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ショウガの栽培 [ショウガ]

(2023年からは別ページ→ショウガの手抜き栽培

 2016年からショウガの栽培に取り組む。最初の2年間は、里芋の株間での栽培。
 2018・19年は半日陰での栽培を目論み、南隣り工場の際としたが、条件が悪く、2020年からは柿の木(東)の枝先の下(昨年はチマサンチュ)に変更した。なお、2018年からは無肥料栽培でいく。
 2020年までは普通サイズのショウガ栽培であったが、2021年は半分を大ショウガにしたところ、大きいから女房は喜んだが、半分以上は芽吹かず腐ってしまった。
 そこで、2022年は全部大ショウガにし、栽培場所を根本的に変え、栽培法も検討し直すことにした。ただし、無肥料栽培でいく。施肥栽培だとショウガは連作が利かず、4年は空けよと言われているから、何としても連作で成功させたいからだ。

<ネット検索して得た栽培法の基本的事項>
・慣行農法では連作が利かず、4年は空けよ
・元肥は、苦土石灰、牛糞堆肥か腐葉土、発酵鶏糞も可
・土寄せを頻繁に、そのとき追肥も
・乾燥防止に藁を敷く
・里芋やナスの株間が日当たりが少なくなり栽培適地
・ジャガイモとは相性が悪いので、後作に適さない
・植え付けの深さは10cm(6cm)、株間は25cm(30cm以上)
・列幅は60cm
・ちぎり分けた種ショウガはしばらく箱に入れて少々発芽させるとよい
・芽出し場で浅植えすると発芽が良く、それを定植するのも手

 収獲したショウガの保管法だが、ネット検索すると次のとおりであった。
<やまむファーム>
(1)20cmほど土を掘り下げてもみ殻を敷き、その上にショウガ同士が触れないように横倒しに並べ、土を2cm以上被せます。その上にショウガを並べて繰り返し、最後に籾殻を被せたら、土を10cm以上盛り上げ、雨よけを兼ねてワラや落ち葉、枯れ草で覆っておきます。
(2)発泡スチロール箱に新聞を敷き詰め、ショウガ1塊ずつを新聞紙に包んで水に濡らします。それを発泡スチロール箱に並べて、蓋をガムテープで密封し、涼しい部屋で保管します。
<JA岡山西>
 10月に入ると茎葉の生長は止まり、塊茎の肥大もストップしますが、塊茎は硬く引き締まり充実してきます。貯蔵するものは、霜が降りる前まで待って十分に充実させて収穫しましょう。
 貯蔵適温は14~16℃、湿度は90〜95%である。18℃以上では発芽し、13℃以下では腐敗するので注意する。
<家庭菜園で収獲の場合>
 発泡スチロール箱に新聞を敷き詰め、ショウガ1塊ずつを新聞紙に包んで水に濡らします。それを発泡スチロール箱に並べて、蓋をガムテープで密封し、涼しい部屋で保管します。


<2022年産>
<種ショウガの植え付け前処理>
(4月23日)
 大ショウガは、100~120gにちぎり分けるといい、とあったり、40~120gとあったりする。買ってきた種ショウガは50~200g超であったので、適当にちぎり分けたところ、30~100gぐらいになった。
 昨年まではちぎり分けいて直ぐに植え付けしていたが、昨年は大ショウガの半分は腐ってしまった。ネット検索してみると、大ショウガは切り口を2日程度日光に当てるとよいとのことで、切り口を上にして苗トレイに入れ、日が当たる所に置く。
(4月30日)
 直射日光に2日さらし、25日夕刻に納屋の軒先に移動。今日、植え付け。千切り分けてから1週間が経つから切り口はしっかり乾いており、腐ることはなかろう。

<第一栽培地(中央の柿の木の北面)>
 メインの栽培場所を、より日が当たらない柿の木(中央)の北面に変更することとし、ここは永年何も栽培してこなかったので土壌改良が必須であり、十分に土壌改良して栽培着手に備えることにした。
(2021年10月23日)
 籾殻を少々ばら蒔き、ビッチュウで荒起こし。柿の木(中央)の北面で、その北側のミニハウス際とし、約2mの2畝栽培とすべく粗起こし。なお、その箇所はドクダミがはびこっているので、地下茎をていねいに除去。
(10月25日)
 籾殻が追加で大量に入手できたので、たっぷり籾殻をばら蒔き、ビッチュウで混ぜ込んだが、たっぷりのつもりであっても、適量と言った程度のものになってしまった。
(11月14日)
 再度籾殻を撒き、すき直し。
(11月29日)
 これでもかとばかり、今日は刻み藁を撒き、すき直し。ちょっと入りすぎた感がする。
(12月20日)
 畝に入れ込んだ籾殻や刻み藁の分解を促進させるため、ビニールシート掛け。
(2022年3月21日)
 ビニールシートを外す。2畝のうち北側の1畝の半分に甘夏を土中保存(4月下旬には甘夏を全部掘り出す)するため、畝を壊し、スギナやドクダミの地下茎を除去。
 なお、籾殻や刻み藁の分解はというと、思ったほど進んでいない感がした。
(4月25日)
 畝の立て直しを行うこととし、酸性土壌改善のため全体に苦土石灰と牡蠣殻粉末をばら撒き、小型ビッチュウではつって混ぜ込む。残っていたスギナやドクダミの地下茎をとことん除去。気になっていた籾殻や刻み藁の分解は少し進んだ。
(4月30日)
 今日、お昼に植え付け。肥料は何も入れず。大きそうな種ショウガ8個は須賀前に植え、ここには残りの30個ほどを植え付け。各畝2列で、株間25cmほどとなり、少々密になった。少々窪ませて深さ5cmほどに。窪ませたのは、ある程度成育後に土寄せするため。
(5月24日)
 細かな雑草が生えてきており、大きく芽吹かないうちに草削り。
(6月12日)
 細かな雑草が生えてきており、手で草引き。
(6月26日)
 半分ほど発芽。小型コテで草叩き。
(9月18日)
 一部不発芽なものがあったが、おおむね順調に生育しているようだ。少々痩せているが。あまり草が生えていないが、ざっと草引き。
(11月27日)
 今日、全部掘る。まあまあ新ショウガができていたのは1株だけ。種ショウガのほうが多いもの多数。ここでの栽培は無理のようだ。評価★☆☆☆☆

<第ニ栽培地(須賀前の畑:接木ナスの株間)>
(4月30日)
 接木ナス8株は4月24日に定植済み。株間と北の端、計8か所に大きな種ショウガを1個ずつ植え付け。肥料は何も入れず。ナスの株間を少々窪ませて深さ5cmほどに。窪ませたのは、ある程度成育後に土寄せするため。
(5月24日)
 細かな雑草が生えてきており、大きく芽吹かないうちに草削り。
(6月12日)
 細かな雑草が生えてきており、手で草引き。2か所でかすかな芽吹きあり。
(6月26日)
 ほぼ全部発芽。小型コテで草叩き。
(7月3日)
 ざっと草引きし、畝の法面を削り上げて土寄せ。
(8月1日)
 紫ナスの株間のショウガ周りの雑草が伸びてきているので、紫ナスの畝全体の草叩きを行なう。特にショウガ周りを念入りに。
(10月9日、14日)
 試しに9日に1株(14日は2株)掘る。種ショウガは傷みなし(14日は1株は種ショウガ消失)。その上に新ショウガができているが、種ショウガより小さめだ。
(11月18日)
 残り全部収穫。無肥料のせいであろう、1か月前と同様に小さい。評価★★☆☆☆

<2021年産>
(4月3日)
 昨年に引き続き、柿の木(東)の枝先の下での連作栽培とする。
 冬越しショウガを全部掘り出し、5割ほど場所を広げ、昨年に引き続いて牡蠣殻粉末と刻み藁(昨年は枯草)を入れ込み、畑起こしもどきは省略して、畝整形。
(4月25日)
 種ショウガ(普通の生姜1袋、大生姜1袋)を購入し、本日、植え付け。
 普通のショウガは手でちぎり分け、大生姜も大半は手でちぎり分けたが、2つだけ包丁で切り分け。切り口を乾かさず、千切ってすぐの植え付けだが、腐ることはなかろう。(→普通のショウガは大丈夫だったが、大ショウガが半分は腐ってしまった。)
 畝の土を両サイドに鍬で退け、平らにしてからショウガを3列に並べる。少々狭い感がするが良かろう。後は、手で退けた土を振り戻す。5cmぐらい覆土できたであろう。
(5月30日)
 まだ発芽はない。雑草がけっこう生えており、小型鍬で雑草削り。
(6月26日)
 1週間前に部分的に発芽しだし、細かな草を手で草引き。
 今日、再度細かな草を引き、刻み藁をたっぷり被せる。
(10月21日)
 普通のショウガは全部芽吹いて通常通りの生育の感がするが、大生姜は半分ぐらいしか芽吹かなかったようでけっこう歯抜けになっている。
 10月初めにほんの少し収穫し、今日、大ショウガを数株収穫。まだ生育は不十分。ひねショウガは半分ぐらいに付いていた。
(11月7日)
 大生姜を全部収穫する。半分は芽吹かなかったようだ。生育した株もさほど大きくないショウガしかできていなかった。大生姜の評価★★☆☆☆
(12月5日)
 普通のショウガを全部収穫。昨年より気持ち収量が少ない感がする。評価★★★☆☆
 掘り終わった畝は、刻み藁をけっこうな量を混ぜ込み、畝整形。
 収穫したショウガは新ショウガとひねショウガに分け、大きいものは個々に新聞紙に包んでから発泡スチロール箱に詰める。小さいものやひねショウガは2、3個まとめて同様に。なお、箱には最後に濡れタオルを入れておいた。
 2箱作り、1箱は店の2階の居室の冷蔵庫の上、1箱は自宅の居間の押し入れの上段に保管。両方ともあまり冷え込まない場所だから、長期保存できることを期待。
(12月20日)
 畝に入れ込んだ刻み藁の分解を促進させるため、ビニールシート掛け。
(2022年1月9日)
 自宅の居間の押し入れの上段に保管していた1箱を全部取り出し、新聞紙を外してジェット水流で泥落し。凍みたものは全くない感じがする。大きな籠に入れ、自然乾燥させ、明日、一族郎党に各種野菜とともに発送予定。

<2020年産>
 今年から、柿の木(東)の枝先の下(昨年まではチマサンチュ)での栽培。
(4月6日)
 畑起こしもどき(スコップを差し込み、空気入れ、若干の土ほぐしにもなる)をしながら、牡蠣殻粉末と若干の枯草を入れ込む。ついでに大きな雑草を除去。
(4月29日)
 昨日、種ショウガ(普通の生姜1袋、赤芽生姜1袋)を購入。本日、植え付け。
 今朝、4月6日に牡蠣殻粉末を入れ込んでいたのを忘れ、再度、これを入れて畑起こしもどきをするという無駄なことをやってしまった。
 この作業の後、テンワで土を両側に退け、種ショウガを適当にちぎり分け、3列で並べ置く。約2m畝、畝幅70cmほどにびっしり。少々株間が狭すぎの感がする。
 5cmほど土を被せようと思ったが3cmほどとなり、畝の両サイドをテンワで削り、追加して土乗せ。4cmほど土が乗ったであろうか。最後に枯草を若干乗せる。
 西に普通の生姜30かけら弱、東に赤芽生姜30かけら弱の植え付けとなった。
(5月24日)
 草は少ししか生えていないがスギナが目立つ。ていねいに草引き。まだ芽吹きなし。
(6月7日)
 再度草引きし、隣接する柿畑の大きな雑草を引いてショウガ畝に被せ、草抑え。
 少し芽吹きが見られた。
(6月17、18日)
 芽吹きが進んだが、まだ半分以下。草引きし、刻み藁と休耕田の枯草被せ。
(7月3日)
 土壌が酸性化しているきらいがあり、木灰を畝全体に散布。
(10月4日)
 その後順調に生育し、地上部は随分と伸びた。
 今日、一部収穫。まだ小さい。ひねショウガもしっかりしており、食べられそう。
(11月1日)
 まだ葉が青々しているが、数株収穫。けっこう豊作である。
(12月13日)
 その後一部収穫し、残り半分強。本日、冬越し支度。
 上部を刈り取り、鍬で残り畝全体に覆土(5cm)。むしろを被せ、ビニールシート2重で覆う。鍬で淵に土を乗せ、上面にショウガの地上部を置く。
 今後、必要の都度、掘り出すことにする。評価★★★★☆
(2021年2月21日)
 その後、一部を掘り出す。まだ半分は残っている。
 もう冷え込みはないから、ビニールシートを外す。当分の間、むしろだけで防寒。
(4月3日)
 2月21日にビニールシートを外したのがいけなかったのだろう、3分の1ほどは明らかに凍みていた。選り出したショウガも、女房が料理に使おうとしたら凍みており、使えなかった。

<2019年産>
(4月23日)
 昨年は発泡スチロール箱での芽出しに失敗したので、今年は少々時期を遅らせ、直植えすることにした。
 昨年と同じ場所での連作であり、無肥料でいく。ただし、覆いにしていた刻み藁は収穫時に軽く埋め込んである。
 今日、JAで種ショウガを1袋(980円)買い、適当にちぎり分ける。3、40gのかけらが数個入っており、それと同じか少し大きめ(50g程度)にした。
 栽培場(120cm×80cmほど)が少々狭いので、密に植えこみ。3列(列幅20cm)、株間20cm程度でちょうどぴったり収まる。
 植える深さは、マニュアルには15cm、7、8cm、5cmと様々。約10cmの深さとしたが、ちょっと深すぎやしないか?
 植え付け位置は土だけとし、その上に堆肥化しかけた刻み藁なり、まだ堆肥化してない刻み藁が乗り、半分以上は土が混じった状態になった。まだ刻み藁がかなり浮き出ているので、気休め程度に周りの土をばら撒き、手で転圧。
 今の時期は日が当たらないから土は適度な湿り気があり、明日は雨だから水を吸い過ぎて腐る恐れがあるので厚手のビニールシートで覆っておいた。当分そのままとし、マルチによる保温効果も期待しよう。
(5月12日)
 暑いくらいの陽気となり、シートを外し、ざっと草引き。
(6月19日)
 数日前に見てみたところ、数株がやっと発芽。今日、丁寧に草引き。
(8月6日)
 雑草が繁茂しており、ざっと草引き。
 発芽は西のほうを中心に10株ほど。やはり10cmの深植えが災いした。
(9月17日)
 2日前に周りを草刈機で草刈りしたとき、1株を刈り取ってしまった。
 雑草が繁茂しており、今日、ざっと草引き。
(10月6日)
 芽吹かなかった東のほうを掘ってみたら、種ショウガはほとんど腐っており、1個だけがヒネショウガとして残っていた。
 まずまず生育した2株を掘ってみたが、新ショウガの出来はイマイチ。
(11月21日)
 2回目の収穫で2株掘る。まあまあの出来。なお、ヒネのままでかすかに芽を吹いているものあり、これも収穫。
(12月9日)
 残り数株。だいぶ枯れかけてきており、厚手のビニールシートですっぽり覆う。今後、必要の都度、掘り出すことにする。評価★☆☆☆☆

<2018年産>
(2017年11月21日)
 来年はショウガ栽培3年目となる。ここ2年、里芋の株間で栽培してきたが、来年から我流で連作永年栽培にチャレンジすることにした。
 ウドを放任栽培しているが、日当りが悪い4株は生育が悪いので、ここをショウガの栽培場所として永年連作できないか、出来ればミョウガと同様に放任栽培できないか、という魂胆である。
(しかし、夏は日が高く昇り、日が当たるようになってしまった。)
 そこで、まずは土壌改善である。「たんじゅん農」にのっとり、近日、刻み藁を大量投入することとし、今日、農家の方に守りしていただいている田んぼから刻み藁を回収してきたところである。
 「たんじゅん農」は、初年度に「高炭素素材」(藁はそれほど高炭素ではないが、ベストな廃菌床やトウモロコシの残骸は入手困難)をなるべく深くまで入れ込むとよいとのことであり、入手が容易な刻み藁を用いることとした次第。
(2017年11月22日)
 まず、大方枯れたウドを掘り出し、刻み藁をけっこうな量ばら撒く。ビッチュウで起こしながら刻み藁をはつり込む。少々小高くなり、隣のフキ新設畝が低いから若干の土移動を行う。
 120cm×80cmほどのショウガ植え付けベッドができた。
 刻み藁が概ね満遍なく土に混ざり、十分かどうかは分からないが、まずまず入れられたのではなかろうか。
 5月半ばまで、このまま養生し、土壌細菌が藁を食べて増殖してくれるのを祈るのみである。もっとも、土壌細菌はそう易々と増殖してくれないだろうが、1年で「たんじゅん農」が成功するなんてことは有り得ず、2年、3年かけて無肥料・藁の追加入れ込みで土壌細菌の適正化ができないかと期待している。
<芽だし>失敗
(2018年4月15日)
 先日JAを覗いたら、種ショウガを売っていたので1袋購入。本日、芽だし作業。
 50gほどに手で割り取ると良いとのことで、やってみたが、2、30gのものもできてしまった。30株ぐらいできたであろうか。割り口に草木灰を付ける。
 発泡スチロール箱に培養土を敷き、少々隙間を空けてびっしり並べ、培養土を被せて少々散水。
 透明ビニール袋で包み込み、日中は太陽光を当て、夕刻に蓋をして冷気を遮断。毎日この繰り返し。
(5月14日)
 発泡スチロール箱に雨水が入り込んで水浸しになり、少しは芽が出ていないかと箱をぶち空けたところ、かすかに芽が出ているもの3かけら。残り20かけらは腐りかけていた。さほど温度上昇はしなかったと思うが、大失敗であった。
<直植え>
(5月14日)
 芽出しに失敗したので、JAへ行って種ショウガを買い直した。
 前回と同様に30個ほどにちぎり分け、今度は所定の場所(隣地の倉庫の半分日陰になる箇所)に、草木灰は付けずに直植えした。深さは5cm程度土が乗った状態。
 スギナとドクダミがけっこう生えており、テボで少々掘りながら引き抜く。刻み藁は、まだまだ分解がどれほども進んでいない。
 半分は何時間か日が当たり、半分は完全な日陰(夏は西日がかなり射す)となる。さて、ちゃんと芽吹くだろうか。
(6月16日)
 1か月経った今日になって、やっと7、8株が芽吹いた。きれいに草引き。
(7月8日)
 10数株になった。丁寧に草引きし、種ショウガが地表に覗いていたから、土を覆う。
(7月23日)
 順調に生育している感がする。
(10月15日)
 密に植えたせいか、雑草はほとんど生えていない。生育のいいもの2株初収穫。種ショウガから新ショウガが幾つか付いていたが、どれほどのこともない。やはり、土がやせているうえに無肥料栽培だからだろう。
(11月15日)
 2回目の収穫。端から数株採ったが、いずれも新ショウガは小さい。その下に付いている種ショウガも食べられ、新ショウガよりも固くて辛味が強いとのことだが、半分近くは腐りかけていた。
(11月26日)
 だいぶ枯れかけてきた。今年は植わったままで保存しようと考えている。
 そこで、今日は、イチジクとウドの畝間の土を削ってほぐし、ショウガ畝に振りかけておいた。十分な覆土にはならなかった。
(12月2日)
 明日ぐらいから久しぶりに雨となり、1週間後ぐらいに強い冷え込みがくる。
 冬越し作業を行う。草刈り機で刈り取った後、刻み藁と枯れ草を乗せ、厚手のビニールシートで覆い、淵に石を乗せて風邪で飛ばないようにしておいた。
(12月25日)
 ショウガが要るようになったから、シートを一部めくってテボで少しだけ掘る。
 掘り終えた部分は刻み藁と枯れ草をテボで浅くではあるが埋め込んでおいた。
 今朝は霜が降りていたが、この方法で保存がいつまで持つかであるが、初めてのことだから、さて、どうなるか。なお、シートは再び全体にかけておいた。
 評価★★☆☆☆
(2019年2月22日)
 必要の都度掘り出していたが、今日の段階で全く凍みておらず、このまま当分収穫できよう。そして、最後に残ったものを種にできるのではなかろうか。
(3月半ば)
 最終収穫。一部凍みたものあり。特にひねショウガは凍みが多い。全部食用となり、次期はまた種を買うしかない。
 
<2017年度>
(6月25日)
 昨年、JAの売店で衝動的にショウガの苗を買って里芋の株間で栽培したら、まずまずうまくいった。
 そこで、今年も栽培しようと、5月にJAの売店を覗いてみたらショウガに種を売っていたが、あまりにも多量で800円ほどしたから見送った。
 そこで、6月半ばにJAへ行ってみたがショウガに苗は売っていなかった。よって、昨日、カーマへ行ったときに覗いてみたら売っていた。値段がバカ高い。4品種各2ポット買ったのだが、1品種は1つ2百数十円、他の3つは4百円強。昨年は1つ80円。
 昨年は里芋の株間が広かったから、余裕を持って植えられたが、今年は少々きつめの感がするも、まあいいだろう。
 この先、土寄せがどれだけもできそうにないから。土寄せしない場合を想定し、少々深めに埋め込んでおいた。なお、どれがどれだか分かるよう、買ったときに付いていたプレートを立てておいた。
(7月16日)
 そろそろ梅雨明けだが、今年の里芋はまだ大して大きくならず、ショウガの日陰になってくれそうにない。少々草引きしておいた。
(11月17日)
 1週間前には葉っぱが黄色くなりだした。里芋を今日掘ったので、一緒にショウガも掘る。種ショウガの数倍にはなっていよう。出来はこんなもんだろう。

(2018年3月1日)
 保存は家庭菜園で収獲の場合の例によったが、ガムテープは省略。
 室内保管し、少しずつ使用。蓋をしっかりしていなかったがために、終わりがけは乾燥してしなびてきた。本日食べ終わり。

<2016年度>
(6月15日)
 昨日JAの売店に立ち寄ったら、ショウガの苗を売っていた。衝動的に10ポット買ってしまった。しめて800円である。
 買ったものの、栽培法が分からない。そこで、物の本を読み、また、ネット検索し、要領がつかめた。
 里芋と相性が良く、ともに良く育つとのこと。里芋も多少日陰になったほうが良いというのは初めて知ったのだが、ショウガはミョウガと同様にたしかそのようだと記憶していた。
 今年は里芋の種芋保存に失敗し、芽吹きしたものが作付け予定本数よりかなり少なく、里芋に用意した2畝は株間が広く、また、歯抜けしている箇所がある。
 よって、里芋の歯抜け箇所を中心にして株間に植えたりすれば、ショウガはほどよく日陰となり、すくすく育ってくれよう。そして、里芋も1株当たりの収量が上がるのを期待したい。
 今朝、里芋の歯抜け箇所を中心にして株間に植えた。10cm間隔でいいというから、場所は十分にあり、より日陰となる西側の畝に植えた。
 夏には伸びた茎をかき取り、筆ショウガを楽しめそうだし、10月頃から順次掘り出し新生姜を収穫できそうだ。
(7月3日)
 里芋の草引き、脇芽切りのついでにショウガ周りの草引き。
 なお1株が掘り出され、葉っぱもなくなっていた。犬か猫か?
(7月18日)
 里芋の草引き、脇芽切りのついでにショウガ周りの草引きをし、畝に被せておく。なかなか大きくならない。
<土寄せが重要とのこと>
※土寄せは、根茎の肥大と品質の向上のために重要であるが、一度に多く行うと逆効果となるため、芽が2~3本出た時と、4~5本出た時を目安にそれぞれ厚さ3~4センチずつ、2回に分けて行う。
(8月29日)
 里芋の手入れのついでにショウガをチェック。余り大きくなっていないが、被せた雑草により、新たな雑草の発生はほとんどない。株周りは土を露出させておいた。 
(10月26日)
 まだ葉が青々と茂っているが、2株分を掘った。やや小振りの感がする。収穫はもう少し待ってみよう。
(11月21日)
 まだ葉っぱは青々しているが、残り8株を全部収穫。気持ち小振りの間もするが、まあまあこんなものだろう。
 保存法はよく分からないが、発泡スチロールの箱に少々土を入れ、収穫したショウガを乗せて再び土を入れて見えなくし、軽く蓋をしておいた。
(12月22日)
 ショウガはピリピリッと辛いものであるが、1か月間保存した後に食べたものは辛味がグーンと落ちていた。不思議なものである。(→後日追記:これは、たまたまであり、それ以降はしっかり辛味があってホッとした。)
 なお、保管方法は、発泡スチロール箱に土を少々入れてからショウガを置き、土を少々被せて密閉。昨日、冷えすぎないように納屋から母屋へ移した。
(翌3月10日、4月12日)
 今までに何度か取り出したが、ここ1か月以上、蓋を開けておいたら土が乾いたようで、若干シワシワになってきたものがあったり、少々カビが付いたものがあった。でも、必要になった分を取り出し綺麗に洗って冷蔵庫保管し、問題なく食用に供している。

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