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ハクビシンの被害がひどくなってきた今年2021年 [鳥獣害]

(2021年7月12日)
 うちの畑は、自宅前にあるほか、自宅から北200mの須賀前にもある。どちらも鳥害をどれだけか受けるが、自宅前のほうが激しい。これは隣にお寺があり、うっそうと生茂った大木が何本もあり、ここが各種野鳥のねぐらになっているからだ。
 今年の夏野菜では、自宅前はトマト10数本が随分とやられている。初生りからしばらくは珍しく無被害であったが、数日後からは壊滅状態になって、ここ1週間は無収穫という悲惨な状態。カラスが降り立っているのを先日見たし、昨日の朝はハトが数羽いたから、彼らが突いたのだろう。
 ところが、ここ数日、トマトがちぎられて1、2m離れた所に転がって食われているものがあった。過去にはこのような食われ方はなかった。生ったままの状態で突かれる、という被害しかなかったのに、これは新手の鳥がお寺に巣食いだしたのか、と思った。
 さて、今朝のこと。起きてから畑を覗いてみると、あちこちでトウモロコシがなぎ倒されている。夜中に突風でも吹いたのか? そんなことはなかろう。近づいてみると、間もなく収穫できそうなトウモロコシであるが、数個がきれいに食われてしまっている。
 これはハクビシンに違いない。昨年少々あったし、近所でも大被害を受けた畑があったそうな。お寺に巣食っているハクビシンである。自宅から北北東200mにある空き家にもハクビシンが巣食っていると聞くから、うちら辺りはハクビシン被害で持ちきりだ。
 ここ3、4年、無肥料栽培でトウモロコシを栽培しているから、小さな実しかできなかったが、今年はけっこう調子いい。昨年までは貧弱な実だったから、ハクビシンにほとんど見向きもされなかったのかもしれないが、今年は、“おお、けっこう大きなトウモロコシでうまそうだ”とハクビシンが食べに来たのだろう。
 困ったことになった。毎日食いに来られたら100本ほど植えてあるトウモロコシが全滅してしまう。弱った。
 もう一つ気がかりなことがある。それはイチジクである。8月から9月にかけ、イチジクが熟しだすのだが、鳥除けネット(5cm角の細い糸)を張っておかないと鳥に全部食われてしまうようになったから、昨年からネットですっぽり覆うようにしているが、裾は所々に石で押さえておくだけだから、そこからハクビシンがはいったのだろう、収穫後半にけっこう食われた。
 昨年、ハクビシンによって我が畑のトウモロコシが食われたようにイチジクも食われだしたのであり、今年、早々にトウモロコシが食われだしたのであるから、イチジクも早々から被害を受けるやもしれぬ。
 困ったハクビシンである。夜行性である彼らには、光と音で撃退する方法があるようだが、隣接して民家があるから音は使えない。光だけで撃退する方法を考えねばならぬかも。
(7月14日)
 1日置いて、今日、トウモロコシが数本ハクビシンに食われていた。この調子だと全部食われそう。
(7月15日)
 昨日に引き続き10本近くハクビシンに食われていた。これで、第1弾トウモロコシの7割、第2弾の3割ほどがダメになった。
 ネット検索で竹酢液に効果があると知り、今朝、原液を霧吹きで噴霧。引き抜いたトウモロコシと植わっているトウモロコシの下のほうの葉に適当に吹き付け。
(7月17日)
 15日、16日と竹酢液を噴霧したが、昨日は食われなかったものの、今朝は少々食われていた。竹酢液がなくなり、今日からは木酢液を朝ではなく夕刻に毎日噴霧しよう。
(7月18日)
 トウモロコシ第1弾、第2弾とも2本ずつぐらいハクビシンに食われている。木酢液の効果なし。これで第1弾の8割が食われ、第2弾は5割が食われた。残っているものは生りが悪いものばかり。収穫量はゼロに終わりそう。
 第3弾はこれからで、しばらく木酢液を撒こうと思うが、消耗な作業となりそう。
(7月20日)
 昨日の夕刻に木酢液を噴霧したが、この3日間はハクビシンの被害はない。3日前より庭で梅干干しをしており、その臭いで来なくなったのかも。
(7月22日)
 梅干の効果も薄れ、今日もハクビシンに数本食われていた。
(8月上旬)
 第3弾もほとんど食われてしまった。
 来年は、自宅前での栽培をあきらめて、須賀前での栽培に切り替えよう。
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