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トウモロコシの無肥料(→減肥料)栽培 [トウモロコシ]

(2023年からは別ページ→トウモロコシの手抜き栽培

 トウモロコシは、その昔、うちでも自家用に作っていたようであるが、虫が入りやすいから、ここ30年以上作付けしたことがなかったようである。小生が百姓をやるようになって10数年経つが栽培したことはない。
 おいしいトウモロコシは中山間地で取れる。朝の冷え込みがないと甘くならないし、加えて朝取れを直ぐにゆでるなり、冷蔵して夕方にゆでないと、糖分がでんぷん化して甘味が落ちるのである。
 ここら辺りでは板取村(今は関市)産のトウモロコシが絶品であるが、高齢化と獣害(特に猿)で今は自家用にごくわずか栽培されているだけである。よって、おいしいトウモロコシに出会うことはまれとなった。
 こうしてトウモロコシは滅多に買わなくなったのだが、毎年いただきものがある。北海道からNPO法人が寄付のお礼に毎年トウモロコシを送ってくれる。でも、ゆでるまでに収穫から2日は経っていようから甘味が落ちている。また、近所の同級生(専業農家)が朝取れのトウモロコシをくれたことがあるが、当地では朝の冷え込みがなく、甘味はイマイチであった。
 よって、うちの畑でトウモロコシを作ろうと思ったことは一度もないのである。
 ところが、2017年になって自然栽培の「たんじゅん農」(炭素循環農法)に出会い、土づくりの第一歩としてトウモロコシを栽培すると土壌の改善になることを知った。
 そこで、2017年からトウモロコシ栽培を始めることとした。さて、いつ収穫したらいいのか。ネット検索では次のとおり。
■トウモロコシ 収穫時期の見分け方  ひげの色は「薄黄緑→薄茶→茶色→焦げ茶色→黒色」と変化していきます。茶色が収穫時期の目安です。  また、雌穂の先端部が黄色くなっていれば収穫適期の合図です。
 なお、「たんじゅん農」の一番の特徴は無肥料栽培であり、肥料を欲しがると言われるトウモロコシであるが、あえて無肥料でいく。そうしたら、やはり肥料を欲しがるゆえ、とんと生育が悪かった。加えて、2021年は食べ頃となったトウモロコシを、ハクビシンが連日やってきてほとんど全部食われてしまい、2022年からは須賀前の畑で減肥料栽培することに。

<2022年>
 自宅前の畑で無肥料で本格的に栽培を始めた5年目のトウモロコシ。過去ずっと、トウモロコシは肥料を欲しがるゆえ、無肥料ではとんと生育が悪かった。
 昨年ハクビシンの獣害に遭って、ほぼ全滅したから、今年から須賀前へ変更。
 種蒔きは、昨年と同様に3回に分けてポット苗づくりし、時差栽培する。須賀前の畑は前作がビタミン大根の畝で、無肥料でも成績は良かったが、その前作は初めて栽培したスイカ(それまではメロン)で、スイカも肥料を欲しがるようでチョウ不作であった。
 そこで、今年から微肥料に方針変更し、トウモロコシを定植するとき、牛糞堆肥を両手で一握り分(約1リットル)入れ込むこととする。
 なお、1畝を3分割し、3回に分けて苗づくりを行い、時差栽培する。
 第1弾 4.15 ポットに種蒔き(保温) 
 第2弾 5.08 ポットに種蒔き(保温) 
 第3弾 6.01 ポットに種蒔き(露地)

<第1弾>
(4月11日)
 前作のビタミン大根畝は3月に草叩きしてある。今日、畝全体に畑起こしもどき(スコップを差し込み、空気入れ、若干の土ほぐしにもなる)を行う。
(4月15日:種蒔き)
 中ぐらいの発泡スチロール箱を2つ用意し、これには小ポットが5×7=35、4×8=32が入る。同時に種蒔きする十六豆、トウモロコシ、枝豆、カボチャでちょうど一杯になるように数決めし、トウモロコシは片方に5×2=10、もう片方に4×1=4、計14ポットとし、各3粒ずつ埋め込み。使用した種は、JAで購入した「バイカラーコーン」で、残りは第2弾で使う。
 第1弾は42粒を蒔け、うち使うのは良苗を30本弱とする予定。
 一昨年から発泡スチロール箱は保温措置をとることとした。(夜は蓋を閉め、昼間は大きなビニール袋で包んで天気具合を見ながら開け閉めして保温)
(5月6日)
 発芽率は100%に近く、芽吹きも順調にいき、苗はすくすく生長し、とうとう発泡スチロール箱の蓋につかえるようになったから、今日、定植することにした。
 かなり雑草が生えてきているから、まずテンワで草叩き。定植後に若干の窪地になるよう(水やりと後日の土寄せのため)定植穴を大きめに空け、テボで土をほぐしてから牛糞堆肥を両手で一握り分入れ込み、かき混ぜてから植え付け。
 なお、ポット苗は3本(まれに2本)芽吹いているから、根がちぎれないよう培養土をほぐしながら分けての定植。だいぶ根が絡み、もう少し早めに定植すべきであった。
 広幅畝につき2列(列幅40cm強)で植え付け。株間は30cm弱。
 なお、小さな苗は処分。植え付けた苗は29本で、畝の4割方を使用。
 当面、雨が期待できないのでジョウロでたっぷり散水。(5月8日も水やり)
 ところで、第2弾は対応できたが、第1弾も木酢液500倍散をポットの上からジョウロでたっぷりかけてから定植すると良かったが、失念した。
(5月29日)
 牛糞堆肥が効いているのか、けっこう生育がいい。29株中、1株が枯れそう。
 西風で傾いているものが幾つかあり、土で押さえて垂直に立て直す。
(6月5日)
 また1株枯れそうなものが出て、この2株を処分。
 株周りの草を手で引きつつ、畝の法面の草を叩きながら土寄せ。また、畝の中央の盛り土を半分ずつ2列の畝に土寄せ。
(6月26日)
 脇芽に実が付いたり、主軸に生った実のすぐ下に実が付いたりしている。脇芽は株元から除去し、主軸の2つ目の実は慎重にもぎ取る。枯れだした雄花は全部除去。
(7月5日)
 もうそろそろ収穫できる時期であろうと見てみると、なんと獣害(ハクビシン?)に数本遭っていた。昨年は自宅前が全滅したが、こちら須賀前の畑もどうようか。
 大きそうなものを4本収穫してきたが、この先どうなるやら。
(7月7日)
 ハクビシン被害は進んでいる。良品を8個(うち4本は少々小さい)を取り、これにて収穫終了。29本栽培で約4本を早期処分し、収穫が12本だから、約半分がハクビシン被害という計算になる。こう慌てて収穫して歩留まり5割では面白くないハクビシン被害である。(評価:成育具合★★★★☆)
(8月7日)
 完全に枯れている。鎌で根元から切り取り、残骸はヤーコン畝へ。
 手で丁寧に草引きし、法面と畝間は草刈機で草刈り。
(8月16日)
 手でざっと草引きし、畑起こしもどき。

<第2弾>
(5月9日)
 本日種蒔き。中ポット10個に各4粒をなるべく離して埋め込み、発芽したらばらして1本ずつ定植することとする。
 大きい発泡スチロール箱(3個のうち1個)には、昨日からはゴーヤのポット苗しか入っておらず、ここへ収納。当面、晩に蓋を閉め、昼間はビニール袋で包み、少し空かして、暑くなりすぎないようにする。
(5月15日)
 だいぶ発芽し、発泡スチロール箱から出し、苗トレイに入れる。
 堆肥場の上に板とビニールシートを敷き、苗場にし、寒冷紗でトンネル仕立て。
(5月29日)
 まだけっこう小さいが、大きくし過ぎると根が絡むから、本日定植。発芽率は約5割と悪かったが、3回に分けての時差栽培につき、畝の残りかげんからすると、程よい本数(今回第2弾18本)となった。
 定植に当たり、けっこう雑草が生えてきているので、まず畝の草叩きを行う。
 第1弾と同様、植え付け穴に牛糞堆肥を両手で一握り分入れ込んで植え付け。
 なお、苗には、木酢液500倍散をポットの上からジョウロでたっぷりかけておいた。(木酢液が土にしみ出すであろうから、これでもって土壌細菌の活性化を図る。)
(6月5日)
 雑草はほとんどないが、畝の法面をざっと削り上げ。
(6月26日)
 だいぶ生長し、傾くものあり。ざっと草引きし、立ち直らせて土寄せし、足で土を踏みつけ。もう少し早く土寄せすべし。脇芽は株元から切り取った。
(7月22日)
 成育はよく、虫も一切つかず、実も大きくなり、ヒゲがだんだん茶色になってきつつある。実の先端を少しめくってみたら、概ね完熟に近いものがあった。もう少々待った方がいいだろうが、第1弾でハクビシンにやられているから、今日2本収穫。
(7月24日)
 ハクビシンは全然来ず。型のいいものを4本収穫。概ね完熟。
(7月28日)
 毎日夫婦で2本、息子や娘に送ったり、本日6本収穫し終了。評価★★★★☆
(8月7日)
 半分枯れた状態。鎌で根元から切り取り、残骸はヤーコン畝へ。
 手で丁寧に草引きし、法面と畝間は草刈機で草刈り。
(8月16日)
 手でざっと草引きし、畑起こしもどき。

<第3弾>
(6月1日)
 本日種蒔き。中ポット10個に各4粒をなるべく離して埋め込み、発芽したらばらして1本ずつ定植することとする。購入した「バイカラーコーン」1袋で十分に足りた。
(6月5日)
 定植畝に雑草が目立ち、今まで第1弾、第2弾の草叩きのときに草叩きしてきたが、今日も草叩き。
(6月10日)
 ポット苗の発芽率が5割程度と悪い。これでは苗不足となるので、中ポット5個に各4粒を初回と同様に埋め込み。なお、種はまだ余っている。
(6月16日)
 最初に種蒔きしたポットの大半が定植できる大きさとなり、本日定植。
 梅雨に入っていて土が湿りすぎており、牛糞堆肥も木酢液も使わず。
 クズっぽいものも使い24株の植え付け。あと4株植えられる状態。
(6月17日)
 後蒔き分が発芽してきているので、極小だが、昨日のクズっぽいものと大差ないので、今日、4株分植え付け。なお、3株分は3列植えしておいた。
(7月1日)
 1株欠損。まだ少々早いが、倒れてからよりはいいから、しっかり土寄せ。
(8月3日、5日)
 第1弾、第2弾は虫食いが全くなかったが、第3弾は雄花辺りに虫食いが発生し、それが下のほうにある雌花のほうへ花粉とともに落ち込んできている。雄花の花粉が落ちてしまったものは上部を切り落とした。
 もう完熟していそうなものが2、3本あったので、2本を初収穫(2日後にもう2本。ともにまだ早かった)。無肥料であったから、やはり少々小振りだ。
(8月7日)
 法面と畝間は草刈機で草刈り。
(8月16日)
 その後、完熟物から順次収穫し、11日に最終収穫。無肥料であったから少々小振りであり、また、大半に虫食いが入っていた。評価★☆☆☆☆
 トウモロコシを株元から切り取り、手でざっと草引きし、畑起こしもどき。
 残骸はヤーコン畝へ。

<2021年>
 無肥料で本格的に栽培を始めた4年目のトウモロコシ。昨年と同様に3回に分けて時差栽培する。種は昨年と少し変えて「あまいバンダムDX」(2袋購入)でいく。
 第1弾 北東区画 4.15 ポットに種蒔き(保温) 
 第2弾 北西区画 5.01 ポットに種蒔き(保温) 
 第3弾 北東区画 5.15 ポットに種蒔き(露地)

<第1弾>
(4月11日)
 トウモロコシ第1弾は昨年と同じ畝で3年目となる。4月3日に前作の小松菜の菜の花をざっと草刈機(紐タイプ)で草刈りした。畑起こしもどき(スコップを差し込み、空気入れ、若干の土ほぐしにもなる)を行う。
(4月15日)
 本日種蒔き。中ポット15個各4粒をなるべく離して埋め込み、発芽したらばらして1本ずつ定植することとする。
 大きな発泡スチロール箱でしばらく保温措置をとる(夜は蓋を閉め、昼間はビニール袋で包んで保温。ただし、気温が高いときは空かす)。枝豆(小ポット12個)と一緒にぴったり箱に収まった。
(4月25日)
 ほぼ全部が発芽。まだ苗は極小さいが、大きくすると根が絡むし、この発泡スチロール箱をトマト用に使いたかったから、定植。
 約20cm間隔で2列に大きく穴を空け、窪んだ状態にし、ポット苗(3~4本発芽)をばらし、1本ずつそっと植え付け。土が乾き気味だから、窪みにたっぷり水を差す。
 発芽した苗を全部定植したところ、56本となった。
(5月23日)
 順調に生育中。雑草が目立つようになり、草削りしつつ、土寄せ。列間を軽く削って土を寄せ、畝の法を削り上げて土寄せ。この土寄せで、少しは倒壊防止の効果があろう。
(6月15日)
 雑草はたいして生えていないが、倒壊防止のため軽く法尻を削り土寄せ。
 虫食いの目立つ3本を除去。
(7月12日)
 そろそろ実り近し。ところがハクビシンに食われるようになった。その詳細は「ハクビシンの被害がひどくなってきた今年2021年」に記した。
(7月18日)
 竹酢液、木酢液を連日噴霧するも効果なし。8割方食われ、残り2割はクズっぽいもので、無収穫に終わるは必至。
(7月20日)
 昨日の夕刻に木酢液を噴霧したが、この3日間はハクビシンの被害はない。3日前より庭で梅干干しをしており、その臭いで来なくなったのかも。
(7月21日)
 第1弾は完全に無収穫で終った。評価☆☆☆☆☆(成育具合は★★☆☆☆)
(8月1日)
 トウモロコシの残骸をトマト側に退け、テンワで草叩き。
(8月10日)
 畝土を小型ビッチュウで両サイドに退け、モロコシ残骸と牡蠣殻粉末を置き、大型ビッチュウではつり込み。畝土を戻し、石灰窒素をばら撒く。

<第2弾>
(4月11日)
 トウモロコシ第2弾は昨年と同じ畝で3年目となる。4月3日に前作のホウレンソウをざっと草刈機(紐タイプ)で草刈りした。今日、畑起こしもどき(スコップを差し込み、空気入れ、若干の土ほぐしにもなる)を行う。
(4月26日)
 本日種蒔き。小ポット8個に各4粒をなるべく離して埋め込み、発芽したらばらして1本ずつ定植することとする。
 中ぐらいの発泡スチロール箱に、網干メロン20ポットと一緒にぴったり入り、しばらく保温措置をとる(夜は蓋を閉め、昼間はビニール袋で包んで保温。ただし、気温が高いときは空かす)。
(5月9日)
 全部発芽し、まだ苗は極小さいが、大きくすると根が絡むから、本日定植。
 約20cm間隔で2列に大きく穴を空け、窪んだ状態にし、ポット苗(4本発芽)をばらし、1本ずつそっと32本を植え付け。土は湿っており水差し不用。
 なお、苗は、植え付け直前に軽く散水後、竹酢液400倍散をポットの上から少々与えた。(竹酢液が土にしみ出すであろうから、これでもって土壌細菌の活性化を図る。)
(6月9日)
 順調に生育中。1本欠損、虫食い3株あり、ひどいもの1株は除去。
 雑草が目立つようになり、草削りしつつ、土寄せ。列間を軽く削って土を寄せ、畝の法を削り上げて土寄せ。この土寄せで、少しは倒壊防止の効果があろう。
(7月12日)
 まだ実りは先だが、ハクビシンに食われるようになった。その詳細は「ハクビシンの被害がひどくなってきた今年2021年」に記した。
(7月18日)
 竹酢液、木酢液を連日噴霧するも効果なし。5割方食われ、残り5割はクズっぽいもので、無収穫に終わるは必至。
(7月20日)
 昨日の夕刻に木酢液を噴霧したが、この3日間はハクビシンの被害はない。3日前より庭で梅干干しをしており、その臭いで来なくなったのかも。
(7月21日)
 第2弾はクズっぽいものを3個収穫できただけで終った。後作のため草叩き。評価☆☆☆☆☆(成育具合は★☆☆☆☆)
(8月1日)
 トウモロコシの残骸を枝豆側に退け、テンワで草叩き。
(8月10日)
 畝の南法面を鍬で溝立てし、トウモロコシの残骸を手で埋め込み。
(8月11日)
 順序が逆になったが、今日、畑起こしもどき。

<第3弾>
(5月16日)
 本日種蒔き。中ポット16個に各4粒をなるべく離して埋め込み、発芽したらばらして1本ずつ定植することとする。 
 なお、中ポット16個としたのは、同日ポット種蒔きした枝豆(小ポット20)とオクラ(小ポット30)で苗トレイが2個満杯となったから。
(5月30日)
 数日でほとんど全部発芽したが、3本だけ虫に茎の上部を齧られ、引き抜いて処分。
 十分な大きさに育っているので、ニンニクを少々早いが全部収穫し、その後に植え付け。
 2列植えとし、畝幅は昨年より少し広くしてあるから、刻み藁の残骸は中央に寄せ、苗を全部植え付けできるようにポットを並べ、そっと4本をばらしながら、順次植え付けていく。若干株間が狭くなりすぎた箇所がある。中央に寄せた刻み藁は株周りに敷き込む。
(6月15日)
 雑草はほとんどないが、倒壊防止のため、列間を軽く削って土を寄せ、畝の法を削り上げて土寄せ。なお、この土寄せで、ニンニクに敷いてあった刻み藁が堆肥化するであろう。
(7月21日)
 雄花に虫食いがけっこうでてきて、それらは全部切り取る。まだ雌花が出だしたところであり、ハクビシンには食い荒らされていないが…。
(8月1日)
 やはりハクビシンに食われる。まだ十分に熟していないものを3個収穫。評価☆☆☆☆☆(成育具合は★★☆☆☆)
 トウモロコシの残骸を畝中央に退け、テンワで草叩き。
(8月10日)
 畝の両法面を鍬で溝立てし、トウモロコシの残骸を手で埋め込み。

<2020年>
 一昨年から本格的に栽培を始めたトウモロコシ。昨年同様の栽培計画とした。種は全て「JAあまいバンダムプレミアム」(2袋購入)でいく。
 第1弾 北東区画 4.19 ポットに種蒔き(保温) 
 第2弾 北西区画 5.03 ポットに種蒔き(保温) 
 第3弾 北東区画 5.18 ポットに種蒔き(露地)
<第1弾>
(4月6日)
 前作は小松菜で、トウモロコシ第1弾は昨年と同じ畝で2年目となる。
 畑起こしもどき(スコップを差し込み、空気入れ、若干の土ほぐしにもなる)をしながら、牡蠣殻粉末と若干の枯草を入れ込む。
(4月20日)
 本日種蒔き。中型12ポットに各4粒をなるべく離して埋め込み、発芽したらばらして1本ずつ定植することとする。
 大きな発泡スチロール箱でしばらく保温措置をとる。(夜は蓋を閉め、昼間はビニール袋で包んで保温)
(5月3日)
 発芽率75%程度。ただし、芽吹きかけのものもあり、未発芽は10%ほど。
 まだ苗は小さいが、大きくすると根が絡むから、大きいもので数cmだが定植。
 30cm間隔で2列に穴を空け、よく乾いているから水をたっぷり差す。
 ポット苗(2~4本発芽)を慎重にばらし、1本ずつそっと植え付け。
 再度水を差し、乾いた土を株周りに寄せ、ぐらつかないようにする。
 芽吹きかけのもので余ったものは2列(各18本)の中央に4本予備に植え付け。
(5月13日)
 予備苗は枯れてしまい、植えた苗のうち小さなもの2本も枯れた。そして、1本がネキリムシに芽を食いちぎられた。欠損3株となった。 
 少しは大きくなり、雑草も目に付くので、削り上げて軽く土寄せ。列間も軽く両側に土寄せし、ぐらつき防止。
(5月28日)
 畝間の草を削り上げながら土寄せ。列間も軽く両側に土寄せし、ぐらつき防止。
(6月9日)
 草叩き。
(6月18日)
 雄花が咲き出した。蛎殻粉末を入れたこととスコップで畑起こしもどきをしたせいか、昨年より成育がいい感じがする。
(6月29日)
 かなり虫が付いている。3、4日前と今日、枯れた雄花は切り取る。なお、雄花を切り取った株で虫食いがひどいものは、かなり下のほうの節まで切り取る。
(7月9日)
 昨朝の突風を伴う豪雨で過半が傾いた。一部立て直しをしかけたところ、鳥に突かれているものを幾つか発見。トウモロコシ栽培はまだ3、4年だが、こんなことは初めて。突かれた跡にはアリが集っている。
 被害軽微な1本と完熟近いと思われる4本(一部ちょっと早かった)を初収穫。虫食いが心配であったが、実には虫食いはほとんどなし。
(7月11日)
 ちょっと早い感がしたが、2回目の収穫を4本(虫食いが2本、鳥害1本あり)。いずれも小振りのもの。
 倒壊が激しいが、容易には戻せず、大半はそのまま。
(7月13日)
 鳥害がまだ有り、ちょっと早いが3回目の収穫。
(7月19日)
 本日最終収穫。評価★★☆☆☆(ちょっと甘いが)
(8月6日)
 テンワでしっかり草叩きしておいた。

<第2弾>
(4月6日)
 前作はホウレンソウで、昨年は枝豆で、トウモロコシは初栽培の畝となる。
 畑起こしもどき(スコップを差し込み、空気入れ、若干の土ほぐしにもなる)をしながら、牡蠣殻粉末と若干の枯草を入れ込む。
(5月3日)
 本日種蒔き。中型7ポットに各4粒をなるべく離して埋め込み、発芽したらばらして1本ずつ定植することとする。
 大きな発泡スチロール箱でしばらく保温措置をとる。(夜は蓋を閉め、昼間はビニール袋で包んで保温)
(5月11日)
 発芽率は第1弾と同程度。まだ苗は小さいが、大きくすると根が絡むから、大きいもので数cmだが定植。
 30cm間隔で2列に順次、穴を空け、ポット苗(2~4本発芽)を慎重にばらし、1本ずつそっと植え付け。ちょうどぴったり2列(各11本)植えられた。
 土は程よく湿っているが、極小の苗もあるから、水を差す。(後日また散水)
(5月28日)
 畝間の草を削りながら土寄せ。
(6月9日)
 草叩き。
(7月9日)
 昨朝の突風を伴う豪雨で過半が傾いた。一部立て直し。
(7月11日)
 倒壊が激しいが、容易には戻せず、大半はそのまま。
 まだ未熟だが、第1弾と同様に1本だけだが鳥に突かれていた。
(7月13日)
 鳥害がまた有り、ちょっと早いが3本初収穫。いかにも早すぎた。
(7月19日)
 鳥害がまた有り、3本収穫。まずまず完熟だが、小振り。
 枯れかけた雄花は少し下の茎から刈り取り、虫害防止。第1弾に比べ虫害少ない。
(7月24日頃)
 概ね皆完熟。鳥害は続く。あらかた収穫するも小さいものが多い。評価★☆☆☆☆
(8月6日)
 テンワでしっかり草叩きしておいた。

<第3弾>
(5月17日)
 予定より1日早いが、今日、種蒔き。1トレイに小ポット、中ポットをぎっしり入れ込み、種を2~4粒埋め込む。40株必要だから種は60粒ほど使用。残り数粒。
(5月31日)
 発芽率は100%近く、十分に大きくなり、根が絡むものも多い。もう少し早く定植すべきであったが、伸び伸びとなってしまった。
 前作はニンニクで、2日前に収穫したばかり。ニンニク収穫後、土いじりはせず、今日、雑草が目立つ法面をテンワで削り上げただけ。
 ニンニク畝には刻み藁がたっぷり乗っていたので雑草は少ないが、手で引きながら刻み藁を畝の両側法面に退ける。
 30cm間隔で2列に穴を空け、ポット苗(2~3本発芽、まれに1本発芽)を慎重にばらし、1本ずつそっと植え付け。第1弾と同様に2列(各18本)植わった。
 今日は雨模様だが、降水量があまり期待できないので、ジョウロで散水。
 残ったポット苗はしばらく予備として養生。
(6月5日)
 順調に生育中。ずっと雨なしだから、ホースで散水。
(6月9日)
 各列両側から土寄せ。なお、片側に寄せておいた枯草も被せる。
(7月9日)
 昨朝の突風を伴う豪雨で過半が少し傾いた。傾きがひどいものを一部立て直し。
(7月29日)
 本日初収穫。鳥害は続く。数本強収穫するも小さいものが多い。
(8月2日)
 2回目の収穫。鳥害は続く。数本強収穫するも小さいものが多い。
(8月6日)
 3回目(最終)収穫するも、食べられるものなし。評価★☆☆☆☆
(8月13日)
 草叩き。

<2019年>
 昨年から本格的に栽培を始めたトウモロコシであり、昨年同様の栽培計画とした。
 第1弾 北東区画 4.15 ポットに種蒔き(保温)<極早生あまいバンダム> 
 第2弾 北西区画 5.01 ポットに種蒔き(露地)<極早生あまいバンダム> 
 第3弾 北東区画 5.15→5.20 ポットに種蒔き<ピーターコーン>
 追加:第4弾 キュウリ第1弾畝 6.23 ポットに種蒔き<ハニーバンタム>

<第1弾:極早生あまいバンダム&ピーターコーン、いずれも昨年の残り種>
(4月15日)
 昨年のほぼ倍の量の種を使用。これで残り種がなくなった。
 大きな発泡スチロール箱に、白ナス・世界一トマト種蒔き発泡スチロール箱を入れ、若干のスペースにトウモロコシの育苗場所を用意。
 ポット(小)12個をぎっしり入れ込み、1ポットに4粒(一部3粒)ずつ種を埋め込む。発芽した後、生育のよいものをばらして植え付け予定。
(4月27日)
 発芽率は2割ほど。冷蔵庫に入れて年越しさせたが、残り種ではやはり無理か。
 小松菜栽培の後作として、トウモロコシは連作。そして、無肥料栽培。
 芽吹いていたものを今日、定植。
 2列(列幅30cm)、株間30cmで西側から植えておいた。
 なお、未発芽ポットを空けて未発芽種を取り出し、数個ずつ、その続きに埋め込んでおいた。
(5月13日)
 埋め込んでおいた未発芽種はほとんど芽吹かず。芽吹いても弱々しい。全部ボツにし、畝の残りには第2弾苗を植え付けた。合計34本の植え付け。
(6月22日)
 順調に生育し、雄花が咲き出した。ところが、雌花が出ていない!? 小々の膨らみがあるのは1本だけ。あとは雌花の膨らみがない。
 連作・無肥料というダブルの悪条件。まだ土壌が十分な姿に育ってないからだろう。
(7月5日)
 今朝、見てみると、全体の3分の1ぐらいに雌花が出ているのを発見。膨らみは大きいものもあるがたいていは小さい。先日、終わりかけた雄花に虫がけっこう集っているから、大半を切り落としてしまった。これでは受粉がうまくいかない。第2弾の雄花を千切って、雌花のヒゲに振りかけたが、はたして十分か、心配。後日また振りかけてみよう。
(7月9日)
 最初に1本だけ雌花が付いたトウモロコシを今日収穫。程よい実り方だ。
 その後も雌花が付き、けっこう大きく膨らんだものもある。ここ2日ほど第2弾の雄花を千切って第1弾の雌花に振りかけているのだが、花粉が飛ぶ様子がない。これじゃあ受粉は望みようがない。
(7月20日)
 かなり遅れたが、ほとんどの株に雌穂がついた。型は小さいが、ヒゲが黒茶色になったものを少しむいてみると食べ頃のものが数本あり、収穫。でも、花粉が十分でなく、歯抜けが大半。味のほどは良し。
(7月24日)
 残りは3本。軸に虫食いがけっこう出てきたが、雌穂はほとんど大丈夫だ。
 34本植え付けで、何とか食べられるものは10本ほど。20本は小さ過ぎたり、実ができなかったりで処分。評価★☆☆☆☆
(7月29日)
 雑草とともに株元から草刈機で草刈り。
(8月1日)
 先日草刈りした枯れた雑草とトウモロコシの残骸(一部は隣の畝に)を、畝の両サイドに鍬で溝を立て、手で埋め込み。

<第2弾:あまいバンダム>
 昨年と同じ種が売っていなかったので「あまいバンダム」を購入してある。
(4月28日)
 苗トレイいっぱいになるように、小ポット28個を用意し、2粒ずつ埋め込む。これを露地で育苗する。
 種が数個余ったので、これは第1弾の空きスペースに2個ずつ埋め込み、散水。
(5月12日)
 発芽率は70%と高く、けっこう大きくなった。そこで、今日、過半を定植。
 まず、第1弾の空き畝に大きい苗(2本発芽はバラシて)から順次植え付け。
 第2弾用の畝は、ソラマメ畝(未収穫)につき、その畝の空いているスペースに2列(列幅30cm)、株間30cmで植え付け、そして、ソラマメの株間に植え付け。
 残った苗はまだ小さく、複数本芽吹きのものはバラシて1本ずつのポット苗に仕立て直しておいた。
(5月25日)
 ソラマメは今年は失敗し、無収穫。引き抜いて処分し、その跡にポット苗を定植。全部で24株となった。なお、残った小さな苗数株は株間に植えておいた。
(6月22日)
 順調に生育し、1株だけ雄花が咲き出した。ところが、雌花が出ていない!? 小々の膨らみがあるのは1本だけ。あとは雌花の膨らみがない。
 連作・無肥料というダブルの悪条件。まだ土壌が十分な姿に育ってないからだろう。
(7月5日)
 今朝、見てみると、全体の3分の1ぐらいに雌花が出ているのを発見。膨らみは大きいものもあるがたいていは小さい。
(7月15日)
 先に1本だけ膨らんだものを本日収穫。小振りだが味は良し。
(7月20日)
 ヒゲが黒茶色になったものを少しむいてみると食べ頃のものが2本あり、収穫。型は小振りだが味は良し。
(7月24日)
 型は小振りだが、今日、食べ頃のものを数本収穫。密植しているのだが、歯抜けのものもある。軸に虫食いがけっこう出てきたが、雌穂はほとんど大丈夫だ。
(7月27日)
 残り3本収穫するも歯抜けで、その場で生食。評価★☆☆☆☆
(7月29日)
 雑草とともに株元から草刈機で草刈り。
(8月1日)
 先日草刈りした枯れた雑草とトウモロコシの残骸を、畝の両サイドに鍬で溝を立て、手で埋め込み。

<第3弾:ピーターコーン>
(5月20日)
 予定より5日遅れたが、今日、JAで種を買ってきて、ポット苗づくり。1トレイ35ポットに1粒ずつ種を埋め込む。残りは10数粒。これは不発芽のポットに。
(6月3日)
 数日前に未発芽が数ポットあったので、残り種を1粒ずつ埋め直しておいた。
 大きいものは10cm以上となったので、今日、定植。2列植えでちょうどぴったり35株となった。西のほうから大きい苗、一番東はまだ未発芽の数株を植え付け。
 使った畝は無肥料栽培(ただし、草木灰を適当量散布)したニンニクを昨日収穫した畝で、刻み藁のお陰で雑草は少ない。無肥料で植え付け後、畝全体を再び刻み藁で覆っておいた。
(7月28日)
 昨日の台風(最大瞬間風速17.9m)で全部傾く。手で土を寄せて立て直し。
 雌穂も膨らみだし、小型だが、間もなく収穫できよう。
(8月2日)
 本日から収穫開始。一部虫食いがあるも良品ばかり。ただし、無肥料のせいで小振り。
(8月4日)
 7本収穫するも、1本はほとんど歯抜けで、良品(小振り)は4本(虫食い2品)。
(8月6日)
 2日前の収穫は少々遅すぎて実が入り過ぎ甘味落ちる。今日も6本収穫。半分は同様だが半分は程よい時期。
 残りは東のほうの遅れ数株のみ。評価★★☆☆☆
 収穫済の部分は残骸を鎌で切り取り、裁断し、畝に置く。ついでに草引き。
(8月12日)
 畝の両サイドに鍬で溝立てし、トウモロコシの残骸や半分堆肥化した刻み藁を溝に入れ込み、手で埋め込んで畝整備。最後に畝間を鍬で軽く削って、畝に乗せる。

<第4弾:ハニーバンタム>
(6月23日)
 第1弾、第2弾ともの雌花がほとんど付かないから、急きょ第4弾を栽培することに。
 35ポットを用意し、各1粒ずつ埋め込み。残り種は一部ポットに2粒とした。
 この苗は、キュウリ第1弾がチョウ不作につき、この畝の法面に定植する。
 無肥料2年目につき、残留肥料がすっからかんでキュウリが不出来となったのだろうが、この畝でトウモロコシを作付けすると、肥料を欲しがるトウモロコシにつき、第1、2弾同様に雌花をほとんど付けないだろう。でも、根張りがいいようで、その根が後作の冬野菜に土壌改良として役立つのではなかろうか。また、トウモロコシの残骸は高炭素素材であるゆえ、これを表層近くに埋め込み、土壌改良に役立てようと考えている。
(7月1日)
 種蒔き以来、本格的な梅雨に入り、納屋の日陰でずっと養生してきたから、まだ小さいがひょろ長くなり、本日定植。発芽率は100%に近い。
 場所は、まだ収獲中だが間もなく終わるであろうキュウリ第1弾畝の法面両側の中腹とした。雑草がけっこう生えているので鎌で根元から刈りながら草引き。
 ポット苗が多いから、約20cm間隔で植え付け、40株植わった。なお、2本発芽はバラシて1本ずつにした。予備が5ポット。
 キュウリに引き続き無肥料連続栽培だから、収穫は期待せず、トウモロコシの根張りで土壌改良されるのを期待。また、トウモロコシの残骸は高炭素素材だから、畝に埋め込み、土壌改良に資する。
(7月28日)
 昨日の台風(最大瞬間風速17.9m)で大半が傾く。手で土を寄せて立て直し。
(8月15日)
 だいぶ大きくなり、雄花が咲き出したが、雌穂はまだ出ていない。
 また台風がやってくる。倒れるのは必至。まだ前作のキュウリ支柱やネットがそのままにしてあるから、ビニール紐で軽く結わい付けし、支柱にもたれるようにした。
(8月16日)
 台風で半分は大きく傾いた。適当に立て直す。
(8月29日)
 台風で一部傾いたままのものもあるが、概ね真っすぐになっている。
 少々早いが、今日3本収穫。かなり小振り。
(9月7日)
 その後1回収穫。本日全部収穫。虫食いがけっこう多いし、かなり小振りなものばかり。評価★☆☆☆☆
 残骸を引き抜き、大ざっぱに刻んで畝に置く。雑草を鎌で草刈り。

<2018年>
 自宅前の畑の大半で自然栽培に挑戦することにし、トウモロコシが3畝作付け可能となった。そこで、次のとおり栽培を計画。
 第1弾 北東区画  4.15 ポットに種蒔き(保温措置)<極早生あまいバンダム> 
 第2弾 北西区画  5.01 ポットに種蒔き<極早生あまいバンダム> 
 第3弾 北東区画  5.15 ポットに種蒔き<アタリヤ:ピーターコーン>

<第1弾:極早生あまいバンダム>
(4月15日)
 8ポット(中)に3粒ずつ種蒔き。発芽し生育のよいものをばらして植え付け予定。
 6ポットは白ナス・トマトの保温箱(発泡スチロール)に入ったが、2ポットは露地。
(4月30日)
 24粒中20粒発芽。露地ポットは少しだけ小さいが、定植できる大きさになったので、本日定植することにした。
 畝は前作にビタミン大根を栽培した畝で、初期に虫に食われて不作となり、残留肥料がかなりあろう。冬季に刻み藁をはつりこんで畝立てしてある。今回からは肥料は一切入れない。
 列幅30cm弱、株間60cm弱で互い違いになるように、定植穴を空け、たっぶり水を差す。株をばらし、1本ずつ定植穴に入れ、埋め込む。あとでまた散水。あと2株植えられようが、ここは第2弾の余り苗を植えることとする。(5月17日実施:23本が植わった。)
(6月10日)
 雑草が少々生えてきたので、軽く草叩き。
(6月18日)
 だいぶ大きくなり、雄花が出だした。実は1個にすると記憶しており、はっきり2個出ているものについて下段を摘果。
 でも、後でネットで調べたら「ヒゲ(錦糸)が発生した頃に、最も生育の優れた最上部の雌穂を残して、他の雌穂はかき取ります。」とあり、少々早すぎた。
 なお、「トウモロコシによく発生する害虫(アワノメイガ)は、雄穂に誘引されて産卵し、幼虫が雌穂について実を食害します。受粉が終わったら雄穂を切り落としておきましょう。(雌穂から出るヒゲが色づき始めたら、受粉完了のサイン)」とある。覚えておこう。
(6月22日)
 ネットで調べると「トウモロコシの雌穂は、他の株の雄穂から飛散した花粉により受粉し、同じ株の間では受粉しにくい特徴があります。そのため、家庭菜園など株数が少ない場合は、人工授粉しておく方が無難です。雄穂を切り取り、雌穂のヒゲに擦り付けて花粉を付けます。」とある。
 もう十分に雄花が咲いていると思われるものを切り取って、雌穂のヒゲに擦り付けようと試みたがいっこうに花粉が出てきそうにない。3本やってみたが、みな同様で、1本だけどれだけかは花粉が舞ったようだったが、それも直ぐに舞わなくなった。
 雄穂の花粉が既に飛んでしまったのか、早すぎたのか、はたまた十分に乾いていないからなのか、さっぱり分からない。
 まあ、雄穂を切り落とした株には害虫が付きにくいだろうから、よしとしておこう。
(7月2日)
 雄穂を適当に大半を切り落とした。実の所に雄穂の花粉が溜まり込んで虫が湧いているようなものがあり、きれいに落としておいた。
 実が2本のものは下側の小さいものを千切り取り。
(7月8日)
 少々早そうだが、熟していそうな2本を初収穫。食べてみたら、ほぼ完熟しており、十分甘かった。
(7月9日)
 明日、第2回の収穫をすべく、先端部の皮を少し開いて良さそうなもの3本に輪ゴムを掛けておいた。ヒゲの色の見分け方が難しく、実を見てみたほうが簡単だ。
(7月11日)
 今日、くずっぽいものを含めて4本収穫。くずを1本生食したら、美味しかった。「極早生あまいバンダム」は、“生でも食べられるんだ!” 
(7月14日)
 本日、最終収穫。評価★★★☆☆(少々甘め) 第2弾とうまくつながった。
(7月30日)
 昨日、収穫跡の雑草を畝の両サイドに削り落としておいた。今日、小型ビッチュウで土を5cm強削り落とし、トウモロコシの枯れた残骸と萎れた雑草を手で入れ込み、テンワで土寄せし、畝を粗整形。なお、トウモロコシの切り株は掘り起こさずに、そのまま埋め込み。

<第2弾:極早生あまいバンダム>
(4月30日)
 8ポット(中)に4粒ずつ種蒔き。それでも種が10粒ほど余った。
 第1弾同様、発芽し生育のよいものをばらして植え付け予定。露地に置いて散水。
(5月13日)
 順調にほぼ全部発芽して成長中。間もなく定植できよう。
 畝は前作に菊菜を栽培した畝で、今日、ほぼ枯れた菊菜の残骸を畝に埋め込み畝づくり。鍬で畝を凹状にし、残骸を入れて埋め戻し。菊菜が花を付けた後で引き抜いたから残留肥料は少なかろう。今回からは肥料は一切入れない。
(5月17日)
 本日定植し、12本が植わった。少々遅く、根が絡まって分割しにくかった。
 残り苗は第1弾の続きに2本、イチジク苗木(西)の両側に19本を植える。
(6月10日)
 雑草が少々生えてきたので、軽く草叩き。
(7月2日)
 おおむね順調に生育中。第1弾のようにあれこれ手入れするのが面倒になり、放置する。
(7月18日)
 第1弾の続きに植えた2本は先日、少々早いが収穫し、第2弾畝の分を今日から収穫開始。枝豆を食べたり、トウモロコシを食べたり、毎晩食べねば熟しすぎる。
 イチジク苗木(西)の両側は成長が遅れている。
(7月25日)
 第2弾畝の収穫終了。株間が広すぎて雌穂に花粉が十分付かず、歯抜けが多い。また、第1弾に比べ若干背が低いし、実も小さい。ただし、味は良い。評価★★☆☆☆(少々甘め)
 イチジク苗木(西)の両側から収穫開始。密に植えてあるが歯抜けが多い。また、背が低く、実も小さい。評価★☆☆☆☆
(8月6日)
 枯れ始めた残骸を鎌で30cm程度に切り、最後に株元で切る。同じく鎌で雑草を刈り取り、畝の両サイドに放置。枯れたら、同じ畝に埋め戻す予定。
 イチジク苗木(西)の両側はそのまま放置。
 
<第3弾:ピーターコーン>
(5月14日)
 7ポットに4粒ずつ種蒔き。露地に置いて散水。
(5月21日)
 順調に芽吹いてすくすく育ちつつある。ニンニク跡に定植予定だが、ニンニクの収穫が遅れそうで、当分定植できず、弱ったことになった。
(6月2日)
 今朝ニンニクを収穫し、畝の南端を鍬で削り、その南の畝(トウモロコシ第1弾)にニンニクの残骸を少々埋め込みながら畝成形。
 ニンニクの残骸と敷き藁(刻み藁)を埋め込みながら鍬で畝整形。
 ほぼ全部が発芽し、ばらして1本ずつ植える。列幅30cm、株間30cmで植えたら、畝に空きができてしまい、所々抜いて、畝全体に広げる。  
(7月2日)
 おおむね順調に生育中。第1弾のようにあれこれ手入れするのが面倒になり、放置するか。
(7月28日)
 ずっと放置しておいたところ、雌穂が茶色くなったが、第1、2弾との品種の違いにより、まだまだ実入りがないようだ。
 台風接近に備えて、雄穂を切り取り、花粉がありそうなものは他株の雌穂に振りかけておいた。
(8月3日)
 「まだまだ実入りがない」と感じたのは、先っちょのほうに受粉ができなかったことによる。1本皮を剥いてみたら、ほぼ完熟。ただし、歯抜けが全体に多くあり、虫食いもある。4本収穫したが、いずれも同じ。(4日で収穫終了)
 受粉がうまくいかなかったのは原因不明。第1、2弾との品種の違いによるのか?
 第1、2弾に比べて生育も不十分で、無肥料栽培は失敗といったところ。評価★☆☆☆☆
(8月6日)
 枯れ始めた残骸を鎌で30cm程度に切り、最後に株元で切る。同じく鎌で雑草を刈り取り、畝の両サイドに放置。枯れたら、同じ畝に埋め戻す予定。

<2017年>
 土壌を何とか改善したいと思っていたのが、2本あるイチジクのうち西側の栽培箇所である。ここはイチジクが今春に完全に枯れてしまい、今年晩秋に苗木を植えたい。そのためにはあらかじめ土壌を改善しておくことが必須だ。
 こうしたことから、収穫成果は二の次で、土壌改善するためにトウモロコシ栽培をすることにした次第である。今年だけの栽培で終わるか、来年も苗木の周りでトウモロコシ栽培するか、それはまだ分からないし、来年、別の箇所で土壌改善するためにトウモロコシを栽培することになるかもしれない。
(7月7日)
 本日、枯れたイチジク周りを整備し、土を露出させた。
 肥料過剰の土につき、施肥せず種蒔き。
 品種は「あまいバンダムDX」(JAで購入のF1種)で、株間30cm、列幅60cmと書いてあったが、列幅は40cmと密植させることにした。なんせ土壌改善が目的だから。
 種の数が少なかったから1粒蒔きとし、発芽しなかった箇所には後蒔きすることにした。
 種を等間隔に並べ終えてから軽く覆土して終了。
 種蒔きから86日後に収穫とあるから、10月初めの収穫となろうか。その収穫も少しは楽しみである。
(7月17日)
 芽吹いた箇所はけっこう伸びているが、芽吹いてないものあり。ほじってみると根が出ている。また、昨夜の雨で露出したものあり。土を掛けて埋める。
 南区画の北西角とチマサンチュの株間に追加種蒔き。
(7月28日)
 大ざっぱに草引きしながら、倒れた株に土寄せ。
 芽吹きが悪くて土を被せたものや追加種蒔きしたものは、とんと芽吹きが悪い。2、3の芽吹きしかない。
(8月6日)
 残りの種(数粒)をチマサンチュの北側に埋め込み。
 大ざっぱに草引きしながら、倒れた株に土寄せ。
(9月3日)
 どうしたものか追加種蒔きしたものは全然発芽しなかった。
 全体に成育が悪いし、幹の虫食いがけっこう目立つ。1株に1個ずつ実が付いているが、いずれも小さい。イチジクがあった場所は肥料過乗と思われるのだがどうしたものか。あるいは苦土石灰を振ってないから酸性土壌がきつくって生育が悪いのか。
(9月14日)
 ちっとも大きくなっていない感がする。幹に虫食いが入ったものは上部が枯れている。大失敗の模様。
 ちなみに1個、実の葉をめくってみると食べ頃(追記:食べてみたら少々収穫遅れの感がした)である。他も同様。虫食いが少なく、小さいながらもまずまずの大きさの実を7個収穫できた。86日後ではなく、69日後での収穫である。
 発芽は40本ほどだから、収獲率は2割(ただし生長遅れのもので収穫できそうなのが若干あり)と寂しいものとなった。それも小振りだ。
(9月18日)
 生長遅れの若木が台風で数本が倒れるも、収穫は期待していないから、放置。
(10月9日)
 枯れたイチジク跡を起こす。トウモロコシの残骸や枯草を埋め込む。

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