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ニンニクの無肥料(減肥料)栽培 [ニンニク]

 先ずは、ファーマシーからニンニクの効能を一言申し上げます。
 中国では「百利一害」とも言われており、酒が「百薬の長」と言われるのと同様に、あらゆるものに効く(百利)のがニンニクの良いところでして、滋養強壮など多くの効果は、酒よりもうんと上であることは間違いないです。
 毎日の料理に少しずつ入れるなどして、召し上がっていただきたいものです。たいてい料理の味が良くなる場合が多いですしね。
 「一害」は、言うまでもなく“くさい”ことですが、いろいろ工夫する方法があるようです。まあ、それよりニンニク特有の臭いに慣れる・慣れさせることでしょうね。

 これより、うちでのニンニク栽培(一毛作、ただし2018年からトウモロコシとの二毛作。2022年から再び一毛作)について、今までの概要を記す。
 2013ー14年に2品種の栽培試験を行ったが、あまりうまくいかなかった。
 翌2014-15年は、7品種での栽培比較を行うことにした。昨年の失敗を踏まえ、刻み藁と籾殻をたっぷり撒いて冬越しさせたものの、生育の良い品種と悪い品種が出た。収穫後に調理のしやすさと味の比較でもって来年の栽培品種を決めようと考えた。ところが、試しに少し収穫した後で野菜泥棒にごっそり盗まれてしまった。
 3年目となる2015-16年は、野菜泥棒にやられないよう栽培場所を須賀前から自宅前の畑に移し、出来が良く、味もいい2品種(福地ホワイト6片とジャンボニンニク)に絞って、条件が異なる2畝で栽培することとした。その結果は、まずまずであった。
 4年目となる2016-17年は、昨年栽培した畝の隣あたりで2畝の栽培とし、収穫比較をすることに。なお、種球はスーパーで食用に売っている中国産のニンニクとした。これは、安価に入手でき、日本で育てれば美味しい国産ニンニクになるという話をA漬物屋さん(ニンニクも売っている)から聞いたからである。その結果、上々の出来であったが、匂いはイマイチの感がした。
 5年目となる2017-18年は、JA売店で高価だが種用「ホワイト6片」を購入。上々の出来であったが、匂いはイマイチの感がし、前年の中国産と変わりない。
 なお、5年目までは、苦土石灰は使うものの化学肥料は使わず、各種有機肥料を入れ込んでの栽培であったが、6年目の2018年から無肥料栽培(ただし草木灰使用)で連作することとした。
 6年目となる2018-19年は、前作のトウモロコシから無肥料とし、無肥料栽培にあたって参考としたのは、「たんじゅん農」と「ガッテン農法」である。
 ところで、「無肥料栽培を実現する本」を著された岡本よりたか氏によると「無肥料では必ず成長の悪くなる玉ねぎ、にんにくなど、ユリ科の作物…」と解説されており、タマネギは生育が悪くて玉が大きくならなくても調理に困らないが、ニンニクは玉が小さいと調理しにくくなるから、一考せねばならない。
 「よりたか農法」によれば、こうした場合は無肥料栽培にはならないが「ボカシ液肥」を作って散布するとよい、とのことであるが、これを作るのはしごく面倒なことである。同農法で、野菜全般に栄養不足の恐れがある場合は「草木灰を足し込む方法も有効ですが、この場合の注意点は、土がむしろアルカリ性が強くなることです。これを防ぐためには、必ず希釈した酢を一緒に撒くことです。」とある。
 草木灰の利用は、無肥料栽培か否か、という問題が生ずるが、なにも無肥料栽培に固執する必要はなく、うちの場合、庭木の剪定ごみなどを休耕田で燃やさざるを得ず、けっこうな量の草木灰ができるから、これをニンニク畝に単にばら撒けばいいのであり、そして、どうやって使おうか困っていた、いただきものの竹酢液があるから、これを希釈してジョウロで散布すればいい。
 こうしたことから、十分に発芽した晩秋に、草木灰+竹酢液を撒くことにした。
 なお、草抑えと保温のため、毎年、刻み藁をたっぷり乗せることにしている。ニンニク収穫後、トウモロコシ苗を植え付け、それが収穫後、少々風化した刻み藁、トウモロコシの残骸、枯草を畝の法尻と峰に埋め込んで秋のニンニク片植え付けを待つ、という形で、二毛作を連作していくのである。
 その結果、2018-19年産はやや小ぶりのニンニクしか収穫できなったし、2019-20年産はさらに若干小振りとなった。
 ところが、2020-21年産そして2021-22年年産も無肥料(ただし、トウモロコシの残骸など埋め込み)にもかかわらず、まずまずの大きさのニンニクが収穫できた。無肥料栽培成功か?
 なお、収穫後の措置はネット検索し、次の方法を取ることとしている。
 収穫後ただちに根を切り、茎は15cm残して切る。1か月後に茎も切る。

 このページでは、2018-19年から始めた無肥料(減肥料)栽培について記すこととし、従前の有機肥料栽培については「従前のニンニク有機肥料栽培」に記事を残す。

<2021-22年>
(トウモロコシ第3弾跡の畝整備)
 8月8日、トウモロコシの残骸は収穫時に刻み、今日が最後の刻み。
 8月10日、畝に乗っているトウモロコシの残骸や大きな枯れ草を畝からいったん除け、畝の両サイドを鍬で溝立てし、残骸を埋め込み。
 8月11日、スコップで畑起こしもどき。
 8月31日、テンワで細かな草の草叩き。
(9月12日)
 8月末にホワイト六片12個を花屋で購入。少々クズが余っただけ。
 畝は台形に粗整形できており、広幅だから3列植えとし、まず両サイドの列をテンワで軽く溝立て。 株間は約20cmとし、5.5mの畝につき、1列に25個並んだ。軽く埋めてから手で埋め戻し。最後に中央列を同様に行い、1列に25個並んだ。良品が4個残ったから両サイドに2個ずつ埋め込んでおいた。昨年84個に対して今年は79個。
(9月25日、10月2日、10日)
 細かな草が生えてきており、畝全体をテンワで草叩き
(10月10日)
 畝間、法面の草叩きをし、土寄せして、畝幅を若干広げる。籾殻をたっぷり被せる。
(10月31日)
 細かな草を引き、籾殻を追加投入。
(12月26日)
 けっこう草が生えてきており、草引き。畝の法面を草叩き。
(2022年3月7日)
 けっこう草が生えてきており、草引き。畝の法面を草叩き。
(5月29日)
 茎の太い数株を試し収穫。かなり立派な球に生育していた。
 なお、5月中頃にはとう立ちが若干あり、摘まみ取ったが、食用にならず。
(6月3日)
 去年より5日遅れの収穫である。下葉で枯れたものが2枚ほどになり、気持ち早いが天気都合で今日収穫した。引き抜いて根を切り、茎を15cmほど残して切り、苗用トレイに入れて、空き畝に並べ、2、3日干してから回収しよう。
 昨年に比べて若干好成績となるも、小振りなものもけっこうある。ほとんど無肥料・連作の4年目でありながら、まずまずの成績だ。評価は★★★☆☆ 
なお、籾殻をたっぷり敷いたお陰で雑草はたいして生えなくて助かった。ただし、球根性の雑草が目立ち、収穫後にていねいに掘り出して処分。
 昨年まで2年間、後作にトウモロコシを栽培したが、昨年、ハクビシンに全部食われてしまったので、今年の後作は3年前と同様に無しとするしかなかろう。 
(6月5日)
 今日は曇り。好天の2日間天日干ししたから、これで良かろう。苗トレイに入れたまま、軒下の金属棚の最上部にて保管。なお、苗トレイの下に鉢植入れトレイを置き、乾燥しやすいようにした。

<2020-21年>
(トウモロコシ第3弾跡の畝整備)
 8月13日、トウモロコシの残骸は収穫時に刻み、今日、畝の草叩き。
 8月16日、畝に乗っているトウモロコシの残骸や大きな枯れ草を畝から除け、表土を5cm厚ほど退ける。スコップで畑起こしもどきをしつつ、蛎殻粉末・木灰を入れ込む。土が少々盛り上がったので、3cmほど土を再度退ける。トウモロコシの残骸(2畝分)を敷き込み、退けた土を戻す。これにて土壌改良と少々の肥料(木灰)入れ込みが完了。
(9月13日)
 今年は中国産の食用を使わず、高価だが購入した種ニンニク(6片)を使用。15個購入し、少々クズが余っただけでちょうど良かった。
 畝を台形にし、広幅だから3列植えとし、両サイドの列をテンワで軽く溝立て。飛び出したトウモロコシの残骸は土壌菌で分解中の状態。これは退けておき、後でニンニクの株間に入れ込む。
 株間は20cm弱とし、5.5mの畝につき、1列に28個ほど並んだ。軽く埋めてから、テンワで埋め戻し。最後に中央列を同様に行う。列幅も20cm弱となった。
 土は湿っており、雑草も少々芽吹いていたから、後日畝の雑草削りをしてから、刻み藁を被せる予定。
(9月20、24日、10月4日)
 ニンニクが芽吹く前に、細かな雑草をテンワで草叩き
(10月16日)
 8割方芽吹きかけた。細かな草を削る。畝周りはテンワ、畝内はミニ・テンワで。
(10月18日)
 細かな草が少々あるが、そのままにして籾殻を分厚く撒き、さらに刻み藁を敷く。
 畝の法尻を鍬で削り、淵の刻み藁に軽く乗せ、風で飛ばないようにする。
(2021年2月14日)
 細かな草が少々生えており、丁寧に草引き。
(4月3日)
 今年は生育がいい感じがする。
 畝間と法面を草刈機でざっと刈ってから、テンワで草叩きしつつ、法面に土寄せ。
 生えてきている雑草をざっと手で引く。
(5月12日)
 少しずつとうが立ち始めた。数本切り取り捨てる。葉先が少々黄色くなってきた。
(5月24日)
 葉先の黄変が少しずつ進んでいる。端っこの2個を収穫。けっこう大きい球だ。
(5月30日)
 刻み藁をたっぷり敷いたお陰で雑草はたいして生えなくて助かった。
 昨年に比べて軸太で期待される。刃先がだんだん黄変してきたから、もう収穫してよかろう。後作のトウモロコシ苗が定植していい状態になったし。
 ということで、本日収穫作業に取り掛かった。引き抜いて空き畝に並べ、2、3日干してから回収しよう。
 種球が良かったのかまずまずの大きさ。中には種球並みかそれ以上のものもある。ほとんど無肥料・連作の3年目でありながら、まずまずの成績だ。評価は★★★☆☆ 
 ところで、収穫時に根張りが強く、引き抜くときに力がいった。これは収穫が早すぎる証拠とのこと。葉が3分の1ほど枯れてからにするべきとある。
 来年は半月遅らせる必要があろう。そして、後作のトウモロコシ種蒔きも同様に。
(6月3日)
 昨日曇で、軒下に移動。今日、根切り、茎切りし、苗トレイに入れ、軒下の金属棚の最上部にて保管。なお、苗トレイの下に鉢植入れトレイを置き、乾燥しやすいようにした。

<2019-20年>
(トウモロコシ跡の整備)
 8月6日、トウモロコシの残骸を刻み、畝の枯草を引く。
 8月12日、畝に乗っている刻み藁やトウモロコシの残骸などを畝から除け、鍬で畝の法尻、峰に鍬で溝を掘り、手で順次埋めていく。
 8月27日、びっしり生えた雑草をテンワで叩く。
 9月10日、再びびっしり生えた雑草をテンワで叩く。
(9月15日:植え付け)
 植え付けるニンニクは月初めにカレー屋さんへ行ったときに売っていたニンニクで中国産。割りと大きかったから買ったのだが、6片ではなく8片はあろう。よって、1片はその分小さくなる。来年買うときは6片にしたい。
 1袋で十分かなと思い、ばらすとき小さいものは捨てた。でも、半分は残ってしまい、それは食用に回すこととした。
 畝は整形されているが、もう一度テンワで均す。去年は「畝起こしもどき」を行なったが、今年は昨季のニンニクがうまくいったから、省略した。
 去年は株間12cmで列幅20cmとって3列植えにしたが、今年はオーソドックスに株間15cmで列幅30cmとって2列植えにする。これでも密植傾向である。
 メジャーを当てながらニンニク片を並べていく。大きい片から使う。
 並べ終わって、今度はテボで穴を掘り、ニンニク片の2倍程度の土が乗るように埋め込み、土を被せて手で転圧。
(9月19日)
 昨年の刻み藁の在庫があり、それをまずまずの量を畝に乗せて雑草抑え。
(10月1日)
 数日前には発芽しており、今日時点でほとんどがけっこうな大きさになっている。
(10月21日)
 細かい草を手で叩き、刻み藁が手に入ったので厚く敷き、草抑え。昨年同様、弱りが来たが大丈夫だろう。昨年は草木灰&竹酢液を与えたが、今年はなしで行こう。
(11月10日)
 先の記事で草木灰&竹酢液は今年はなしとしたが、隣畝のホウレンソウなどの虫食い防止のためニンニク畝にも竹酢液を撒きたくなり、よって、草木灰も撒くことにした。
 明日は小雨があるようで、ニンニクに少々付着した草木灰も雨で流れ落ちようというもの。けっこうな量の草木灰を肥料代わりに撒く。竹酢液は50倍散ぐらいの濃い目を適当量。(翌日、お昼にまずまずの降雨あり。)
(11月24日)
 雑草がけっこう生えてきているので、刻み藁を動かしながら草擦り。
(2020年5月2日)
 草引きは、その後、4月にざっと行なった。葉先が少々黄色くなったものあり。まだ収穫は先だが、ここのところ雨なしだから、ホースでたっぷり散水。
(5月13日)
 大半のニンニクにとうが立っていた。全部切り取り食用に。
 畝の法面の雑草を削り上げ、畝の中の雑草を引く。
(5月28日)
 刻み藁をたっぷり敷いたお陰で雑草はたいして生えず、らしい草引きはぜずに済んだ。ややほっそりした痩せた地上部だが、随分と背が高くなっており、刃先が黄変してきたから、もう収穫してよかろう。後作のトウモロコシ苗が定植していい状態になったし。
 ということで、本日収穫作業に取り掛かった。引き抜いて根を切り、その場に置く。2、3日間干してから回収しよう。なお、10個ほどは生ニンニクとして食用に。
 昨期は3列植えと少々密に植えたせいか若干小振りであったので、今季は2列植えとしたものの大きくはならず、昨期よりやや小ぶりの感がする。ただし、小さ過ぎるクズは数個止まりとなった。ほとんど無肥料・連作の2年目でありながら、まずまずの成績だ。大きさの総合評価は★★☆☆☆(少々甘いか)。
(5月31日)
 2日間天日干ししたら、茎や葉は十分に枯れた状態に。茎を切り取り、プラスチック製の穴あき籠に入れて日陰保存。

<2018-19年>
 6月2日にニンニクを収穫後、直ぐにニンニクの残骸と敷き藁(刻み藁)を埋め込みながら鍬で畝整形し、トウモロコシ第3弾を作付けした。この時点から無肥料栽培である。
 トウモロコシは生育が悪く、たいした収穫もできなかった。8月6日に枯れ始めた残骸を鎌で株元から切り、根はそのまま残し、土壌細菌の餌とした。こうして、夏のトウモロコシに引き続いて、今回のニンニク作付けも無肥料で行くこととする。
(8月15日)
 北東区画の3畝で出た枯草をニンニク作付け予定の畝の両サイドに埋め込み。昨年、一昨年と少々位置がずれるが、作付け畝は概ね3年連作となる。
 畝の上面をスコップで畝起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら20cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)を行い、これで作付け準備完了。
(9月8日)
 一昨年同様スーパーで食用に売っている中国産のニンニクを買おうかと迷ったが、昨年同様にJA苗売り場で高価(3500円)だが種用の「ホワイト6片」を購入。数日後、不足するだろうと(昨年の記録ミス)ついでのときに小袋3つ追加購入。
(9月9日)
 作付け畝に雑草が繁茂しているので、ていねいに草引き。
(9月17日)
 もう1回ていねいに草引きをした後、テンワで細かい草の草叩き。
 昨年と同様に株間12cmで2列並べで置いていった。そしたら、かなり余り、もう1列並べたらちょうどぴったりとなり、3列植えすることにした。列幅20cm。
 テボで隙間を作りニンニク片を押し込む。全部押し込んでから、土を被せ、軽く転圧。深さは少々浅植えとなった。ニンニク片の長さの倍、覆土するとよいとのことだが、昨年1.5倍程度であったが、今年はもう少し少ない感じ。1.25倍程度か。
(9月24日)
 細かな草がいっぱい生えてきたから、上っ面を軽く草削り。ニンニク片が1個引っかかり、芽はわずかだが根はけっこう伸びだしていた。
(10月1日)
 半分近くが、けっこうな長さで芽吹いてきている。
(10月8日)
 細かな草がいっぱい生えてきている。テンワで粗削りした後、手で均し、気持ち畝幅を広げ、きれいな台形に整形。
(10月28日)
 けっこう成長してきたが、葉先や葉の淵に枯れが目立つ。少々心配。 
 細かな草が若干生えてきており、畝の中は手で引き、法面はテンワで草削り。なお。3列植えにつき、畝間の土を少々削ってニンニク畝につぎ足した。
 刻み藁をたっぷり乗せようとしたが、とりあえずダンボール箱3杯をばら撒く。刻み藁がニンニクに覆い被さってしまうため、手で払いのけながら刻み藁を均等に敷く。
(11月9日)
 完全無肥料はあきらめて、朝、雨が降り出したところで、草木灰を列間と法面に適当量を撒き、竹酢液100倍散をジョウロで6リットル撒く。雨により、ニンニクに降りかかった草木灰も竹酢液も洗い流され、両方が刻み藁を通過して土の中に浸み込む。グッドタイミングだ。
 草木灰は強いアルカリ性、酢は強い酸性であり、打ち消し合って中性になる、ということであるが、その塩梅が分からないものの、アルカリ度を弱めてくれたのではなかろうか。
 なお、10日ほど前に、葉先や葉の淵に枯れが目立って心配したが、その後は幾分改善された感がする。例年並みになったのではなかろうか。
(12月2日)
 畝の法面の雑草を削り上げ、畝の中の雑草を引く。
(2019年6月2日)
 刻み藁のお陰で雑草はたいして生えず、らしい草引きはぜずに済んだ。今年もとう立ちがほとんどなく、手間がかからず楽ではあるが、とうを食すことができず寂しい思いがする。
 順調に生育し、随分と背が高くなっており、刃先が黄変してきたから、収穫の時期となり、本日収穫作業に取り掛かった。
 引き抜いて根を切り、茎を15cmほど残して切り取り、畝に干しておいた。3日間干して、その翌日に回収しよう。
 3列植えと少々密に植えたせいか、若干小振りであり、小さ過ぎるクズも昨年の倍(30個ほど)生じた。3列中南の列は十分な大きさのものが多かった。ほとんど無肥料での連作初年度であるが、まずまずの成績だ。大きさの総合評価は★★☆☆☆。
(6月17日)
 苗トレイ3個に入れて、天気のいい日は納屋の軒先から引っ張り出して日に干す。十分に乾いたので、今日、茎を切り取り、苗トレイ1個に入れ直し、別棟の納屋に収納。

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ニンニクの有機肥料栽培 [ニンニク]

 先ずは、ファーマシーからニンニクの効能を一言申し上げます。
 中国では「百利一害」とも言われており、酒が「百薬の長」と言われるのと同様に、あらゆるものに効く(百利)のがニンニクの良いところでして、滋養強壮など多くの効果は、酒よりもうんと上であることは間違いないです。
 毎日の料理に少しずつ入れるなどして、召し上がっていただきたいものです。たいてい料理の味が良くなる場合が多いですしね。
 「一害」は、言うまでもなく“くさい”ことですが、いろいろ工夫する方法があるようです。まあ、それよりニンニク特有の臭いに慣れる・慣れさせることでしょうね。

 これより、うちでのニンニク栽培(一毛作、ただし2018年からトウモロコシとの二毛作)について、今までの概要を記す。
 2013ー14年に2品種の栽培試験を行ったが、あまりうまくいかなかった。
 翌2014-15年は、7品種での栽培比較を行うことにした。昨年の失敗を踏まえ、刻み藁と籾殻をたっぷり撒いて冬越しさせたものの、生育の良い品種と悪い品種が出た。収穫後に調理のしやすさと味の比較でもって来年の栽培品種を決めようと考えた。
 ところが、試しに少し収穫した後で野菜泥棒にごっそり盗まれてしまった。
 3年目となる2015-16年は、野菜泥棒にやられないよう栽培場所を須賀前から自宅前の畑に移し、出来が良く、味もいい2品種(福地ホワイト6片とジャンボニンニク)に絞って、条件が異なる2畝で栽培することとした。その結果は、まずまずであった。
 4年目となる2016-17年は、昨年栽培した畝の隣あたりで2畝の栽培とし、収穫比較をすることに。なお、種球はスーパーで食用に売っている中国産のニンニクとした。これは、安価に入手でき、日本で育てれば美味しい国産ニンニクになるという話をA漬物屋さん(ニンニクも売っている)から聞いたからである。その結果、上々の出来であったが、匂いはイマイチの感がした。
 5年目となる2017-18年は、JA売店で高価(3800円)だが「ホワイト6片」を購入。上々の出来であったが、匂いはイマイチの感がし、前年の中国産と変わりない。
 6年目となる2018-19年は、中国産にしようかと迷ったが昨年同様にJA売店で高価(3500円)だが「ホワイト6片」(+小袋を3追加:勘違いしており余分であった)を購入。
 5年目までは、苦土石灰は使うものの化学肥料は使わず、各種有機肥料を入れ込んでの栽培であったが、6年目の2018年から無肥料栽培で連作することとする。
 参考としたのは、「たんじゅん農」と「ガッテン農法」である。
 ところで、「無肥料栽培を実現する本」を著された岡本よりたか氏によると「無肥料では必ず成長の悪くなる玉ねぎ、にんにくなど、ユリ科の作物…」と解説されており、タマネギは生育が悪くて玉が大きくならなくても調理に困らないが、ニンニクは玉が小さいと調理しにくくなるから、一考せねばならない。
 「よりたか農法」によれば、こうした場合は無肥料栽培にはならないが「ボカシ液肥」を作って散布するとよい、とのことであるが、これを作るのはしごく面倒なことである。同農法で、野菜全般に栄養不足の恐れがある場合は「草木灰を足し込む方法も有効ですが、この場合の注意点は、土がむしろアルカリ性が強くなることです。これを防ぐためには、必ず希釈した酢を一緒に撒くことです。」とある。
 草木灰の利用は、無肥料栽培か否か、という問題が生ずるが、なにも無肥料栽培に固執する必要はなく、うちの場合、庭木の剪定ごみなどを休耕田で燃やさざるを得ず、けっこうな量の草木灰ができるから、これをニンニク畝に単にばら撒けばいいのであり、そして、どうやって使おうか困っていた、いただきものの竹酢液があるから、これを希釈してジョウロで散布すればいい。
 こうしたことから、十分に発芽した晩秋に、草木灰+竹酢液を撒くことにした。
 なお、草抑えと保温のため、毎年、刻み藁をたっぷり乗せることにしている。ニンニク収穫後、トウモロコシ苗を植え付け、それが収穫後、少々風化した刻み藁、トウモロコシの残骸、枯草を畝の法尻と峰に埋め込んで秋のニンニク片植え付けを待つ、という形で、二毛作を連作していくのである。

 このページでは、従前の有機肥料栽培についての記録を残し、無肥料(減肥料)栽培について記録は別ページ「ニンニクの無肥料(減肥料)栽培」で記録することとする。

<2017-18年>
(9月15日)
 数日前に購入した「ホワイト6片」を昨日バラバラに。110片ほどになった。
 今日、植付け。場所は昨年とほぼ同じ。
 鍬で畝を凹状にし、施肥。苦土石灰、鶏糞、有機肥料粒を適当に振る。小型ビッチュウではつった後、両サイドの土をかき寄せる。テンワで整形。
 2列植えとし、列幅25cm。株間12cm。100片弱を植え付け。残った10片強(特大と小)は食用に。
 ニンニク片を埋め込み、片の2倍の深さの土で覆うも、1.5倍程度になった模様。手で上面・法面とも軽く転圧し、台形状にした。なお、堆肥場から出た土を薄く撒いておいた。
 なお、並べ方にコツがあるとのこと。当店のお客様で詳しく研究しておられる経験者からご教授いただいた貴重なノウハウだが、ニンニクをばらした「片」の植える向きが重要なポイントになるとのこと。それを下に図示しよう。
ニンニクの植えつけ方.jpeg
 11月には籾殻入れと敷藁をする予定。
(9月22日)
 1週間でもう雑草がいっぱい芽吹いている。テンワで削り込み。
(10月9日)
 所々で芽吹きだした。
 細かな雑草が生えてきているので、畝の法面をテンワで削り落としてから畝間を削り上げ、足で土寄せし、整形。
(10月24日)
 きれいに全部芽吹いて、けっこうな大きさに生長。雨が多いせいか雑草がたくさん芽吹き出した。ていねいに草引き。
(11月20日)
 きれいに草引きし、雑草防止と冷え込み防止のため、刻み藁をたっぷりと敷き込む。
(2018年5月21日)
 その後は順調に生育し、刻み藁のお陰で雑草もたいして生えない。
 昨年の中国産のニンニクもそうであったが、今年のホワイト6片もとう立ちがなく、手間がかからず楽ではあるが、とうを食すことができず寂しい思いがする。
 葉先が少々黄変してきたので5株を試しに収穫。まだ球体の凹みがなく、収穫は先延ばししたほうがよさそうだ。
(5月27日)
 とう立ちを発見。軸がぺしゃぺしゃなものが多く、食用にできるのは2割程度のものであった。ただし、炒め物にしたら大半が噛みだまりができ、ほとんど食べられなかった。
(6月2日)
 後作のトウモロコシ苗がもう定植時期となり、葉先がより黄変してきたので収穫。葉先がまずまず黄変してきたので、よかろう。
 引き抜いて根を切り、茎を15cm強残して切り取り、空き畝に干しておいた。
 今日明日は快晴、明後日は曇り時々晴れ、3日間干して、その翌日に回収しよう。
 作付けは、2列植えとし、列幅25cm。株間12cmで、国産(ホワイト6片)を100片弱を植え付けたが、10株ほどは生育不良だったり玉が小さすぎて捨てる。
 大きさの評価は少々甘めの採点だが★★★★☆。味のほどはいかに。
(6月5日)
 3日間、畑で乾かしていたが、天気が下り坂で、今朝回収し、翌日4本ずつ絡げに。
(6月18日)
 今日、やっと軒下に吊るす。
(2019年3月20日)
 最後に残った20球ほどを取り込み、食用に。もう芽が吹きかけているもの多し。

<2016-17年>
 昨年の南区画で栽培した隣の畝(7m)と昨年の北東区画で栽培した畝の2つ隣の畝(4m)での栽培とする。
(8月31日)
 南区画を今日、北東区画を8月28日に起こし、苦土石灰を振っておいた。
(9月2日)
 鍬で畝に窪みをつけ、肥料(種粕、鶏糞、有機肥料粒)をばら撒き、テンワで埋め戻し、畝を整形。
(9月5日)
 牛糞を入れるのを忘れており、また、鶏糞などが土とよく混ざっていないので、畝を壊し、牛糞を入れ、小型ビッチュウではつり、テンワで再整形。
(9月15日)
 9月初めにスーパーで、まあまあの大きさで超廉価な中国産ニンニクを1袋買い、数日前にばらしておいた。ざっと150個の種球ができた。
 本日、植え込み。畝に芽吹いている雑草をざっと引き抜く。
 植え込みの深さはマニュアルに「種球の3倍の深さ(片が2cmなら片の上に4cmの土が被る)」とあるから、これを頭に置いて、畝の峰に鍬で溝を作る。
 マニュアルによると「大型は畝間40cm、株間15~20cm、普通は畝間25cm、株間10~15cm」とある。普通球の1列植えであるから、株間は狭くてよかろう。そこで10cm間隔で種球の向きを揃えて並べていく。南区画は約70個、北東区画は約40個。
 最後に、跳ねた土や畝の法の土で覆いながら、軽く押さえ、台形に整形する。これにて植え付け終了。なお、台形としたのは、防寒のため晩秋に刻み藁をたっぷり乗せるからである。
(10月3日)
 2畝とも一部にまだ芽吹きがない所があるが、概ね芽吹き、10センチ程度になっている。畝の草引きをしておいた。
(10月11日)
 ほとんど全部に芽吹き。畝下の土を削り上げながら、畝を台形に整形。
(10月16日)
 今年は藁がどれだけでもいただけるので、今日、たっぷり藁を敷いた。そして、刻み藁を株間にたっぷり敷いた。
(12月5日)
 全部が順調に成育し、これから冬越しとなろう。冬草が所々で生えており、綺麗に抜く。敷藁がたっぷりだから、もう草は生えないだろう。
(翌4月10日)
 地上部はけっこう生長がよく、ニンニク球が大きく育つのが期待される。敷藁(ヤーコンの畝作りで敷き込むため)を全部外し、草引きもしておいた。
(5月8日)
 地上部がほんの少し枯れかけてきたので、試に4株収穫。大した大きさではない。
 なお、今年のニンニクは全くとう立ちしていない。
 本格的な収穫は、葉の枯れ具合を見ながら1週間以上先に。
(5月24日)
 葉の枯れ具合からして、もう収穫して良さそうだ。抜きにかかったら、とうが半分ほどの株から出ているのを発見。先にとうを摘む。
 思いのほか豊作の感がする。南区画と北東区画の畝に球の大きさに変わりはない。評価は大きさからは★★★★☆だが、味のほどはいかに。
 収穫後、根を切り、茎を15cmほど残して切り取り、ムシロに干しておいた。今日明日、小雨のようだが、そのままにしておこう。
(5月30日)
 タマネギと同様に4個からげにし、軒下にぶら下げ。
(9月14日)
 味のほどは少々物足りない感がする。よって、今年の作付けは国産(ホワイト6片)を購入した。
(2018年4月)
 3月までは食べられたが、4月になって暖かくなったら、柔らかくなったりしてダメなものがかなり出てきたようである。

<2015-16年の記録>
 普通だったら収穫したものを残しておき、それを植えればいいが、野菜泥棒に遭ってしまい、再び国華園へ9月半ばに注文を入れた。昨年調子が良く味も良い「福地ホワイト6片」と「田子産」を注文しようしたが、後者はなく、代わりに「ジャンボニンニク」(全部が盗まれ、味見できていないから)を9月半ばに注文。
 栽培箇所は2箇所(南区画:十六豆第1弾跡と北東区画:ケイトウ跡)とし、栽培比較を行う。
(9月11日、12日)
 雑草が繁茂しているから、テンワ(手鍬)で叩いたあと、手で根っこを引く。
 肥料にもなるからと、昨年は畝の下に雑草を埋め込んだが、根張り段階で発酵するであろうから、悪影響するかもしれないと考え、今年はそうしなかった。
 畝の土を両サイドに鍬で除け、苦土石灰を振り、肥料(鶏糞、有機肥料粒、種粕)をたっぷりばら撒いて、軽く埋め戻す。次に、牛糞をばら撒き、のけた土の残りを混ぜ込みながら畝立てする。
(9月20日)
 数日前に、ケイトウ跡の畝の両サイドに新設堆肥場などの残土を入れ、フラットになったので、畝に牛糞を追加してばら撒き、土寄せして小高くした。
(9月27日) 
 昨日、国華園に注文した種球が届いた。「福地ホワイト六片」と「ジャンボニンニク」各500g。 前者は36片、後者は25片。少々足りない感がし、JA売店へ行ってみたが、売れ残りの屑っぽいものが2袋しかなく、買うのを止め。注文品だけでいくことに。
 本日(27日)自宅前の畑で植え付け。
 ニンニク片の高さの倍の覆土をする必要があるから、畝の峰を鍬で溝立て。
 マニュアルには、大型は畝間40cm、株間15~20cm、普通は畝間25cm、株間10~15cmとあり、畝の総延長を勘案して、1列植えとし、ジャンボは株間20cm、福地ホワイトは株間15cmとした。並べたら、ちょうど納まった。
 並べる向きはニンニク片が“前へならえ”(具体的には2014年の記事)となるようにし、土を被せていく。最後に手で台形に整形し、晩秋にモミガラと刻み藁をたっぷり被せることにする。
 なお、作付けは次の場所。
 北西区画:福地18個(西より)、ジャンボ11個(東より)
 南区画:福地18個(北より)、ジャンボ14個(南より)
(10月10日)
 南区画にスギナが目立ち、細かな雑草もいっぱい生えだした。よって、指で草引きと草叩き。ついでに北西区画も指で草叩き。
(10月12日)
 南区画でかなりの芽吹きを確認。一昨日、何かの花の芽と思って芽欠きした1本はニンニクの芽だった!
(10月15日)
 ジャンボはあらかた芽吹いた。
 管理をお願いしている須賀前の田の稲刈りが終わり、刻み藁がいっぱいできている。これをニンニクの畝にたっぷり敷く。
(10月22日)
 大半が芽吹いた。草木灰を株の近くに撒く。
(10月25日)
 スギナほか雑草が目立つので引き抜き、藁の上に乗っている草木灰を叩いて地面に落とす。
(11月23日)
 南区画の畝に雑草が目立つ。草引き。
 両方の畝ともに籾殻を株元に被せる。
(翌3月29日)
 刻み藁と籾殻のお陰か雑草はほとんど生えない。でも、南区画にスギナ他雑草が目立ちだした。草引きと畝整備。
(4月15日)
 成育が順調でかなり大きくなった。スギナの草引き。
(5月14日)
 南区画はまだ青々しており収穫は先になるが、北東区画の福地は葉が枯れる様相を示してきた。病気かもしれない。そこで、それを全部収穫した。やはりできは悪い。
 畑にそのまま干しておくと公園から丸見えであり、盗難防止のため、納屋の洗い場の際で日が当たる場所に置くことにした。→3日後に所定の保存場所へ。
(5月26日)
 北東区画のジャンボはまだ葉刈れが進んでいないが、キュウリⅡの定植位置に少々引っ掛かるから、その畝準備のため、本日収穫。期待したほどに大きなものは少なかった。
(5月27日)
 南区画の福地が、葉が枯れる様相を示してきたので、本日収穫。茎や葉っぱの育ちが北東区画より良かったので、球も育ちが良かった。
(6月1日)
 南区画のジャンボが、葉が枯れる様相を示してきたので、本日収穫。茎や葉っぱの育ちが北東区画より若干悪かったので、球も育ちが悪かった。
 福地は南区画が適し、ジャンボは北東区画が適す、という結果となった。
 評価は、どちらの畝もどちらの品種も★★☆☆☆

<21014-15年の記録>
 2年目となる今年。初年度は試験栽培に付き、株間を十分に取って1列植えとしたが、今年は本格栽培になるから、2、3列植えとなる。こうなると、また、別の課題が出てくる。
 株間をどれだけにし、列幅をどう取るか、2畝とすべきか、という問題である。幸い、このことについては、当店のお客様で詳しく研究しておられる経験者からご教授いただいたから、それに従うことにしている。1畝2列植えが良さそうである。
(9月4日)本日、ニンニク植え付けの場所作りを行った。
 ブログ友だちが最近「自然農法」を積極的に取り入れ、試行錯誤しながらも良い結果をだされているようであり、これに刺激されて、先日、その友だちから紹介された福岡正信著「無Ⅲ自然農法」を購入し、そこに書いてある農法を少しずつ取り入れ、ニンニク栽培にも応用しようと考えた。
 自然農法のポイントは、無起耕、無除草、無肥料であるが、いきなりそうするのは無理があり、近い将来そうするとして、それを頭に置いて、今年のニンニク栽培の場所作りをすることにした。
 既に作成してあるダイアグラムで、今年のトマト栽培跡地2畝を、西にエンドウ、東にニンニクと決めてある。その幅はエンドウは狭め、ニンニクは広めに取りたい。
 これを頭に置いて、作業に取り掛かる。
 例年なら、あらかじめ大型ビッチュウで畑起こしをするのだが、自然農法に準じて、これを省略。
 まず、隣の白ナスの畝(西面)に敷いてある枯れた雑草(大半が休耕田から持ち込んだもの)を畝間に下ろす。次に、トマト跡が高畝になっているから、小型ビッチュウで削り落とし、雑草を軽く埋め込み、概ねフラットにする。
 ニンニク植え付け箇所には、昨年もそうしたが、各種有機肥料を敷き込みたい。そこで、小型ビッチュウで土を両側に跳ね、窪みを作る。その窪みに、まず、苦土石灰を振り、有機肥料粒、種粕、鶏糞、牛糞を撒く。そして、元の状態に戻し、苦土石灰を再度振る。これで、酸性土壌の改善も十分だろう。
 ところで、今日の作業は、ほとんど全く自然農法の無起耕、無除草、無肥料を取り入れていないが、高畝になっており、まずこれをフラットにせねばならないから、いたしかたない。
 なお、9月末頃に、ごく低い畝(台形)にし、3列植えを予定している。
 さて、種球の仕入れだが、昨年はJAに2品種しか売っていなかった。もっと多くの品種を栽培してみて、その中から、うちの畑に合い、かつ、好みのものを選択したい。こうなると、ネット注文しかない。そこで、本日、国華園へ6品目の注文を入れたところである。そしたら、9月25日以降の発送とあり、「物の本に書いてあった、9月半ばに植えつけるべし」は何なんだ、となった次第。
(10月11日追記)
 7日に種球が届き、早速植え付け計画を立てた。マニュアルによると、大型は畝間40cm、株間15~20cm、普通は畝間25cm、株間10~15cmとある。入手した片の数を勘案して、大型は列間40cm、株間20cm、普通は列間30cm、株間15cmとした。
 11日の作業は次のとおり。
 少々丸みを帯びた台形の畝作りをした。畝幅は法下で100cm。
 全部で7種類あるから、11m弱の畝に植え付け計画に沿って、ニンニク片を並べていく。全部を並べ終わってから埋込み。深さはマニュアルに3倍の深さ(片が2cmなら片の上に4cmの土が被る)とあるから、それによったが、少々浅植えになった感がする。
 植え付けは、南から次のとおりとし、立札を立てた。
 1 昨年収穫の六片 約1m 3列植え  21個
 2 赤ニンニク     0.5m  同上    9
 3 ジャンボ       1.5m 2列植え  16
 4 福地ホワイト6片  2m 3列植え  39
 5 田子産        1m   同上   18
 6 無臭          2m  同上   39
 7 マイルドエックスR  2m  同上   39
 ところで、ニンニクは高いものである。一部に余りが出たが、仕入れ総額は1万円弱。品種によって単価に大きな差がある。そこで、単価表を作ってみた。

             1片の大きさと単価 100g価格
 1 昨年収穫の六片   中   32 円   ? 円
 2 赤ニンニク      極小  69    1700
 3 ジャンボ        大   81     260
 4 福地ホワイト6片   中   43     350    
 5 田子産         中   81     650        
 6 無臭          小   18     350    
 7 マイルドエックスR  中   35     350

 赤ニンニクは100g単価がバカ高い。よほどうまいのか? 期待したいのは田子産である。100g単価が倍するのはうまいからだろう。
 参考までに、購入した各品種のキャッチフレーズを書き留めておこう。
2 赤ニンニク:味が濃くて風味豊か
3 ジャンボ:臭いは少なめ。最大480gにも。
4 福地ホワイト6片:青森産最高級ブランド。風味も旨味も濃厚。晩生で多収。
5 田子産:青森県田子町産。豊かな風味と辛味を持つ極上品。
6 無臭:臭いは控えめ。最大300gにも。
7 マイルドエックスR:臭いの元「アリシン」が一般品の半分程度。50~150gになる大玉。(購入したものは、福地や田子より小さな片であったから、たいして大きくならないのでは?)

(10月28日追記)
 思いのほか早く芽吹きが見られた。2品種を除いて全部芽吹き、すくすくと育っている。遅れているのはジャンボとマイルドで、マイルドはいまだ全く芽吹かず。
(11月2日追記)
 冬越し作業を行う。昨年栽培の六片ニンニクは土が凍てて枯れてしまったものがけっこうあった。
 よって、刻み藁をたっぷり敷き、籾殻も撒いておいた。
 なお、1株から2、3本の芽吹きがあるものは芽欠きした。
(11月11日追記)
 芽吹きが遅れていたジャンボは全部芽吹き、マイルドのほうは過半が芽吹き。
(11月20日追記)
 マイルドはその後の芽吹きなし。
 本日、野焼きしてできた草木灰を列間に施肥。
(11月30日追記)
 マイルドもその後ほぼ全部芽吹いた。全品種とも成育に違いはあるが、順調である。
 脇芽が伸びているものを除去。
 刻み藁を株元に寄せ、草引き。
DSCN0362.JPG

(翌年2月1日追記)
 大きな草を引く。畝の両サイドから風でズレ落ちた刻み藁を株元に寄せる。
 ほぼ全体に冬の寒さを乗り切ってくれている感がするが、昨年から栽培の六片とマイルドエックスRが一部凍みて枯れてしまっており、総じて元気がない。
(3月28日追記)
 生き生き元気になってきた。雑草も目立つ。畝の雑草を引く。畝間はテンワ(手鍬)で叩く。
(3月29日追記)
 株間に草木灰を施肥。
(5月2日追記)
 品種によって差が大きいがグングン成長した。1か月先には花芽が出て、その半月後の6月半ばには収穫できるのではなかろうか。
 ところで、気になることがある。道路に近い所であり、大半がエンドウに隠れるが、野菜泥棒にごっそりやられないか、ということ。今朝、1株が引き抜かれ、茎がスパッと切られていた。切られた葉っぱは見あたらない。通りがかりの誰かの悪戯であろう。
(5月10日追記)
 品種ごとの生育状況は次のとおり。
 左2/3が昨年収穫の六片で、昨年と同様に冬場に絶えてしまったものが半分以上あり、成長が鈍いものも多い。右1/3が赤ニンニクで、概ね順調な生育。 
DSCN0377.JPG
  
 ジャンボ。全て揃ってものすごい成長。 
DSCN0373.JPG
 
 左が福地ホワイト6片、右が田子産。ともに順調に生育中で、どちらも葉先の枯れが出てきているから、間もなく収穫できるかも。 
DSCN0374.JPG
 
 無臭 。順調な生育。
DSCN0376.JPG

 マイルドエックスR。順調な生育。
DSCN0372.JPG

以下、ニンニクの収穫記録は、「ニンニクの収穫」」で掲載。
(5月16日)
 2年目となった今季のニンニク栽培。
 昨年9月末に、昨季収穫した種球の1品目とネット購入した6品目、計7品目を植え付けて栽培比較をしているところである。
 品種によって差はあるが、葉が少し枯れてきたものが出てきた。そこで、まだ早い感がするが、少々試しに収穫することにした。
 その状況は次のとおり。
1 昨年収穫の六片 約1m 3列植え  21個
  数本引き抜くも、かなり出来が悪い。
2 赤ニンニク     0.5m  同上    9
  半分を引き抜くも、出来が悪い。
3 ジャンボ       1.5m 2列植え  16
  3本を引き抜くも、出来が悪く、ジャンボと言えない。
4 福地ホワイト6片  2m 3列植え  39
  10本ほどを引き抜くも、あまり出来は良くない。
5 田子産        1m   同上   18
  数本を引き抜くも、あまりできは良くない。
6 無臭          2m  同上   39
  青々しており、見送り。
7 マイルドエックスR  2m  同上   39
  引き抜くと千切れる。3個収穫。まずまずの出来。

 総じて時期が早い感がした。なお、収穫したものは茎を10cm弱残してくくり、エフを付けて、早生タマネギとともに庭先で干す。
(5月18日追記)
 夕方から雨の予報に付き、こうえ(別棟)の軒先に置いてある金属棚の上段に置き、ここで保存することにした。
(5月21日追記)
 嫌な予感が的中した。昨日あたりに野菜泥棒の被害にあった。被害状況は次のとおり。
1 昨年収穫の六片 
  21本作付けしたが成育中は15本ほどで、数本収穫済み。残りは10本ほどだが、見たからに出来が悪いものが多く、無被害。
2 赤ニンニク
  9本栽培し、数本収穫済みだが、残りはヒョロヒョロして出来が悪く、無被害。
3 ジャンボ
  16本のうち3本収穫済みで、出来の悪い1本を残して12本盗まれた。
4 福地ホワイト6片
  39本のうち10本ほど収穫済みで、残っていたのは出来が悪い8本ほどだから、20本ほど盗まれた。
5 田子産
  18本のうち数本ほど収穫済みで、残っていたのは出来が悪い数本だから、10本ほど盗まれた。
6 無臭
  39本あるが、まだ青々しているせいか無被害。
7 マイルドエックスR  2m  同上   39
  39本のうち3本収穫済みで、葉先が枯れてきているが無被害。
 最悪の状態となった。というのは、味が良く、出来が良い「3・4・5」の3品種を来年も作付けしようと考えていたのだが、これに被害が集中した。収穫済みのものは葉枯れが進んだクズっぽいものだし、残っていたのもクズっぽいものばかりだから、今秋にまた種球を買わねばならない。
 「6・7」の2品種は育ちが良いが、無臭であったり臭いが弱かったりで、栽培は今季限りと決めていた。これを盗んでくれれば良かったのに、である。
 嫌な予感とは、半月ほど前に、マイルドエックスRが1本引き抜かれ茎が折られていたからである。また、当店のお客様から「ニンニクは高価だから狙われやすい。道路に近い所で栽培したらゴッソリ盗まれた。翌年から場所を大きく変えた。」と最近お聞きしたし、近所の方でも道路際で同様の被害があったと聞いていたからである。うちの作付けは道路から4mほどの所であり、手前にエンドウがあって、今は目に付きにくいが、秋から4月にかけては良く見える場所である。
 来年から作付け場所を考えねばならない。
 なお、これ以上の被害が出ないよう、「1~5」の5品種は今朝全部収穫したが、まともなニンニク球は数少なかった。「6・7」は盗まれてもかまわないから、収穫適期が来るまでそのままにしておく。
(5月24日追記)
 今晩は蒸しシャブにすると女房が言うから、無臭ニンニクを7、8株引き抜いてきた。まだこれから球が大きくなる感がする。
(6月5日追記)
 マイルドエックスRの葉の縁に枯れが目だってきたので、今日、全部収穫。茎が千切れてしまうものが半分あり、これは生ニンニクとして使用。
 六片ニンニクで残っていたクズを収穫。どれも球が小さい。生ニンニクとして使えるか?
(6月14日追記)
 無臭ニンニクは、葉がまだ青々しているが、葉の縁が少し枯れかかっており、本日、全部収穫。庭先でしばらくの間、干すことにする。

<2013-14年の記録>
(9月13日)
 物の本によると、9月半ばに植えつけるべしとあり、よって、昨日JAの売店で、「ホワイト六片にんにく」2球入り378円を2袋、単なる「にんにく」3球入り330円を1袋買ってきた。ばらしてみると、前者は23個で1球当たり六片、後者は28個で1球当たり九片となる。種1個当たりの単価は約3倍となるが、大きさは1.5倍ほどで、料理には大きい方が使いやすいだろう。
 初めてだから小規模栽培とし、1畝約10mあって、初年度は1列植えにするのだが、これでは少々種が足りない。物の本には株間15センチとあり、種袋には株間10センチとある。またJAまで買いに行くのは面倒だから、これで済ますことにした。
 タマネギの場合、株間を広く取ると大きな玉になってくれるから、ニンニクも同じかも?などと、勝手に解釈し、株間を20センチにして植え付けることにした。そうすれば、1畝にきれいに納まる。
 ところで、畝は既に立ててあるが、目論み違いで、隣をイチゴの畝にせねばならず、これは畝幅を広く必要とするからニンニクの植え位置を少々ずらさねばならない。しかし、既に畝の下に有機肥料(有機肥料粒、牛糞、鶏糞、種粕)が敷き込んである。
 そこで、土をどけ、ビッチュウでかき混ぜながら肥料を少々動かし、畝を建て直すことにした。ここには、当初は大根、キャベツ、ハクサイを想定しており、少々肥料過多になってしまうが、止むを得ない。
 何とか30センチ畝を移動させ、20センチ間隔で植付けすることができた。
 来年の初夏に大きなニンニクができないだろうか。今から楽しみである。
(9月28日追記)
 南(「ホワイト六片にんにく」)に植え付けたものは、半分ほどが芽吹いていた。北(単なる「にんにく」)はいまだ芽吹かず。本日、簡単に草取りをしておいた。
(10月7日追記)
 昨日草取りと草削り。今日は、ついでがあったので水やり。焼け石に水だろうし、やらなくても大丈夫だろう。
(11月21日追記)
 その後、北も順調に芽吹き、南が一部生え損なったかと思っていたが、遅れて芽吹きだした。
(11月24日追記)
 草木灰を畝の法面に撒いておいた。
(2月12日追記)
 1月には寒さで枯れてしまいそうな雰囲気であったが、ちゃんと力強く生きている。ホッと一安心。雑草もけっこう勢力を付けてきたから、テンワ(手鍬)で草削りしておいた。
(4月追記)
 南は、その後どれだけかが枯れ、春の生長が悪い。北は、芽吹きが遅れたものの、春の生長は良い。
(5月28日)
 昨年9月に初挑戦したニンニク栽培。
 JAの売店で購入したのは「ホワイト六片にんにく」2球入り378円を2袋、単なる「にんにく」3球入り330円を1袋である。ばらしてみると、前者は23個で1球当たり六片、後者は28個で1球当たり九片となった。
 1畝約10mあって、1列植えにしたが、物の本には株間15センチとあり、種袋には株間10センチとあるも、タマネギの場合は株間を広く取ると大きな玉になってくれるから、ニンニクも同じかも?などと、勝手に解釈し、株間を20センチにして植え付けることにし、1畝にきれいに納めた。
 施肥は、畝立てのときに苦土石灰を振って有機肥料(有機肥料粒、牛糞、鶏糞、種粕)を敷き込んだ以外は、12月に草木灰を畝の法面に少々撒いておいただけである。タマネギと同様の施肥の仕方だ。
 南の方に植え付けたのはどちらの品種か忘れてしまったが(追記:「ホワイト六片にんにく」)、芽吹きが早かったものの真冬の寒さでどれだけか枯れてしまい、春の成長が悪かった。逆に、北の方(追記:単なる「にんにく」)は芽吹きが遅かったが春の生長が良かった。
 雑草はさほど生えず、2、3度、テンワ(手鍬)で軽く削り上げただけで済んだ。
 5月半ばには葉の枯れが目立ち始め、そろそろ収穫しなきゃ、と思っていたが、延び延びになり、今日5月28日に全部を収穫した。
 南のほうの品種はやはり出来が悪い。食べられるのは植え付けた数の半分ぐらい。それに対して北のほうはダメなものは1割程度で購入した玉よりも大きく育ったものが半分程度もあった。
 なお、南のほうは葱坊主のようなものが大半に出来かかっており、これは早めに摘まねばならなかったのだが、食べられそうなものを切り取って持ち帰った。
 ここで、総括。南のほうは失敗。北のほうは成功。
 昨日、栽培法をネット検索していたら、ニンニクは酸性土を嫌うから苦土石灰を十分に振ることとあり、また、寒さに弱いものはビニールマルチなりモミガラで覆うべきとあった。これを見ていなかったから、南のほうの品種は失敗したのであろう。
 どちらがどちらの品種か、これは調理するときに六片か九片かを見てみれば分かるだろう。いずれにしても、北のほうのものを上手に保管し、これを来季の種玉にすれば良かろう。
 収穫したものは、根を切り、畑で何日か干すことにした。まだ土が湿っているので、一部収穫したタマネギの葉の上に乗せ、地面に玉が着かないようにしておいた。
 なお、一番大きい玉を1個持ち帰った。これを、葱坊主のようなものとともに女房に渡し、料理を頼んだのだが、女房も調理法が分からず、今日にでもネット検索して何とかしてくれよう。(のちほど5個追加して持ち帰る。)
(6月1日追記)
 丸4日間炎天下に干し、本日回収し、別棟の軒下に吊るしておいた。
 今年もニンニク栽培に挑戦してみることにするが、畝はタマネギと同様に台形の畝に何列か並べて植え付けたほうが良さそうだから、畝幅を少し広げて、同じ畝でタマネギとニンニクを栽培しようと思っている。植え付け時期が違うだけのことだから。
(6月18日追記)
 久し振りに昨日お出でになった当店のお客様。2、3年前からニンニク栽培を小生に勧められ、その方の勧めがあって初めて栽培したのだが、昨日、正しい栽培法をご教授くださった。
 ニンニク栽培は、タマネギのように株間を狭くして栽培しては大きな球にはならないとのことである。また、作付けするときの埋め込み方向に気をつけねばいかん、とのことであった。
 図示してくださったので、それを清書して以下に示します。
ニンニクの植えつけ方.jpeg
 
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5.14 ニンニクのとう立ち(花芽が伸びる)をあわてて摘む [ニンニク]

<2016年>
(5月14日)
 今年は自宅前の畑で2箇所にジャンボと福地ホワイト6片を栽培している。
 今日見てみたら、福地はとう立ちしてないが、ジャンボは物凄いとう立ちようだ。あわてて、葉を残しながら元のほうからとうを摘む。 
(5月17日)
 ジャンボのとうを野菜炒めにして2回食べたが、ほんのりとニンニク臭がするだけで、期待外れであった。
(5月29日)
 福地はとう立ちしなかった。

<2015年>
 2年目となった今季のニンニク栽培。(これについては、「ニンニクの栽培計画、その後の栽培管理」のページで記載。)
 昨年9月末に、昨季収穫した種球の1品目とネット購入した6品目、計7品目を植え付けて栽培比較をしているところである。
 植え付けは、南から次のとおりとし、立札を立てたのだが、文字が消えてしまい、判読不能だが、次のとおり記録してあるから、どれがどれだか判別が付く。
 1 昨年収穫の六片 約1m 3列植え  21個
 2 赤ニンニク     0.5m  同上    9
 3 ジャンボ       1.5m 2列植え  16
 4 福地ホワイト6片  2m 3列植え  39
 5 田子産        1m   同上   18
 6 無臭          2m  同上   39
 7 マイルドエックスR  2m  同上   39

 昨日(5月3日)ニンニクの畝を見てみると、2番6番あたりのニンニクにとう立ちが始まったいた。昨年もこれを摘んで食べたのだが、ニンニク球と同じ香り・味がして美味しかった。もう少ししたら、とうを摘むことにしよう。
 なお、とうを摘まないと球の成長が悪くなるとのこと。

 ところで、今現在の生育状況であるが、次のようである。
 1 昨年収穫の六片  昨年同様、成育不良が多い
 2 赤ニンニク      若干生育が悪い
 3 ジャンボ        物凄い成育
 4 福地ホワイト6片  良好
 5 田子産        良好
 6 無臭          物凄い成育
 7 マイルドエックスR 成育不良が多い

(5月5日追記)
 2番赤ニンニクと6番無臭ニンニクのほとんどが、まださほど大きくないがとう立ちしており、それを摘んできた。他の品種は、まだほとんどとうが見られない。
 なお、後日、炒め物にして食べたのだが、無臭ニンニクは当然のことだが、とうも無臭でさほどうまくなかった。
(5月19日追記)
 無臭ニンニクのほとんどは、とうを摘んであるが、どれも軸が伸びてきており、今日また摘んで捨てた。捨てたのは、無臭につき軸にニンニク臭がないからだ。
 他の品種で少々とう立ちがあり、それを元から摘む。ある程度軸の太さがあるもののみ持ち帰り、炒め物に。
(5月27日追記)
 その後、ニンニクがゴッソリ抜かれてしまうという盗難に遭い、「3、4、5」の3品種があらかた無くなってしまった。残ったもので、とうを摘んでいないのは「7」だが、まだとうが伸びてこない。

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