているものが多いが、それも取ってきて鞘から種を取り出すも、同様である。
(8月24日)
 収穫がいったん小休止していたが、今朝、かなり生り出していた。そこで、再度種取りするため、前回とは違う箇所でたくさん生っている所の中ほどに防鳥ネットをすっぽり掛けて鳥害の防止をした。
(9月8日)
 追加種用の鞘の大半が枯れているが、あまりに細い。ほとんど種なしである。全部がそうだ。全く種が採れず。
 弱ったことになった。今年の種は使い物にならない。評価☆☆☆☆☆

<2017年の種取り>
<第1弾:黒種>
(7月9日)
 第1弾黒種の十六豆が本格的に生りだした。西2株は本日で収穫を止め、種用に残すことにし、エンドウで使った防鳥ネットをすっぽり掛けて鳥害の防止をした。
(7月28日)
 ここ10日間ほどで、枯れたものを随分と収穫できた。鳥害は当然ないが、虫害も全くない。種は2年分はあろう。評価★★★★★
 2、3日直射日光に当て、後は当分陰干し。
(8月30日)
 放置しておいた鞘から種を取り出し、良品だけ紙封筒に入れ封をする。後日、冷蔵庫保管。

<第2弾:白種>
(8月8日)
 第2弾白種の十六豆が本格的に生りだした1週間ほど前から、南2、3株は収穫を止め、種用に残すことにしたところ、昨日あたりから鳥に突かれだした。第1弾で使っていた防鳥ネットを外し、それを持って行ってすっぽり掛けて鳥害の防止をした。
(8月17日)
 ネット内の枯れたものを収穫。鳥害か虫害か、少々食われているし、初めから種無しのものもありそう。千切り忘れで枯れたものも収穫。
(8月26日)
 千切り忘れで枯れたものを収穫したが、鳥害か虫害か種がないものが多そうだ。種が何とか足りるだろうが心配であり、今後も千切り忘れで枯れたものを収穫しよう。
(8月30日)
 放置しておいた鞘から種を取り出し、良品だけ紙箱に入れ、もう少し乾かすことにしよう。たくさん鞘があれど虫食いや種なしが多く、種が不足するかもしれない。昨年も不足したから一昨年のものも使ったのだが。あとは千切り忘れから種が取れるといいのだが鳥害、虫害がひどいようだ。評価★☆☆☆☆(翌年補記:こんな種でも十分用を足し、豊作であった。)

<2016年の種取り>
 今年は第1弾が黒種、第2弾が白種である。どちらも種は足りたが黒種はカツカツであった。そこで、万一に備えて今年はたっぷり種取し、2年分は十分あるように準備することにした。
<第1弾:黒種>
(7月6日)
 第1弾黒種の十六豆が本格的に生りだした。東2株は本日で収穫を止め、種用に残すことにした。
 実が膨らんでくると鳥にきれいに実を突かれてしまう年があるから、防鳥ネットをすっぽり掛け被害防止したところである。
(7月17日)
 完熟して枯れてきたものを20本近く収穫。その後、18、19日に2本ずつ収穫。
(7月21日)
 本日でもって種取り終了。ネットを外す。
7月31日)
 今まで日陰干しにしてきたが、今日は快晴につき、直射日光に1日当て、再び陰干し。
(9月3日)
 第1弾が復活し、千切り忘れが枯れてきたので10本弱を種にすべく収穫し、陰干し。
(9月9日)
 後から採ったものも一緒に、鞘から種を取り出し、紙袋に入れて冷蔵庫で保管。たっぷり2年分はある。評価★★★★★

<第2弾:白種>
(8月27日)
 第2弾白種を、収穫が盛りのときに10本弱残したが、皆「種無し」に近い。収穫はあっという間に終わり、その後の復活を待っている。数本は種用になりそうな感がするが、どれだけ種が取れるか不安。
(9月20日)
 数日前に、どれだけか復活の兆しがでたがパッとしない。種用に数本採った。後生りで種になりそうなものが数本あり、何とか種が得られそうだ。
(10月9日)
 日陰干しと丸1日直射日光に当て、鞘から種を取り出し、本日収納。種無しが多いし、虫食いもひどい。使えそうなのは20粒取れた程度。評価★☆☆☆☆
 紙封筒に入れ、昨年産の袋をセロテープでくっ付け、ブリキ缶にしまいこみ、冷蔵庫で保管。種は昨年産がたっぷりあり、これを来年使うしかなさそう。 

<2015年の種取り>
(9月11日)
 例年、十分な量の種取りをしているが、今年は第2弾の発芽失敗により種蒔きし直したため、在庫はゼロである。
 よって、黒種、白種ともに十分な量、種取り用に残しておいた。8月初めにどれだけかの種を取り出し、本日、最終の種の取り出しとすることにしていたが、白種が思いのほか少なくしか取れず、食用に収穫するものを少し種取り用に回さねばならぬ。
 なお、年によっては種取り用に残した実の膨らんだものをスズメなどに突かれてしまうことがあるが、今年は全くないから、ネット掛けする必要がなく助かる。
(9月28日)
 その後、白種は追加して確保したが、虫食いがけっこう多く、捨てるものが多かった。でも、白黒とも十分な量あるから、最終チェックで良品だけにし、今日半日陰で干し、収納することにする。黒種の評価★★★★☆、白種の評価★★☆☆☆
(10月28日)
 遅くなったが本日種を種箱に収納。

<2014年の種取り>
(7月13日)
 第1弾がまもなく収穫のピークを迎える。そこで、種取りの準備を行うことにした。
 昨年、たしか一昨年も、千切り忘れで太くなりすぎたものをそのまま生長させて種を熟させていたのだが、種が大きく膨らんだ段階で鳥に大半を食べられてしまい、どれだけも種が取れなかった。
 余計なことだが、鳥は、実に見事な食べ方をする。サヤをそのまま残し、種だけを綺麗に突いて食べてしまうのである。ただし、下3分の1ほどは食べていない。きっと、突いたときにサヤが揺れて食べにくいからだろう。
 今年も同様な種取りをすると、来年蒔く種が不足するかもしれない。今朝、種箱を見たら、どれだけか残っており、これも使えば何とかなりそうな感もするが、十分な余裕を持ったほうがいい。
 そこで、畝の端1、2株に鳥害防止ネットをすっぽり掛けることにした。こうしておけば、鳥が来ても突けない。
 なお、第2弾が成長中(まだ20センチ程度)であり、味は同じだが種の色が全く違う。第1弾は白、第2弾は黒。こちらも種が不足気味だから、同様に種取りを行うことにしよう。
(7月21日)
 せっかくネットで囲っておいたが、おふくろが自分で食べるために19日にかなり摘んでしまった。何てことするんだ!である。でも、それを炊いたのを21日にくれたから、めったに料理しないおふくろであるが、自らすすんで料理したことをよしとしよう。
(8月3日)
 種取り用にしておいた十六豆のサヤが完全に枯れたもの3本あり。これを収穫し、とりあえずザルに入れておく。
 なお、千切り忘れが3、4本あり、これも種取り用にしておく。鳥に突かれねばよいが。
(8月29日)
 十分には種が取れなかったものの、幸い千切り忘れを鳥が突くことはほとんどなかったので、事足りた。これは、黒種の十六豆である。
 十六豆は、もう1種類あって、今、最盛期となっているものは、白種である。こちらも千切り忘れがあるが、鳥に突かれる様子はなく、今年はネット張りなしでいこうと思っている。今日(8月29日)、枯れてきたものをまず3筋、来年の種用に保管したところである。
 言われてみると、第2弾作付けの黒種は第1弾作付けの白種よりも先の赤い部分が少し多いが、しかし、長さは変わらないような気がする。(10月12日追記:今年取れた種を収納しようとしたら、どちらも黒種であった。とんだ勘違いをして種蒔きしたものだ。小生にもボケが来たか。)
(9月5日)
 今年は全く鳥に突かれていない感がする。まだ千切り忘れがあるから、それも予備として取ることにしよう。黒種の評価★★★★★、白種の評価★★★★★
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十六豆(十六ササゲ)の作付け計画&無肥料(→減肥料)栽培 [十六豆]

(2023年からは別ページ→十六豆の手抜き減肥料栽培

 十六豆(十六ササゲ)、この生産が盛んなのは当地岐阜だけのようで、一般的ではないが、けっこううまい。茹でて、おひたしにしたり、味噌和えにしたり、あるいは、卵とじにしたり、毎日食べても飽きない。
 この十六豆、大阪の妹の旦那が滅法うまがり、“こんな美味しい物が大阪にないのは何でや?!”と、こぼしている。でも、家庭菜園大百科(家の光協会)に栽培法が紹介されているところを見ると、さほどローカルなものではなさそうで、当店にいらっしゃったお客様は、前に東海市に住んでいたとき家庭菜園で育てていたとおっしゃったから、愛知県辺りでもけっこう栽培されているかもしれない。
 いんげん豆を長くした、40センチくらいの、とても細長い豆で、種を自家採取し続けている固定種であるから、環境や土壌に完全に適応しており、安定した収穫が見込める。
 ただし、いったん終わったようでも復活することがあり、そうした年(2年に1回程度か)は思わぬ高収穫となり、収穫が長く続く。
 なお、種取については別記事で記録する。
  十六豆(十六ササゲ)2種類の種取り
 うちで栽培している十六豆は2品種あり、種が真っ黒のものと白(ごく薄い黄色)のもので、特徴は次のとおり。
  ・黒種より白種の方が数センチは長くなる。
  ・黒種の方は先が少し赤くなる。
  ・黒種は綺麗な鞘だが、白種は気持ちシワが寄った鞘になる。
  ・昔は黒種しかなく、白種は最近になってから。
  ・味は変わらない。
  ・栽培のしやすさ、収穫本数など、変わりはない。
 ここら辺りでは白種が一般的のようだが、うちではこだわりの2品種栽培である。調理するときの両者の違いであるが、女房に聞いてみたら、ゆでた十六豆を切るとき、ちょうど種の部分に当たった場合に種が白いのと黒いのとがあるし、黒い種のものはサヤが透けて黒味が見えることがあり、見た目が悪いと感ずることがあると言っていた。
 こうなると、黒種は分が悪くて、近所の方はだれも栽培してみえないだろう。消えて行く種かもしれない。となれば、この種を守ってやりたい気分になる。小生が生きている限り。
 足の長さはキュウリと変わらず、毎年2、3回に分けて時差収穫している。過去には3回に分けて時差種蒔きしたことがあるが、面倒だから近年は2回としている。まれに、もう終わったかと思いきや、復活して再びかなりの量が生る年もある。
 今まで種蒔き方法、種蒔き時期、作付け回数をあれこれ変えてきたが、2014年に、まずまずうまくいけそうな方法にたどり着いたから、2回の時差蒔き(ポット苗)することにしている。種が2種類あるから、第1弾は黒い種を使い、第2弾は白い種を使うことにしている。

 ところで、2017年冬野菜までは慣行農法により有機肥料栽培していたが、後作の夏野菜から自然農法「たんじゅん農」を導入し、無肥料・連作栽培に挑戦することにした。
 夏野菜用の畝作りに当たり、畑起こしのときに刻み藁や野菜の残骸、枯草を入れてすき込んだり、畝下に藁を敷き込んだりしてある。
 藁は炭素素材として使用したものであり、冬野菜用の残留肥料があるだろうから、初年度は無肥料でも十分に生育するのではなかろうか。
 無肥料で4年間続けたが、初年度は良くても2年目から少々成績が落ちた。そこで、2022年からは定植時に牛糞堆肥を少々入れることに。
 なお、従前の有機肥料栽培については「十六豆(十六ササゲ)の作付け計画&有機肥料栽培」で記事を残す。

 無肥料栽培での収穫状況の経年変化を下記に示す。
<2018年>
第1弾(北東区画:約5mの畝)<黒種> 評価★★★★★
  種蒔き    初収穫    ピーク        最終収穫
 4月15日   7月5日  7月11日~17日
            復活:8月 5日~10日
           再復活:8月23日~30日   9月9日
第2弾(南西区画:約7mの畝)<白種> 評価★★★★☆
 6月15日   8月1日  8月 5日~ 8日
            復活:8月23日~30日   9月7日
<2019年>
第1弾(南西区画:約7mの畝)<黒種> 評価★☆☆☆☆
  種蒔き     初収穫    ピーク        最終収穫
 4月14日    7月5日  なし<チョウ不作>   8月2日
                復活:なし
第2弾(北東区画:約5mの畝)<白種> 評価★★★★☆
 6月15日    8月1日  8月 2日~15日
             復活:8月27日~9月14日 9月16日
<2020年>
第1弾(北東区画:約5mの畝)<黒種> 評価★★☆☆☆(少々甘いが)
  種蒔き(保温) 初収穫    ピーク        最終収穫
 4月20日   6月29日  なし<不作>     7月28日
                復活:なし
第2弾(南西区画:約7mの畝)<白種> 評価★★★★☆
 6月16日    8月5日  8月 6日~18日
             復活:9月12日~10月7日 10月7日
<2021年>
第1弾(北東区画:約5mの畝)<黒種> 評価★★★☆☆
 種蒔き(直蒔き) 初収穫    ピーク        最終収穫
 4月25日   7月10日  7月17日~23日   
             復活:8月10日~9月10日
第2弾(南西区画:約7mの畝)<白種> 評価★★★★☆
 6月11日   7月29日  8月 3日~18日
             復活:8月23日~9月2日 

<2022年>
第1弾(北東区画:約5mの畝)<黒種> 評価★★★☆☆
 種蒔き(直蒔き) 初収穫    ピーク        最終収穫
 4月15日   6月27日  ピークらしきものなし  8月10日
             復活:8月20日~9月20日 9月26日
第2弾(南西区画:約7mの畝)<白種> 評価★★★☆☆
 6月15日   7月29日  7月30日~8月4日  8月10日
             復活:8月20日~9月20日 9月23日

<2022年>
 今年も昨年と同様に、第1弾を北東区画(連作:小松菜との二毛作)で黒種、第2弾を南西区画(連作:一毛作)で白種を予定する。
 ともにポット苗づくりし、種蒔き時期は、第1弾が4月中頃、第2弾が6月中頃。
 なお、無肥料で4年間続けたが、初年度は良くても2年目から少々成績が落ちたので、今年から定植時に牛糞堆肥を少々入れることに。
<栽培畝の整備>
(4月11日)
 第1弾を予定している北東区画は前作が小松菜で、だいぶ前に草刈機で草刈りしてある。枯れた小松菜をテンワで法尻に退け、畑起こしもどき(10cmピッチでスコップを差し込み、前へ少し押す)を行う。前作の小松菜は出来が悪かったが、その前作の十六豆は出来が良かったので、肥料などは何も入れず。
(6月12日)
 第2弾の畝は前作が赤ソラマメであるが、病気で枯れて全滅し、5月23日に処分し、草叩きだけしておいた。遅れたが、今日、スコップで畑起こしもどき。

<第1弾(黒種)の栽培:北東区画>
(4月15日:種蒔き<黒種>)
 中ぐらいの発泡スチロール箱に35ポット(小)がピッタリ入り、うち25ポットを十六豆とし、残り10ポットはトウモロコシ用(もう一つの箱もトウモロコシ4ポット)とした。同時に種蒔きしたのは、他に枝豆12ポット、カボチャ16ポット(いずれも小ポット)である。
 昨年収穫の黒種は量が多く、数年分はある。1ポットに4粒ずつ入れる。
 一昨年から発泡スチロール箱は保温措置をとることとした。(夜は蓋を閉め、昼間は大きなビニール袋で包んで天気具合を見ながら開け閉めして保温)
(4月24日)
 今年はほとんどが発芽した。生育も良く、間もなく発泡スチロール箱の上蓋に触れそうになるから、今日、定植することに。
 十六豆は無肥料でもまずまず育つが、今年は多くの夏野菜を植え付け時に牛糞堆肥を入れるから、十六豆もそうすることに。
 畝の嶺を鍬で溝立てし、牛糞堆肥を少々ばら撒き(バケツ半分)軽く土と上混ぜる。
 25ポットをびっしり並べ、埋め込んでいく。株周りを軽く手で転圧。
(5月2日)
 今日支柱立て。太長1本、細長1~2本の順で株列の北側に差す。
 麻紐で3段結わい付け。
(5月22日)
 雑草がけっこう生えてきたので、株元は手で引き、テンワで草叩きしながら削り上げ。
 牛糞堆肥を今年初めて入れたものの、西3株は葉色がいいが、他は若干薄い。
(5月23日)
 畝がカラカラに乾いているから、ホースでたっぷり水やり。
(6月24日)
 初期は生育が芳しくなかったが、ここへきてグングン伸びだした。
 東の方は生育が悪いので、株から少し離れた所を少し掘り、牛糞堆肥を埋め込み。
(6月26日)
 株元は手で草引きし、畝全体は小型コテで草叩き。
(6月29日)
 一番西株で昨日2筋、今日8筋を初収穫。まだポツポツの感じ。
(7月28日)
 その後、毎日収穫してきているが、少しずつ収穫量が上がり、25日からは、まずまずの量が1把ずつ収穫できている。
 なお、種取り用に西端を千切らず残していたが、鳥に突かれる被害はなく、千切り忘れも含めて完全に枯れたものを種用に順次収穫している。
(8月8日)
 後作の種蒔きを考え、株周りの草を手で引き、テンワで畝の法面、畝間の草削り
(8月10日)
 ここのところ数本の収穫であるが、今日は1本だけ。
 まだ樹体は元気だから、復活してくれよう。
(8月26日)
 1週間ほど前から復活し、毎日、1把の収穫。良品多し。
(9月22日)
 復活生りも今日辺りでお仕舞い。評価★★★☆☆
(9月26日)
 垣根壊し、残骸処分、畝の草引き

<第2弾(白種)の栽培:北東区画>
(6月15日:種蒔き<白種>)
 苗トレイに35ポット(小)がピッタリ入り、これだけのポット苗を作ることに。1ポットに5粒ずつ種蒔き。今年用の種は良品につき、全部発芽するのではなかろうか。
(6月20日)
 発芽率は5割を切る。全く発芽してないポットが3個あり。そこで、1ポットに最低3本発芽するよう適当に追加種蒔き。
(6月23日)
 追加種蒔きした分か、遅れて発芽した分は分からないが、1ポットに3本は発芽しており、もう定植できる状態だから、本日、定植することに。苗には、竹酢液400倍散をポットの上からたっぷり与えた。(竹酢液が土にしみ出すであろうから、これでもって土壌細菌の活性化を図る。)
 まず、支柱立て。太長1本、細長1~2本の順で刺し、麻紐で3段結わい付け。
 次に、草引き。
 最後に植え付け。第1弾(黒種)の場合、ほんの軽く牛糞堆肥を入れただけであるから、イマイチの生育であり、第2弾(白種)は他の夏野菜の基本的なやり方と同じとし、定植穴を少し大きく空け、牛糞堆肥を両手で一握り(1リットル弱)入れて土とまぶしてから植え付け。
 なお、35ポット中不良2ポットはまとめて南端に定植した。
 少々株間が狭いし、4~5本立てとなる株もある。後日、選る必要あり。
(7月9日)
 だいぶ生育し、選るのは止めにした。
 昨日、株間の草引きをし、今日、畝間と法面の草叩き、削り上げ。
(7月29日)
 本日、初生りを10本強収穫。これから毎日ばんばん収穫できそうだ。
(7月30日)
 今日、大量収獲(2把)でき、明日以降も連日そうなろう。
(8月8日)
 大量収穫も長くは続かず、3日前から1把ほどに。
 鳥害はないようなので、ちぎり忘れを種取り用に残す。手で畝の草引き。
(8月10日)
 今日は数本しか採れず。しばらく中休みになりそう。
(8月26日)
 1週間ほど前から復活し、毎日、1把の収穫。
 ただし、虫食いが目立つようになった。また、一部でコゴメ発生。
(9月20日)
 コゴメは自然消滅するも、その後、だんだん収穫量が減り、復活生りも今日辺りでお仕舞い。評価★★★☆☆
(9月26日)
 垣根壊し、残骸処分、畝の草引き

<2021年>
 今年も昨年と同様に、第1弾を北東区画(連作:小松菜との二毛作)で黒種、第2弾を南西区画(連作:一毛作)で白種を予定する。
 ともにポット苗づくりし、種蒔き時期は、第1弾が4月中頃、第2弾が6月中頃。
<栽培畝の整備>
(4月3日)
 南西区画の十六豆栽培は、後作がないから、ものすごく雑草が繁茂している。草刈機で刈ってから、テンワで畝間と法面を土寄せしながら草叩き。
 北東区画は前作が小松菜で、草刈機で草刈りのみ。
(4月11日)
 南西区画の畝に乗っかている枯草は量が多いから、隣の里芋の畝に草抑えに置いた。
 2畝とも畑起こしもどき(10cmピッチでスコップを差し込み、前へ少し押す)を行う。なお、前作の小松菜の生育が悪かった北東区画の東の方(十六豆も少々悪かった)には牡蠣殻粉末を適量入れ込む。
(4月25日)
 北東区画に第1弾ポット苗を植え付けるに当たり、テンワで草叩きしながら畝間を削り上げ、畝の整形。
(5月12日、6月11日、27日)
 南西区画の植え付けはまだ先だが、雑草がけっこう生えだしたので、テンワで草叩きしながら畝間を削り上げ、畝の整形。

<第1弾(黒種)の栽培:北東区画>
(4月15日:種蒔き<黒種>)
 大きな発泡スチロール箱に30ポット(小)がピッタリ入るから30ポット用意。足りないかと思ったが、昨年収穫の黒種が十分に間に合った。1ポットに4粒ずつ入れる。
 一昨年までは露地育苗としていたが、昨年から、大きな発泡スチロール箱は当面使わないので、当分の間はそこに入れて保温措置をとることとした。(夜は蓋を閉め、昼間はビニール袋で包んで保温)
(4月25日)
 発芽率は10%を切る。ポットをほじってみるに発芽しそうにない。
 発泡スチロール箱をトマトに使いたかったから、定植することに。2本発芽が1ポット、1本発芽が5ポットあり、これを2箇所に固めて定植。
 不発のポットに3年前収穫の種を4粒ずつ入れ込み、培養土をポットから外して、これを定植穴(少々広めに窪みを付けておいた)に植え付け。窪みにたっぷり水やり。
 全部で24ポットの植え付けとなったが、3年前の種が発芽してくれるのを祈るのみ。
(5月2日)
 今年の4月下旬は低温傾向で、新たな芽吹きがない。よって、20ポットを再種蒔きし、保温措置を取ることとした。1ポットに3年前収穫の種を5粒埋め込み。
(5月4日)
 4月25日に埋め込んだ種がけっこう発芽してきた。
(5月7日)
 4月25日に埋め込んだ種があらかた発芽。追加ポット苗も発芽しかけた。
 昨年の種取りは不作であり、丈夫な種が少なかったのであろう。よって発芽がわずかになったと考えられる。それが、3年前の種取りは豊作であり、丈夫な種であったと思われる。まだまだ残り種が多くあり、早速、冷蔵庫保管して来年の予備にしよう。
(5月9日)
 5月2日に種蒔きし直したポットは不用になってしまったが、10ポット弱を少々空いた株間に植え付け。残りは処分。
(5月10日)
 今日支柱立て。太長1本、細長2本の順で株列の北側に差す。麻紐で3段結わい付け。
(6月9日)
 雑草が繁茂。一部の雑草は草引きしてから、全体を草叩きし、土寄せ。
(7月10日)
 本日、初収穫を10数本。今年は昨年より10日ほど遅れた。
 西の方はまあまあ生育が良く、東の方はイマイチ。
(7月17日)
 順調に毎日1束ずつの収穫が続き、今日は東の方からも収穫でき、2束の収穫。
 ここ2年、第1弾は不作が続いたが、今年は2018年の豊作ほどではないが順調。
(7月20日)
 順調に収穫できているが、上方に花がいっぱいあって良さそうなものを、ほとんどない。
(7月23日)
 毎日1束強の収穫も今日まで。復活を待つこととしよう。(28、29日に数本収穫)
 土が乾いてきているのでジョーロで水やり。(25、26日も)
(8月10日)
 数日前から毎日10本弱の収穫が続いている。
 雑草が目立つので、株周りの草引きをし、テンワで削り上げ。
(8月20日)
 3、4日前から毎日数本以下の収穫に落ちてしまった。
(8月24日)
 長雨のせいもあってか、今日は10本以上の収穫。まだまだ樹勢は元気。
(9月2日)
 昨日まではコンスタントに10本程度収穫できていたが、今日は数本に減った。
(9月19日)
 毎日数本も数日前まで。復活の見込みがないので、撤去処分。評価★★★☆☆
 生えていた雑草は手でざっと引き抜く。

<第2弾(白種)の栽培:南西区画>
(6月2日)
 畝の雑草が目立つようになり、今朝、畝間を含めて草叩き。
(6月11日)
 予定より1日早く種蒔き。1トレイに35ポット(小)がちょうどビッシリ入るから35ポット用意。昨年の白種はやや不良につき、発芽率の良かった一昨年の種も使い、各3粒ずつ計6粒を1ポットに埋め込む。
 1週間もすれば定植可能となるから、今日、支柱立て。太長を16本立てる。
(6月21日)
 発芽率は7割程度か。数日前から数多く発芽したポットは3本に選る。今日定植。なお、苗は、植え付け直前に軽く散水後、竹酢液400倍散をポットの上から少々与えた。(竹酢液が土にしみ出すであろうから、これでもって土壌細菌の活性化を図る。)
 1ポットは全く芽吹きなく、2~3本発芽の34ポット全部を均等に並べ、定植。
 細長支柱を軽く差し込み、麻紐で3段結わい付け。
(7月26日)
 畝間に雑草が繁茂しており、法面下半分とともに草刈機で草刈り。
(7月27日)
 1筋だけ初収穫。(29日数本、30日から毎日1把となり、本格的に収穫)
(7月31日)
 来年はこの畝でサツマイモを栽培することとし(追記:でも、翌年はそうせず、十六豆Ⅱを連作)、ネコブセンチュウ対策として近日コブトリソウの栽培を並行させるべく、小型コテで畝間を含めてきれいに草削り。
(8月3日)
 今年は昨年に比べて1週間ほど早く毎日1把強の収穫となったが、今日は倍の収穫。ちょうど今日から店で月初めセールを始めるので、お客様に差し上げることに。
(8月5日)
 コブトリソウの種を畝全体(畝間も若干)にばら撒いておいた。
(8月20日)
 18日までは毎日1把の収穫であったが、昨日から数本に落ちてしまった。
(8月24日)
 昨日からバカ生りしだし、毎日2把の収穫。当分高収穫が続きそうだ。
(9月2日)
 毎日2把の収穫は8月31日まで、9月1日は1把半、今日は半把に減った。ここへきてコゴメが目立つようになってきた。評価★★★★☆
(9月6日)
 収穫できそうなものは日に2、3本程度に。もう終わったようだが、復活を待とう。
(9月19日)
 その後、数日前から枯れるものが出てきて、復活の見込みがないので、撤去処分。
 コブトリソウがだいぶ大きくなった。
(10月10日)
 コブトリソウが随分伸びたので、数十cm残して草刈機で草刈り
(10月31日)
 コブトリソウを草刈機で全部刈り取り。

<2020年>
(4月5日、6日)
 秋以来そのままにしていた南西区画の畝は、冬に法尻に枯草や十六豆のツルを埋め込んでおいた。十六豆作付けの2畝ともに3月16日にざっと草刈機(紐タイプ)で草刈りした。今回は、2畝とも畑起こしもどき(10~15cmピッチでスコップを差し込み、前へ少し押す)をしながら、牡蠣殻粉末を適量入れ込む。微肥料栽培となるが、これで生育がよくならないだろうか。
 今年は、第1弾を北東区画(連作)で黒種、第2弾を南西区画(連作)で白種を予定する。ともにポット苗づくりし、種蒔き時期は4月中頃、6月中頃の2回。
<第1弾(黒種)の栽培:北東区画>
(4月20日:種蒔き<黒種>)
 1トレイに28ポット(小)がゆったりと入るから28ポット用意。昨年収穫の黒種は少なかったので、1ポットに4粒ずつ入れる。そこに昨年の余り種を1粒ずつ追加し、1ポット5粒蒔きとした。
 昨年までは露地育苗としていたが、大きな発泡スチロール箱は当面使わないので、当分の間はそこに入れて保温措置をとることとした。(夜は蓋を閉め、昼間はビニール袋で包んで保温)
(4月27日)
 3日ほど前に早速芽吹いたが、全然発芽してないポットもあり、昨年の余り種を追加種蒔きしておいた。
(5月3日)
 苗がけっこう大きくなったから本日定植。
 追加種蒔きしたポットは若干の発芽があるも、どちらが発芽したか定かでない。不良ポット(3ポット)以外は、発芽率はほぼ100%。
 20cmほどの間隔で25ポットを並べ置き、植え付け。ジョウロで水やり。
(5月4日)
 本日、支柱立て。太長と細長を交互に株間に差す。結わい付けは麻紐で3段。
(5月14日)
 畝の削り上げを行ない、株元に枯草を寄せ、土も若干寄せた。
(6月5日)
 順調に生育中。ずっと雨なしだから、ホースで散水。
(6月15日)
 5日前に梅雨入りし、十分な雨があってグングン伸びだした。好調である。
(6月29日)
 本日4本初収穫。過去2年より2日程度早いだけ。
(7月3日)
 東の方は生育が悪く、土壌が酸性化しているきらいがあり、木灰を株周りに散布。
(7月7日)
 毎日数本ずつの収穫で、昨日は0本。ちょっと生育が悪い感じがするが、この畝(北東区画)は無肥料でも調子いいのに、どうしたことだろう。
 今年は雨が多すぎて花が流れてしまうからだろうか。不作は免れないであろう。
(7月12日)
 東のほう3分の1ほど木灰を散布。今後の生育を比較実験する。
(7月29日)
 一昨日までは毎日10本程度の収穫であったが、それをピークにして、くずが目立つようになり、昨日は数本、今日は無収穫になった。あとは細々か。
 昨年の第1弾(南西区画:黒種)よりは生育が良い。評価★★☆☆☆(少々甘いが)
 なお、昨年の第2弾(北東区画:白種)は、今年の第1弾(北東区画:黒種)と同じ場所であったが、好成績を得た。黒種は悪くて白種は良いのか? 
(8月20日)
 その後の収穫はなし。10本ほどは千切らず種取り用にしたが、実は少々。
 本日、垣根を壊し、雑草をテンワで叩く。

<第2弾(白種)の栽培:南西区画>
(6月2日)
 畝の雑草が目立つようになり、今朝、畝間を含めて草叩き。
(6月16日)
 予定より1日遅れで種蒔き。1トレイに35ポット(小)がちょうどビッシリ入るから35ポット用意。昨年の白種は十分にあり、一部を使っただけ、1ポット5粒蒔き。
(6月21日)
 十分に芽吹いた。発芽率90%以上。もう定植できる。
 長太の支柱(不足するから細長支柱を10本ほど使用)を立ててから、35ポットを植え付け。その後に麻紐で3段に結わい付け。
(7月5日)
 畝の法面・畝間を草刈機(紐タイプ)で草刈り。
(7月7日)
 新たな葉が随分出たが、薄緑色だ。肥料欠乏の様相である。昨年もこの畝(南西区画)は不作であった。何か手を打たねばいかんだろう。
(7月12日)
 北のほう3分の1ほど木灰を散布。今後の生育を比較実験する。
(7月30日)
 順調に生育し、ここのところグングン生長しだした。花も付け、一部実になり、1週間もしないで収穫が始まるであろう。
(8月2日)
 雑草が繁茂。草刈機(紐タイプ)で法面をざっと草刈り。
(8月5日)
 本日初収穫10本ほど。
 太くなり過ぎた3本は種取り用に残す。たぶん鳥に突かれるだろうが。←鳥に突かれず、8月13日に完全に枯れたから種取り用に収穫。
(8月13日)
 8月6日以降、毎日1握りずつ順調に収穫できている。成育は調子いい。
(8月19日)
 毎日1握りの収穫も昨日で終わり。14日目の今日から半握りの収穫に。
(8月22日)
 今日でしばらくストップ。今のところでの評価★★★☆☆
(8月28日)
 その後ポツリポツリと生るも、種取り用に残したものが虫食いであったり、種ができていなかったりで、来年の種が大幅に不足するから、収穫せずにいる。幸い鳥に突かれることはなく、種取りできよう。
 樹体は元気で、昨年と同様に9月上旬に復活してくれよう。
(9月2日)
 まだ復活生りは先になる。それを期待し、今日は種取り用にしようと思っていたものを10本ほど収穫。
(9月13日)
 上のほうに花が咲いていたが、これはどうやら鳥に花を食われ、結実せず。下のほうで芽吹いたツルに花が咲き、これは鳥に食われず、そこに結実。
 一昨日と今日、半束程度の収穫。今後も下のほうで復活生りが収穫できる。
 樹勢は極めて元気だ。無肥料とはとても思えない。
 なお、追加で種取り用に残したものは大半が種なしで、あっても虫害がひどい。
(9月19日)
 毎日1束の収穫で、当分これが続きそう。上のほうは全くダメで、下のほうだけ。
(9月30日)
 朝の冷え込みで樹体が3、4日前から元気さがなくなってきた。質の悪いものや虫食いが目立つようになり、収穫も半束に落ちた。そろそろ終了。総合評価★★★★☆
(10月7日)
 ここのところ朝晩若干冷えてきて生りが悪くなった。そして、ササゲの表面が汚くもなる。もう終わり。今日、細いものも収穫し、本日でもって終了。
 良品でないものを種取り用に残してあり、一部すでに収穫したが少しは種が採れた。残っているものから、また少し種が採れるのを期待。
(10月12日)
 本日、垣根壊す。併せて雑草をざっと引き、残骸とともに畝に積み置く。
(2021年4月3日)
 後作がないから、ものすごく雑草が繁茂している。草刈機で刈ってから、テンワで畝間と法面を土寄せしながら草叩き。

<2019年>
<第1弾(黒種)の栽培>
(4月14日:種蒔き<黒種>:種は大量に余った)
 1トレイに28ポット(小)がゆったりと入るから28ポット作り、1ポットに5粒ずつ(昨年は4粒)種を埋め込み、納屋横の育苗スペースに置く。鳥に突かれないよう網カゴを被せる。雨が降り出したから散水せず。
(4月27日)
 早々に発芽し、昨年の発芽率は3、4割であったが、一昨年同様に発芽率は6、7割とまずまずの成績。
 例年、もう少し後の時期に定植するが、畑が湿っており、定植した。4、5本発芽のポットも選らずにそのまま植えた。
 昨年種取りした白種が少ないので、白種は短い畝(北東区画)とし、黒種は南西区画と、昨年までの逆位置に作付けした。
(5月13日)
 本日、支柱立て。支柱は、太長と細長を交互に株間に差す。結わい付けは、昨年まではビニール紐3段であったが、今年は麻紐で2段。
(6月16日)
 1か月経ったがなかなか成長しない。無肥料連作の影響か、昨年より悪い感がする。やっと2、3株がツルを伸ばし始めた。
 雑草に負けそうなので、畝全体の草を鎌でざっと刈り、株周りを覆っておいた。
(6月17日)
 畝の両面を草刈り機(紐タイプ)で丁寧に草刈り。
(7月5日)
 樹勢はまずますで(昨年のようには生らない)、時期的に昨年と同様の初生り。太くなり過ぎたもの数本あり、これは種取り用に。10数本初収穫できた。
(7月8日)
 2回目の収穫。前回の倍ほど。草刈機で畝の法面をざっと草刈り。 
 生育はイマイチであるから、成育促進には万田酵素がどれだけか期待できそうで、1000倍散を噴霧しておいた。
(7月13日)
 ここのところ隔日収穫しているも、昨年はこの頃からピークになって食べきれなかったが、今年はチョロチョロ。樹勢も弱い。北端がまあまあの樹勢で生りも良く、ここは種取り用にし、収穫を見合わせた。
(7月18日)
 毎日収穫するも半握りもない。ツルが20cmに満たない低いものは、裏生りのくずっぽいものしか生ってない。
(7月24日)
 毎日のように収穫するも半握りもない。自家消費にも事欠く状態である。この先は、もっと収穫量が減るだろう。評価★☆☆☆☆
(7月30日)
 今日数本で、ここ一両日で収穫終了となろう。幸い第2弾とうまくつながった。
(8月2日)
 今日は3本で終わりを告げ、残しておいた若干の種も取り入れた。
(8月19日)
 昨日、垣根を壊し、今日、畝及び畝間を草刈機で草刈り。

<第2弾(白種)の栽培>
(6月15日:種蒔き<白種>)
 昨年種取りした種は、虫食いなどで質が非常に悪い。一昨年に収穫した種のほうがまだましであり、これを20ポット(小)に5粒ずつ種を埋め込む。もう1年、2年前の残り種は質がいいから、これでもって15ポット(小)に5粒ずつ種を埋め込む。苗トレイにびっしり35ポットを作り、軽く散水し、納屋の軒先に置く。今日は丸1日雨だからそうした。
 はたして古い種で発芽するだろうか。
(6月21日)
 5日目の昨日、きれいに発芽。ただし、一昨年の種のポットより、もう1年、2年前の質の良い残り種のポットのほうが良い発芽が見られた。
 定植予定の畝をテンワで草叩き。
(6月22日)
 定植畝をスコップで幅広く畑起こしもどきを行う。これで、土がけっこうほぐれる。
 テンワで畝の法尻をかき上げ、かまぼこ型に整える。
 ポット苗は、1日で随分と伸びるもの。今日、定植。発芽のいいもの18ポットを30cm弱の間隔で植え付け。
 長太の支柱を立てて、麻紐で3段(第1弾は2段)に結わい付け。
(7月29日)
 勢いよく生育している。少々少なめだが花も咲き、一部は実が付きかけてきた。
 念のため、万田酵素噴霧(600倍散)
(8月2日)
 昨日初収穫数本、今日から本格的な収穫が始まった。調子はいい。
 西端2株の下半分にネット掛けし、種取り用に残す。
(8月19日)
 ずっと高収穫を続けてきたが、16日は2本だけで、その後は細々と続いているだけ。今日でそれもストップする。樹体は元気だから復活を期待しよう。評価★★★★☆
 北法面を草刈機でざっと草刈り。
(8月27日)
 樹体は元気いっぱいで、花もけっこう付いており、生りが復活した。今日から数本採れだし、明日からは増えていこう。
(8月30日)
 今日から10本ほどの収穫となり、今後はもっと増えよう。サヤの成長スピードは当初に比べると鈍い。そして、太くなる前に枯れる実も幾つかる。復活生りはいつもこうしたものだが、味は変わらない。
 当初には全くなかったが、復活生りには少々虫食いが始まった。
(9月4日)
 今日からバカ採れ。うれしい悲鳴。
(9月17日)
 バカ採れも数日前に終わり、昨日、細いものまで採り、収穫終了。
 今日、畝の草叩き・法尻の削り上げをし、垣根を壊す。
(9月24日)
 畝の両サイドを鍬で溝立てし、枯れたツルや雑草を畝の両サイドに埋め込み。

<2018年>
<第1弾(黒種)の栽培>
(4月15日:種蒔き<黒種>:種は大量に余った)
 1トレイに28ポット(小)がゆったりと入るから28ポット作り、1ポットに4粒ずつ種を埋め込み、マンホールの上に置く。鳥に突かれないよう網カゴを被せる。軽く散水。
(4月26日)
 数日前には発芽したが、今日現在、だいぶ伸びて発芽率は3、4割といったところ。昨年同日の種蒔きの発芽率は6、7割であったから、随分と成績が悪い。これ以上の発芽は見込めなさそう。そこで、全然芽吹いていないポットに5粒、1粒発芽に4粒、2粒発芽に2粒あて、種を押し込み。3粒発芽のポットはそのまま。なお、4粒発芽はなし。
 昨年と冷え込み具合は変わらないと思えるが、今年の発芽率の低下は、同日に種蒔きした枝豆も同様であり、来年は保温措置をしたほうがいいかも。
(5月6日)
 十分な大きさに生育しており、本日、定植。4月26日に埋め込んだ種は全然発芽しなかった。これはどういうことだろう。不可解である。
 栽培畝は北東区画で、畝が短いから、ちょうど程よく植え付けられたから、問題はない。
 前作はホウレンソウで、収穫しなかったホウレンソウの残骸(青いまま)と刻み藁をすき込んである。今年は肥料を入れず、残留肥料での栽培となる。
(5月13日)
 支柱(長)を立てる。結わい付けは後日。
(6月3日)
 立ててある支柱の間に細い支柱を立て、結わい付け。ビニール紐を3段張る。
(6月9日)
 なかなか成長しなかったが、ここへ来てグーンと伸びだした。
(6月10日)
 雑草が多いので、畝を削り上げ。
(7月1日)
 樹勢はものすごいものがある。葉も青々しており、今年から無肥料栽培だが、残留肥料がかなりあると思われる。
 太くなり過ぎたもの1本あり、これは種取り用に。2本初収穫。
(7月5日)
 太くなり過ぎたもの2本あり、これは種取り用に。10数本収穫。
(7月8日)
 昨日から毎日1束の収穫が続くようになった。
(7月11日)
 種取り用に残したものは鳥に突かれ、全部ちぎり取って処分。昨日、種取り用にネット掛けした。毎日1、2束の収穫が続いており、食べきれないから明日には大阪の妹へ送ろう。
(7月18日)
 その後、毎日2、3握りの収穫で絶好調なるも、今日からは1握り。
(7月20、21日)
 梅雨が明けて10日以上経ち、ここ数日の猛暑で、土がからからに乾いており、ホースを伸ばして水やり。
(7月30日)
 ずっと1握りが続いていたが、昨日から半握り。第2弾が3筋初収穫でき、うまくつながった。
(8月1日)
 くずが数本の収穫。樹勢は十分あり、一休みといったところか。復活が期待できよう。
(8月2、5日)
 もう復活。軽く1握りの収穫。5日には2握りとなり、完全復活。
(8月17日)
 完全復活も数日で生りが悪くなり、数日前から半握り程度に。
(8月23日)
 3日ほど前から再び生りが良くなり、今日からかなりの収穫となるであろう。
(8月31日)
 バカ採れが続いたが、今日は大きめの1束に落ち着いた。裏生りが目立つようになり、もうおしまいだ。今年はコゴメがほとんど付かず、残留肥料だけでの栽培であるが、樹勢は例年並みに良かった。評価★★★★★
(9月4日)
 強烈な台風が襲い、東西畝につき垣根が傾いて物干竿にもたれかかる。
(9月6日)
 ここ2、3日は半束以下であったが、今日はゼロ。
(9月9日)
 垣根を壊し、草引き

<第2弾(白種)の栽培>
(6月15日)
 今日、1トレイいっぱいに35個のポットに種蒔き。1ポットに種4個ずつ。種はほんの少々余っただけ。
 昨年、ネキリムシの大被害に遭った場所での作付けにつき、28ポットから35ポットへと苗を増やしたところである。これで、追加種蒔き不要であろう。
(6月24日)
 ポット苗が十分大きくなり、南区画の所定の畝に植え付け。発芽率は8、9割。1畝にびっしり植わった。これで、多少ネキリムシにやられても、たいした歯抜けにはならない。
 太長の支柱を適当な間隔で差し、18本立った。間に細長の支柱を軽く差し、3段に結わい付け。
(7月21、22日)
 今年から無肥料だが、残留肥料があるようで、順調に生育中。梅雨明けして10日以上経ち、猛暑もあって土がからからに乾いてきた。そこで、ホースを延長してたっぷり水やり。
(7月30日)
 今日、3筋初収穫でき、第1弾とうまくつながった。
(8月1日)
 軽く1握りの収穫。明日から順次増えよう。ちぎり忘れが3本ほどあり、そのままにしておいたが鳥に突かれなければ種取り用になる。
(8月5日)
 大きな2握りの収穫。これからずっとこの調子だろう。
(8月9日)
 1握りに落ちる。
(8月11日)
 念のため、たっぷり水やり。
(8月17日) 
 数日前から10本弱に落ち、ここ2日は数本。
(8月23日)
 3日ほど前から少し生りが良くなり、今日から急にかなりの収穫となってきた。
(8月31日)
 バカ採れが続いたが、今日は大きめの1束に落ち着いた。
(9月4日)
 強烈な台風に襲われたが、南北畝につき、垣根は傾かず。
(9月6日)
 ここ2、3日は半束以下であったが、今日はゼロ。評価★★★★☆
(9月9日)
 垣根壊し
(10月14日)
 紐タイプ草刈り機で繁茂した雑草を刈り取った。
(10月28日)
 枯れた雑草を畝間に退け、スコップで畑起こしもどき。10cmピッチでスコップを刺し、畝間も一部同様に。
(10月29日)
 昨日草刈りをした休耕田の草を一輪車で運び、雑草抑えに畝全体を覆う。 

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十六豆(十六ササゲ)の作付け計画&有機肥料栽培 [十六豆]

 十六豆(十六ササゲ)、この生産が盛んなのは当地岐阜だけのようで、一般的ではないが、けっこううまい。茹でて、おひたしにしたり、味噌和えにしたり、あるいは、卵とじにしたり、毎日食べても飽きない。
 この十六豆、大阪の妹の旦那が滅法うまがり、“こんな美味しい物が大阪にないのは何でや?!”と、こぼしている。でも、家庭菜園大百科(家の光協会)に栽培法が紹介されているところを見ると、さほどローカルなものではなさそうで、当店にいらっしゃったお客様は、前に東海市に住んでいたとき家庭菜園で育てていたとおっしゃったから、愛知県辺りでもけっこう栽培されているかもしれない。
 いんげん豆を長くした、30センチくらいの、とても細長い豆で、種を自家採取し続けている固定種であるから、環境や土壌に完全に適応しており、安定した収穫が見込める。
 ただし、いったん終わったようでも復活することがあり、そうした年(2年に1回程度か)は思わぬ高収穫となり、収穫が長く続く。
 なお、種取については別記事で記録する。
  十六豆(十六ササゲ)2種類の種取り
 うちで栽培している十六豆は2品種あり、種が真っ黒のものと白(ごく薄い黄色)のもので、特徴は次のとおり。
  ・黒種より白種の方が数センチは長くなる。
  ・黒種の方は先が少し赤くなる。
  ・黒種は綺麗な鞘だが、白種は気持ちシワが寄った鞘になる。
  ・昔は黒種しかなく、白種は最近になってから。
  ・味は変わらない。
  ・栽培のしやすさ、収穫本数など、変わりはない。
 ここら辺りでは白種が一般的のようだが、うちではこだわりの2品種栽培である。調理するときの両者の違いであるが、女房に聞いてみたら、ゆでた十六豆を切るとき、ちょうど種の部分に当たった場合に種が白いのと黒いのとがあるし、黒い種のものはサヤが透けて黒味が見えることがあり、見た目が悪いと感ずることがあると言っていた。
 こうなると、黒種は分が悪くて、近所の方はだれも栽培してみえないだろう。消えて行く種かもしれない。となれば、この種を守ってやりたい気分になる。小生が生きている限り。
 足の長さはキュウリと変わらず、毎年2、3回に分けて時差収穫している。過去には3回に分けて時差種蒔きしたことがあるが、面倒だから近年は2回としている。まれに、もう終わったかと思いきや、復活して再びかなりの量が生る年もある。
 今まで種蒔き方法、種蒔き時期、作付け回数をあれこれ変えてきたが、2014年に、まずまずうまくいけそうな方法にたどり着いたから、2回の時差蒔き(ポット苗)することにしている。種が2種類あるから、第1弾は黒い種を使い、第2弾は白い種を使うことにしている。

 以下、十六豆(十六ササゲ)の有機肥料栽培栽培記録をこのページに記す。
 ところで、十六豆は2018年からは自然農法「たんじゅん農」を導入し、無肥料栽培に挑戦することにした。
 夏野菜用の畝作りに当たり、畑起こしのときに刻み藁や野菜の残骸、枯草を入れてすき込んだり、畝下に藁を敷き込んだりしてある。藁は炭素素材として使用したものであり、冬野菜用の残留肥料があるだろうから、2018年は無肥料でも十分に生育するのではなかろうか。2019年からが勝負年となろう。なお、無肥料栽培については「十六豆(十六ササゲ)の作付け計画&無肥料栽培」で別途記事にした。

<2017年>栽培計画
      種蒔き    初収穫見込み   ピーク予想      最終収穫
(北東区画:約5mの畝)
第1弾 4月15日頃   7月上旬   7月10日~7月末    9月上旬
 実績:4月15日    7月6日   7月7日~7月19日  9月11日
(南西区画:約7mの畝)
第2弾 6月15日頃   8月上旬    8月10~25日    9月末
 実績:6月16日    7月30日  7月31日~8月27日  9月11日

<第1弾(黒種)の栽培>
(3月31日)
 畝作り&施肥。鍬で凹型にし、肥料(苦土石灰、草木灰、混合(種粕、鶏糞、有機肥料粒)を敷き込み、ビッチュウではつり込み、鍬で土寄せし、カマボコ型の畝が完成。牛糞は定植時に植え付け穴に予定。
(4月15日:種蒔き<黒種>)
 1トレイに28ポット(小)がゆったりと入るから28ポット作り、1ポットに4粒ずつ埋め込み、空き畝に置く。鳥に突かれないよう網カゴを被せる。
(4月23日)
 1ポットに1個程度芽吹きだした。順調。
(5月8日)
 十分な大きさになったので定植。発芽率は6、7割といったところ。
 畝下に施肥済みであるが、牛糞を地表近くに入れることに。畝の峰を鍬で溝立てし、牛糞を入れ、土が乾ききっているからたっぷり注水。ポット苗を並べていく。4本芽吹きの隣は1本芽吹きといった具合に、偏らないように置いていく。周りの土で埋め戻し、再度水やり。
(5月20日)
 全然雨が降らないので、念のため水やり。
(5月21日)
 支柱立て。太長と細長を交互に刺し、細長はほとんど宙吊り状態に。
(6月4日)
 畝の削りあげ。ツルが少し巻きかけた。
(6月18日)
 晴天続きで草はあまり生えていないが、削りあげ。
(7月6日)
 1束を初収穫。畑で雀の姿を見るが、花を食い荒らすことはなさそうだ。近所の方は全部食われネットを掛けられたが、うちはそうのようなことはなさそうだから助かる。
(7月9日)
 初収穫以降、毎日2束の収穫と、調子いい。
 今日、種取り用に防鳥ネットを西2株に掛ける。(別記事)
 軽く畝の削り上げをしておいた。
(7月15日)
 毎日2束の収穫がずっと続いている。絶好調。
(7月20日)
 今日は1束強となり、ピークは終わったようだ。昨年とほぼ同様な傾向で、今年は7月7日から19日まで13日間、2束収穫が続いた。
(7月30日)
 昨日今日と10本弱の収穫で、一段落ついた感じ。
 今日、第2弾が生りだし、うまくつながった。
(8月5日)
 7月31日以降はせいぜい採れて数本。クズ生りが多い。でも、樹体が生き返りつつあり、昨日良品が数本採れ、今日は10本ほど。再生したようで、当分この状態が続こう。
(8月8日)
 昨日あたりから完全に復活し、一握り以上の収穫。9日は2握り。
(8月23日)
 毎日2握り弱の収穫で、ずっと絶好調が続いている。
(8月29日)
 昨日辺りから収穫量がガクンと落ち込み、今日は半束ほどに。
(9月2日)
 昨日から若干持ち直し、1~1束半の収穫。
(9月9日)
 今日は1束程度で、2、3日すれば終わりそう。評価★★★★★
(9月11日)
 実にコゴメが固まって付くものが多くなった。生りもパタッと悪くなり、本日でもって終了。
(9月15日)
 本日、垣根壊し。

<第2弾(白種)の栽培>
(6月16日)
 種蒔きし、ポット苗(28個)を作る。1ポットに種4個ずつ。種袋には1年前の種と混ぜてあり、半分余る。
(6月19日)
 ボツボツ芽吹いてきた。順調な芽吹きである。発芽率は8、9割。
(6月23日)
 もう十分な大きさになり、定植。支柱立ても行う。
 これからは減肥栽培に取り組むこととし、畝下にすでに肥料敷き込みしてあるから、植え付け穴に牛糞は入れず。
(6月26日:追加種蒔き)
 ネキリムシの被害が多発。数本が株元で食い千切られている。2本立ての所も含めて10数粒の種を直播きしておいた。
(7月4日:追加種蒔き)
 再びネキリムシの被害が出て、10本近く食い千切られているのを昨日発見。追加種蒔きした所のようで、掘って探してみたが虫は見つからず。
 今日、種を10数粒、再々種蒔きし直し。
(7月6日)
 昨日の雨で倒れたものがあり、土を寄せて建て直し。
 露出した種に土をかけ芽吹き促進。
(7月9日)
 追加種蒔きを2回したが、再びネキリムシの被害にあったのか、ちゃんと芽吹いているものは少ない。
 畝高が小さいから、畝の両サイドの削り上げをしっかりしておいた。
(7月30日)
 今日、1束初収穫。これから毎日1束は採れるだろう。第1弾が昨日今日10本弱だったから、うまくつながった。
(8月4日)
 初収穫の翌日(7月31日)以降、毎日2握りは収穫できている。少々虫が入りだした。千切り忘れに虫食いが目立つ。よって、種用に多く残すために、昨日から、南の方の2株は収穫しないことにした。
(8月5日)
 大量収穫も今日までか。
(8月23日)
 すぐに持ち直し、毎日2握り弱の収穫が続き、絶好調。
(8月29日)
 昨日辺りから収穫量が減り、今日は1束弱。
(9月2日)
 昨日から半束ほどに。
(9月9日)
 数本が今日は3本。もう終わるだろう。評価★★★☆☆
(9月11日)
 本日、数本の収穫で終了。

<2016年>栽培計画
      種蒔き   初収穫見込み  ピーク予想    最終収穫
第1弾 4月15日頃  7月上旬   7月10日~7月末 9月上旬
(北西区画の一番北)
第2弾 6月15日頃  8月上旬   8月10~25日  9月末
(旧樹木畑の西端2列)
<第1弾>
(4月15日)
 1ポットに黒い種を4粒ずつ埋め込み、1トレイ(28ポット)を作る。
(4月22日)
 少しずつ芽吹き始め、鳥に突かれないよう網カゴを被せる。
(4月25日)
 畝下に肥料(苦土石灰、鶏糞、種粕、有機肥料粒)敷き込み。
(4月27日)
 少々の時間があったので、急ぎ適当に長く太い支柱を24本立てた。ポット苗は28だが1本しか芽吹いていないものが幾つかあり、これでよし。
 ところで、長く太い支柱は不足気味であり、11本を細い中ぐらいの支柱に差し替え、昨年同様に中吊りにしてビニール紐で2段結わいつけた。
(4月30日)
 本日定植(北西区画の一番北)。
 畝下に施肥済みであるが、テボで大きめに穴を掘り、牛糞を入れて土と混ぜ、ポット苗を植える。1箇所に3本弱が植わり、ちょうどいい。
 これで、追肥する必要はなく、あとは収穫を待つのみ。
(6月19日)
 これまで幾度もツルの垂れ下がりを小まめに直してきたから、皆きれいに支柱に巻きついている。花がポツポツ咲きだした。
 畝が小さいので、両脇の空き畝を少々削りながら土寄せしておいた。
(6月29日)
 順調に生育中であり、本日、初生りを1束収穫。一昨年並みで昨年より1週間早い。
(7月6日)
 具合がいい。毎日収穫を3日前から開始。
 支柱に結わいつけた赤色ビニール紐が劣化して切れだした。別の白色ビニールテープを2重にして張り直し。
 東2株に防鳥ネットを掛け、種取り用にした。
(7月24日)
 種取りも終わり、早々とピーク(7月20日頃まで)を過ぎた感がする。今日、小さめのものまで収穫し、大阪へ送る。しばらく収穫ストップとなる。
 再び持ち直す可能性が大きいから、今朝、ジョウロで畝の峰にたっぷり水やり。
 午後に、南面に施肥。まず鍬で軽く溝立てし、鶏糞・種粕を撒き、鍬で削り上げ。そして、畝の峰に即効性化成肥料を撒き、ジョウロでたっぷり水やり。
(8月7日)
 まだストップしたままだが、下のほうからもツルが芽吹いてきており、たっぷり水やりしておいた。
(8月12日)
 ほぼ連日の水やりで全体に青々してきたが、花の着きが悪い。
 収穫は1日に2本程度だ。
(8月15日)
 昨日、東端の2株にコゴメが発生しているのを発見。家庭用の薬剤を噴霧したが、今日、ナス消毒の余りを噴霧。ダニ用だから効くかどうか。
(8月23日)
 東端の2株にコゴメにダニ用の農薬は効いたが、コゴメが畝の中央付近まで広がった。そこで、ベストガード1500倍散で本日消毒。
 なお、数日前から少しずつ採れ始め、今日から半束ほど毎日収穫できだした。
(8月25日)
 2日前にベストガードを噴霧したが、効果に疑問符がつく。再度噴霧した。なお、東2株はほぼコゴメが消失したようだし、真ん中から西は無事だ。
(8月29日)
 コゴメはまだまだしぶとく残っている。白ナスの消毒の余りにアファーム乳剤を足しこみ、被害の酷い箇所を中心に噴霧。
 なお、収穫は毎日半束程度が順調にできている。
(9月2日)
 4日前の農薬噴霧、3日前の雨で、コゴメがだいぶ減ったが、順次西へ移っている。収穫は順調である。
(9月13日)
 しつこいコゴメであったが、昨夜来の雨のせいか、やっと実にコゴメが全く着いていなかった。順調に収穫できている。
(9月21日)
 その後、コゴメは完全に消え、ずっと順調に収穫が続いていたが、それも17日までで、19日、20日、21日の各1束収穫で終了。評価は★★★★☆
(9月25日)
 まだ1日に数本は良品が取れそうだが、それだけの量では何ともならないから、本日撤去。

<第2弾>
(6月15日)
 今朝、種蒔きをすることにした。
 第1弾に使った種は「黒い種」であるが、第2弾は「白い種」を使った。
 苗用トレイにビニールポット(小)を28個(4×7)ゆったりと入れることにした。苗用培養土は定番の「土太郎」を使用。(昨年は、草花のプランター残土で代用したところ、肥料分がきつかったのか、発芽率がガクンと落ちた。)
 第1弾同様に1ポットに種を4粒ずつ埋め込む。
 種は昨年採ったものが十分あって、半分も使わず。
(6月19日)
 2日後には芽吹き始め、4日後の今日は定植しても良いほどに。4本発芽が多い。2本発芽は1ポットのみ。実に発芽率がいい。
 定植位置は南区画の開墾地であり、再度畝位置の微調整を行い、支柱を立てた。2畝あり、16本と12本がぴったり納まった。
(6月22日)
 本日定植。定植するに程よい大きさになっていた。
 当初、枝豆を作付けしようと思って施肥を随分前に済ませており、今日は植え付け穴に牛糞を入れて軽く土と混ぜてから植え付け。
(7月11日)
 順調に成育。たれたツルを支柱に巻き付けてやる。
(7月23日)
 順調に生育中。サツマイモのツルの侵入が激しく、ツルを跳ね出す。雑草も繁茂し、ざっと草引きし、畝に敷き、乾燥防止。
(7月31日)
 本日、初収穫。20本はあろうか。第1弾が途切れて1週間になろう。ちょうど良い。
(8月2日)
 初収穫から2日置いたので、今日は大収穫。セール初日のお客さんに差し上げよう。
(8月10日)
 大収穫も1週間ほどで終わり、まあまあの収穫に変わってきた。
 2日前から、西北の端2株を千切らず、種取り用に残す。
(8月16日)
 13日あたりから、やっと1束。今日は半束。明日は無しといったところ。しばし休みに入った。
(9月20日)
 ほぼ1か月経った数日前に半束収穫するも、その後はポツポツ。あとは種用に残すも種無しがけっこう多い感がする。評価★★★☆☆
(10月3日)
 種用に残したものの虫食いがひどい。食べられるものが数本あるが、収穫せず。本日、処分。残骸はそのまま置いておき、隣のサツマイモと同時に処理予定。

<2015年>栽培計画
      種蒔き  初収穫見込み  ピーク予想    最終収穫
第1弾 4月19日  7月上旬   7月10日~7月末 9月上旬
第2弾 6月15日  8月上旬   8月10~25日  9月末

 使用する畑は自宅前で、輪作しているから、第1弾、第2弾とも南区画となる。
 近年、お隣さんから耕運機を借りて耕運した後、4月末までに畝立てしていたが、昨年から自然農法に近づけたいと思い、耕運はせず、昨年の夏野菜の畝をそのまま使い、雑草退治も最小限にして苗を植えつけることとする。
 施肥は、例年、おふくろが化成肥料(種粕を3倍量混ぜる)を追肥していたので小生は施肥をしていないが、今年は母屋から離れた場所の作付けであり、間もなく97歳となるおふくろは昨年そこへは施肥に出かけなかったから、今年も行かないであろう。よって、どれだけか追肥をせねばと思っているが、有機肥料の埋め込みでいこうと考えている。
 なお、おふくろのボケ防止のため、昨年ポット苗作りをおふくろにさせようとしたが、面倒ぐさかってやらなかったから、今年はおふくろには話をせず、小生が自分でやることにする。

<第1弾>
 使用する畑は自宅前で、輪作しているから、第1弾、第2弾とも南区画となる。(後日、これでは交雑するからダメと思い、白種と黒種の栽培箇所をずらす。)
 近年、お隣さんから耕運機を借りて耕運した後、4月末までに畝立てしていたが、昨年から自然農法に近づけたいと思い、耕運はせず、昨年の夏野菜の畝をそのまま使い、雑草退治も最小限にして苗を植えつけることとする。
 施肥は、例年、おふくろが化成肥料(種粕を3倍量混ぜる)を追肥していたので小生は施肥をしていないが、今年は母屋から離れた場所の作付けであり、間もなく97歳となるおふくろは昨年そこへは施肥に出かけなかったから、今年も行かないであろう。よって、どれだけか追肥をせねばと思っているが、有機肥料の埋め込みでいこうと考えている。
 なお、おふくろのボケ防止のため、昨年ポット苗作りをおふくろにさせようとしたが、面倒ぐさかってやらなかったから、今年はおふくろには話をせず、小生が自分でやることにする。
(4月19日)
 ポットに種蒔きし、ミニ・ビニールハウスでしばらくの間、育苗することとした。
 1トレイに35ポット入るから、同日同様に苗作りするゴーヤ(3)枝豆(6)の残り26ポットを十六豆に。なお、種が2種類あり、第1弾は黒い種を使い、第2弾は白い種を使うことにした。1ポットの4粒ずつ埋め込み。
(4月24日)
 一斉に芽吹き始めた。
(5月3日)
 種蒔き以降、晴天で気温も高く、苗がグングン生長し、もう定植できるほどになった。そこで、本日(5月3日)定植することに。
 昨年キュウリ第2弾を作付けした場所で、その後放置してあったから、草ぼうぼうである。そこで、畝の雑草叩きをまず行った。
 次に、支柱立て。約40cm間隔に一番長い太い支柱を立て、その間に細い支柱を2本軽く差し込み、ビニール紐で3段に結わい付ける。太い支柱は11本立ち、全部で31本の支柱が立った。苗は26ポットしか作っておらず、両サイドの支柱に余りが出たが、それはそれでよかろう。
 他の夏野菜の定植を済ませてから、最後に十六豆の定植を行う。雑草の根っこがけっこう張っており、定植位置の土をテボでほぐしながら植付けした。
 26ポットの苗のなかで1ポットは全く芽吹きなしであった。他は1~4本の芽吹きで、平均3本といったところ。まだ若干芽吹くかもしれないがあまり期待できないであろう。
 なお、施肥は全くせず。後日、畝の法面に有機肥料を埋め込もう。
(5月26日)
 昨日気が付いたのだが、概ね順調に伸びて来ているが、葉の色が薄い。これは肥料不足かもしれない。そこで、今日、ブログ記事を見てみたら、全く施肥がされていないことを知った。これではそうなる。明日早速施肥しよう。
(5月27日)
 スギナを引きながら、列の両サイドに指で軽く溝を立て、鶏糞・化成肥料・種粕を撒く。テンワ(手鍬)で畝間の雑草を削り上げ、枯草も株周りに寄せる。ジョーロでたっぷり水やり。即効性の化成を施したほうがいいのを思い出し、畝の峰に撒き、再度水やり。(翌28日に苦土石灰を撒き、散水)
(写真は施肥後の姿)
DSCN0404.JPG

(6月24日)
 だいぶ伸びてきて、花が咲き出した。
 目立つスギナを引き、大きな草を軽く叩く。西法面に軽く施肥(混合肥料)。
 下部の葉、脇芽が短く伸びたものに所々病気が来たものがあるし、全体に葉がきれいでないものもある。ちゃんとした実がなるか少々心配。病気が来た葉や茎は千切りとっておいた。
(7月5日)
 初収穫。細いものも含めて10数筋。その後が続かないし、花の咲きようも悪い。成長状態はまあまあな感がするのだが、どうしたことか。
(7月12日)
 その後、10筋弱を収穫したが、調子が悪い。
 北のほうで良さそうな株を種取り用にし、大きく膨らんだものが数筋あるが、まだ鳥に突かれることはない。枯れた1筋を種として収穫。
(7月14日)
 やっと20筋ほど収穫できた。細いものがけっこう生っており、今後は例年の半分程度となろうが、順次収穫できよう。
(7月17日)
 今日は3束分くらいの収穫。毎日収穫とはならないが、これから2日に1回、同程度の収穫が見込める。
(7月19日)
 今日は1束程度。これから自家用程度に細々とした収穫となろう。なお、種を3筋採る。今年は鳥に突かれることなくいっているので種用にネット掛けする必要はなさそうだ。
(7月22日)
 収穫はぼつぼつ。本日追肥(各種混合)。
(8月5日)
 ここ10日ほど収穫できず。もう終った感がする。種取り用のものを順次収穫したが種が育っていない感がする。第2弾が調子いいから、そちらで種取りし直す必要がある。
(8月18日)
 一部が持ち直し、良品が少し取れるようになった。半分は収穫、半分は種取り用に残す。
(9月11日)
 その後は大した収穫はできず。
 本日、撤去。

<第2弾>
(6月14日)
 予定より1日早いが、今朝、種蒔きをすることにした。
 第1弾に使った種は「黒い種」であるが、第2弾は「白い種」を使った。少々形が違うのだが、今まで意識したことなく、今年はしっかり比較してみよう。
 苗用トレイにビニールポット(小)を35個(5×7)びっしり入れることにした。苗用培養土(土太郎)がなかったので、草花のプランター用土で代用した。
 種は、2012、13年のもので、あまりない。まず3粒ずつ種を入れていったら、34ポットで種がなくなった。プランター用土を少々被せて押さえ、水を撒いて終了。
 いつもは乾燥防止のため、芽吹くまでダンボールを乗せておくが、キュウリ苗などに水やりする必要があり、今回は省略。
(6月17日追記)
 もう芽吹き始め、土を持ち上げだした。
(6月18日追記)
 定植は近いから、予定の畝の草叩きを行う。
(6月20日追記)
 種が古くて、それがために発芽率が悪いのだろう。
<後日追記:草花のプランター用土は肥料分がきつ過ぎて芽吹かなかったと思われる>
 1、2本芽吹いたポットが19。全く芽吹かないポットが15。これでは不足する。お隣さんに「白い種」が残ってないか聞いたら、直播きしたら鳥に突かれてしまい、種が不足し、追加の種をJAで買ったくらいとのこと。
 よって、「黒い種」の残りを全く芽吹かないポットに蒔き直し。4粒ずつポットに埋め込み、3ポット足して18ポットができた。これで、何とかなろう。
 ただし、種取りせねばならないから、2品種が交配しないよう、作付け場所を離さねばならない。
(6月24日追記)
 「白い種」の芽吹きは20本程度で、十分な大きさになっており、「黒い種」との交配を避けるため、菊菜の跡地に1m強植え付け。
 施肥は、混合肥料(種粕3・鶏糞1・有機肥料粒1・化成1)を法面両側に埋め込み。苦土石灰を振るのを忘れた。(26日に振る)
 なお、20日に種蒔きした「黒い種」は土を持ち上げだし、芽吹きが始まった。
(6月28日追記)
 「黒い種」の追加蒔きが直ぐに伸びてきたが、発芽率が5割程度だ。本日定植。用意した畝の半分にもならないが、やむを得ない。
 苦土石灰を振ってから、植え付け穴に牛糞を1つかみ入れて土と混ぜ、植え付け。本格的な施肥は後日。
 2品種ともに支柱を立てる。
 万田酵素を噴霧。
(6月30日追記)
 28日定植の畝に施肥。東面に溝を立て、混合肥料(種粕3・鶏糞1・有機肥料粒1・化成1)を埋め込み。
(8月5日)
 白い種のほうは、7月末に初収穫できるものができてきたが、これは種取り用に残した。
 黒い種のほうは、本日初収穫できる状態となった。
 どちらも例年どおり育ちがよい。
(8月16日)
 液肥が余ったので、十六豆(黒、白ともに)に撒き、また、混合肥料も撒いておいた。
(8月18日)
 どちらも調子がいい。白種は栽培本数が少ないので、多くを種取り用に残すことにした。
 なお、2日前に、今まで日陰干しで貯めておいた種取り用の枯れたものから種を取り出した。
(8月31日)
 お盆以降の長雨が良かったのか、樹勢が良く、良品が少しずつではあるが、毎日収穫できている。
 黒種より白種のほうが長い実がとれるような感がする。
 種用のものが随分溜まった。(種取りは別記事で)
(9月17日)
 黒種はもう終わりだが、白種は今日も随分収穫できた。でも白種は今日が峠だろう。種用も随分残してある。
(9月19日)
 黒種は無収穫。白種は今日も随分収穫できた。
(9月20日)
 黒種の垣根を撤去。
(9月23日)
 白種は今日の収穫で終了。
(9月28日)
 白種の垣根を撤去。

<2014年の記録>
 昨年の経験を踏まえて、今年は次のように計画した。どちらも直播きではなくポット苗づくり。
       種蒔き  初収穫見込み  ピーク予想   最終収穫
第1弾 4月15日  7月上旬 7月20日~8月10日 9月上旬
(実際: 4月19日  6月30日 7月5日~7月15日 9月16日)
第2弾 6月15日  8月上旬   8月10~25日   9月末
(実際: 6月25日  8月8日  8月11日~9月7日 9月27日)   

 例年、第1弾はハウス育苗し、早期育成していたが、昨年からこれを止めにした。ハウス育苗すると、6月末から生り始め7月中にほぼ終わってしまう。夏野菜は暑くなってから食べるものであるから、急ぐ必要はないからだ。
 こうしたことから、昨年は2回に分けて種を直播きしたところであるが、第1弾は芽吹きが悪く、第2弾は芽吹いたもの(まだ豆の状態)を鳥に食われる被害があったので、今年から2回とも露地栽培で育てたポット苗を定植することにする。
 使用する畑は自宅前で、第1弾は北西区画、第2弾は南区画とする。
 4月中旬に、お隣さんから耕運機を借りて耕運した後、4月末までに畝立て。
 本当は有機栽培したいのだが、今年も、どうせおふくろが過剰なほどに化成肥料(種粕を3倍量混ぜる)を撒くだろうから、有機肥料の敷き込みはしないこととする。
 なお、間もなく96歳となるおふくろのボケ防止のため、ポット苗作りをおふくろにさせたいが、たぶん面倒ぐさかってやらないだろう。でも、時期が来たら話だけはしてみよう。
(4月18日)
 ポット苗を作るのに必要なものを1か所にまとめて置き、3日前から毎日おふくろに話をするも、やりたくないからであろう、とぼけたことばかり言い、らちが開かず。とうとう痺れを切らして、今日のお昼にポット苗27鉢を自分で作る。
 ビニールポット(小)に苗用培養土(土太郎)を入れて、1鉢に3粒埋め込み、在庫の種が底をつく。土太郎を少し乗せて押さえ、これで終了。所要時間はたったの5分。これくらいのことは簡単にやれるのに、おふくろのわがままには、ほとほとまいる。
 なお、昨年と同様に、第1弾は白い種を使い、第2弾は黒い種を使うことにする。種の色が違っても姿形は変わらないし、味も変わらないから不思議なものだ。
(4月26日)
 昨日はまだまだであったが、ポット苗の過半に1、2本の芽吹きがあった。
(5月1日)
 ほぼ綺麗な芽吹きが認められた。そしたら、早々とおふくろが定植し、施肥(化成・種粕混合)もしてしまった。まあ、これでも良かろう。
(5月11日)
 ここのところの雨なしで畑が乾いており、数日前から気が向いたときにホースで散水。
 今日は、倒れたり根が見えるものあるから、指で土を寄せて立たせた。そして、土寄せもしておいた。
(5月12日)
 本日、支柱を立てた。1本置きに一番長いもの(しっかり埋め込む)、2番目に長い細いもの(軽く埋め込む)、とし、ビニール紐で1段結わい付け。
 万田酵素1000倍散を噴霧。植物の滋養になる。
(5月15日)
 昨日、おふくろが北面に施肥。本日、土寄せ。
(5月20日)
 昨日、おふくろが南面に再施肥し、北面は牛糞を撒いた。土寄せしてしまうとキュウリと同様に再々施肥しかねない。そこで、これまたキュウリと同様に「次回の施肥は6月15日以降」と立て札を立てておいた。
(6月30日)
 順調に生育中。5月20日以降、6月15日が過ぎても、まだ、おふくろは施肥しない。追肥はもう少し後でも良かろう。
 本日、おふくろが初収穫。10本はあったであろう。
(7月3日)
 2回目の収穫。10数本あった。これから本格的な収穫となる。
(7月6日)
 順調に収穫中。おふくろに施肥を頼んでおいたがちっともしないので、本日施肥。まず、峰の頂に化成1:種粕3の混合肥料を撒き、南面を削り上げ、肥料をほぼ隠す。次に、北面はだいぶ前に鍬で溝立てしてあり、鶏糞を撒いて土寄せ。
(7月11日)
 毎朝、収穫しているが、昨日は雨で収穫しなかった。そしたら、午前中におふくろが収穫し、お昼に自宅へ行ったら、持っていけと言う。かなり細い物まで収穫している。選り分けて細いものを残し、「自分で千切ったものは自分で食べろ。」と言っておいた。数日前は隔日で収穫していたが、夕方におふくろが収穫し、翌日、「持って行け」と言う。そのときも「自分で食べろ。」と言っておいたが、今朝、またまた「昨日千切ったから持っていけ。」と言う。96歳のおふくろは“やりたいことをやりたいときに気ままにやる”という生き方だから、往生する。“やりたくないことでもやらねばならぬ”という生き方を少しはしてほしいものだ。
(7月21日)
 6月30日に初収穫してから20日経過し、数日前から生りが悪くなった。2週間前に追肥しており、それが効いてくれていると思うが、復活してほしいものだ。第2弾はまだまだだから、もうしばらく頑張ってほしい。
 畝が乾いているので、ホースでたっぷり散水してやった。畝が湿っていると、みずみずしい実が生る傾向にある。
(7月28日)
 樹勢が落ちて下り坂になったものの、連日のホース散水あるいはジョウロでの水やりで、みずみずしい実が生るようになった。
(8月7日)
 連日水やりするも、樹勢が弱まり、数日前から生りが悪くなった。5日の良いお湿りで復活するかもしれないが、明日には第2弾が初収穫できるから、うまく繋がった感がする。
(8月16日)
 5日以降、曇天が続き雨もよく降り畑は湿っている。みずみずしい実が生ってくれてもよさそうだが、良品は毎日数本程度だ。下部から脇目が勢い良く伸びてきており、これが成長すれば復活するかもしれないが、第2弾が順調に収穫できており、これから最盛期に入るであろうから、第1弾はそろそろ処分した方が良さそうだ。
(8月22日)
 何だか復活しそうな雰囲気で、処分せずに様子見しよう。毎日良品が数本採れ続けている。
(9月16日)
 その後、連日、10本弱の収穫ができていたが、今日は3本で、もう終わりだ。
(9月17日)
 本日、処分。

<2013年の記録>
 例年、十六豆は、おふくろがお隣さんのハウスの一部を借りて種蒔きし、育苗した苗をゴールデンウイークに定植していた。だが、昨春は、93歳となったおふくろであるからして、それを忘れており、小生がせかしてやっと種蒔きしてくれた。
 今春は、どうかというと、様子見していたら、おふくろは何もやろうとはしない。面倒でやらないのかボケて忘れているのかどちらか分からないが、ハウスで促成栽培するまでのことはないから、これでよい。
 ところで、ハウスで早期育成したものは、お盆前には終わってしまう。そこで、一昨年は、遅蒔きの第2弾も作付けし、昨年は第3弾も作付けした。その経験を踏まえ、今年(2013年)は作付け計画を次のように立てた。

        種蒔き      収穫見込み     ピーク予想
第1弾 4月初め(直播き)  7月いっぱい   7月20日前後
(注:第1弾は畝立てが遅れ、4月14日におふくろが直播き) 
第2弾 5月中旬(直播き)7月下旬~8月下旬 8月10日前後
(注:第1弾の芽吹き遅れで、6月18日すぎの直播きに変更)
第3弾 7月中旬(ポット苗) 8月下旬~9月下旬 9月1日前後
(注:第2弾が遅れたので中止)

<第1弾の栽培>
(5月2日)
 4月14日に、おふくろをせかせて種蒔きさせたが、低温傾向が続き、なかなか芽吹かず心配していたものの、今朝見てみたら、所々で蒔いた豆が土を持ち上げていた。
(5月14日)
 おふくろが種をこぼしたのであろう、おかしな所で芽吹いているものあり。これを芽吹かなかった所へ数日前に移植。
 そうしたものの、依然として芽吹きが悪く、欠損していたり、1本しか芽吹いていない株もある。よって、今日、そうした所に種を埋め込んでおいた。
(5月28日)
 第1弾がなかなか生長しないし、追加種蒔きも芽吹かない。納屋の洗い場に近いから、頻繁に散水しているのだが…
DSCN0158.JPG

(6月18日)
 成長が思わしくないが、本日支柱立て。
(6月28日)
 やっとツルが支柱に巻き付き登っていくようになった。でも2割程度だ。
 追加種蒔きしたものが、いつの間にか芽吹いている。
 おふくろが施肥を何度もやっている(肥料過剰だ)。北面を土寄せ。
(7月7日)
 まだ背丈は低いものの4本初収穫。
(7月22日)
 その後、隔日で数本から10本を収穫。本日20本。やっと、本格的に収穫できるようになった。
(8月12日)
 最盛期も終わりがけになり、鞘が薄くなりだした。早めに収穫。
(8月14日)
 畝が乾いてきたので、ホースでたっぷり散水。
(8月26日)
 その後も、連日のように水やり。25日はまとまった雨。
 細々だが、みずみずしい実が毎日どれだけか収穫できている。
 しかし、25日からの低温により、収穫量は半減している。
(9月10日)
 細々とした収穫で、良品が少なくなった。第2弾の勢いがいいので、本日処分。直ぐに跡起こし。

<第2弾>
(6月25日)
 このブログの非公開ページ(農作業スケジュール表)には、記入ミスで6月25日に種蒔きとなっていって、昨日、それに気が付いた。
 そこで、早速、10日遅れながら、今朝、種蒔きをすることにした。
 第2弾に使った種は「黒い種」である。第1弾は「白い種」を使ったのだが、種の色が違っても、実の姿や味は変わらないから不思議なものだ。
 苗用トレイにビニールポット(小)がゆったりと4×7=28個入り、この数だけ用意した。苗用培養土(土太郎)を入れ、4粒ずつ種を埋め込み、培養土を少々被せて押さえ、水を撒いて終了。
 乾燥防止のため、芽吹くまでダンボールを乗せておくことにした。
(6月28日追記)
 乗せておいたダンボールをめくってみたら、大半が芽吹きかけていた。日を当てるためにダンボールを除去。
(7月2日追記)
 芽吹きから4日後の今日、驚くほどの生長ぶりである。
 予定の畝には有機肥料が4月に敷きこんである。今日は、草叩きし、寄せ用の土を作るために鍬で溝立てする。最後に、鍬で畝起こししておいた。
 明日は曇のち雨の予報であり、朝、早速定植することにしよう。
(7月3日追記)
 発芽率は6、7割。全く芽吹かなかったポットが1個、他は3株が多い。南ブロックは長い畝であるから、27ポットがちょうど具合良く収まった。間引きなしでこのまま成育させる。
(7月6日追記)
 本日、東面に施肥(化成1:種粕3)し、土寄せ。そして、支柱を立てた。
(7月20日追記)
 本日、東面に2度目の施肥(化成1:種粕3)を行い、土寄せ。
(8月8日追記)
 第1弾が1週間ほど前から樹勢が弱って生りが悪くなったところで、本日第2弾が1束収穫できた。うまく繋がった感がする。明日から連日収穫することになろう。
(8月16日追記)
 数日前から毎日1束程度収穫できている。連日バンバン生ってくれるといった状態だ。
(8月20日追記)
 キュウリのついでに追肥(化成1:種粕3)を畝の峰に。
(8月27日追記)
 高収穫が続いている。毎日1握り程度は収穫できる。ただし、毎年のことだが、虫が入るものが少々出てきた。
 なお、種取りであるが、今年は千切り忘れを種にしよう。例年、太くなったものを鳥が突くことが多いが、今年は今のところ無被害だから。
(9月7日追記)
 順調に収穫中。虫入りは9月初めがピークで、その後減り、昨日辺りからはほとんどなくなった。
(9月16日追記)
 ピークは終わり、樹勢も弱ってきた。
(9月23日追記)
 どんどん枯れ始め、本日1束の収穫でもって、収穫終了。

<2013年>
 一昨年は、遅蒔きの第2弾を作付けし、昨年は第3弾も作付けした。その経験を踏まえ、今年は作付け計画を次のように立てた。
         種蒔き        収穫見込み     ピーク予想
第1弾  4月初め 直播き  7月いっぱい      7月20日前後
(注:第1弾は畝立てが遅れ、4月14日におふくろが直播き) 
第2弾  5月中旬 直播き 7月下旬~8月下旬  8月10日前後
(注:第1弾の芽吹き遅れで、6月18日すぎの直播きに変更)
第3弾  7月中旬 ポット苗  8月下旬~9月下旬  9月1日前後
(注:第2弾が遅れたので中止)
<第2弾の記録>
 6月10日過ぎに、おふくろに種蒔きを頼んでおいたが、面倒ぐさがってやろうとしない。痺れを切らして18日に小生が実行。
 種が2種類ある。第1弾は白い種を使ったから、第2弾は黒い種を使う。種の色が違っても姿形は変わらないし、味も変わらないから不思議なものだ。
 生まれて初めて蒔く十六豆。発芽状態は見ているから、間隔は約25センチで良いが、何粒をどれくらいの深さに埋めれば良いかが分からない。よって、4粒を2センチ間隔ぐらいで適当に埋めた。
(6月23日追記)
 まずまず芽吹きがあったものの、葉(まだ豆のままの状態)を食われたものあり。
 1株に3本を発芽させたいから、追加で種を埋め込む。
(6月25日追記)
 またまた食われたものを発見。きっと鳥だろう。
(6月26日追記)
 ポット苗(種を4個ズル埋める)を10鉢作り、覆い(網戸のネット)をする。
(7月2日追記)
 ポット苗がまずまずの大きさになり、歯抜けした箇所や1本しか芽吹いていない所に定植。 
 なお、追加で種を埋め込んだものは、その後、ほとんど被害なし。
(7月9日追記)
 施肥はおふくろが既にしており、雑草を削り上げ。
(7月13日追記)
 東面を土寄せ。
(7月17日追記)
 ここのところ生長が激しい。支柱立て。
(7月23日追記)
 ここ数日、気が付いたときに、ツルを支柱に巻きつける。雑草を削り上げ。
(8月2日追記)
 本日2筋を初収穫。
(8月12日追記)
 最盛期の入り口に入る。
(8月26日追記)
 2日前までが最盛期のようだ。
(9月9日追記)
 低温で生りが悪かったが本日大収穫。
(9月14日追記)
 昨日は気温がグーンと上がり、大収穫。
(9月24日追記)
 よく生ってくれたが、どうやら、もうお終いのようだ。
(10月2日追記)
 本日、ほんの少々の収穫で終了。

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