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3.20 スギナの徹底除去を根気よく続ける [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日今日の当店連休で、ヤーコン掘りとヤーコンの種芋づくりを行うことにしていた。とろこが、これまで良い天気に恵まれていた、その反動であろう、明日から天気が崩れて丸一週間雨模様になるようだ。
 そうなると、一週間先には、概ね終わった冬野菜畝の雑草が繁茂し、夏野菜作付けに向けての草叩きが大変になる。全く手を付けていない須賀前の畑は、できれば土が乾いている今日草叩きをしたい。軽作業でできるし、叩いた草もすぐに枯れてくれよう。
 ヤーコンの種芋づくりは明日の営業日に行えばいい。店は暇だし、旗日となると普段より客は半減するから、女房もそうしろと言うし。
 ということで、朝は冷えたが暖かくなりかけた9時すぎから畑に行って、冬野菜畝7畝(ほかにサツマイモ畝残り1畝も)の草叩きをすることにした。
 まずは、最終の野菜収穫。ブロッコリー、菊菜、ハクサイの菜の花を摘んだ後、これらを草刈り機で砕き切りながら株元から刈り取る。なぜ株元から刈り取るかというと、根は残したいからだ。地上部を刈り取れば野菜の根もやがて死に、土壌細菌の格好の餌となり、土が肥沃になり、場合によっては無肥料で行けるからである。ついで、大きな雑草が生えている箇所も同様に草刈り機で草刈り。これも、根を残すためである。
 あとは、テンワ(通常マンノウと言う)で細かな草を叩いていけばいい。
 予定した畝の草叩きだけなら半日で終わってしまう。
 しかし、である。この須賀前の畑は、南隣の畑の方が休耕されてから10年ほど経ち、年に3回ほど草刈りされるだけであり、それがためにスギナが群生し、スギナは地下茎で広がっていくから、うちの畑に進出してくる。それが今ではうちの畑の南のほうにけっこう繁茂している。
 初期のうちにていねいにスギナを除去しておれば繁茂することはなかったであろうが、面倒だからスギナ除去は軽く行ってきただけ。ちょっとヤバイなと感じた一昨年前ぐらいから、畑の手入れをするときに、手が空いておればテボでスギナ掘り出しをするようにした。
 1か月前にも目につく箇所はスギナ除去をしたが、再びもうけっこうな量、スギナが芽を出してきている。これをていねいにテボで掘り出す。といっても、地下茎で伸びてきているから、10cmほどちぎり取るだけのものが多い。これでは根本的な退治にはならないが、勢いは大きくそがれるであろうから、繁茂することはなくなるに違いない。
 この作業(イチゴやタマネギ畝も含む)を延々と行う。3時間ぐらいは費やしただろうか。これで、どれだけの成果が生まれるか、たぶん大したことはなかろうが、畑が見た目にきれいになったのは確かだ。
 暖かな、いや暑いほどの陽気。空は快晴である。たっぷりと楽しんだ丸一日の百姓仕事であった。終了したのは午後3時。6時間の軽作業。程よい疲れ。
 なお、万歩計の歩数は7千歩強。普段の3倍だ。営業日はいかに動かないか、いかに暇か、これじゃあダメだなあ。 

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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シャクヤクの栽培 [草花一般]

 随分と昔から3mぐらいの畝にシャクヤクが植えっ放しで育っている。
 5月中頃には満開となる。例年、白い花が先に咲き、若干遅れて赤い花が咲く。半々にあるといいのだが、赤い花は東端の1株だけだ。
 切り花にして店頭で飾ったり、仏花として利用している。
(写真は2018年5月14日朝撮影)
DSCN0660[1].jpg


<2023年>
3.14もうシャクヤクが一部芽吹いてきた。少々雑草が生えているので手で草引き。
5.3花の付きようは一昨年も悪かったから、これは初めてのことであるが、花が終った後にお礼肥として鶏糞を軽くばら撒き、そして3月に芽出し肥として鶏糞と苦土石灰を軽くばら撒いておいた。それでも昨年は全く効果がなく、昨年も同様に軽く施肥したがダメであった。
 こうなると、たぶん植え替えをせにゃあかんだろう。もう30年は植えっぱなしであるから、リフレッシュさせねば花の付きようがどんどん悪くなるのじゃないか。
 そう思って、ネット検索してみたら、案の定、次のとおりであった。
 地植えは頻繁に株分けや植え替えせずに、まずは株を大きく育てましょう。何年も植えっぱなしにしていると花付きが徐々に減るので、花付きが悪くなってきたなと感じたら、株分けを行いましょう。9〜10月、遅くとも11月上旬までには株分けします。地植えの場合は、腐葉土やたい肥を混ぜて植えます。水はけの悪い場所の場合は、少し山盛りにして植える事で、水はけを良くします。
 とのことであり、今年の10月に株分けし、植え直しをすることにしよう。来年はこれにより例年どおりたくさんの花を付けてくれると有り難いのだが。(→実行せず) 
11.27上部を刈り取り、法面の草叩き、雑草被せ
12.10施肥(苦土石灰、種粕、鶏糞)

<2022年>
(3月25日)
 もうシャクヤクが芽吹いてきた。北側法面に雑草が繁茂しているのでテンワで叩く。南面は軽くテンワで土寄せ。少々遅れたが、芽出し肥とし、鶏糞を軽くばら撒いておいた。
 なお、苦土石灰を、他のついでに後日、軽くばら撒く。
(5月4日)
 初開花、2本。
(5月22日)
 9日のお常飯で3本使い、10日に全部切り取り店頭で飾る。14日に終了。
 今年も花の付きようはイマイチであった。
 今日、お礼肥えとして鶏糞を少々ばら撒く。
(9月25日)
 枯れかかっており、今日、草刈機で刈り取り、株周りの草引き。畝に雑草被せ。
(11月19日)
 テボで草削り、枯草追加して被せ

<2021年>
(5月11日)
 昨日は3か月に1回のお常飯で仏壇にシャクヤクの花を飾った。今朝、全部を切り花に収穫。数本は花弁が枯れかけており、捨てる。切り花は店頭に飾ることに。
 昨年、一昨年とかなり咲き、花好きの上客さんに3分の1ほど差し上げたが、今年は例年の半分ほどしか咲かず、差し上げることができない。
 これといった手入れはしていないが、例年どおりに茂ったのに、今年花付きが悪いのはどうしてだろう。追肥についてネット検索したら、次のようであった。
  3月初旬:窒素8:リン酸8:カリウム8 (芽出し肥)
  5月下旬:窒素3:リン酸6:カリウム5 (お礼肥)
  9月中旬:窒素8:リン酸16:カリウム10
  10月下旬:窒素5:リン酸10:カリウム8
 シャクヤクは肥料を欲しがるからだそうだが、こんなに施肥せねばいかんのかなあ?
 秋の2回はパスするとして、3月5月の2回は施肥したほうがよかろう。そこで、今日のお昼にお礼肥として鶏糞を軽く(十分すぎる?)ばら撒いておいた。
 なお、夏越しは直射日光などの強い日差しを嫌うとのことだが、うちは地植えで柿の木の陰になるから、ちょうどいい。
 晩秋には枯れ、根元から刈り取り、雑草でマルチしているが、この方法で良さそうだ。 

<2020年>
 記録忘れ

<2019年>
(11月24日)
 放っておけば、今頃は完全に枯れて、やがて朽ちていき、来春、芽吹く。たいてい放置したままにしていたが、隣のグラジオラスの手入れのついでに同じような措置をした。
 まず、草刈機で刈り取り、その後で枯草と一緒に畝にきれいに敷く。次に、鍬で畝の法尻を軽く削り、畝に土を被せる。法尻の冬草もこのとき削り込む。
 手入れといったら、こんな程度しかやっていないが、毎年時期には咲いてくれるから有り難いことだ。
 
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