SSブログ
手抜き栽培:冬キャベツ ブログトップ

冬キャベツの手抜き栽培 [手抜き栽培:冬キャベツ]

 2010年秋から始めたキャベツ栽培。慣行農法(ただし有機肥料栽培)でやってきた。8年目の2017年から、無肥料連作栽培に取り組むこととした。
 参考としたのは次の農法である。
 ①「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い
 ②三浦伸章「ガッテン農法」を知る
 当初の2~3年、あれこれ土壌改良を試みて、これを5年間続けたのだが、キャベツは育つことは育つが、小振りのもの(重量で半分以下)となってしまい、不満が残る。無肥料栽培は失敗したといったところである。→ 自然農法:キャベツをトマトとの二毛作で連作・無肥料無農薬栽培
 楽ができた点は、畑起こしをしなくて済むことと、輪作計画を立てなくていいこと。ただし、畑起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、約10cmピッチで行う。)は植え付け前に行うこととしている。
 そこで、2022年からは、種蒔き前に少しだけ肥料を入れ込むこととした。
 なお、前作は夏野菜(ずっとトマトで、2022年からは少なめに肥料を入れ込む)で、二毛作としている。
 参考:2021年までの栽培記録→ 冬キャベツの無肥料栽培
 なお、従前の有機肥料栽培については「従前の冬キャベツ有機肥料栽培」に記録を残す。

<2023年度>
 昨年は微肥料栽培(苦土石灰、植え付け時に牛糞堆肥を1株1リットル)であったが、今年は前作の夏野菜の残留肥料がどれだけかあろうが、昨年より気持ち多く施肥することにする。
 2畝の時差栽培とし、1畝は前作が夏キャベツ&夏大根畝(施肥は苦土石灰と1株1リットルの牛糞堆肥)、1畝は前作がトウモロコシⅢ&Ⅳ畝(施肥は苦土石灰とほんの少々の有機肥料粒、1株1リットル弱の牛糞堆肥)とする。
<第1弾:夏キャベツ&夏大根跡>
8.18施肥(苦土石灰、牛糞堆肥、有機肥料粒、鶏糞)し、畑起こしもどき
8.27コンパニオンプランツとして畝の東面法尻に菊菜を種蒔き。
9.3昨日購入した苗(黒pot早生「湖月」16、金pot「とくみつ」16)を定植。
 ポット苗に薄い米酢液を浸してやる。畝幅がけっこうあるので、はす向かい2列植え。牛糞堆肥を1株当たり約1リットル投入し、よくかき混ぜてから植え付け。土は適度に湿っており、明日以降は雨模様だから、水やりせず。
 畝の南のほうに黒pot早生「湖月」16、北のほうに金pot「とくみつ」12植え付け、残り4potはカリフラワー&ブロッコリー畝の北のほうに植え付け。
9.4夕刻前に見に行くと、ぐったりしており、ジョーロで水やり。夜、ほんの少々の雨。
9.10不良株2株あり、昨日購入の中晩生「湖水」を補充。
9.17畝全体をマンノウでざっと草叩き。
 芽を食われた株がけっこうあり、再定植。
9.30畝全体をマンノウでざっと草叩き、株周りを手で草引き。
 芽を食われた株がけっこうあり、再定植。(8割方が再定植となった)10.2水やり。
10.29草叩き、株元への土寄せ
12.8まだ小さいが1玉収穫。12.10にも1玉収穫。
1.28大きそうなものは今日の収穫で終わり。後植えはまだ極小。
 腐りが来ているものが多く、叩いて処分。
3.4マンノウで畝の草叩き

<第2弾:トウモロコシⅢ&Ⅳ跡>
8.26施肥(苦土石灰、有機肥料粒)し、畑起こしもどき
8.27コンパニオンプランツとして畝の東面法尻に菊菜を種蒔き。
9.10昨日購入した苗(橙pot中晩生「湖水」14のうち12、金pot「とくみつ」14)を定植。植え付け方は第1弾に同じ。なお、2株分空きができ、後日(9.17)定植。
9.17芽を食われた株が若干あり、再定植。
9.30畝全体をマンノウでざっと草叩き、株周りを手で草引き。
 芽を食われた株がけっこうあり、再定植。(5割方が再定植となった)10.2水やり。
10.29草叩き、株元への土寄せ
1.28大きそうなものは今日の収穫で終わり。後植えはまだ極小。
 腐りが来ているものが多く、叩いて処分。

<第3弾:白ナスなど東2畝混植畝のオクラ跡>
9.30オクラ跡に牛糞堆肥を1リットル弱入れ、定植。鶏糞を少々ばら撒く。10.2水やり。
10.29草叩き、株元への土寄せ
1.28大きそうなものは今日の収穫で終わり。極小のものが多いがけっこう生育は良い。
3.4マンノウで畝の草叩き

<2022年度>
 キャベツは基本的に須賀前の畑のトマト東畝跡とし、補助的に紫ナス畝の南の空いた畝を利用する。無肥料栽培を止め、植え付け時に牛糞堆肥を植え付け穴に1リットル弱入れ込むことに。
<第1弾:須賀前:トマト東畝跡>
8.7チョウ不作のトマトがもう生らなくなり、垣根を壊し、鎌で株元から切り、残骸はヤーコンの畝間へ。草刈機で畝&畝間を草刈り。
8.15畝の雑草をざっと手で引き、スコップで畑起こしもどき。
8.28夏の長雨で雑草がけっこう生えており、小型コテで草を叩きながら、雑草を跳ね出す。
 苦土石灰を軽く振り、40㎝間隔で順次購入苗を植え付けていく。植え付け穴には1リットル弱の牛糞堆肥を入れ、土とかき混ぜてから植え付け。25株となった。
 残った苗3株は紫ナス畝の南の空いた畝に植え付け。なお、畝の雑草をざっと手で引き、スコップで畑起こしもどきし、苦土石灰を軽く振り、植え付けは上記に同じ。
9.16テンワで畝の草叩き。テンワで削り上げて、手で株元に土寄せし、ぐらつき防止。
9.26芽を虫に食われたものがけっこうあり、それを処分して10株植え付け直し。(その記録は第3弾で記す。)
11.19大きそうなもの1個、まだ小さいもの1個、腐りがきたもの1個を初収穫。
12.4腐りがきたもの3個を処分。良品2個収穫。評価★★☆☆☆
12.11腐りがきかけたもの1個、良品1個を収穫。
2023.3.20大きな雑草を草刈り機で刈り、その後でテンワで草叩き。

<第2弾:須賀前:紫ナスの南の空いた畝>
8.28第1弾と同様に苗3株を定植。ただし、畑起こしもどきは省略。
9.12前回の定植苗に欠損株2株あり、その箇所に再定植。追加2株定植。
9.16テンワで畝の草叩き。テンワで削り上げて、手で株元に土寄せし、ぐらつき防止。
2023.2.20まだ小さいが、何とか大きくなったものを1個収穫。
3.27だいぶ大きくなり、まだ小玉だが1株収穫。評価★★☆☆☆☆
4.10さらに大きくなり、まだ小玉だが2株収穫。

<第3弾:須賀前:トマト東畝跡に遅れて定植>
9.25第1弾で芽を虫に食われたものがけっこうあり、それを処分して9株植え付け直し。
9.26もう1株芽を虫に食われたものがあり、それを処分して1株植え付け直し。
2023.3.20その後、枯れたり腐ったりし、3株育ったものもまだ小さな玉。
4.10小さな玉であるが、1株パンクし処分。評価☆☆☆☆☆
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感
手抜き栽培:冬キャベツ ブログトップ