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菊菜(春菊)の無肥料栽培 [春菊]

(2022年から別ページ→春菊の無肥料手抜き栽培

 2018年から、自然農法にはコンパニオンプランツとして春菊をよく使うとのことで、相性の良さそうなキャベツ類、ハクサイの無肥料栽培畝の法尻に粗くスジ蒔きすることとした。
 そして、2018年の菊菜は接木トマトとの2毛作とし、トマト同様に無肥料自然栽培とした。自然農法で参考としたのは次のものである。
 「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い
 三浦伸章「ガッテン農法」を知る
 2018年に菊菜はコンパニオンプランツ栽培で好成績を示したから、これだけで十分に間に合い、2019年からは専用畝はなしとした。
 なお、従前の有機肥料栽培(専用畝栽培)については「従前の菊菜(春菊)有機肥料栽培」に記事を残す。

<2021年度>
 菊菜専用の畝は設けず、コンパニオンプランツとして栽培。作付けは、須賀前はカリフラワー・ブロッコリー混植畝の両サイド、自宅前は同畝とキャベツ畝の片側。
(須賀前:カリフラワー・ブロッコリー混植畝の両サイド)
(8月31日)
 昨日、須賀前の畑でカリフラワー・ブロッコリー苗を定植した、その畝の法尻の両サイドに、今年は菊菜を栽培することにした。今年購入した「中葉春菊」の種を使用。
 今年は種蒔きの仕方を簡素化。小型コテで法尻の少し上に軽く溝立てしながら種をばら蒔いていく。これで種蒔き終了。土は乾いているから、今後、雨が降れば少しは土は溝に流れ込むだろう。そのとき発芽してくれるに違いない。春菊の覆土はほんのかすかにせねばならないから、なしでかまわないというもの。
(9月28日)
 ほとんど全部が芽吹いたが一部欠損。まだまだ小さい。ていねいに草引き。
(10月23日)
 芽吹き後はなかなか生育しないが、少し大きくなればグングン生長する。もう一部分は十分な大きさになっており、鍋用に少量収穫。
(2022年3月6日)
 厳冬期に葉が色あせたりしてパッとしない。濃緑色のいきいきした株は極めて少ない。評価★☆☆☆☆
(3月26日)
 全部の株を草刈機で刈り取り。

<自宅前:カリフラワー・ブロッコリー混植畝、キャベツ畝の片側>
(9月1日)
 「中葉春菊」の種を使用し、須賀前と同じやり方で、各畝の東法尻で種蒔き。
(11月29日)
 須賀前より自宅前のほうが生育がいい。もう大きくなりすぎるほどに大きくなった。ほんの一部を初収穫。
(2022年3月6日)
 厳冬期に葉が色あせたりしてパッとしない。濃緑色のいきいきした株は少ない。須賀前よりは少々良い。評価★★☆☆☆
(3月26日)
 温かくなり、いっぱい脇芽が出てきた。無尽蔵に収穫可能。
(4月18日)
 草刈機で株元からきれいに刈り取り。」

<2020年度>
 昨年と同様に菊菜専用の畝は設けず、コンパニオンプランツとして栽培。作付けは、須賀前はキャベツ畝とハクサイ畝、自宅前はキャベツ畝とカリフラワー・ブロッコリー混植畝。以上4畝とも片側のみ。
(須賀前キャベツ畝:第1弾)
(9月1日)
 昨日、須賀前の畑で定植したキャベツ苗の畝の西法面に昨年の残り種「中葉春菊」を種蒔き。ちょうどなくなった。
 スコップで畑起こしもどきしてあるので、凸凹だからテンワで均した後、軽く溝立て。種を筋蒔きし、軽く土を覆い、手で転圧。最後に足で転圧。
 今後、夕立なり、雨が降るだろうから、水やりはせず。
(9月21日)
 まだまだ小さいが、まずまず芽吹いている。キャベツ畝の削り上げと併せて、菊菜回りもテンワで削り、細かな草の草引きもしておいた。
(11月15日)
 所々十分な大きさに生育し、大きくなった株からけっこうな量を初摘み。
(2021年3月22日)
 その後も順調に収穫。評価★★★☆☆
 まだまだ収穫できるので、両サイドを草刈機(紐タイプ)でざっと草刈り。

ハクサイ畝:第2弾
(9月2日)
 今日定植したハクサイ苗の畝の東法面に今年購入した「大葉春菊」を種蒔き。
 要領は昨日のキャベツ畝に同じ。ただし、枯草を薄く覆っておいた。
 →(9月14日)畝全体に細かな雑草がすさまじく、特に法面がひどいので菊菜が負けそう。よって、わずかばかり生えた菊菜も一緒に畝全体の草叩きし、処分。

(自宅前キャベツ畝:第3弾)
(9月9日)
 自宅前南西区画キャベツ畝の東面、寒冷紗を少したぐり、法尻を小型鎌で草削りし、「大葉春菊」を種蒔き。軽く土を覆い、手で転圧。
(10月7日)
 細かな草をていねいに草引き。
(2021年3月22日)
 種蒔きが遅かったせいで、やっと収穫できる状態となった。

(自宅前カリフラワー・ブロッコリー混植畝:第4弾)
(9月12日)
 自宅前南西区画一番西のカリフラワー・ブロッコリー混植畝の西法尻に「大葉春菊」をスジ蒔き。覆土せず。
(10月7日)
 覆土しなかったせいか、疎らな芽吹き。細かな草をていねいに草引き。

(須賀前カリフラワー・ブロッコリー混植畝:第5弾)
(9月17日)
 須賀前カリフラワー・ブロッコリー混植畝の西法尻に「大葉春菊」をスジ蒔き。
 雑草が芽吹いているので削り落とし、スジ蒔き後、畝尻の土で覆土し、手で転圧。
(10月7日)
 細かな草をていねいに草引き。
(2021年4月5日)
 3月半ば過ぎにやっと大きくなり、今日初収穫。

<2019年度>
 昨年、コンパニオンプランツとしてキャベツ、ハクサイ、ブロッコリー&カリフラワーの3畝に適当に種蒔きしたら、疎らであったり偏ったりした芽吹きであったが、十分によく生育したので、今年は菊菜専用の畝は設けず、コンパニオンプランツ栽培のみとする。
(8月26日)
 定植済みのキャベツ、間もなく定植するブロッコリー&カリフラワーの各畝の西法面下部に適当にばら蒔き、軽く土を振りかけ、足で転圧。
(9月1日)
 間もなく定植するハクサイ畝が完成をみたので、両サイド畝尻に同様に菊菜の種蒔き。(後日、ハクサイ苗を定植するとき、畝の東面は全部雑草と勘違いし、6割がたをボツにしてしまった。)
(9月20日)
 自宅前のキャベツ類2畝の西法面に菊菜の種をばら撒き。明日から雨模様だから覆土せずとも十分に発芽するだろう。
(10月7日)
 もう十分な大きさになっているものが多くあり、その一部を切って初収穫。収穫した株も今後に脇芽が伸びて際限なく収穫できよう。
(10月21日)
 息子夫婦に送るため、少々収穫。
(2020年3月16日)
 昨年同様コンパニオンプランツとして栽培したのが功を奏し、幾らでも収穫できた。ここへきて成育が良すぎるので、自宅前を残し、須賀前は全部草刈機で株元深くから刈り取って脇芽が出ないようにした。評価★★★★★
(4月5日)
 自宅前も、まばらな1畝だけを残しただけだが、脇芽が十分に摘める。部分的にもう蕾が付きだした。

<2018年度>
 予定している菊菜畝への種蒔きは昨年と同様に9月25日を予定するが、それに先立ちコンパニオンプランツとして種蒔きを行う。
<コンパニオンプランツ栽培:キャベツ、ハクサイ、ブロッコリー&カリフラワー畝>
(8月26日)
 通常の栽培より1か月早い種蒔きであるが、今日、キャベツ苗の植え付け、ハクサイの直播に伴い、コンパニオンプランツとして一昨年の残り種「固定種のタネ:中葉春菊」を畝の法尻に粗くスジ蒔きしておいた。古い種だが芽吹くか?
(9月6日)
 畝の法尻に蒔いた菊菜はちゃんと芽吹いていた。
 今日、キャベツ第2弾、ブロッコリー、カリフラワーを定植するにあたり、同様にコンパニオンプランツとして菊菜を法尻に粗くスジ蒔きしておいた。
(10月1日)
 どこもかも概ね順調に芽吹いて生育中。ハクサイ畝の菊菜回りを草引き。
(10月29、30日)
 成長具合は大きな差があり、まだほんの小さなものから、もう収穫できるほどの大きさまで様々。これからコンパニオンプランツの役割を果たすであろう。
 ハクサイ畝の菊菜回りを再び草引きし、田んぼから持ち込んだ刻み藁で雑草抑え。キャベツ類の畝は10月15日に休耕田から枯草を持ち込み、畝に敷き詰めたが、畝下の菊菜回りには敷いてなく、けっこう雑草が生えており、草引きは面倒だから、菊菜回りに田んぼから持ち込んだ刻み藁で雑草に被せて抑える。
(11月19日)
 かなりの部分が十分に大きくなりすぎたので、一部を茎の中ほどからちぎり取り、食用に初収穫。
(11月25日)
 1週間前と同様に、第2回目の収穫。
(2019年1月30日)
 無肥料栽培でも立派な菊菜に成長している。評価★★★★★
(4月8日)
 ブロッコリー・カリフラワーの畝の法尻で栽培していた菊菜は、大半が蕾を持ち始めたので、良品を最終収穫し、鎌で刈り取り、畝にばらして放置。少々切り株を残したから、再び芽吹くかもしれない。今年初めてことだから、これで様子見しよう。
(4月21日)
 コンパニオンとして残しておいた菊菜を全部草刈り機で伐採。畝に積み置く。
(6月17日)
 その後、株元から脇芽が伸び、大きく生育。けっこう収穫できた。
 本日、鎌で刈り取り、メロンやカボチャの畝に藁代わりに敷く。

<菊菜専用畝>
 接木トマト跡をそのまま使用。トマト終了後、8月下旬に草叩き。
(9月17日)
 前作のトマトを片付けて、ほぼ1か月経った今日、草引きを行った後、細かい草の草叩きしておいた。あらかじめ草引きを行なったのは、秋雨前線の停滞で土が湿りすぎているからである。
 一切の肥料も入れなければ、畝起こしもしていない。ただし、スコップで畝起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、20cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)を行なっておいた。
(9月24日)
 乗せてある枯草を他の畝に退け、細かな草をテンワで削り落とす。鍬で台形に整え、足で鎮圧し、さらに鍬で押さえて整形。
 残り少ない種をばら蒔き、例年より少々希薄だが、これで十分間に合うことだろう。軽く覆土し、再び鍬で軽く鎮圧。
(10月1日)
 まばらだが概ね芽吹いたようだ。これでよし。
(10月8日)
 芽吹きはまばらだが、これで十分だろう。雑草を丁寧に引く。
 地表近くを虫が這って土がけっこう盛り上がった箇所が所々にあり土を押さえたり、法尻から土を移して置いたりして、枯れるのを防ぐ。
(10月29日)
 疎らは生え方だが、順調に生育中。
(11月19日)
 今年の晩秋は高温傾向で、間もなく収穫できるほどの大きさに。
(12月2日)
 畝の法面の雑草を削り上げ、畝の中の雑草を引く。十分食べられる大きさに。
(2019年1月30日)
 無肥料栽培でも立派な菊菜に成長している。評価★★★★★
(4月22日)
 大半が蕾を付け、今日、蕾がほとんどないものを最終収穫。
 そろそろトマト苗の植え付けとなるから、今日、草刈り機で株元から刈り取り。残骸は一先ず隣の畝に積み置く。

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従前の菊菜(春菊)有機肥料栽培 [春菊]

 菊菜(春菊)は鍋物に付き物で、小生の大好物である。でも、鍋物だけでは使い切れないから、味噌和えにしたり、ホウレンソウと混ぜて、おひたしにして食べている。これも美味。
 種蒔きの時期は過去の経験から10月1日頃が良さそうだったが、2014年は成長が遅れた。よって、その後は少々早めることとした。
 作付け場所は、毎年ずっと同じ場所で1畝4mほどであったが、2015年から場所替えした。
 2018年から、自然農法にはコンパニオンプランツとして春菊をよく使うとのことで、相性の良さそうなキャベツ類、ハクサイの畝の法尻に粗くスジ蒔きすることとした。
 そして、2018年、菊菜は接木トマトとの2毛作とし、トマト同様に無肥料自然栽培とする。自然農法で参考としたのは次のものである。
(2019年からの菊菜の栽培はコンパニオンプランツ栽培のみ)
 「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い
 三浦伸章「ガッテン農法」を知る
 このページでは従前の有機肥料栽培の記録を残し、無肥料栽培については別ページ「菊菜(春菊)の無肥料栽培」で記録する。

<2017年度>
(9月15日)
 明日から台風の影響で3日間雨となるから、今日、急ぎ各種冬野菜の畝作りを行ったのだが、菊菜の畝を作るのを忘れていた。
 種蒔き直前に畝作りするしかない。種蒔きは9月25日を予定し、種は「固定種のタネ:中葉春菊」(昨年の残り種)とする。
(9月17日)
 今朝は雨が降ってなく、畝作りすることに。粗畝の峰の土をクワで両サイドの除け、苦土石灰、種粕、鶏糞を気持ち少なめに振り、クワで埋め戻し。なお、法面にけっこう枯草が入れてあり、飛び出したものを埋め戻しておいた。
 なお、この畝は大きな切り株が2か所あり、その部分は種を蒔けない。
(9月22日)
 少々雑草が芽吹きかけた。テンワで削り込み。
(9月24日)
 1日早く種蒔き。鍬で畝の上面を平らにしながら転圧。種をばら撒き。テボで畝下の土を削り取り、ほぐした土でうっすらと覆土。念のため散水。
(9月29日)
 きれいに芽吹いてくれた。
(10月9日)
 丁寧に草引きし、密に芽吹いたところは間引き。
 畝の淵に雑草が多いから、テンワで削り、足で戻し、畝整形。2、3日天気が良く、当分雨が降らないから、畝の法面の土が乾いて雑草は枯れるだろう。
 なお、地表近くを虫が這って土が盛り上がって乾いた箇所が所々にけっこうあり、手で押さえた後、ジョウロで散水しておいた。これはよくあることだが、何だろう。
 ネット検索したら、次のとおり。
 「ネキリムシ類(ガの幼虫)の可能性が高いように思います。ネキリムシ類は、カブトムシの幼虫と同じ形をしていますので、一度土の中を探ってみていただき、カブトムシの幼虫のような虫が出てくれば、間違いなくそれが原因だろうと思います。もし、見つからなければ、他のコオロギのような昆虫が悪さをしている可能性もあります。」
(11月30日)
 11月の低温にもかかわらず、十分に生長してくれ、もう収穫できる状態に。びっしり繁茂し、雑草はほとんど見当たらず。
(12月9日)
 ここのところずっと寒いが、また生長した感がする。今年は絶好調だ。
(4月14日)
 その後も鍋用に少しずつ収獲し、良品が容易に収獲できた。評価★★★★★
 4月に入った頃からだろうか、けっこう伸びだし、蕾も所々で付きだした。まだまだ十分収穫できる。
(4月29日)
 数日前に最終収獲。花が咲きだし、今日、全部引き抜く。
(5月13日)
 菊菜畝を鍬で凹状にし、ほぼ枯れた菊菜の残骸を入れ込み、土戻しして畝づくり。後作は無肥料でトウモロコシの第2弾栽培の予定。

<2016年度>
(9月3日)
 今年の作付けは夏大根の跡とした。まだ未収穫の大根が残っており、その空いた部分を先行させ、大根の収穫後に追加種蒔きしよう。
(10月21日:種蒔き)
 昨年と同様に9月25日に菊菜の種蒔きを実施したつもりでいた。ところが、今日になって、これは小松菜であり、菊菜はどこに蒔いたっけ?。
 なんということはない。菊菜のつもりで小松菜を蒔いてしまっていたのである。9月25日の朝、大慌てで種蒔きしたから、とんでもない間違いをしてしまったのである。
 そこで、これまた大慌てで、今日の午前中に菊菜の種蒔きをした次第。
 場所は、小松菜の遅蒔き用の畝である。既に肥料の敷き込みは終っており、畝をテンワで整形し、鍬で転圧して台形状に均す。
 種を適当にばら蒔きし、畝下の土をほぐし覆土し、再び鍬で転圧。土が十分に湿っており、水やりなし。でも、昼近くに少々乾き気味になったから、軽く散水。
 なお、種は「野口のタネ」で求めた「中葉春菊」で「ほんのわずかに覆土せよ」と書いてあったが、けっこう厚く覆土してしまった。芽吹くか?
(10月29日)
 一斉に芽吹いているのを確認。
(11月21日)
 種蒔きが1か月弱も遅れたため、まだまだ小さい。
(3月5日)
 年内の収穫をあきらめていたが、12月下旬には小さいながら事足りたし、1月以降、少しずつ大きくなり、鍋に十分足りた。
 本日収穫するも生長がほとんど止まっている感がする。この先どうなる?
(4月10日)
 けっこう伸びだし、蕾も所々で付きだした。十分収穫できる。
(4月18日)
 グーンと伸びだし、ほっそりした大きな蕾のものは摘まず、よく肥えた脇芽だけを収穫。まだまだいける。
(5月1日)
 花も咲き出し、蕾が大きくなった。蕾がまだない脇芽を摘み、本日をもって最終収穫とし、処分。

<2015年度>
 例年の場所に十六豆第2弾(白種)を栽培しているから、南区画の十六豆(黒種:半畝)の南半分の空きスペースとした。
(9月13日)
 雑草を鎌で綺麗に刈り取る。
(9月15日)
 鍬で畝の峰に窪みをつけ、苦土石灰を振り、施肥(鶏糞、種粕、有機肥料粒、貝殻粉砕粒、化成)し、埋め戻し。
 次に、牛糞をばら撒き、土の固まりを指でほぐしながら、牛糞を混ぜ込む。
 これで、下ごしらえ終了。種蒔きは10月1日でよいが、種が昨年の残り種だし、日当たりが十分でない場所だから、5日早めて25日にしよう。
(9月27日:種蒔き)
 25日に種蒔きを予定したが、雨で2日遅れて種蒔き。
 細かい草が生えているので、テンワ(手鍬)で軽く削りながら台形に整形。次に鍬で押さえ平にする。
 種を約2センチ間隔になるようばら撒くも、種が小さく、密になった所が多い。
 覆土は5mm程度か。最後に、再び鍬で土押さえ。
 しばらく晴が続くが、十分に湿っているから芽吹くだろう。
 念のため、28、29日に水やり。
(10月6日)
 細かいものがどれだけか発芽している。念のため水やり。
(10月10日)
 発芽率が悪い。3割程度か。
 細かい草がけっこう生えており、指で草叩き。
 空白部分(特に虫が這って土を持ち上げ、乾いている箇所)に追加種蒔きし、水やり。
(11月3日)
 追加種蒔きは、水やりをしっかりしたのに1割も発芽せず。
 ホウレンソウ第2弾と同じ畝だが、雑草の生え方がひどい。今日もまた小さな雑草をていねいに指で草引き。
(12月1日)
 11月が暖かかったがためか十分過ぎるほどに生長。今日、第1回収穫。
(1月28日)
 本日で収穫は一巡した。あとは脇芽の小さいものだけとなった。
(3月25日)
 その後、鍋をやるときに、大きそうなのを探して、まずまず収穫できた。
 3月になってからは、たぶん鍋をやっていない。今日、久し振りに収穫。綺麗なものを十分に収穫できた。
(4月10日)
 そこら中の脇芽がグンと伸び、幾らでも収穫できる。多くが蕾を付けている。
(4月24日)
 一部に花を付け出した。蕾も大きくなった。まだ蕾が付いていないものや小さいものを本日収穫。もうこれで終わりかもしれない。
(4月27日)
 本日撤去。排水路の公共用地に積み置く。ここを堆肥場にしよう。

<2014年度>
 使う畝は、3mほどの半端な畝で、例年、菊菜しか栽培しない場所だが、今年は夏に小松菜を栽培した。
(9月28日)
 おふくろが、どういう風の吹き回しか、小松菜の種蒔きを目論んでいた。こうなると、菊菜もおふくろに頼んでみよう。そこで、予定した畝に立て札「菊菜10月1日に種蒔きしてくれ」をしておいた。
 例年なら、まず、ビッチュウで畑起こしをするのだが、自然農法ではこれをしないから、それに倣って起こしは省略した。
 さて、下ごしらえ。畝の峰を鍬で浅い谷にし、苦土石灰、種粕、有機肥料粒、鶏糞を撒き、元の状態より少し高い状態にして終了。あとは、おふくろが峰を均し、足で踏んでから種蒔きしてくれよう。それを期待。
 なお、種蒔き時に牛糞を掛ける予定をしていたが、おふくろはそれをしないから、今回は牛糞なし。
(10月2日)
 実に気まぐれなおふくろである。昨日までの3回頼んだのだが、返事は全くない。やる気を示したのは4日前だけであり、本日、小生が種蒔き。
 鍬で抑えてフラットにし、昨年購入の種を適当にバラ撒き、適当に土を掛けて再度鍬で押さえる。最後に、土が乾き気味だから、ジョウロで散水。以上、簡単に終了。
(10月18日)
 1週間ほど前に、ほぼ綺麗に芽吹いて生育中。部分的に芽吹かなかったところがあるが、様子見する。
(10月24日)
 その後、だいたい芽吹いたようで、追加種蒔きは不要。
(11月2日)
 草引き。
(3月16日)
 必要量は順調に収穫できている。でも、例年より成長が悪い。
(4月9日)
 ここへ来てグングン伸びだした。まだ伸びすぎることはなく、ちょうど良い長さ。
 蕾を持つものが幾つか見られる。
(5月10日)
 お花畑になった。当分、そのままにしておこう。
DSCN0382.JPG

(5月18日)
 お花畑の最盛期。でも、土が痩せてしまうので、今日、全部引き抜いて堆肥場へ。

(2013年度) 
 昨年の失敗から、もう少し早く種蒔きすることにした。なお、菊菜は4月になっても食べられるから、たった4mほどの畝だが、2回に分けて時差蒔きすることにした。おふくろはあてにならないから自分ですることに。
 早撒きが今日10月1日、遅蒔きを10月23日に予定している。
 畝は粗起こししてあるだけだから、まず下ごしらえの施肥(苦土石灰、ようこんペレット(動物残渣)、鶏糞)をし、細かくはつって肥料を混ぜ込む。台形の畝にし、鍬で撒き位置を押さえ平らにする。
 教えてもらったのは畝に乗って「両方の足跡を付けていき、1足に12、3粒蒔く」であったが、鍬で畝の上面全体を押さえて均す方法に変えた。
 次に、小さな粒の種を適当にばら撒く。畝の下の土をほぐしながら掛け、再度鍬で軽く押さえ、たっぷり散水。ずっと雨なしで土が少し乾き気味だから、芽吹いてもしばらくの間、散水の必要があろう。
 なお、本格的な施肥は、きっとおふくろが化成1:種粕3にブレンドして行うだろうから、彼女の好きにさせている。小生としては、化成はもう使いたくないのだが。
(10月7日追記)
 きれいに芽吹いている。
 おふくろがちっとも施肥しそうにないから、昨日督促。そしたら、「ようこん(動物残渣ペレット)」をばら撒いた。これは元肥なり、寄せ土で埋め込むもので、ばら撒いては効果がない。
 そこで、化成のみをばら撒き、ホースでたっぷり散水。
(10月14日追記)
 1週間前、きれいに芽吹いていると感じたが、部分的に歯抜けになっている。固まって芽吹かなかった場所があったのだ。
 そこで、その部分に1粒1粒埋め込む形で種蒔きした。その後で全体に土を細かくして掛け、水やりしたのだが、初めからパラパラッと種蒔きし、全体に土を掛ければ済んだものを、である。
(10月23日追記)
 予定どおり第2弾を今日種蒔き。十分に芽吹いてから追肥(化成)しよう。
(11月18日追記)
 10月1日蒔きの第1弾は十分に大きくなった。もう収穫できる状態にある。ただし、2週間遅れで10月14日に追加種蒔きした分はうんと小さい。
 なお、第2弾はまずまず芽吹いて成長中であるが、いかにも小さい。追肥はまだできない状態にある。
(4月1日追記) 
 第2弾はまだ小さい。第1弾は2月頃から採るのに苦労した。
 こうしたことから、2回に分けて種蒔きするのではなく、まとめて10月1日に種蒔きすれば良かった。

(2012年度)
 こうした前年の失敗を踏まえ、早めに種を蒔かねばと、例年どおりの場所を10月7日に畝立てした。さて、種蒔きであるが、かなり元気になったおふくろであるので彼女に任せることにし、耳が遠いからメモをしたためて依頼。ところが、10月10日になっても、まだやっていない。“もう蒔かなあかん。正月菜と一緒では遅すぎる。メモをちゃんと読め。”と耳元で大声で言ったのだが、メモをどこに置いたか探しているようでもあり、ボケも来ているような感じだった。でも、10月12日に、おふくろが種蒔きしてくれ、ホッとしたところであった。
 でも、それでも種蒔きが遅すぎて、11月25日に鍋に使おうと思っても、まだ小さぎ、何とか大きそうなものを摘まみ、少々収穫できただけであった。その後の生長は寒さでかんばしくなく、翌年はもっと早く種蒔きせねばと反省したところである。
 原因としては、① 小生が適当に買ってきた種であったからそうした結果になったのか、あるいは、② 蒔き時が10月23日というのは間違いなのか、はたまた、③ 年によって10月11月の気温が高かったり低かったり(昨年は低かった)するからその影響なのか、よく分からないのだが。

(過去の記録:2011年度)
 種蒔きの時期の目安は、小松菜と同じ頃とのことで、昔の隣村の手力祭の日10月23日でいいらしい。一昨年は、例年より1週間遅れで、小生が初めて10月29日に菊菜の種蒔きをした。
 従前、種蒔きはおふくろの仕事であったが、ちょうど種蒔き時期に体調を壊して寝たり起きたりしていて、とても種蒔きができず、小生が代わって種蒔きすることになった次第。
 その仕方が全く分からず、小松菜と同様に、隣の新家(分家)の老主人の奥さんに教えてもらうよう、おふくろが話を付けていたので、それに従うことにした。
 ・作ってある畝を台形に均し、畝の上に乗って足跡を付ける(左右でダブル)
 ・1つの足跡に12、3粒程度蒔く。この程度に少なめに蒔き、芽が出てから、疎らすぎる所は、何だったら後から種蒔きし直せば良いとのこと。
 ・軽く土を掛け、畝に乗らず軽く足で押さえる。
 ・化成肥料を軽く撒く。
以上の作業を1m弱やってもらって、これでやり方が分かり、後は自分でやることにした。
 しかし、初めてやるとなると、失敗の連続。まず、長靴で畝を踏んでいったので、足跡がでこぼこ。靴を履き替えるのも面倒で、手で均し直し。次に、種が小さいから、つい蒔きすぎてしまい、倍量になってしまったところもあった。
 ところが、蒔き時が1週間遅れたがために、11月下旬になって鍋に使いたくても、菊菜が小さすぎて全く使えなかった。3月になってやっと成長し始め、小さめながら何とか鍋に使える量が収穫でき、本格的に収穫できたのは4月になってからという状態。 

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