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切り花用グラジオラスの畑での栽培 [グラジオラス]

 毎年切花にして当店(薬屋)のお客様に差し上げているグラジオラス。以前は須賀前の畑に5畝で40メートル弱を作付けし、自宅前の畑にも数メートル分あった。よって、毎年1500本ほどの切り花を収穫できていた。
 近年はお客様の数も減り、作付けが少々多すぎる感がするから、2013年から自宅前の畑は順次引き抜いて処分し、2017年は須賀前の畑も4メートルほど縮小した。2018年は須賀前で山芋(イチョウ芋)を1畝よけいに栽培することとし、グラジオラスを1畝減らし、4畝とし、その分、自宅前で短い畝2畝を栽培することに変更。
 2020年12月には須賀前の畑の一番西の畝の北3分の1を貸し畑にするため球根を掘り出し、疎らな個所に埋め込み、2021年12月には隣接する貸畑を数十cm拡張し、その分グラジオラス畝を縮める。また、同月、最もポピュラーな花を付ける畝(一番東)が疎らになってきたので全部掘り出して植え直し、畝を2m縮める。(→厳冬期の冷え込みのせいか大半の球根が死んでしまったようだ。)
 2023年12月、さらなる縮小をすることとし、自宅前と須賀前の一番東の畝を廃止し、掘り出した球根は須賀前の残り3畝の欠損スペースに植え付け。
 
 毎年6月中旬から咲き始め、7月初めに最盛期となり、中旬に終了するから都合がよい。というのは、毎月第1週が当店セールであるからだ。
 毎年の開花・収穫状況を記録しており、次のとおりである。
20    初収穫      最盛期     ほぼ終了
01年    6月18日    6月20日   7月 7日
02年     13日*     22日       5日 
     (*6月上旬の異常高温)
03年     18日     24日     10日
04年     17日     24日      9日
05年     18日    7月3日*    12日 
     (なぜか2005年から最盛期が遅れた)
06年     28日*     3日     15日
     (*遅咲きの原因不明)
07年     23日      4日     15日
08年     20日      2日     19日
09年     17日      2日     15日
10年     18日      2日     14日
11年     19日      1日     19日
12年     20日      2日     21日
13年     17日      1日     25日
14年     17日      2日     22日
15年     11日      1日     18日  収穫本数
16年      9日   6月28日     14日  1200
17年     20日   7月 2日     20日  1050
18年     13日   6月27日     17日  1000
19年     19日   7月 2日     23日   800
20年     15日      1日     21日   600
21年     22日      6日     20日   400  
22年     21日      6日     14日   500
23年     20日   6月29日     18日   500

 初収穫は、年によってズレが生ずるが、たぶん天候に左右されるのだろう。もっとも、年によって、2、3本で初収穫としたり、1束(10本程度)で初収穫としたりしているから、正確性を欠くが。
 時期のズレについて、その解析をやってみたが、イマイチはっきりしない。
 旬ごとの気温との相関はないかと気象台データを調べてみたものの、平成14年に有意な相関が見られたが、その他の年は相関が見られない。
 よって、グラジオラスは、日照時間の記憶により、夏至以降に盛んに咲くようになると考えて良いと思われる。なお、品種によって、ある程度早咲きであったり遅咲きであったりするのは当然である。
 ところで、最盛期が2005年以降は1週間ほど遅くなっているが、これは、記憶が定かでないが、たぶんその冬に、長年そのままにしておいたグラジオラスの畑を全部掘り返して球根を植え直した影響かもしれない。なお、2010年冬にも同様に植え直しをし、2012年からは1畝ずつ順繰り(2018年からストップ)植え直しをしているが、最盛期に変化はない。

 グラジオラスは、品種がいろいろあるようだ。小さな花が咲くミニ花がけっこうたくさんあったが、日持ちが悪いので、これは2、3年かけて引っこ抜き、全部処分した。
 普通の大きさの花には様々な色の花があり、通常色の花は繁殖力が強く、変わり種の花がだんだん淘汰されてしまう。そこで、冬に5畝全部を掘り返して植え直すことを予定していた前の夏に2畝を通常花、3畝を変わり種の花に設定することとし、収穫時に設定外の花を引き抜いて処分した。
 これによって、通常花が増殖できないようにできたのだが、それから数年経過したら、変わり種の花の中で黄色の花が優勢となり、紫や赤、ピンクや白が劣勢となってしまった。黄色の花は、梅雨のうっとおしさを吹き飛ばしてくれるからちょうどいいが、黄色以外の球根を買って、まだらとなっている個所に植え付ける必要に迫られ、若干の追加をした。
 グラジオラスは切り花にして当店(薬屋)のお客様に差し上げるのだが、年々客数が減り、栽培畝を少しずつ減らし、1畝減らしたり畝の長さを減らしたりしている。そうこうしていたら、通常花(1畝)が元気がなくなり、歯抜けになり、あまり咲かなくなってしまった。数年植えっ放しで無肥料栽培だからかもしれぬ。何か手を打たねば(掘り返して球根埋め直し、あるいは施肥)いかんだろうが、客数減少もあって、あまり多く咲くと持て余すから、しばし様子見しよう。

 花が終わったら、翌年に再び花が咲くまで放置しておくと、草ボウボウとなってしまう。1年かけて畝の草引きを何度もせねばならないから大変だ。通常、年間に少なくとも手作業での草引き2回、草刈り機での畝間の草刈り1回、除草剤噴霧1回はせねばならない。何とかしてこれが楽にならないか、試してみたのが草マルチ(枯れ草などで畝を覆う)で、思いのほか草抑えになった。そして、発芽直前に行う除草剤噴霧(これはしごく簡単)で草引きを1回パスできる。こうして、随分と管理が楽になった。
 なお、数年に1回程度、球根を掘り出して埋め直すと生育がよくなるようであり、これを1畝ずつ順々にやってきたが、寒さ厳しき中での長時間作業につき、最近はさぼっているが、それは別頁「グラジオラスの球根を掘り起こし植え直し」で記録する。

<2023年7月~2024年7月>
<須賀前の畑>
7.24、26雑草が繁茂しており、それらをきれいに手で引く。
7.27抜いた雑草で畝を覆って草抑え。
9.24畝間と法面を草刈機で草刈り、手で畝の草引き
11.3東畝を掘り起して畝廃止
 自宅前と須賀前の廃止畝から掘り出した球根を、残り畝の欠損スペースに植え付け
12.10施肥(苦土石灰、種粕、鶏糞)し、移植した部分に凍み防止のためシート掛け
2024.2.4強い冷え込みはもうなさそうだから、凍み防止のためのシートを外す。
 畝の雑草を手で草引きし、法面を小型コテで削り上げ。
3.16テボで可能な限りスギナ除去。併せて球根性雑草を除去。
 その際、浮き出たグラジオラスの球根を埋め直し。
 
<自宅前の畑>
7.24雑草が繁茂しており、それらを手で引き抜き、抜いた雑草で畝を覆って草抑え。
9.25草引き
11.3掘り起して畝廃止
4.8先日草叩きし、今日は畑起こしもどき。後作は何もなしの予定。

<2022年7月~2023年7月>
<須賀前の畑>
7.25雑草が繁茂しており、それらをざっと手で引き抜く。
9.4畝間を草刈機で刈った後、畝全体の草引き。
11.18草刈機で刈り取り、テボで草削り、手で草引き。枯草被せ。
 はみ出し、浮き上がり球根を欠損エリアへ移植 
11.27施肥(苦土石灰、種粕、鶏糞)
11.28畝間を鍬で削り、畝の法面に土寄せ 
2023.3.13少々雑草が生えてきているので手で草引き。スギナは小型コテで掘り出し。
4.10畝間(法面の下部も)の雑草に除草剤噴霧
5.23かなり草が生えてきており、ていねいに手で草引き。(東畝はグラジオラスがまばらにしか生えていないので草引きせず)
6.20本日初収穫。30本弱。
6.25畝間を草刈機でざっと草刈り。

<自宅前の畑>
7.11まだ収穫中であるが、雑草が繁茂しており、それらをざっと手で引き抜く。
7.31前2回の草引きで根付いた雑草もあり、再度そうしたものを中心に草引き。
9.25畝間を草刈機で刈った後、畝全体の草引き。
11.19草刈機で刈り取り、テボで草削り、手で草引き。枯草被せ。
 はみ出し、浮き上がり球根を欠損エリアへ移植
11.21施肥(苦土石灰、種粕、鶏糞)  
2023.3.13少々雑草が生えてきているので手で草引き。
5.22少々雑草が生えてきているので手で草引き。
6.20本日初収穫。数本。

<2021年7月~2022年7月>
<須賀前の畑>
(7月25日)
 雑草が繁茂しており、一部鎌を使いながら、それらを全部手で引き抜く。
(8月30日)
 畝法面に雑草が繁茂しだした。畝間、畝の中も含めて手で草引き。
(10月6日)
 畝の草引き、畝間と法面の削り上げ。テンワでなく、小型コテを使用。
(11月21日)
 ほとんど枯れており、草刈機で刈り取り。何年ぶりかに施肥(苦土石灰、種粕、鶏糞)をする。最後に刻み藁をたっぷり被せる。
(12月5日)
 畝の北のほうがまばらになっており、隣接する貸畑を数十cm拡張するため、テボで1m強を掘り返す。球根性の雑草やスギナを極力除去。
 畝の土を少々両サイドに退けてから、掘り出した球根を少し埋めながら並べ、各列均等にする。ただし、一番東のポピュラーな花の畝は空地あり。退けた土を手で戻す。
 各畝の法尻を鍬で削り上げ。被せてある枯草や刻み藁が少ない箇所に刻み藁を追加して被せる。
(12月12日)
 過去、毎年1畝ずつ掘起こして植え直しをしていたが、十分すぎるほどに開花するから、ここ3年間は植え直しをしないできた。そうしたところ、最もポピュラーな花を付ける畝(須賀前一番東)の開花がかなり疎らになってきた。
 そこで、前回の植え直しから4年経過している須賀前一番東の畝(植え直し時もそうだったが無肥料で栽培してきた)だけは、今年植え直しをすることとした。
 畝の長さは6mほどあったが、球根はそれほど多くなかったから、4mほどの畝となった。空地となった南側2mほどは一先ず遊ばせておき、来年他の畝を植え直したときに球根の余りが出たら、この部分に植え付けることとしよう。
(2022年4月25日)
 一昨年までは3月終わりに除草剤を噴霧したが、昨年から止めにした。1か月ぐらい前に手でざっと草引きをしたが、けっこう雑草が目立つようになり、今日も手で草引き。
(5月26日)
 再び雑草が繁茂し、ざっと手で草引き。今年3回目。少々ウンザリ。
(6月21日)
 本日、切り花初収穫。10本弱あり。
(7月14日)
 7月6日にピークとなり、今日10本弱でもって終了。 

<自宅前の畑>
(7月25日)
 雑草が繁茂しており、それらを全部手で引き抜く。
(9月11日)
 畝の中は少ないが畝間に雑草が繁茂し、手でざっと引き抜く。
(10月17日)
 テンワで法面を削り上げ、畝の草引き。はみ出し球根を畝の中央へ埋め込み。
(11月21日)
 ほとんど枯れており、草刈機で刈り取り。
(12月20日)
 何年ぶりかに施肥(苦土石灰、有機肥料粒、鶏糞)をする。
(2022年3月25日) 
 雑草が繁茂してきており、草刈機で刈り、テンワで叩きながら法面を削り上げ。
(4月25日)
 目立つ雑草を手で草引き。北畝の法面に軽く土寄せ。
(5月25日)
 除草剤噴霧を止めたせいか、雑草が繁茂し、自宅前の2畝をざっと草引き。 
(6月21日)
 本日、切り花初収穫。10本弱あり。 
(7月14日)
 7月6日にピークとなり、今日数本でもって終了。 

<2020年8月~2021年7月>
<須賀前の畑>
(8月13日)
 ツユクサなど大きくなる雑草がけっこう生えている。それらを全部手で引き抜く。
(10月25日)
 畝間に除草剤噴霧。畝内の大きな冬草にも噴霧。
(11月9日)
 雑草が繁茂し、グラジオラスはほとんど枯れているから、草刈機で刈り取り。
(12月7日)
 一番西の畝の北3分の1を貸し畑にするため、球根を掘り出し。
 西から2番目の南の方が疎らにつき、その部分の球根を掘り出す。畝の土を両サイドに退け、施肥(苦土石灰、有機肥料粒、鶏糞)し、片側の土を戻し、再度施肥し、反対側に土を戻す。もう一度施肥し、鍬で法尻の土を被せる。これで施肥完了。
 テボで溝を作り、球根を埋めていく。ちょうどドンピシャリ球根が埋まった。
 全部の畝の法尻を鍬で削り、土寄せ。概ね台形の畝となった。
 一番東の畝は生育が悪いので、肥料(苦土石灰、有機肥料粒、鶏糞、種粕)を撒く。
(2021年3月29日)
 まだ芽吹きがない。分厚く覆った枯草の間から所々雑草が伸びている。これに除草剤をしっかり噴霧。これで当分草は生えない。
(5月14日)
 近年、今の時期にやったことがないが、どれだけか草が生えており、明後日から梅雨入りの感がするから、畝の中を草引きし、法面は草叩きし、削り上げ。
 法面で芽吹いているものは掘り出し、畝の峰に移植。草引きで間違って引き抜いたものも同様に移植。もう全部芽吹いたかと思ったが、まだこれからのものも多いようだ。
(6月12日)
 雑草が繁茂しており、ざっと草引き。1輪開花。
(6月22日)
 本日、切り花初収穫。10本強あり、枯れかけたもの数本。
(7月15日)
 今日、1把(10本強)の収穫で、これでもって隔日収穫は終わり。今後はポツポツ咲くだけだろう。今年は400本ほどの収穫で、昨年の600本より大幅ダウン。

<自宅前の畑>
(8月13日)
 大きな草はあまり生えておらず、目立つもののみ引き抜く。
(11月9日)
 雑草が繁茂し、グラジオラスはほとんど枯れているから、草刈機で刈り取り。
(2021年4月3日)
 もう芽吹きが始まっているから、生えている雑草への除草剤噴霧は無理。大きな雑草を手で引く。畝間と法面を草刈機でざっと刈ってから、テンワで畝間と法面を削り上げ。
(6月13日)
 雑草がけっこうひどい。手で丁寧に引いて、引いた草を畝に敷く。
(6月22日)
 本日、切り花初収穫。4本あり、枯れかけたもの2本。
 その後の収穫状況は須賀前の畑の分に含めて記録する。

<2019年7月~2020年7月>
<須賀前の畑>
(7月15日)
 明日で最終収穫となろう。その前に、今日、畝の手入れ。
 まず、畝間を草刈り機でざっと雑草を刈る。ついで、畝の雑草を丁寧に草引きし、畝の中に入れ込んで草抑え。
(8月19日)
 畝間の雑草を草刈機でざっと草刈り。
(9月15日)
 畝間の雑草を草刈機でざっと草刈り。
(11月13日)
 概ね全部が枯れたので、草刈機で雑草ともども草刈り。
(11月24日)
 刈り取った枯草を畝にきれいに敷き込む。その後で、畝尻を鍬で少々削り、畝に被せる。このとき、冬草は手で引いたり、鍬で削ったりして退治。
 今年は雑草が多かったので、良き草抑えになりそうだ。
(2020年1月13日)
 はみ出し畝の球根を掘り出し、空白畝に10個ほど移植
(2月3日)
 11月に畝尻を鍬で少々削って畝に被せておいたが、少々分厚く被せたきらいがあり、それらがよく乾いているので、テンワで叩いて覆土を薄く伸ばす。
(2月24日)
 ホームセンターに赤色、紫色の球根が各5個入りで売っていたので、計3袋を購入し、歯抜けになっている個所に埋め込み。
(4月6日)
 畝全体に除草剤を噴霧しようとしたが、所々ですでに芽吹きがあり、法面と大きな草だけ除草剤を噴霧。
(6月1日)
 今までに大きな草を手で引いた。今日は草刈機(紐タイプ)で畝間をざっと草刈り。
(6月15日)
 ついでがあったので、グラジオラスの畝間に除草剤噴霧。
 10輪ほど開花(今年購入した球根)していた。明日切り花に。
(6月23日)
 1週間経ち、従前の球根が咲き出した。2把収穫でき、以降、隔日収穫することに。
(7月2日)
 今最盛期である。大きな雑草はこれ以上大きくならないよう全部引く。
(7月28日)
 1週間前に1把できて、それ最終かと思われたが、今日も1把採れた。
 残念ながら、一番ポピュラーな花がほとんど咲かなかった。葉もやせている。
 集計:1把15本強で、自宅前の畑を含めて42把、600本強を収穫。昨年より200本減となったが、これはポピュラー花が咲かなかったからだ。

<自宅前の畑>
(7月17日)
 須賀前に比べると、たいして草は生えていないが、畝の雑草を丁寧に草引きし、畝の中に入れ込んで草抑え。ついでに隣のシャクヤクの畝の片側も草引き。
(9月15日)
 畝間の雑草を草刈機でざっと草刈り。
(11月24日)
 草刈機で雑草ともども草刈りし、刈り取った枯草を畝にきれいに敷き込む。その後で、畝尻を鍬で少々削り、畝に被せる。このとき、冬草は手で引いたり、鍬で削ったりして退治。
 今年は雑草が多かったので、良き草抑えになりそうだ。
 なお、この畝で自生しているホウズキ(3本ぐらい)はお盆に虫食いが少ないので、畑に自生しているホウズキをグラジオラスの畝に移植した。
(2020年4月30日)
 たいして草は生えていないが、畝間に雑草が茂り出し、草刈機で草刈り。
 けっこう芽吹いてきている。
(6月23日)
 2輪が開花。これから順次咲くだろう。須賀前と併せて、以降、隔日収穫。
(7月21日)
 本日最終収穫。例年どおり順調に咲いた。

<2018年7月~2019年7月>
<須賀前の畑>
(2018年7月3、4、7日)
 まだまだ次々と開花しているが、須賀前の東第1列の雑草がすごいので早朝に草引きを開始し、3日間で終了。引いた草は畝の法面に置き、しばらくその草抑えに。後日、畝の中に入れ込んで草抑え。
(7月19日)
 取り残しの草引きをしつつ、雑草抑えに枯草を畝の中に被せる。
(11月25日)
 グラジオラスが完全に枯れているので、紐タイプの草刈り機で、枯草とも刈り取り、枯草を畝に乗せる。畝間を鍬で軽く溝ざらえし、畝に土を乗せ、枯草が風で飛ばないようにする。
(2019年4月1日)
 例年、今頃から草引きを何度か行っているが、まだ芽吹きはないので、草引きの代わりに生えている雑草に除草剤を噴霧した。これは、一昨年、ミョウガにそうしたところ、草引きせずに済んだから、グラジオラスも昨年からそれと同じ方法を取った。ものすごく時間短縮できる。
 ところが、ほんの一部芽吹いていた。これにも除草剤を噴霧してしまった。
(6月2日)
 4月の除草剤が効いてスギナは随分と減った。
 ツユクサなど大きくなる雑草が目立ったので、全部の畝の雑草をていねいに草引き。
(6月19日)
 15日に3本が開花し、今日8本を初収穫。
(7月16日)
 本日、自宅前の畑を含めて最終収穫。まだ蕾のものを加えて2把。
 今年は黄色の花が圧倒的に優勢となり、紫や赤、そして白が随分と減ってしまった。なお、別畝としている通常の色の花は、今年はあまり咲かなかった。
(7月23日)
 1週間経って最後の最後の収穫1把。これは店で飾る。
 集計:1把17~20本で、自宅前の畑を含めて44把、約800本を収穫。昨年より200本減。

<自宅前の畑>
(2018年7月23日)
 丁寧に草引き。
(12月2日)
 草刈り機で枯草とも刈り取り、冬草がけっこう生えているので、それを引く。枯草を畝に乗せ、畝間を鍬で軽く溝ざらえし、畝に土を乗せ、枯草が風で飛ばないようにする。
(2019年6月3日)
 その後、ほとんど草を引かずに来た。枯れ草が十分な厚さだったからだろう。
(6月19日)
 須賀前の畑とほぼ同様に咲き出した。
(7月16日)
 本日、須賀前の畑と同時に最終収穫。

<2017年7月~2018年7月>
<須賀前の畑>
(8月4、5、6、13日)
 今年の草引きの最終は5月15日で、6月19日に畝間の雑草に除草剤噴霧した。8月になって畝間はさほどでもないが、畝の中は雑草が繁茂している。もっとも、グラジオラスが密生している所はスギナ程度だが。
 今日(4日)から早朝に草引きをぼつぼつ行うことにし、13日に終了。
(9月3日) 
 畝間を草刈機(紐タイプ)でざっと草刈り。
(12月17日)
 草引きを行い、枯草などを畝に乗せ、雑草の芽吹きを抑制。
(4月1日)
 例年、今頃から草引きを何度か行っているが、まだ芽吹きはないので、草引きの代わりに生えている雑草に除草剤を噴霧した。これは、昨年、ミョウガにそうしたところ、草引きせずに済んだから、それと同じ方法を取った。ものすごく時間短縮できる。
(4月30日)
 除草剤が功を奏し、草の生え方は少ないものの1種類の雑草がけっこう伸びてきており、また、スギナが非常に多い。スギナを極力引き抜くこととしたが、株元で千切れるものが多く、効果は少ない。畝間はテボで掘りながら引き抜き、法面の土上げもテボで行う。
(6月13日)
 どちらの畑も2、3日前に開花しかけ、今日で10本弱がきれいに開花。
(7月5日)
 今年は早く暑くなったせいか、咲き方が早く、セール前にお客様に配って歩かねばならなかった。セールはピーク後半となり、今日でもってピークは終わった。
(7月17日)
 本日最終収穫1把。今年は黄色の花が多くなり、ぱっと明るくいい感じだ。概ね17本からげで、自宅前の畑を含めて58把、約1000本の収穫となった。

<自宅前>
(2017年12月9日)
 須賀前の畑が1畝少なくなるから、自宅前の花畝とその北の空き畝を整備し、グラジオラス用に仕立てる。2018年はたいていの畝を自然農法とすることから、グラジオラス用の畝もそうすることとし、刻み藁をすき込むだけとし、ビッチュウで起こして畝整形。
(4月30日)
 自宅前の新設畝は草が少なく、スギナの引き抜きをメインに簡単に終えることができた。
(6月10日)
 雑草がけっこう多いので、目立つ雑草を引き、畝を削り上げ。
(6月13日)
 どちらの畑も2、3日前に開花しかけた。以下、上述のとおり。

<2016年6月~2017年7月>
(6月26日)
 まだまだ次々と開花しているが、西第1列の雑草がすごいので本日草引き。引いた草を畝に戻しておいたから、草抑えになろう。
 なお、畝間は、6月6日に除草剤をざっと噴霧しておいたから、ほとんど生えていない。
 手が空いたときに1畝ずつ草引きしよう。
(6月27日、7月3日)
 昨日の夕方にもう1畝やり、今日1畝。残り2畝は、7月3日。
(8月5~7日)
 先日、一部の畝間を草刈機(紐タイプ)で草刈した。
 3日かけて草引き終了。
(10月16日)
 数日前に両サイドの畝の片側だけ草引き。
 本日、残り全部を草引き。ほとんど枯れており、球根が浮き上がることはまずない。草引きにちょうど良い時期だ。
(12月18日)
 冬草で大きくなるものやスギナが目立ちだしたから、全面的に草引きし、少々畝直し。
(2017年2月13日)
 1畝を掘り起こして植え直し(別記事)
(4月2日)
 畝間と畝の法面をテンワで削る。飛び出した球根は畝の空いているところに埋め込む。
 丁寧に草引きし、畝の枯草の上に乗せる。
 そして、テンワで削った土はほぐして畝に振りまく。
(5月15日)
 今回も丁寧に草引き。総延長80mの畝だから、たっぷり3時間はかかる。指が痛くなる。
(6月17日)
 数日前に2本開花し、今日で4本の開花。今年は遅れている感がするが、比較的低温なのと全くの雨なしの影響か?
(6月19日)
 畝間に雑草が繁茂しており、除草剤噴霧。
(6月27日)
 24日に2束、2日置いて今日は15本からげで8把。これから最盛期となろう。
(7月13日)
 うまいことセール中にピークとなってくれ、17本からげとした。今日は3把と大きく減り、明日以降は隔日で1把となろう。
 今年は赤色など特殊な色花を追加植栽したから、色とりどりとなり、好評を博した。普通花の畝が全体に元気がなく、咲いた本数が少し減った感がする。
(7月20日)
 今日10本ほど。残りはパラパラで、これで終わりそう。
 今年は当初15本、途中から17本絡げとし、今年は65把でき、総計1000本強。追加球根のお陰でバラエティーにとんだ束をお客様に差し上げることができた。

<2015年8月~2016年7月>
(8月2日)
 まず畝間を草刈機(紐タイプ)で草刈した。
(8月7日)
 畝の中の草引き作業に着手。今日から毎日ぼつぼつやろう。8月8日、14日でもって草引き終了。
(9月29、30日)
 夏の長雨でけっこう雑草だらけになっている。29日に片面(西側)を草引き。昨年は畝間の雑草は放置しておいたが、今年はむしりとり、畝の中から引きぬいた雑草とともに畝の法面に置いておいた。
 翌30日に、もう片面を草引きし、畝(多くは法面)に被せて、新たな雑草の芽吹きを抑えるとともに堆肥化することに。
(11月1日)
 冬草が生えだしており、また部分的にスギナが生い茂ってきた。そこで、草引きと畝法面の削り上げ。
(12月13日)
 大きく生長することが分かっている冬草を鎌で刈り取る。
(2016年2月12日)
 1畝を掘り起こして植え直し(別記事)
 他の4畝を草引きし、土をテボでかき揚げ、畝整備。
 肥料(草木灰、鶏糞)をばら撒く。
(3月18日、4月3日、12日、5月1日)
 草引き、草叩き、畝整備。
(6月6日)
 畝間に除草剤をざっと噴霧。
(6月9日)
 6月6日に2本きれいに開花し、今日6本の開花。初収穫。
(6月14日)
 薄ピンク色のものが先行して咲き出し、他の色もポツポツ咲き、20本強の収穫。これからはお客様にも差し上げられる。
(6月21日)
 2日置いての収穫であり、12本絡げで8把でき、クズ10本ほどは店用に。最盛期に差し掛かった感がする。
(7月5日)
 最盛期が続いており、2日と5日に12、3本絡げで各8把でき、セールにうまく合った。7日はぐんと少なくなろう。<6日1把、7日3把で終わる。>
 今年は、紫が少々少なく、白も減り、真っ赤が1本も咲かなかった。黄色が増えた感がする。来年1畝植え替えするが、疎らだから、それら少ない色の球根を購入しよう。
(7月14日)
 今日1束で終了。2014年は1束10数本で85束であったが、今年2016年は1束15本で80束ほど、総計1200本ほどであった。畝の長さを少し減らしたし、ミニ花を処分したから、その分減った感じだ。

<2014年7月~2015年7月>
(7月15日)
 6月13日以降は、切花収穫をほぼ隔日で続け、手入れはしていない。大きく伸び始めた雑草があり、放置しておくとグラジオラスが負けそうだ。
 そこで、今日(7月15日)から、畝の草引きを行うことにした。引いた雑草は畝に被せ、雑草抑えにし、堆肥化させることにしている。まず、今日は1畝半を草引き。
(7月18日)
 都合3日かけて、本日でもって草引き終了。
(9月6日)
 夏の長雨で雑草だらけになっている。本日、少々手入れ。例年なら、ここらで畝間の雑草を叩くなり草刈機で刈っていたのだが、畝間の雑草は放置しておいてもグラジオラスに影響することもないから、横着を決め込んで放置することにし、足で踏みつけて寝させるだけにした。
 ただし、畝に生えている大きな雑草まで放置しておいてはいかんだろう。目立つものを引き抜くなり、刈り取ることにし、畝に乗せておいた。枯草が新たな雑草の芽吹きを抑え、堆肥化する。
(翌年2月21日)
 1畝を全部掘り起こし、植え直し。<別記事>
(翌年4月9日)
 枯草をけっこう多く被せてあるからか、あまり草は生えていない。大きな草とスギナ(これは徹底的に)を抜き、溝をテンワ(手鍬)でさらえ、法面に土を当てる。
 既に過半が芽吹いている。
(翌年5月2日)
 枯草が雑草抑えになって、例年より雑草の生え方が少ない。ただし、スギナはお構いなく生えてくる。よって、スギナを徹底的に引き抜く(といっても千切れるもの多し)とともに大きい草や大きくなりそうな草を引く。
 今日は3畝行い、残りの2畝は翌5月3日に実施。
(6月11日)
 2、3日前に須賀前の畑で2本が咲いていた。今日6月11日には4本となった。例年より少々早い開花であるが、毎年、普通の色の花が最初だが、昨年から薄ピンク色のもの4本である。本日、店に飾る切花として初収穫した。が、上客様がいらっしゃったので、その方に差し上げることにした。
(6月14日)
 毎年、咲き始める直前に草引きをするが、今年はまだやっていなかった。そこで、今日草引きを開始。5畝の最西・最東の畝の片側だけ草引きと削り上げ。(3日かけて6月16日に終了)
(6月15日)
 違う色の花が数本咲き出した。2回目の収穫。
(6月23日)
 2日置いたら太い束が11束もできてしまった。最盛期に入った感がする。
(6月25日)
 今日は太い束が8束できた。全部で100本以上切ったのだが、その直前の畑の姿は下の写真のとおり。
DSCN0417.JPG

(7月4日)
 今日は4束に減った。今年も7月の月初めセールと収穫ピークが重なってくれた。
(7月8日)
 6日は5束、今日は1束。ドンピシャリ、セールと重なった。
 今年の花は、紫、白が少ない感がした。真っ赤が1本だけ。この3色の球根を来年は購入しよう。→もう1年後で購入しよう。植え替えの畝が疎らだから。

<2013年12月~2014年7月>
(12月17日)
 夏と秋に2度草引きを行ったが、12月になって、グラジオラスは枯れ草となり、冬草がかなり生えてきている。
 そこで、本日枯れ草と冬草を引き、畝の整形をすることにした。
 引いた草は隣の畝に乗せ、春の雑草抑えと併せて堆肥化する。
 作業中に、飛び出したグラジオラスの球根は適当に埋め込む。
 そして、鍬で流れ落ちた土を上げ、台形の畝に整形する。
 最後に引いた草を載せて、手入れは終わる。
 所要時間は約2時間であった。
 なお、一番西の畝は、2月頃に掘り起こし、球根の植え直しを予定しており、枯れ草と冬草を引くに止めた。
 毎年、1畝ずつ植え直しを行い、5年間そのままにしておく、という方法を取ろうと思っているところである。
(翌年3月16日)
 畝の法面に雑草がけっこう生えており、草引き。
 土が盛り上がったところを手で均したり、載せてある枯草を均質になるようにした。
 なお、球根の植え直しを予定どおり実施。(別途記事)
(同4月1日)
 畝の削り上げ(雑草退治のため)
(同4月16日)
 雑草が目立ち、畝の草引き
(同5月2日)
 またまた雑草が目立ちだし、とくにスギナが目に付く。1畝だけ草引きを行う。
 これから残り4畝をついでのときにぼつぼつ行おう。
(同5月28日)
 ビッシリと雑草が生えている。1畝だけ草引きを行い、畝に被せておいた。雑草抑えになろう。これから残り4畝をぼつぼつ行おう。
(同5月31日)
 連日草引きを行い、本日完了。なお、昨日今日で引き忘れの草引きをし、きれいにした。
 例年、もう少し遅い時期にやっており、種が散ってしまったが、今年はまだ花の状態であり、新たな種がこぼれることがほとんどなかった。
(同6月13日)
 雑草は伸びるもの。昨日今日で5畝を草引き。
 1本だけピンクの蕾を持っていた。そろそろ開花。
(6月17日)
 一昨日、須賀前、自宅前の畑とも2、3本ずつ咲いていた。
 初咲きは昨年とほぼ同じ時期だ。そこで、本日、初収穫。例年、普通の色が先ず咲き、そして薄ピンク色のものが咲くのだが、今年は、普通の色のものはまだで、薄ピンク色が主で、併せて10本弱を切り取った。
DSCN0291.JPG

 これから順次咲いてくれる。当分、店で飾ることになろう。
 1週間もすればバンバン咲き出すのではなかろうか。できれば、7月の第1週7日間が当店のセールだから、それにうまく合うといいのだが、今年も多分そうなるだろう。
 しばらくは3日ごとに、最盛期には、2日ごとに収穫し、お客様に切花をドンドン進呈!
(6月29日撮影)
 2日前に、咲いているものは切花として収穫し、明日の朝、100本ほどが切花にできないかと思っている。
DSCN0305.JPG

(2014年収穫記録)
20日:4束、21日:2束、*、24日:6束、翌25日:4束、27日:9束、*、30日:11束、2日:10束、4日:9束、*、7日:7束、9日:4束、11日:5束、*、14日:5束、16日:4束、18日:2束、*、22日:2束
合計85束。今年は1束10数本にしたから、全部で1200本ほどの収穫か。

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グラジオラスの球根を掘り起こし植え直し [グラジオラス]

 当店(薬屋)のお客様に切花を差し上げるために、須賀前の畑に5畝栽培しているグラジオラス。2013~14年に一部をイチゴの苗床(ここは2015年にハーブ栽培に貸す)にしたから、総延長は40m弱である。(その後、だんだん縮小し、2021年12月には4畝で総延長20m)
 2008年2月に全部を掘り起こし、植え直しをした。そして、通常花2畝、変り種の花(ポピュラーでない花)2畝、ミニ花1畝に整理。
 そして、2009年、2011年に変り種の花の球根を買ってきて補充し、これで、ほぼ全体にうまく咲いてくれるようになった。
 ところで、植えっぱなしでは茎が細くなったり、倒れやすくなったりするから、2013年から1畝ずつ植え替えをすることにした。
 なお、ミニ花は日持ちが悪いので処分することとし、2014年に咲いたものから順次球根を捨て、2017年にはこの畝は全部を変り種の花(ポピュラーでない花)にした。
 さて、2018年対応であるが、山芋を自然薯(むかご)から2年がかりで栽培する畝を2畝としたから、グラジオラスの畝(一番西:ポピュラーは花)1畝を潰すことにした。その代わりに自宅前の畑で短い畝2畝を用意し、そこへ植え直すことで対処することとした。

<2022年開花へ向けての対応>
(2021年12月12日)
 過去、毎年1畝ずつ掘起こして植え直しをしていたが、十分すぎるほどに開花するから、ここ3年間は植え直しをしないできた。そうしたところ、最もポピュラーな花を付ける畝(須賀前一番東)の開花がかなり疎らになってきた。
 そこで、前回の植え直しから4年経過している須賀前一番東の畝(植え直し時もそうだったが無肥料で栽培してきた)だけは、今年植え直しをすることとした。
 まず球根を全部掘り出し、そのときスギナと球根性の雑草をていねいに除去。
 畝の長さは6mほどあったが、球根はそれほど多くなかったから、4mほどの畝の部分に牛糞を少々多めに振り、ビッチュウですき込む。テンワで畝土を両側に退けながら、40cm程度を平らにする。
 7~8cm間隔で4列植えとし、球根を並べていき、大きい球根にくっ付いている極小の球根は列間に置く。ちょうどぴったり収まった。
 除けた土を手で戻し、テンワで軽く転圧し、畝に被せてあった雑草や刻み藁を乗せ直し、畝間の土を少々乗せ、風で飛ばないようにする。
 これにて植え直し完了。空地となった南側2mほどは一先ず遊ばせておき、来年他の畝を植え直したときに球根の余りが出たら、この部分に植え付けることとしよう。
(2022年6月)
 球根植え替えできれいに芽吹き、花が咲くかと思いきや、どうやら冬の冷え込みで凍みてしまった球根が多かったようだ。例年厳冬期過ぎの2月半ばに行っていたが、12月は真冬の冷え込みで駄目なようだ。

<2018年開花へ向けての対応>
(2017年12月9日)
 自宅前の花畝とその北の空き畝を整備し、グラジオラス用に仕立てる。
 2018年はたいていの畝を自然農法とすることから、グラジオラス用の畝もそうすることとし、刻み藁をすき込むだけとし、ビッチュウで起こして畝整形。
(2017年12月11日)
 須賀前の畑の一番西の畝を掘り起こし、球根を全部回収。掘り出した球根の植え付けは、来年2月半ば過ぎに自宅前の畑と一番東の畝を拡幅して行う予定。
 なお、この畝は来年から山芋(自然薯による2年がかり)栽培とする。
(2017年12月24日)
 昨年だったか、インドカレー料理屋さん用の貸し畑とするため、グラジオラス2畝の1/3ほどを空けた。
 これだけでは不足するようで、もう1畝の1/3ほど(西隣)を今日掘り起こし、貸し畑を広げてあげた。
 掘り起こした球根は自宅前の畑に来年2月半ば過ぎに植える予定。
(2018年1月7日)
 一番東の畝の植え直しのため、掘り起こす。スギナが多いので、なるべく深く掘り、スギナの地下茎を除去。
 掘り跡の中央を凹状にし、枯草を入れて軽く埋める。次に刻み藁を撒いて軽く埋める。もう1回刻み藁を撒いて軽く埋め、広幅の畝を粗整形。この畝も肥料は入れず、自然農法でいくこととする。
 掘り起こした球根は、2月半ば過ぎにこの畝に植える予定。
(2018年2月19日)
 本日、球根を植え付け。畝の上面を鍬で土を少々両側へ削り落とし、テンワで平らに均す。球根を密に並べていく。畝にピッタリ収まるよう並べ直す。手で土をたっぷりかけ、手で転圧し、3cm程度に埋め込む。
 自宅前の短い畝:南側:須賀前の畑の一番西の畝から掘り出した球根
            北側:カレー料理屋へ貸し畑にする畝から掘り出した球根
 須賀前の一番東の畝:同じ畝での掘り起こし植え直し球根
 
<2017年2月13日>
 今年は西から4列目、ミニ花を処分し変り種の花(ポピュラーでない花)が疎らに咲いていた畝の植え直しである。
 まずは、枯草を除け、テボで順次球根を掘りだし、掘り出した球根を籠にいったん収納。
 次に畝をビッチュウで起こしてから苦土石灰を振り、土を鍬で両サイドにはねのけ、畝下に施肥。肥料は、鶏糞・有機肥料粒・種粕。小型ビッチュウではつり込み、テンワで台形に粗整形。この畝は両サイドを別の用途で使っており、5mほどしかない。
 籠に収納した球根を南の方から大きいものから4列6cm間隔で並べていく。畝の6割程度しか並べられなかった。
 あとは、並べた球根に土をかけ、最後に除けておいた枯草で覆う。
 空いているスペースには、後日、球根(赤、その他若干)をネットで買って植えることにする。
(3月13日)
 1週間ほど前に注文した球根(120個)が届き、本日植え込み。若干余剰地ができ、通常花の球根(畝から飛び出したもの)を15個ほど植え込んで終了。

<2016年2月12日>
 今年は西から3列目、変り種の花(ポピュラーでない花)の植え直しである。変り種は品種によって球根の増殖に強弱がある。やたらと増えるものがあるが、大半は増え方が弱く、中には絶えてしまうものもありそうだ。混植しているから、どれがどれだか分からない。
 そこで、増殖が多い球根は固まって球が分かれているから、それが分かるように置いておき、余ればそれを捨てればよかろうというもの。
 まずは、枯草を除け、ざっと草引きをする。そして、ビッチュウで粗起こししてから、テボで順次球根を掘りだし、掘り出した球根を隣の畝に乗せていく。
 次に畝の土を鍬で両サイドにはねのけ、畝下に施肥。肥料は、草木灰と鶏糞。
 鍬で元の状態に戻し、台形に整形。これで、約7mの畝が完成。
 4列6cm間隔で並べていく。あまり球分かれしていなかったから、全部を一先ず並べたら、若干不足が生じたので、クズ球根や両隣の畝の浮き出た球根で補充。
 あとは、適当に埋め込みながら、手前の埋め込んだ球根に土をかける。最後に畝下から土をかき揚げ、除けておいた枯草で覆う。
 なお、他の4畝に施肥(草木灰と鶏糞)した余りを畝に振りまいておいた。

<2015年2月21日>
 今年は西から2列目、変り種の花(ポピュラーでない花)の植え直しである。変り種は品種によって球根の増殖に強弱がある。やたらと増えるものがあるが、大半は増え方が弱く、中には絶えてしまうものもありそうだ。混植しているから、どれがどれだか分からない。
 そこで、テボで順次球根を掘り起こし、掘り出した球根を隣の畝に乗せていく。増殖が多い球根はたまたま大きな球根になっているから分かりやすく、半分は捨てればよかろうというもの。
 次に畝の土を鍬で両サイドにはねのけ、畝下に施肥。肥料は、たっぷりの有機肥料粒と少々の鶏糞。
 鍬で元の状態に戻し、台形に整形。これで、10m強の畝が完成。
 4列8cm間隔で並べていく。何列か並べてから、順次指で穴を空けて埋め込む。この繰り返しで球根を埋め戻していく。
 ところで、昨年の反省として「8センチ間隔は広すぎる。もっと密に植えると夏の雑草の生え方を抑えられる。」と書いていたのだが、これを見るのを忘れていて、昨年と同じ密度にしてしまった。
 でも、増殖が多い球根を半分は捨てるつもりでいたから、ちょうど良く、終わりがけには捨てる予定の球根の一部も使わねばならなくなった。
 昨年の植え替えは通常花で、掘り出した球根の2/3は捨てたが、今年は変り種の花で、絶えてしまったものもあるから、ほんの少し球根が余っただけであった。
 最後に、最初にどけておいた枯草を畝に被せて終了。約3時間の作業であった。
(3月9日追記)
 2月21日の作業で余った球根をミニ花の畝に適当に埋め込んでおいた。

<2014年2月23日>
 今年も1畝、通常花を植え直しすることにした。昨年に1畝引っ越したから、一番西に位置する畝の植え直しである。
 畝の両サイドからビッチュウで起こし、球根を取り出しやすくする。これが終わったら、球根を拾い出す。
 次に畝の作り直しであるが、クワで畝の中央を適当に削り、下肥を入れ込む。肥料は先日納屋の奥から見つけた化成肥料2種類を使うことにした。たぶん30年くらい前のものだろう。有機肥料(粒)も適当に入れ込む。
 次に、ビッチュウで、細かく、よく起こす。その後、クワで畝の整形。
 これで、10m強の畝が完成し、球根を8センチ程度の間隔で横に4列に並べて置く。そして、順次球根を埋め込む。
<反省:8センチ間隔は広すぎる。もっと密に植えると夏の雑草の生え方を抑えられる。>
 これだけの作業に約4時間を要した。けっこう面倒な作業であった。
 でも、昨年畝の位置換えで作った新しい畝は、茎の太い元気なグラジオラスが採れたから、今年植え直したグラジオラスも同様に生きのいいものになろう。
 なお、作業終了後に、植え直した畝も含めて、全部の畝に化成肥料2種類を振っておいた。雨が降れば浸み込むだろう。

<2013年2月14日>
 植え直しをしてから、もう5年が経つので、ぼつぼつ再度植え直しをしなくてはいかんだろうと思った。
 また、夏野菜の作付け計画を立てたら、少々手狭になり、グラジオラスの一番西の畝を、一番東の畝の隣に引っ越すと都合が良いことが分かり、そのように位置換えすることにした。
 作業の概略は以下のとおり。
 5年も経つと、球根が分かれ、随分と多くなっている。引っ越す畝は通常花だから、繁殖力が強く、必然的にそうなる。新たに作った畝に球根を8センチ程度の間隔で横に3列に並べて完成させた。10メートル弱の畝であるが、北側3メートル弱はイチゴ苗栽培用に空けておくことにした。
(下の写真は、2013.3.8撮影のもの)
DSCN0081.JPG

<注> 1:通常花(2014年に植え直し)  2:変り種の花  3:変り種の花  4:ミニ花  5:通常花(2013年に引越した箇所)
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