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紫ナスの手抜き栽培 [手抜き栽培:紫ナス]

 うちでは種を自家採取する白ナスをメインにして栽培しているので、紫ナスは脇役の存在となる。従前、作付け場所は白ナスを条件の良い須賀前の畑にし、紫ナスは交配を避けるために自宅前の畑にしていたが、自宅前は風通しが悪くて病害虫が付きやすく、また、湿気畑であり、紫ナスの出来が悪かった。
 でも、2015年からは、前年まで家庭菜園に貸していた須賀前の畑の東のほうが作付け放棄で戻ってきたので、白ナスを西のほう、紫ナスを東のほう、と大きく距離を空ければ交配の恐れが少なくなろうと、同じ畑で両方を栽培することとした。そうしたところ、交配はなく、うまくいった。
 紫ナスはこうして須賀前の畑で有機肥料栽培で輪作し、高収穫を得ることができた。
 2017年春に自然農法「たんじゅん農」を知り、2018年から無肥料栽培に挑戦することとした。ナスは連作障害が出るから5年空けよと言われるが連作にも挑戦した。そうしたところ、ナスはよほどの肥料食いと思われる。2品種とも超不作となってしまった。そこで、2021年から紫ナスは苗を接ぎ木にしたところ、無肥料連作であっても好成績を収めた。
 紫ナスはどうせ苗購入せねばならず、8本もあれば十分だから、その後は接ぎ木苗で通すこととした。そして、2022年には株間にショウガ栽培し、2023年からはオクラ、白ナスを加えた4種類の混植栽培(2024年からはショウガは外す)にすることとした。
 なお、無肥料連作は大方の野菜でうまくいかず、2022年は植え付け穴に牛糞堆肥を1株に1リットル投入したが、紫ナスは無肥料で十分育つから、牛糞堆肥を入れなかった。ただし、2023年からは混植する他の3種類は無肥料では成績が悪いから、微肥料とし、紫ナスにも肥料投与になる。
 紫ナスそして混植するオクラ、白ナスも収穫期間が長いので、この畝は一毛作でいく。
 2022年までの栽培記録は「紫ナスの無肥料栽培」に残す。

<2024年>
 紫ナス、オクラ、白ナスの3種類を混植する畝は、昨年と同様に須賀前の畑の西から第2畝とした。一毛作である。
3.04雑草をマンノウで草叩き。
3.31草叩きと峰の削り落とし、施肥(苦土石灰、牛糞、鶏糞)
4.01畑起こしもどき。なお、「畑起こしもどき」とは小生が勝手に命名したもので、別立てブログ「三浦伸章「ガッテン農法」を知る」で紹介しているが、スコップを差して空気を入れるもので、ビッチュウによる畑起こしを軽作業化したものである。
4.27混植畝につき、数日前に銘柄ごとに色分けした棒を差し、連作を避けるため、昨年の位置を1株ずつずらした。今日、購入接木苗8本植え付け。軽く水やり。

<2023年>
 紫ナスそして混植するオクラ、白ナス、ショウガの畝は、西から第2畝(前年はオクラ、白ナスの混植)とした。
3.20大きな雑草を草刈り機で刈り取り、その後でテンワで草叩き。
4.03畑起こしもどき。
4.04苦土石灰とほんの少々有機肥料粒をばら撒いておいた。

 今年初めて本格的に3畝で混植栽培することにした。うち1畝が接ぎ木紫ナスの畝で、オクラ、白ナス、ショウガとの混植である。約10m強の畝に紫ナス8株を植え付けるが、後日、その株の北側にショウガを8株植え、株間にオクラまたは白ナス(各4株)を植えての混植栽培である。オクラと白ナスは樹体幅が異なるので、紫ナス同士の株間は均等にせず、若干の調整をする。
 ところで、白ナスは当初は、従前どおり冷床種蒔きして育てた苗を後日定植する予定にしていたが、R園さんで白ナス苗を売っていたので、試しにこの畝(4株)だけ紫ナスと同日に植え付けることとした。
4.23当初の計画では、接ぎ木紫ナス以外は植え付け時に牛糞堆肥を各1リットル投入することとしていたが、作業効率が悪くなるから、畝全体に入れ込むこととした。
 畝の峰をテンワで両側に少々土退けし、牛糞堆肥を1株当たり約1リットル相当を畝全体にばら撒き、テンワで少々はつり込んでから土を戻し、畝整形。
 樹体幅を考慮に入れて4種類の定植位置に4種類の棒を差す。
4.24接ぎ木紫ナス「千両二号」と白ナス「とろ~り旨なす」2種類は3日前に購入。今日指定位置に植え付け、麻紐で支柱に軽く結わい付け。
5.1ショウガ種を紫ナスの北隣に植え付け。
5.27雑草が目立つので、畝全体を草叩き。
5.31順調に生育中。生っている実はクズっぽいので除去。結わい付け直し。
6.19株周りを手で草引き、マンノウで草叩き。初生り1個だけ収穫。
7.2まだ樹体は小さいが、今日から本格的に収穫(5個)。枝が垂れ下がりだし、補助支柱を差す。
7.17順調に収穫できているが、チャノホコリダ被害がだいぶ出だした。
 株周りの草引き、テンワで畝の草叩き 
8.13チャノホコリダ被害がひどく、8月になってからは無収穫。若干の枝葉落としをしてきたが、台風対策のため、思い切って剪定し、秋ナス仕立てにする。
8.14台風対策のため、支柱追加し、結わい付け。(風はまったく吹かずに終わる)
8.31チャノホコリダ被害が消え、ぐんぐん生育。ポツポツと再収穫が始まる。
9.13いっぱい実を付け、気持ち小さい状態で収穫を続けている。
9.24マンノウで畝の草叩き、カブ周りは手で草引き。
10.24まずまずの量を小さめで収穫最終収穫(良品多し)。評価★★☆☆☆
11.5小さめのものを収穫(良品多し)。11.12最終収穫.。
11.19株元から鎌で切り、残骸はヤーコン畑へ。
 他の混植野菜も同様に措置し、マンノウで畝全体の草叩き。

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