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風邪はめったに引かないが、ときに引くこともある。その記録をこのページにまとめておく。 [ファーマシーの疾病]

 一般論として、年を食うと免疫力が落ちて病気しやすくなる(正しくは感染症に罹りやすくなる)という。しかし、これは甚だ疑問である。健康であれば年齢に関係なく、感染症を拾うことは、むしろ若い頃より少なくなるのである。
 たしかに老人専門病院では、インフルエンザが蔓延したときにバタバタ死ぬことがあるが、これは明日をも知れぬ寝たきり老人の場合であって、極めて例外的なことである。
 多くの感染症は一度罹患すれば抗体ができ、風邪の場合はウイルス種があまりに多い上に大きく変異もするから一通りウイルスにさらされるのに相当の年数が掛かり、若い時分は発症することが多いものの、年寄りともなれば抗体が効力を発揮するのである。インフルエンザとて同様であり、類似した型のウイルスであれば違う型であっても抗体がある程度は効力を発揮する。
(2021年挿入追記:昨年来、大騒ぎしている新型コロナとて、過去にコロナウイルスを何度も浴びていれば、いわゆる抗体というものができていなくても、免疫力を発揮することができるのである。日中韓台では欧米に比べて重症者や死者が1桁少ないのは、この地域は過去ずっとコロナウイルスが蔓延していたからと考えられる。)
 かようにして、小生の場合、若い頃に比べて風邪を引く頻度は激減した。風邪を引いて、その症状がゆえに店番ができなかったり寝込んだりしたということは、ここ20年(50歳以降)記憶にない。
 せいぜい多少鼻声になる、時折咳込む、といったところであり、これもここ10年はないであろう。あるのは初期の喉の痛みだけ。これは年に1、2度は経験するも、翌日まで持ち越すことは滅多にない。
 ところで、古希となった2018年頃から、いよいよ全体的に免疫力が低下したのであろうか、風邪を引くことが多くなった感がする。記録が残っている2013年からの、その症状の状態をこのページにまとめて記載しておく。

2024.1.17
 正月に帰省した息子が風邪を持ってきた。5~7日の2泊3日、風邪のウイルスに曝された。女房は7日頃にうつされ、9日にピーク(といっても大したことなかったが)。それが小生にうつった。10日頃に喉の違和感、13日頃に気管支に違和感を覚える。
 これは、葛根湯ドリンク2~3本を八時間おきに飲んで治まった。
 しかし、15日にやたらとくしゃみが出るようになり、16日は鼻水タラタラ、鼻もつまり、頭がボヤ~とする。完全な鼻風邪を引いてしまった。セール最終日であり、総合感冒薬を飲んで鼻水をどれだけか抑える。翌17日も同様だが鼻水はうんと少なくなり、これで終わりそうだ。
 4年ぶりで引いてしまった風邪である。

<2020年、21年、22年、23年>
 新型コロナ風邪が大きく騒がれ、それがために日頃の用心ができていたせいであろう、風邪の“カ”の字を感ぜずに過ぎていった。なお、ワクチンは夫婦ともに1回も打たず。あんなもん、効くわけがなく、副作用で苦しむだけゆえ。

2019.12.18
 12月4日に女房から風邪をうつされ、女房はその後も咳が抜けず風邪を長引かせていた。小生はというと軽い風邪で済み、9日には治った、そう思っていた。
 ところが、翌10日には再発し、症状は軽かったが咳が時々出る。夜になると若干熱っぽくなる。12,13,15日と忘年会で酒が入るから、治るものも治らない。宴席やバスの中で咳き込んでは迷惑になるから、そのときは症状を抑える風邪薬を飲む。
 風邪を早く治す漢方薬はいろいろあれど、小生に効くのは柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)しかないが、これも前回の風邪で効き目がなかったし、今回もダメであった。
 残念ながら長丁場となるのを覚悟するしかなかった。
 しかし、今日(18日)は鼻水も出ず咳もしない。夕方になっても異常ない。思いのほか早く風邪が治ってくれたものだ。同時に女房も1か月続いた風邪が抜けた。

2019.5.10
 5月初めに珍しく女房が風邪を引いた。その風邪が治りかけた頃に、小生がその風邪を拾ってしまった。5月5日のことだ。
 今回の風邪は夜中に咳が出るという厄介なもの。日中はまず咳は出ず、他の症状もほとんどない。ちょっと経験したことがない風邪だ。
 よって、接客に支障はなく、大事なかったが、9日に業界の会合があり、その場で咳が出そうになり、何度も咳払いするしかなかった。
 2日前から夜中の咳はなくなり、6日目の今日にして、ほぼ完治。
 とても軽い風邪で助かった。
 と思ったが、その後の数日、夜中に咳が出ることあり。

2019.1.28
 3日前に、くしゃみがよく出た。風邪の前兆かな、と思われたのだが、何事もなく終わるのが普通だ。
 しかし、一昨日は鼻水がしょうちゅう出るようになり、昨日はそれがひどくなった。葛根湯ドリンクとシベリア人参を飲んで体の芯を温める。
 昨日はお寺の行事があり、皆の前でみっともない姿を見せるわけにはいかず、風邪薬を飲み、鼻水を止めたところでる。
 さて、今朝、たっぷり睡眠をとったから改善していないかと思いきや、全然だめである。店の定休日であり、暖かくして事務室で決算事務に専念。
(1月30日)
 昨日は鼻づまりに変わり、熱はないがけだるかった。今日は暖かく風がないからヤーコン掘りを1畝行う。少々体力を使ったが大事なかろう。鼻づまりは相変わらずだが、けだるさは大きく減じた。
(2月5日)
 鼻づまりになってから1週間経った。昨日はゆっくり休養したからか、割りと症状が弱くなったものの、まだ治らない。
(2月8日)
 風邪を引いて2週間経ち、やっと鼻詰まりがほとんど解消。(10日に完全治癒)

2018.9.18
 昨日は小生の免疫系が騒いだ。夕食の後、例によってうたた寝して目が覚めたとき、妙に喉がいがらっぽくて咳も出る。
 原因は2つ考えられる。一つは午前中魚釣りに出掛け、お昼頃に暑くなり少々汗をかいた。帰りの車は、眠気覚ましの意味もあってエアコンをきつくしたから、家についたときには小寒かった。体を冷やし過ぎたのである。もう一つは、釣ってきた魚をさばいた後、午後3時頃から2時間ほど百姓仕事をやり、その終わりがけでけっこう汗をかき、日が暮れるとともに気温がけっこう低下して夕食前あたりに再び小寒さを感じた。
 そのいずれか、はたまたその2つが複合し、夕食後のうたた寝が追い打ちをかけ、どこかの段階で、取り付いた風邪ウイルスが小生の体内で増殖を始めたのであろう。
 そこで、夕べは寝る前にいつもより長湯して体の芯を温め、早めに床に就いた。これで翌朝にはすべての症状がすっかり消え失せているはずであった。
 ところが、今朝は異常に冷え込んだ。これは当然のことだ。久しぶりに昨夜は晴れていたから放射冷却したのである。まだ暗いうちに寒くて目が覚める。夏蒲団にすっぽりくるまって再び寝入ったのだが、朝起きたとき、喉のいがらっぽさを感じた。
 これが、昼を過ぎ晩になっても取れない。昨日どれだけか増殖したウイルスが、あるいはまた別の風邪ウイルスが、どれだけか小生の体に取り付いたままでいるのである。
 少々弱り申した。明日の朝はまた一段と冷えるようである。今晩は夏蒲団でなく、オールシーズンの布団を引っ張り出して寝ることとしよう。これで明日の朝は喉の違和感もすっかり消えてくれるであろう。そう願って、風呂は昨晩より長湯して体の芯を温め、早めに床に就いた。
(9月19日朝 追記)
 夏布団を敷き、オールシーズンの布団をかぶって寝たから、暑くて少々汗をかくも、体は温まり続け、かなり改善傾向。喉のいがらっぽさが少々残り、若干頭がすっきしりしないが、早朝の畑仕事をしているとき、症状は苦にならなかった。
 まあ、こうして大事なかったのであるが、これは風邪ウイルスに対しては免疫力が働くからである。一度引いた風邪(無症状で終わっても風邪ウイルスに罹患していれば)に対しては免疫系統がそのウイルスを生涯記憶しているから抗体産生がスムーズにいき、ウイルスが侵入しても速やかに駆逐してくれるからである。それが、どれだけか症状を感じたり翌日まで持ち越すということは、一時的に免疫力が低下していたということであって、原因は体温低下である。体温が下がれば免疫力は十分に発揮できないからウイルスを駆逐できないのである。
 最後に少々お断りしておきます。冒頭で年寄りはめったに風邪を引かなくなるやに申しましたが、かように体温が低下すると軽い風邪を引いたり、それが治りにくくなったりします。そして、低体温症(年を食うとその傾向が出てきます)の方の場合は、風邪を引いたら何日も全然症状が抜けないとか、インフルエンザワクチンを打ったら風邪と同じような症状が出てそれがなかなか取れない、ということになります。免疫力は体温と密接な関係にありますからね。その点、ご注意なさってください。
(9月21朝追記)
 19日は、日中も喉のいがらっぽさが残ったが気にならず、20日も同様であった。ところが、20日の夕刻には気管支の苦しさが少々出てきて、葛根湯を飲んだり、ジキニンシロップを飲んだりした。夕食後にうたた寝したら、それが一気に悪化した。早々に風呂に入り、床に就いたものの、夜中に時折咳が出て気管支が苦しくなる。
 これはまいった、である。風邪もバカにはできん。幸い朝方にはけっこう楽になったから、快方に向かうだろう。
(9月26日朝追記)
 まいった、まいった。同じ状態がこれで5日。気管支の苦しさは減じたものの、代わりに夜中に咳き込むことが増えた。3日連続、夜中に鎮咳剤を2、3度飲む。
(9月30日朝追記)
 その後、夜中に鎮咳剤を飲む必要はなくなったが、風邪気は完全には抜けきらない。しつっこい風邪である。柴胡桂枝湯を1日に3、4回飲み続けているが、効果のほどは?。

2018-04-03
 3日前に鼻水が出るなあ、どうしたことだろうと思った。それが2日前にはけっこう鼻水が出るようになり、夕刻には気管支に若干違和感を感じるようになった。
 軽い風邪の症状だ。原因は4日前に、うたた寝して少々寒さを感じたところであり、このとき風邪を引いたようだ。
 その翌日の昨日は、鼻水は軽くなったが、気管支の苦しさが少々出てきて、今日は両方ともけっこう症状が悪化。
 そこで、朝と昼にサイコケイシトウを各1包飲んだ。小生に一番合う免疫力増強剤だ。でも、鼻水を止める力はなく、お昼前にアレルギー錠を2錠飲む。なかなか効かないので、1時間後にもう1粒飲み、規定量としたら、まずまず止まった。
 しかし、アレルギー錠の副作用で眠くなる。うたた寝したら少々寒気がしてきて、早速葛根湯を飲む。
 これで、各症状は和らいだが、風邪特有の頭ボンヤリが続いている。
 こうも風邪が悪化(といっても大事ないが)したのは、昨日一昨日と丸一日百姓仕事をしたことによる疲れがあるのであろう。
 2年前の7月にけっこう長引く風邪を引いたのだが、今回はそこまでのことはなかろう。と、期待している。
(4月4日)
 昨晩は、カレー屋さんで食べすぎ飲みすぎ、これがたたって風邪の症状も苦しくなり、やっとの思いで風呂に浸かり、冷水シャワーを浴びずに、早めに床に着く。今朝は頭がボンヤリしており、鼻づまり傾向。頓服としてアレルギー錠、1日4回サイコケイシトウを飲むこととする。
(4月7日)
 4月5日朝から気管支がより苦しくなった。6日も同様。サイコケイシトウ12包が底を突いた。7日朝になって大きく改善。
(4月8日)
 ほぼ改善したが、まだ多少症状が残っている。今朝は随分と冷え込み、小寒いなか8時から排水路清掃・用水路溝ざらえ・ビールを飲んでの懇親会と昼まで続く。カッコントウを1本飲んで出かけるも、症状は悪化。家に帰り、4時間ほど蒲団に潜り込んで休養。
(4月10日)
 9日もほとんど百姓をせず休養に専念したので、10日にはほぼ完治。

<2017年>
 風邪を引いた記録なし。

2016-07-25
 1週間ほど前のこと。梅雨が明けた18日か翌19日のことであるが、昔造りの木造家屋の自宅で窓を網戸にして寝ていたら、朝方寒くて目が覚めた。近くにある岐阜気象台の最低気温は両日とも23度前後であった。
 そして、喉の痛みを感じた。昔はよくあったが、うたた寝をして寒いと感じたら、たいてい風邪を引いてしまっていたものだが、ここ10数年ほどは、そうしたことがあっても、まず風邪を引くことはなかった。もっとも、今回のように朝起きて喉の痛みを感ずることは時折あるが、翌日には症状が消えてしまうのが普通だ。
 今回はどうかというと、喉の痛みはその日のうちに忘れてしまったが、夕食後、うたた寝をした後に、体温調節機能が少々おかしいのに気がついた。
 これは風邪を引いたか?
 翌朝は喉の痛みもなく、どってことなかったかと安心できたのだが、夕食のうたた寝後、やはりおかしい。
 そんな日が3、4日続いた後、夕食のうたた寝後に咳が出だした。気管支がおかしい、と感ずる。
 風邪ウイルスが潜んでいて、気管支に張り付いていやがる、といったところだろう。
 さて、今朝方のこと、今回初めて夜中に咳が出だし、目が覚める。数分置きに咳が出て眠れない。自宅には鎮痛剤しか置いてなく、咳止めなど全くない。
 これは弱った。どうするか。起き上がって、梅干を白湯で飲む。
 これが効いたかどうか分からないが、やっと寝付けた。
 今朝は曇天で、いつもより遅く6時半頃に一度目が覚めたが、風邪は寝るに限ると、そのまま横になっていたら、直ぐに寝入り、目が覚めたのは7時半。
 自覚症状としては、やはり気管支がおかしい。でも、止められないタバコをいつもどおり起き掛けに1本吸う。その間、咳は出ずホッとする。タバコをふかしているときに咳き込むと喉がヒリヒリするからである。
 起き掛けの体調はというと、長時間睡眠(8時間)を取ったからか、気管支以外は特に異常を感じない。風の程度も軽症である、と感じられる。
 こうしたことから、連日行っていた朝の農作業は中止。また、今日は店の定休日(毎週連休の2日目)であるが、ゆっくり体を休めることとし、店の用務の軽作業をするのみに止めたところである。
 なお、風邪ウイルスが1週間ほど居座っているようだから、長引く風邪にはサイコケイシトウが小生にもピッタリだから、朝1服飲んでおいたところである。また、期限切れの咳止めも1服。
 今日、サイコケイシトウをあと2、3回飲めば風邪ウイルスを撲滅できよう。そう願っている。
(7月26日)
 夕べはまいった。夜10時過ぎから咳が出るようになるのは前日、前々日と同様だが、かなり頻繁になった。自宅へ寝に行き、咳止めとサイコケイシトウを飲むも、大して効かない感がする。
 眠くなり、直ぐに寝入ったものの、1時間もしたら咳き込んで目が覚める。再び咳止めを飲むも咳は治まらない。もう咳止めはない。
 そのうち、いつの間にか寝入ったが、4時頃にまた咳き込み、目が覚める。しつこい咳でなかなか治まらなかったが、なんとか寝入ることができた。
 朝、目が覚めたのは曇天ということもあって7時であった。気管支に少々違和感があるが、別段咳はでない。8時過ぎに念のため咳止めを飲む。
(7月27日)
 昨夜は起きている間は咳が出なかったが、念のため咳止めを飲んでから寝る。しかし、1時間半後、咳き込んで目が覚め、再び咳止めを飲む。しばらくして咳が治まり、朝8時近くまでぐっすり寝る。
 なお、サイコケイシトウは1日2、3包を飲み続けている。
(7月28日)
 だいぶ改善したが4時前に少々咳が出て咳止めを飲む。7時近くまで熟睡。これでやっと風邪は抜けた感がする。
(7月29日)
 やっと完治。

2016-04-8
 久し振りに風邪を引いてしまった。
 この前はいつだったかと調べたら、3年前の1月と6月であった。1月はけっこう重症で、定休日はほぼ1日寝ていて大きく改善、6月は気管支が少々息苦しい程度であった。
 3年振りの風邪である。最初は、ひょっとしたら花粉症じゃねえのか?と思わせられる症状であった。記録には残っていないが、何年か前と同じ症状の出方であり、そのときも軽い風邪ではあったが前兆として鼻水が出た。
 今回の風邪は、4月4日に何だか鼻がムズムズするな、と一時感じただけでその日は終わり、翌5日と6日に鼻水タラタラ時折ハックションとなった。でも、寒気とか熱があるとか鼻以外の症状はなく、この歳になって初めて花粉症になったのか、と気になった。
 7日には鼻詰まりとなり、背中に違和感が出てきて、寒気とまではいかないが、小寒いのではないか、といった感覚になった。併せて少々喉の痛みを感ずる。
 こうなると、これは花粉症じゃなくて風邪だ。
 ということで、葛根湯ドリンクをお湯割にして飲む。朝と夕方の2回飲んだのだが、飲めば背中の違和感が抜け、かつ、鼻詰まりも緩和し、風邪のことを忘れる。
 だがしかし、8日の朝になっても鼻詰まりと背中に違和感は解消しない。そこで、また、葛根湯ドリンクを朝と夕方にお湯割にして飲む。喉の痛みは消えたが、何となく気管支に違和感がありそう。これも葛根湯を飲めば症状が緩和され、風邪のことを忘れる。
 当店推奨の「3倍濃厚葛根湯」。風邪の引き始めにどうぞ!と勧めているのだが、今回の小生の場合、風邪の症状が出て2、3日目、とうてい引き始めとは言えない状態で飲んだのだが、風邪の諸症状がこれほどまでに緩和するとはビックリである。
 軽い風邪であったからそうなったのか、葛根湯を飲まなかったら症状は重くなっていったのか、そこら辺りは不明だが、明日の朝にはきっと風邪がすっかり消えていることだろう。夜には宴席があるから、そうなっていてほしいものだ。
(翌日追記)
 今朝は調子いい目覚め。風邪が抜けきったようである。ほっと一安心。

<2014、15年>
 風邪を引いた記録なし。

2013-01-10
 数日前に、夕食後にうたた寝して猛烈に寒さを感じ、翌朝に喉の痛みが出た。翌日もうたた寝し、翌朝には喉の痛みが強くなった。そして、その翌朝、鼻水が出るようになり、とうとう風邪を引いてしまった。次に日には、熱はないが鼻が詰まって頭がぼんやりするし、咳払いすると胸が苦しい。まれに咳が出て、咳き込むと非常に苦しい。これは完全な風邪の症状だ。その日は定休日はほぼ1日寝ていて大きく改善。
2013-06-14
 今年第2回目の風邪を引く。魚釣り(キスの投げ釣り)に行って、お昼前に海風が強まり、少々寒いなと感じ、それを2時間ほど我慢してから切り上げた。帰路から喉の調子が思わしくなくなり、夜も喉がイガつく。翌朝、喉の痛みで5時には目が覚める。かつ、少々息苦しく、気管支にもダメージを受けているようである。風邪の引き始めに効くカッコントウをジャンジャン飲み、何とかなった。

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2012年以降、毎年水虫が騒ぐようになったが9年後の21年に完治。でも22年に軽い再発あり。 [ファーマシーの疾病]

 2012年以降、毎年水虫に悩まされるようになった。その対処法、副作用など記録していくこととする。なお、9年後の21年に完治したが、これは薬によるものではなく自然治癒力によるものであろう。もっとも、ここ5年間、ずっと飲んでいた滋養強壮の漢方薬「鹿茸」の助けがあったかと思われる(といっても、5年もかかって初めて効いてくるとは少々おかしいが)。
 しかし、2022年9月に再発し、収まったかと思いきや2022年2月に再発。いずれも軽症だが、なんともならん。半ばあきらめ。

(2012年)
 5月初めのある日、左足の第2、第3の指間が猛烈に痒くなった。晩酌が利いてきたから、そうなった。これは水虫に違いない。
 そう考えて、翌日から店に保存してあった期限切れの有名メーカー製アイススプレーを使うも、症状は進んでいった。期限が切れて効果がなかったのではなく、これは後から分かったことだが、ヒトによってまれに生ずる副作用によるかぶれであった。
 そこで、2、3日後に無名メーカーではあるが当店推奨品の水虫薬(軟膏:1日数回塗るとなっているが1日3回塗る)を使ったら、大きく改善を見て、みるみる症状は消えていった。
 水虫はカビ菌の1種で、治ったように見えても皮膚の奥深くにカビが休眠状態で残っていることが多い。よって、水虫薬をもう1本おろして完治させんとした。
 こうして、昨年の夏は再発することなく過ぎ去り、完治したものと思っていた。

(2013年4月24日)
 ところが、今年4月になって、左足の指に違和感を感じ、1日1回軽く薬を塗りこんでいた。しかし、一向に違和感は取れず、痒みはなかったが、あるとき違和感が強まった。指をよく見てみると明らかに水虫の症状が出ている。
 よって、1日2回(朝と夜風呂上り)しっかり塗り込むこととした。でも、昨年のように直ぐには改善に向かわない。1日3回ではなく2回にしたから効かないというのではなく、同じ薬だから菌に耐性が備わったからだろう。
 せっかく1本おろしたのだから、とりあえずこれを使い切ろうと、何度もたっぷり塗り込むことを続けたら、10日ほど経ってから沈静化した。これは、昨日のことである。今日は違和感が全くない。
 その水虫薬は残り3日分程度しか残っていない。しかし、皮膚の奥の方にはまだ随分と菌が潜んでいるに違いない。もう1本水虫薬が必要である。これは、薬剤が違う別のメーカー品を使うことにしよう。
 何とかして、今年で完治させたいものである。
(5月6日)
 当店推奨品の水虫薬を使い終わってから有名メーカーの最新水虫薬(クリーム)に切り替えた。そしたら、だんだん痒くなるし、腫れが広がっていく。晩酌後の痒さはたまらん。
 これは、薬が強すぎて、副作用(かぶれ)が出たに違いない。そう思って、使うのを止め、前の水虫薬に変え、1日2回塗り込む。
 1週間ほどで痒みは減ってきたが、まだ腫れはあるし、痒みも取れてない。
(7月)
 その後、間もなくして腫れも痒みも消え、1本使い終わったところで収まり、それ以降は薬を塗らず。

(2014年7月30日)
 昨年はそのまま収まっていてくれたが、今年6月になってから違和感が生じてきた。きっと、皮膚の奥の方で水虫菌が繁殖しだしたのであろう。
 そこで、当店推奨品の水虫薬を朝晩塗り続けたが一向に違和感は消えない。2本使っても同じで、これでは効かないのだろうからと、1週間ほど前に同じメーカーの液剤に切り替えた。
 これは、一皮むいて完治させるというもの。案の定、数日して皮がめくれ始めた。しかし、塗った後しばらくはしみる。これが難点だが、今日でほぼ一皮むけた。これでもって完治してほしいものだ。
(9月6日
 現在、2本目の液剤を使用中。10日ほど前から念のため右足指にも塗っている。違和感はすっかり取れ、これを使い終わったら完治してほしいものだ。
(10月13日
 薬を塗らなくなって1か月近くになるが、違和感はない。これだけ涼しくなれば、水虫菌がいたっておとなしくしているに違いない。来年の夏に再発しないことを祈るのみ。

(2015年6月27日)
 1週間ほど前から、左足の指間が痒くなった。違和感もある。ああ、また水虫の再発だ。
 そこで、去年とはまた違った水虫薬を使うことにした。
 売れ残りの液剤である。毎日2回塗るといいのだが、塗り忘れがよくある。直ぐに痒みが消え、違和感も大して感じないからだ。
 過去の経験から、患部だけでなく、指全体、それも両足に塗るようにしている。

(2016年7月9日)
 6月に左足指の間の皮むけが少々でき、またまた水虫の再発かと思ったが、違和感はなく、今年は軽症かと思われた。その後、そうした状態が続くも、一向に痒くならず、皮むけも治まり、どうやら水虫が治ったようだ。これが本当ならうれしいことだ。
(8月3日)
 この時期になっても、どってことない。水虫完治!
(8月26日)
 完治したと思っていたが、お盆頃から左足指の間に皮むけが少々出てきた。そして、昨日は痒みを覚えた。残念ながら水虫の再発である。1日2回薬の塗布を始める。
(11月9日)
 直ぐに良くなり、1日1回で16gクリーム剤を1か月以上かけて9月末には使い切ったが、その後、指に若干違和感を感ずるようになった。まだ水虫菌が巣食っている証拠だが、痒みはないからその後は放置してきた。11月になり寒くなって違和感も感じなくなったから来年まで放置しよう。

(2017年2月7日)
 1月になって、再び指に若干違和感を感ずるようになった。放置しておいたが、少々かゆみが出てきて、小さな水ぶくれが破れ、厳冬期でありながら、水虫が元気になってきた。
 そこで、前回と同じ水虫薬を1日1、2回塗布することにし、もし治ったとしても1年間塗り続けることとした。
 漢方の詳しい同業者に、霊鹿参(主として冷え性に使い、免疫力を上げる)を朝晩2カプセル(今、晩に2カプセル)ずつ飲んでみたら、と言われ、少々値が張るが1月半ば過ぎから飲み始めることにした。

(2018年2月24日)
 その後、約1年間、1月4日まで水虫薬を1日1回ずっと塗布し続け、また、霊鹿参は今でもずっと朝晩2カプセル飲み続けている。足指の違和感は、昨年、薬を塗り始めてしばらくして、ほとんどなくなり、夏も秋も違和感はなく、新しい年となった今もない。
 水虫が治ったのか、おとなしくしているだけか、分からないが、違和感はないから、1月5日以降、水虫薬は当面塗らずにいくことにしている。
(6月7日)
 霊鹿参は今でもずっと朝晩2カプセル飲み続けているが、暖かくなった頃から、朝は飲んだり飲まなかったり。
 1週間ほど前から左足に若干違和感が出て、よくよく見ると指の間に一部皮がむけている個所がある。また、足裏にかすかにプツプツ赤くなっている個所もある。
 どうやら、またまた水虫が騒ぎだしたようだ。そこで、今までとは違うメーカーの水虫薬(クリーム)を寝る前に1回塗ることとした。
 3年ほど前から5本指靴下(綿)で蒸れないようにしているが、その効果も水虫にはない感がする。水虫に罹ってから6年経ち、こうなると、何をやっても水虫根治は不可能かもしれぬ。もうあきらめるしかないか。
(8月15日)
 新たな水虫薬を使うようになって、すぐに症状は消えた。今日、使い終わり、違和感もなく、あとは様子をみよう。

(2019年1月30日)
 その後、全く違和感がなく、水虫が騒ぐ様子はない。
 霊鹿参は今でもずっと飲み続けているが、朝晩2カプセルは高価だからとても飲めず、たいていは晩に2カプセルしか飲んでいない。

(2019年8月1日)
 左足に軽い違和感が7月初めから出ており、再び水虫が騒ぎだした感じだ。今日、左足の指間を見ると2か所で皮がむけている。放置しては症状がひどくなろうから、期限切れの水虫薬(クリーム)を塗ることにした。
(9月8日)
 1日1回風呂上がりに左足に塗るだけだから、まだ半分以上残っている。数日前から、指が火照るような感じがし、これは薬による炎症かもしれず、3日前から水虫薬を塗るのを中止した。でも、違和感はまだ取れない。昨年と同じ薬なのに、どうしたことだろう。
(後日追記)
 その後だんだん状況が良くなり、違和感も取れた。

(2020年7月7日)
 6月頃から左足に軽い違和感を覚えるようになった。数日前、親指の頭の部分がガザついているのを発見。そこで、それ以来、1日1回、昨年の残り水虫薬を親指に塗り、他の4本の足指も軽く塗る。指間は正常。
(8月28日)
 10日ほどで薬がなくなる。
 軽い違和感が残ったが、今ではそれもほとんど感じなくなった。

(2021年9月30日)
 その後、ごく軽い違和感を感じたことはあったが、夏場はどってことなく推移し、爪水虫となっていた左足の爪も根元のほうが正気をさしてきた。半年、1年後には爪も正常化するのではなかろうか。
 これで、9年にわたり格闘してきた水虫とやっとお別れすることができた。
 なお、完治の原因であるが、これは薬によるものではなく自然治癒力によるものであろう。もっとも、ここ5年間、ずっと飲んでいた滋養強壮の漢方薬「鹿茸」の助けがあったかと思われる(といっても、5年もかかって初めて効いてくるとは少々おかしいが)。
 いずれにしても、やれやれ。水虫とサヨナラできて実に有り難いことである。

(2022年9月29日)
 この夏も何の違和感もなく過ぎていき、左足の爪も全体が概ね正気をさしてきた。これで完璧に完治といいたいところだが、1か月前あたりから、左足の指や足の裏が部分的にかさつくようになってきた。
 よって、気まぐれ的にではあるが、保湿クリームやジェルをときおり塗ってきたのだが、ここ1週間ぐらい、晩酌後に足の裏が痒くなってきた。かなりかさついている。これも水虫に一種かもしれぬ。でも、水虫薬ではなく保湿クリームやジェルを朝晩塗り込めば痒みも治まり、皮膚の健全化で、たとえ水虫であっても自然治癒力で治ろうというもの。
 今日は、朝、保湿ジェルを塗るのを面倒だからと止め。お昼過ぎに痒くなり、保湿ジェルを塗る。これで痒みが治まった。やはり朝晩2回は塗らねばいかん。

(2023年2月)
 9月の再発は1か月もしたら治った。ところが、再びおかしくなった。痒みはないが、足裏の所々に赤い発疹ができているし、がさつきもけっこうある。右足はどってことないから、左足はやはり水虫だろう。よって、保湿クリームを夜に塗り、朝、売れ残りの期限切れ水虫薬を塗ることに。
(2023年3月)
 1か月もしないうちに概ね改善。水虫薬は半分残った。

(2024年1月)
 1年経って、また再発。今回は赤い発疹がでなかったが、左足だけ足裏のがさつきがけっこうあるのを発見。昨年と同様に保湿クリームを夜に塗り、ついでに残りの期限切れ水虫薬も夜塗ることに。
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10.4 歯茎のめちゃひどい腫れ、2日で収まり、ほっとする  [ファーマシーの疾病]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 先おととい(日曜日)の午後にうたた寝し、目が覚めて少々寒いと感じたのだが、しばらくしてからなんだか背中に違和感を感じ、頭もぼんやり。こりゃあ、風邪を引いたか?である。夜、葛根湯内服液を1本飲み、少々熱めの風呂に入り、寝ることにした。そしたら、翌朝には、風邪気もすっかり取れた。
 と、おとといの日記に書いた。
 しかし、おとといの朝から左下奥歯の歯茎に違和感があり、それが段々腫れてきて、晩飯を食うのに苦労した。右側の歯だけで噛むも、腫れがために左下奥歯が浮き上がってきていて、噛むたびに左下奥歯が左上奥歯に当たるからだ。
 そして、きのうになると、腫れがよりひどくなり、しゃべるのも苦痛になった。加えて、おとといと同様に風邪気も出てきた。吹っ飛んだ風邪がぶり返した?なんてことはなかろう。きっとこれは歯茎のひどい炎症によるものだろう。
 そこで、漢方の抗生物質と言われている「排膿散及湯」を1日3回飲むことにした。
 しかし、すぐに効くものではなく、夕刻には、前日よりひどい状態となり、晩飯はまったく噛むことはできず、舌で潰して流し込み。風邪気も進む。
 そこで、念のため、夜、葛根湯内服液を1本飲み、早めに寝ることにした。
 そしたら、「排膿散及湯」が効いたのであろう、今朝は歯茎の腫れがぐーんと引いた。やれやれ、である。ただし、夕刻になってもまだ少々腫れが残っており、晩飯は柔らかいものしか食べられなかったが。まあ、明日には良くなるだろう。


※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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ギックリ腰を25年ぶりに味わう [ファーマシーの疾病]

(2021年12月13日)
 昨日のことである。畑に行って冬草の大きなのを鎌で根元から刈り取っていたとき、ちょっと窮屈な格好でエイッと鎌を手元に引いたとき、腰にビリビリッと電気が走った。腰の真後ろである。“やっちまったあ、ギックリ腰を”である。
 でも、引き続きやらねばならぬ畑仕事があるから、腰をかばいつつ、その後も2時間ほど百姓を行う。もっとも、日延べできる仕事は全くせず、早めに切り上げることにしたが。
 その日は、そうたいしたことないが、翌日になって痛みが激しくなるのがギックリ腰の特徴である。小生の経験ではそうだ。それを味わったのは25年前のことである。斜め横に置いてあった小振りのレンガをちょっと窮屈な格好で拾い上げたときであった。まさに今回と同様な格好で、同様な結果を招いたのであった。
 案の定、今日になって痛みがグーンと増した。寝ていて起き上がろうとするとき、痛くって普通には決して起き上がることはできないし、身支度もままならない。
 弱ったことになったわい、である。でも、有り難いことに比較的軽症のようである。25年前の不自由さは今でもはっきり記憶に残っているが、そのときに比べればウーンと楽である。腰をかがめると痛みが走るから、その点を心得てゆっくり体を動かせばいい。
 これも、今日、別途記事にした打撲傷と同様に、有効な手立ては日にち薬しかない。昨日今日は当店薬屋の定休日であり、今日予定していた百姓仕事は全部中止し、ひたすら薬屋稼業のデスクワークに励めばいい。
 そして、25年前に治療していただいた整体師さんから、「環跳」というツボ(立ったときにお尻の両脇にできるくぼみ)に貼るカイロのミニサイズを下着の上から貼るといい、とアドバイスされたのを思い出し(そのときは特別に効果を感じなかったが)、そうすることにした。そうしたら、即効的にスーッと楽になった。
 ぎっくり腰のツボはあれこれ言われているが、今回、小生には「環跳」がぴったり合っているようである。この分なら、今日、百姓仕事ができるんじゃないかと思わせられるほどだ。でも、ここは自重しよう。ギックリ腰には、なんせ安静がもっとも効く薬ゆえ。
(12月14日追記)
 夜中、朝方に用足しに起きたときの痛みは少しも軽くなっていない。朝起きたときの身支度も同様だ。そこで、貼るカイロは前日と同じ個所のほか、痛みが生ずる箇所(こちらは普通サイズ)にも貼ることとし、昨日に続き今日一日、あまり動かず店番することに。
(12月17日追記)
 14日は改善は全く感じず、15日にほんの少し改善。16日はだいぶ良くなったが貼るカイロは離せず。17日にぐんと良くなった。案外早く治ってくれて助かった。

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打撲が概ね完治するのに17日も要した [ファーマシーの疾病]

(2021年12月13日)
 11月26日のこと、畑起こしをしていたとき、ビッチュウの柄で左膝の横っちょを激しく叩いてしまった。野球で言えば自打球をぶつけてしまったようなものである。その痛みで悶絶して立っておられず、仰向けになって寝そべるしかなかった。しばし動けない。
 膝関節が骨折でもしたのではないかと疑われるような痛さであったが、患部に触ってみても特別に何か感じることもないし、黒あざができたり、膨らんだりすることもなかった。痛みもそのうちだいぶ和らぎ、畑起こしも続行できたし、その日は軽い打撲だな、と思える程度の痛みしか残らなかった。
 しかし、である。翌日以降は、立ち上がろうとするときに膝に大きな痛みが生じ、何かにつかまってでないと立ち上がれない。もっとも、膝の上に手を乗せて膝を押さえつけて立ち上がれば、痛みはほとんど感じないことが分かり、それ以降はそうした。
 単なる打撲だから、これは日にち薬で治るであろう、数日すれば痛みは消失すると思っていた。でも、いっこうに改善しない。歩くときも患部に負担がかかるのであろう、少々足を引きずり気味に歩くしかない。
 こうして騙し騙し過ごしてきたのだが、1週間経っても2週間経っても良くならない。その間に百姓仕事も随分したのだが、患部をかばいながらのゆっくり作業を心がけた。歳を食った(今73歳)せいか、日にち薬が効いてくるのに随分と日数を要するものだ。
 そうして暮らしていたところ、17日経った今日、やっと普通に膝を使っても痛みを感じなくなった。やれやれ、である。それにしても不思議。昨日まで不自由さを感じていたものが、たった1日経過で、ス~ッと何事も感じなくなったとは。
 考えてみるに、これはどうやら新たに生じた別の箇所の痛みで覆い隠されてしまったようなのである。それは昨日やってしまったギックリ腰である。今日になって、その痛みに悶絶している。このことについては、別途記事にする。

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70歳を過ぎたら、めまいが毎年のように起きるようになった [ファーマシーの疾病]

 めまいは恐ろしい。いついかなるときに起きるやもしれぬ。当店のお客様にも、そうした心配を抱えておられる方が何人かいらっしゃる。めまいを防いだり、軽減させるには、銀杏葉エキス製剤がファーストチョイス。お客様にお勧めし、何人かにご愛飲いただいてる。でも、完璧に防げるものではない。
 小生は別の目的で、ずっと銀杏葉エキス製剤を毎日飲んでいるのだが、2018年(70歳を過ぎてしばらくして)以来、めまいが毎年のように起きるようになった。よって、身を持って、お客様が訴えられるめまいの恐ろしさを知ったところである。
 そのめまいの状態を記録しておくことにする。 

(2021年12月12日)
 2018年以来、晩秋あたりにけっこう気になるめまいを1回ずつ経験してきている。
 今年はというと、ごく軽いめまいは今までに2、3度あったと思うが、1、2分目を閉じてじっとしていたら治ってしまった。
 ところが、今日は違った。5分かかってやっとめまいが治まる。もっとも、胃がむかむかする症状は出なかったから、ごく軽症ではある。

(2020年11月25日)
 今日、店番をしていて、じっと座っていることが多かったが、午後3時過ぎに必要なものがあって2、3歩歩いたら、目の前の物がぐるぐると回りだす。ふらふらして転びそうになる。テーブルに手を当て、椅子にゆっくり座る。
 目の前の物がぐるぐる回り続けているから、うなだれて目を閉じる。胃がむかむかしてくる。めまいの随伴症状だ。2、3分そのままじっとしていたが、小便がしたくなった。こりゃあ弱った。歩き出せば、めまいで転ぶかも。目を開ける。回りの物は回っていない。そろりそろりと用足しに行き、無事に戻る。
 やれやれ、である。でも、胃のむかつきは増した感がする。ここは、椅子に腰かけ、目を閉じてじっとしているに限る。
 2時間経ち、胃のむかつきは少し減じたが、まだ気になる。じっとしていて体を動かさなかったから、少々小寒い。体を温めるために生姜湯を飲む。胃も温まり、むかつきもほとんど解消した。やれやれ。
 症状が大きく気になるめまいは70歳になってから毎年1回ある。弱ったもんだ。

(2019年11月?)
(いつだったのか、はっきりとした記憶はないが、思い出して書いておく。)
 たしか柿を収穫するために、背伸びして手をいっぱい上に上げたときだったと思う。クラクラッとめまいがして、立っておられず、ずて~んと尻もちをついて倒れた。
 立ち上がろうとすると、めまいがために再び転ぶ。こりゃあ、しばらくじっとしているしかないと、仰向けに寝たまま、目をつぶってじっとしていた。
 2、3分して目を開けると、かすかに目が回っているだけであったから、ゆっくり起き上がり、のろのろと歩く。少々目が回るも、10mほど歩いて納屋の外にある椅子に腰かけ、30分ほどじっとする。
 そして、車を慎重に運転して、そろりそろりと定休日の店に入り、なるべく体を動かさず、ゆっくりしていた。その間、めまいは全くせず、助かった。
 当日は、のそりのそり動いて、事なきを得た。
 翌日はいつも通りで、どってことなし。通常通り動きまわれた。 

(2018年12月15日)
(簡単な記録があるから、それを見て、思い出し出し、当日のことを書いておく。)
 朝、店のシャッターを開ける作業をしていた途中から、目が回るようになった。何とか立って歩ける状態であるが、酔っぱらったときのように足元がおぼつかない。
 女房は、時々これのひどいのに襲われる。吐き気がし、吐いてしまうこともあり、丸1日寝ていることもある。それに比べれば、ごく軽いものである。
 すぐに回復するだろうと、しばしじっとしていたが、体を動かすと、また目が少し回る。まだ回復していない。椅子に腰かけて様子見するも、なかなか治まらない。
 とうとう夕方まで、この調子。暗くなって、やっと治まる。軽症ではあるも、恐れ入った、しつこいめまいであった。翌日以降、通常通りに動くも、全くめまいはせず。
 めまいがした2日後に忘年会が近くであったが、宴会中は大丈夫であったものの、めまいが心配だから歩いて帰らず、女房に車で迎えに来てもらった。

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あっちだったりこっちだったり歯茎がときに浮いて痛む [ファーマシーの疾病]

 歳を食うと歯茎が弱ってくるものである。歯茎が浮いて食事する度に痛みを覚え、憂鬱になることがだんだん増えてきた。そこで、歯茎のケアを毎日しなきゃいかんのだが、喉元過ぎれば熱さを忘れる、となって、自然治癒すれはケアがおっくうで放置したまま。その繰り返し。
 そうしたことどもを記録に残しておく。

(2021年9月14日)
 6月下旬から歯医者に通い始め、やっと今日、3か月弱を要したが、右下のブリッジの架け替え工事が終わった。1本抜けの両側の歯にブリッジしていたのだが、片側の歯が持たなくなって、それを抜歯し、2本抜けの両側の歯に長大ブリッジを架けるという土木工事であった。
 歯茎で持ちこたえることができなくなった歯は他にもあり、ここのところずっと歯茎が痛む。左下がそうで、ここも同様にしてブリッジになっている。ここは既に2本抜けの両側の歯に長大ブリッジが架かっている。歯医者さんが言うには「3本抜けの超長大ブリッジが架けられるか否か、それはブリッジを外してみないことには何とも言えない。ダメな場合は元に戻せず、部分入れ歯になる。ひどくなるまで悪足掻きするのも一つの手。」とのこと。そこで、「悪足掻きの道」を選んだ。
 幸い、治療してもらった右下は健全であるゆえ、物を噛むのはもっぱら右側とし、左側は補助的に使うこととし、歯茎の自然治癒に期待しよう。とは言うものの、それは無理と思われ、毎日アセスを塗り込むケアを欠かさないようにせにゃ、なんともならんだろう。
 でも、それはめんどう。これじゃあ、いずれは部分入れ歯となるのは必至。

(2019年2月8日)
 約1年前に次の症状が出た。(当時の記録は次のとおり)
 2017年11月頃からだろうか、左側の臼歯で物を噛むと鈍痛がする。よって、噛み合わせの悪い右側を多用するしかなく、完全なすり潰しができないでいた。歯茎が弱っているのである。
 アセスで歯茎を丈夫にすればいいのだが、おっくうで滅多に使わない。
 歯間ブラシでじっくり擦ると軽い出血がある。毎日丹念にそれをやればいいのだが、やったりやらなかったり。これじゃあ、治るわけがない。
 これについては、その後、1か月ぐらい経った頃だろうか、自然治癒したと記憶している。相変わらず歯間ブラシは気まぐれ的にしか使っていない。
 たまに歯間ブラシを使うと、以前より歯茎がやせたようであり、通りにくかった歯間もブラシが通りやすくなってきた。それに併せて食事の後、あちこちに食べカスが詰まるようになり、爪楊枝を多用するようになった。
 そして、固いものを強く噛むと、痛みまではいかないが違和感があり、最近は手加減している。
 さて、1週間ほど前(2月初め)からであろうか、固くないものであっても噛んだときに両奥歯が少し痛むようになった。これは鼻風邪を引いていたからだろうか。
 その後、2、3日して右奥歯は痛まなくなったが、左下奥歯は痛みが続き、ついに2月6日、まだ風邪が治らず鼻詰まりがひどい状態にあるとき、左顎から左下頬の部分が腫れてきた。2月7日にはそれがひどくなり、排膿散及湯を8時間おきに1日3回飲むことにした。2016年11月に前歯の歯茎の腫れに使ったものだ。
 翌8日になっても腫れは全然引かず、引き続き排膿散及湯を飲むこととし、そして、腫れには五苓散&黄連解毒湯の混合ドリンクが効くから、これも併せて飲むこととした。
 これで何とか早く腫れが引いてほしいものだ。風邪もほぼ治ったことだし。
(2月9日)
 6、7、8日と3日間腫れたが、7、8日にかけて8時間置きに、2種類の漢方を5回(8日夜は飲み忘れ)飲んだところ、9日朝には腫れが随分と引いた。9日朝、飲み忘れ分を飲む。これで腫れも完全に引くのでは。
(2月11日)
 その後、順調に治癒し、違和感もなくなった。でも、左奥歯で硬い物を噛むと鈍痛がする。これは今後ずっと続くかもしれぬ。毎日アセスしなきゃいなんなあ。

(2016年11月10日)
 8日の夜遅くに前歯(上の左)が痛み出した。夜中にも痛みで目が覚める。朝、触ってみると虫歯ではない。治療跡が痛みの発生源で、その歯茎が両隣より赤味を帯びている。
 ということは、歯医者さんの説明によれば、根本原因は「歯の神経が死んでしまったり、根の治療が不十分な場合、根の中の細菌が顎の骨の中に入って膿の袋を作ります。この膿の袋が大きくなると歯茎が腫れてきます。中に溜まった膿は歯茎に小さな穴を開けて少しずつ出てくる場合もあれば、痛みを伴って大きく腫れてしまうこともあります。」であり、症状が出やすいときというのは「歯茎の腫れは、疲れた時に出やすいです。でも、なんで体調のよい日は歯茎が腫れないかっていうと、歯茎が腫れるのは細菌によるものですから、身体の抵抗力が充実していれば歯茎は腫れずに済むんです。」ということです。
 まあ、これは知れたことですが、小生の今回の強い症状は初経験です。
 そこで、漢方の抗生物質と言われる排膿散及湯を飲むことにした。これは、硬いものを噛んで奥歯が腫れたときに良く効くという経験があり、9日の朝、昼過ぎ、夜の3回6錠ずつを飲んだ。
 しかし、いっこうに効いた感がせず、腫れてもき、痛みの範囲も広がってきた。夜中にも目が覚めたとき痛みを感ずる。10日も3回6錠ずつを飲むことに。
 さて、今回の発症原因は何であろう。6日には百姓仕事を目いっぱいやり、7日も午後はけっこうやった。これが「疲れ」の原因であろうが、当店の毎週連休日にはこうしたことはしょっちゅうある。他にも「疲れ」の原因があろう。それは、2日にアパート一部屋の大掃除を丸一日行い、このときはバテバテになった。きっとこれが加算されたのであろう。
 歳を食えば、疲れは遅れて出てくるし、溜まりやすいのである。目いっぱい肉体労働をするのは考えもの。これからは余裕を持って八分で止め、バテバテになるようなことは慎まねばいかん。
(11月11日)
 昨日のお昼には痛みがひどくなり、鎮痛剤を飲んだら痛みが薄らいだ。しかし、午後から製薬会社の会合・懇親会に出席し、夕方にまた痛みがひどくなったから、製薬会社に頼んで鎮痛剤をいただき、何とかなった。なお、排膿散及湯は6、7時間おきに1日3回飲んだ。
 加えて、10日は店番するに寒さ我慢をしていたせいか、昨日家に帰った21時過ぎから背中がゾミゾミし出した。こりゃ風邪も引いてしまった。そこで、30分以上風呂に漬かり、じっくり体の芯を温め、葛根湯を飲んで寝た。風邪の方はこれで治ってしまったようだが、念のため朝も葛根湯を飲んでおいた。
 さて、歯茎の腫れの方は、朝、随分と広がったものの、痛みは大きく減じた。今日も、排膿散及湯は6、7時間おきに1日3回飲むことにする。そして、腫れには五苓散&黄連解毒湯の混合ドリンクが効くから、これも飲んでおいた。加えて、冷湿布である。
 こんなに幾つもの対処法を取ったのは、今日、午後から神社大会があり、それに出席せねばならないからである。顔の左半面だけ腫れぼったい、みっともない姿を皆に見せたくない。何とか、お昼には腫れがどれだけか引いてくれないものだろうか。
 昨日今日と行事に出席せねばならず、これではゆっくり体が休められない。治りも悪いだろうなあ。
(11月12日)
 昨日は、排膿散及湯を6、7時間おきに1日3回飲んだが、腫れぐあいは変わらない。痛みは大きく減少したが、食事のとき大きく口を開けると痛みを感ずる。
 夜になって、背中が少々ゾミゾミし、まだ風邪が抜けていないことが分かったが、大したことないから葛根湯は飲まず。
 今朝、若干腫れれが引いたようだし、腫れた部位を押さえたり、大きく口を開けても痛みはあまり出ない。やっと改善方向に進んだようだ。今日も、排膿散及湯を6、7時間おきに1日3回飲もう。
(11月13日)
 夕方までは変わりなかったが、寝る前になってグンと腫れが引いたし、押さえても痛みが少なくなった。これで、やっと治る。
 朝起きて、腫れは完全に引いたのが分かった。大きく口を開けると一部(膿の発生源)に痛みを感ずるも、どってことない。
 ほっと安堵した。なお薬はもう飲まず。

(2013年12月24日)
 若い頃、歯茎が浮き、場合によっては腫れ上がることが何度かあった。原因はスルメの噛み過ぎである。噛みだしたら止まらないのがスルメで、1枚丸ごと食べてしまうと、こうなる。
 いつのころからか、歯の噛み合わせが悪くなって(これは虫歯の治療に長期間かかり、それで片噛みの癖が付いてしまったようだ)、右側ではすり潰しができず、噛むときは左側ばかりを使うようになったから、左側の歯茎に負担がかかりすぎ、痛むのは決まって左側である。
 最近、鏡を見て、左側の顎の筋肉が盛り上がっており、右側はほっそりした歪な顔になってしまっているのに気が付いた。明らかに片噛みが原因している。
 そこで、右側はすり潰しはできずとも叩き潰すことは可能だから、硬いものは先ずは右側で叩き潰し、その後、左側ですり潰すようにしている。当初はなかなか難しかったが、今では右側での叩き潰しが難なくできるようになった。何事も訓練次第だ。
 ところで、数年前のことであるが、歯の治療中に、これぐらいなら大丈夫だと、少しばかりのスルメを噛んで歯茎が浮いて腫れたことがある。歯医者さんに叱られた。「年を考えてみい、スルメなんぞ噛んじゃいかん!」
 それに懲りず、スルメを噛みたい。でも、必ず腫れるであろうから、極力スルメを遠ざけているものの、小さなスルメなら歯茎への負担が少ないから、女房にスーパーで買って来させ、時折噛んでいる。
 しかし、最近は、スルメでなくても少々固い物を噛むと歯茎が浮くようになった。
 今回は、お歳暮でいただいた牛タンの燻製が発端である。これで少々歯茎が浮き、翌日も少々固い物を噛んだところ、翌朝には痛みが生じた。
 その晩からは浮いた歯茎に力が加わらないようにしたのだが、全く改善しない。今年、高齢者の仲間入りとなり、歯茎の衰えが自覚できるほどに進んだのかと、情けない気分である。
 歯茎の衰えを防ぐために歯周病予防の歯磨き(アセス)を使っているのだが、1日1食につきアセスは夜1回しか使っていない。でも、3回とは言わないまでも日に2回はアセスしなきゃいかんだろう。そう思いながらも、忘れてしまう。たまに昼に思い出し、アセスするのだが。まあ、それほど重症ではないから、こういうことになってしまう。
 さて、今回はなかなか治りそうにもなく、そこで漢方薬の助けを借りることにした。排膿散及湯である。最近、これを取り扱うようになったのだが、これはお客様に評判がいい。小生は、初めて飲むのだが、翌日にはグーンと効いてきた。初日は所定の用法用量とし、2日目は2/3量、3日目は1/3量。これで効くから大したものだ。
 しかし、完治はしておらず、固い物を噛むと、やはり歯茎が浮く。しばらく排膿散及湯のお世話にならねばならぬ。そして、アセスも1日2回せにゃいかん。
 そう、思っていても、日中は痛みもないから、つい忘れてしまう。
 そのうち完治するだろうから良かろうが、アセスだけは1日2回を癖付けせばいかんだろう。そんなことどもを考えながら、このブログを打っているところ。
 さあ、アセスするか。
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飛蚊症、光視症そして加齢黄斑変性へと目の症状が変化(いずれも時折) [ファーマシーの疾病]

 ここのところ体調はすこぶる良く、ファーマシーに関する記事はだいぶご無沙汰していたが、先日、目に異変が生じたので、過去を振り返りながら、記事にすることとした。

 今72歳の小生、10年ぐらい前から3年ぐらい前まで「飛蚊症」で悩まされた。
 「飛蚊症」とは、視界に黒い蚊や糸くず、ごみのような物体が浮遊して見える状態。これは、加齢に伴う生理的な自然現象としてみられるケースがほとんどで、放置しておいてよいとのこと。眼球内の硝子体が何らかの原因で濁り、その濁りがゴミのような形の浮遊物として視界に現れて自覚するようになる、というもの。

 これがすっかり消えてしまい、“俺の目は若返った!”と喜んでいたら、ここ1年ぐらいの間に2、3度、今度は「光視症」になった。
 「光視症」とは、眼に直接光が当たっていない状態でありながら、キラキラ・チカチカとした光が視野の一部に現れる症状を指す。発症する原因は、主に年齢的変化と共に網膜と硝子体の隙間に生じる後部硝子体剥離と併発して起こることが多いそうだ。もっとも、網膜と硝子体の間で強い癒着があることで、すぐにその部位が剥離することはない。
 これが進行すれば、少々やばいことになるが、数分もすれば症状が消えたから、加齢に伴う一過性のものであったろう。加えて頻発するものではなかったから、問題なし。

 さて、先日、突如として現れたのが「加齢黄斑変性」である。
 これは、ものが歪んで見える、視野の中心部分が暗くなる(中心暗点)、色がわからなくなる、といった症状を呈する。小生の場合、中心暗点の出現であった。
 滲出型と萎縮型の2タイプあり、日本人の場合はたいてい前者とのこと。
 その原因は、異常な血管が網膜と色素上皮の間に広がっていくことで生じる。色素上皮は、網膜の細胞の老廃物を取り除く働きを持っているが、年を取るにつれて、この働きが低下していき、本来取り除かれるべき老廃物が残ったままとなる。この老廃物を取り除くために、脈絡膜というところから新しい血管が伸びていく。この新しい血管が網膜と色素上皮の間に入り込み、網膜を傷つけたり、新生血管は脆弱であるから出血、滲出物の貯留が起きたりする。こうして滲出型加齢黄斑変性が起こるとのことである。
 日本人によく見られる滲出型は、50代以上の80人に1人に生じ、男性の発症割合が高く、また、たばこを吸う人は4倍も加齢黄斑変性の発症リスクが高まるとのこと。男でヘビースモーカーである小生、発症確率は10%にもなろうか。
 放置しておくと失明の危険性もあるとのことだが、まだ単発的に1回症状が出ただけであるから、何も気にすることはない。そして、これには治療法があり、抗血管新生療法薬を目に注射すればけっこう治るようである。
 
 加齢とともに体の部品はあちこちでガタがくるものである。ここ2、3年は何も生じなかったが、目だけが一過性であるも、少々異変を生じだしたようである。
 それにしても、突如として現れた「中心暗点」にはいささかびっくりさせられた。気休めにしかならないが、目薬を差してしばらくじっと目をつぶっていたところである。なお、これは左目だけに生じ、そのとき目が腫れぼったくなったから、新生血管の出血があったのであろう。その腫れも中心暗点も3分もしたら治まってしまった。
 体は使えば使うほど丈夫になるのだが、目だけは違うようである。これは、人工的な光刺激を浴びすぎると目にダメージを受けるからだろう。「中心暗点」が出現したときは、ブログ記事を数時間、一心不乱に書き進めているときであった。これからは、あまり根を詰めてパソコンに向かい合わないことだ、と反省。

(2022年2月1日追記)
 気になる加齢黄斑変性であるが、これが最初に現れたのは2021年の5月であった。その後、軽い症状が2、3度あったように記憶している。最近では半月前に軽い症状が出た。
 ところが、今日、左目が(今までも左目であったように思う)突然ほとんど見えないほどになり、腫れぼったくもなった。じっとし、冷たい指で冷シップ代わりにし、瞼を冷やす。2、3分して概ね解消。ホッと一安心。
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しもやけができなくなった! [ファーマシーの疾病]

(2017年2月17日)
 いつ頃からだろう、毎年、冬には足指にしもやけができる。
 できるといっても、所々赤くなって少々痒くなり、どれだけか違和感があるだけのことであるが、足指を見れば、明らかにしもやけ症状が出ており、うっとおしい。
 風呂に入ったときに、よくマッサージするのだが、これで血行がよくなるはずで、しもやけも悪化することはないであろうが、よくなりはしない。年だから、しゃあない。そうあきらめていた。
 ところが、どうだ。2016-17年シーズンは、しもやけができなかったのである。部分的に少々赤くなりかけただけで、違和感なしで済んでしまった。なぜだろう?
 大きく冷え込む日には、店の暖房も利かず、寒くてたまらないから、足の裏なり足指に「貼るかいろミニ」をあてることが今年は例年に比べて若干多かったが、これがよかったのだろうか?
 とても、それだけが原因しているとは思えない。
 もう一つ考えられる理由は、年とともに冷え症になってくるから、漢方薬や健康食品をあれこれ飲んでおり、その量を今季は増やしたから、それが効いてきたのではなかろうか。寒さ感覚は以前と変わらぬのであるが、血流が確実に良くなったのであろう。
 ちなみに、冬季に飲んでいる漢方薬や健康食品は次のとおり。
   品名        飲む量:昨季    今季 
 銀杏葉アルファ     晩3粒     朝2粒
 爽心明(銀杏葉ほか)   -      晩2粒
 マルチミネラル      晩6粒     同左
 八味地黄丸        朝晩6錠    同左
 霊鹿参(鹿茸)     晩2カプセル  朝晩各2カプセル
 双参(シベリア人参)  晩1包     朝晩各1包
 能活精(ボケ防止)  朝1カプセル   同左
 これらを飲み忘れることもチョクチョク(特に朝は)あるが、それにしても随分と飲んでいるものである。箱が空になったら、自分で店のレジを打って買っているから、1か月分が幾らになるか計算したことがないのだが、かなりかなり高額になる。
 まあ、これで健康でいられるんだから、よしとしよう。

(2018年2月28日)
 今冬は長期にわたり冷え込みが厳しかったが、しもやけに悩まされることなし。昨季同様に部分的に少々赤くなりかけただけ(それも右足のみ)である。
 霊鹿参(鹿茸)と双参(シベリア人参)がきっと効果的なのであろう。最近は、朝の飲み忘れがけっこう多くなったが、大事ない。

(2019年1月30日)
 今年は暖冬気味だし、昨季までは店で来ていたのはベストだったが今季から早々にセーターにして暖をとったこともあって、全くしもやけに悩まされることなし。
 霊鹿参(鹿茸)と双参(シベリア人参)がきっと効果的なのであろう。最近、朝の飲み忘れが甚だしいが大事ない。

(2020年1月21日)
 今年は異常な暖冬である。よって、しもやけのことはすっかり忘れている。当然に症状は皆無である。

(2021年1月14日)
 昨季は暖冬であったが、今季は一転して厳冬となった。でも、靴を保温性のいいものに変え、また、店内で客待ちのとき、足元に電気ストーブを置くようにしたから、全くしもやけはできず。よしよし、である。

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ブイ(ブユ・ブヨ・ブト)に何年かに1回は刺される [ファーマシーの疾病]

<2014年10月11日>
 朝方、ネギの種蒔きをしていたら、ブイの軍団に遭遇した。ブユが正式名称で、関東ではブヨ、関西ではブトと言うそうだが、当地ではブイと呼んでいる。
 これは、ままあることで、たいていは手でパッパと払って何事もなく済むのだが、今回は違った。
 顔に集中攻撃され、手で払うも、メガネをかけているから、目の周りは払うことができない。痛みを感じで、メガネを取って擦る。
 種蒔き中、しつこくたかってきたが、単にうっとしいと感じていただけであり、作業終了後はブイのことなどすっかり忘れてしまった。
 それから2時間経った頃だったろうか、左目に違和感を感じた。
 めんぼうでもできたのかな?といった感じとはまた異なり、乾き目かな?という症状とも異なる。目に何か入ったのかもしれないと思い、疲れ目の目薬でもって眼球を洗うように何度も注してみた。
 全く効果なし。そのうち、まぶたが上がりにくくなり、物が見にくくなってきた。これはおかしいと感じ、鏡を見ると、まぶたが腫れている。かゆみも多少ある。
 どうしたことか?しばし考え、あっ、そうだ、ブイだ!
 目の周りに刺されたことは初めてであり、過去に顔や手足に刺されたことはあろうが、腫れたことは一度も経験がない。
 でも、ブイに違いない。そこで、ステロイド入の虫刺されの薬(ムヒαEX)をまぶたに塗る。直ぐには腫れは引かず、まだまだ腫れが進む。目がかすかに開いているといった状態になる。
 弱ったことになった。でも、こまめに薬を塗るしかない。
 夕食時になって多少は腫れが引いたが、焼酎の湯割りを飲むと、やはり腫れが復活し、痒くもなる。これは、当然のことだろう。
 寝る段になって、腫れはだいぶ引いたが痒みは増す。目を擦り擦り、眠りにつく。
 翌朝になって、腫れは随分と引いた。ホッとしたところである。
 そして、お昼には不快感は完全に消失した。
 たいしたことなく、1日で完治したから有り難かったが、一時はどうなることかと心配させられた今回のブイ軍団の襲撃であった。

(2015年11月18日)
 昨日の朝、須賀前の畑で1時間ほど農作業を行ったが、ブイにまといつかれ、昨年と同様に左目まぶたを食われる。今年は、1か月前から、ブイの群に襲われたら眼鏡を外して農作業し、追っ払いやすいようにしているが、それでもやられてしまった。
 昨年ほどではなかったが、まぶたが腫れ、薬を付けるほどではなかったが、翌日も違和感が残った。

(2020年11月22日)
 自宅前の畑の南区画には、この時期、ブイが舞っていることが時折ある。動いていれば、ブイに刺されることは少ないが、じっとしていると集られて刺されることがある。今日は、しゃがみ込んでいたときに喉を一か所刺された。
 痛痒い。時間が経つとともにひどくなる。ステロイド入の虫刺されの薬(ムヒαEX)を塗り込む。これは直ぐに楽になる。ケムシに刺されたとき(タワシで擦って水洗い後)も、これを使うから、納屋に置いてある。使用期限は何年も前に切れているが、まだまだ使える。
(翌日追記)薬を塗ったのは1回にだけだが、少々痒い。そのうち治まるだろう。
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蚊に刺されても年寄りになると大して腫れなくなるのはなぜか [ファーマシーの疾病]

(2015年6月)
 2箇所の畑で野菜を栽培しているのだが、自宅前の畑は農作業を始めると、今の時期は蚊の猛攻に遭う。
 長袖長ズボンで肌の露出を少なくしているが、顔と首筋そして手先は露出しているから、もっぱらここに集られる。
 あまり動かない作業のときは、より攻撃を受け、手で払い除けたりするのだが、これでは仕事がはかどらない。
 そこで、蚊取り線香を短く折って両側に火を点け、2倍の煙でもって対処するのだが、これで防げるかというと、まあまあの効果がありそうだが、とても完璧とは言えない。
 自宅前の畑で一仕事やってくると、あちこち痒い。何箇所か蚊に刺されたのだろう。
 何年か前までは痒みが激しく、また、腫れたりしたから、虫さされの薬を塗るのが常であった。
 それが加齢とともに、その症状が弱まってきた。小生、御歳66歳。
 近年は、耳元でブーンという音がすると、うっとおしくて適当に手で払ったりするのだが、一仕事終った後に濡れタオルで顔や首筋を拭くだけでさっぱりし、痒みはなく腫れもわずかである。虫さされの薬は不用である。
 これは、一般的な傾向のようで、「はらだ皮膚科クリニック」のホームページで、次のように解説されている。

 この虫さされという現象もほとんどの場合はアレルギー反応である事を御存知でしょうか?よく“虫も喰わねえ奴だ”等と言ったりしますが、現実的には虫は人を選ぶことなく刺したり咬んだりしているのですが、人間の個体側の問題で、アレルギー的な機序によって刺された場所が大きく腫れる人から全く腫れない人まで様々なケースが存在しているのです。
 アレルギー反応は、原因抗原に接触した直後〜30分以内に症状をきたす即時型反応と、1〜2日経過してから初めて症状が生じる遅延型反応とに大別される事は以前にもお話しましたが、虫さされの場合にもこの両方の反応が起こりうるのです。虫博士としても御高名な兵庫医科大学皮膚科准教授の夏秋 優先生の御研究によると、“初めて蚊に刺された時には無反応であるが、その後まず遅延型反応が出現し、次いで即時型反応が生じるようになる。さらに刺され続けると、まず遅延型反応は減弱し、さらには即時型反応までもが減弱してついには蚊に刺されても無反応となる。”との経過をたどるそうです。従って、個人的な資質もあるのですが、年齢という点が大きな要因であり、乳幼児期には遅延型反応によって蚊に刺された跡がいつまでも赤く腫れやすいのに対して、お年寄りではたとえ刺されても無反応となる可能性が高いという訳なのです。(引用ここまで)

 無反応とは、蚊が発する毒に免疫力ができたからか?
 単純に考えると、そう思ってしまうが、これは免疫学の基本と相矛盾する。免疫力が高まれば、毒との壮絶な戦いが始まり、痒みが増し、大きく腫れるのだ。
 症状がその反対なのだから、免疫力が高まったのではなく、その逆だ。でも、免疫力が弱まったのではない。どうやら別の現象が体内で起きたのである。
 答えは「免疫寛容」、正しくは「自然後天的免疫寛容」である。
 これは、早い話、“蚊の毒に白旗を揚げた”のであり、“毒消し作業放棄”である。こうなれば、痒くもならず、腫れもしないのだ。そして、そのうちに体内のどこかでゆっくり解毒されるというものだ。
 この「自然後天的免疫寛容」は加齢とともに進んでくると思われる。おふくろは、蚊が集るとうっとおしいようで、たまに手で叩いたり煽ったりするが、刺された箇所が腫れることはない。
 体質を「自然後天的免疫寛容」にするには、蚊に刺されても虫さされの薬を塗ってはならない。痒ければ掻きむしり、腫れはそのまま放置しておくことである。これが何年か経過すれば「自然後天的免疫寛容」に至るようである。
 このことについては、松本仁幸医学博士がそのホームページで、アレルギーの根本治療法に関して次のようにおっしゃっておられる。

 アレルギーとは環境の汚染異物を体内から排除しようとする高貴な戦いであり、症状が出るということは免疫の働きが勝っていることを意味します。アレルギーが治るということは、強大な汚染環境との戦いに負ける、つまり人体の武器であるIgE抗体が自然に作れなくなることであります。これを私は自然後天的免疫寛容と呼んでいます。この免疫の働きはサプレッサーT細胞によってもたらされます。これは世界で初めて私が臨床で見つけたのですが、2007年に京大の坂口志文先生がサプレッサーT細胞そのものを発見されました。これで私の理論は完璧になりました。さらに動物実験で大量のアレルゲンをマウスに入れ続けると、アトピーの症状もいつの間にか最後には消えてしまうことを東大の免疫学の教授であった多田富雄先生が見つけ出され、この功績で文化功労賞を授与されています。
 このような明確な自然後天的免疫寛容の証拠が臨床的にも基礎医学的にも発見されているにもかかわらず、現代医療のアトピーやアレルギ-の全ての治療はステロイドや抗アレルギ-剤や抗ヒスタミン剤を用いて免疫の遺伝子の働きを停止させるか、遺伝子によって作られた免疫のタンパクの働きを抑えることによって、結局はIgE抗体の産生と使用を一時的に抑え、つまり一時休戦するだけですから、一時的にはIgE抗体の産生能力が抑制されます。しかし薬が切れると再び遺伝子の働きがONとなり、様々な免疫のタンパクが作られ、使用され、戦いが再開されるいたちごっこになり、永遠に根治出来ない医者の作った病気になります。しかも臨床的には私が見つけたサプレッサーT細胞の働きをもステロイドは一時的に抑制してしまうので、ステロイドを使う限り、永遠にサプレッサーT細胞の遺伝子が発動されずに、自然後天的免疫寛容が生じず永遠に治らない病気となるのです。(引用ここまで)

 松本氏の理論は、現代医学では無視されているようだが、表題にした「蚊に刺されても年寄りになると大して腫れなくなるのはなぜか」を考えたとき、この理論でしか説明できないと思うのである。
 いかがなものでしょうか。

(2019年9月24日)
 この記事を書いてから4年経った。小生71歳となり、ますます蚊に刺されても大したことはなくなった。4年前は、刺された箇所がほんのちょっと赤くなったのだが、今はそれが見られない。でも、うっとおしいことに変わりはない。また、刺されたときは軽い痛みを感じるし、首筋や耳に痒みも少々残る。よって、一仕事終わったときに乾いたタオルで軽く擦ることにしている。これでサッパリ。
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2019月年2月 左手の甲の肉離れ? [ファーマシーの疾病]

(2019年2月4日)
 昨日の夕刻から左手の手首が痛みだした。夜になると指を動かすだけでも痛みを感ずる。どうしたことだろう?
 思い当たる節は、昨日のユズの収穫のとき、12、3kgユズが入った籠を3つ運んだ時か、脚立を動かした時、たいていは左手を使うから、そのときに過剰な負荷がかかり、左手首の関節か筋を痛めたのだろう、そうとしか考えられない。
 夕刻から風呂に入るまでは冷シップを貼ったのだが、今朝になって見てみると、手首ではなく、手の甲が腫れていた。原因は、手の甲の筋肉の肉離れである。恐れ入った。
 こんなことで肉離れになるなんて、俺も年を食ったものだ。こんなんは気を付けようと思っても気を付けようがないじゃないか。弱ったものである。
 幸い丸1日経って痛みは随分と減じたが、これは今朝も貼った冷シップで痛みをごまかしているだけであろうし、肉離れなんて日にち薬でないと治るものではなく、1週間や10日は少なくともかかる。当分の間、極力左手を使わないで済ませるしかない。
 そうしたことから、今日予定していた店の2階の居室の断捨離も左手が使えないために日延べしたところである。鼻風邪がちっとも治らないことも重なって、今日一日ゆっくり休養。
 たまにはこうした日があってもいいだろう。
 いずれにしても肉離れも鼻風邪も早く治ってほしいものです。
(翌2月5日)
 冷シップは夕べ風呂に入る前に剥がし、それ以来貼っていない。今朝起きてみると、腫れはなく、痛みも大幅に減少。かすかに違和感が残るのみ。
 こんなに早く治るなんてビックリ!
 ということは、自分で下した「左手の甲の肉離れ」は誤診か?
 じゃあ、本当の原因は何か? さっぱりわからん。
(2月7日)
 もう完治。原因不明で終ってしまった。

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9.10 左肩甲骨の周りに鈍感が生じて呼吸が苦しくなり、心筋梗塞!? [ファーマシーの疾病]

 長年にわたり四十肩(左肩)を患っていたとき、肩甲骨周りも鈍感があったが、肩関節のほうが圧倒的に症状がきつかったから、さほど苦にならなかった。
 その四十肩も、西式健康法「平床寝台&硬枕利用」を続けることによって、ほぼ完全に治ってしまった。これについては、「四十肩に30年近く悩まされるも、それが改善してビックリ」で記事にしたところである。
 ところが、最近、肩関節はどおってことないが、肩甲骨周りに鈍感を覚えることが時々ある。どうやら百姓仕事で左手を多用したときに起きるようである。
 鈍感は晩酌をした後、横になっているとき(右肩が下で、左肩には荷重はかからず)に感ずる。程度がひどいと、呼吸をするのが少々苦しくなる。
 さて、夕べのこと。昼から畑仕事に精を出して両手で草むしりを4時間ほど行った。最後のほうは両手がだるくなって、思うように力が出ないほどであった。そして、晩酌後に、今言った症状が出始め、それがひどくなり、呼吸が非常に苦しくなった。
 たまらず、体を起こし、女房に左肩甲骨周りを揉んでもらったり、指圧してもらったりした。3分ほどして呼吸が楽になり、ホッとしたところである。
 薬剤師の女房曰く「左の肩甲骨に痛みが起こって息苦しさを感じるとなると、これは心筋梗塞じゃない?」という。
 小生も、うろ覚えだが、たしかそのよう、これは前段階の狭心症でも言えることだが、痛みがあればその恐れはあろうが、今回も「鈍感」がするだけだから、これは当たっていない。
 原因としては、①左肩甲骨周りの筋肉を酷使したから筋肉疲労しており、②晩酌でもって血流はアルコールによる体表面血流と消化器系統血流が卓越し、筋肉への血流が絞られたことによって、③左肩甲骨周りの筋肉が酸素不足となって働きが悪くなり、④この筋肉は呼吸にも使われるから呼吸がうまくできなくなった、と考えられるのである。
 女房が行ってくれた指圧によって硬直していた筋肉がほぐされ、息苦しさから解放されて、なんとか正常な呼吸ができるようになった。ほっとホッとしたところである。
 翌日の今日、左右の肩甲骨周りの筋肉を伸ばすストレッチを行うと、左のほうの筋肉がやけにこっているのがよく分かる。今日はときどきその体操をしているのだが、これを毎日やらなきゃいかんだろうなあ。
 それよりも、今日で70歳にもなったのだから、若い頃のように体が動かせるわけがなく、目いっぱい(昨日の農作業がそう)筋肉を使うのは遠慮せねばいかんのである。
 これを肝に銘じておこう。
 
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2018年 転んでケガをする [ファーマシーの疾病]

 2月3日お昼頃のこと。セールに使うアザレアの鉢植を大きなダンボール箱から取り出す前に、小さなジョウロで水差しをしていたとき、足を踏み外して転倒。
 店の前のアスファルト舗装の駐車場と店舗の間に1m弱のコンクリートベッドがあり、段差は20cmほど。コンクリートベッドで作業していて、有るべきはずのものがないとなれば、バランスを崩すのは必然。
 “もんどり打って倒れる”とまではオーバーではないが、下手に手、肘、膝をついたりすると大ケガの元だからと、とっさの判断ではあるが、“気持ちよくオーバーにずっこける”ことにした。柔道の受身を習ったことはないが、たぶんそのような倒れ方をしたのだろう。
 “びっくりした~。でも、どこも痛くない。よかったぁ!”
 でも、右手首が少々痛い。見てみると、掌とくるぶし辺りに計2か所の擦過傷があり、血が少しにじんでいる。倒れるとき、ジョウロを放ればよかったのだが、しっかり持っていたからだろう。バンドエイドを貼って手当て。
 左手の肘も少々痛い。ここも軽い擦過傷だ。同様に手当て。
 これにて治療完了。風呂に入ってから、バンドエイドを貼り直す。痛みはなし。
 ケガの程度としては、その昔、道路を歩いていて前のめりにつんのめって手をつき、大きな擦過傷を負った経験があるが、それよりずっとずっと軽い。ケガの範疇に入らないほどだ。
 “大事なかった”と高をくくっていたところ、その夜は何ともなかったのだが、翌日の夜、寝返りすると肋骨がかなり痛み、“いたた!”と思わず声を上げる。左下の肋骨1本が痛いのである。打撲傷だ。
 翌晩も同様に痛む。擦過傷のほうは、もうほとんど治ったが、打撲だけは体の動かしようによって、日中でも軽い痛みを感ずる。打撲は後から症状が出てくるものだから、痛みが引くのに少なくとも1週間や10日はかかろう。でも、これは日にち薬で治るというもんだ。
(後日追記:10日間は押さえれば痛みがあった。2週間で気にならなくなる。)
 さて、今回のように、ここまで激しく転倒したことは、ちょっと記憶にない。それに近いものとしては、畑で足を何かに引っかけてひっくり返ったことが2度3度とあるが、倒れた所が土だから、擦過傷も打撲もなしで終わっていた。
 しかし、油断は禁物。果樹の剪定や果物の収穫で脚立に乗ることがしばしばあり、脚立の足を踏み外すと大変なことにもなりかねない。また、今回の例は運が良かっただけかもしれぬ。
 これからは年を考えて、何ごとも慎重にせねば。

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四十肩に30年近く悩まされるも、それが改善してビックリ [ファーマシーの疾病]

<2014年>
(11月13日)
 左肩の“だるやめ”に悩まされている、ここ数日。
 これは30年近くになる。厄年を迎えようとする頃、ソフトボールの親睦試合を行ったあと、しばらくするとだるやめしだし、翌日によりひどくなり、車のハンドルが握れなくなるほどであった。
 これは、キャッチボールで肩関節に加わった衝撃により、炎症をひどくしたのであろう。
 また、肘掛のない椅子に長時間腰掛けていてもだるやめがしてくる。何か力仕事をして、どこか分からないが、炎症部分に過剰な刺激が加わったときにも、あとからだるやめがしてくる。
 こうしたことは、そうめったに起きないから、これは四十肩だ、腕は回るし上げ下げもできて不自由しないから、うまく付き合っていくしかない、と何もしないで、もう30年近くになる。
 しかし、高齢者となってからは、数日以上連続してだるやめに悩まされることが年に何度か起きるようになった。
 ここは運動療法で治療するしかなかろう。
 その道の達人である久野接骨院院長:久野信彦氏の講演を数年前に聞いいたこともあり、著書も買っている。また、その奥様は同業者(薬屋)であり、懇意にしていただいているから、どうしたらいいかを講演の何年か後に聞いてみたところ、プーリー運動をするとよい、あなたなら簡単に器具を作れるでしょう、とおっしゃった。
 ご主人の著書を見てみると、プーリー運動は、丈夫な梁に滑車を取り付けて、輪を付けたロープを掛け、下げる腕の力で逆の腕を引っ張り上げるというもの。これを椅子に腰掛けて行うのである。
 何かのついでにホームセンターへ行ったときに滑車と吊り輪を買ってくるか、と思うも、そんなにしょっちゅうだるやめするわけではないから買うのを忘れ、あれから2年は経とうとしている。
 何ともいいかげんで、ずぼらで、ちゃんと行動しろよ、と自分でも言いたくなる。まあ、我慢できる程度だから、面倒なことをしたくないという横着さで、ずるずると来てしまった、といったところである。
 しかし、しかし、である。前に2度ほど経験したのだが、夜寝るとき、仰向けになるとだるやめがひどくなってきて寝付けないのである。昨日がそうであった。
 そこで、とうとう重い腰を上げて、今日、ホームセンターへ行って、部品を買い、器具作りをすることにした。
 でも、教科書どおりではなく、単にぶら下がるだけのものとした。というのは、左肩は右肩とほぼ同様に腕は不自由なく回るし上げ下げもできるのだから、典型的な四十肩とは違い、引っ張りだけしてやればよかろうと思われるのである。
 (後日追記:これは素人考えで、誤った方法)
 よって、取っ手を2個買うにとどめた。これを店の売り場と事務室の境にある仕切りの梁に取り付けて、ぶら下がればいいというもの。しかし、指4本が入るほどの取っ手はない。そこで、両サイドに下駄を履かせねばならない。つまり、2cm角厚さ5mm程度の端切れ材木をあてて木ネジで固定するしかないのである。
 うまい具合に、10年ほど前の日曜大工で出た端切れが残っており、電気ドリルで穴開けし、簡単に固定できた。電気ドリルの使い方は慣れたもの。
 片方だけに全体重がかかっても引き抜けはしないか、慎重に試してみて、十分に耐えうることを確認し、これでOKとなった。
 これまでの道のりの何と長かったこと。こんなことぐらい、講演を聞いたその直ぐにやっておけよ、である。
 さて、運動の所要時間と回数だが、片腕30秒(両腕で1分)、1日5回が目安とある。早速、今日から毎日、真面目に行うこととしよう。
 して、その効果はいかに、ということになるが、1月2月経ってみないことにはわからないだろう。
 そんな頃に追記して結果をお知らせしましょう。
(11月19日)
 ぶら下がりを始めて1週間が経った。毎日5回は忘れてしまって、とてもできない。2、3回がせいぜいである。
 ぶら下がったあとに鈍痛が来る。四十肩は痛くても、やることによって効果が現れてくるとのことだから、根気よく続けねばならぬが、夜床について仰向けになったとき、鈍痛がしてくる。これは小生の四十肩の特性のようだが、何もしなければ1週間もすれば和らぐのだが、今回は変わりなく鈍痛が毎夜続く。
 ぶら下がりは逆効果のような気もしてきた。でも、もうしばらく我慢して続けてみよう。
(11月20日)
 ぶら下がりにより鈍痛がひどくなり、入浴後に小さな温湿布「点温膏」を女房に貼ってもらった。貼った箇所は、ツボ押しをして痛い床呂箇所。ツボ押しもあって、これで直ぐに鈍痛が和らぐ。
(11月21日)
 今日もぶら下がり。点温膏の効果もあって鈍痛は少ない。かぶれ防止のため、夕食前に剥がす。寝るときに鈍痛は全くせず。
(12月21日)
 その後、だるやめは少し減ったが、2週間ほど前に整体に予約し、今日行ってきた。
 状況説明したところ、ぶら下がりは2、3秒に止めるべしとのことであった。運動としては両手を上、横、後ろに真っ直ぐ伸ばし、肩関節を右、左、右、左とひねるべしとのこと。
 1クールを少しだけやっただけであるが、左手がかなり真っ直ぐ上にあげられるようになったのには驚かされた。
 肩関節の整体は少々されただけで、全身の関節の整体をしていただいたのだが、あちこち歪みが少しあると指摘されたものの大した歪みではないとのことで、施術後の痛みは全くなく、全身スッキリしたと感じられた。
 何だか病み付きになりそうな整体治療であった。
(12月22日)
 柚子の収穫や住まい屋の照明器具の大掃除を行った。どちらも腕をいっぱい上にあげることが多く、左肩がだるやめする。我慢してこれを行う。
 すると、その夜、だるやめが酷くなった。そこで、入浴後に小さな温湿布「点温膏」を女房に貼ってもらった。貼った箇所は、ツボ押しをして痛い床呂箇所。ツボ押しもあって、これで直ぐに鈍痛が和らぐ。

<2015年>(5月12日)
 3月頃までは一進一退であったが、暖かくなった最近、左肩のだるやめを感じなくなった。有り難いことだ。もっとも違和感はずっとある。整体院で教えてもらった体操をやったりやらなかったり。
<2016年>(11月10日)
 去年も今年も、だるやめが酷くなることはまずない。助かる。教えてもらった体操は、たまにやるだけ。もっとも違和感は時々感ずるが。 
<2017年>(12月31日)
 ここ1年ぐらいの間に、知らないうちにだるやめも違和感もほとんど感じなくなった。
 どうやら、これは本格的な「平床寝台、硬枕利用」(2015年10月から)を始めたからだと思われる。だんだん背骨や肩の骨が矯正されて正常な形に近づいてきたからであろう。思うに、これを始めた最初は左肩のだるやめが酷いときがあったから、肩関節がゆがんでいたのであろう。

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果樹、庭木の作業でそこら中痒くなり、腫れること多し [ファーマシーの疾病]

<2016年11.13 庭木の伐採でそこら中痒くなり、腫れる>
 今日(11月13日)、ぶどう園作りに取り掛かった。植える場所は既に決めてあり、その周り1mの範囲にある庭木を伐採したり、大きく枝払い(これはぶどう棚の支柱にする)。そして、ツルハシでもって伐根。
 その作業中に腕や首筋があちこち痒くなってきた。これは、椿の木(今夏、イラが大発生し、ほぼ丸坊主になった)の枝払いをしたときに、イラの毛がまだ椿の木の枝に残っており、それがシャツを通り抜けて皮膚に付いたからだろう。これにはほとほとまいった。
 だんだん痒くなり、途中でシャツを脱いで痒い所をタワシデ擦り洗いしイラの毛を落としたつもりでいたのだが、どれだけかの効果はあっただろうが、痒みが消えることは決してない。
 痒みを我慢して作業を続けたが、それも限界が来る。早めに一区切り付けて、手当てすることに。
 上半身裸になり、再び痒い箇所をタワシデ擦り洗いし、それができない所はタオルで拭う。その後でムヒアルファEXを塗る。これで、痒みはけっこう治まり、やがて腫れも引いてくるだろう。
 しかし、神社行事で酒を飲むから、痒みが再発しそうだ。そこで、飲む痒み止め「五苓黄解」ドリンクを1本飲んでおいた。
 このドリンクはほんと良く効く。1本飲んだだけで、その後、夜になっても全く大丈夫であった。ほっと安堵したところ。
 近日、もう1本、同様に椿の木を処理せねばならぬ。今度は、先に「五苓黄解」ドリンクを1本飲んでおくことにしよう。
 思い起こすに、こうした処置は過去にも2、3度やった記憶がある。庭仕事もけっこうトラブルが付き物だ。
(12月5日)
 今日は、庭木をいじらなかったが、どこかでイラの毛を拾ったようで、あちこち痒くなった。先月のようなひどさではなかったが、ムヒアルファEXを塗り、何とか治まったが、参ったもんだ。のちほど「五苓黄解」ドリンクを1本飲んでおいた。

<2015年 ブルーベリーの収穫中にイラに刺される>
 ブルーベリーの実の収穫中に毛虫(イラ)に刺されることがあります。
 こんなとき、どうすればいいでしょうか。
 まずは、タワシで擦って毒毛を水で洗い流す。皮膚が丈夫であれば、これだけで済むことがあります。
 これがし難い場所の場合は、応急措置としてガムテープで毒毛を剥ぎ取るとよいでしょう。なお、作業終了後に、タワシで擦って毒毛を水で洗い流したほうがいいです。
 最後に、ステロイド剤が入った「ムヒ アルファ EX」を塗る。
 これで、1時間もすれば腫れも引いてきましょう。
 何と言っても、毒毛を取り去ることです。
 でも、後から腫れてくることもあります。さて、どうしよう?
<被害例その1:2014年7月>
 7月15日にブルーベリーの実を収穫中に、小さなイラがあちこちにいて、4回シカッときました。痛み・痒みをガマンして20分ほど後にタワシで擦って毒毛を水で洗い流したものの、痒みが残り、「ムヒ アルファ EX」を塗り、これで1時間もすれば腫れも引いてきて、安心していました。
 毛虫刺されは、当日、これで済んでしまったと思いきや、夜風呂に入った後、腫れてきました。
 “もう治ったんじゃないの?どうなってんだ?”
 しつこい毛虫の場合、腫れが少しずつしか引かないことがあるのですが、思い出したように腫れるなんて…。
 そこで、「ムヒ アルファ EX」を丹念に塗り、休んだのですが、翌朝、もっと腫れてきました。痒みもきついです。刺されて2日目の昨日は、5、6回塗りましたが、腫れは変化なし。刺された4箇所のうち3箇所はさほど気にならないのですが、左手の中指と薬指の辺りは腫れがひどく、指を曲げると突っ張るような感じ。
 そして、その晩は夜中に痒さで2回も目が覚めました。翌朝、気持ち腫れが少なくなった感がしますが、さほど変わりません。
 いやあ、まいりました。
 そこで、期限切れの冷シップを取り出して、腫れた部分の熱取りをすることに。これはけっこう効果があります。痒みが消えるのです。
 次の日には、ほとんど完治しました。やれやれ。
<被害例その2:2015年7月>
 7月13にブルーベリーの実を収穫中に、イラは見つからなかったのですが、2、3回シカッときました。痛み・痒みともに大したことはなく、イラの毛が葉っぱにでも少し付いていたからか?
 収穫後に、念のためにタワシで擦って毒毛を水で洗い流したところ、痒みもほとんどなく、「ムヒ アルファ EX」を塗るまでのことはなかったです。
 ところが、晩酌後に痒みが出てきました。それも酔いが抜けると治まり、何もせずに済みました。
 でも、朝起きると、2か所少し腫れて痒みもあります。「ムヒ アルファ EX」を塗ろうかと思ったのですが、臨床実験として飲み薬で対応することに。
 消炎作用のある「甘草」を濃厚に入れた「リコリス」(一般に風邪の免疫力増強に使用)がいいですし、そして熱取り効果がある「五苓黄解」(一般に二日酔いに使用)がおすすめです。
 そこで、朝6時過ぎに「五苓黄解」を1本飲み、畑へ農作業に行き、痒みは忘れてしまいました。
 しかし、それから3時間半経った9時45分、痒みが発生。やむなく、「ムヒ アルファ EX」を塗ることにした次第。

<2012.8.15 やたらと虫に刺されるこの頃>
 4日前には柳の木の枝落としか何かの作業で背中が痒くなり、案の定、毛虫に刺されていました。その前には腕に何かに食われたし、今日も野菜の収穫時に同様に食われました。また、野菜を洗っているときには蚊が随分やってきますが、今年は、おふくろが洗い場の近くで休憩することが多く、ために、朝から蚊取り線香を焚いていて、蚊に刺されることはなくなり、助かっています。
 虫刺されも、毛虫でなければ、たいしたことはないのですが、刺されればやはり痒いです。そんなときは、刺された部分を水で洗いながらタワシで擦り、それで済んでしまうこともありますが、痒み止めの薬を使わねばならないこともあります。
 ここで、ファーマシーから久し振りに一言申しましょう。(先日の記事の再掲です。)
 先日、毛虫に刺されたときに使った痒み止め剤はムヒアルファEXクリーム。蚊に刺された程度ならムヒSでもいいでしょうが、ムヒも色々あって、ムヒアルファSの方が効き目は一段上で、更にその上がムヒアルファEXです。痒み止め剤は皆、似たようなものですが、アルファSとアルファEXにはステロイド剤が配合されており、腫れを抑える効果があり、痒みも抑えます。
 なお、両者の違いはステロイドの強弱の差です。
 よって、値段に差が生じますが、しょっちゅう使う物ではないですから、ムヒアルファEXクリームがお勧めです。液剤もありますが、クリーム剤の方が濃厚に塗ることができ、効き目が良いと思われます。
 さて、毛虫に刺されたときの手当ての方法をお示ししましょう。
 たいていは毒のある毛が皮膚に付着していますから、まず水を流しながらタワシなどで擦り落とします。その後で薬を塗れば治りがグーンと早くなります。
 次に、蜂やアブに刺されたとき。
 直ぐに毒液を搾り出し、何かで拭った後、口で吸って吐き出します。少しでも毒液を出すのが先決です。その後でムヒアルファEXクリームを塗るのですが、十分な効き目はありません。毒液がどうしても残り、炎症を起こして腫れあがります。
 そこで、内服液の出番。各種炎症に効き目があるのが甘草エキスで、これは風邪を引いたときに補助的に飲むドリンクの主成分です。例えば全薬工業のリコリス。これを飲めば腫れや熱が軽減されます。
 なお、ドリンクを飲み終わったら、1滴ぐらいはビンに残っていますから、これを刺された所に塗ります。外用薬としてもどれだけか効くのです。ムヒSに配合されている消炎剤・グリチルリチン酸が甘草エキスの主成分ですからね。
 こうした内服液を常備しておかれると良いです。夏に使わなくても、冬になれば風邪を引いたときに使えますからね。
(9月4日追記)
 自宅前の畑で野菜を収穫すると、毛虫の被害に遭うことが多くなった。たいていは腕が部分的に少し腫れるだけであるが、今日は首から入り込んだのか大変な目にあった。早速自宅に置いてあったムヒアルファSを塗ったが、毒毛を十分に落としていないから大した効果がなく、野菜の水洗い・束ねを終えてから店の2階の住まいやに戻り、シャワーを浴びながらタワシで毒毛をしっかり落とし、ムヒアルファEXクリームを塗る。これで、直ぐに腫れも引き、痒みも止まった。
 どこに毛虫がいるのか、おおよその見当は付いているのだが、消毒するとなると毎日収穫中の野菜にも強い農薬がかかってしまうから使いたくない。明日からは合羽を羽織って収穫することにしよう。
(9月7日追記)
 5日以降、合羽を羽織って収穫しているが、朝方の10分ほどのことであっても汗でグッショリ。これで、毛虫の被害は完全にシャットアウトできたが、顔全体が痒くなる。毛虫の毒液が蒸発してる? でも、腫れはしないし、顔を洗えば痒みが消えるから、よしとしよう。 
 
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イラ(イラガの幼虫)に刺されたら、イラをつぶした汁を塗ればいい!? [ファーマシーの疾病]

 小生は、毎年のようにブルーベリーの実の収穫中に毛虫(イラ)に刺されます。こんなとき、どうすればいいでしょうか。
 これについては、過去記事で書きましたが、その措置法は普通に言われていることでして、要約すれば次のとおりです。
 タワシで擦って毒毛を水で洗い流し、これがし難い場所の場合はガムテープで毒毛を剥ぎ取るとよいでしょう。そして、ステロイド剤が入った「ムヒ アルファ EX」を塗るというものです。
 なお、薬屋につき、飲み薬も併用。消炎作用のある「甘草」を濃厚に入れた「リコリス」(一般に風邪の免疫力増強に使用)がいいですし、それ以上に効果があるのが熱取り効果がある「五苓黄解」(一般に二日酔いに使用)がおすすめで、けっこう効きます。ただし、どちらも1本(ともにドリンク剤)ではダメで数時間おきに3~5本ほどは飲む必要がありましょう。

 ところが、“えっ!?”と我が耳を疑うような信じられない措置法を教えてもらいました。これを教えてくださったのは、当店に長年足を運んでくださっているお客様で、比較的近くに住んでおられる農家の老婦人です。
 その方と小生のやり取りの一部始終は次のとおりです。

[老婦人] “先日、近所の方でブルーベリーの実を摘んでおられたのですが、手袋をはめて摘んでおられました。ブルーベリーの木にはイラが多いようですね。私も先日、うちの柿の木の近くを通ったら、シカッとしました。柿の葉っぱを見ると、イラがビッシリ付いていて、ゾミッとしました。”
[小生] “私もブルーベリーの実を摘むとき、よくイラにやられるんですよ。痛いし、後で腫れてきますから、去年は摘みにくいですが手袋をはめました。どこにイラガいるか分かりませんからね。”
[老婦人] “小さなイラですが、すごい怖いですね。薬を塗っても、なかなか効かないし。久し振りにイラに刺されたんですが、でも、本当かと思う、いい直し方を主人から聞いていましてね。主人が「イラに刺されたら、イラが付いている葉っぱを2つに折って、イラを潰して、イラから出てきた汁を刺された箇所にポツンと落として塗ってやればいい」って言ってたのを思い出して、恐る恐るやってみました。そしたら、痛みは消えるし、後から腫れてくることもなかったです。信じられないようなやり方ですが、これで治ってしまいました。”
[小生] “へえー、とても信じられないような話ですねえ。そんなことしたらポンポンに腫れてしまいやしないかと思えるのですが、すごい方法があるもんですねえ。今年はブルーベリーの実が全然生らなかったからイラに刺されることはないですけど、柿の木にはイラが付くことがけっこうありますので、もしイラに刺されたら、その方法をやってみます。”
[老婦人]“ぜひやってみてください。信じられないでしょうけど、主人の言ったとおり、痛みも消え、腫れもしなかったですから。”

 以上のとおり受け答えしたのですが、まだ半信半疑。なお、申し添えておきますが、この老婦人は決してウソをつくような方ではありません。
 じゃあ、自分で人体実験でもしてみるか。
 柿の木へ行ってイラを探し出し、手の甲に触れさせてシカッときたら、イラが付いている葉っぱを2つに折って、イラを潰して、イラから出てきた汁を刺された箇所にポツンと落として塗ってみる。
 こうした実験をして、その後の経過を観察すれば確証が取れるのですが、こんな人体実験は、怖くてとてもじゃないができません。
 どなたか、誤ってイラに刺されたとき、勇気をもってこの実験をしていただけると有り難いですが…。
 そして、その結果を教えていただけると、なおうれしいです。
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2016年 1か月弱の間、腰痛に悩む [ファーマシーの疾病]

 小生の場合、腰痛といえばぎっくり腰であるが、過去2回やった。2回目は20年以上前であり、それ以来、不自然な姿勢で物を持たないようにしている。
 ほんの一時的な腰痛は、百姓仕事をするなかで何度も経験してきているが、翌日に痛むとしても2日後には回復できてしまう。
(2016年5月11日)
 ところが今回は違う。
 8日にしゃがみこんでの農作業(ニンジンの草引きとヤーコン苗の植え付け)を長く行い、そのとき立ち上がって背筋を伸ばそうとすると腰が痛くてできない。これは、よくあること。
 その日は何ともなしに過ぎてしまい、腰の痛みはもう感じない。
 翌9日には何となく鈍痛がする程度で、これも気にならなかった。
 ところが、2日後の10日になって、夜中や朝、起き上がろうとすると腰が痛む。痛むのはそのときだけだと思っていたが、立ったり座ったりしたときなどに、また腰が痛む。体を反らそうとすると特に痛い。
 なぜだろう?ここで思い起こして考えてみるに、2日前のしゃがみこんでの農作業が原因としか思えない。
 年を食って無理をすると、翌日いや翌々日にひどくなる、と聞いているが、正にそのとおりの結果となった。
 よって、ここは大事をせねばと、なるべくじっとしてはいたものの、近日配達せねばならない幾つもの重い荷物を雨の止み間に運搬してしまった。
 荷物運搬が禍したのか、そのあと鈍痛がしだしたような気がする。
 3日後の今日も痛みは同様である。試しに体を反らしてみたが、昨日よりは痛みが少ない感がする。良くなってくれるであろう、かすかな望み。
 じっとしていれば、日にち薬でよくなるだろうが、少なくとも明日からは自転車に乗ったり降りたりのポスティングを3日間行わねばならず、13日には公園の草刈に出ねばならぬ。
 腰の痛みをだましだましの作業となるが、これでは治るものも治らないのではなかろうか。少々心配になってくる。 
(5月12日)
 昨日、少々無理してポスティングを1ブロック行った。階段を降りるとき痛みがくる。ゆっくり降りる。
 今朝も少々無理してサツマイモを200本植えつけた。手で押さえると腰に負担がかかるので、足で踏み押さえる。エンドウ、イチゴの収穫も慎重に。
 何とかだましだまし行えたが、明日はどうだろう。ヤーコン苗の箱詰めと公園の草刈がある。
(5月14日)
 あれっと思うほどに改善。不思議なことである。その状況は次の記事で明朝投稿予定。
 http://miyake-2.blog.so-net.ne.jp/2016-05-15
(5月18日)
 昨日今日は朝少々鈍痛がするだけで大事ない。有り難い。思わぬ早い改善である。
(5月31日)
 ほぼ完治した感がするが、完全ではない。
(6月9日)
 やっと違和感が完全に取れた。
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2016年 これは、じんましん? [ファーマシーの疾病]

(2016年元旦)
 元旦からまいったことになった。どうやら、じんましんらしい。
 前触れは12月28日の晩にあった。晩酌後に太ももがかゆくなったのである。これは毎年晩秋に起こり、その後沈静化する。保湿乳液を塗れば痒みは2、3日で静まる。
 今回も、これであろうと思った。29日も同様であった。
 でも、30日の夜(31日の深夜)、夜中にかゆくて目が覚め、保湿乳液がなくて、かきむしって、かゆみを抑え、翌朝、保湿乳液を塗って、かゆみを消した。このときは、太ももではなく、腹が中心であった。真冬に着込んでいると、こうしたこともあるので、これまた通常の湿疹と思った。
 さて、31日の夜(元旦の深夜)、この日は元旦午前3時に就寝したのだが、蒲団が暖かすぎて5時に目が覚めた。というか、かゆくて目が覚めた。今度は両手や肩・首がかゆい。保湿乳液を患部に塗る。気温は低いのにヒンヤリして心地いい。体が冷えたせいか、また眠りに就く。しかし、7時にまた目が覚めた。今度は腹周りがかゆい。
 こりゃあ、単なる湿疹じゃないぞ。出方からすると、じんましんだ。でも、患部は、単なる湿疹の場合とほとんど変化はなく、一般的なじんましんの症状とはまるで違う。
 不思議だ。単なる湿疹か、じんましんか?
 31日の夜から元旦の午前2時までは初詣イベントの奉仕活動で、しっかり着込んでいたから、厚着による湿疹の可能性は否定できない。でも、こうした厚着は今回だけではないから、解せない。
 湿疹の形状は異なれど、発症部位がころころ変わるのは、じんましんの特徴だし、1回保湿乳液を塗ればほとんど沈静化するのだから単なる湿疹とは考えづらい。
 こうしたことを考えると、これはじんましんと診断したほうがよかろうと思われた。よって、薬を飲むことにした。一般的な抗ヒスタミン剤ではなく、漢方である。じんましんに効く「オウレンゲドクトウ」である。これに「ゴレイサン」を加えた「ゴレイオウゲ」というドリンクを当店で置いており、これを1日3本飲むことにした。
 元旦の朝7時、15時に飲み、後は入浴前に飲もうと思っている。なお、15時現在、かゆみはどこにもない。
 じんましんとなると、原因はなんだろう。食べ物は普段と変わらないものばかりだ。漢方薬や健食もいつもどおり。内臓がどこか変調をきたした様子もない。普段と異なるのは、ここのところ厚着が多いし、夜寝るとき部屋の暖房が効きすぎたり布団が暖かすぎたりしていたから、「温熱刺激+摩擦刺激」でもって、単なる湿疹がじんましんに化けたのかもしれない。
 さあ、これから店内の棚卸だ。暖房を落として、薄着して、「温熱刺激」と「摩擦刺激」を弱めよう。
(1月2日朝追記)
 3本目の「ゴレイオウゲ」を昨晩11時に飲み、入浴。かゆみなし。念のため風呂上りに保湿乳液を部分的に塗る。
 夕べは就寝中まったくかゆみなし。今朝、念のため「ゴレイオウゲ」を1本飲む。もう完治したのではなかろうか。でも、念には念を入れ、今日も1日3本飲むことにしよう。
(1月3日朝追記)
 「ゴレイオウゲ」を飲むようになったこの間、まったくかゆみなし。今日は飲まないで様子を見よう。
(1月7日追記)
 1月3日から薬も飲まず、保湿乳液も塗っていないが大丈夫だ。やはり、じんましんであったと考えられる。
 
 
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2015年 右手首の痛みがなかなか治らない [ファーマシーの疾病]

2015.12.28 右手首の痛みがなかなか治らない

 年を食うと筋肉・関節が衰え、ちょっとした負荷が掛かっただけでも、それに耐えられず、炎症を起こし、痛むようになる。
 ところが、四十肩は40歳から付き合っているが、こちらはここ1、2年軽くなっているから不思議なものだ。
 今回は右手首の炎症であるが、過去に患った筋肉・関節の炎症をこの日記から紐解いてみた。
<2012.9.6&2013.6.14 あばら骨の打撲(64歳)>
  これは、胸をフェンスなどに強く押し付けたがために骨が痛くなったものである。完治するのに何か月も掛かった。2回もやったから、その後は気をつけている。
<2014.7.30 右足首の軽い捻挫(65歳)>
 これは、当店新聞・チラシのポスティングを自転車で行うに当たり、乗ったり降りたりを繰り返し、そのとき何度も右足で地面を蹴るから、急いでいるときは強く蹴って右足首に負荷が掛かりすぎ、足首を痛めるのである。
 これは、50歳前後に幾度か既に経験しており、地面を強く蹴らないようにしてきたが、今回、ほんのちょっと気が焦ったのであろう、足首に鈍痛がするようになり、これも完治にかなりの日数を要した。
<2014.10.18 上腕の筋肉痛(66歳)>
 これは、上腕筋肉の軽い肉離れであるが、原因不明である。これも完治に数か月を要した。
<2015.1.4 右手人差し指の打撲(66歳)>
 テントをたたむときにパイプで指先が強く挟まったもので、腫れあがるほどになった。指先が曲がってしまったのはいいとして、一年経っても指に力が掛かると鈍痛がする。
 
 さて、今回の疾患は次のとおり。
<2015.12.6 右手首の炎症(67歳)>
 12月6日に休耕田に半分残っていたコスモスや雑草の引き抜きや刈り取りを行った。鎌を右手に持ち、けっこう力任せに作業。そのときは、これで手首に炎症が起きるなんてことは予想だにしなかった。
 ところが、である。翌日になって、開店時に重いシャッターを上げるときに痛むのである。これは、その後、1か月近くになるが、今でも続いている。
 最初は原因がわからなかったが、前日の鎌での2時間作業しか思い当たらない。11月16日にも同様に2時間ほど作業したが、その後はどってことなく、不思議なものである。
 まあこれは日にち薬でそのうち治るだろうと高を括っていたが、一向によくならない。
 そして、12月26日に娘のベッドの搬出入の力仕事をした。力の加わり方によってはかなり痛む。そして、違和感が随分長く残った。炎症を起こしている箇所に過剰な力学的荷重が掛かれば炎症が悪化するのは必然。
 そこで、寒い時期であるから、数時間後のことであったが、右手首にサポーターをはめることにした。はめた瞬間に“暖か~い”と、とても心地好く感ずる。身体が患部を温めることを欲しているのであろう。日にち薬でしか治らないであろうが、温めることによって、きっと回復が早いであろう。そんなふうに思っている。
 こうしてみると、概ね高齢者となってからは、ちょっとしたことで筋肉・関節が痛むようになった。高齢者となってからは長時間にわたっての目一杯の力仕事は絶対するなと言われるが、瞬発的な強い力なり、繰り返しの強い負荷もまた避けねばならないことを感じた次第である。
<右手首痛のその後>
(1月11日)
 その後は右手首に負荷が掛からないようにしており、半月経って少々改善してきた。
(1月25日)
 また半月経ち、日にち薬で回復に向かっているが、まだ完治せず。そろそろ柿の木の剪定をせねばならないが、強く握ると痛むから、その作業は当分見合わせるしかない。
(2月1日)
 2、3日前には店の重いシャッターを上げても痛みを感じなくなり、昨日、少々手首に負担がかかる農作業を4時間やったが、翌朝もシャッターが無事に上げられ、完治を確認。
 でも、しばらくは右手首をかばってあげよう。
(2月9日)
 2月7日に果樹の剪定を行った。手首をかばい、鋏の使用を少なくし、ノコギリを多用した。
 当日は大丈夫、翌日にシャッターを上げるとき、多少違和感があった。そして今日、少々痛みを感じた。
 まだ完治していなかったのである。

<2016年11月6日 右手首の炎症(68歳)>
 センチュウ防除のためビッチュウでの畑起こしを頑張りすぎ、右手首が痛くなった。尾を引くかと心配であったが、翌日の草刈で軽く鈍痛がしただけで、その後は何ともないが大事にしよう。
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