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メロン「F1王銀」の臨時的栽培 [メロン]

<2022年>
 メロン栽培は失敗ばかりしているが、畑が広いから、無収穫でも困らないので、性懲りもなく何年も続けている。網干メロンは湿気畑に強く、自宅前の畑で毎年成功しているが、難点は玉が小さいことだ。須賀前の畑で、まずまずの大きさになるみずほニューメロンに幾年か挑戦したが、やはり湿気畑では熟す前に枯れてしまい、昨年から、マクワウリ系に切り替えた。
 昨年栽培したのは「F1アポロ」「銀泉甜瓜」「F1王銀」であり、このなかで一番うまくいったのが、「銀泉甜瓜」であったから、須賀前はこれでメロン栽培を続けることにした。
(6月19日)
 ところで、「F1王銀」の種が随分と余っている。年越しした種だが、5月15日にポットに種を3個ずつ蒔いたら、10ポット全部2、3本芽吹き、もう植え付けできる。
 これを須賀前のアスパラガス畝に定植することにした。アスパラガスは昨年から病気がきたようで、今年は大半が枯れてしまい、アスパラガスは自宅前で改めて栽培し直すこととし、この畝が空いたから、臨時的にメロン栽培することにした次第。
 基本的に全部の野菜を無肥料栽培してきているが、このアスパラガスは昨年から有機肥料を少々ばら撒いてある。4月に牡蠣殻粉末と有機肥料粒(動物残差発酵肥料)、8月に苦土石灰。あとは、草抑えに枯草や刻み藁は毎年乗せてあった。
 生きたアスパラガスも少々あるから、畑起こししながら根っこを放り出す。これは隣の山芋の畝に乗せる。ビッチュウを使っての久し振りの畑起こし。重労働で疲れる。少し起こして、2つ隣の秋冬ニンジン畝の草叩き。これを交互に繰り返し、なんとか11mの広幅畝を起こし終わる。
 案外広幅ゆえ、テンワで成形するに当たり、両サイドの畝(山芋、紫ナス&夏キャベツ)に小々土移動させた。
 今年は、大半の野菜を無肥料栽培から微肥料栽培に切り替え、網干メロンと銀泉甜瓜は、定植時に牛糞堆肥を1リットル定植穴に入れたが、アスパラガス畝は昨年有機肥料を少々入れているので、F1王銀の定植時にはこれを入れず。
 定植後、ウリハムシ対策のため、寒冷紗を掛けトンネル仕立て。
 なお、苗はネキリムシ対策のため2本仕立てにしてあり、程よく生育後に1本にする。
(7月3日)
 ウリハムシがいないので、まだ小さいが寒冷紗を外す。
 細かな雑草がけっこう生えているから、草叩き。
(7月5日) 
 2本立てのままで忘れており、今日1本立てにする。
(8月11日)
 10日ほど前に、付いた実にケツ当てをしておいた。今日も追加ケツ当て。なお、ケツ当ては隣畝から掘り出したアスパラガスの根っこ。
 1個が濃い黄色となり、初収穫。数個が薄い黄色となっている。食べてみたら、硬いし甘味も少ない。まだ未完熟か。
(8月29日)
 10日ほど前に、ヘタがポロリと取れてしまうものを数個収穫。これは完熟だろう。でも、硬いし甘味も少ない。香りだけマクワウリだった。
 今日、良さそうな2個のみゲットし、他は処分。処分するものを畑で食べてみたが、変わらず。
 「F1王銀」の栽培はこれにて終了。

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自宅前の畑でのメロン無肥料(→減肥料)栽培(苗の定植以降) [メロン]

(2023年からは別ページ→メロンの手抜き栽培

 メロンの種蒔き&育苗管理メロンの種取りは別ページで書き、このページは苗の植え付け以降を記録する。

 メロン栽培は2013年から須賀前の畑で始め、その後、自宅前の畑でも2016年(ただし翌年はペポカボチャ)から毎年行っている。
 このページでは自宅前の畑での栽培について記録する。
 自宅前は湿気畑であり、メロンの栽培に適さないが、メロンのなかでも「網干メロン」は湿気にどれだけか強そうで、自宅前はこの品種でいくこととした。
 試行錯誤の中から、少しは栽培法を改善してきたが、2018年から、大きく方向転換し、自然農法「たんじゅん農」を導入することとした。無肥料、無農薬栽培である。前作の冬野菜から、そうしている。そして、無茶かもしれないが連作を嫌うメロンを、当面、サツマイモとの交互作でいってみることにする。「たんじゅん農」が成功すれば、連作も可能だからである。
 なお、自宅前に畑では2016年に有機肥料栽培し、翌年は別作物を作付けし、2018年からメロンを無肥料栽培している。

<2022年産>
(2021年11月17日)
 今年サツマイモを収穫した畝での来年メロン栽培となる。昨年のメロンは、サツマイモを収穫した後、何もしないで翌春まで放置し、植え付け前に東畝のみスコップで畑起こしもどきを行っただけである。そのせいか、少々出来が悪かった。
 よって、今年は少々手入れをすることに。まず表層の土を数センチ退け、ついで10センチほどを反対側に退け、概ねフラットにし、籾殻と刻み藁を入れ、スコップで畑起こしもどき。若干の籾殻などが地中に入る。退けておいた10センチほどの土を戻し、刻み藁をばら撒き、最後に表層の土を戻す。
(2022年3月30日、5月8日)
 雑草がけっこう生えてきているので草叩きし、畝間を削り上げ。
(5月23日)
 昨年の11月に若干の土壌改良を行ったから、畝の土はけっこうフワフワしている。
 作付けに先立ち、念のためスコップで畑起こしもどきした。
 なお、畝間もスコップで畑起こしもどき。こちらは土が硬く締まっていた。畑起こしもどきの結果、平べったい畝となり、メロン栽培に好都合となった。
(5月30日)
 網干メロンは無肥料でも十分に育つが、今年は多くの野菜を減肥料栽培(植え付け時に大き目の穴を空け、牛糞を投入)としたので、網干メロンも同様にした。なお、牛糞の投入量は、両手で一握り程度(約1リットル)。
 サツマイモ畝に置いておいた枯草やサツマイモのツル、そしてコブトリソウの枯れた茎を敷き藁代わりに敷き、ウリハムシ対策として寒冷紗掛けして、当面トンネル栽培。
 1畝に10株ずつ2畝に全部の苗を使用。ネキリムシ対策のため、2本立て。
(6月12日)
 ネキリムシ被害はなかった。十分大きくなったので、1本を切り取り、1本立て。
(6月20日)
 だいぶ大きくなり、ウリハムシはいないから、寒冷紗を外す。
 畝の嶺の草引き、法面と畝間を削り上げ。
(6月24日)
 コブトリソウの枯れた茎がまだどれだけか残っていたので、西畝に敷き詰めた。1か月弱もの間、柿の木の下で野ざらしにしてあったので若干堆肥化。要雨除け。
(7月25日)
 雑草がけっこう生えてきている。手で草引きし、生っている実は敷き藁(コブトリソウの残骸)の上に乗せ換える。
(7月30日)
 少々遅れ気味に初収穫10数個。
(8月4日)
 2回目の収穫10数個。
 ネコブセンチュウ対策のため対抗植物ギニアグラスの種をばら蒔く。
(8月8日)
 今日最終収穫10数個。小さなものや熟しすぎて虫に食われたものは放置。今年は牛糞堆肥を少々投入したせいか調子いいし、まだほとんど枯れていない。評価★★★☆☆
 ギニアグラスがかすかに芽吹いた感がする。草引きしつつ、敷き藁(コブトリソウの残骸)を叩いて、種蒔きしたギニアグラスを地面に落とす。
(8月14日)
 ギニアグラスの芽吹きが畝間に小々と、非常に悪い。今日、再度種蒔き。
(9月18日)
 再度種蒔きしたギニアグラスであるが、ほとんど発芽しなかった。

<2021年>
(4月11日)
 昨年サツマイモを収穫した畝でのメロン栽培となる。サツマイモを収穫した後、何もしないで放置してあるが、思いのほか雑草の生え方は少ない。きょう、丁寧に草叩き。
(5月14日)
 どれだけか草が生えており、明後日から梅雨入りの感がするから、しっかり草叩き。
(5月15日)
 東畝のみスコップで畑起こしもどきを行い、牡蠣殻粉末を入れ込み。西畝は枯草がどっさり乗っているから、畑起こしもどきは省略。
(6月3日)
 細かな草が生えてきているから、草叩き。西畝が小さいので、西隣のサツマイモの畝をひっかいてメロン畝に土寄せ。
(6月6日)
 再再種蒔きの苗がやっと大きくなり、今日、定植。
 畝に乗っかっている枯草を除け、7m畝(2畝)に10株ずつ植え付け。
 除けた枯草を株周りや畝の峰に敷き詰め、少々不足気味だから刻み藁を足し込む。
 寒冷紗を掛け、トンネル仕立て。寒冷紗は幅が広いので、押さえは石や瓦のみとした。
(6月13日)
 ネキリムシ被害はなく、西畝は大半が2本立てになっているから、各1本をハサミで株元から切り取り、1本立てにする。
(6月25日)
 まだツルがそれほど伸びていないが、ウリハムシはいないので寒冷紗を外す。
 峰に若干草が生えており、手で引きつつ、法面をテンワで削り上げ。
(7月11日)
 実がほとんど付いていない。長雨の影響か?
(7月20日)
 ツルがサツマイモ畝に大きく入り込んでおり、引っ張り出してメロン畝へ。
 生りようは東畝に数個、西畝はほぼゼロ。初めての経験。
(7月22日)
 大きな草を引きをしつつ、法面を削り上げ。畝間に伸びたツルに小さな実が幾つかあり、そのツルを畝の峰あたりに動かしておいた。
(7月27日)
 5日前に草引きをしたが、まだまだ生えている。ていねいに草引き。実が少し大きくなっており、枯草が薄い所は動かしたり寄せたりして枯草が座布団になるように。
(8月5日)
 枯れるものは少なく、まずまず実を付けており、明日にも初収穫する。
 来年の後作はサツマイモにつき、ネコブセンチュウ対策のため、コブトリソウの種をばら撒いておいた。メロンの葉っぱに乗っかった種がけっこうあり、手でなでおろし。
(8月8日)
 ちょっと収獲が遅れたが10数個収穫。うち完熟しすぎのものを1個種取り用に。

<2020年>
(2019年11月18日)
 サツマイモを収穫した2畝は来年メロン作付けとなり、その畝づくり。先日、刻み藁をばら撒いてある。まず、畝の西側半分をビッチュウで軽く起こしながら刻み藁を埋め込む。ついで、畝の東側半分を同様に行う。これで粗整形できた。
(11月22日)
 来年のメロン畝は枯草など全く被せてないので、休耕田の枯草を一輪車で運び、たっぷり被せておいた。
(2020年5月25日)
 昨日、畝の草叩き、削り上げを行ない、今日、苗を定植。1畝(約7m)に10株を水をたっぷり差してから植え付け。なお、ポット苗は大半が3本立てになっているがネキリムシ対策としてそのまま植え、十分に大きくなってから1本立てにする。
 隣のサツマイモの畝に乗っている枯草を含め、敷き藁代わりに畝に均等に被せる。なお、畝は気持ち台形になるように手で軽く土移動させながら作業した。
 ウリハムシがどれだけかいそうなので、寒冷紗でもって防虫ネットトンネルを作る。当分このままでいく。ある程度成長したところで外すこととする。
(6月6日)
 ネキリムシ被害はなく、今日、1本立てにすべく、ハサミで切り取り、1本にする。
(6月18日)
 ウリハムシはおらず、まずまずの大きさになったので、今日、寒冷紗を外す。
 雑草はわずかしか生えていなかったが、ていねいに草引き。
 休耕田から搬入した枯草を畝と畝間に十分に敷き詰める。
(7月5日)
 畝の法面・畝間を草刈機(紐タイプ)で草刈り。株周りを手で草引き。
(7月29日)
 昨年同様ずっと放置しておいたがため、今日、見てみると完熟がけっこうあった。
 昨年は、同じ日に完熟物(色が白くなって部分的に黄色味を帯びたもの、ヘタの部分にヒビが入ったもの)を30個弱収穫できたが、今年は数個。降り続く長雨で受粉がうまくいかなかったからだろう。
 熟しすぎが数個あり、良さそうな2個を種取用にする。
(8月2日)
 昨日、やっと梅雨明け。「網干メロン」は「みずほニューメロン」と違って湿気に強く、一部枯れた株もあるが、大半は大丈夫だ。10個強を収穫。完熟物は首元をちょっと引っ張るとポロッとちぎれるのが分かった。
 来年はこの畝でサツマイモを栽培するから、ネコブセンチュウ対抗作物「コブトリソウ」の種を畝全体にばら蒔いておいた。
(11月9日)
 コブトリソウを草刈機で刈り取り

<2019年>
(2018年11月14日)
 須賀前の畑と同様にサツマイモのネコブセンチュウ被害が目立つ。そこで、ネコブセンチュウ退治薬剤をサツマイモ、メロン交互作付け4畝に散布し、枯草や刻み藁を混ぜ込みながら畑起こしを行う。最後に休耕田の枯草で覆っておいた。
(2019年5月26日)
 前日に草叩きをし、覆ってあった枯草を畝間にどかしておいた。
 種蒔きして冷床育苗してきたポット苗が随分と大きくなったので、本日、定植。
 1畝約7mに10本を植える。定植穴をテボで掘り、当面雨が望めないので、たっぷり水を差す。
 枯草がサツマイモの畝にもたっぷり乗っており、2畝分の枯草をメロンの敷き藁代わりになるよう、株周りに広く厚く敷き詰める。
 ウリハムシがどれだけかいそうなので、寒冷紗でもって防虫ネットトンネルを作る。当分このままでいく。ある程度成長したところで外すこととする。
(6月9日)
 毎年ネキリムシの被害に遭うので、ポット苗は複数本芽吹いたものをそのまま定植して様子見してきた。ここのところ随分と成長著しく、茎も太くなったので、もうネキリムシの被害は出そうにないから、今日、1本立ちにすることとし、複数本のものは一番太いものを残し、他は株元から鋏で切り取る。
 なお1本だけ枯れたものがあり、掘ってみると、その原因はモグラ穴が地表近くを走り、水枯れしたからであった。こんな経験は記憶にない。
 そこで、複数本の株から1本引き抜き、根がほとんど切れてしまったが、それを移植しておいた。梅雨に入ったから根付くであろうが大幅な生育遅れになるだろう。
(6月20日)
 ここのところずっとウリハムシはほとんど見かけず、寒冷紗を外していい時期となり、梅雨の晴れ間が続いているから、今日、外すこととした。
 枯草がけっこう敷かれているが、休耕田から枯草を持ちこみ、たっぷり敷く。
 移植株は青息吐息の状態。
(7月28日)
 ずっと放置しておいた。今日、見てみると完熟がけっこうあった。
 今日は、丁寧に草引きをしておいた。枯れたものは全くない。
(7月29日)
 完熟物(色が白くなって部分的に黄色味を帯びたもの、ヘタの部分にヒビが入ったもの)を30個弱収穫。味はまずまず。
(8月4日)
 完熟物を10個ほど収穫。ほかに過完熟が数個あり、腐臭がした。こまめに収穫せねばいかんかった。なお、生ったままで腐りがきていたものが10個近くあったが、これはここのところ連日猛暑だったからだろう。
 まだ、ほとんどが枯れずに残っており、今後もどれだけか収穫が続く。
(8月7日)
 今日、10個ほどを収穫。残り10個ほど。
(8月12日)
 昨日最終収穫し、裏生りが数個あるが、今日、株元から切り、残骸をサツマイモの株元に押し込む。
 草引きし、敷いてあった枯草をざっと均し、コブトリソウ(ネコブセンチュウ対抗植物)の種をばら撒く。畑は乾いているが、明後日から台風の雨が期待できよう。

<2018年>
(5月27日)
 自宅前の畑で2畝作付けする。東からサツマイモ、メロン、サツマイモ、メロン、と交互に植え付けを行い、メロンが終わったら、サツマイモ畑になるというやり方で行う。
 作付け畝の1畝は、一昨年とおおむね同じ場所となる。
 7mほどの畝に10株ずつ植えつけることとした。予備苗は数株あり。
 品種は「網干メロン」で、少々小振りなるも、たくさん実を付ける。
 各畝とも既に刻み藁をすき込んだり、畝の両サイドに藁を埋め込んだり、また、野菜の残骸をすき込んだりしてあり、肥料は入れてない。なお、前作は広幅2畝に東:サツマイモ、西:ペポカボチャの2列栽培)をしたから、メロンは概ねカボチャ跡となる。
 定植穴を掘った後、たっぷり水を差し、メロン苗をポットから取り出して置き、全体を埋める。もう一度軽く水を差す。
 なお、ウリハムシがけっこういそうなので、寒冷紗でもって防虫ネットトンネルを作る。当分このままでいく。
(6月17日)
 ずいぶん大きくなったので、寒冷紗を外し、草叩き。
 1本は生育が悪く、1本はネキリムシに食いちぎられていた。予備苗を植える。
 敷き藁用の藁を須賀前で使ってしまったので、JAへ行って購入し、敷く。藁ってバカ高いのにビックリ。軽く一抱えで450円。7m2畝分で4束しめて1800円。これでも少々足りない。
(6月24日)
 藁の外へツルが伸びていっているので、藁の上をツルが這うように位置変更。
(7月2日)
 再度、ツルを藁の上に誘導。大きくなりかけた実が2個。
(7月8日)
 サツマイモのツルの入り込みを直し、メロンのツルは再び藁の上に誘導。
 草引きを合わせて行う。
(7月15日)
 メロンのツルがどんどん伸びだしており、サツマイモの畝への入り込みを直す。けっこう大きな実が所々に付いている。
 7月9日に梅雨が明け、昨日から本格的な猛暑が始まった。メロンが枯れなきゃいいが。
(7月19日)
 ものずごいツルの伸びようだ。昨日までで38度超えが3日続いたが、イキイキ元気である。この分なら枯れることはなさそうだ。実はあまり多くないが、まずまず生っている。
(7月22日)
 熟し始めたものが幾つかあり、完熟と思われる2個のうち1個は虫食いで捨て、小さい1個を食べてみた。甘くておいしい。
 なお、ネットで調べたら、「熟果は肩の部分に輪状のネットを生ずる。」とあるが、そうでなくても十分に甘い。
(8月5日)
 枯れるものが全くない。間もなく完熟と思われる。2個食べてみたら、完熟間近の様子。10個ほど収穫し、大宮へ他の野菜とともに送る。
(8月7日)
 お客様に差し上げるため10数個を収穫。一部で枯れるものが出てきた。
(8月11日)
 本日、過半を一気に収穫。小さいものは捨て、まずまずの大きさが約40個。
(8月17日)
 残りの大半を収穫、20個ほど。残りは数個。評価★★★★☆(少々甘め)

<2017年:作付けなし>

<2016年>(有機肥料栽培)
 メロン栽培4年目の今年、何とか成功させたい。過去3年とも合格点に至っていない。メロンは湿気を嫌うから、自宅前の畑は湿気畑であり、適さないが挑戦してみることにした。
 今年もメロンとサツマイモとを混植することにしており、肥料を多く必要とするメロンと肥沃な畑では肥料を与えてはならないサツマイモであるからして、施肥方法に注意せねばならない。
 そこで、広幅の畝の峰に溝を掘り、そこに肥料を敷き込むことにした。これは5月に実施済みである。「メロン&サツマイモの混植」の記事で書いた。
(6月9日) 
 自宅前の新設南区画で「網干メロン」を定植。概ね60cm間隔で順次植えていき、13株が植わった。1ポットに2、3本発芽したものが多いが、選って捨てた。ネキリムシなどに株元を齧られたらお仕舞いだが、そうならないことを祈ろう。そして、ウリハムシが多いから防虫ネットを張ることにした。
(6月27日)
 品種によっては随分と生長したものもある。ウリハムシは今、湧いていないから防虫ネットを外すことにした。
 ネットを外したら、まず、ていねいに草引きをし、藁を敷く。サツマイモとの混植につき、随分と成長したサツマイモのツルは外側へ伸びるよう誘引した。
(7月11日)
 メロンよりサツマイモの生長が著しい。そこで、メロン側に伸びたツルをサツマイモ側に曲げ、メロンに光がよく当たるようにした。
 メロンのツルも一部で込み合ってきた。ツルを選ったり、長いツルは摘心しておいた。
 全体に所々で小さな実が付いている。
(7月28日)
 密植したこととサツマイモの生長が著しく、葉が重なり合い、メロンの実には日が当たらない状態。そこで、メロン側に伸びたツルをサツマイモ側に曲げ、メロンに光がよく当たるようにした。
 実がだいぶ大きくなってきたものがあるが、全体に実の付きようが少ない。
(8月4日)
 敷藁が薄くて、メロンに腐りがきているものがけっこうある。藁を寄せたり、ツルの上に置いたりした。全体に、生っている実の数が少ない。
(8月5日)
 3、4、5日に各1個収穫し、食べたら、概ね熟していた。5日に4個収穫し食べたら1個は早すぎて味なし。他の4個は味良し。
(8月7日)
 少し腐りがきた色付いた物を食べたら、1個はまあまあ、1個は味なし。
(8月9日)
 少し腐りがきた色付いた物を食べたら、1個はまあまあ、1個は味なし。
 良品を1個収穫。→娘に送る。
(8月12日)
 小振りだが色付いた4個を収穫。3個はまあまあ。1個は何とか食べられる。
(8月14日)
 小振りだが色付いた4個を収穫。2個は美味、1個はまあまあ、1個は何とか食べられる。
(8月18日)
 小振りだが色付いた8個を収穫。1個はまあまあ。
 残り3、4個。(8月23日最終収穫。) 
(総括)
 26個収穫。多くは味よし、まあまあ。評価★★☆☆☆ 

<2015年及びそれ以前:作付けなし>
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須賀前の畑でのメロン無肥料(→減肥料)栽培(苗の定植以降) [メロン]

(2023年からは別ページ→メロンの手抜き栽培

 メロンの種蒔き&育苗管理は別ページで書き、このページは須賀前の畑での苗の植え付けからを記録する。
 なお、2018~20年の作付けは全部「みずほニューメロン」であったが、湿気畑につき完熟直前に枯れることが多く、21年からはマクワウリ(改良品種3種類)に変更。
 須賀前の畑でのメロン栽培4畝中、3畝はサツマイモとの混植である。真ん中にメロン、その両側にサツマイモ、計3列栽培の広幅畝で行っている。他の1畝はメロン(2020年から小玉スイカに変更)だけであるが、冬野菜との二毛作としている。
 大半の野菜同様にメロン栽培も2018年から自然農法「たんじゅん農」を導入することとした。無肥料、無農薬栽培である。前作の冬野菜から、そうしている。そして、無茶かもしれないが連作を嫌うメロンを連作することとした。「たんじゅん農」が成功すれば、連作も可能だからである。
 このページでは2018年からの無肥料栽培について記事にし、2017年までの有機肥料栽培については「須賀前の畑でのメロン有機肥料栽培(苗の定植以降)」に記事を残す。
 なお、メロンの種蒔き&育苗管理メロンの種取りは別ページで記す。

<2022年>
 須賀前の畑で、今年で6連作、無肥料5年目(ただし今年は植え付け穴に牛糞堆肥を約1リットル投入)となるメロン栽培。昨年はサツマイモとの混植3畝(うち1畝はサツマイモを休耕し、メロン終了後にネコブセンチュウ対抗植物コブトリソウ栽培)であったが、今年はその1畝を小玉スイカとしたので、メロン栽培は西端の広幅畝と中央部の西の広幅畝とする。
 事前の畝整備は次のとおり。
<西端の広幅畝>
 昨年10月末にコブトリソウを刈り取って、これは敷き藁代わりにするため保管。
 今春に3回、草叩き。
<中央部の広幅畝>
 サツマイモ収穫後、昨年11月に来季用の畝づくりを行う。テンワで土を両サイドにどれだけか除け、畝全体に刻み藁をけっこうな量ばら撒く。中央部の少々凹んだ部分をビッチュウで刻み藁のはつり込み。両サイドの土を刻み藁とともに戻し、刻み藁を埋め込む。
 なお、この広幅2畝の両サイドは山芋畝であり、それぞれの畝間が多少狭かったり広かったりしていたので、今回、それを正すとともに、広幅2畝の高さを同じにした。
 今春に2回草叩き
<メロン苗の定植以降の管理>
(5月29日:定植)
 苗はまだ小さいが定植に耐え得る大きさになったので定植することに。なお、苗には木酢液500倍散をポットの上からジョウロでたっぷりかけておいた。(木酢液が土にしみ出すであろうから、これでもって土壌細菌の活性化を図る。) 定植に当たり、けっこう雑草が生えてきているので、まず畝の草叩きを行う。
 苗は2本立てで、1畝に12株ずつ植え付ける。ネキリムシ被害の心配がなくなった頃にハサミで切って1本にする。
 植え付け穴に牛糞堆肥を両手で一握り分(約1リットル)入れ込んで植え付け。
 ウリハムシ対策のため寒冷紗を掛けてトンネル仕立て。
 土がけっこう乾いているので、ジョウロでたっぷり水やり。
(6月12日)
 ネキリムシ被害はなかった。十分大きくなったので、1本を切り取り、1本立て。
 ウリハムシは若干いる。スイカの葉を食べにやってきている。メロンはまだ小さいから、当分の間、寒冷紗掛けしたままでいく。
(6月19日)
 もう十分な大きさとなり、ウリハムシもほとんど見かけないから、寒冷紗を外し、テンワで草叩き。明日、両サイドにサツマイモ苗を植え付け、メロンとの3列栽培にする。
(6月20日)
 メロン2畝の両サイドに、敷き藁代わりに、昨秋刈り取って柳の切り株の上に置いておいたコブトリソウを敷き詰める。ちょうどぴったり(少々少ないが)敷くことができた。
 その後で、畝の法面(両側)にサツマイモ苗を植え付け。
(7月17日)
 ものすごいツルの伸びようである。伸びすぎた所はツル返しした。
 実の付きようはまばらで、一部かたまって実が付いている。
(7月24日)
 実がだいぶ大きくなってきた。敷き藁(コブトリソウの残骸)の上に移動させたり、できないものは敷き藁を切ってケツ当てにする。
(7月30日)
 西畝のマクワウリがほど良く色づいてきた。でも、葉が枯れており、枯れ色みであろう。10個弱を収穫し、1個食べてみたら、やはり枯れ色みでまずい。

<2021年>
 今年で5連作、無肥料4年目となるメロン栽培。昨年のメロン専用畝(前作ビタミン大根)には今年から小玉スイカを作付けし、サツマイモとの混植3畝(うち1畝はサツマイモを休耕し、メロン終了後にネコブセンチュウ対抗植物コブトリソウ栽培)を今年メロン栽培する。
 事前の畝整備は次のとおり。
(3月8日)
 小々草が生えてきており、畝全体の草叩き。
(5月14日)
 どれだけか草が生えており、明後日から梅雨入りの感がするから、しっかり草叩き。
(5月23日)
 赤色ポット(F1アポロ)と銀色ポット(銀泉甜瓜)は十分に定植できる大きさとなり、黒色ポット(F1王銀)は気持ち小さいが、ついでだから定植することとした。なお、植え付け前にポットの上から竹酢液(500倍散)(土壌細菌の活性化が目的)をたっぷり掛けておいた。
  中央部東畝:赤色ポット 9株(F1アポロ)
  中央部西畝:銀色ポット12株(銀泉甜瓜)
  最西端の畝:黒色ポット13株(F1王銀)
 中央部の2畝には枯草がけっこうあったから、株周り及び峰全体に敷き詰めた。
 ウリハムシがもう集り出し、早速寒冷紗でトンネルを作る。なお、最西端の畝は寒冷紗が短くて1株裸となったので、肥料袋の底を切り、4本の小支柱で囲いを作っておいた。
(6月23日)
 随分と大きくなり、ウリハムシはいないから寒冷紗を外す。
 中央部の2畝は枯草を敷き詰めてあるから草はほとんど生えていないが、最西端の畝はむき出しであったから雑草が繁茂。3畝ともていねいに草引き。
(6月24日)
 最西端の畝に刻み藁を敷き込み、昨日引いた草も敷き藁代わりに利用。
(7月11日)
 実がほとんど付いていない。長雨の影響か?
(7月20日)
 実の生りようは極端に少ない。初めて栽培する品種ばかりだが、自宅前では従前からの「網干メロン」を作付けしているが、同様に極端に実の付きようは悪い。
  中央部東畝: 9株(F1アポロ) 10個ほど実が付いている。
  中央部西畝:12株(銀泉甜瓜) ほとんど実が付いていない。
  最西端の畝:13株(F1王銀)  ほとんど実が付いていない。
(7月26日)
 中央部東畝のF1アポロはほとんど枯れてきている。数個収穫して味見するも全然甘味がなく全て処分。中央部西畝の銀泉甜瓜は数個が大きくなり始め、最西端のF1王銀は3個ほど大きくなり始めた。これらはツル枯れもないから期待できるかも。
(8月5日)
 現在状況は次のとおり。
 ・中央部東畝: 9株(F1アポロ) 
  枯れるもの多し。割りと大きくなった枯れ色みを2個収穫。→不味くってダメ。
 ・中央部西畝:12株(銀泉甜瓜)
  枯れるものは少ない。たっぷり大きくなった真っ黄色を3個収穫。→味よし。
 ・最西端の畝:13株(F1王銀)
  枯れるものは少ない。南のほうを中心に小さな実が10個ほど付いており、間もなく完熟しそう。→南のほうは自宅前の畑で栽培している「網干メロン」と同じだ。記録してないが、枯れたから予備苗にしていたものをこちらへ植え付けたのかも?
(8月14日)
 中央部西畝「銀泉甜瓜」で大きくなった実を今日5個収穫。まだ色付きの悪いものが数個残っている。まずまず成功したのは3種類のうち、これだけ。
(11月21日)
 来季用の畝づくりを行う。テンワで土を両サイドにどれだけか除け、畝全体に刻み藁をけっこうな量ばら撒く。中央部の少々凹んだ部分をビッチュウで刻み藁のはつり込み。両サイドの土を刻み藁とともに戻し、刻み藁を埋め込む。
 なお、この広幅2畝の両サイドは山芋畝であり、それぞれの畝間が多少狭かったり広かったりしていたので、今回、それを正すとともに、広幅2畝の高さを同じにした。

<2020年>
 今年で4連作、無肥料3年目となるメロン栽培で、昨年同様にメロン専用畝(前作ビタミン大根)1畝、サツマイモとの混植3畝(うち1畝はサツマイモを休耕し、メロン終了後にネコブセンチュウ対抗植物コブトリソウ栽培)である。
 事前の畝整備は次のとおり。
・メロン専用畝:メロンもビタミン大根も生育はまずまず良かったので、畑起こしは一切せず、4月に雑草を草刈機で刈っただけ。
・メロン&サツマイモ混植畝:昨年11月に来期用に土づくりを実施。サツマイモを掘り終わった広幅畝の中央部分を小型ビッチュウで軽く両側に土移動させ、刻み藁を全体にばら撒く。畝がかまぼこ型になるように畝の両側から土寄せし、中央部分に刻み藁と土が混ざるようにする。中央部分はメロン栽培となり、その部分の土壌改良である。そして、両際に跳ねておいたサツマイモのツルや枯草を畝に被せておいた。どれだけかの雑草抑えになり、また、どれだけかメロンの敷き藁代わりになる。
・メロン&コブトリソウ栽培畝:昨年11月に休耕田から搬入した枯草を若干補充しつつ、枯草を手で均して畝全体を覆い、雑草抑えとメロンの敷き藁代わりになるよう整える。
(5月9日)
 4月に4畝とも草刈り機で草刈りし、今日、メロン専用畝が狭く低いので、水はけを良くするために両側の畝から鍬で少々土移動させる。
(5月24日)
 4畝ともきれいに草叩きし、畝間を草叩きしながら削り上げ。
 各畝とも定植穴(10か所)にたっぷり水を差し、どのポットもほぼ3本立てであるがそのまま植え付け。ネキリムシ対策のため、当分そのまま生育させ、6月10日頃に1本立てにする予定。
 寒冷紗1枚足りないので、だいぶ大きくなったカボチャ畝の寒冷紗を外して使用。
 寒冷紗は12m2枚。10m2枚で、定植したメロン全部を覆うことができた。
(6月5日)
 順調に生育中で、軸もだいぶ太くなり、ネキリムシ被害はもうでないだろう。そこで、今日、複数本立てを1本立てにする。ハサミで株元から切り取り、併せて草引き。
 ウリハムシは全く来ていないが、当分の間、寒冷紗掛けを続ける。
(6月17日)
 ウリハムシはおらず、十分な大きさになったので、今日、寒冷紗を外す。
 雑草はわずかしか生えていなかったが、ていねいに草引き。
 休耕田から搬入した枯草を4畝に十分に敷き詰める。一番東の畝は昨年の枯草が乗っており、その分少なく敷いた。なお、サツマイモ2列とメロンで計3列栽培する2畝は、植えたばかりのサツマイモの直射防止のため、サツマイモにも枯草を被せておいた。
(7月5日)
 畝の法面・畝間を草刈機(紐タイプ)で草刈り。
 メロン専用畝は実がけっこう大きくなったものあり。混植畝は実が小さい。
 実が大きくなったものはツルの上や枯草を寄せた上に置き、腐り防止。 
 混植畝のサツマイモがメロンの葉に隠れてしまうもの多し。
(8月2日)
 今年の梅雨はひどい長雨で、受粉も不十分で生りが悪い上に、湿り気が多すぎ、梅雨明け前に枯れるものが多くなった。特に、メロン専用畝は今日時点で全部枯れてしまっている。
 サツマイモとの混植畝は生りが専用畝より悪いし、過半が枯れてしまっている。
 7月20日頃から収穫しているが、枯れ色みはやはり甘味がなく、完熟物はわずかしかない。今日、10個ほど収穫したが、半分は完熟、半分は枯れ色みの良さそうなもの。まだ枯れていないものがあるが、あまり期待できそうにない。評価★☆☆☆☆
(8月13日)
 メロン専用畝を草刈機で草刈り。
(8月17日)
 サツマイモとの混植畝で2株枯れなくてすんだメロン。今日数個収穫し終了。

<2019年>
 今年で3連作、無肥料2年目となるメロン栽培
(2018年11月12日)
 須賀前の畑でのメロン栽培4畝中、サツマイモとの混植3畝について、ネコブセンチュウ退治薬剤(ネマトリンエース:ホスチアーゼ粒剤)を先日JAで買い、今日、これをすき込むことに。
 まず、刻み藁をけっこうな量、田んぼから拾ってきてばら蒔く。その後、ネマトリンエースを規定量散布し、畑起こししながら混ぜ込む。
 大根と二毛作にしている畝は、畑起こしもどき(スコップを差し込み空気を入れる)をしただけ。
(12月14日)
 休耕田の枯草を軽トラで運び、4畝とも畝全体を枯草で覆う。
(2019年5月23~24日)
 雑草がけっこう生えてきているので、テンワで草叩き。
(5月25日)
 種蒔きして冷床育苗してきたポット苗が随分と大きくなったので、本日、定植。
 勘違いでポット苗が10個不足し、複数本芽吹きを2つにばらして定植することにした。これは、過去にもやったことがあり、苗に初期ダメージがあって出遅れるようだが、十分育ってくれるようだ。
 1畝10m強に10本を植える。まず、畝が台形になっているので、少しはかまぼこ型になるよう、土を寄せながら定植穴をテボで掘る。当面雨が望めないので、たっぷり水を差す。
 枯草がたっぷり畝に乗っているので、これを少しでも敷き藁代わりになるよう、株周りに広く敷き詰める。
 ウリハムシがどれだけかいそうなので、寒冷紗でもって防虫ネットトンネルを作る。当分このままでいく。ある程度成長したところで外すこととする。なお、隣の畑の方が先日キュウリを植えられたが、さほどの被害は出ていない。
 寒冷紗4枚のうち1枚は少々短くて1株だけ覆うことができず、野ざらし状態。ウリハムシ被害がどの程度出るか、出た場合に生育はどうなるか、比較観察することにしている。
 なお、ネキリムシ対策で昨年行った防御壁(ペットボトルを切ったもの)は設置せず。もし、被害に遭ったら、複数本を植えた株を分けて再移植することとする。そのため、今日は1本立てにはせず。後日、それを行う。
(5月31日)
 定植6日後の今朝確認したら、寒冷紗が短くて野ざらし状態の1株は、物の見事にウリハムシか何かに葉を全部齧られてしまっていた。
 ネキリムシ被害は1本。近日、複数本を植えた株を分けて再移植することとする。
(6月2日)
 2本立てのまま植えた株を2分割し、ネキリムシ被害で欠損した箇所に移植。 
(6月9日)
 ここのところ随分と成長著しく、茎も太くなったので、もうネキリムシの被害は出そうにないから、今日、1本立ちにすることとし、複数本のものは一番太いものを残し、他は株元から鋏で切り取る。
 なお、寒冷紗が短くて野ざらし状態の1株は消滅しており、その場所に、複数本の株から1本引き抜き、根がほとんど切れてしまったが、それを移植しておいた。梅雨に入ったから根付くであろうが大幅な生育遅れになるだろう。
(6月13日)
 ウリハムシは見かけず、寒冷紗を外し、若干芽吹いた雑草の草叩き。
 根がほとんど切れた移植苗は息絶えだえ。
(6月17日)
 休耕田の枯草を大量に運び込み、藁の代わりに敷く。
(7月7日)
 ツルの伸びようは、無肥料2年目だが元気がいい。今までに2、3度伸びすぎたツルを畝方法に曲げておいた。
 実を点検すると、ずいぶん大きくなったものもあり。ただし、実が土に着き、腐ったものも2個あり。総点検し、枯草を分厚く実の下に寄せておいた。
 畝に休耕田から枯草をたっぷり入れ込んであるから、雑草はほとんど生えていない。
(7月18日)
 ほとんど全部が真っ青だが、2個だけ色が薄くなった。うち1個を初収穫。
(7月23日)
 その後、ポツンポツンと色が薄くなり、3個ほど収穫。味良し。
 ずっと梅雨空だが、1、2本が枯れたようである。昨年も同日にそうなった。
(7月25日)
 昨日から実質上の梅雨明け。今朝見たら、かなりが枯れていた。4畝(合計40株)のうち西から第1畝、第2畝は全滅、第3畝は両端1株ずつが生き残っており、第4畝はほとんどが枯れていなかった。よって、今日現在で枯れていない株は約10株ある。
 枯れ色みで、尻に腐りがきたものを食べたら十分甘かった。まず、わりと白っぽいものを十数個収穫し、うち10個を贈答用に。再度畑に行き、一族郎党3箇所に枯れ色みをどっさり送る。
(7月26日)
 枯れ残った約10株から、まだ早いが良さそうな5個を収穫し、娘に送付。
(7月31日)
 枯れ残った株も順次枯れだした。まだ早いが良さそうな2個を収穫。後は完熟は難しかろう。今年は散々であった。評価★☆☆☆☆
(8月8日)
 その後、完熟物は全く収穫できず。

<2018年>
 メロン栽培は6年目となる。今年こそ何とか成功させたい。過去5年ともとても合格点に至っていないからである。
 試行錯誤の中から、少しは栽培法を改善してきたが、今年から、大きく方向転換し、自然農法「たんじゅん農」を導入することとした。無肥料、無農薬栽培である。前作の冬野菜から、そうしている。そして、無茶かもしれないが連作を嫌うメロンを連作することとした。「たんじゅん農」が成功すれば、連作も可能だからである。
(5月27日)
 須賀前の畑で3畝作付けする。両側にサツマイモを栽培する広畝2畝とメロンだけのやや広畝1畝であり、いずれも連作で、10m強の畝に9株ずつ(1畝はやや不良の苗1株を加えた10株)植えつけることとした。
 各畝とも既に刻み藁をすき込んだり、畝の両サイドに藁を埋め込んだり、また、野菜の残骸をすき込んだりしてあり、肥料は入れてない。
 昨年、ネキリムシに株元を食い千切られる被害はメロンではなかったが、白ナスで多発し、その対策として、急きょ2ℓペットボトルで作った囲い(高さ10cm弱、2分割)をして防御できたから、今年もそうしたところであり、メロンの予備苗がない(苗づくりの途中で何本か枯らした)ので、今年はメロンにも同様な防御壁でもってネキリムシ対策を講じたところである。
 定植穴を掘った後、たっぷり水を差し、メロン苗をポットから取り出して置き、ペットボトルで作った囲いを両側から一部重なるように置き、囲いの中に土を入れてから全体を埋める。もう一度水を差す。
 なお、ウリハムシがけっこういそうなので、寒冷紗でもって防虫ネットトンネルを作る。当分このままでいく。ある程度成長したところで、防御壁を外すとともに敷き藁をする予定。
(6月13日)
 順調に成長しており、先日、トマトや白ナスのネキリムシ防御壁を外したのだが1件の被害もなく、メロンもけっこう軸太となってきたので、今日、防御壁を外す。
 カボチャにウリハムシが来てないので、寒冷紗を外してもいいが、今日は見送った。
(6月17日)
 寒冷紗を外し、草叩き。
 藁を敷くも、少々不足し、お隣さんに聞いてみたら、余分があるから使ってくれとのことで、有り難く3束いただき、補充した。
(6月24日)
 藁の外へツルが伸びていっているので、藁の上をツルが這うように位置変更。
(7月2日)
 再度、ツルを誘導。付いている実が土につかないよう、藁を実の下に寄せる。けっこう大きくなった実が数個あり。
(7月8日)
 サツマイモとの混植畝は、サツマイモのツルが入り込み、それを直し、メロンのツルは再び藁の上に誘導。
 草引きを併せて行う。
(7月15日)
 メロンのツルがどんどん伸びだしており、サツマイモの畝への入り込みを直す。けっこう大きな実が所々に付いている。色が白くなりかけたものが2、3個あり。
 7月9日に梅雨が明け、昨日から本格的な猛暑が始まった。メロンが枯れなきゃいいが。
(7月20日)
 色が大きく変わり、熟してきた感がするもの5個初収穫。くずっぽいもの1個食べてみたら、完熟しており、甘かった。
 あとは、まだまだ青っぽくて、収穫は当分先だ。
(7月23日)
 白っぽくなって、そろそろ収穫できそうなものが幾つかある。
 心配していたツルの枯れであるが、今日、1本発見。枯れ色みの2個を食す。あまりうまいものではない。水代わりの水分補給。(24日も枯れ色みを3個収穫。少々甘く、まあまあ。)
(7月25日)
 主に西畝から枯れ色み1個を含め10個弱収穫。少々早く、甘味は若干落ちるが味はまずまず。
 東の2畝で1株が枯れるも、他は大丈夫だ。西畝に比べ、色付きが遅れている。
(7月30日)
 3畝から20個弱を収穫。また1株枯れた。
(8月2日)
 3畝から30個弱を収穫。東2畝で枯れるものが多くなった。枯れ色みでも良さそうなものは食べてみたらけっこう甘い。そうしたものも収穫。
(8月3、6日)
 3畝から20個弱を収穫。今日明日の当店セールのお客様に進呈。残りはだいぶ少なくなった。6日に20個弱収穫し、大半を息子の会社へ野菜とともに送る。残りはまだ熟していない数個。
【総括】
 無肥料・連作という厳しい条件(ただし残留肥料はあろう)ではあるが、予想外の豊作となった。なお、枯れるのが遅れて熟したものが多く収穫できたのは、梅雨明けが7月9日と早く、その後も25日に20mmの降雨があっただけで、土の湿り気が少なかったからだろう。評価★★★★☆(少々甘め)
(8月11日)
 西畝のメロン専用畝の少々の雑草を鎌で削り取る。東畝はサツマイモとの混植に付き、サツマイモのツルが概ね覆いかぶさった。
(8月13日)
 西畝のメロン専用畝:後作のため、雑草をきれいに削り取り、法面に溝立てし、雑草を埋め込み。
 スコップでスコップで畝起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、20cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)。8月20日に法尻を同様に行う。

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メロンの種蒔き&育苗管理 [メロン]

(2023年からは別ページ→メロンの手抜き栽培

 2013年からメロン栽培に取り組み、「奈良一号まくわ瓜」「みずほニューメロン」を栽培し、初年度としてはまずまず何とか収穫できた。なお、2013年は直播きとしたが、管理(毎日の畑での水やり、初期のウリハムシ対策)が大変で、2014年からはポット苗とし、ポットを小ではなく中とした。これは、品種によっては移植を避けた方がいいものがあり、小ポットでは根を痛めやすいからだ。当初はそうしていたが、2018年からは作付け株数を多くしたので保温管理上、小ポットとした。
 2年目の2014年は「奈良一号まくわ瓜」「みずほニューメロン」「タイガーメロン」そして種をいただいた「網干メロン」(マクワ瓜の1種=みずほニューメロンより小ぶり)の4種類を栽培したが、夏の長雨で収穫前に全部枯れてしまい失敗に終った。
 2015年は「タイガーメロン」「網干メロン」は枯れが少なかったものの大した収獲はなかった。「奈良一号まくわ瓜」「みずほニューメロン」は枯れが多く、収穫も少なかった。
 2016年も枯れるものが多かった。評価は、タイガーメロン★☆☆☆☆、プリンスメロン☆☆☆☆☆、ニューメロン☆☆☆☆☆、網干メロン(自宅前)★★☆☆☆と散々なものとなった。
 メロン栽培は難しいものだ。特にうちの畑は湿り気が多く、真夏に雨が多いと根腐れしやすいのだろう。
 よって、2015年までは育苗数を少なくしていたが、2016年は“数打ちゃ当たる”で株間を従前の1m強から60cmにして倍の作付けとし、苗も倍作ることにしたが、悪あがきで終わってしまった。
 2017年は大きな発泡スチロール箱で苗を温室栽培することにしたからポットの数は30個となり、再び株間は1mほどに戻ることとなる。順調に生育したが、その評価は、<タイガーメロン>評価:(量)★★★☆☆、(味)★☆☆☆☆ <みずほニューメロン>評価:(量)★★★☆☆、(味)★★★★★ <網干メロン>評価:(量)★★★☆☆、(味)★★☆☆☆ となった。
 そこで、2018年からは、須賀前の畑で<みずほニューメロン>自宅前の畑で<網干メロン>の作付けに絞ることにした。
 しかし、須賀前の畑での<みずほニューメロン>は枯れることが多く、2020年で栽培をあきらめ、2021年に<まくわうり>3種類で比較栽培実験することした。その結果、いずれも不作であったが、銀泉甜瓜は固定種で種取りもできるから、これを選択し、2022年から銀泉甜瓜1本に絞ることにした。
 なお、自宅前の畑での<網干メロン>は枯れることが少なく継続栽培する。

 2018年から連作・無肥料無農薬の自然農法を基本的に「たんじゅん農」に従って実施することとした。
 ただし、苗作りに当たっては、慣行農法による購入培養土(肥料入り)を使用した。
 そして、2022年からは、無肥料栽培をあきらめ、微肥料(苗植え付け時に牛糞堆肥を混ぜ込む)栽培に変更した。
 種蒔きの時期は、2013年は5月9日、2014年は5月19日、2015年は5月18日、2016年は5月8日であったが、遅いとやはり収穫も遅れるから、2017年からは5月1日を目安にした。

<2022年>
(5月1日)
 本日、種蒔き。今、発泡スチロール箱でポット苗をあれこれ育苗中で、中程度の大きさの発泡スチロール箱2つで苗を保温栽培することに。
 ポットは発泡スチロール箱の大きさから、「銀泉甜瓜」は中ポット、「網干メロン」は小ポットを使うことにした。
 銀泉甜瓜は昨年「国華園」で購入したものであったが、種取りできなかったので、新たに「野口のタネ」で購入した。「網干メロン」は毎年種取りしているものを使用。
 「銀泉甜瓜」は中ポット24個で箱がいっぱいになり、1ポットに種を3粒ずつ蒔き、「網干メロン」は小ポット21個で箱がいっぱいになり、1ポットに種を3粒ずつ蒔く。
 今日からの管理は、発泡スチロール箱を大きなポリ袋に入れ込み、これを温室にし、晴天の日中は少し空かせておき、日暮れ前に蓋を被せる。これから毎日この繰り返しで早期育成を図ることに。
(5月6日)
 5日経ったところで、2品種とも一部芽吹きだした。
(5月15日)
 発泡スチロール箱から出し、苗トレイに入れる。そのとき選って2本立てにする。
 堆肥場の上に板とビニールシートを敷き、苗場にし、寒冷紗でトンネル仕立て。
(5月15日:追加種蒔き「F1王銀」)
 当初計画にはなかったが、果樹園あたりで栽培してやろうと追加種蒔き。
 小ポット10個に3粒ずつ埋め込み。露地育苗。
(5月29日、30日)
 当初種蒔きの2品種はまだ小さいが定植できる状態となったので、「銀泉甜瓜」を29日に須賀前の畑に定植、「網干メロン」を30日に自宅前の畑に定植。
 「F1王銀」は3粒中2粒程度が発芽し、成育中。

<2021年>
(4月26日)
 本日、種蒔き。昨年と同様の大きな発泡スチロール箱と中程度の大きさの発泡スチロール箱の2つで苗を保温栽培することに。
 ポットは発泡スチロール箱の大きさから、小ポットを使うことにした。
 大きな発泡スチロール箱には、次のマクワウリ3品種(今年初めて栽培)とし、ポットには各1粒種蒔き。
  赤色ポット 10個 F1アポロ(国華園)<種残り無し>
  銀色ポット 12個 銀泉甜瓜(国華園)<種残り約30個>(来年使用)
  黒色ポット 13個 F1王銀(国華園)<種残り約数十個>(来年使用)
 中程度の大きさの発泡スチロール箱
  黒色ポット 20個 網干メロン(種自家採取)1ポットに3粒蒔き
  銀色ポット  8個 トウモロコシ(箱に余裕があったので、これも一緒に)
 今日からの管理は、発泡スチロール箱を大きなポリ袋に入れ込み、これを温室にし、晴天の日中は少し空かせておき、日暮れ前に蓋を被せる。これから毎日この繰り返しで早期育成を図ることに。
(5月2日)
 種蒔きして6日後の今日、2本の発芽を観測。
(5月7日)
 購入3品種は1ポットを除き全部発芽。網干メロンは3割発芽。種蒔きして11日にもなり、これではもう発芽しないだろう。竹ヘラでほじって種を数粒ばら撒き、竹ヘラでかき混ぜ、軽く押さえる。
(5月14日)
 今日の高温で風通しの悪い発泡スチロール箱に入っていた網干メロン(再種蒔きし、発芽したばかり)苗が溶けてしまい、再再度種蒔きし直し。要領は5月7日に同じ。
 なお、もう冷え込みはないから、全部の苗を苗用トレーに移し、5トレイを堆肥場の上に並べて寒冷紗(当分2重)掛けしておいた。
(5月19日)
 再再度種蒔きした網干メロンの一部に発芽が始まった。
(5月23日)
 赤色ポット(F1アポロ)と銀色ポット(銀泉甜瓜)は十分に定植できる大きさとなった。なお、黒色ポット(F1王銀)は気持ち小さいが、ついでだから定植することとした。
 網干メロンはまだ小さいし、再再度種蒔きで不発芽があり、2本成育のポットをばらして、1本立てにし、20ポットを作り、引き続き苗場で養生。
(6月6日)
 網干メロンがやっと大きくなり、定植。

<2020年>
(5月3日)
 本日、種蒔き。昨年と同様の大きな発泡スチロール箱で苗を保温栽培することに。
 ポットは発泡スチロール箱の大きさから、小ポットを使うことにした。
 昨年種取した「網干メロン」(3粒ずつ)を20ポット、同じく「みずほニューメロン」(3粒ずつ)を46ポット作り、トウモロコシ(中ポット7個)も入れたから、大きな発泡スチロール箱2箱で収まらず、3ポットは別の箱に入れた。3箱とも満杯となった。
 必要株数は「網干メロン」20株、「みずほニューメロン」40株で、後者は6ポットが予備。もし、全く芽吹かないポットがあれば、複数発芽のポットを分けて必要本数を確保する。
 今日からの管理は、発泡スチロール箱を大きなポリ袋に入れ込み、これを温室にし、晴天の日中は少し空かせておき、日暮れ前に蓋を被せる。これから毎日この繰り返しで早期育成を図ることに。
(5月16日)
 きれいに全部芽吹き、暑いほどになったので夜間の蓋はなしとし、全日ビニール袋を大きく空かして掛けたままにし、時折水やり。
(5月24日、25日)
 もう定植していい大きさになり、定植。予備苗はしばらくポットで養生し管理。

<2019年>
(4月28日)
 本日、種蒔き。昨年と同様の大きな発泡スチロール箱で苗を保温栽培することにした。昨年は小ポットとしたが、例年どおり中ポットを使うことにした。
 昨年種取した「網干メロン」(3粒ずつ)を20ポット、同じく「みずほニューメロン」(3粒ずつ)を30ポットを作り、大きな発泡スチロール箱2箱満杯となった。
 必要株数は「網干メロン」20株、「みずほニューメロン」30株で、ぴったりの数。もし、全く芽吹かないポットがあれば、複数発芽のポットを分けて必要本数を確保する。
 今日からの管理は、箱にビニール袋をかけて温室にし、晴天の日中はすかせておき、日暮れ前に蓋を被せる。これから毎日この繰り返しで早期育成を図ることに。
(5月13日)
 ここ3日、高温が続くのでビニール袋はめくって日にさらしている。
 発芽率は2種とも高く、順調に生育中。どういうわけか箱の一番奥は2箱とも不発芽。そこで、複数本発芽のポットを1本ずつに分けて必要数の苗ポットに。「網干メロン」4株、「みずほニューメロン」6株をそうした。
 トウモロコシはこのように分けても根が1本しっかり伸びているから全く大丈夫だが、メロンは細かい根が出ているだけだから、かなり根を傷める。メロンは移植すると根を傷めるから直播きが望ましいと言われるくらいだ。でも、けっこう大きくなった苗を定植するとき、2本発芽のポットを分割して定植することがよくあるが、十分育ってくれている。よって、幼苗の場合(今回初めての取り組みだが)であっても、こうした分割は大丈夫ではなかろうか。
(5月25日)
 随分伸び、発泡スチロール箱の中で葉っぱが重なり合っている。もう定植すべき。
 ところで、栽培本数を間違えていた。「網干メロン」は20株でいいが、「みずほニューメロン」は30株ではなく少なくとも40株必要だった。やむを得ず、複数本芽吹きを2つにばらして定植することにした。 
 
<2018年>
(4月30日)
 本日、種蒔き。昨年と同様の大きな発泡スチロール箱で苗を保温栽培することにした。例年、中ポットを使っていたが、今年は株数が多くなったので小ポットとした。
 昨年種取した「網干メロン」(3粒ずつ)、これは20ポット。野口のタネで昨年購入した「みずほニューメロン」は在庫が少ないので1粒ずつを埋め込む。50株必要だから60ポット作った。合計70ポットを箱にビッシリ詰め込む。
 今日からの管理は、箱にビニール袋をかけて温室にし、晴天の日中はすかせておき、日暮れ前に蓋を被せる。これから毎日この繰り返しで早期育成を図ることに。
(5月4日)
 一斉に芽吹きだした。「みずほニューメロン」は一部芽吹いていないが、概ね順調。
(5月11日)
 昨日、今日、出かけることが多くて、昼の苗管理がお留守となり、2日連続して苗の一部を枯らしてしまった。「みずほニューメロン」苗は不足しそうだし、「網干メロン」はかつかつになりそう。
(5月14日)
 「網干メロン」ポット苗で、2、3本発芽しているものを1本ずつに分け、苗不足解消を図る。
 昨日の雨で発泡スチロール箱に水が入り、苗トレイに移し、堆肥場の上に各種全部の野菜苗トレイを並べ置く。直射日光対策として、寒冷紗を3重に掛け(夕刻前から2重)、日差しを和らげる。明日以降、当分の間、2重とし、その後一重にする。
(5月27日)
 育苗が順調にいき、もう定植していい大きさとなった。「みずほニューメロン」は30株を予定していたが良品27株、やや不良1株となり、予備苗はない。「網干メロン」は20株を予定していたが、数株余り、これは予備苗として当分育苗を続ける。

<2017年>
(4月30日)
 本日、種蒔き。大きな発泡スチロール箱で苗を温室栽培することにしたから中ポットの数は30個となり、3品種各10ポットとした。昨年種取した「網干メロン」(3粒ずつ)、野口のタネで今年購入した「タイガーメロン」(2粒ずつ)「みずほニューメロン」(2粒ずつ)を埋め込む。
 箱にビニール袋をかけて温室にし、晴天の日中は少しすかせておき、日暮れ前に蓋を被せる。これから毎日この繰り返しで早期育成を図ることに。
(5月5日)
 3品種とも全ポットが綺麗に芽吹きだした。順調。
(5月11日)
 不思議なことに3品種とも端の2ポットの発芽が悪い。どれがどれだか分からなくなったので、追加種蒔きはせず。
 暑くなってきたし、朝の冷え込みもないから、今日から日中のビニールの覆いと夜間の蓋はなしとし、完全露天とした。ウリハムシ対策として念のため、網戸のネットで覆いをしておいた。
(5月20日)
 だいぶ伸びてきたので1本仕立てにした。
(5月28日)
 もう定植して良い大きさに生長したから、本日、定植。
 これ以降の栽培記録は、「メロン苗の定植&その後の栽培管理」のページで記す。

<2016年>
(5月8日)
 本日、種蒔き。中ぐらいのポットが2トレイに48個入るから、「タイガーメロン」と「網干メロン」各16ポット、「奈良一号まくわ瓜」と「みずほニューメロン」各8ポットに種を2個ずつ埋め込み、これで「網干メロン」以外は種在庫がほとんどなくなった。
(5月14日)
 6日経って「網干メロン」だけは順次芽吹きかけた。
(5月20日)
 発芽不良が多く、追加して種を埋め込み。
 「タイガーメロン」16ポット中8ポットで芽吹き。2ポットで1個発芽中で、ここに種1個ずつ埋め込み。6ポットは全部種が腐り、種2個ずつ埋め込み。残り種少々。
 「網干メロン」16ポット中12ポットで2個以上芽吹き。3ポットで1個発芽し、種を2個ずつ埋め込み。1ポットは種が全部腐り、種3個を埋め込み。
 「奈良一号まくわ瓜」8ポットとも芽吹かず、半分以上種がそのまま残っており、種が腐ってしまっている3ポットともう1ポットに種を一個ずつ埋め込み。種はこれでなくなる。
 「みずほニューメロン」8ポットとも全部腐り。種を2個ずつ埋め込み。残り種ほとんどなし。
(6月9日)
 種蒔きして1か月経過。追加種蒔きして20日。発芽状況は次のとおり。
 「タイガーメロン」16ポット中11ポットで芽吹き。2本発芽が3ポット。
 「網干メロン」16ポット全部芽吹き。2本、3本発芽が多い。
 「奈良一号まくわ瓜」8ポットとも発芽なし。
 「みずほニューメロン」8ポットとも追加種蒔きだが、4ポットが弱々しく発芽。
 本日、「タイガーメロン」を須賀前で、「網干メロン」を自宅前で、各1畝を定植。

<2015年>
(5月18日)
 メロンの種蒔きは、一昨年は5月9日であったが、いかにも生長が遅いので、管理を楽しようと、昨年は5月19日に種蒔きしたが、これでも生長が鈍く、今年は5月末にしようと考えていたが、何となく気がせいてしまい、オクラと一緒に今日(5月18日)に種蒔きしてしまった。
 予定する株数は、昨年より各品種とも1株減らし、4品種4株ずつとしたから、中のポットを各4個用意し、培養土「土太郎」を入れ、各ポットに3粒ずつ種を埋め込んだ。なお、種は2年前に購入したものが大半だが、メロンの種は4、5年は十分に発芽するとのことで、来年も残りが使える状態だ。
(注1:タネが比較的大きい「みずほニューメロン」「タイガーメロン」は来年も残りが使えると思われるが、「奈良一号まくわ瓜」(2年越し)は種が小さく、網干メロン」(1年越し)は種が極小であるから、発芽率が悪かったのであろう。種取りするか、購入するしかない。)
(注2:4株栽培の場合、予備を1株作っておく必要がある。定植後にネキリムシの被害を考慮のこと。)
(5月26日追記)
 「みずほニューメロン」「タイガーメロン」は3、4日前から芽吹きだし、今日は全部のポットがきれいに芽吹いている。しかし、「奈良一号まくわ瓜」「網干メロン」はまだ芽吹かす。昨年と同じ傾向だ。
(5月31日追記)
 2、3日前に「奈良一号まくわ瓜」「網干メロン」も芽吹きだしたが、まだ芽吹いていないポットに追加種蒔き。
(6月2日追記)
 ウリハムシ対策のため、昨年作った防虫籠(網戸の金網を張ったお手製:下記写真のもの)を被せた。
DSCN0296.JPG

 ところで、今日気がついたのだが、直ぐ近くに植わっているシャクヤクの葉が白っぽくなってきている。これは、うどんこ病かもしれない。となると、メロンの苗にも伝染するおそれがある。苗トレーを気持ち離したが少々心配だ。
(6月4日追記)
 うどんこ病であれば、重曹の800倍散がどれだけか効果があるとのことがから、10階濃厚の80倍散を作り噴霧。でも葉が込み合っており、全部には液がかからなかったであろう。(2日後に再噴霧)
(6月13日追記)
 追加種蒔きの一部が発芽。
 5月18日種蒔きのものがなかなか大きくならない。メロンはこうしたものだろうが。 
(6月24日追記)
 うどんこ病が付かなかったから、やれやれである。
 なかなか大きくならないが、いつまでもポット苗で放置しておいては生長は望めず、本日定植。
(注:来年はもう1週間~10日早めてよかろう。)

<2014年の記録>
 昨年から新たにメロンを栽培してみることにした。
 栽培に当たっては、F1品種(種取りしても次世代が育たない)ではない、旧来の固定品種のものを選ぶことにした。それは「野口のタネ」で仕入れられる。
 昨年、ネットで3品種(「奈良一号まくわ瓜」「みずほニューメロン」「タイガーメロン」)を注文し、2品種(列記した前2つ)を栽培したが、その残り種が十分あり、今年はそれを使い、また、いただいた「網干メロン」(マクワ瓜の1種=種が小さく種も食べて良い)も使うことにする。
 昨年栽培した2品種は移植に弱いとのことで直播きし、今年もそうしようと考えていたが、発芽しばらくの間までの連日の水やりが大変だから、管理が容易なポット苗で育苗することに急きょ切り替えた。
 
 メロンの種蒔きは昨年は5月9日であり、今年もそうしようかと考えていたが、いかにも生長が遅いので、管理を楽しようと、今年は5月19日に種蒔きした。
 予定する株数は最終的には20であり、4品種5株ずつである。よって、中のポットを各6個用意し、各ポットに3粒ずつ埋め込んだ。なお、培養土は「土太郎」を使った。
 ポット苗用トレイに4×6できっちり納まり、都合がいい。
<反省>(後日追記:昨年は露地栽培で、5月27日に追加種蒔きし、十分追いついてくれたから、来年の種蒔きは5月末で良かろう。)

(5月22日追記)
 水やりは1日2回必要であろうが、やり忘れることもあり、芽吹きが見られるまでダンボールで覆うことにした。(写真の左側、中央はオクラ、後方はゴーヤ、右上はニラ)
DSCN0279.JPG

(5月27日追記)
 25日に一部芽吹きし、ダンボールを外した。「奈良」「網干」はまだ芽吹かず。
(6月1日追記)
 その後順次芽吹いてきた。1本がウリハムシに齧られたので、防虫ネット(網戸の切れ端)を掛ける。
(6月中頃)
 芽吹いた本数は大半が3本で、一部2本、1本はまれ。3本のものは1本選り2本にした。
(6月25日追記)
 3、4日前にうどんこ病発生。近くにあるキュウリ第1弾から病気を拾ってしまった。直ぐに定植すれば、被害が大きくならなかっただろうが、発見から3、4日後であったから、大きく広がってしまった。
 これ以降の栽培記録は、「メロン苗の定植」のページで記す。
<反省>(後日追記:苗の養生場所を考えねばいかん。そして、早めに定植することだ。また、2年連続してウリハムシの被害に遭っているから、定植後は防虫トンネルを張るべし。)

 その後の記事は、「メロン苗の定植&その後の栽培」に。

<2013年の記録>
 初めて取り組むメロン栽培。種袋の説明書きを読むと、“他のメロンと交雑しやすい”とある。種取りも考えると、どれか1品種に絞らねばならないが、1つに絞ると毎日同じメロンを食べねばならぬ。そこで、交雑を覚悟で2品種半々に栽培することにした。種はまた買えばいい。
 さて、種蒔きだが、注文した品種は直播きが適しているようで、もう蒔いてよい時期だが、畑が乾ききっており、当分雨の予報はない。発芽するまで毎日水やりせよと注意書きにもあり、一雨来るのを待つしかない。
(5月9日追記)
 本日、メロンの種蒔きを決行。畝の北半分に「奈良一号まくわ瓜」5株、南半分に「みずほニューメロン」5株とした。
 株間は種袋のマニュアルに従って1m。少し窪みを作り、何度も散水し、土を湿らせ、2粒(マニュアルでは3、4粒)ずつ種を軽く埋め込む。そして、また散水し、浮き上がった種を埋め込んだ。
 芽吹くまで毎日散水とあるから、夕刻前そして明日も2回散水することにする。明後日は雨に期待。
(5月15日追記)
 11日の雨以外は毎日1、2回水やり。今朝、「みずほニューメロン」5株に1本ずつ芽吹きを確認。
(5月19日追記)
 依然として、1日2回の水やりをせねばならない。2、3日前に「奈良一号まくわ瓜」が次々と芽吹き、「みずほニューメロン」1株が消滅。
(5月27日追記)
 5月19日に雨があったが、引き続き毎日水やりをしている。でも、遅々として成長せず。まだ小さな苗の状態である。
 明日から雨模様ということであるから、消滅した1株「みずほニューメロン」に3粒種を蒔き、たっぷり散水しておいた。
 (5月27日撮影:背丈2センチ)
DSCN0143.JPG

(6月3日追記)
 5月27日に蒔き直しした種が1本発芽しているのを発見。他の株も明らかに生長しだした。ニンジンのついでに全部に水やり。
(6月5日追記)
 蒔き直し株のついでに昨日も今日も全部に水やり。
 ところで、数日前からウリハムシに少々葉を齧られていたが、今日は何匹か取り付いていた。殺せたのは1匹だけ。なんとかこれ以上被害が増えなければよいが。
(6月10日追記)
 ウリハムシの被害は依然続いている。今日1匹殺す。
 本日、畝の東面にたっぷり施肥(種粕、牛糞、有機ペレットを3握りずつ)し、土寄せ。
(6月16日追記)
 ここのところの猛暑で、グーンと成長した。ウリハムシはまだきているが被害は軽微で終わっている。そこで、今日、1株に2本となっている所は小さい方を引き抜き、1本とし、畝の両面を軽く削り上げした。
DSCN0163.JPG
 
(6月18日追記)
 畝の西面にたっぷり施肥(種粕、牛糞、有機ペレットを3握りずつ)し、土寄せ。 
(6月23日追記)
 株回りに藁を敷く。イチゴの敷き藁を再利用。順調に生育中でウリハムシの被害も軽微となった。後蒔き1株も成長が著しい。
(6月30日追記)
 予定していた広さ(両側90センチ程度)に藁を敷く。予備の藁がほとんどなくなってしまったが、これでよしとしよう。
 なお、全体に成長が著しい。これは、朝晩の冷え込みがないからだろう。
(7月17日追記)
 どちらのメロンも幾つも実を付け、だんだん大きくなってきている。
 「まくわ瓜」は、大きいものが12~13センチほどだが、少し色付きだした。 

メロンの種取り [メロン]

(2023年からは別ページ→メロンの手抜き栽培

 メロンの種取りほど簡単なものはない。収穫忘れで完熟を過ぎたもの1個から十分過ぎるほどの種が採れる。日陰干しした種同士がくっつくこともなく、容易に紙袋に収納もできる。
 固定種の種であれば、繰り返し種取りすることにとって、環境に適合してくれるようにならないかと祈っている。というのは、栽培土壌が湿り気が多く、根腐れして完熟前に枯れてしまうことが多いからだ。近年の栽培品種は「みずほニューメロン」(2020年まで)と「網干メロン」で、ともに甘味は強いが、後者は前者より小玉だが根腐れしにくく、自家採取の種で栽培している。

<2022年>
 種取りを行わず。来年は去年の種を使用。

<2021年>
<網干メロン>
(8月14日)
 自宅前で栽培の「網干メロン」は今年は生りが遅れ、数日前に熟しすぎたメロンを1個、種取り用にし、それが醗酵してきたので、果肉とともに種を手でそぎ落とし、ステンレス網籠に入れ、日陰干し。
(8月19日)
 2日前に収穫したメロンのうち収穫遅れのもの2個残しておき、今日、種取り出し。
(9月7日)
 紙袋に収納し、他の種とともにチャック付きポリ袋に入れ、冷蔵庫保管。 

<2020年>
<みずほニューメロン>
(7月26日)
 須賀前で栽培の「みずほニューメロン」は固定種で種取りできる。梅雨の長雨で枯れだしたが、色付いて良さそうなものを数個収穫し、味見しながら枯れ色みか完熟かを確かめ、完熟物2個から種を取り出し、皿にラップして暫し発酵させることに。
(7月29日)
 まだ発酵しかけだが、種を水洗いしてステンレス網籠に入れ、日陰干し。
(8月1日)
 少々くっ付いており、手でほぐし、別の網籠に移す。
(8月10日)
 紙袋に入れ、収納。
<網干メロン>
(7月29日)
 自宅前で栽培の「網干メロン」で、遅れていたが今日初収穫し、完熟を過ぎたもの数個のうち良品2個から種を取り出す。暫らく発酵させるため、皿にラップをかけ日陰に置く。
(8月2日)
 発酵が始まっている。きれいに水洗いし、ステンレス網籠に入れ、日陰干し。
(8月10日)
 紙袋に入れ、収納。

<2019年>
<みずほニューメロン>
(7月31日)
 須賀前で栽培の「みずほニューメロン」は固定種で種取りできる。ただし、今年は完熟したものを数個収穫した後、ほとんどが枯れてしまった。
 枯れなかった10株も順次枯れていく。型のいい完熟物がまだ収穫できない。
 種は3年は保存が利くから、今年は種取りをあきらめた。
<網干メロン>
(7月29日)
 自宅前で栽培の「網干メロン」で、完熟を過ぎたものを食べてみたら美味しかった。そこで、この種を水洗いして、金属製の網籠に入れ、日陰干し。これで、来年用が十分足りる。
(8月4日)
 今日収穫したメロンで完熟を過ぎたもの1個から同様に種取り。
(8月15日)
 陰干したものを紙袋に入れ、冷蔵庫保管。

<2018年>
<みずほニューメロン>
(7月24日)
 須賀前で栽培の「みずほニューメロン」は固定種で種取りできる。20日に初収穫したメロンが完熟を過ぎて腐りかけており、種取りするのにちょうどいい。昨日2個食べ、その種を今朝、水洗いし、浮いた種は捨て、ステンレス金網ザルに入れて陰干し。これで十分すぎる量の種が採れたが、メロンが小さかったので、今後に食べる大きなメロンからも種取りしよう。
(7月25日)
 種同士がくっつき、ステンレス金網ザルにもベッタリくっついている。そこで、もう一度よく水洗いし、折込チラシ3枚の上に、種をバラバラな状態にしておいた。乾いたらかきとればよかろう。昨年はどうやったんだろう? 
(7月31日)
 折込チラシに若干くっついた状態だが、引っかいたり叩いたりして簡単に落とすことができた。紙袋に収納。
(8月3日)
 前回の「みずほニューメロン」の種取りはメロンが小さかったから、2日前に大きくて完熟した1個から種を取り出し、タッパウエアに入れておいた。今朝、発酵したものを水洗いして、折込チラシに乗せ、陰干し。→8月11日に前回と同じ紙袋に収納。たっぷり種がある。
(8月22日)冷蔵庫に保管
<網干メロン>
(8月15日)
 自宅前で栽培の「網干メロン」で美味しかったものから種を取出し、タッパウエアに入れておいた。
(8月18日)
 発酵したものを水洗いして、折込チラシに乗せ、陰干し。→8月22日に紙袋に収納。たっぷり種がある。
(8月22日)冷蔵庫に保管

<2017年>
(7月24日)
 今年のメロン栽培は3種類だが、固定種の「網干メロン」が完熟しだし、今日、初収穫したのだが、完熟しすぎの2個を食べてみて、とても甘かったから、その種を取り出し、ざっと水洗いして陰干しし、来年用の種とすることにした。
 「網干メロン」は毎年そのようにしているのだが、今年は隣の畝に「みずほニューメロン」を栽培したから、交配しているかもしれない。でも、もし交配したとしても「網干メロン」は小さくて物足りないから、かえって交配してくれたほうがいいかもしれぬ。
 一方の「みずほニューメロン」も固定種で種取りできるが、交配して小さなものになっては面白くないから、こちらは購入した種(今年の残りが来年使える)で行くことにしよう。
 もう1畝の「タイガーメロン」は少々離れた場所での栽培であるから、後日、種を自家採取しようと思っている。→味がイマイチだから来年の栽培は止め。
(8月30日)
 遅ればせながら、日陰干ししていた「網干メロン」の種を今日、紙封筒に入れ、封をし、後日冷蔵庫で保管。

<2016年>
(9月9日)
 メロンの種取りほど簡単なものはない。良品で味が良かったものの種を捨てないで、ざっと水洗いし、陰干ししておくだけでいい。
 毎年こうして種取りしているメロンは、固定種の「網干メロン」である。とても小振りのメロンだから少々物足りないが、丈夫だから栽培しやすい。
 今年もお盆に種取りし、9月9日に夏野菜の種2種と一緒に冷蔵庫に仕舞い込んだところである。なお、冷蔵庫保管は今年から行うことにしたのだが、そうしなくても「網干メロン」は3年後であっても芽吹くから丈夫なものだ。
 それ以外に種蒔きしたり苗を買ったりして何種類か今年はメロン栽培したのだが、いずれも早々に根腐れを起こして良品が採れなかったので、来年は種を購入せねばならない。
 さて、その種だが「固定種」を買わねばいけない。固定種であれば種を自家採取し、毎年同一品質のメロンが採れる。
 一般の種は「F1」であり、種を自家採取しても次世代は、ろくなものが生らない。種袋に「交配」と書いてあるものがそうだ。
 よって、来年は種の在庫が無くなったので、「野口のタネ」で固定種の「みずほニューメロン」と「タイガーメロン」(ともにここ2、3年栽培しているもの)を買うことにしている。
 そして、根腐れせず、良品が採れたメロンの種を翌年の種蒔きに使うこととし、これを繰り返せば根腐れしにくいメロン種になってくれないかと期待している。
 というのは、植物は環境を記憶する能力を持っており、うちのような粘土質の多い土壌、だから根腐れしやすいのだが、こんな条件の悪い土地であっても適応してくれるようになる可能性を秘めていると思われるのである。
 

須賀前の畑でのメロン有機肥料栽培(苗の定植以降) [メロン]

 メロンの種蒔き&育苗管理は別ページで書き、このページは須賀前の畑での苗の植え付けからを記録する。
 なお、2018年以降の作付け品種は全部「みずほニューメロン」である。
<みずほニューメロンの収穫適期>
 孫つる結果の実に糖分多く、370gになれば、つるが枯れても12度ある。完熟して皮がひび割れる寸前のものがおいしい。(ハウスメロンに比べ追熟がきかないので、畑で熟してから収穫すること)
 須賀前の畑でのメロン栽培4畝中、3畝はサツマイモとの混植である。真ん中にメロン、その両側にサツマイモ、計3列栽培の広幅畝で行っている。もう1畝は冬野菜との二毛作である。
 大半の野菜同様にメロン栽培も2018年から自然農法「たんじゅん農」を導入することとした。無肥料、無農薬栽培である。前作の冬野菜から、そうしている。そして、無茶かもしれないが連作を嫌うメロンを連作することとした。「たんじゅん農」が成功すれば、連作も可能だからである。
 2018年からの無肥料栽培については「須賀前の畑でのメロン無肥料栽培(苗の定植以降)」で記事にし、このページは2017年までの有機肥料栽培についての記事を残す。

<2017年>
 メロン栽培5年目の今年、何とか成功させたい。過去4年ともとても合格点に至っていない。
(5月28日)
 今年もメロンとサツマイモとを混植することにし、須賀前の畑で、3畝とも中央にメロンの列、両サイドにサツマイモの列とし、2m超の広幅にした。施肥は、3畝とも苦土石灰、安納芋の畝は草木灰も少々振ってある。
 さて、今日、トマトの畝を立てて定植したのだが、トマト2畝の畝間が2mほど空いたので、混植1畝(金時定植済み)はサツマイモだけとし、あいたスペースにメロン1畝を新たに畝立てし、あと2畝は当初予定どおり安納芋(未定植)との混植とした。
 メロンだけの畝は、畝作りに当たって肥料(苦土石灰、混合(種粕、鶏糞、有機肥料粒))を気持ち控えめに敷き込んでおいた。
 3品種(タイガーメロン、みずほニューメロン、網干メロン)とも10ポットできており、株間1m弱で全部を植え付け。
 定植穴を大きく空け、牛糞を適当量入れ、たっぷり水を差して定植。そのあと、周りに手で軽く溝を立て、混合肥料(種粕、鶏糞、有機肥料粒))を適当量撒き、手で土を寄せて埋め込む。この作業を3畝ともやってしまい、メロンだけの畝は肥料過剰となってしまった。
 ウリハムシに葉を齧られる恐れがあるので、3畝とも防虫ネットを張る。ネットの長さが10mなので、いつものとこだが各畝とも1株はネット外となった。
 なお、敷藁を先に済ませておいたが、少々不足気味であった。
 ところで、苗に名札を立てておかなかったので、どの畝にどの品種を植えたのか、実が生らないことには分からない。
(6月18日)
 少々遅れたが、ネット外し。草引き。
(6月20日)
 枝が何本も出ているから、剪定し1本(まれに2本)落とし。
(7月2日:敷藁した2畝)
 実が少しずつ大きくなっており、土が付かないよう、敷藁を寄せたり、ツルの上の乗せたりしておいた。
 サツマイモ(安納芋)が出遅れたので、メロンの葉に覆い隠されたものが多いが、メロンの葉は8月には枯れるだろうから、そのままにしておいた。
 付いた実の大きさから、東が網干メロン、西がみずほニューメロンと判明。
(7月3日:敷藁なし1畝)
 ダンボールを切ったものを2、3重にし、座布団として敷く。株によってはピンポン玉大になっている。この畝は、タイガーメロンと判明。
(7月8日)
 座布団チェック。遅れている安納芋に日が当たるよう、メロンのツルを退ける。

[収穫記録] ここからは品種ごとに記録を残す。
<タイガーメロン>評価:(量)★★★☆☆、(味)★☆☆☆☆
(7月16日)
 少し黄色を帯びてきたものを1個収穫し食べてみたが少々早かった。
(7月24日)
 黄色を帯びてきたものを数個収穫。一番色の薄いものを食べてみたが合格。
(7月27日)
 枯れ色みを1個収穫し食べてみたが、あまり美味しくない。少々黄色くなったものが幾つかあるが、もう少し先にしよう。3品種のなかで一番晩生だ。
(7月28日)
 わりと黄色くなったもの数個収穫。一番色が薄い物を食べてみたら、やはり少々早かった。
(7月30日)
 まだ半分残っている。わりと黄色くなったものが数個あるが、まだ早いかもしれぬから収穫見合わせ。
(7月31日)
 十分熟していよう大きな実を収穫して食べてみたが、全然甘くなかった。
(8月2日)
 十分熟していよう小さい実を収穫し食べてみたらけっこう甘かった。同じような熟し方の大きな実を1個収穫。
(8月5日)
 良品3個、半分枯れ色み3個収穫。最も悪そうなものを1個食べてみたら、少々甘味が少ないが食べられた。
 良品3個ともちょっと持ち上げたら、ヘタがポロッと取れた。これが完熟のシグナルなのだろうか。後で調べてみたら、そのようであった。
(8月10日)
 ヘタからポロッと取れたもの1個。ヘタが枯れかけているもの2個収穫。まだ10個程度残っている。
(8月13日)
 ヘタがポロッと取れる状態になかなかならず、痺れを切らして良さそうなものを2個収穫。
(8月21日)
 今日、良さそうなのを3個収穫して終了。
 完熟と思われるものでも、あまり甘くない。作付けは今年限りとするか。

<みずほニューメロン>評価:(量)★★★☆☆、(味)★★★★★
(7月19日)
 一部で白くなりだした。1個試しに収穫。少々早いがまずまずの味。
(7月21日)
 昨日2株が枯れた。今日、白く(部分的に黄色く)なりだしていたものを数個収穫したが、皆、枯れ色みであろう。←味はまずまず合格。
(7月24日)
 今日、良品を数個収穫。
(7月27日)
 枯れ色みらしきものを1個試食したが合格。
 良品を10個以上収穫し、これはお客様に進呈しよう。
(7月28日)
 枯れ色みを1個試食したが、うまくなかった。数個収穫し、残りわずか。
(7月30日)
 3個収穫し、これにてほぼ終了。
(8月2日)
 枯れ色みっぽいものを1個収穫。
(8月10日)
 程よく熟していそうな2個を収穫し、収穫終了。少々早かったのか、あまり甘くなかった。

<網干メロン>評価:(量)★★★☆☆、(味)★★☆☆☆
(7月19日)
 熟しすぎて腐ったものあり。白くなりだした1個試しに収穫。甘い。
(7月24日)
 少々色が緑色っぽくても完熟だ。10個ほど初収穫し、うち熟しすぎた2個から種取りする。
(7月27日)
 熟しすぎたもの多し。10数個ほど収穫。1個食べてみたが、甘味はみずほニューメロンに比べ少ない感がする。
 3品種のなかで一番早生だが、みずほニューメロンと大した差はない。
(7月28日)
 強も10数個収穫し、残りわずか。
(7月30日)
 2個収穫し、残り10個弱。
(8月2日)
 熟していそうなものを3個収穫。
(8月4日)
 熟していそうなものを2個収穫。
(8月10日)
 熟していそうなものを数個収穫。残り7、8個で終了。
(8月13日)
 1個収穫するも、他はまだまだ完熟までいかない。
(8月21日)
 今日数個収穫し、残りは3個ほど。

<2016年>
 メロン栽培4年目の今年、何とか成功させたい。過去3年とも合格点に至っていない。
 今年もメロンとサツマイモとを混植することにしており、肥料を多く必要とするメロンと肥沃な畑では肥料を与えてはならないサツマイモであるからして、施肥方法に注意せねばならない。
 そこで、広幅の畝の峰に溝を掘り、そこに肥料を敷き込むことにした。これは5月に実施済みである。「メロン&サツマイモの混植」の記事で書いた。
(6月9日) 
 本日と近日の2回で定植することにしたが、定植穴に牛糞を2つかみ入れる予定にしていたが今日の2畝は忘れてしまった。須賀前の「タイガーメロン」だけ化成の液肥を翌日撒くことにした。
 須賀前の西の畝に「タイガーメロン」を概ね70cm間隔で植えた。1ポットに2本芽吹いたものは2つに分けて定植。13本全部がちょうど植わった。
 まだまだ小さな苗に付き、ウリハムシに集られたらひとたまりもない。防虫ネットを張ることにした。これで万全だ。ただし、ネキリムシなどに株元を齧られたらお仕舞いだが、そうならないことを祈ろう。
 育苗したうち「みずほニューメロン」はか弱いものが5株育っているが、「奈良一号まくわ瓜」は全く発芽しなかった。いずれも3年前の種につき限界であったようだ。
(6月10日)
 須賀前にもう1畝作付けでき、ここは「みずほニューメロン」5株と昨日購入した苗(「ニューメロン」4株と「プリンスメロン」6株)を定植した。南からこの順で植え計15株植わった。最後に防虫ネットを張ることにした。
 即効性の化成を株周りに撒く。
 全3畝とも万度酵素を噴霧。
(6月27日)
 品種によっては随分と生長したものもある。ウリハムシは今、湧いていないから、3畝とも防虫ネットを外すことにした。
 ネットを外したら、まず、ていねいに草引きをし、藁を敷く。3畝ともサツマイモとの混植につき、随分と成長したサツマイモのツルは外側へ伸びるよう誘引した。
 購入した苗(「ニューメロン」4株と「プリンスメロン」6株)は生長がよく、ツルを3、4本に摘心したが、間違えて1本だけにしてしまったものあり。なお、ついでに孫ツルも全部摘心した。←これは失敗。後でマニュアルを見たら、「孫ヅルが着果枝となり、実が付いたら摘心する。」となっていた。遅れてどこかで孫ツルが出てくれるだろう。 
 その他の品種は、まだ小さくツルを摘心するまで大きくなっていない。間違えるといかんから、放任した方が良さそうだ。
(7月11日)
 メロンよりサツマイモの生長が著しい。そこで、メロン側に伸びたツルをサツマイモ側に曲げ、メロンに光がよく当たるようにした。
 メロンのツルも一部で込み合ってきた。ツルを選ったり、長いツルは摘心しておいた。
 全体に所々で小さな実が付いている。
(7月28日)
 密植したこととサツマイモの生長が著しく、3畝とも葉が重なり合い、実には日が当たらない状態。そこで、メロン側に伸びたツルをサツマイモ側に曲げ、メロンに光がよく当たるようにした。
 実がだいぶ大きくなってきたものがあるが、全体に実の付きようが少ない。
(7月30日)
 まだ早そうだが、試しに「プリンスメロン」を1個収穫するも、まだまだ早すぎて食えたものじゃない。
 「ニューメロン」が2、3本枯れた。
(8月4日)
 敷藁が薄くて、メロンに腐りがきているものがけっこうある。藁を寄せたり、ツルの上に置いたりした。全体に、生っているメロンの実の数が少ない。

 ここからは品種ごとに記録を残す。
<タイガーメロン>
(8月7日)
 生りようが極めて少ない。色付き始めた良品があり、1個収穫。→少々早かった。
 少し腐りがきた色付いた小物を食べたら、まあまあの味。
(8月11日)
 ほとんどが枯れた。良品を2個収穫。2個ともまあまあ。
(8月14日)
 4個最終収穫。2個はまあまあ、2個は味なし。
(総括)
 8個収穫、5個まあまあ。評価★☆☆☆☆ 
<プリンスメロン>
(8月7日)
 半分は枯れただろうか。枯れ色みを幾つか収穫。まあまあ2個、何とか食べられる1個、味なし2個。
(8月9日)
 ほとんどが枯れた。枯れ色みを3個収穫。1個は何とか食べられる。1個は味なし。1個は腐る。
(8月11日)
 良品を1個収穫。枯れ色みを3個収穫。これで終わり。1個味なし。2個は食べずに捨てる。
(総括)
 12個収穫するも、まあまあ2個。評価☆☆☆☆☆
<ニューメロン>
(8月4日)
 早々に枯れて全滅。評価☆☆☆☆☆
<みずほニューメロン>
(8月7日)
 色付き始めた良品があり、1個収穫(まあまあの味)。少し腐りがきた色付いた小物を食べたら、まあまあの味。
(8月11日)
 少し腐りがきた色付いた3個を最終収穫。2個はまあまあの味。1個は何とか食べられる。
(総括)
 5個収穫。4個まあまあ。評価★☆☆☆☆ 

<2015年の反省(2015年9月17日)>
・5月18日の種蒔きは遅すぎる。収穫がお盆過ぎになってしまった。2013年は5月9日の種蒔き(直播き)で成功した。直播は水やり管理が大変だから、ポット苗づくりしかないが、早めの定植とするのが良かろう。
・枯れるものが多いから、株間を1m強とはせず、60cm間隔にしよう。(また従兄弟からのアドバイス)
・摘心は、労多くして利少なし。また従兄弟もやらない(ただし密集した箇所のみ摘心)という。
・4品種の生り方は次のとおり。
 「タイガーメロン」 枯れ少なし。まずまずの大きさになる。味はまあまあ。
 「みずほニューメロン」 枯れ多し。タイガーより少し小さい。味よし。
 「奈良一号まくわ瓜」 枯れ多し。肥料不足のせいか大きくならず。味はよくない。
 「網干メロン」 枯れ少ない。小振りで物足りない。味はまあまあ。
 以上を踏まえて、タイガー1畝、他の3品種で1畝の栽培が良かろう。

<2015年>
 メロン栽培3年目の今年。過去2年の経験を元に改良し、今年こそは成功させたい。
 栽培品種は昨年と同様に「タイガーメロン」「みずほニューメロン」「奈良一号まくわ瓜」「網干メロン」の4品種であり、5月18日に各4ポットに種蒔きし、本日(6月24日)定植することにした。「奈良一号まくわ瓜」「網干メロン」は1、2ポット発芽せず、月日に追加種蒔きしたが、「網干メロン」はそれでも1ポット芽吹かず、本日数粒を直播き。
 今年もメロンとサツマイモとを混植することにしており、肥料を多く必要とするメロンと肥沃な畑では肥料を与えてはならないサツマイモであるからして、施肥方法に注意せねばならない。
 そこで、1m強の間隔でメロン定植位置を決め、そこに肥料を敷き込んだのだが、これは6月20日に実施済みである。「メロン&サツマイモの混植」の記事で書いたが、再掲する。
 定植位置50cm角ほどをビッチュウで窪みを作る。
 苦土石灰、畑のカルシウム、有機肥料粒、鶏糞、種粕をばら撒き、テンワ(手鍬)でまぶしてから元の状態に戻し、さらにテンワで広幅の畝全体をよりカマボコ型にし、少しでも水はけがよくなるようにした。
 本日(6月24日)の定植に当たっては、さらに定植穴に牛糞を2つかみ入れて土とまぶしてから植えた。これで施肥は今後はしないことにする。
 西の畝には北に「タイガーメロン」南に「みずほニューメロン」ポット苗各4株を、東の畝には南に「奈良一号まくわ瓜」北に「網干メロン」のポット苗各4株を植え付け。なお、「網干メロン」は1ポッがト芽吹かず、本日数粒を直播き。
 なお、2本立ちのものは植え付け時に1本に選ってしまった。まだ苗が小さく、ネキリムシに株元を齧られたらお仕舞いだが、そうならないことを祈ろう。
 さて、過去2年ともウリハムシの被害が何がしかあったので、今年は防虫ネット(寒冷紗)を張ることにした。長さ10mのネットにつき、ちょうどピッタリ張ることができた。サツマイモは全部が防虫ネットの外側に位置するよう配置してある。
DSCN0416.JPG

(6月28日)
 万度酵素を噴霧。
(7月5日)
 メロン苗はなかなか大きくならないものだが、どれだけかは大きくなったし、ネキリムシの被害もない。
 なお、網干メロンの直播きはいまだ発芽せず。
(7月12日)
 網干メロンの直播きは失敗に終ったようである。1株空きが出たが、「タイガーメロン」「みずほニューメロン」に予備苗がある(ただし、うんと小さい)から、それを移植することにしよう。
 ここ1週間でけっこう成長し、一安心。ネキリムシの被害は今後はなかろう。
 なお、予備苗はネットの外にあるが、ウリハムシなどの被害はほとんどない。
(7月19日)
 随分と大きくなったので、防虫ネットを外す。なお、ネット外の予備苗にウリハムシが2匹集っていた。
 簡単に大きな草を引き、網干メロンの直播き不発芽の跡に「みずほニューメロン」の予備苗(とても小さい)を植えておいた。
(7月20日)
 藁を敷く。藁の在庫がたっぷりあるから、8束(10把で1束)使った。これでメロンの尻が土に着くことはなかろう。
(7月22日)
 マニュアルに従って摘心。
 ・親ヅルは本葉5、6枚で摘心し、子ヅルの発生を促す。
  (もう10枚ぐらいになっている。6枚で摘心した。)
 ・子ヅルは左右に振り分け、計3本とする。
  (3、4本にした。)
 ・子ヅルは本葉10~12枚で摘心し、孫ヅルの発生を促す。
  (まだそこまで伸びていない。)
 ・孫ヅルが着果枝となり、実が付いたら摘心する。
  (ほんの1部について実施。)
 ・大果品種は1株に5、6個を、小果品種は7、8個を生らせる。
(7月26日)
  ・子ヅルは本葉10~12枚で摘心し、孫ヅルの発生を促すとなっているから、本日実施。まだ本葉7、8枚のものもあったが摘心する。
 孫ヅルの摘心はほとんどできず。
(7月29日)
 孫ヅルの摘心を少々行う。
(8月3日)
 ゴルフボールほどのものが幾つか出来てきた。孫ヅルの摘心を行う。
(8月6日)
 全体を丹念に見て、最終摘心を行う。
 サツマイモのツルが入り込み、やりにくい。
(8月11日)
 タイガー・メロンが1本枯れる。(14日、また1本枯れる。)
(8月13日)
 「みずほニューメロン」を2個初収穫。まだ硬くて甘味少なく、少々早すぎた収穫であった。
(8月15日)
 「みずほニューメロン」が2本枯れる。(16日、また1本枯れる。)
 その枯れ色みが数個。2個収穫し食べたら、まあまあの味。
 真っ黄色になった「奈良一号まくわ瓜」を1個収穫したが、収穫遅れで中が腐りかけており、味も悪かった。
(8月17日)
 「みずほニューメロン」の枯れ色み6個を収穫。(1個は甘味が全くなかったが、5個は思いのほか美味しかった。)
 少し黄色を帯びてきた「タイガーメロン」1個(美味かった。)、まあまあ黄色になった「奈良一号まくわ瓜」2個(期待はずれの味)、色が薄くなった「網干メロン」3個(まあまあ美味かった。)を収穫。
(8月19日)
 「タイガーメロン」2個(美味かった。)収穫。
(8月21日)
 「タイガーメロン」2個、「奈良一号まくわ瓜」3個、「網干メロン」2個収穫。
 なお、上記の他に収穫時に「タイガーメロン」と「網干メロン」の各1個は敷き藁が不十分で下部に腐りが来ていたが、上部の半分は食べられた。
 各株10個がなるように摘心したのだが、各株4~6個ほどが大きくなっただけで、他はほとんど大きくならず、過半が収穫ずみの状態になってしまった。
 昨年、一昨年に比べて「奈良一号まくわ瓜」はかなり小さい。
(9月上旬)
 最後まで残ったのは、「みずほニューメロン」の2個。小さな状態で熟し、腐ってしまった。

<2014年の記録>
(6月25日)
 昨年、新たにメロン栽培に挑戦した。
 栽培に当たっては、F1品種(種取りしても次世代が育たない)ではない、旧来の固定品種のものを選ぶことにした。それは「野口のタネ」で仕入れられる。
 昨年、ネットで3品種(「奈良一号まくわ瓜」「みずほニューメロン」「タイガーメロン」)を注文し、2品種(列記した前2つ)を栽培したが、その残り種が十分あり、今年はそれを使い、また、いただいた「網干メロン」(マクワ瓜の1種=種が小さく種も食べて良い)も使うことにする。
 昨年栽培した2品種は移植に弱いとのことで直播きし、今年もそうしようと考えていたが、発芽後ある程度の大きさになるまでの連日の水やりが大変だから、管理が容易なポット苗で育苗することに急きょ切り替えた。
 メロンの種蒔きは昨年は5月9日であり、今年もそうしようかと考えていたが、いかにも生長が遅いので、管理を楽しようと、今年は5月19日に種蒔きした。
 予定する株数は最終的には20であり、4品種5株ずつである。よって、ビニールポット(中)を各6個用意し、各ポットに3粒ずつ埋め込んだ。なお、培養土は「土太郎」を使った。ポット苗用トレイに4×6できっちり納まり、都合がいい。
 その後なかなか大きくならなかったが、6月になって順調に苗が生育しだし、3本とも生育したものは2本にした。

 少々遅れたが6月22日に、植え付け場所に肥料を敷き込むことにした。
 今年はメロンとサツマイモとを混植することにしており、肥料を多く必要とするメロンと肥沃な畑では肥料を与えてはならないサツマイモであるからして、施肥方法に注意せねばならない。
 そこで、1m間隔でメロン定植位置を決め、概ね30センチ角の大きさの窪みを作るためビッチュウで土を跳ね除け、そこに肥料を敷きこむ。先ず、苦土石灰を全体に振り、窪みに牛糞、有機肥料粒、鶏糞を適当にばら撒く。なお、土が痩せているであろう西の畝には種粕も入れた。
 最後に、土を埋め戻し、定植位置を小高くしておいた。

 土づくりをして日が浅いが、本日(6月25日)定植することにした。
 まず、小高くなっている定植位置にテボで穴を掘り、ジョウロでたっぷりと水を差す。苗用培養土を十分に入れて苗の根が張りやすいようにしておく。ポットから苗をそっと取り出し、根が傷まないように気を付けて、やさしく土を寄せる。ジョウロで散水し、終了。
 各株とも2本立てになっているが、活根したら1本に選る予定である。
 なお、西の畝は、南5株に「奈良一号まくわ瓜」、北5株に「網干メロン」を植え、東のほうの畝には、南5株に「タイガーメロン」)、北5株に「みずほニューメロン」を植え付けた。

 ところで、苗の方だが、困ったことが起きた。3、4日前に発見したのだが、苗全体に「うどんこ病」がきているではないか。これは、メロンを育苗していた場所の直ぐ近くにキュウリ第1弾を栽培中で、下のほうの葉は毎年のことだが「うどんこ病」になっており、それがうつってしまったのだ。
 これでは全滅してしまうかもしれない。何か適当な農薬を探して、定植後に噴霧するしかなかろう。
(同日追記)
 メロンと同様にキュウリ苗にもうどんこ病がきており、納屋で農薬を見てみたが適応する薬剤はなし。それ専用の農薬を買えばいいのだが、ネットで検索したら、「重曹800倍液にどれだけか効果あり」とある。重曹5gで4リットルにすれば良い。その10分の1も要らないが、残りは収穫中のキュウリに散布することにしよう。
 ところで、午後4時頃に畑のメロンを見てみたら、もうウリハムシの襲来に遭っている。昨年は6月上中旬に被害が大きかったが下旬からは被害は軽微となっているのに。場合によっては防虫ネットのトンネル仕立てにせねばならないが、少し様子見し、うどんこ病の対処を第一にしよう。
(6月26日)
 「重曹800倍液+万田酵素(1000倍散)」をていねいに噴霧しておいた。
 なお、ウリハムシが数匹来ていたが、ほとんど逃げないから簡単に潰すことができた。葉は幸いあまり食われていない。
(同日追記)
 明日の農作業に牛糞が必要で、在庫がなかったからJAに買いに行き、農薬の棚を見たら、うどんこ病にも良い「カダンセーフ(フマキラー)」が売っていた。早速それを買う。ヤシ油とデンプンが成分で、ネット検索したら、これの方が効き目がいいようだ。明日、噴霧しよう。
 重曹といい、ヤシ油・デンプンといい、農薬とは全く縁のない物が効くとは恐れ入る。
(6月27日)
 朝、「カダンセーフ(フマキラー)」を葉の両面にしっかり噴霧。
 ウリハムシを4匹発見し、3匹を潰す。
(6月28日)
 今朝は小雨が降っており、カダンセーフの効果が消えてしまう。昨日のうちに効いていればいいのだが。カビ菌は枯葉に多く残っているようだから、千切りとっておいた。
 一方、ウリハムシ対策は、去年キュウリで試みたのだが、それを思い出し、アルミホイルを敷くことにした。ウリハムシは反射光を嫌い、寄って来ないとのことで、昨年、どれだけかの効果があったからである。
 3日前にウリハムシの襲撃に遭っていたのだから、早速アルミホイルを敷けば良かったのに。物忘れが激しすぎる。
 なお、今朝、アルミホイルを敷く前の段階で、ウリハムシは1匹しか来ていなかったが、メロンのうち一番大きい葉は、ウリハムシが集ったのであろう、葉脈だけになっていた。
(6月29日)
 アルミホイルを敷いて丸一日経った今朝、見に行ったら、ウリハムシは1匹も見なかったが、少々葉が齧られたような気がする。でも、どれだけかの効果があるのではなかろうか。
 なお、うどんこ病がひどい葉は全部切り取った。
(下の写真は、アルミホイルを株周りに敷き、短い支柱に丸めたり、土で押さえたりして風で飛ばないようにしたもの。周りの枯れそうな状態で映っているのは、混植したサツマイモの苗)
DSCN0307.JPG

(7月1日)
 昨日(6月30日)の朝、ウリハムシが1匹おり、潰す。今朝(7月1日)はウリハムシは1匹も見なかった。アルミホイルを敷いて以降は被害がごく軽微で止まっているようである。
 そして、葉が元気になってきたような気がする。活根し、かつ、うどんこ病が止まったのかも。
(7月2日)
 今朝、ウリハムシがかたまって4匹おり、3匹を潰す。被害は軽微。
(7月3日)
 今朝はウリハムシを見ず。午後からの雨で、うどんこ病を消し去ってくれると有り難い。そして、ウリハムシもいなくなるといいのだが。
(7月4日)
 今朝はウリハムシ1匹発見し、潰す。
 活根し、うどんこ病が止まったようだから、2本立てになっている箇所を選り、1本立てに。
(7月8日)
 その後、有り難いことにウリハムシは来ず、うどんこ病も消え、少しずつ元気に生長している。
 大型台風が接近し、アルミホイルの押さえに使っていた短い支柱を白ナスやピーマンに使う必要があり、それを外して土だけでアルミホイルを押さえ直した。
 ついでに、細かい雑草をきれいに抜いておいた。
(7月13日)
 たいした台風ではなかったが、東の1畝はアルミホイルが半分は飛んでしまった。
 日増しに生長しているようで、そろそろ藁を敷かねばならない。
 そこで、今日、アルミホイルを片付けて藁を敷くことにした。
 ところで、今年初めてのことだがサツマイモとの混植だから、藁が敷きにくい。よって、部分的に藁を半分に切って、株元周りだけに藁を敷き、何とか格好を整えた。
 藁を敷くのはなぜか。実った実が地面に直接触れると色が綺麗に付かないし、虫に食われるからだろうが、雨で跳ねた泥が葉に付かないようにするのも理由の一つかもしれぬ。土壌細菌が病気を運ぶこともあるようだ。そのあたりのことは素人の単なる憶測ではあるが、今年はサツマイモとの混植につき、サツマイモの葉が藁代わりにもなってくれよう。
 よって、昨年は全面的に藁を敷いたが、今年は部分的に敷くに止めた。(写真は7月13日撮影。株元に藁を敷いたのがメロンで、周りはサツマイモ。なお、サツマイモは脇芽のツルが伸びたら、切り取って挿し木し、もう少し密植することにしている。

DSCN0316.JPG

(7月21日)
 グングン伸びている。ツルが何本も出ているので、丈夫なツル4本仕立てにした。
(7月26日)
 ツルの伸びが激しい。小さな実も付きだしてきた。ウリハムシがいっぱいたかっており、葉がどれだけか食われているが、成長に支障はなかろう。
 ところで、西の畝、南5株は「奈良一号まくわ瓜」のつもりでいたが、どうやら「タイガーメロン」のようである。
 敷き藁をケチったために、藁が敷いてない所にもウリが生りそうで、近日、追加で藁敷きせねばいかんだろうなあ。
 なお、サツマイモのツルは伸びが悪く(特に安納芋)、脇芽の伸びがまだまだなので、予定した混植がなかなか完成に至らない。
 (メロンと安納芋の混植。黒丸が当初に植えた安納芋、赤丸が脇芽を切って植えた安納芋。)
DSCN0324.JPG

(メロンと鳴門金時の混植。黒丸が当初に植えた鳴門金時、赤丸が脇芽を切って植えた鳴門金時。)
DSCN0329.JPG

(8月2日)
 依然としてウリハムシがいっぱい集っており、葉っぱを食い荒らしているが、生長にはまず支障なさそうだ。昨年はこんなには発生しなかったと思うが。
 メロン栽培はまだ2年目なのだから、栽培法のテキストはやはりしっかり見るべきであろう。子供の頃の記憶では、自家用に食べるメロンは放任栽培で、摘心・整枝はしていなかったと思う。でも、テキストに従ったほうが良かろうと、テキストをざっと見た記憶ではツルは3本仕立てとあったが、切るのが遅れ、何だか可哀想で、7月21日に4本仕立てにしたところである。
 ところで、昨日じっくりテキストを見てみたら、正しいやり方は次のように書かれていた。

 ・親ヅルは本葉5、6枚で摘心し、子ヅルの発生を促す。
  (これはしなかった。)
 ・子ヅルは左右に振り分け、計3本とする。
  (親ヅルを含めて4本にした。)
 ・子ヅルは本葉10~12枚で摘心し、孫ヅルの発生を促す。
  (まだやっていない。)
 ・孫ヅルが着果枝となり、実が付いたら摘心する。
  (まだやっていない。)
 ・大果品種は1株に5、6個を、小果品種は7、8個を生らせる。
  (まだ数えていない。)

 そこで、遅がけながら、本日、全ての芽をバッサバサと摘心した。子ヅルの本葉が10~12枚になっているかどうかは不明だが、長すぎると感じた程度の所で適当に切った。孫ヅルも随分と伸びている感がするが、サツマイモとの混植につき、実がどの当たりに付いているか良く分からず、芽を摘まむ程度にしたものが大半だ。
(8月3日)
 マニュアルに基づいて摘心することにした。
 「小果品種は7、8個を生らせる」と案外少なくする必要があるのだが、昨日はもっと多く生っている感がしたものの、だいぶ大きな実になっているものだけで、概ねその程度の数になっている。なお、子ツルに3個であったり、1個であったり、なしであったりするが1株に合計で7、8個を残すのを基本とした。
 ツルは随分と伸びており、本葉10~12枚の位置で切るとなると、半分ぐらいの長さとなる。こんなに切って大丈夫かと心配になる。もっと早い時期に摘心すべきであった。
 敷き藁が不十分であったので、残した実で土に直接当たっているものは、刻み藁をしっかり敷いておいた。
 次に、サツマイモとの混植につき、メロンの手入れが終わったあとで、サツマイモのツルをほど良い方向に変えておいた。
 最後に切り取ったツルを土や藁がむき出しになっている箇所に覆っておいた。
(8月14日)
 メロンの一部がどんどん大きくなり、色付き始めた。しかし、である。ツルが枯れ始めた。4品種の各5株ともに2株程度の枯れが生じている。詳しく調べると、もっとあるだろうが気が滅入るだけだ。
 ここのところの長雨が原因じゃなかろうか。もっとも最適の気象状態でもメロンは枯れやすいとは聞くが。
 なお、枯れ色みの3個(タイガー1、マクワ2)を持ち帰ったが、ちっとも甘くないだろうなあ。
(8月21日)
 枯れ色みを各種食べてみるも全く甘くなく、それぞれ一口食べただけで捨てる。
 メロンの株20株全部が枯れてしまい、今年は無収穫で終わってしまった。
 今年の真夏の長雨には往生しました。

<2013年の記録>
 5月9日にメロンの種蒔きを決行。畝の北半分に「奈良一号まくわ瓜」5株、南半分に「みずほニューメロン」5株とした。
 株間は種袋のマニュアルに従って1m。少し窪みを作り、何度も散水し、土を湿らせ、2粒(マニュアルでは3、4粒)ずつ種を軽く埋め込む。そして、また散水し、浮き上がった種を埋め込んだ。
 芽吹くまで毎日散水とあるから、夕刻前そして明日も2回散水することにする。明後日は雨に期待。
(5月15日)
 11日の雨以外は毎日1、2回水やり。今朝、「みずほニューメロン」5株に1本ずつ芽吹きを確認。
(5月19日)
 依然として、1日2回の水やりをせねばならない。2、3日前に「奈良一号まくわ瓜」が次々と芽吹き、「みずほニューメロン」1株が消滅。
(5月27日)
 5月19日に雨があったが、引き続き毎日水やりをしている。でも、遅々として成長せず。まだ小さな苗の状態である。
 明日から雨模様ということであるから、消滅した1株「みずほニューメロン」に3粒種を蒔き、たっぷり散水しておいた。
(5月27日撮影:背丈2センチ)
DSCN0143.JPG

(6月3日)
 5月27日に蒔き直しした種が1本発芽しているのを発見。他の株も明らかに生長しだした。ニンジンのついでに全部に水やり。
(6月5日)
 蒔き直し株のついでに昨日も今日も全部に水やり。
 ところで、数日前からウリハムシに少々葉を齧られていたが、今日は何匹か取り付いていた。殺せたのは1匹だけ。なんとかこれ以上被害が増えなければよいが。
(6月10日)
 ウリハムシの被害は依然続いている。今日1匹殺す。
 本日、畝の東面にたっぷり施肥(種粕、牛糞、有機ペレットを3握りずつ)し、土寄せ。
(6月16日)
 ここのところの猛暑で、グーンと成長した。ウリハムシはまだきているが被害は軽微で終わっている。そこで、今日、1株に2本となっている所は小さい方を引き抜き、1本とし、畝の両面を軽く削り上げした。
DSCN0163.JPG
 
(6月18日)
 畝の西面にたっぷり施肥(種粕、牛糞、有機ペレットを3握りずつ)し、土寄せ。 
(6月23日)
 株回りに藁を敷く。イチゴの敷き藁を再利用。順調に生育中でウリハムシの被害も軽微となった。後蒔き1株も成長が著しい。
(6月30日)
 予定していた広さ(両側90センチ程度)に藁を敷く。予備の藁がほとんどなくなってしまったが、これでよしとしよう。
 なお、全体に成長が著しい。これは、朝晩の冷え込みがないからだろう。
(7月17日)
 どちらのメロンも幾つも実を付け、だんだん大きくなってきている。
 「まくわ瓜」は、大きいものが12~13センチほどだが、少し色付きだした。 
(7月22日)
 「みずほニューメロン」の1株が枯れてしまった。でも、熟しているような実が1つあった。それと、「奈良一号まくわ瓜」が真っ黄色になっており、1個収穫。<しかし、夜食べてみたら、まだ早すぎた。>
 敷き藁の間から伸び出た雑草の草引きをする。
(7月27日)
 「みずほニューメロン」がまた1株枯れてしまった。残り3株が枯れないのを祈ろう。
 2種とも各2個収穫。なお、他に1個まくわ瓜が既に首元が腐り始めており、食べてみたら、グッド!であった。
(7月28日)
 今朝、まくわ瓜が1株枯れていた。
 午前中の農作業で、みずほとまくわ瓜、ともに枯れた株の良さそうなものを水代わりに食べたがけっこう甘かった。
(7月31日)
 マクワ瓜はどんどん熟しているようだ。熟しすぎを毎日食べる状態に。本日からお客さんに進呈しよう。(都合4個差し上げた。)
(8月4日)
 けっこう枯れていく。残っているのは、みずほ2株、マクワ瓜3株。
 思ったほど生らない。あと食べられそうなのは20個にもならない。
 枯れ色みのものは水分補給のため、今日も農作業で2個食す。
(8月7日)
 マクワ瓜の熟し具合を収穫時に見極めるのは難しい。もう十分熟しているだろうと思っても、まだ早すぎたという失敗がけっこうある。逆に、切ってみたら腐りかけていたというものもある。ほど良い状態というものと、1:1:1といった感じだ。
 みずほニューメロンの方は、比較的見極めができ、半分以上はほど良い状態になっていて、有り難い。
(8月12日)
 みずほ2個とマクワ瓜の裏生り3個収穫。これをもって収穫終了。どれほどの収穫もなかった。期待はずれである。
 枯れやすく、メロン栽培は難しいとお隣さんが言ってみえたが、そのとおりの結果となった。
(8月15日)
 3日前に収穫した、みずほ2個とマクワ瓜の裏生り3個は、いずれも甘味が全くなく、何ともならなかった。女房に、メロンはもう終わりなの、と言われてしまい、栽培失敗を女房にも宣告されてしまった次第。
(8月22日)
 1株残ったマクワ瓜に裏生りが3個生っているがまだ色付かない。うち1番小さいのを3日前に水代わりに食べたが全然甘くなかった。残り2個は、色付くのを気長に待とう。

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