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10.25 爽やかな秋空れの下、山芋掘りに精を出す [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 山芋のツルが枯れる時期は、ここ何年か一定しておらず、早かったり遅かったりするも、今年は概ね例年並みに10月半ばに全部枯れた。こうなると、もう収穫するしかない。でも、無肥料・連作栽培しているから、掘ったときに土壌改良のために刻み藁を入れるといい感じがし、1枚だけ残っている、うちの田んぼ(どなたか知らないが専業農家の方に守りしてもらっている)の稲刈りが終わるのを待っていた。その刻み藁が昨日手に入り、早速に今日、山芋掘りを行うことにした。
 一昨年、先っちょが細長いスコップをホームセンターで購入し、普通のスコップよりもうんと楽に山芋が掘れるようになった。大して力を入れなくても掘り進められ、スイスイとまではいかないが、手首が痛くならない(普通のスコップだと手首が痛くなる)から助かっていた。
 今年掘る畝は2畝あり、ともに10m強。2列植えしてあり、全部で160株ほどあるから、けっこう骨が折れる。一気に掘るのは体力的に無理であり、2日に分けて掘ることにし、今日、東畝を掘ることにした。
 8月に、生ったむかごをあらかた取っておいたが、また随分と生り、こぼれたものも多い。これを回収しておかないと、初夏にやたらとあちこちで芽吹き、始末に負えなくなるから、何はともあれ、むかごを回収。これに手間がかかる。まずは、枯れたツルをはさみで切りながら回収し、これはヤーコン畑の畝間に放る。ついで、畝には刻み藁や枯れ草が敷いてあるから、畝にむかごを残しながら、刻み藁や枯れ草を隣のグラジオラスの畝に退ける。そして、丁寧にむかごを拾い集める。これに1時間半はかかったろう。
 やっと山芋掘りに着手できたのが正午過ぎ。支柱を引き抜きつつ、スコップで掘り進む。掘った跡にはスコップを差して刻み藁を少しずつ入れ込む。
 そうそう丁寧に掘ってられないから、約25cmより長い山芋は先端をけっこう切ってしまった。これらは早めに食べるか、誰かにやればいい。
 畝の南端から掘り進め、中ほどまではまずまずの大きさの山芋が収穫できたが、枯れるのが早かった北半分は小さなものばかり。北半分は土壌条件が悪いようだ。どうしたらいいか分からず、気持ち多めに刻み藁を投入するしかなかった。
 掘り終わったのは午後2時半頃。ざっとで食用にできる大きさのものは10kgほど。昨年の半分程度にしかならないだろう。先端を切ってしまった山芋が少なかったことからも、今年は不作だ。かといって、全部を自家用にしようと思っても多すぎ、一族郎党ヘ今年もどれだけかは送ることができよう。
 若干曇りがちだったが、爽やかな秋空の下、楽しく山芋掘りができた。
 掘り終わったところで、細長いスコップでありながら、少々手首が痛くなった。残り1畝は明日ではなく、明後日に掘ることとしよう。今日の畝より出来がいいことを祈って。
 今日の畝は不作ではあったものの自家消費には十分すぎる収穫であったのだから、地の神、天の神そして山芋の神に感謝、感謝、感謝。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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