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カブの無肥料栽培 [カブ]

 例年、須賀前(一時自宅前)の畑で栽培しているカブ。種蒔き時期は品種によって違いがあろうが、過去の経験から9月20日前後に行なっている。
 2017までは有機肥料で慣行農法栽培してきたが、2018年からは同じ畝で連作し、かつ無肥料・無農薬(自然農法)栽培とした。
 自然農法で参考としたのは次のものである。
 「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い  三浦伸章「ガッテン農法」を知る
 なお、従前の有機肥料栽培の記録は「カブの有機肥料栽培」に残す。

<2021年度>
<須賀前>
(8月10日)
 前作がエンドウ畝で、普通の大根とカブ半々の栽培とする。
 2畝西のカボチャ栽培のため、この畝はカボチャのツルを走らせており、雑草が繁茂。8月8日にていねいに草刈りしておいた。
 今日は、スコップで畑起こしもどき。
(8月30日)
 畝の南のほうはスギナがけっこう出ており、2か月ほど前にテボで掘り出したが、またスギナが出だし、まずスギナの掘り出しをする。
 畝が比較的平らになっているから、少しかまぼこ型にすることとし、生えてきた雑草をテンワで叩きながら軽く土寄せを行った。
(9月20日)
 本日、畝の北のほう半畝に種蒔き。テンワで細かな草を削り落としながら台形に整形。鍬で真っ平らに転圧し、種をばら蒔く。少々密に蒔いたが、種が少々余った。
 軽く土を振りかけ、鍬で転圧。土に湿り気がけっこうあり、芽吹くだろう。
(10月3日)
 発芽率は極めて高い。第1回選り。併せて細かな雑草の草引き。
(10月4日)
 法面の草叩きと削り上げ。
(10月8日)
 順調に生育しており、第2回選りを行う。
(10月14日)
 暖かいせいかグングン伸びる。今日、最終選り。
(10月18日)
 雑草を大雑把に引きながら、飛び出している株に軽く土をかけて覆う。
(11月29日)
 もう十分に食べ頃の大きさになっているものあり、10株強を収穫。
(2022年1月9日)
 その後、数個収穫し、今日、20個ほどを収穫。残っているのは小振りのもののみ。
 評価★★★☆☆。
(1月30日)
 残り全部収穫。いずれも小さいまま。3割ぐらいは凍みていて処分。まずまず大きそうなもの20個ほどをゲット。葉がまだ元気なもの(食べられるもの)は数個であった。
 畑に埋め込んで保存するほどの量はなく、土中保存せず。
(3月14日)
 けっこう雑草がけっこう生えてきているので、草叩き。この畝は夏作はしないから、畝の西法面の土を少々削って、西隣りのエンドウ畝に土寄せ。

<2020年度>
<須賀前>
 前作がエンドウ畝で、普通の大根とカブ半々の栽培とする。
 2畝西のカボチャ栽培のため、この畝にも枯草が敷いてあったし、その後の雑草の伸びも激しく9月初めに刈り取り、これら枯草は東隣の山芋畝に除けて被せる。
 今年は畑全体に蛎殻粉末を入れ込むことにしており、この畝でも行う。
(9月5日)
 堆肥化しかけた若干の枯草を残し、畝整備する。昨年は行わなかったが、スコップで畑起こしもどきをし、そのときに蛎殻粉末を入れ込む。
(9月21日)
 昨日畝全体の草叩きをしておいた。
 今日は、テンワで畝成形。峰全体を広幅に平らにする。鍬で転圧し、カブの種「天王寺かぶ(丸葉)」をばら撒く。種が少ないので少々粗めに。法尻の土をほぐしながら軽く覆土し、再度鍬で転圧。
(9月23日)
 虫が這って土が浮き上がっている個所が所々にあり、足で踏んで転圧。
 雨が期待できそうになく、乾いてきているので、ジョウロで水やり。
(9月30日)
 きれいに芽吹き、第1回選り。併せて、細かな雑草の草引き。
(10月11日)
 細かな草を引きながら、2回目(最終)選り。
(12月6日)
 初収穫は11月上旬だったと思うが、その後1回収穫し、今日3回目の収穫。暖かな晩秋につき、面白いように大きくなる。葉っぱもイキイキ。評価★★★★☆
(2021年2月1日)
 その後も順次収穫。真冬でもグングン大きくなる。今日、最終収穫10個ほど。
 その10個は、初めてのことだが、自宅の畑(ネギ収穫跡)に埋め込んで保存することにした。
 畑土を退けて、カブを逆さにして並べ、たっぷり土で覆う。肥料袋を裂いて2倍の大きさにし、被せた上に再度土で覆う。
(4月11日)
 畑に埋め込んでおいたカブを今日掘り出したら、ほとんどが溶けて消滅。

<自宅前>
 前作がキュウリ第2弾畝で、普通の大根とカブ半々の栽培とする。
 前作のキュウリも畑起こしもどき(10~15cmピッチでスコップを差し込み、前へ少し押す)をしながら、牡蠣殻粉末を適量入れ込んだが、今回も(9月3日)畑起こしもどきをし、そのときに蛎殻粉末を入れ込んである。
(9月21日)
 テンワで畝成形したところ広幅畝となった。畝の北半分強に9月6日大根の種蒔きをし、2列栽培。畝尾南半分弱でカブを栽培。自宅前でのカブ栽培は初めて。
 9月21日に畝全体の草叩きをし、今日(9月21日)須賀前と同じ要領で種蒔き。種がちょうど全部なくなった。
(9月23日)
 虫が這って土が浮き上がっている個所が所々にあり、足で踏んで転圧。
 雨が期待できそうになく、乾いてきているので、ジョウロで水やり。
(9月30日)
 きれいに芽吹き、第1回選り。併せて、細かな雑草の草引き。
(10月7日)
 再び細かな草が生えてきており、草引き。何かの虫に軸元を食いきられる被害が部分的に目立つ。一部は歯抜け状態に。
(10月16、20、27日)
 虫害が進み、栽培箇所の半分が空地となる。生き残りに竹酢液200倍散を噴霧。
(10月25日)
 虫害は止まった。最終選りと草引き。 
(12月6日)
 2つの畑、同時に種蒔きし、須賀前は非常に調子いいが、自宅前はさっぱり。土壌改良はちゃんとしてあるが、初期のひどい虫食いで大幅な出遅れが影響したか。
(4月3日)
 草刈機でざっと畝と畝間を草刈りしてから、テンワで草叩きしつつ土寄せ。

<2019年度>
(9月20日)
 カブの作付け畝は昨年はエンドウ跡としたが、エンドウ・タマネギ交互作の絡みで、今年はタマネギ跡(2畝中の1畝)とし、畝が10m強あるから、カブ半分、普通の大根半分とし、大根は種蒔き済である。
 昨年の種は「固定種:早生今市かぶ」であったが、玉が小さいので、今年はもう少し大きい「固定種:天王寺かぶ(丸葉)」に切り替えた。
 6月にタマネギを収穫後、カボチャのツルを這わせるために休耕田から搬入した枯草が敷いてあったが、カボチャの収穫も終わり、枯草は9月初めにハクサイ畝に埋め込んだ。
 タマネギ跡の畝は全くいじらず、草叩きしただけ。
 今日、種蒔き。まず、テンワで畝を台形に均し、鍬で転圧しながら真っ平らにする。種をばら蒔いていく。けっこう種が転がり、少々密に蒔く。法尻の土を揉み解して細かくし、畝に振り撒き、再度鍬で転圧。
 土が少々乾き気味だが、明日から雨模様の日が続くから、水やりせず。
(9月24日)
 きれいな芽吹きを確認。
(10月1日)
 びっしり生えているので、大幅に選り。もう1回選らねばならない。
(10月17日)
 葉っぱの生長が著しい。だいぶ遅れたが最終の選り。
(11月3日)
 カブの玉がけっこう大きくなった。大きそうな玉を7、8個初収穫。
(12月1日)
 暖かな11月、面白いように大きくなる。葉っぱもイキイキ。今日5株を収穫。
(12月22日)
 その後1、2回、今日も収穫。どんどん玉が大きくなる。
(2020年1月6日)
 まだまだ玉が大きくなる。葉っぱも青々。評価★★★★☆
(2月2日)
 今冬は異常な暖冬で、葉っぱがまだ青々しているが、1株は花芽が出てきた。
 1月6日に収穫した段階で、繊維分が多くなったようでカブが少し硬い感じがした。今日、残り
全部を収穫したが、少しごつごつしたものを切ってみると、やはり硬い。最終収穫はもう少し早くしないといかん。

<2018年度>
 昨年は自宅前であったが、虫食いがひどいから、今年は従前どおり須賀前に移す。1畝は多すぎるから、半畝とし、残り半畝は大根第2弾とする。
(8月23日)
 使う畝はエンドウの栽培跡とし、10日ほど前に雑草を削っておいた。
 畝の両サイド法面を鍬で溝立てし、休耕田から搬入した枯草を入れ込み、手で埋め込み。
 畝の上面の細かな雑草をテンワで削ってから、スコップで畝起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら10cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)。法尻も同様に行う。
 この畝で、後日、カブ(早生今市かぶ:今年初めて栽培する品種)半分、大根半分(青首丸尻宮重と打木源助大根)<第2弾>の種蒔きをする。
(9月19日)
 早朝に大きな草を引いておき、午後にテンワで削り、明日から雨模様となるので、削ってふわふわになった土を手でかき混ぜ、雑草を放り出す。
(9月20日)
 明朝、小雨のなか種蒔き。鍬で台形に均し、鍬で鎮圧。種をばら蒔くも、まん丸だから転がって偏る。蒔き終わってから指で偏りを大まかに直す。覆土する必要はないとのことだが、雨で流れて偏る恐れがあり、軽く覆土しておいた。
(9月24日)
 昨日、きれいに発芽していた。ただし、部分的に発芽してない個所があり、今日、残り種を全部ばら撒いておいた。覆土はせず。
(10月12日)
 後蒔きもけっこう発芽し、全体に密になりすぎているので、かなりかなり選る。選りは今回の1回で終了。あわせて草引き。生育は順調。
(11月17日)
 少々密な栽培になってしまっている。大きそうなものを10個ほど初収穫。これも間引きの一種。隣のカブが大きくなりやすくなるであろう。
(12月10日)
 その後、1回収穫し、今日は親類縁者へ送るため10数本を収穫。皆、少しずつ大きくなっていく。ただし、一定の大きさの小玉で生長は止まる。葉の虫食いもほとんどない。評価★★★☆☆
(2019年1月30日)
 その後、大きいものから順次収穫。真冬でも少しずつ大きくなる。調子いい。
(3月18日)
 2月半ばに収穫して漬物にしたが、もうかなり筋が入っていた。
 3月になり、新芽が伸び、今日は全部菜の花に。全部処分し、畝に乗せ置く。

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カブの有機肥料栽培 [カブ]

 2011年までは、今は亡きおふくろが千枚漬けにするために1畝も作付けした大玉になるカブ栽培であったが、毎年、大豊作であった。
 2012年からは小生が全て行なうようになり、品種を変えて「天王寺かぶ(中かぶ)」とし、単なる塩漬け用に半畝栽培とした。
 カブは種蒔きの時期をいつにするか、その蒔き時が難しい。「天王寺かぶ(中かぶ)」は、大根と違って撒く時期が早すぎると大きくなりすぎ、遅すぎると小さなままで大きくならない。2012-15年の経験では、そのようになる。天候に大きく左右される感もする。
 2012年は9月22日に種蒔きし、気温が低かった秋ではあるが、カブはグングン生長し、早く大きくなり過ぎた。
 2013年は9月28日に種蒔きしたところ、なかなか生長せず、前年の半分ほどの大きさにしかならず、収穫も遅れた。
 2014年は9月20日と27日に時差蒔きしたが、種蒔きが遅すぎた感がする。
 2015年は8月29日に種蒔きしたら虫に葉っぱを食われ全滅し、9月19日に種を撒き直したところ収穫は適期にできた。
 2016年は「天王寺かぶ(中かぶ)」の栽培が難しいこともあって種を「アタリヤ 甘味カブ」(F1)に変えた。9月19日に種蒔き。生長にかなりムラがあったが、11月中旬から順次収穫。評価★★★☆☆
 2017年は栽培場所を須賀前から自宅前に移し、9月20日に「アタリヤ 甘味カブ」(F1)を種蒔きしたところ、虫食いがひどく出遅れた。評価★★☆☆☆

 ところで、2018年からは無肥料栽培を始めた。これについては「カブの無肥料栽培」のページで記録し、このページには2017年までの有機肥料栽培の記録を残す。

<2017年>
 昨年は須賀前であったが、今年は自宅前に移す。
(9月15日)
 枯草を少々法面に埋め込んで粗畝が立ててあるが、クワで凹状に土を除け、堆肥場の土、苦土石灰、鶏糞、種粕、有機肥料粒を撒き、小型ビッチュウではつる。テンワで土寄せし、整形。 
(9月20日)
 種は昨年と同じ「アタリヤ 甘味カブ」(F1)とし、JAで昨日購入し、今朝種蒔き。
 テンワで畝の上面を均し、鍬で3列転圧。2cm間隔で種を並べていき、ちょうど袋が空になった。畝下の土を振るい掛け、クワで再転圧。最後にジョウロで軽く散水しておいた。
(9月23日)
 一斉にきれいな芽吹き。
(10月9日)
 3日前に若干の選りと草引きをしておいたが、今日、最終選りと草引きをした。なお、法面に雑草が多く芽吹いているから、テンワで削り落としてから削り上げ、足で土寄せし、法面を整形。雑草が埋まりこんだが2、3日天気がいいし、当分雨が降らないから法面が乾いて雑草は枯れるだろう。
 虫が地表近くを走って土が盛り上がって乾いている箇所が所々あり、根元を手で押さえたが、あとでジョウロで散水しておいた。
(10月14日)
 昨日から「戻り秋雨」が始まり、良いお湿りとなった。
 全体に虫食いがだいぶ進んでいる。生育が随分遅れるのではなかろうか。
(11月9日)
 虫食いが止んだようで、少しずつ成長しだした。遅れが取り戻せるといいのだが。
(11月20日)
 草引き。株元を指で土寄せ。いまだ極めて小さい。どれだけ生長するか疑問。
(2018年3月24日)
 小さいまま、何とか使えるから、順次漬物に収獲。評価★★☆☆☆
 真冬でも、ほんの少しずつ大きくなり、3月になったら勢いを増したが、葉も伸びて玉に巣が入るようになった。どれだけも収獲しなかったが、本日、処分。
 玉は堆肥場へ。カブの畝は、刻み藁を撒き、葉とともに畝にすき込む。

<2016年の記録>
 昨年取り入れた自然農法をいったん白紙に戻し、今年は通常の畝立てをし、雑草皆無からスタートさせた。
(8月7日)
 肥料(苦土石灰、種粕、鶏糞)をばら撒いてから、ビッチュウで起こし、均して、鍬で畝立てをし、種蒔き準備が概ね完了。
(8月26日)
 種蒔き位置には芽吹いた幼芽の肥料として牛糞を入れたいので、テンワ(手鍬)で畝の峰の土を両サイドに退け、牛糞を適度に撒き、手で元の状態に戻しつつ畝を整形。
 今年から種はJAで購入した「アタリヤ 甘味カブ」(F1)を使うことにした。蒔き時は8月下旬~9月下旬、収穫日数は50~60日とある。
 今年は畝を大きく作ったから、半畝に2列蒔きしてみよう。
(9月19日:種蒔き)
 草をていねいに引き、テンワで峰を均し、鍬で転圧。種蒔きし、土を被せて再度鍬で転圧。湿り気多く、水やりなし。ところで、2列蒔き計画を忘れ、1列蒔きにしてしまった。
(9月21日:追加種蒔き)
 残り種を全部使って、畝の過半を2列蒔きし直す。
(10月9日)
 少々虫食いが出ている。第1回目の間引き。
(10月22日)
 虫食いはほとんどない。最終の間引き。
(11月19日)
 生長にムラがあるが、今日、大きいものを2株初収穫。「甘味カブ」というだけのことはあって、漬物にしたらとても甘かった。以後、順次2株ずつ収穫。評価★★★☆☆

<2015年の記録>
 タマネギ栽培の跡地で作付けすることにしたのだが、なるべく自然農法に近づけようと草ボウボウにしておいた。凄まじい茂りようで、作付け準備に往生した。
(8月2日)
 鎌で草刈した。
(8月15、16日)
 枯草を畝間に除け、まだ生き残っていた草を刈り、あまりに根張りの凄いものは引き抜いた。
(8月23日)
 テンワ(手鍬)で細かい雑草を叩くとともに、飛び出した根っこをつまみ出す。
(8月29日)
 例年、カブの種蒔きは9月20日以降で行っていたが、大根・カブを3回にも4回にも分けて種蒔きするのは面倒だから、今年は先行して種蒔きするビタミン大根と同じ時期に早めた。
 例年より20日から30日も早い種蒔きである。
 種は一昨年購入し、昨年使った「天王寺かぶ(中かぶ) 葉も浅漬で」の残り種である。芽吹くかどうか心配だが、多めにばら撒くことにした。
 ここのところ連日雨模様で種蒔きができない。明日からまた数日雨模様で困ったことになった。しかし、今日は薄日も差し、何とか畑に入れたので、午後4時頃から作業開始。
 例年なら、2畝を畝立てし、大根を1畝半、カブを半畝とするのだが、畑起こしを極力避けることにしたので、広幅の畝に2列蒔きすることにした。
 まず、苦土石灰を振る。次に、蒔き位置に軽く溝立てし、牛糞を多めにばら撒く。その後、テンワで埋め戻し、鍬で転圧し、種を蒔きやすくする。
 大根の種蒔きが終った後、多めにばら撒く。種が小さく、どれほど蒔けたか定かでない。適当に土を被せて終了。
 種がまだまだ随分と残っているが、芽吹きが悪かったら追加種蒔きしよう。なお、残り種は今年処分し、来年は新しい種を買おう。
(9月5日)
 一斉に芽吹き。
(9月15日)
 大根との2列蒔きは初めてだから施肥をどうするか迷った。列間に施肥したいが、幅が少々狭く鍬での溝立てはしにくい。でも、ここが一番だろうと、慎重に溝立て。施肥は、鶏糞、種粕、有機肥料粒、化成の混合。埋め戻しは指で行い、ついでに細かい雑草ももみほぐしておいた。
 畝の両サイドに後日追肥予定。
(9月19日)
 17日に虫害がひどいと感じたが、今朝はさらに進み、ほぼ全滅状態。
 種を撒き直し、土を振りかけておいた。
(9月20日)
 種蒔き後の水やり(22日も。土がとろけて種を覆いつくしたから、その後は水やりせず。)
(10月8日)
 9月19日種蒔きのものは発芽率が悪いが小さなものが所々で芽吹いている。草がかなり生えだしたので、草引きを行う。8月29日種蒔きのもので被害が軽微なものを残す。このまま生長すれば、何とか様になりそう。→小さな玉にしかならず、ダメ。
 大根のついでに、畝の法面を鍬で削って溝立てし、施肥(混合肥料)して埋め戻し。
(10月22日)
 草木灰を株元にばら撒く。成育のいいものと悪いものと両極端の感じがする。
(10月23日)
 草引きと畝の手入れ。最終選り。
(11月13日)
 大きめのものから収穫することに。本日初収穫。上々の出来。
(11月25日)
 カブの漬物は実にうまい。毎日のように食す。 
 その後1回と本日収穫。小振りのものとなった。
(12月2日)
 4回目の収穫。これでもって終了。残りは葉っぱは大きいが玉がいかにも小さく何ともならない。

<2014年の記録>
 今年は、2回に分けて時差蒔きすることにした。
 作付け場所は、パッとしないシシトウ6株(パプリカと銘打った苗が実はシシトウであった)の跡と出来損ないのピーマン3株の跡である。これらは、9月17日に引き抜いて処分したところである。
 シシトウ跡(約5m)に第1弾、ピーマン跡(約2.5m)に第2弾とし、種蒔きは9月20日と27日とする。
 さて、畝作りであるが、今まではどんな場合でも、畝間も含めてビッチュウで起こし、鍬で畝を立てるときに各種有機肥料を敷き込んでいた。
 しかし、自然農法によれば、土をいじるのはマイナスにしか作用しないとのことである。よって、畝はそのまま利用することにした。
 また、自然農法では、雑草との共生があれば無肥料でいけるとのこと。それを頭に置いて、畝には休耕田の雑草がどれだけか敷いてあり、それが堆肥化しかけているが、これが今回のカブに効くわけがない。
 そこで、畝の峰を鍬で少し削り、溝を作って、有機肥料を敷き込むことにした。使った肥料は、有機肥料粒と鶏糞。手で土を戻してフラットにし、畝の中央辺りに牛糞を撒く。そこを鍬で押さえて、筋蒔きできるようにしておいた。なお、苦土石灰は省略した。
 これにて種蒔き準備終了。
 ビッチュウで起こす必要がなく、随分と楽することができた。今後、少しずつ自然農法を取り入れていこう。

<第1弾の栽培>
(9月20日追記)
 予定どおり本日第1弾の種蒔き。土を被せ、鍬で押さえて、水やり。9月6日以降、らしい雨がなかったので土がパサパサに乾いているから、当分の間、水やりが必要だ。
 カブの種は大根の種よりずっと小さい。かすかに芽吹いたところで土が乾ききると枯れてしまう。この先、しばらく晴天続きだから、雨が降るまで水やりが欠かせない。雨が降る前日か前々日に種蒔きすればいいのだが、日にちを固定したから、致し方ない。
(9月24日追記)
 昨日まで連日水やり。今日は昼から雨の予報で良いお湿りとなりそうで、もう水やりの必要はなくなった。
(9月26日追記)
 綺麗な芽吹きが見られた。
(10月8日追記)
 間引きを実行。10cm間隔で良さそうなものを残し、グラつきがあるから、指先でそっと土寄せ。
(10月18日追記)
 順調に成長中だが、虫害がだいぶひどくなった。
(10月24日追記)
 虫害は止まり、順調に生育中。
(11月7日追記)
 球が浮き上がったものあり。テボで土をほぐし、株周りに土寄せ。
(11月29日追記)
 生長にムラがあり、まだ小さいものが多いが、特大が1個。それを初収穫。12月5日に第2回収穫。
(翌年2月中旬追記)
 成長遅れのものは大きくならなかった。この時期になると、葉っぱが伸びすぎたせいか、カブに筋があるものが目立つ。以後、収穫せず。

<第2弾の栽培>
(9月27日追記)
 24~25日の良いお湿りがあり、今日、予定どおり1週間遅れで種蒔き。
 下ごしらえは第1弾のときに一緒にしてあり、土の被せ方も第1弾と同じ要領で実施。なお、水やりはなし。十分に芽吹くだろう。
(9月30日)
 ここ3日間、朝、水やり。お昼に見に行ったら、部分的に芽吹きが見られた。用水路からの採水も明日からは不可能になろうから、ちょうど良かった。
(10月24日追記)
 虫害は止まり、まだ小さいが何とか順調に生育中。
(11月7日追記)
 球が浮き上がったものあり。テボで土をほぐし、株周りに土寄せ。
 欠損株の跡に、引き抜いた選り忘れを移植したが、はたして上手く成長するか。
(翌年2月中旬追記)
 成長遅れのものは大きな玉にならず。

<2013年の記録>
 2011年は1畝も作付けしたカブ。どこに何を蒔くのかは、全ておふくろ(当時93歳)に任せていたから、とてつもなく多く作付けしてしまった。うちでは誰も食べたがらないカブであり、おふくろが千枚漬けにするだけである。その千枚漬けも最近は手抜きして昆布を入れないから、何とも不味く、1回もらうだけで、あとは、おふくろが“食わんか”と言っても“まだある”と返事していた。おふくろ一人で食べ切れるものではなかろうから、余分はお隣の従兄弟さんなりに押し付けていたであろう。
 そのおふくろが2011年の10月に体調を崩し、その後、体調は回復したものの、須賀前の畑(自宅から300m)に出かけなくなったから、2012年からは、小生が種蒔きから全てを行なうことにした次第。
 昨年のカブの種蒔きは、第2弾の大根と半畝ずつで、一昨年と同じ9月22日。
 種は、例年、お隣さんに買ってきてもらっていたが、昨年は小生がホームセンターへ行き、冬野菜の種各種まとめて購入し、カブは次のものを選択した。
 「天王寺かぶ(中かぶ) 葉も浅漬で」
  昨年からは千枚漬けも作らなくなったおふくろであり、女房がときどき漬物にするだけである。よって、今年も半畝(約5m)で足りる。なお、残りの半畝は、昨年と同様に遅蒔きの大根(第3弾)である。
 ところで、昨年は、気温が低かった秋ではあるが、カブはグングン生長し、早く大きくなり過ぎた。
 よって、今年は、もう少し時期を遅らせたほうが良かろうと思い、1週間遅らせて9月27日頃に種蒔きを予定し、本日28日に実行した。
 施肥をどうするかであるが、今年から化成肥料を使わないことにしたから、21日に立てた仮畝を22日にいったん崩して、有機肥料粒、牛糞、鶏糞、種粕を畝の下に敷き込み、畝を立てし直し。しかし、有機肥料粒を入れ忘れたことに気が付き、あわてて畝の上にばら撒いて軽く土寄せ。よって、けっこう高い畝になってしまった。
 昨日27日に第3弾の大根を半畝種蒔きしたときに、畝の上部を少々削り落として鍬で軽く押さえ、カブを種蒔きする準備をしておいた。
 そして、今日28日に種蒔き。
 カブは大根に比べてずっと小さい種である。よって、パラパラッと適当に蒔くと蒔きすぎてしまう。そこで、面倒でも1粒ずつ少々埋め込む形で種蒔き。2、3センチ間隔とした。これで、芽吹いてからの選りが楽だ。
 最後に、畝下の土をほぐして覆土し、鍬で軽く押さえて終了。
 ただし、晴天続きで畝が乾いているからジョウロでたっぷり水やり。昨日種蒔きした大根その他各種冬野菜も必要とする部分には同様に水やり。当分、雨が降りそうになく、明日以降もしばらく水やりが必要だろう。
(10月5日追記)
 昨日はしなかったが、連日水やり。きれいに芽吹いている。6日、7日も水やり。
(10月9日追記)
 今日は台風の接近により、良いお湿りとなった。有り難い。
(10月12日追記)
 順調に生育中。本日、第1回選り。
(10月31日)
 種蒔きを1週間ほど遅らせたせいか、まだ小さいが、最終の選りを実施。
(11月3日追記)
 手で土寄せし、カブを隠す。
(11月21日)
 少しは大きくなったが成育遅れ。種蒔きの時期が遅すぎたようだ。
 手で土寄せし、カブを隠すも、もう少し早くやるべきであった。
 なお、昨年は今日初収穫しており、十分な大きさになっていた。そして、順次収穫し、1月15日には巣が入ったものが多くなり、収穫をほぼ終えている。
(11月24日追記)
 草木灰を振り、鍬で両面を軽く土寄せし、カブが完全に隠れるようにしておいた。
(12月1日追記)
 雨で土が流れたのであろう。カブが所々で露になっている。そこで、まだまだこれから大きくなってもらわねばならないから、鍬でたっぷり土寄せしておいた。
 なお、まだ小さいが、大きそうなのを3株収穫。例年に比べ半分の大きさ(重量比)である。
(12月12日追記)
 今日3株収穫したが、少々大きくなってくれた感がする。
(12月下旬追記)
 例年どおり、一人前の大きさになってくれた。カブの漬物(塩漬け)がうまい。少しずつ収穫。

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