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柿の木の夏剪定と摘果、その後の管理 [柿]

 小生が生まれる前からある柿の木が3本。少なくとも樹齢70年以上に違いない。それ以外に若木が2本あったが、2012、13年とで、2本とも切り倒してしまった。どれだけも実が生らず、邪魔になるからである。なお、一番東の若木の跡には2013年にビワを植え、北西の角の若木の跡はタラ(根から芽吹く)を進出させた。よって、柿の栽培は老木3本である。
 柿の栽培については、記事を4本立てにしている。
 「柿の木の夏剪定と摘果、その後の管理」は、このページであるが、他の事項については次のページで記録する。
 柿の木の冬剪定&施肥
 柿の木の消毒は2015年から止め!するとヘタムシ被害が激しくなったのだが… 
 今年の柿の収穫状況

 毎年、冬剪定の他に5月下旬から6月初めに夏剪定するのを恒例にしていたが、その頃には枝がけっこう太くなっているので、できれば5月上中旬に行うと枝も細いから楽に剪定できる。でも、夏野菜の植え付けなどがあってなかなか時間が取れそうになく、遅れ遅れになりがちだ。
 そして、8月に再度、やり残しや新たに芽吹いた真っ直ぐ上に伸びた若い枝(徒長枝=とちょうし)を剪定をすることがあるが、面倒だからあまり実施していない。
 夏剪定を始めた切っ掛けは、2000年頃であったが、熟した柿を次から次へとカラスが突き、過半がやられてしまい、たまらずネットを掛けて防御しようとしたものの、徒長枝が邪魔になり、これを苦労して切って、ネットを張らねばならなかったからである。そこで、翌年からカラス被害を想定し、早いうち(5、6月)に切ることにしたのである。でも、その後の年は鳥害は大したことなく、ネットを張ったのはその後2回程度のことで済んでいる。
 2010年頃からは目立ったカラス被害はなくなったが、着果した枝に十分に日が当たるよう、ずっと夏剪定も実施している。
 その方法だが、込み入った枝で実を付けていない枝は切り取るのを基本にしているが、これは適当にやるだけ。集中的にやるのは、徒長枝で、これを放置しておくと秋には1m以上にもなる。
 なお、剪定作業は、夏冬ともに2012年までは手が届く所は下からやり、届かない所は木に登ったり、脚立を用いたりしている。
 また、2011年か12年に、わりと低木になるよう思い切った剪定を行い、脚立をあまり使わなくてもいいようにした。そして、伸ばせる枝は横にどんどん伸ばし、つっかい棒で支えることにした。これは、歳を考えての安全策。
 ところで、柿の木の夏剪定は行うべきか否か。2015年にネット検索してみたら、島根県の西条柿の栽培方法のなかで、次のとおり書いてあった。
・芽かき 4~5月 主枝、亜種枝の上部から発生する新梢は徒長枝となりやすいので早めに取る。
・夏季せん定 6~7月、7~8月上旬 新梢や重なり合った枝
 なお、そのサイトは次のとおり。
 https://www.pref.shimane.lg.jp/nogyogijutsu/gijutsu/kaki-sisin/3240.html
 これからすると、我流でやっていたことは概ね正しい。
 なお、その後、富有柿の大産地(岐阜県本巣市)の柿農家の方に会ったときに確認したところ、西条柿と一緒であった。
(2016年は6月6日に夏剪定 6月18日撮影:3本の柿の木のうち2本)
DSCN0469.JPG


 剪定と併せて、1枝に2つ3つと実を付けているものが多いので、本来は1枝1個に摘果せねばならないのだが、2015年を最後に摘果は止めた。というのは、ヘタ虫の被害がけっこう多く、“自然摘果”に任せることにしたほうがよかろうというもの。
 なお、ヘタ虫防除の農薬散布は過去に夏季3回行っていたが、2012頃から2014年までは年1、2回とし、その後は止めにしている。効果はあまり感じられなかったからだが、無農薬栽培を開始した2015年はかなり落果し、さらに2016年はこんなことは初めてであるが、ほとんど全部が落果してしまった。2017年も3本中2本がそうなってしまった。ということは、農薬散布に効果があったということか。
 でも、無農薬栽培を貫徹することとし、2018年1月に、ヘタムシ被害を軽減するには幹や太い枝の皮を剥ぐとよいと知人から教えてもらい、苦労してそれを行ったところ、依然として落果はあるも、まずまずの収穫が得られた。しかし、皮むきは毎年とは言わないまでも頻繁に行わねば効果がないと感じられ、あまりに時間がかかる作業ゆえ、その後1回だけ部分的に行っただけで、もうあきらめた。
 実の付き方は、例年、3本とも足並みをそろえて表年と裏年を繰り返していたのであるが、近年はこれが崩れた。その経緯は次のとおり。
 
各年の着果状況と収獲状況(カッコ内)、消毒回数を示す。
        東の木   中央の木  少し離れた西の木  消毒回数
 2012年 過多(過多) 過多(過多) 過多(過多)  2、3回
 2013年 少々(少)  少々(少)  少々(少)    1回
 2014年 少々(少)  多い(多)  多い(多)    2回
 2015年 多い(少)  多い(少)  多い(少)    なし
 2016年 少々(無)  多い(極少) 多い(極少)   なし
 2017年 少々(極少) 多い(極少) 多い(少)    なし
 <2018年1月 3本とも幹や太い枝の皮むき>
 2018年 少々(少々) 普通(普通)  少々(少々)   なし
 2019年 普通(やや少)過多(多い) 過多(多い)   なし
 2020年 普通(極少) 多い(極少) 少々(無)    なし
  <2020年12月 3本とも大きなコブの樹皮剥き>
 2021年 少々(極少) 普通(少)  過多(普通)   なし
 2022年 普通(極少) 多い(極少) 普通(極少)   なし
 2023年 普通(極少) 普通(極少) 普通(無)    なし

 夏剪定で厄介なのは、たまにイラに刺されることである。
<イラ(毛虫)の状況>
 2013年:5月24日に剪定し、2本目の剪定でイラにやられ、参った。
 2014年:5月25日に剪定し、イラは発見もせずに終わった。
 2015年:5月30日に剪定し、大きなイラを3匹発見したが、刺されず。
 2016年:6月6日に剪定し、イラは発見もせずに終わった。
 2017年:6月6日に剪定し、イラを2か所で発見するも刺されず。
 2018年:6月4日に剪定し、イラは発見もせずに終わった。
 2019年:5月17~19日に剪定。イラは発見しなかったが、17日は腕がかゆくなった。
 2020年:5月11日に剪定。イラは発見もせずに終わった。
 2021年:5月3日に剪定。イラは発見もせずに終わった。
 2022年:5月2日、6月12日に剪定。イラは発見もせずに終わった。
 2023年:4月30日に剪定。イラは発見もせずに終わった。

 ところで、イラに刺された場合の措置法として近所の農家の方から信じられない方法を教えていただいた。まだ実行していないが、いずれ機会があったらやってみようと思っている。
 → イラ(イラガの幼虫)に刺されたら、イラをつぶした汁を塗ればいい!? 

 以下、各年の夏剪定と摘果、その後の管理について記録する。
<2023年>
4.30今年も去年と同様に早めの夏剪定。徒長枝もまだ小さく、すべてが手でもぎ取ることができ、作業がスムーズにいく。やはり早いに越したことはない。
 今日1日で3本とも夏剪定完了。所要時間は約3時間。
 枝が込み合った箇所は、なるべく実が付いていない小枝をもぎ取るか、あるいは剪定鋏で切り取り、日当たりをよくする。
 西の木は、しだれ梅やみかんの木に被さる所があり、少々枝落とし。
5.1果樹園全体の草刈機による草刈
6.4再び徒長枝となる新芽がいっぱい出てきており、手でむしり取る。
7.24雑草が繁茂してきているから、草刈機でざっと草刈り。 
 生理落果やヘタムシ被害落果は気持ち少ないような気がするが、はたしてどうなる?
8.28伸びてきた雑草を草刈機で草刈り。
 ヘタムシ被害落果がけっこうあり、生っている実はかなり少なくなった。
 西の木は、隣のしだれ梅の虫害(ミノムシ)が移り、ほぼ丸裸に。
10.19月初め頃から実りだしたが、全部で30個ほどしか生っていない。鳥害で収穫できず。
10.29鳥害が少なくなり、10個ほど初収穫(かつ最終収穫)。悲惨!

<2022年>
(4月18日)
 果樹の中でも柿の木(その並びのビワも)の下は雑草が繁茂しやすい。今日現在、かなり繁茂しており、夏剪定に先立って草刈り機でざっと草刈り。
(5月2日)
 今年は去年と同様に早めの夏剪定。徒長枝もまだ小さく、ほとんどが手でもぎ取ることができ、作業がスムーズにいく。やはり早いに越したことはない。
 今日1日で3本とも夏剪定完了。3時間かからなかった。
 枝が込み合った箇所は、なるべく実が付いていない小枝を剪定鋏で切り取り、日当たりをよくする。
 西の木は、しだれ梅やみかんの木に被さる所があり、少々枝落とし。
(6月1日)
 東と中央の木は枝が伸びて垂れ下がってきた箇所があり、何年か前に東の木は1か所支えの棒を当てたが、もう1か所棒杭で支え、中央の木も2か所を棒杭で支え。
 けっこう実が付いているが、生理落下(ヘタムシでないことを祈る)が始まった。
(6月12日)
 夏剪定は5~6月に1回のみであったり、8月に2回目をやったりしていたが、今年は昨年と同様に5月に引き続き、6月にもやることにした。
 太い枝から若芽の徒長枝がけっこう出てきている。手でむしり取る。
 なお、葉が茂り出し、幾重にも重なった枝で実が生っていないものは適度に剪定しておいた。また、垂れ下がった枝や隣の果樹とごっつんこする枝を切る。
(6月26日)
 雑草が繁茂してきているから、草刈機でざっと草刈り。  
(9月18日)
 果樹園全体を草刈機で草刈り、幹回りは鎌で草刈り、株周りに雑草を敷き詰める。
 ヘタムシ被害であろう、落果が激しく、まだ続いている。
(10月9日)
 ヘタムシ被害であろう、落果が激しく、まだ続いている。
 色づいたものは、ブヨブヨのもの(ヘタムシ被害)が大半だが、硬いものも少しある。ブヨブヨのものは大半が鳥に突かれている。
 硬いもので色付いたものを10個弱、初収穫。今年は3本ともヘタムシ被害が多い。
 公園の南淵に溜まっている落葉(もう3年、新型コロナで人を集められず、掃除してない)を一輪車で回収し、ビワと柿の木2本周りに敷き込む。
(10月16日)
 硬いもので色付いたもの大半(約30個)を収穫。残り10個ほどで、今年の収穫量は全部で50個といった悲惨な状態。
 公園の東半分から少々の落葉を集め、追加して果樹園にばら撒く。

<2021年>
(4月26日)
 果樹の中でも東2本の柿の木(その並びのビワも)の下は雑草が繁茂しやすい。今日現在、かなり繁茂しており、夏剪定に先立って草刈り機でざっと草刈り。なお、フキが2か所でだいぶ広がり出し、この部分は鎌と手で草刈りし、刈った雑草はフキの株間に敷き込んで雑草抑え。
(5月3日)
 今年は去年より1週間早く、今までで一番早い夏剪定。徒長枝もまだ小さく、ほとんどが手でもぎ取ることができ、作業がスムーズにいく。やはり早いに越したことはない。
 今日1日で3本とも夏剪定完了。3時間かからなかった。
 枝が込み合った箇所は、実が付いていない小枝(西の木は実がいっぱい付いており、実が付いた枝であっても)を剪定鋏で切り取り、日当たりをよくする。
 なお、ビワの木は鳥除けネットを掛ける予定だから、隣接する柿の木のビワ側に伸びた枝を大きく切除。
(6月15日)
 夏剪定は5~6月に1回のみであったり、8月に2回目をやったりしていたが、今年は5月に引き続き、6月にもやることにした。
 太い枝から徒長枝がけっこう伸びだしてきている。幼枝だから、手でむしり取れる。
 なお、葉が大きく茂り出し、幾重にも重なっている枝で実が生っていないものは剪定鋏で適度に剪定しておいた。
 少々落果が始まったが、ヘタムシ被害ではなく、生理落下であってほしい。
(7月26日)
 落果は止まったから、6月の落果は生理落下とみなしたい。
 雑草が繁茂してきているから、草刈機でざっと草刈り。
(9月13日)
 お盆頃から落果が始まり、これはヘタムシのせいだろう。まだ若干続いており、実はだいぶ少なくなってしまった。今年も収穫は少なかろう。
 雑草が繁茂しており、草刈機で草刈り。 
(11月8日)
 収穫も終盤に入った。米糠が大量にゲットできたので、甘味がイマイチ少ない西の木の樹木周りに米糠を散布しておいた。少々早いお礼肥である。

<2020年>
(4月30日)
 果樹の中でも東2本の柿の木(その並びのビワも)の下は雑草が繁茂しやすい。今日現在、かなり繁茂しており、夏剪定に先立って草刈り機でざっと草刈り。
(5月11日)
 今年はだいぶ早く取り掛かることができた。徒長枝もまだ小さく、ほとんどが手でもぎ取ることができ、作業がスムーズにいく。やはり早いに越したことはない。
 今日1日で3本とも夏剪定完了。4時間ほどか。
 枝が込み合った箇所は、実が付いていない小枝を剪定鋏で切り取り、日当たりをよくする。だいぶスッキリした。
 なお、ビワの木が大きくなったので、重なり合う枝は柿の木のほうを切除。
(6月21日)
 柿の木周りや柿の木の下の栽培野菜の草引きを兼ねて、鎌で果樹園の雑草を大雑把に刈る。鎌でこうしたのはちょっと記憶にないが、草刈機を持ち出す手間を考えれば、労力に差はない感がした。
(8月2日)
 雑草が随分と生え、草刈機(紐タイプ)でざっと草刈り。
 ヘタムシ被害だろうが、かなり落果しているが、まだ十分に実は付いている。
 一番東の木、これはイラであろうが、かなり葉っぱを食われているが虫はいないから、被害はストップしているのであろう。
(9月22日)
 今年は昨年より落果が激しく、ほとんど落ちてしまった。自家消費分もないだろう。ヘタムシかどうかはっきりしないが、虫害のひどさにうんざり。
(10月27日)
 10月に入って、色付き始めたものが少しはあったが、例年どおり鳥に突かれだし、といってもほとんど落果したため、鳥に突かれたのは20個ほどであろう。
 残っているのは東の木に2個、中の木に10個ほど、西の木は無である。今日、まあまあ熟したものを6個ほど収穫。残り6個ほどで、鳥に突かれなければ後日収穫。→鳥に突かれ、残りは2個収穫できただけ。
(11月17日)
 再度皮むきするのは大変なことだから、今日、むしろを切って幹に巻いてやり、早春に外して、そこに潜んでいる虫もろとも燃やすことに。これで、どれだけの効果があるのか分からないが、簡単な作業だから、やってみることにした。

<2019年>
(5月13日)
 果樹の中でも東2本の柿の木(その並びのビワも)の下は雑草が繁茂しやすい。今日現在、かなり繁茂しており、夏剪定に先立って草刈り機でざっと草刈り。ついでにイチジク、みかん2本の周りも草刈り。
 2016年に果樹園をラジノクローバで埋め尽くそうと目論見、2度種蒔きを行い、以来どれだけかの雑草管理をしてきたが、ラジノクローバはとうとう柿の木周りの淵にほんの一部残っているだけとなり、もうあきらめて、これも一緒に刈り取ってしまうことにした。
(5月17~19日)
 日にちが経つと徒長枝となる新梢が伸びに伸び、作業もしにくいし、長い枝を切れば樹木にいくばくかはダメージも与えよう。ここ3年は剪定が遅掛けであったから、今年は従前より少々早めて5月17日から早朝仕事で3本の木を2、3日かけて夏剪定することにした。
 まず最初に東の木を剪定。徒長枝はまだ若々しく、剪定鋏で切るより手でもいだほうが早い。昨年、枝元を少々残してしまった徒長枝は枝元から剪定鋏で切る。
 また、枝が込み合った箇所は、実が付いていない小枝を剪定鋏で切り取り、日当たりをよくする。だいぶスッキリした。
 なお、剪定ごみは柿の木の下に放置し、4日前に刈り取った雑草とともにいずれは堆肥化し、土に還るであろう。いつもそうしている。
 1時間ほどで終了し、まだ時間があったので、隣の中央の柿の木も半分剪定。
 ところで、イラであるが、発見はしなかったものの、終わりがけに腕がかゆくなった。シャツの上からイラの毛でも入り込んだのだろうか。終わってからシャツを手で叩き、腕はタワシで擦りながら水洗い。これで、事なきを得た。
(追記)5月18日に中央の柿の木の残り半分を剪定し、少し離れた西の木に着手。西の木は着果が物凄い。込み合った枝は着果しているものも除去。時間切れで半分残す。残りを19日に行い、完了。今年はイラを全く見なかったし、イラの被害は特になし。
(7月8日)
 下草が随分と伸び、草刈り機でざっと草刈り。ヘタムシ被害はいまだほとんどなし。
(8月11日)
 新芽が徒長枝となって所々でグーンと伸びている。3本とも、それを全部切り取る。一部込み合った枝で実が付いていないものを少々切り落とす。
 無農薬でも、ヘタムシ被害はいまだほとんどなし。
 鈴生りに生っている枝がけっこう多く、摘果せねばならんだろうが、10個ほどを摘果しただけ。たぶん時期的に遅く、今からやっても大きな実にはならないのではなかろうか。ということで、摘果は見送り。
(8月19日)
 柿の木周りの雑草が繁茂してきたので、草刈機でざっと草刈り。
(8月23日)
 ここへきて、ポタポタと実が落ちだした。ヘタムシの被害である。生りが少ない東の木はマレであるが、隣の木と西の木に目立つ。
(9月7日)
 その後も落果が続き、3本の木ともに半分は落ちた。この辺で止まれ!
(10月16日)
 今年はたくさん実を付けたが、8月下旬から9月中旬にかけて7割方が落下した。9月20日過ぎには落果がほとんど止まり、ホッとしたところである。
 ところが、例年のことだが、熟しだすと鳥に突かれだす。10月になって色付いたものは全部突かれた。10月10日になって鳥の突かれ具合が減り、10個ほど初収穫できた。その後も少々鳥に突かれるが、今日(16日)から本格的に収穫できるようになった。今年は十分に満足できる収穫量となる。

<2018年>
(5月28日)
 3本の柿の木のうち、西1本のほんの一部に小さな毛虫が湧いていた。椿のイラ消毒のついでに見つけた毛虫にスミソンを噴霧しておいた。
(6月4日)
 3本の柿の木の夏剪定を行い、摘果はせず。脚立を多用し、木に登るのは最小限に。まっすぐ上の伸びた徒長枝を全部切り取り、葉が込み過ぎている個所は生っていない枝を少々剪定する。
(6月24日)
 東の木は枝を伸ばし過ぎたので地面に着かんばかりになっている。そこで、細い丸太に釘を2箇所打ち、ビニール電線で枝を絡げて固定。これを2本立て、支える。風で左右にゆらゆら揺れるが、まあ何とか地面と擦れることはなかろう。
 ところで、3本とも落果が始まった。ヘタ虫の被害である。どこかで止まってほしいものだ。
(7月2日)
 雑草が繁茂しだしたので、草刈り機でざっと草刈り。ラジノクローバは淵に一部残っているだけで、これはなるべく刈らないようにした。
(8月13日)
 再び雑草が繁茂しだしたので、草刈り機でざっと草刈り。
 ヘタ虫による落果は止まったようで、まずまずの収穫が期待できそうだ。ただし、ヘタ虫防除消毒のベストな時期は6月中旬と8月下旬とのことであるから、これから再びヘタ虫が騒ぎ出すかもしれない。
(8月20日)
 小々遅れたが、真っすぐ上に伸びた徒長枝を6月に引き続き除去。
(10月14日)
 まだ早いが、柿の収穫を少しずつ始めた。垂れ下がった枝が長く伸びた雑草に隠れがちなので、果樹園全体の草刈り(紐タイプ草刈り機)をざっと行った。

<2017年>
(6月4日)
 3本の柿の木の夏剪定を行い、摘果はせず。
 昨年春に蒔いたラジノクローバは大半が絶えてしまったが、秋蒔きが功を奏し、5月には十分に生えた。ただし、種不足で部分的ではある。
(6月26日)
 今年は、3本とも実をけっこう付けているが落果が始まった。ヘタ虫の被害である。
 なお、クローバはその後繁茂しだし、他の雑草は大小ともほとんど生えなくなった。景観上もよく、また、柿の木との共生効果も期待できよう。
(8月13日)
 クローバは雑草に負けてしまい、勢力が弱くなった。他の雑草が繁茂しだしたので、地上15cmぐらいの所で草刈機(紐タイプ)でざっと草刈り。
(8月23日)
 雑草は弱弱しくなる。
 3本ともけっこう実を付けていたが、落果は止まることを知らず、昨年と同様なことになってしまう恐れが出てきた。(8月28日:どんどん落果している。)
(10月30日)
 雑草がけっこう伸びているので、草刈機で草刈り。

<2016年>
(4月26日)
 東と中央の柿の木周りに鶏糞をばら撒く。西の柿の木には種粕と昔の化成を加えた混合肥料の残りを使用。
 なお、東と中央の柿の木の区画は果樹園としたので、本日、ラジノクローバの種蒔きを行った。(2016年9月1日追記:その後、草引きなど随分と手入れをしたが、雑草の伸びが激しく、クローバはほとんど絶えてしまった。)
(6月6日)
 剪定を行ったら随分とすっきりした。剪定くずは近年は柿の木の下に放置しておくのだが、今年は2本の周りにはクローバの種蒔きを行い、それが小さく芽吹いてきているので、片づけねばならぬ。隣のシャクヤクの畝との間を堆肥場としたので、そこに積み上げておいた。
 なお、実の摘果は、昨年はヘタ虫の被害が非常に多くて大半が落果してしまったから、せっかくの摘果は無意味なものとなったので、脚立を使わないと手が届かない枝で実があまりにも多く固まって付いている箇所のみ摘果するだけに止めた。
(2016年6月18日撮影)
DSCN0469.JPG

(7月31日)
 JA精米機から手に入れた米糠を西の柿の木周りにばら撒く。
(9月1日)
 今年も昨年同様に落果がすごい。ヘタ虫の被害である。まだ続いている。これじゃあ収穫量が激減する。
(10月21日)
 落果はその後も続き、今年の収穫量は3本で10個ほどになりそう。熟した柿が鳥に1個突かれていたから、まともな収穫はその半分かも。
 樹木周りに雑草が背高く生えているところがけっこうあり、草刈機で刈り取り、樹木周りに均等に敷いておいた。

<2015年>
(5月30日)
 昨日1本、今日2本、計3本の柿の木の夏剪定と摘果を行った。
<施肥(6月2日)>
 鶏糞と種粕をばら撒いた。なお、剪定ゴミを株周りに広く敷いておいた。今年は、おふくろに元気がなく、そのままにしておいてくれるだろう。やがて、これが堆肥化してくれる。
(8月18日)
 果樹畑は雑草が生えるままにしておいても大丈夫そうだが、施肥したこともあって、物凄い勢いでツユクサなどが生えている。例年自生するホウズキが負けてしまい、1本も生えていない。
 そこで、今日、畑のついでに、ざっと草刈機で草を刈っておいた。
 なお、実は着実に大きくなっており、今年は無農薬だが自然落下はさほどなく、まずまずの豊作になりそうだ。
(9月13日)
 8月終わり頃から病気で橙色になった柿が次々と落果を始めた。けっこうあり、これじゃあ摘果しないほうがよかった。
(9月27日)
 依然として落果多し。ヘタ虫の被害である。鳥が腐りかけた橙色の柿を突きにきている。いまのうちに、そうしたもので腹を膨らせてくれると有り難い。
 まともな柿が一部ほんのりと色付きだした。

<2014年>
(5月24日)
 昨年から早めに実施することにし、今年は5月24日に行った。一昨年は6月25日で、その前も同様な時期に行っていたが、枝がけっこう太くなっており、なかなか切りにくいし、イラ(毛虫)に刺されることが多い。
<実の摘果>
 剪定と併せて、1枝に3つ4つと実を付けているので、摘果せねばならない。これは、例年、手が届く所は、おふくろの仕事にしているが、一昨年から、おふくろ(今96歳)は老齢に付き、やらなくなった。よって、剪定のついでに全体に摘果するのであるが、昨年は裏年に当たり、珍しいことであったが実の付き方が非常に少なく、摘果しないことにした。
 今年は逆に表年に当たるから、3本とも実がバンバン生っているかと思いきや、東の木は昨年同様にほとんど実を付けていない。どうしたのだろう? 西の木や北の木は予想通りであった。
 そこで、東の木は摘果せず、他の2本の摘果を行った。最終的には1枝に1個にすると良いようだが、まだ時期が早いので、ときにヘタ虫にやられてポトポト実が落ちることがあり、1枝に2個とした。
<施肥>
 今年初めて木の周り全体に施肥した。今までは数年に1回、株から少し離れた所に溝を掘り、有機肥料などを埋め込んでいた。これは面倒な作業だから、今年から今回の方法に変えた。
 まず、鶏糞と有機肥料粒をばら撒き、その上に撰定ゴミや堆肥場に積んである枯れ枝や雑草で覆った。これらもそのうち堆肥化するであろう。
(後日追記)覆った撰定ゴミや雑草などは、おふくろによって堆肥場に積み上げられてしまった。

<2013年5月>
 例年より1か月早く行ったからイラ(毛虫)はいないだろうと高を括っていたが、どっこい刺されてしまった。最初の木は大丈夫だったが、2本目でやられ、痒さを我慢して3本目も剪定し終えた。
 終わってから店の2階にある居室に戻り、急いでシャワーを浴び、痒い所をタワシで擦り、毒毛を洗い流す。そして「ムヒアルファEX」(クリーム)を塗る。これで、大方痒みは消えるが、さらに消炎効果が高い「リコリス」(ドリンク)を念押しで飲む。これで万全。こういうときは、稼業が薬屋だから助かる。
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山芋の手抜き栽培:種芋(orむかご)植えっ放しの2か年栽培 [手抜き栽培:山芋]

 2012年に、河口湖辺りで栽培されたものを食用として購入し、おいしかったから一部を残して種芋とし、これを元に増やして、山芋栽培に取り組んでいる。購入時は丸芋で、栽培したらイチョウ芋となり、経年変化したら、ずんぐりした長芋が多くなった。これは、どうやら大石芋(富士河口湖町大石地区産)らしい。大石芋は気候や土壌で形状が変化するとのことであるから。
 
 当初は、大きな芋を切ったり(小さな芋はそのまま)して、単年栽培していた。有機肥料を投入し、連作を避ける、慣行農法である。
 そして、2018年からは、無肥料・連作栽培に取り組むこととした。もっとも、最初は土壌改良として畝を深掘りし、刻み藁と牡蠣殻粉末をしっかり投入した。その後も、収穫時に枯草、刻み藁、牡蠣殻粉末(その後、貝化石粒)をどれだけか入れ込んでいる。
 また、2018年からは、畑に余裕があるから、むかごからの2か年栽培にも取り組むこととし、2021年からは全て2か年栽培にした。

 2か年栽培するに当たって、基本はむかごを使用するも、収穫時に食用にならない小芋(クズ芋)がけっこう採れるから、これを優先して使うことにしている。なお、1年経過畝で不発芽の箇所がけっこう生じ、その箇所には、収穫時に食用にならない小芋のうち大きいものを埋め込んでいる。
 ところが、2021年はなぜかむかごがほとんど生らなかった。よって、食用にする大きな芋の上部を全部切り取って、それを種芋とした。これが発芽率は、むかご(ほぼ100%発芽)より少々悪く、7割程度といったところか。

 植えっ放しの2か年栽培は、厳冬期の冷え込みで山芋が凍みる恐れがあり、枯草や刻み藁で覆いを掛けているが、これで十分に冬越し可能な感がする。そして、2021年から、収穫したら直ぐに連作畝を整備し、早々にむかごや食用にならない小芋(クズ芋)を埋め込み、枯草や刻み藁を乗せ、冷え込むようになったら、ビニールシートで覆いをかけ、凍み防止をしている。
(1年経過畝は支柱を差しっ放しにするから、ビニールシートで覆いをかけられない。覆いを掛けるとすれば、支柱を抜き、15~20cmの支柱の切れ端(棒)に差し替えてビニールシートで覆い、春になったら棒を抜いて本支柱に差し替えるという手間を要する。一度これをやったことがあるが、かような面倒なことをしなくても、凍みないことが判明したので、枯草や刻み藁を厚く乗せるだけ。)
 なお、以前は、むかごや食用にならない小芋(クズ芋)を冬季保管し、春になって畝に埋め込んでいたが、厳冬期に凍みることがあり、保管に気を使わねばならなかった。保管せずに秋に直ぐ埋め込めば、かなり省力化できる。

 このページでは、やっと板についてきた手抜き栽培(2年がかりのむかごからの山芋栽培)について記すこととする。
 2021年(一部2022年)までの無肥料連作栽培については、別ページに残す。
 →むかごからの山芋(イチョウ芋)2か年栽培 
 慣行農法による単年栽培についても、別ページに残す。
 →山芋(イチョウ芋)の単年栽培

 なお、無肥料栽培の自然農法で、参考としたものは主として次のとおり。
 「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い
 三浦伸章「ガッテン農法」を知る

<2023年秋に植え付け:25年秋に収穫(2畝)>
2023.10月下旬に山芋2か年栽培畝2畝とも収穫。畝を覆っていた枯草などは退けておき、掘り進むたびに刻み藁を少々入れ込む。1畝当たり刻み藁はダンボール箱3箱を使用。
10.29むかごや食用にならない小芋(クズ芋)を埋め込み作業。
 テンワでざっと畝整形。15~20cmの支柱の切れ端(棒)を約25cmピッチで並べていく。約10mの畝に2列、40本ずつ並べ、全部で160本。
 棒を差しながら、その際に、食用にならない小芋(クズ芋)を深さ約5cmで埋め込み、むかごは深さ3cmで埋め込み。西畝は大半がクズ芋ばかり。東畝はむかごだけ。
 退けておいた枯草などを戻す。これだけでは薄すぎるから、刻み藁を厚めに被せる。1畝当たりダンボール箱5~6箱を使用。
 これにて2か年栽培の種芋(orむかご)の植え付け終了。
 なお、冷え込むようになったらビニールシートで覆いをかけ、凍み防止する予定。
 また、支柱の切れ端は、春、山芋が発芽する前に抜き取り、ツルを巻きつかせる支柱に差し替えることにしている。そして、秋になって、発芽しなかった箇所(支柱にツルが巻いてない個所)には、1年先行している別畝2畝の収穫後に、食用にならない小芋(わりと大きいもの)を補充埋め込みし、翌年秋に収穫するという段取りになる。
 植え付けから収穫までの丸2年間、その間に雑草がけっこう生え、草引きをさせられるも、枯草などの覆いが分厚ければ、さして雑草は生えない。
11.14刻み藁が風で吹き飛ばないよう、サツマイモのツルを山芋畝に被せ。
12.3刻み藁追加被せ
12.10種芋(orむかご)の凍み防止にビニールシート掛け
2024.3.14やっときつい冷え込みがなくなったのでビニールシート外し
 こぼれ落ちた刻み藁を手でかき上げ、少々の雑草を引く。
3.16棒を引き抜きながら支柱(90cm)を差し込む。
 雑草叩きをしつつ、覆いの刻み藁などを整える。
4.21所々ツルが伸びてきたので麻紐で支柱を連結。

<2022年秋に植え付け:24年秋に収穫(2畝)>
2022.11.7山芋2か年栽培畝2畝とも収穫。畝を覆っていた枯草などは退けておく。掘り進むたびに刻み藁と貝化石粒を少々ばら撒く。1畝当たり刻み藁はダンボール箱3箱、貝化石粒はバケツに軽く1杯を使用。
11.10むかごや食用にならない小芋(クズ芋)を埋め込み。
 3日前に収穫し刻み藁や貝化石粒を投入した畝をテンワで概ね畝整形。次に鍬で法尻を削って土寄せ。これで、広幅のかまぼこ型の畝が完成。
 15~20cmの支柱の切れ端(棒)を約25cmピッチで並べていき、概ね10m畝に40本となった。この切れ端を順次差し込んでいく。1畝2列とし、2畝で160本。
 棒の際に、食用にならない小芋(クズ芋)を深さ約5cmで埋め込み、むかごは深さ3cmで埋め込み。西畝はクズ芋ばかり。東畝は十数個クズ芋で残りはむかご。
 退けておいた枯草などを戻す。これだけでは薄いから、サツマイモ栽培畝やスイカ栽培畝から枯草やツルを運んできて十分な覆いをする。少々不足し、ミョウガの残骸やお隣の休耕畑の枯草を頂戴し、被せる。これにて2か年栽培の種芋(orむかご)の植え付け終了。
11.28明日はまとまった雨が降り、その後冷え込みが来るので、ビニールシートで覆いをかけ、凍み防止。
2023.2.27冷え込みはもうないので、ビニールシート外し、草引き。
3.19埋め込んであった支柱の切れ端を抜き取り、ツルを巻きつかせる約90cmの短めの支柱に差し替えた。なお、両端と中ほど3か所、計5か所は太い支柱とした。
4.24所々ツルが伸びてきたので麻紐で支柱を連結。伸びすぎたツルは麻紐に這わせる。
5.18草引き
6.18草引き、法面草叩き
6.26畝の峰は手で草引き、法面は小型コテで草削り。
7.17&7.23畝の峰は大して草が生えていないが草引き。畝の法尻をテンワで草叩き
7.31むかごがけっこう生っており、ていねいに取って、処分。
9.16その後、少々むかごが生っているが、放置。東畝の法面の草叩き。
10.29その後のむかごはたいして生らなかったが、まずますの大きさのものは取り除き、細かなものはこぼれてもよしとした。不発芽箇所がけっこうあり(数十か所)、そこには、クズ芋で大きそうなものを埋め込み。
 半分堆肥化しかけた枯草&刻み藁がけっこう乗っているが、新しい刻み藁をどれだけか被せておいた。なお、枯れたツルや麻紐は引きちぎって畝の覆いにした。
11.19サツマイモのツル被せ
12.3刻み藁追加被せ
2024.2.3まだ雑草はあまり生えていないが、隣接畝のついでに法面&畝間の草叩き
3.4こぼれ落ちている刻み藁を畝に寄せ、若干の草引き
4.21所々ツルが伸びてきたので麻紐で支柱を連結。
4.22東畝の法面に細かな雑草がいっぱい生えだし、手で削りながらの草叩き。

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今日の農作業&10月の農作業 [月別農作業記録]

<2023年>
10.01自家採取種の収納(キュウリ、十六豆2種、ゴーヤ、網干メロン)
10.02ホウレンソウⅠ&Ⅱ:細かな草の草取り
  ゴーヤ:最終収穫、引き抜き、畝の草引き
  葉食用の大根:キャベツ畝の法尻に残り種を種蒔き
  一昨日定植したキャベツ類:水やり
 <ショウガ:1株だけ試し堀り>
10.08カブ:第1回選り、草引き
  ニンニク畝:発芽前の草叩き
  イチゴ:不良株除去、移植、草叩き、法面整形
  小松菜Ⅰ&Ⅱ:草叩き、畝の整形
  イチジク:ネット外し
  里芋:試し掘り4株
 <トウモロコシⅤ:過半収穫>
10.14小松菜Ⅰ:種蒔き(種が少なく、粗くばら蒔く)
  小松菜Ⅱ:畝の細かな雑草の草叩き
  タマネギ畝:肥料(苦土石灰、種粕、鶏糞)を適量撒き、畑起こしもどき
  ネギ苗場:草引き、籾殻被せ
 <ミョウガ:最終収穫>
 <トウモロコシⅤ:タマネギ畝整備のため、早いが最終収穫>
 <ピーマン葉:一部の枝を切り、葉っぱを食用に>
 <春菊:今年は生育が良く、初収穫>
10.15普通の大根:第1回選り
  カブ:第2回(最終)選り
  柑橘類:剪定(甘夏、みかん、ユズ、金柑)
 <ホウレンソウⅠ:初収穫>
10.19<ニンジン:初収穫>
 <ホウレンソウⅡ:初収穫>
 <ショウガ:本格的収穫開始>
10.22小松菜Ⅱ:畝の草叩き、整形
  ニンニク:マンノウでざっと草削り、法面の削り上げ
  エンドウ:草叩き
  イチゴ:法面の削り上げ
  大根&カブ:法面の削り上げ
  白菜:法面の削り上げ
  タマネギ畝:畝の草叩き、粗整形
  須賀前畑の南堺:濃厚除草剤噴霧(スギナ絶やし)
  須賀前畑の周り:草刈機で草刈り
  貸畑:スギナ除去、ざっと草引き、大根間引き
10.23小松菜Ⅱ:畝を鍬で転圧し、真っ平らにして種蒔き
10.24田んぼ:刻み藁の回収(ダンボール箱41箱)
  大根:最終選り
 <紫ナス:最終収穫>
10.25,27,28山芋:むかご拾い、芋掘り、刻み藁入れ込み(25,27)、水洗い・計量(28)
10.29山芋(来年収穫畝):欠損株にクズ芋を埋め込み。刻み藁を少々被せる。
  山芋(2年後収穫畝):テンワで畝整形、目印棒160本差し込み。
             目印の南際にクズ芋(西畝)・むかご(東畝)を埋め込み。
             枯草を戻し、刻み藁をたっぷり被せる。
  本伏せネギ(須賀前):西面を鍬で土寄せ
  カリフラワー・ブロッコリー:マンノウで草叩き、株元に土寄せ
  キャベツ(夏野菜3種混植畝):マンノウで草叩き、株元に土寄せ
  イチゴ畝:マンノウでざっと草削り
  刻み藁:24箱回収(合計65箱)
 <柿:10個ほど収穫(最初で最終)>

<2022年>
10.02カブ:第1回選り、草引き
  ビタミン大根:最終選り
  普通の大根:第1回選り
  エンドウ畝:草叩き(8月に畑起こしもどき済み)
  タマネギ畝:肥料(苦土石灰、牛糞堆肥)を少々撒き、畑起こしもどき
  本伏せネギ:畝全体の草叩き
  小松菜畝:2畝の草叩き、苦土石灰撒き、畑起こしもどき
  ニンニク:草叩き(芽が少々出かかっていた)
10.05ゴーヤ:もう生らなくなり引き抜き
10.09普通の大根:第2回(最終)選り
  カブ:第2回(最終)選り
  ニンニク:草叩き
  ネギ苗場:草引き
  イチゴ畝:草引き、ランナー除去、枯葉除去
  公園の落葉:一輪車で回収し、果樹園へ(~10.10)
 <ミョウガ:最終収穫>
 <柿:初収穫>
 <ショウガ:1株だけ試し堀り、14追加試し掘り2株>
10.11<ホウレンソウⅠ:まだ小さいが初収穫、13ホウレンソウⅡの初収穫>
10.14小松菜Ⅰ&Ⅱ:種蒔き前の畝の草叩き
10.16小松菜Ⅰ:種蒔き(種が少なく、粗くばら撒き)
  小松菜Ⅱ:細かな雑草が枯れるよう再度草叩き
  ホウレンソウⅢ:細かな雑草を手で草引き
  ネギ苗場:細かな雑草を手で草引き
  自宅前南区画(西方):草刈機で草刈り
  里芋(従来種):収穫
 <柿:ほぼ全部収穫(30個ほど)>
 <ニラ:全部収穫>
 <ピーマン:最終収穫>
  公園(東半分):落葉集め、柿の木周りに敷く
  ニンニク畝:細かな草をテンワで叩く
10.22小松菜Ⅱ:種蒔き(種が少なく、粗くばら撒き)
 <柿:最終収穫(30個ほど)>
  本伏せネギ畝:細かな草をテンワで削り上げ(自宅前2畝)
10.23本伏せネギ畝:細かな草をテンワで削り上げ(自宅前2畝と須賀前)
  イチゴ:退けておいた刻み藁戻し
  エンドウ畝:草叩き
  タマネギ畝:草叩き
  スギナ除去:須賀前の畑(24日も)
10.24大根&カブ:テンワで畝の法面草叩き、手で株周り草叩き&土寄せ
  ビタミン大根:テンワで畝の法面草叩き、手で株周り草叩き&土寄せ
  ハクサイ:テンワで畝の法面草叩き、手で株周り草叩き&土寄せ
 <ニンジン:初収穫>
10.28刻み藁:田んぼから回収(段ボール箱23個)
10.29ニンニク:テボで草叩き、鍬で法面の土寄せ、籾殻被せ
  ネギ苗場:細かな草引き、籾殻被せ
  ニラ:籾殻被せ
  小松菜Ⅰ:細かな雑草の草引き
  サツマイモ:収穫(広幅1畝)
  イチゴ:籾殻被せ  
10.30サツマイモ:収穫(広幅1畝と自宅前全部)
  紫ナス:最終収穫。草刈機で刈り取り、残骸はヤーコンの畝間へ
  オクラ&白ナス:最終収穫。草刈機で刈り取り、残骸はヤーコンの畝間へ

<2021年>

<2020年>
10.05紫ナス:撤去し処分、草叩き、畑起こしもどき、蛎殻粉末入れ
  公園:草刈り
10.16刻み藁:岩広さんの田から24箱回収 10.22刻み藁:12箱回収
  山芋畝(今年収穫):掘りながら刻み藁入れ込み

<2019年>
10.10公園:草刈り
  アスパラガス:支柱立て、結わい付け<台風対策>
10.21田んぼの刻み藁:地主さんの了解を得て大量回収

<2018年>
10.07ニンジン畝:夏ニンジン跡の硬盤層崩し・枯草入れ
  サツマイモ西畝:ネコブセンチュウ対策の土壌改良
10.08公園:草刈り

10.15オクラ跡(来季は白ナス):草刈り後、表土5cmはねて枯草敷き込み
10.21ゴーヤ跡:硬盤層くずし
  紫ナス跡:硬盤層くずし
10.23白ナス畝(西):畑起こしもどき(刻み藁敷き込み)
10.25白ナス(東)畝:オクラ用に刻み藁すき込み
10.28南区画(西側)3畝:枯草を退けてスコップで畑起こしもどき
10.29休耕田で刈り取った草を畝に被せる
   :須賀前の来季夏野菜(白ナス2畝、オクラ1畝、紫ナス半畝)
   :須賀前のサツマイモ畝(今年作付けを見送った西畝)
   :自宅前の来季夏野菜(キュウリⅡ、十六豆Ⅱ、夏大根)
10.30田んぼの刻み藁:ハクサイ畝、キャベツ類畝下の菊菜回りに敷き込み
10.31山芋:来年の畝づくり(硬盤層壊し、刻み藁入れ)(継続11.1)

<2017年>
10.01南区画の角:伐根と土搬出→ぶどう園
10.23台風被害の措置:ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、ハクサイ、ネギ、ピーマン   
10.31須賀前東区画(オクラ、紫ナス・枝豆、ニンジン(半畝跡)):稲藁はつり込み
  須賀前西区画(白ナス跡):稲藁はつり込み

(2016年)
10.28サツマイモ(紅東)堀り跡:センチュウ対策
10.31サツマイモ(安納芋)堀り跡:センチュウ対策

(2015年)
10.01須賀前樹木:伐採
10.04<キャベツ:野菜泥棒に遭う>

(2014年)
特記事項なし

(2013年)
10/15:台風

(2012年)
特記事項なし

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10. 27 秋にはやっぱり柿を食いたいものだ [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10年ほど前まで自宅前の畑に柿の木が5本あった。老木3本と若木2本。若木は20年はなろうというのに実の付き方が少ないうえに甘味も少なかったので、10年ほど前に、他の果樹などを栽培するために伐採してしまった。老木3本だけで十分すぎるほど収穫できるからである。その3本とも歩調を合わせて裏表を繰り返すから、隔年で一族郎党へ生った柿を送っていた。裏年であっても、自家消費に程よい量であった。
 10年前までは、ヘタムシ防除のため年に1~3回消毒をし、これによって落果は生理落果ぐらいなもので、ヘタムシ被害落果はおおむね防げた。
 9年前から無農薬栽培に切り替えたところ、毎年ヘタムシ被害がひどく、収穫量は激減し、ヘタムシなどが冬眠する幹や太い枝の皮むきを2回やったことがあるが、手間がかかるわりにはたいして効果はなく、近年はそれも行っていない。
 ヘタムシ被害は年によって若干の違いがあり、ひどい年は、鳥害もあるから、10個前後しか口にすることができないことが過去2回ほどあった。
 さて、今年。西の木は、しだれ梅に大発生したミノムシ(葉を全部食いつくす)が、お盆頃に柿の木に移り、ほほ丸裸にされてしまい、この木は柿の収穫はゼロ。他の2本はヘタムシ被害が多かったうえに、10月初め頃から熟しだした実は、例年たいていそうなるが、初めのうちは鳥に順次に突かれてしまい、今頃までずっと被害を受ける。
 今なっている実は10個ほどで、間もなく完熟となるが、残念ながら、これも鳥の餌となるに違いない。しかし、秋にはやっぱり柿を食いたいものだ。こうなると、産地から取り寄せるしかない。そこで、いつもどおりスーパーから一族郎党へ送る手配をするのと併せて、自家用も注文した次第。これで、晩秋に柿が食える。
 この冬には、柿の木をどうするか考えねばならぬ。西の木は隣のしだれ梅、オレンジがかったみかん、イチジクとごっつんこしているから、伐採したほうがよかろう。東の木はビワの木とごっつんこしそうだから、大幅に枝払いしたほうがいい。中央の木は間もなくイチジクとごっつんこするから、これも枝払いの必要がある。いやいや、年に2回、剪定する必要があるから、いっそ根元から伐採しちゃうか。
 というようなわけで、無農薬栽培の敗北宣言となってしまった柿の木である。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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10.25 爽やかな秋空れの下、山芋掘りに精を出す [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 山芋のツルが枯れる時期は、ここ何年か一定しておらず、早かったり遅かったりするも、今年は概ね例年並みに10月半ばに全部枯れた。こうなると、もう収穫するしかない。でも、無肥料・連作栽培しているから、掘ったときに土壌改良のために刻み藁を入れるといい感じがし、1枚だけ残っている、うちの田んぼ(どなたか知らないが専業農家の方に守りしてもらっている)の稲刈りが終わるのを待っていた。その刻み藁が昨日手に入り、早速に今日、山芋掘りを行うことにした。
 一昨年、先っちょが細長いスコップをホームセンターで購入し、普通のスコップよりもうんと楽に山芋が掘れるようになった。大して力を入れなくても掘り進められ、スイスイとまではいかないが、手首が痛くならない(普通のスコップだと手首が痛くなる)から助かっていた。
 今年掘る畝は2畝あり、ともに10m強。2列植えしてあり、全部で160株ほどあるから、けっこう骨が折れる。一気に掘るのは体力的に無理であり、2日に分けて掘ることにし、今日、東畝を掘ることにした。
 8月に、生ったむかごをあらかた取っておいたが、また随分と生り、こぼれたものも多い。これを回収しておかないと、初夏にやたらとあちこちで芽吹き、始末に負えなくなるから、何はともあれ、むかごを回収。これに手間がかかる。まずは、枯れたツルをはさみで切りながら回収し、これはヤーコン畑の畝間に放る。ついで、畝には刻み藁や枯れ草が敷いてあるから、畝にむかごを残しながら、刻み藁や枯れ草を隣のグラジオラスの畝に退ける。そして、丁寧にむかごを拾い集める。これに1時間半はかかったろう。
 やっと山芋掘りに着手できたのが正午過ぎ。支柱を引き抜きつつ、スコップで掘り進む。掘った跡にはスコップを差して刻み藁を少しずつ入れ込む。
 そうそう丁寧に掘ってられないから、約25cmより長い山芋は先端をけっこう切ってしまった。これらは早めに食べるか、誰かにやればいい。
 畝の南端から掘り進め、中ほどまではまずまずの大きさの山芋が収穫できたが、枯れるのが早かった北半分は小さなものばかり。北半分は土壌条件が悪いようだ。どうしたらいいか分からず、気持ち多めに刻み藁を投入するしかなかった。
 掘り終わったのは午後2時半頃。ざっとで食用にできる大きさのものは10kgほど。昨年の半分程度にしかならないだろう。先端を切ってしまった山芋が少なかったことからも、今年は不作だ。かといって、全部を自家用にしようと思っても多すぎ、一族郎党ヘ今年もどれだけかは送ることができよう。
 若干曇りがちだったが、爽やかな秋空の下、楽しく山芋掘りができた。
 掘り終わったところで、細長いスコップでありながら、少々手首が痛くなった。残り1畝は明日ではなく、明後日に掘ることとしよう。今日の畝より出来がいいことを祈って。
 今日の畝は不作ではあったものの自家消費には十分すぎる収穫であったのだから、地の神、天の神そして山芋の神に感謝、感謝、感謝。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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むかごからの山芋(イチョウ芋)2か年栽培 [山芋]

(「2022年秋に植え付け、24年秋に収穫」の山芋から、別ページ→「山芋の手抜き栽培:むかご植えっ放しの2か年栽培」)とし、それ以前のものについては、このページに記録を残す。

 山芋(イチョウ芋:河口湖産だが当初は丸芋、どうやら大石芋(富士河口湖町大石地区産)らしい)の栽培をしているが、種芋(収穫した山芋の上部を切り取ったものや小さな芋を丸ごと)からの栽培だと発芽率が悪い。
 その点、むかご(自然薯)だと100%発芽してくれるから栽培しやすい。ただし、その年は大した大きさにならず、2年がかりでの栽培となる。(ただし、凍みたりして2年目に発芽しないことがある。)
 畑に余裕があるから、2017年は従前の栽培法と、むかごでの2年がかりの栽培法の両方を各1畝行うことにした。よって、2018年からは従前の栽培1畝、むかごからの2年がかりの栽培2畝、合計3畝となる。さらに翌年1畝増やし、2021年からは、全畝ともむかごからの2年がかりの栽培とし、毎年2畝収穫とする。
 このページでは2年がかりのむかごからの山芋(イチョウ芋)栽培について記し、通常の栽培法については別ページ「山芋(イチョウ芋)の栽培」で記す。
 なお、むかごの2018年植え付けからは、無肥料栽培の自然農法で行くこととした。参考とした自然農法の手法は主として次のとおり。
 「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い
 三浦伸章「ガッテン農法」を知る

<2021年秋に植え付け:23年収穫(2畝)>
 従前はむかごを冬季保管し翌春に植え付け、収穫まで1年半かけていたが、2021年はむかごが全く生らず、食用にならないクズ芋や小芋を種芋にするしかなくなり、これの冬季保管はけっこう難しいから、秋に植え付けて冬越しさせるというやり方にした。
(2021年10月18日)
 9月末と10月初めに各1畝山芋を掘った。東畝には刻み藁と籾殻を少々ばら撒いてあるが、西畝は在庫切れでなし。なお、掘るとき、枯草は適当に土に混ざり込んでいる。
 本日、両畝に刻み藁(ダンボール箱各3箱)をばら蒔き、ビッチュウでどれだけか混ぜ込みながら、畝を粗整形。なお、西畝は土を両サイドに小々跳ねのけてから刻み藁をばら蒔いた。このほうが幾分土に混ざりやすい。
 鍬で両サイドの畝間の土を少々削りながら畝を整形。
(11月14日)
 畝の整形し直しを行う。東畝が少々つんぼり高いので、少し低く均す。西畝はちょっと小さいので、西隣りのサツマイモ畝の土を若干寄せて、東畝と同じ大きさにする。
 20cmほどの折れた支柱(来春に本支柱に差し直し)を1列40本(株間25cm)並べた後、埋め込む。1畝2列栽培につき、2畝で160本となる。
 支柱の際(中央寄り)に種芋(クズ芋、小芋、食用芋の上部を切ったもの)を深さ5cmで埋め込む。ちょうど足りた。
 越冬させることとなるから、冷え込み防止のため、まず刻み藁を畝全体に少し厚めに乗せる。ついで、ビニールシートを被せたが、まだ気温が高いので裾を折り込んで、法面は半分程度露出させ、石を乗せて風で飛ばないようにする。大して重石にならないが、サツマイモの残骸を乗せておく。
(12月12日)
 明日から冷え込みそうで、裾を折り込んだビニールシートを伸ばす。
(2022年3月7日)
 今年はなかなか暖かくならないから今日までビニールシートを掛けたままにしておいたが、少しは暖かくなったので、シートを外す。少々の草引き。
(3月13日)
 今日、2畝とも支柱差し。一番短い支柱を用意。ちょうど足りた。
 昨年11月に種芋を植えるときに折れた短い支柱を目印に差し込んであり、それを抜きながら本支柱を差し込む。両サイドと中央3か所には太い支柱とし、風で倒れにくくした。
 草引きをていねいにしながら、敷いてある刻み藁やサツマイモの枯れたツル、野菜の残骸を敷き詰め直す。なお、貸畑から出た野菜くずは、畝の法面の草抑えに使用。
(4月28日)
 部分的に芽吹きだし、ツルが大きく伸びたものあり。支柱を麻紐で結わい付け。
 なお、畝の法面や法尻からツルが伸びているものが数本あり、草引きや草刈りでちぎらないよう支柱を斜め差ししておいた。
(5月2日)
 ツルが支柱より上に伸び上がるものがでてきた。隔日で行うエンドウの収穫時に、伸び上がったツルを麻紐に巻き付け。
(5月23日)
 畝に若干雑草が生えており、草引き。法面を削り上げ。
(6月5日)
 グラジオラス側の畝に球根性の雑草が繁茂。他の草とともにこれを可能なかぎり除去。
(7月25日)
 グラジオラス側の畝の法面&峰の草引き。スイカとネギの間の畝はスイカのツルで覆われ、草引きできず。
(8月21日)
 グラジオラス側の畝のスイカとネギの間の畝(含む畝間)の草引き。もう片方(西)畝の草引き。
(9月5日)
 昨日今日で畝の草引き。
(9月25日)
 むかごが少々なっており、ていねいに全部取る。少々時期遅れで落ちたものあり。
(11月8日)
 昨日掘った2年越しの畝で収獲した、食用にならない小芋を種芋とし、発芽しなかった箇所(枯れたツルがない箇所)に埋め込み。その数、約40個。
(11月10日)
 サツマイモ畝やスイカ畝から枯草や残骸を運び、覆いを分厚くし、冬越しさせる。
(11月28日)
 垂れ落ちた枯草を押し上げながら、畝間を軽く削り、土寄せ。
(2023年4月10日)
 3月に目立つ草やスギナを引いたが、分厚い枯れ草の覆いであまり草は生えない。
 部分的に芽を伸ばしだした。支柱に麻縄(細いから二重で)結わい付け。
5.18調子良くツルが伸びつつある。畝の雑草を手で草引き。
6.26畝の峰は手で草引き、法面は小型コテで草削り。
7.23~24畝間を草刈機で草刈り、法面をマンノウで草削り、畝の峰を手で草引き
 部分的に枯れてしまったところあり。小さなむかごがけっこう生っている。
7.31むかごがけっこう生っており、ていねいに取ろうとするも、ツルや葉が茂っており、部分的に取って、多くは畝に落とし、可能な限り拾う。大きなむかごはほとんどなし。種に使えるのは10個程度。なお、なにやら虫に刺されたようで、手首が痛痒くなった。
10.25,27ツルが10月半ばには全部枯れ、2日がかりで収穫作業。
 むかごがまたまたたくさん生っており、手で叩き落し、ツルを鎌で切りながら除去し、ツルはヤーコンの畝間へ放る。むかごを振るい落としながら、畝の枯れ草や刻み藁を隣の畝の法面に仮置き(後日、畝に被せる)。大変なのはむかご拾い。1畝10mで、細かなものまで拾い集め、各2時間を要した。大きなむかごは種芋とし、小さいものはまとめてヤーコンの畝間へ放る。
 支柱を2本引き抜き、鍬を横にして表土を若干削り、細長スコップで2株ずつ掘り進む。そのついでに、堀り跡に土壌改良剤として刻み藁を敷き込む。山芋で出来のいい長いものは先端を切ってしまうもの多し。でも、今年の出来はイマイチで短いものが多く、それほどは切らなかった。この作業に各3時間。少々バテバテ。
10.28水洗いと計量を行う。昨年食用にできたのが48.8kgに対して、今年は23.6kgと昨年の5割の出来であった。なお、小さな山芋は水洗いせず、例年どおり種芋として使うことに。

<2021年春に植え付け:22年収穫(2畝)>
 須賀前畑の中央部に1畝、東の方の1畝、計2畝で、2021年春、むかごからの2年がかりの栽培を行う。
(2020年11月22日)
 2畝とも山芋は収獲済みで、東の方の1畝は収穫時に刻み藁と枯草を入れつつスコップで掘り進み、養生してある。今日は、その畝をテンワで整形した後、周りに置いてある枯草を被せたり、田んぼから刻み藁を持ち込んで乗せ、雑草抑えしておいた。
(2021年4月12日)
 本日むかごなど植え付け。各畝80個とする。
 11月に乗せた枯草や刻み藁は冬風で畝の東面にずり落ちているが、雑草はほとんど生えていない。軽く草叩き。
 まず支柱を差していく。各畝に2列各40本を均等に差す。約10mの畝につき、間隔は約25cm。昨年より少々少な目。両端と中ほどに太い支柱を差し、あとは細い支柱を順次差していく。長すぎる支柱が数十本あったので、これは標準サイズにカナ鋸で切る。
 むかご約120個と、昨秋に収穫したチビ山芋約40個を埋め込んでいく。深さは約3~5cm。余ったむかごは小さなものが約20個。これは一応残しておく。
 枯れ草や刻み藁を列間(畝の峰)に分厚く敷き、草抑えにする。
(4月19日)
 支柱を麻紐で結わい付け。草引きし、刻み藁を補充し、峰の草抑え。
(5月26、29日)
 雑草がけっこう生えだした。峰の草をざっと手で引き、法面はテンワで削り上げ。
 発芽状況はとんと悪い。2割程度だろうか。少々心配になる。よって、法尻でけっこう丈夫な茎を伸ばした一人生えの山芋(数株)は育てることとし、支柱を斜めに差し、テンワで削り上げるときに切らないようにしておいた。
(6月11日)
 その後いくらか発芽あるも欠損株が目立つ。
 峰の草引き、法面の削り上げ。
(7月26日)
 昨日草刈機がつかえる所は、畝間と法面をざっと草刈りし、今日、部分的に鎌を使いながら草引きをした。畝には草1本もない状態に。こんな例は今年が初めて。
(9月20日)
 少々雑草が生えてきており、畝の草引き。
 大半がもう枯れてしまった。珍しくむかごが一つも生っていない。
(10月8日)
 先日収穫した山芋のうち、食用にならない小芋のなかで少々大き目のもの約50個を、2か年栽培の2年目となる畝の欠損箇所へ埋め込み。
 今年から省力化し、昨年までのような「支柱を抜いて、その跡に極短い支柱を差し、12月にビニールシートで防寒。春にシートめくりし、極短い支柱を抜いて、その跡に普通の支柱を差し戻す。」という作業を一切止めにした。
 昨年、間違って1畝は防寒シートを掛けなかったが、芋が凍みることはなかったから、そうすることにした次第。ただし、枯草でなるべく厚く覆うこととする。
(10月10日)
 畝間、畝の法面を削り上げ、若干幅広の畝に。
(10月11日)
 どれだけか雑草が畝の峰に乗っているが、これでは冬越しにこころもとない。サツマイモを一部休耕し、代わりにコブトリソウを栽培し、それを刈り取った枯れ草や刈ったばかりの草がけっこうあるので、これを畝の峰と法面(一部分)に敷き詰める。次に、ヤーコン畝の畝間に放っておいた夏野菜の残骸を拾い集め、これも畝の法面に敷く。
 まだ不十分だから、後日、また枯草なり刻み藁を敷くことにする。
(10月18日)
 岩弘さんの田んぼから刻み藁を搬入し、割りとたっぷり畝に被せることができた。
(11月14、15日)
 畑の中央部の畝は、隣のサツマイモのツルの一部を先日乗せておいたが、その上にけっこうな量の刻み藁を追加して乗せた。
 東の方の畝は刻み藁と野菜の残骸が乗っているが、その上にけっこうな量の刻み藁を追加して乗せた。
(2022年3月7日)
 秋に十分な刻み藁もしっかり乗せておいたから、雑草の生え方は少ないが、所々に大きな冬草があり、草引き。東側にずり落ちた刻み藁を畝の嶺に戻し。
(4月3日)
 東の畝のみ雑草がけっこう生えているので、削り上げ。
(4月25日)
 部分的に芽吹きだし、ツルが大きく伸びたものあり。支柱を麻紐で結わい付け。
 なお、畝の法面や法尻からツルが伸びているものが7本あり、草引きや草刈りでちぎらないよう支柱を斜め差ししておいた。 
(4月30日)
 ツルが支柱より上に伸び上がるものがでてきた。隔日で行うエンドウの収穫時に、伸び上がったツルを麻紐に巻き付け。
(5月23日)
 畝に若干雑草が生えており、草引き。法面を削り上げ。
(7月24日)
 あまり草は生えていないが、東畝のみ草引き。
(9月5日)
 昨日今日で畝の草引き。 
(9月25日)
 今年は、西畝にむかごの生りようがすごい。東畝はさほどではない。こぼれてはいかんから、ていねいに全部取る。少々時期遅れで落ちたものがけっこうあり、極力拾う。
(11月6日)
 全部が完全に枯れており、支柱に結わい付けた麻縄と太く長いツルをハサミで切り、支柱を除去。ただし、畝の法面で発芽したものは、掘り忘れないよう、支柱を残す。
(11月8日)
 昨日、全部掘ったところ、不発芽の箇所が20か所ぐらいはあった。
 今日、水洗いし、計量。中央辺りの畝27.7kg、東のほうの畝21.1kg、合計48.8kgで、約2割増収で、過去最高となった。 

<2020年春に植え付け:21年収穫(2畝)>
 ネギ連作栽培の両側の畝(東畝はむかごからの2年がかりの栽培で昨年収穫、西畝は単年栽培で昨年収穫)で、今年、むかごからの2年がかりの栽培を行う。
(2019年11月3日)
 山芋の収穫時に、スコップで掘り進めるとともに、枯草や山芋のツルそして刻み藁を混ぜ込む。最後に、刻み藁を畝にばら撒き、小型ビッチュウで畝尻の土をかき揚げ、粗整形。
(11月21日)
 休耕田から枯草を搬入し、雑草抑えのため畝に被せる。
(2020年4月12日)
 草が少々生えており、草叩きし、枯草を敷き直す。
 西畝が少々小さいので、ネギ畝(余裕あり)から土を少々かき寄せておいた。
(4月26日)
 まず支柱を差していく。両端と中ほどに太い支柱を差し、あとは細い支柱を順次差していく。畝がまあまあ広幅ゆえ、2列植えとし、支柱も2列とした。
 草引きしながら、むかごを埋め込んでいく。深さは約3cm。枯草がけっこう乗せてあるので、それを敷き直し、草抑えとする。
 西畝(1列42×2列)85個植え付け。東畝((1列45×2列)90個植え付けとなるところ、むかごが14個不足。足りなかった箇所には、後日、どこかで一人生えしたむかごを移植することとしよう。
 株間が25cm弱と少々狭くなってしまったが、無肥料栽培ゆえ山芋がさほど大きくならないだろうから、これでいいのかも。
(5月3日)
 他の畝のついでに、支柱を麻紐で結わい付け。
(5月18日)
 畝の雑草を大雑把に除去。こぼれ発芽むかごも除去。全体に発芽はまだ少ない。
(6月1日)
 草刈機(紐タイプ)で畝の法面と畝間をざっと草刈り。
(6月7日)
 再度草刈機でざっと草刈りし、草刈機が入らない個所をていねいに草引き。
(7月5日)
 畝の法面・畝間を草刈機(紐タイプ)で草刈り。ざっと草引き。
(8月2日、7日)
 西畝のサツマイモ&メロン混植畝(今年はメロンだけ)にネコブセンチュウ対抗植物(コブトリソウ)の種蒔きをするに当たり、草引きをしたので、ついでに西畝の西側だけを、草引きと鎌での草刈りをした。7日に東側を同様に。
(8月13日)
 東畝の両サイドの畝間と法面若干を草刈機で草刈り。
(8月17日)
 東畝の峰を手で草引き、法面を鎌で草刈り。休耕田から搬入した草をたっぷり敷く。
 西畝に休耕田から搬入した草を少々敷く。
(9月20、21日)
 東畝は生育がとんと悪く、もう枯れるものがけっこう出てきた。
 2畝とも草引き。東畝は草引き後にカボチャの敷枯草を法面に覆う。
(10月4日、25日)
 むかごが畝にこぼれないよう、全部収穫。
(11月15日)
 今日、2019年植え付け・20年収穫の1畝を掘り、食用にするには小さすぎる山芋を、欠損箇所に埋め込んでおいた。昨年と同じやり方であり、これで今年はほとんど欠損株がなく、来年以降もこの方法を取ることにする。
(11月18日)
 支柱に結わい付けた麻紐をカッターナイフで切り、その場に放置。麻紐は丈夫なもので1か所で切れていたが、まだ持つ感じがした。ビニール紐よりずっと長持ちするし、片付ける手間もないから、有り難い。少々値が張るが。
 次に、支柱を1本ずつ除去し、目印に短い棒(折れた野菜用支柱)を差していく。黒い棒は目立たないので大半は緑色の棒を使用。細い棒は上部をペンチで折り曲げて所在が分かるようにしたり、少し離して刺して棒が潜り込まないようにした。
(11月22日)
 雑草をテンワで草叩き。田んぼの刻み藁を回収し、枯草の上に被せる。
(11月29日)
 今年購入した山芋畝専用ビニールシートを張り、防寒措置。昨年と同じやり方。
(2021年2月21日)
 厳冬期が過ぎ、ビニールシートを剥がすことに。
 ところが、である。西畝は良かったが、東畝にはビニールシートが張ってなかった。ずっと西のほうの昨年11月に掘った畝(整形して刻み藁と枯草被せ)にビニールシートが張ってあった。とんもないミス。1番最初に2か年栽培したときはシートなしでも凍みなかったから、たぶん大丈夫だろうが。
(3月22日)
 雑草はかすかにしか生えていない。刻み藁をたっぷり掛けておいた効果だろう。
 今日、2畝とも支柱差し。一番短い支柱を用意。ちょうど足りた。
 昨年11月に支柱跡に折れた短い支柱を目印に差し込んであり、それを抜きながら支柱を差し込む。両サイドと中央2か所には太い支柱とし、風で倒れにくくした。
 草引きをていねいにしながら、敷いてある刻み藁を敷き詰め直す。
(4月18、19日)
 支柱に貧弱なものがあり、標準的な120cm支柱を買い込んで差し直し、支柱を麻紐で結わい付け。草引きし、刻み藁を補充し、峰の草抑え。 
(5月26日)
 5月に入った頃からグングン成育(東畝は少々勢いがない)し、ツルが伸びに伸びるから、畑へ行ったついでに、小まめにツルを張った麻紐に巻き付ける作業を実施。
 雑草がけっこう生えだした。峰の草をざっと手で引き、法面はテンワで削り上げ。
 なお、法尻でけっこう丈夫な茎をのばした一人生えの山芋が数株あり、これも育てることとし、支柱を斜めに差し、テンワで削り上げるときに切らないようにしておいた。
(6月11日)
 峰の草引き、法面の削り上げ。
(7月26日)
 昨日草刈機がつかえる所は、畝間と法面をざっと草刈りし、今日、部分的に鎌を使いながら草引きをした。畝には草1本もない状態に。こんな例は今年が初めて。
(9月20日)
 少々雑草が生えてきており、畝の草引き。大半がもう枯れてしまった。例年、むかごがいっぱい生るのだが、珍しく一つも生っていない。
(9月27日)
 東の畝を掘る。枯れたツルを鎌で切りながら、結わいた麻紐も切る。支柱を全部抜く。
 スコップとテボを使いつつ、山芋を1本1本掘り進めながら、枯草、枯れたツル、刻み藁(少々)を入れ込んでいく。
 大きく生長した山芋は、やはり少々折ったり切ったりしたもの若干あり。
 掘り終えた後、刻み藁の代わりに籾殻を少々ばら撒いておいた。畝の整形は後日。
 小さい芋は、今年むかごが全然ならなかったから、種芋として利用することにした。なお、その重量は、泥付きで7.4kg。
 食用となる山芋の収量は、水洗い後に計量したところ21kg。昨年は28.1kg。
 なお、厳冬期の冷え込み防止にビニールシートを張るべきところ、間違えて、この畝には張らなかったが、その影響はなかった。(→1週間跡の畝と収穫量は同じ)
(10月3日)
 西の畝を今日掘ることに。普通のスコップでは力がいるので、先日ホームセンターで細長いスコップを購入し、初使用。やはり力は随分と入れなくて済む。
 掘り方は東畝と同じだが、刻み藁がなく、また籾殻を持ってくるのを忘れ、堀跡には枯草や枯れツルのみ混ぜ込み。
 食用となる山芋の収量は、水洗い後に計量したところ20.1kg。小さい芋は種用とし、、泥付きで6.0kg。
 2畝合計で、食用芋が41kg、種芋用が13kg。
 
<2019年春に植え付け:20年収穫(1畝)>
(2018年11月2日)
 むかごからの2カ年栽培を始めて行った畝(2017-18年:有機肥料栽培)から10月末に山芋を収穫しつつ、引き続き連作してむかごからの2カ年栽培とすべく畝づくりを行なった。今回からは無肥料栽培でいく。
 畝づくりの詳細は、2017-18年栽培の最後に記したが、一番のポイントは硬盤層くずしである。耕土の下部は砂質土となっており、芋がここにぶち当たると先端が黒ずんでしまい、それ以上には深く芋が伸びていかないようなのだ。
 そのため、硬盤層をさらに20cmほど掘り出し、スコップにより畑起こしもどき(10cm間隔でスコップを刺し、前方に少し押す)を行い、山芋のツル、刻み藁、土混じりむかごを投入し、100倍散の竹酢液をジョウロで適当に散水。酢は土壌細菌の増殖を促すとのことであるから使うことにした。なお、今年はむかごが異常と言えるほどに生り、畝周りに散らばって一部畝間に埋まってしまったので、畝間を少し削り、土混じりむかごを処分するために地中深く埋め込むことにした次第。
 埋め戻しに当たっては、刻み藁をまぶしつつ、畝を順次高くしていき、前と同じ程度の高さにしたが、法面の勾配は緩くした。混入有機物の分解とともに多少畝が低くなるのではなかろうか。
(11月10日)
 今年はむかごからの2カ年栽培物にむかごが非常にたくさん生り、大きなむかごがたっぷり準備できた。また、今日、単年栽培物から翌年の種芋づくりを行なったとき、芋の先端に丸っこい小さなものがくっついているものは千切り取り、また、細長い小さなものはそのまま、それをむかごの代わりにすることとし、10個ほど確保できた。
 これにより、例年以上に良質かつ大きな形状のものが確保できた。
(11月14日)
 2日前に安納芋を掘り、そのツルを山芋畝に被せた。そして、今日、休耕田から刈り取った雑草を搬入し、畝に覆い被せた。これは畝の雑草抑えとむかご植え付け後の畝の乾燥防止のためであり、2年後の山芋収穫後の土への有機物投入のためでもある。
(2019年4月21日)
 枯草が十分に被さっているので雑草の生えは少ないが、丁寧に草引き。
 畝の峰やや東側に大きそうな自然薯を約30cm間隔で並べつつ、約5cmの深さに埋め込んでいく。36個植えることができた。これは植えっ放しで2カ年栽培しようと思う。
 畝がけっこう広幅だから、晩秋にいったん掘り出して保存して単年栽培の種芋にするため(後日、予定変更し、植えっ放しで2か年栽培)、もう1列植え付けた。畝の西側法面の中央辺りに概ね30cm間隔で同様に埋め込み。
(5月13日)
 畝の峰は7割方発芽している。本日、支柱立て(結わい付けは麻紐で1段)。36個の植え付けだが、40本の支柱を立てた。未発芽のむかごは、ひょっとしたら支柱で擦ったかもしれないが、それはまれであろう。
 法面のほうは発芽率がかなり悪い。ここには支柱を立てず。
(5月31日)
 概ね芽吹いた。大きな雑草と余計なむかご発芽をむしり取ったが、東面から勢いよくツルが伸びているものは残した。
(6月6日)
 まだまだ余計なむかご発芽があり、むしり取る。東面から勢いよくツルが伸びているもの(約10本)には誤って株元からツルを千切らないよう、短い支柱を斜め差ししておいた。
 畝の峰の未発芽個所(数か所)にむかごを埋め込んでおいた。
(6月17日)
 畝の法面発芽の株に支柱を斜め差しし、ツルを巻き付けておいた。
 雑草が繁茂しだしたので、畝の両面を草刈り機(紐タイプ)で丁寧に草刈り。
(6月24日)
 ここのところ2回にわたって休耕田の枯草を運び込み、メロン・カボチャの敷き藁代わりに使い、残りを山芋の畝に雑草抑えのため敷き込んだ。
 今日、新たに休耕田の枯草を運び込み、畝全体に枯草を被せた。
(7月15日)
 今年は雑草の勢いがすさまじい。鎌で草刈りしながら、刈った草などで法面をしっかり覆い、雑草抑え。なお、軸が細い数株を鎌で切ってしまった。これは、お陀仏であろう。
 峰に植えたむかごは概ね全部発芽してツルを伸ばしているのだが、法面の発芽は思いのほか少なく、また、まだツルが伸びていないものもけっこうある。
(8月2日)
 西のカボチャ畝の草引きのついでに、山芋畝の西法面の草引き。
(9月1日)
 山芋畝の東畝はコブトリソウを生やしており、それが人の背丈ほどになったので、草刈機で1mほどに刈り取り、併せて山芋畝の東法面をざっと草刈り。
(9月15日)
 雑草ばかりが生育し、山芋は貧弱である。草刈機で畝の両面をざっと草刈り。
(9月16日)
 鎌で草刈りし、畝全体を草マルチ。
(10月20日)
 例年より、ツルの勢いが悪い。むかごを収穫したが、ほとんど生っていない。
(11月2日)
 ほとんど全部枯れ、支柱を除去し、ツルが伸びていた箇所には目印に短い棒(折れた野菜用支柱)を差しておいた。
(11月4日)
 2日前にツルが伸びていた箇所には目印に短い棒を差したが、けっこう歯抜けになっており、そうした箇所には、昨日今日収穫したイチョウ芋で小さなもの(200g~50g)を植え付けることとした。40か所ぐらい植え付けて、目印の棒を差しておいた。
 そして、2、30gのものが10個ほどあったので、これを東面の法の上部に埋め込んでおいた。けっこう広幅の畝につき、これもけっこう生育するのではなかろうか。
(11月21日)
 雑草抑えと堆肥化のため、休耕田から搬入した枯草を補充し、畝全体を覆う。
(12月9日)
 今後の冷え込みに備えて、ビニールシート掛け。
(2020年2月24日)
 もう冷え込みはなさそうだから、シートを外す。
 シートで保温されたがゆえに雑草が繁茂している。大雑把に鎌で草刈り。
(3月29日)
 草刈機(紐タイプ)で畝の法尻を草刈りした後、畝の草引きをしながら、目印の棒を抜き、支柱(150cm、一部120cm)立て。全部で95本。
 たっぷり乗せてある枯草を敷き直し、法尻は枯草なしとした。草が多く生えてきたら、草刈り機で刈り上げることにする。
(5月3日)
 所々で芽吹き、ツルが支柱に巻き付き登りだした。麻紐で支柱を結わい付け。
(5月18日)
 畝の雑草を大雑把に除去。こぼれ発芽むかごも除去。
(6月1日)
 草刈機(紐タイプ)で畝の法面と畝間をざっと草刈り。
(6月7日)
 再度草刈機でざっと草刈りし、草刈機が入らない個所をていねいに草引き。
(7月5日)
 畝の法面・畝間を草刈機(紐タイプ)で草刈り。ざっと草引き。
(8月3日、7日)
 3日に東面のみ草引き、法面を鎌で草刈り。7日に西面を同様に実施。
(9月21日)
 畝の草引き。
(10月4日、25日)
 むかごが畝にこぼれないよう、全部収穫。
(10月22日)
 刻み藁を法尻に搬入。
(11月15日)
 本日、収穫。欠損株はほとんどなく、まずまずの出来。
 掘るときに、刻み藁や枯草を混ぜ込もうかと思ったが、出来はまずまず良いし、掘る作業がやりにくくなるので、混ぜ込みせず。畝整形のときまで、どうするか保留。
 なお、食用にするには小さすぎる山芋は、今年開始のむかごからの2か年栽培畝の欠損箇所に埋め込んでおいた。また、極小の山芋は、むかご代わりに来年植え付けするために保存することに。この方法は昨年に同じ。
(11月16日)
 水洗いして計量したら、28.1kgあった。むかごからの2か年栽培は、2017年(有機肥料栽培)むかご45個植え付けで2018年収穫が25.6kg、2018年(無肥料栽培)むかご47個植え付けで2019年収穫が19.4kgであったことからすると、今回は72個植え付けだが畝(約10m)当たりの収穫としては上出来としてよいだろう。

<2018年春に植え付け:19年収穫>
(2017年10月8日)
 普通の山芋なり長芋にはむかごがいっぱい付く種が多いようだが、うちで栽培している「山芋(イチョウ芋:河口湖産)」には全く自然薯が付かない株が多く、付いても数はしれている。
 今年の山芋のツルに自然薯(むかご)が一部の株にどれだけかは生っており、一部は落ちている。小さなものまで全部拾い集めたら約50個で、何とか栽培用に間に合うが、昨年や一昨年に比べて生りが少ない。これは冬季保存し、来春に新しい畝に埋め込むことにする。
 なお、畝を新設せねばならないが、5畝あるグラジオラスの一番西の畝を潰して使う。
(2017年10月15日)
 もう1回周り自然薯(むかご)を探し、10個ほど拾う。小さなものも含めて合計60個ほどとなり、使うのは45個程度だから、これで何とかなろう。
(2017年11月28日)
 昨年は自然薯を納屋で放置しておいたら、けっこう凍みたので、今年は発泡スチロールの小箱に入れ、母屋(洋間)内で保管。→(12月10日、種芋用山芋、里芋を洋間から居間兼寝室に移したので、自然薯も一緒に移動)
(2017年12月11日)
 予定した畝(グラジオラスの一番西の畝)のグラジオラス球根を全部掘り出した。スギナが密生しているから、その地下茎を丁寧に除去。
(2017年12月17日)
 本日、畝作りを行う。「たんじゅん農」にのっとって無肥料栽培とするが、炭素素材として田んぼに放置してあった藁を入れ込むこととした。なお、「たんじゅん農」も最初は深く耕すほうがいいようであり、また、山芋は深く伸びるから、可能な限り深く土起こしすることにした。
 まず、鍬でグラジオラス側へ可能な限り土を寄せる。次にビッチュウでネギ側に大きく土を移動させる。これで、大きな窪みができた。
 窪みをさらにビッチュウで起こしつつ藁を敷き込んでいく。スギナの地下茎がけっこうあり、それを除去しつつ作業を進める。
 軽く土を乗せ、再び藁を敷き、土を少々厚めに乗せる。もう1回藁を敷き、土を盛って粗畝にする。最後に畝を整形し、高畝とする。
(2018年4月16日)
 雨で土が流れたのか、少々畝が低いので、大きな草を引きながら鍬で土寄せした。なお、スギナがかなり生えており、4月にも引いたが、今日、徹底的に引いておいた。
 保管しておいた自然薯(むかご)は全然凍みていない。全部使える。
(4月23日)
 本日、植え付け。当初予定では5月1日としていたが、畑でこぼれたむかごが大きく芽吹いているのを昨日発見し、畝はカラカラに乾いているが、今夜から雨の予報だから、早速植え付けることにした。
 随分と高い畝になっているので、ほんの少し畝の頂を削ってから、埋め込み。深さは約3cm。
 昨年の収獲で、多分むかごから出来た小さな芋が10個ほどあったから、それを南のほうに植え、その続きで大きいむかごから順に植え付け、47個植え付けられた。株間約20cm。
(5月17日)
 やっと数個が芽吹きかけた。
 芽出しした種芋が10個弱残ったので、むかご栽培の畝の法面上方に埋め込んでおいた。
(5月22日)
 20株以上が発芽したので、発芽した箇所だけ支柱(120cm)を差し、下段だけ麻紐で結わい付けておいた。
 なお、畝が乾いてきており、気休めにしかならないが、畝の峰に水やり。
(5月28日)
 支柱が不足し、150cm支柱を少々買ってきたので、それをまだ芽吹いていない個所の所々に差し、麻紐で結わい付けておいた。
 畝の法面に若干雑草が生えだしたので、削り上げておいた。 
(6月5日)
 7割程度は発芽したが、未発芽なものも多い。高畝につき、発芽後に乾いて枯れてしまったかもしれず、その箇所に自然薯(むかご)の余りを埋め込んでおいた。小さな自然薯だが、2年がかりの栽培だから、これでも十分であろう。
(6月13日)
 少々発芽あり。雑草がかなり生えだしたので、株周りを丁寧に草引きし、両面を削り上げ。スギナを丁寧に抜く。(7月8日にも草引きを行う。)
(7月30日)
 法面にはたいして草は生えていないが、部分的に繁茂している。畝の両面の草引きをし、畝間の雑草を引き抜いたり刈り取り、その草で法面保護。
 なお、5月17日に、余った芽出し種芋10個弱を畝の法面上方に埋め込んでおいたが、4株しか発芽しなかった。そこには短い支柱を差しておいた。
(9月2日)
 台風21号が直撃しそうである。強風で支柱が倒れる恐れあり。そこで、特に繁茂している個所だけ1m間隔に支柱をもう1本立て、しっかり差し込み、支柱同士を結わい付け。
(9月5日)
 最大瞬間風速39.3 mの猛烈な風が吹いたが、大丈夫であった。
(9月19日)
 雑草が繁茂しているので、ネギ側を草刈り機でざっと草刈り。
 畝の南の方が元気よく茂り、北のほうへ行くほどヒョロヒョロの生育である。これは埋めた小芋やむかごの大きさに比例している。極小のむかごでは生育が悪いことが分かった。
(11月9日)
 その後も雑草が伸び、今朝、鎌でざっと草刈り。結わい付けた麻紐、山芋のツルを鎌で切り落としたところで、雨が降り出し中断。
(11月11日)
 支柱を抜きつつ、その箇所に、折れた短い支柱の頭が地面すれすれになるよう差し込み。こぼれたむかごを拾う。
 畝の両サイドに鍬で溝立てし、枯草と少々の刻み藁を手で埋め込み。
 畝間の一部と畝の法尻を鍬で削りながら土寄せ。差し込んだ短い支柱の頭が2cmほど土に埋まった。広幅の高畝となった。
(11月14日)
 休耕田の枯草を軽トラで運び、畝全体を枯草で覆い、雑草抑えと防寒。
(12月2日)
 明日から久しぶりの雨で、1週間後には冷え込む予報。そこで、今日、ビニールシート掛けをしておいた。これで凍み防止。初めての措置であり、はたして思惑どおりいくか。
(2019年2月25日)
 今日は4月6日の気温、これからも暖かさが続くので、ビニールシートを外す。
(3月18日)
 雑草が目立つので、今日、丁寧に草引き。
(4月22日)
 もう大半がかすかに芽吹いた。本日、支柱差し(結わい付けは麻紐1段)。
 昨年11月に差し込んだ短い支柱の頭が2cmほど土に埋まっており、枯草をかき分けつつ、芽を折らないように慎重にその支柱を探し、引き抜てからその場所に120cmの支柱を差す。
 草引きしながら、枯草を再び畝に覆っておいた。
(5月13日)
 5月に入ってからどんどんツルが伸びている。放っておくと上に伸びたツルが風で折れてしまうものがある。よって、こまめに麻紐に巻き付けている。
 なお、むかごの自然発芽があり、軸太の数本は生長させることにし、株元近くに細短支柱を立て、目印(草刈りで切らないように、また、収穫時に掘る場所の目安)とした。
(5月31日)
 ほとんど全部が芽吹いている。大きな雑草と余計なむかご発芽をむしり取る。
(6月6日)
 ツルの伸びようはずごいもの。垂れ下がりは巻き付け。
 未発芽個所を探したら3箇所あり、むかごを埋め込んでおいた。
(6月17日)
 雑草が繁茂しだしたので、畝の両面を草刈り機(紐タイプ)で丁寧に草刈り。
(6月24日)
 休耕田の枯草を運び込み、雑草抑えのため畝全体に枯草を被せた。
(7月15日)
 今年は雑草の勢いがすさまじい。鎌で草刈りしながら、刈った草などで法面をしっかり覆い、雑草抑え。もう生ったむかごが、こぼれだしているものあり。
(8月12日)
 2、3日前に隣のネギ畝の草叩きをしたとき、山芋畝の西法尻も草叩きした。
 山芋の茂り方はすさまじく、豊作が期待できよう。でも、台風が来る。風で支柱が倒れる恐れがある。そこで、畝の5か所に補助支柱を両側から差し、結わい付け。それが、土が乾いていて支柱がどれだけも挿さらない個所が多く、効果がないかも。
(9月1日)
 台風はたいしたことなく、支柱はもっていた。
 ネギ畝と山芋畝の畝間を草引き。
(9月15日)
 草刈機でグラジオラス側の法面をざっと草刈り。
(9月16日)
 鎌で草刈りし、畝全体を草マルチ。
(10月20日)
 むかごを収穫。四角いザルで受けながらむかごを採る。すでにこぼれたものやこぼしたものも多く、丁寧に拾い集める。大中小様々な大きさ。ヤーコンの畝間に全部捨て、大きそうなものを種芋とすべく、拾い出す。
(11月3日)
 ほとんど全部枯れたので、今日、全部収穫。初めて2か年栽培した昨年の収穫では、山芋ほぼ全部に全体に小さなイボイボがびっしりついていたが、2回目となる今年は、全くそうした山芋はなくてホッとした。なお、2か年栽培1回目も2回目も山芋の形は、単年栽培物に比べてイチョウの形より太短い形が目立った。このほうが調理しやすい。
 昨年の11月と今年の6月に休耕田の草を被せ、繁茂した草の草刈りを何度かしたが、思いのほか枯草は少なかった。そこで、掘る前に近くの田から刻み藁を運び込んだ。
 スコップで掘り進め、所によってはテボを補助的に使う。掘り進めるとともに枯草や山芋のツルそして刻み藁を混ぜ込む。
 大きな山芋は先端を折ったり、切ったりするものがどうしても出る。スコップで深く掘ればいいだろうが、重労働となるから、そこのところは手抜き。
 最後に、刻み藁を畝にばら撒き、小型ビッチュウで畝尻の土をかき揚げ、粗整形。この畝で、再び来年むかごを植え付けて2か年栽培することとする。
 さて、収穫量だが、昨年収穫のものは有機肥料栽培で25.6kgあったが、今年収穫の畝は以前はグラジオラスをずっと栽培しており、残留肥料はほぼゼロの無肥料栽培であるも、19.4kgと、まずまずの成績を収めた。
(11月21日)
 雑草抑えと堆肥化のため、休耕田から枯草を搬入し、畝全体を覆う。
 
<2017年春に植え付け:18年収穫>
(2017年5月1日)
 畑全体にネコブセンチュウがけっこういて、サツマイモ(安納芋)を輪作しているから、畑全体のネコブセンチュウ対策を昨年秋から始めた。
 よって、自然薯(むかご)栽培箇所にもネコブセンチュウ対策を施すことにし、菌剤2種を投入し、小型ビッチュウて少々はつり、藁を敷き入れながら埋め戻す。
 直ぐに肥料を入れるのは良くないようだが、面倒だからその上に肥料を振る。苦土石灰、草木灰、混合(鶏糞、種粕、有機肥料粒)を使用。両側から土を寄せ、少々高畝にしておいた。
 直ぐ隣がエンドウの畝で、これが収穫終了後に、本格的な高畝とし、牛糞堆肥を上面に入れてから、むかごを埋め込むこととする。
(5月15日)
 エンドウはまだ収穫中だが、すぐ隣の収穫済みキャベツ畝の土を鍬で寄せ、高畝とする。両側から鍬で土を軽く寄せて整形。
 むかごを25cm間隔程度で並べていき、約45個使用。残ったのはクズっぽいもの10個。これは従前栽培法の畝の芽吹かなかった所に埋め込もう。
 牛糞を軽く混ぜ込みながら、むかごを埋め込む。
(6月18日)
 3分の1ぐらいは発芽し、1週間前に一部に支柱を刺す。
 晴天続きで、11日から毎日水やり。
 本日、草はあまり生えていないが、削りあげ。
 芽吹いたものに支柱立て。
(6月25日)
 あらかた芽吹いた。芽吹いてない箇所に他で芽吹いたむかごを移植しようとしたら、芽吹きかけており、株間が狭くなるが、その間に移植しておいた。
 支柱もあらかた立て終わった。
(7月24日、8月4日)
 法面の草引き。
(8月27日)
 片側の法面はサツマイモのツルで覆われて雑草は少なく、越境しているサツマイモのツルを退ける。もう片側は大して草は生えていないが草引きをしておいた。
(10月8日)
 大して草は生えていないから、草引の要はなし。
 サツマイモのツルの越境が進んでいる。退けることができる箇所は退けたが、無理すると山芋のツルが切れるから、半分ほどはそのままに。
 むかごが生っているし、こぼれ落ちたものもある。数は少ないが拾い集めた。来春の栽培用だ。
(11月下旬)
 ツルが完全に枯れ、支柱をいったん撤去。支柱穴に折れた短い支柱を差し込み、来夏にツルが伸びたところで新たに支柱を差し込むことに。支柱をそのままにしておくと、山芋栽培が分かってしまい、泥棒に盗まれる恐れがあるからだ。
 なお、芋は掘り出さずに、そのまま冬越しさせ、来春に芽吹くことを期待。冬季に芋が凍みないことを祈っている。
(2018年2月19日)
 雑草が若干生えており、きれいに草引き。
(2018年3月12日)
 両側から削り上げ、東側(サツマイモ畝)から土砂をかきあげ、少々嵩上げした。
(2018年4月22日)
 もう10本ほどが芽吹いている。草を削り上げながら再び少々嵩上げした。
(4月23日)
 支柱穴に差し込んでおいた折れた短い支柱を抜き、120cmの細い支柱を差し込み、上下2段、麻紐で結わい付け。初めて使う麻紐であり、11月までもってくれると有り難いのだが。
 支柱を数えたら57本となった。今、11個の芽吹き。
(5月28日)
 その後も芽吹き、30数個の芽吹きとなった。
 畝の法面に若干雑草が生えだしたので、削り上げておいた。
(6月5日)
 未発芽なものは冬に凍みてしまったかもしれず、その箇所に自然薯(むかご)の余りを埋め込んでおいた。小さな自然薯につき芋は大きくならないだろうが、来年用の種芋に使える。
(8月23日)
 東隣(サツマイモ)の畝間に休耕田から搬入した枯草を敷く。
(8月28日)
 むかごの生りようがすごい。こんなことは初めてだ。ほとんどは小さなものだが、こぼれ落ちだした。来春の植え付け用に大きなものを数十個収穫。(9月1日に補充収穫)
(9月2日)
 台風21号が直撃しそうである。強風で支柱が倒れる恐れあり。そこで、1m弱間隔に支柱をもう1本立て、しっかり差し込み、支柱同士を結わい付け。
(9月5日)
 最大瞬間風速39.3 mの猛烈な風が吹いたが、所々で少々傾くも大丈夫であった。
(9月19日)
 雑草が繁茂しているので、タマネギ側を草刈り機でざっと草刈り。
(10月29日)
 その後、むかごの大きなものを拾い集め、来春の植え付け用に確保。
 数日前には全部が枯れてしまい、もう掘っていい状態に。
(10月31日)
 初めて行った、むかご植え付けによる2カ年栽培。うちで栽培している山芋(イチョウ芋)は、どうやら大石芋(富士河口湖町大石地区産)のようで、当地ではむかごからの2年栽培とのことである。この方法で高収穫が得られるのなら、続けようと思っている。
 さて、今までイチョウ芋と言えども芋がけっこう深く伸びるから、毎年、高畝としていたが、種芋なりむかごを植えた後、晴天が続くと土が乾いて発芽したものが土中で枯れてしまうことがあると思われるし、冬越しさせると高畝では地温が下がりすぎて芋が凍ててしまうと思われる。
 栽培し始めた最初の頃、普通の高さの畝にしたら、芋の先端が硬盤層に突き当たって黒ずんでしまったことがあり、そのために高畝としたのだが、高畝も一長一短がある。
 そこで、今回、芋掘りするとき、この畝でイチョウ芋を連作するから、硬盤層くずしを行い、普通の高さの畝であっても芋の先端が黒ずまないよう画策した。
 作業手順は次のとおりである。
 西畝は間もなく作付けするタマネギ畝であり、東畝は先日サツマイモ(鳴門金時)を掘った畝であり、山芋畝の土を両側へたくさんはねだすことができる。
 ところで、むかごが物凄く生り、これが散らばっており、これを畝に混ぜ込むとそこら中から発芽し、収拾がつかなくなる恐れがある。かと言って、一つ一つ拾い集めるのも大変だから、こぼれている所の土を薄く削り、その土と枯れたツル(刻み藁もたっぷり入れる)とを一緒に土中深く埋め込むことにした。そうすれば、土壌細菌によって分解されるのではなかろうか。
 まずは、枯れたツルをよくはたいて、むかごを落とし、ツルはタマネギ第2畝に乗せ、畝の法面のむかごを畝間に落とし、テンワで畝間を削って、むかご混じりの土をダンボール箱に入れる。
 これで、ほとんどのむかごを回収できたはずだが、若干は土に埋まっているようだ。
 これより芋掘り。
 表層の土を鍬でタマネギ畝側に退け、スコップで芋を掘り出す。この土はサツマイモ畝側に積み置く。硬盤層が現れるまで土退けする。この要領で、2mほど掘り進める。
 なお、掘り出した芋の頭に、枝分かれしたような小振りの細長いしおれた芋が付いているものが多かったが、これは前年にむかごから育った芋で、この芋を栄養として今年の芋が大きく生育したのである。株によっては小さな芋しか付いていなかったが、これは今年むかごを埋め込んだ株である。
 現れた硬盤層は砂の多い層で、思いのほか硬くない。
 約1mほどの長さをスコップで硬盤層(砂質土)を20cmほど掘り出し、お隣りさんの畑との境の畦に積み置く。ここで、スコップにより畑起こしもどき(10cm間隔でスコップを刺し、前方に少し押す)を行い、山芋のツル、刻み藁、土混じりむかごを投入し、100倍散の竹酢液をジョウロで適当に散水。酢は土壌細菌の増殖を促すとのことであるから使うことにした。
 退けておいた砂質土を半分戻し、刻み藁を撒き、残り半分の砂質土を戻す。
 この要領で約1mほど、山芋掘り、硬盤層くずし、刻み藁など投入、という作業を繰り返す。かなりの重労働で10m畝全部は少々きついが、休み休み少しずつ進める。
 1畝残部を掘り終わったら、けっこう深い広幅(50cm)の窪みができた。
 ここから埋め戻し作業。刻み藁をばら撒き、サツマイモ側の土をテンワでどれだけか落とし込む。ここでまた刻み藁を投入し、再びサツマイモ側の土をテンワでどれだけか落とし込む。
 まだサツマイモ側の土が小山になっており、刻み藁をばら撒いた後、サツマイモ側の少々の土とタマネギ側の土をテンワで落とし込む。
 ここで、ギブアップ。まだタマネギ側はけっこうな山になっており、もう2回ぐらいは刻み藁入れしつつ土戻しをせねばならぬ。それは後日。
(11月1、2日)
 今朝、タマネギ畝に乗っている土を、山芋畝に刻み藁を撒いた後、埋め戻し作業に入ったのだが、タマネギ畝が2畝とも少々曲がっており、それを修正(畝の峰にロープを張り、整形し直し)し、そのロープを目印に、来年用の山芋畝のタマネギ側法面を粗整形。
 翌日、サツマイモ側はどこが畝間か、まだサツマイモを1列しか掘っていないので定かでないが、大雑把に山芋の畝整形をしておいた。
(10月31日)
 さて、芋の収穫量はいかに。自宅へ芋を持って帰り、合羽を着てジェット水流で泥落としをし、計量したら、25.6kg。昨年の単年栽培物が28kg、一昨年は26kgであったから、ほぼ同量だ。昨年の単年栽培物は形がイチョウに似たものが多かったが、今年のむかごからの2カ年栽培物は太短いものが多かった。
 冬越し中に凍みてしまったものがあったであろうから、不発芽の箇所はむかごを植えての栽培であり、たいした収穫とはならなくて残念。
 なお、自然薯(むかご)からの2年栽培物は、ほぼ全部の芋に全体に小さなイボイボがびっしりついていた。こんなことは経験したことがない。水洗いするときに手で大半をこすり落とした。
(11月9日追記)どうやら、これは2年がかり栽培という連作被害の一つであるネコブセンチュウ被害のようだが、別畝で単年栽培の連作畝にはこうした被害はなかったから不思議だ。
 こうしたことから、例年、収穫したもののうち小芋は来年用の種芋にするのだが、小芋も同様な被害を受けており、ネコブセンチュウ被害が生じたサツマイモと同様に保存性が悪いかもしれないので、来年用の種芋は単年栽培品から賄うことにした。

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10.14 ピーマンの葉ほどうまいものはない。これを食せるのは百姓だけ! [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 最後にピーマンの葉っぱを食したのは、日記によると12年前のようである。大豊作なり台風の強風で枝折れしたときに、折れた枝を集めてきて葉っぱをむしり取って、炒め物にして食すのである。なお、収穫終了後にそうすることもあるが、その場合は葉っぱは黄色くなりかけていて、味が落ちる感がする。いずれにしても、青々とした葉っぱが良い。
 しかし、ピーマンの葉は小さいから、これをむしり取るのは手間がかかる。加えて、ここずっと栽培本数を少なくしてきているから、生った実を収穫するのが優先され、終盤には葉が黄色くなりかける。さらに、ここ5年は無肥料連作栽培で、とんと生育が悪く、葉っぱの収穫は不可能。
 ところが、今年は無肥料連作栽培をあきらめ、まったく別な畝で微肥料栽培したところ、10株中7株はまあまあの生育となった。その畝は、オクラ、白ナスとの混植畝で、今年はオクラがまるでダメで、オクラは早々に大半が枯れ、その跡に遅植えのキャベツを定植した。そのキャベツはピーマンの陰となり、日当たりが悪く、生育に支障がありそう。
 そこで、ピーマンの枝選りをするしかないと、終盤になろうとするピーマンだから、実が少ししかついていない枝を切り取ることにした。そして、その枝の葉っぱをむしり取れば、久しぶりにピーマンの葉の炒め物が食べられるというもの。
 さて、葉むしりだが、先ほど言ったようにこれは手間がかかる。今日は店の営業日だが、今晩から雨模様だから、急遽午前中百姓仕事をするなかで枝選りしたから、作業終了後、枝ごと店に持って帰り、葉むしりすることにした。
 そうしたら、葉むしりは女房がやってくれた。ラッキー!
 そして、今晩、ピーマンの葉の炒め物を早速賞味できた。実にうまい。
 けっして市場には出回らないピーマンの葉。これを食すことができるのは百姓だけ。ところが、戦時中、田舎に疎開していた人たちはけっこう皆さん、これを食した経験があるようだ。やっぱ、田舎はいいもんである。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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みかんとオレンジをかけあわせた柑橘類の栽培 [柑橘類]

 みかんの木は2種類各1本ずつあり、普通のみかんと“みかんとオレンジをかけあわせた柑橘類”である。このページでは、“みかんとオレンジをかけあわせた柑橘類”について記録し、普通のみかんについては別ページで記録する。
 毎年けっこう生っていたが、2014年から生り方に変化が出てきた。これは剪定の仕方が原因していよう。普通のミカンと全く異なり、みかんとオレンジをかけあわせた柑橘類は枝の伸びが少なく、ほとんど剪定していなかったが、14年の摘果のとき枝選りを行ったからであろう。
 なお、2017年、“みかんとオレンジをかけあわせた柑橘類”が枯れかけた。これは果樹全般に2014年から積極的に施肥(みかん、甘夏には施肥効果があったが、他の柑橘類には効果は道められず)し、それがために肥料過乗となってしまったかもしれない。
 施肥の状況については別途記事「柑橘類の施肥」で記録。

 2012年度:大豊作、13年度:生らず、14年度:大豊作(半分摘果)、15年度:凶作、16年度:大豊作、17年度:生らず、18年度:大豊作、19年度:凶作、20年度:大豊作、21年度:凶作、22年度:大豊作
(下の写真は2016.11.21撮影)
(左:みかん 右:みかんとオレンジをかけあわせた柑橘類)
DSCN0480.JPG

 みかん類の剪定は、ネット検索したら「寒害の少ない2月から4月の発芽前までが剪定の適期。着花を確認してから5月に行ってもよい。」そうである。
 以前は冬に剪定していたが、夏に新芽がどれだけか伸びるから、夏剪定はやって良いのか悪いのか分からないが、自分勝手に2012年から5、6月頃にも行うようにしている。

<2023年度>
6.4枯れた枝が目立ち、それらを除去
10.15やっと生きている感じであったが、青々とした葉っぱが多少は付き、生き返ったようであるが、今期は実は一つもついていない。枯れ枝を全部除去。 

<2022年度>
(6月1日)
 木の下側から日当たりが悪い枝を除去。
(6月26日)
 さほど雑草は茂っていないが、北側にミョウガが茂っており、あまり生らないショウガにつき、生らなくていいから草刈機でざっと草刈り。
(11月14日)
 今年は表年にあたり、大豊作だ。試食したが、やはりかなり酸っぱい。
2023.1.22今年は大豊作につき、年末に、けっこう太い枝1本が枝折れを起こした。
 1月初めに初収穫したが、まだまだ酸っぱく、今日になって酸っぱさがどれだけか抜け、本格的に収穫開始。鳥に突かれるものが少しずつ出てきた。今年は酸っぱさがなかなか抜けない。どうしたことだろう。
2.5お礼肥として米糠を小バケツ1杯をばら撒く。翌日、鶏糞を少々ばら撒く。

<2021年度>
(6月27日)
 昨季が大豊作で、木が弱ったのか、枯れた葉が目立つ。
 脚立に乗り、枯れ枝を切除しつつ、込み入った枝を少々切り取る。
(11月20日)
 庭木の剪定くずを樹木周りに敷き詰める。雑草抑えと堆肥化が目的。
(12月9日)
 今年は全然生っていないと思っていたが、大きな実を数個つけていた。
(2022年1月21日)
 色んだ6個、これで全部を収穫。
(2月13日)
 徒長枝が幾本か伸びており、葉っぱが虫食い状態になっている。それを全部除去。また、太い枝で枯れたものや小枝を少ししか付けていないものを鋸で切り落とす。細かな枯れ枝もほぼ全部除去。少しばかりスッキリした感がする。

<2020年度>
(6月29日)
 木の下側から日当たりが悪い枝、徒長枝を剪定。
(8月20日)
 1本だけ大きく伸びた徒長枝を切り取る。今年はまずまず実が付いている。
(12月24日)
 今年は大豊作になった。少々早いが40個ほど収穫。まだかなり酸っぱい。
(12月30日)
 粒が大きいものを30個ほど収穫。やはり大粒だと酸っぱさが少ない。また甘みも十分で、食べ頃となった。ハクビシンと思われる被害が出だしており、彼らはやはり味を良く知っているようで、完熟物が順次食われている感がする。
(1月14日)
 正月過ぎから順次収穫し、今日、最終収穫。
 ハクビシンと思われる被害のほか、鳥がちょこっと突く被害もけっこう出ている。被害は全部で100個程度、全体の2、3割あったろうか。

<2019年度>
(2月3日)
 収穫終了に伴い、剪定を行う。徒長枝が数本あり、これを全部切り取る。所々に出ている新枝の大半は葉が虫食いで、それらは元から切り取る。
(8月11日)
 新芽が徒長枝となってグーンと伸びている。それを全部切り取る。
 今年は裏年に当たり、実の付きようがとんと悪い。
(12月23日)
 再び新芽が徒長枝となってグーンと伸びており、それを全部切り取る。
 裏年で実の付きようが少ないから、皆、大きな実だ。
 普通のみかんの収穫が終わったら、こちらを収穫。甘みが増すのは1月下旬か。
(2020年1月10日)
 今日、全部収穫。大きい籠に半分ほどと少ない。
 例年の熟し具合からすると、少々収穫時期が早いかもしれないと思ったが、パサつくものが多く、遅すぎた感じ。これは裏年のせいか?

<2018年度>
(2月26日)
 夏に伸びた新枝と思われるもの、それら全部の葉に病気が付いている感がする。よって、それらを全部切り取る。
 枯れ枝がまだ随分残っており、それの大半を除去。
(6月12日)
 やっと元気な樹体に回復したようだ。でも、生りは悪い感がする。剪定せず。
(8月20日)
 滅多に見かけないが、今年は、真っすぐ上に伸びた元気な徒長枝が数本出現した。生き生き元気な樹体に復活してくれたようだ。その新枝は、普通のみかんとは違って、葉っぱが病気か何かで縮むこともない。でも、樹形が乱れるから、それを全部切り取る。
 今年は全く落果しなかったようで、自家消費には十分間に合いそう。
(翌年1月18日)
 今までに畑仕事のとき、喉の癒しで食べたが、もう完熟している。今年は例年より早く完熟したようだ。そして、皆、型の良い大きなものである。今日、20個ほどまとめて収穫。思いのほか大豊作となり、とても自家消費できそうにない。
(1月30日)
 その後1回収穫、今日も収穫。お客様にも差し上げた。残り1籠ぐらい。
(2月3日)
 残り全部を収穫。中くらいの籠に1杯。たぶん自家消費できよう。

<2017年度>
(2月12日)
 他の柑橘類は剪定したが、みかんとオレンジをかけあわせたものは枝の伸びが少ないから剪定せず。
(6月4日)
 昨季の大豊作で疲れたのか、それとも肥料のやりすぎか、元気がなく、実も全く付けていない。枯葉が散見される。無剪定。
(9月3日)
 多少元気さが出てきたようだ。みっともないから、完全に枯れている小枝をあらかた切り取る。

<2016年度>
(2月7日)
 肥料が効いてきたのか真っ直ぐ上に伸びている新芽の枝が目立つ。これ以上大きくしたくないから全部除去。
 次に選りを入れる。これは適当に。
(6月10日) 
 例年適度に生ってくれていたが、4年前に物凄く多く結実し、以来、はっきりした裏表を示すようになり、今年は結実が多い。
 若干冬剪定をしているし、大きく伸びる新芽も毎年全くないから、特に込み合っている所を軽く選る程度にとどめた。
(7月24日)
 剪定の必要はなし。
 落果が少なかった。ほんの少々摘果するにとどめた。
(9月4日)
 少々遅れたが本日摘果。込み合った所を中心に4分の1程度摘果。
(11月19日)
 今年は大豊作だが、小粒である。これは1月下旬から食べ頃となる。試しに1個食べてみたが、やはり酸っぱい甘味もまだ不十分。
(1月9日)
 甘味は十分になったが、まだ酸っぱい。
(1月19日)
 そろそろ普通のみかんを食べ終えるから、本日、ミカン箱1箱弱を初収穫。2、3日前に食べてみたら、少々酸っぱかったが甘味は強かった。
(1月28日)
 例年少しばかり鳥に突かれるが、今年はここへきて鳥にやたらと突かれるようになった。そこで、全部を収穫。みかん箱2箱強あり、良品を半分、お隣の新家(分家)に差し上げることとした。なお、鳥に突かれたものはその部分を捨てれば残りが食べられるから自家用とする。

<2015年度>
(1月18日)
 他の柑橘類は少々剪定したが、これは枝の伸びが少ないから剪定せず。 
(5月31日)
 例年適度に生ってくれていたが、3年前に物凄く多く結実し、以来、はっきりした裏表を示すようになり、今年は結実が少ない。
 この木は、若干冬剪定をしているし、大きく伸びる新芽も毎年ないから、特に込み合っている所を軽く選る年もあるが、今年はその必要は感じられず、何もしなかった。
(7月26日)
 剪定はせず。今年の結実は少ない。
(1月11日)
 凶作の今年。これは1月下旬から食べ頃となるが、今日試食。数が少ないせいか皆、大きく、大味であった。酸味も少なく、甘味もイマイチ。
(1月31日)
1月半ばから毎日1、2個食べている。2月半ばに食べ終わり。

<2014年度>
(1月12日)
 例年、けっこう実が生るのだが、昨年は大豊作であり、そのためか今年は1個しか生らなかった。
 この果樹は、成長がにぶく、上に伸びた新枝も短く、どれだけも剪定する必要がないから、例年、込み合った小枝を少々間引きするだけだが、だいぶ上に伸びてきたから、少々背を低くするとともに、込み合った枝を例年以上に多く切り取ることにした。
 下の写真の左がみかん、右がみかんとオレンジをかけあわせたもの 
DSCN0245.JPG

(5月25日) 
 例年適度に生ってくれていたが、一昨年は物凄く多く結実したせいか、昨年は全く結実しなかった。今年は一昨年同様に物凄く多く結実している。摘果はまだ早いから、剪定だけ行った。
 と言っても、この木には黒いソブが付かないから、冬剪定をしているし、大きく伸びる新芽も毎年ないから、特に込み合っている所を軽く選るだけにした。
(8月3日追記)
 その後、バラバラと実が落ちた。今日の時点で落果は止まっている。落果したとはいえ、まだまだ実が多すぎるから、約5割を摘果。これでも、まだ多いが、ひょっとして今後も落果するかもしれないから、少し多めに残しておいた。
(1月上旬)
 昨年は全く結実しなかったが、今年は一昨年同様に物凄く多く結実し、その後バラバラと実が落ちたが、落果が止まった8月初めに約5割を摘果し、これでもまだ多すぎるが、ひょっとして今後も落果するかもしれないからと、そのままにしておいた。そしたら、その後の落果はほとんどなく、数が多い分、全てが小振りである。これが甘くなるのは2月になってからであるが、もらいものが底をついた1月初めから収穫を開始。

<2013年度>
(7月14日)
 全く結実が見られない。不思議だ。こんな経験は記憶にない。
 昨年は物凄く多く結実し、随分と摘果した。昨年結実が多かったから、今年全く結実しないのだろうか。それにしても不思議だ。今冬の剪定も昨年並みだし、解せない。
 剪定はしないことにした。

<2012年度>
(1月29日)
 大豊作。1月29日に収穫開始。小振りで種がいっぱいあるが、実にうまい。ところが、半分は酸っぱ過ぎる。もう少し後の時期にならないと、酸味が減らないようだ

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10.13 今年は里芋がまずまず豊作。食べきれないから一族郎党に押し付けよう! [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 里芋は連作を嫌う代表的な植物だ。よって、数年前までは、4年空けぐらいで輪作栽培し、有機肥料を十分に入れ込んで栽培していた。これにより毎年豊作だった。
 ここ5年ほどは、無肥料連作栽培に取り組んだところ、めちゃ不作で、昨年は若干肥料を入れて栽培してみたものの、その効果は全然得られなかった。
 そこで、今年は数年以上作付けしていなかった畝で栽培することとし、昨年と同様に若干肥料を入れて栽培することとした。
 そうしたところ、過去の有機肥料を十分に入れ込んでの栽培に比べれば、育ち方は若干悪かったが、先日、4株を試験掘りしたところ、まずまず豊作であった。
 となると、今年うちで消費する分は10株程度で十分だろう。今年の栽培株数は3畝で55株。そうなると、種芋を残しても40株強が余分となる。
 どれだけかは店のお客さんに差し上げるとして、大半は一族郎党に送って消費させるしかない。ということで、今年は一族郎党に押し付けることにした次第。
 さて、来年はどうしよう。まあ、それは一族郎党の反応を見て、畝数を変えるなり、同じにするなりすればよく、慌てることはない。
 いずれにしても、豊作になることは有り難いことだ。
 天の神、地の神、里芋の神に感謝、感謝、感謝。

 ところで、先日試験掘りした里芋を、今日、女房が炊いてくれた。イカ入り里芋の煮っころがしである。小生は、この里芋料理が大好物だ。ここ何年かイカが不漁のようでなかなか手に入らず、何か月間前にたまたまスーパーで女房が手に入れたイカが冷凍保存されており、これを使ってのイカ入り里芋の煮っころがしである。
 今日はイカをメインに味わい、明日はイカの味が十分に染み込んだ里芋を味わい、明後日にはトロロのようになった煮汁を飯にかけて味わう。これが、小生の定番の食べ方だ。よって、女房は、3日で食べ終わる程度の量を料理してくれる。有り難いことである。
 女房に感謝、感謝、感謝。



※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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10.6 長く続いた残暑が去ったら急に寒くなり、日本の四季は二季になっちゃった?  [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 “急に寒う~なったな。秋がなしで冬になった。四季は二季になっちゃったわ。”と、お客様がおっしゃる。
 こうした声を近年幾度か聞いたことがある。去年だったか、一昨年だったか、そうした声を聞き、“なるほど、そんな感じだ。”と相槌を打ったことを思いだした。
 過去の気象データを見てみると、一昨年は10月になっても残暑傾向が続き、17日になってガクンと気温が低下し、まさに夏から冬という気温変化があった。昨年は、そこまでのことはなかったが5日からガクンと気温が低下していた。そして今年は、1日から昨年と同様な傾向だ。
 暑さ寒さも彼岸まで、というが、ここ3年、季節の節目が随分と後ろにずれている。
 一昨年は極端な現象であったものもの、かように区切りが後ろにずれると、体がなかなか着いていかない。
 今朝なんぞは13.4℃(平年は16.7℃)まで下がったし、日中は晴れていても23.5℃(平年は25.3℃)までしか上がらなかった。これじゃあ、お客様が“秋がなしで冬になった”とおっしゃるのも無理はなかろう。小生とて、昨夜はタオルケット2枚重ねで床に就いたものも、今朝方は寒くて目が覚め、タオルケットの上に羽毛布団を重ねたくらいだから。
 まあ、しかし、すごしやすい気候となってくれた。明日以降の週間予報でも、今日と大差ない気温の日が続きそうだ。
 さて、こうした気温となると、ここら辺りの田んぼでは稲穂が垂れだして間もなく収穫の時期となる。いよいよ秋本番だ。稲刈りが終わった頃には、うちの畑でサツマイモ、山芋、里芋、ヤーコン芋の順番で芋類の収穫を始めねばならぬ。
 今年は、若干猛暑傾向が強く、ヤーコン芋の出来は悪そうだが、前3つは平年並みの収穫は期待できよう。その収穫が今から楽しみだ。ぜひ五穀豊穣となってほしいものだ。


※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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10.4 歯茎のめちゃひどい腫れ、2日で収まり、ほっとする  [ファーマシーの疾病]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 先おととい(日曜日)の午後にうたた寝し、目が覚めて少々寒いと感じたのだが、しばらくしてからなんだか背中に違和感を感じ、頭もぼんやり。こりゃあ、風邪を引いたか?である。夜、葛根湯内服液を1本飲み、少々熱めの風呂に入り、寝ることにした。そしたら、翌朝には、風邪気もすっかり取れた。
 と、おとといの日記に書いた。
 しかし、おとといの朝から左下奥歯の歯茎に違和感があり、それが段々腫れてきて、晩飯を食うのに苦労した。右側の歯だけで噛むも、腫れがために左下奥歯が浮き上がってきていて、噛むたびに左下奥歯が左上奥歯に当たるからだ。
 そして、きのうになると、腫れがよりひどくなり、しゃべるのも苦痛になった。加えて、おとといと同様に風邪気も出てきた。吹っ飛んだ風邪がぶり返した?なんてことはなかろう。きっとこれは歯茎のひどい炎症によるものだろう。
 そこで、漢方の抗生物質と言われている「排膿散及湯」を1日3回飲むことにした。
 しかし、すぐに効くものではなく、夕刻には、前日よりひどい状態となり、晩飯はまったく噛むことはできず、舌で潰して流し込み。風邪気も進む。
 そこで、念のため、夜、葛根湯内服液を1本飲み、早めに寝ることにした。
 そしたら、「排膿散及湯」が効いたのであろう、今朝は歯茎の腫れがぐーんと引いた。やれやれ、である。ただし、夕刻になってもまだ少々腫れが残っており、晩飯は柔らかいものしか食べられなかったが。まあ、明日には良くなるだろう。


※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
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10.3 今年も らしい台風が来ず 助かった [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 毎年のように台風には心配させられ、今年も8月15日には当地岐阜に襲来しそうで夏野菜の台風対策を施したのだが、空振りに終わった。
 風害が出たのは(そうたいしたことはなかったが)、最近では、2019年8月15日に足摺岬付近に上陸した台風は975hPaと大したことはなかったものの、それでも岐阜気象台の観測では風速は13.1mに達し、最大瞬間風速は24.3mもあった。その前はというと、2018年で9月4日に室戸岬辺りに上陸した台風は950hPaとけっこう強く、岐阜気象台の観測では風速は18m前後に達し、最大瞬間風速は39.3 mもあった。
 その後、ここ4年間は台風による風害はまったくなく、実にありがたいことだ。もっとも、まれに10月半ば頃に台風が襲来することがあるが、今年はまあ大丈夫だろう。
 こうして、今年は台風による風害がまったくなかったから、残っている夏野菜(白ナス、ピーマンと遅蒔きのトウモロコシ)も痛めつけられることは全然なく、順調に収穫が続けられるだろうし、まだまだ小さい冬野菜もすくすくと生育してくれるだろう。
 風神様に感謝、感謝、感謝。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
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10.1 自家採取した夏野菜種を収納 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 近年売られている野菜の種は、種屋さんが開発したF1(品)種とかハイブリッド(品)種、あるいは交配(品)種と呼ばれるものが圧倒的に多い。これはこれで良い所もある。例えば、「味は良いのに病気に弱く育てにくい系統」を「おいしさは満足いかないが病気に強く栽培しやすい系統」と掛け合わせて「おいしくて育てやすい品種」を見つけ出したりすることができる。また、もう一つ良く知られているのが、雑種強勢(一般的に縁の遠いもの同士のかけ合わせで生まれた子孫は生育がとても旺盛になる)の利用である。こうした品種改良に種屋さんは懸命になっている。そして、特に日本では形の良い大きさの揃った野菜品種の開発に熱心だ。
 これらの品種改良は、その昔から行われてきており、掛け合わせによってできた新品種の種を自家採取して種蒔きすれば「次世代も同じ品質が得られる」という観点に立って進められてきた。これを固定種と言う。その昔は篤志家がこれを行い、明治以降は国や県の農業試験場が行ってきた。
 しかし、これでは開発者利益は得られない。新品種の種を1回売ったら、それでおしまい。そこで編み出されたのが、新品種の種を自家採取しては次世代はまともに育たない品種の開発だ。こうすれば、毎年、新品種の種を農家は買ってくれる。
 現在出回っている野菜の種の大半は、こうした“改悪”されたものがほとんどだ。よって、野菜の種はけっこう値が張る。もっとも、たいていの野菜は種がたくさんできるから、そうたいした価格にはならず、そうそう農家の負担にはならないが。例外なのは、1本の木からどれだけも種ができないキュウリぐらいのものだろう。
 しかし、野菜の生育というものは、その地その地の土壌や気候に大きく左右されるのが普通だ。極端な話、同じ畑であっても東端と西端とでは土壌が違ったり、地下水脈の深さが違ったりして、生育差が生ずる。東端はキュウリが良く育つが、トマトはダメだったりもする。よって、玄人(くろうと)百姓は、畑によって栽培品種を変えたり、畝の高さを調節したり、肥料の入れ具合を変えたりする。
 気候の影響が大きいのは、身をもって体験した。それはヤーコンである。これは種芋から育てるのだが、原産地は赤道直下のアンデス高地であり、日本における種芋も気候が比較的類似した信州あたりの中山間地から出荷されることが多い。その種芋を購入し、当地岐阜の濃尾平野、夏は日本一の猛暑になる所で栽培すると、初年度はヤーコンが“熱中症”にかかって枯れてしまったり、枯れなくても生育がとんと悪く、芋の収量は非常に悪い。しかし、ヤーコン芋は当地の気候を学習する。そして、それが生命記憶となり、次世代に伝えられ、翌年は枯れることはなく、収量もどれだけか上がる。3年目ともなると、より良くなる。これは、ヤーコン芋の芽の部分、これが次世代に生育する元になるのだが、この芽の部分に暦年の気候が生命記憶されていると考えるしかない。でも、環境順応にも限度というものがあり、当地でのヤーコン栽培はなかなか難しい。
 これは、野菜の種、一般に言えよう。固定種であれば、種に暦年の気候が記憶されるであろうし、土壌条件や地下水脈の深さも記憶されるであろう。これが、固定種の良いところであり、種を自家採取して繰り返し毎年その種で栽培すれば、高品質の野菜が高収穫になろうというものだ。
 うちでは、なるべく夏野菜は種を自家採取して育てようと思っている。今年、自家採取した種は、キュウリ、ゴーヤ、オクラ、十六豆(2種類)、網干メロン。一昨年まではトマト、昨年までは白ナスもそうしていたが、育苗にかなり手間がかかるから、類似品の苗に切り替えようと思い、種取りはだんだんしなくなってきたが。今年、後期高齢者となったから、ここは許されよ。
 さて、今年の自家採取種のうち、十六豆は黒種品種、白種品種ともに出来が悪かったり虫食いが入ったりして不作であり、来年の種が不足するが、ここは昨年の余り種で補充することにする。十六豆はよくあること。その他の野菜は、例年どおりに十分に種が取れた。
 それをしばらくの間、陰干しにしておいたのだが、今日、紙袋に入れてメモ書きし、チャック付きのポリ袋に入れ込み、それをブリキ缶にしまい込み、来春まで冷蔵庫保管することとした。このブリキ缶には、他に、絹さやエンドウ、徳田ネギの種が収納してあり、なくてはならない貴重な財産だ。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
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9.30 夕刻から雨模様、よし、その前に1日前倒しで冬野菜苗の定植だ [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 昨日までの天気予報では、今日の夕刻から雨が降るかどうか、イマイチはっきりしなかった。ここのところ雨なしだから、畑は少々乾き気味だ。雨がたいして降らないようなら、明日は店は定休日だから、冬野菜苗(最終第3弾)の定植は明日にすればいい。
 で、今朝、天気予報を見たら、出所が違う2つとも、夕刻からけっこう雨が降ると出ている。こうなると、明日の植え付けはちょっと無理で、今日中に済ませたほうがいい。
 ということで、今日は営業日だが、店は女房に任せて、小生は百姓をやることに。
 9月末日だというのに、晴れて風もないから、けっこう暑い。なんて暑い9月だ。
 9月中ずっと、こうも暑いと、害虫も元気なんだろう、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーをよくよく見てみると、幾株かが芽だけ食われている。10日ほど前、20ほど前もそうしたことがあったが、今日で全体の3割ぐらいは植え直しをせねばならなくなった。なかでもキャベツ第1弾は8割ぐらいが植え直し。こんなことは経験したことがない。9月がいかに暑かったか、ということ。
 昨日、必要株数を買ってきておいたのだが、今日、点検したら17株も植え直しとなり、苗屋さんへ今日も行ってきた。1ポット43円と安いから出費はわずかだが、再度また買いに行くのはほんと面倒なことである。
 こうして、苗の植え付けにてこずったが、2時間もすれば終わる。他に、雨前にやったほうが楽な農作業もある。土寄せや草叩きがそうだ。これも引き続き実行。当初、明日予定していた農作業の8割方を終えたのが午後1時。本日これまで。
 定休日と違って、休みなく作業したものだから、終わりがけはバテバテ。
 汗もかいているから、シャワーを浴びてから、店頭に立つも、客は来ない。月末は(というよりセール期間を除けば)いつもこうしたもんだ。月初めの1週間は毎月セールを打つから、月末は皆さん自宅待機なさっておられるのである。
 よって、天気加減で、今日みたいに小生は百姓ができる。有り難いことだ。
 店は儲からんが、店は暇つぶし、ボケ防止でやってるだけだから、これでいいのだ!

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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