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10. 27 秋にはやっぱり柿を食いたいものだ [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10年ほど前まで自宅前の畑に柿の木が5本あった。老木3本と若木2本。若木は20年はなろうというのに実の付き方が少ないうえに甘味も少なかったので、10年ほど前に、他の果樹などを栽培するために伐採してしまった。老木3本だけで十分すぎるほど収穫できるからである。その3本とも歩調を合わせて裏表を繰り返すから、隔年で一族郎党へ生った柿を送っていた。裏年であっても、自家消費に程よい量であった。
 10年前までは、ヘタムシ防除のため年に1~3回消毒をし、これによって落果は生理落果ぐらいなもので、ヘタムシ被害落果はおおむね防げた。
 9年前から無農薬栽培に切り替えたところ、毎年ヘタムシ被害がひどく、収穫量は激減し、ヘタムシなどが冬眠する幹や太い枝の皮むきを2回やったことがあるが、手間がかかるわりにはたいして効果はなく、近年はそれも行っていない。
 ヘタムシ被害は年によって若干の違いがあり、ひどい年は、鳥害もあるから、10個前後しか口にすることができないことが過去2回ほどあった。
 さて、今年。西の木は、しだれ梅に大発生したミノムシ(葉を全部食いつくす)が、お盆頃に柿の木に移り、ほほ丸裸にされてしまい、この木は柿の収穫はゼロ。他の2本はヘタムシ被害が多かったうえに、10月初め頃から熟しだした実は、例年たいていそうなるが、初めのうちは鳥に順次に突かれてしまい、今頃までずっと被害を受ける。
 今なっている実は10個ほどで、間もなく完熟となるが、残念ながら、これも鳥の餌となるに違いない。しかし、秋にはやっぱり柿を食いたいものだ。こうなると、産地から取り寄せるしかない。そこで、いつもどおりスーパーから一族郎党へ送る手配をするのと併せて、自家用も注文した次第。これで、晩秋に柿が食える。
 この冬には、柿の木をどうするか考えねばならぬ。西の木は隣のしだれ梅、オレンジがかったみかん、イチジクとごっつんこしているから、伐採したほうがよかろう。東の木はビワの木とごっつんこしそうだから、大幅に枝払いしたほうがいい。中央の木は間もなくイチジクとごっつんこするから、これも枝払いの必要がある。いやいや、年に2回、剪定する必要があるから、いっそ根元から伐採しちゃうか。
 というようなわけで、無農薬栽培の敗北宣言となってしまった柿の木である。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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