カボチャの無肥料(→減肥料)連作栽培 [カボチャ]
(2023年からは別ページ→カボチャの手抜き栽培)
2015年からカボチャの栽培に取り組むこととしたが、初年は気まぐれ的に遅がけに2株だけの試験栽培で2個しか収穫できず、2016年はウリハムシにこっぴどくやられ、期待した数の4割ほどしか収穫できなかった。これは、自宅前の畑の栽培であり、虫害がひどかったのであるが、3年目の2017年からは須賀前の畑での本格的な栽培としたところ、虫害はほとんどなく、成功した。なお、3品種栽培し、2018年からは、収穫量は少なかったが、保存性がよく、また、形が面白い(ラクビーボールみたいな形)「ロロン」1品種に絞っての栽培とした。
そして、2021年からは品種を高山市丹生川特産の「宿儺(すぐなorすくな)かぼちゃ」に切り替え、種蒔きからも栽培に切り替えることにした。
<栽培の注意点(西洋カボチャについてネット検索)>
・親ヅルに実が着きやすいので、摘心せずに元気のいい子ヅルを2本伸ばして3本仕立てに
・株元近くに出来る雌花は早めに摘果しておきましょう。雌花が多いと成長不良を起こすことがあるので、1本のツルに対し、着果は3個までに抑えましょう。
ところで、2017年春に知った自然栽培「たんじゅん農」による無肥料・連作栽培に2017年冬野菜から挑戦することとし、このページでは、それについて記録し、従前の輪作・有機肥料栽培については「カボチャの輪作・有機肥料栽培」に記録を残す。
なお、カボチャの畝は、ハクサイとの2毛作での連作とし、2017年栽培のカボチャ(有機肥料栽培)から連作を始めた。そうしたところ、2018年カボチャはひどい肥料不足で全くの不作の終わったし、後作のハクサイは若干の施肥(牛糞と草木灰)をしたが、成育遅れで不作であった。カボチャも白菜も肥料を欲しがる野菜ゆえ、無肥料栽培は難しい。
そこで、2019年はカボチャは無肥料(ただし休耕田の枯草は被せた)とするも、ハクサイにはバーク堆肥を少々入れた。しかし、変わりなかった。
2020年「ロロン」は引き続き無肥料とするも、牡蠣殻粉末を土壌改良剤として少々いれることとした。2021年「宿儺かぼちゃ」は何も入れず無肥料栽培としたら2か年とも不作に終わってしまった。よって、2022年からは、定植時に植え付け穴に牛糞堆肥を入れ込むこととした。
<2022年>
昨年から品種を高山市丹生川特産の「宿儺(すぐなorすくな)かぼちゃ」に切り替え、苗ではなく種蒔きからの栽培に切り替えることにした。種が自家採取できる固定種ではあるが、初年度の昨年は不作で種取りできず、改めて種購入した。
<カボチャ苗づくり>
(4月15日:種蒔き)
中ぐらいの発泡スチロール箱を2つ用意し、これには小ポットが5×7=35、4×8=32が入る。同時に種蒔きする十六豆、トウモロコシ、枝豆、カボチャでちょうど一杯になるように数決め。カボチャは片方の箱に4×4=16ポットとし、各1粒ずつ種を埋め込み。残った種は約10個あり、予備として保存。
発泡スチロール箱は保温措置をとることとした。(夜は蓋を閉め、昼間は大きなビニール袋で包んで天気具合を見ながら開け閉めして保温)
(5月8日)
順調に発芽し、16個中15個発芽。途中で大きい発泡スチロール箱に移したが、それでも蓋につかえるほどに生育。本日定植。
<カボチャ畝づくり、苗定植後の栽培管理>
(3月14日)
ハクサイの生育不良株4株は菜の花になりかけているので、それを摘んでから、叩いて処分。けっこう雑草が生えてきているから、畝全体を草叩きしながら、削り上げ。
(4月18日)
スコップで畑起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、10cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)。けっこうフワフワの土で、畑起こしもどきをしなくてよかったかも。
(5月8日)
本日定植。法面を中心に雑草が目立ち、全面をテンワで草叩き。
畝の北のほうは隣の貸畑とゴッツンコするから、1m強を空ける。株間80cmぐらいで11株を植え付け。定植穴を大きく空け、牛糞堆肥を両手で2握り(2リットル弱)入れ、土とかき混ぜてから植え、土が乾き気味だからたっぷり水やり。
ウリハムシがもう来ている。防虫のため寒冷紗でトンネル仕立て。
余った4株は、ヤーコン第1畝の西側法面に1m間隔で植え付け、ウリハムシ対策として小支柱を4本立て、ビニール袋(肥料袋)で囲う。施肥はなし。
(6月5日)
もう十分な大きさとなり、ウリハムシも少なそうだから、寒冷紗を外す。
株周りの草を手で引き、少々窪んでいるので手で土寄せ。畝全体をテンワで草叩き。
枯れたエンドウのツルを畝全体に敷き藁代わりに敷き詰める。程良い状態となった。もっとも、これかたどんどんツルが伸び、西側のエンドウ跡畝、東側のタマネギ畝へ伸びていくであろうが、そこに敷き詰める敷き藁は今のところ有りそうにない。
ところで、肥料は植え付け時に牛糞堆肥を2リットル入れているが、追加して株周りに鶏糞をほんの軽くばら撒いておいた。
なお、ヤーコン畝の予備4株の囲いを撤去し、ここで育てることに。
(6月26日、7月1日)
まずます元気良くツルを伸ばしている。生りだした実にイチゴの残骸を敷く。
ヤーコン畝の予備4株は施肥なしにせいか少し生育が悪い。
(7月17日)
伸びすぎたツルは一部、ツル返し。
実の下に敷いたイチゴの残骸は効果がなく、専用のケツ当てを敷く。
ヤーコン畝のカボチャもツルが伸びすぎ、ヤーコン草刈のため、カボチャのツルはヤーコン畝間に這わせることとし、鎌でざっと草刈りしつつ、ツル位置直し。
(7月24日)
数個に専用のケツ当てを追加して敷く。11株の植え付けだが、1株に1個強の感じがする。なお、ヤーコン畝の予備4株は1個あるかないか(うち1個はツル伸ばしでちぎれてしまった)といったところ。
(7月31日)
軸がコルク状になって実が部分的に割れたカボチャが1個あり、それを今日初収穫。
(8月1日)
全部チェックしたら当たらに立て亀裂1個、下側腐り1個発見し、収穫。他にも軸がコルク状になった良品を4個収穫。
(8月7日)
ツルが伸びたエリアは雑草が繁茂。可能なかぎり草刈機で刈り取る。そのとき、中ぐらいのカボチャを1個切ってしまった。日焼けした大きな1個を収穫。
(8月11日)
今日、大小数個収穫。残り小2個。カボチャ畝11株とヤーコン畝の予備4株で計15株栽培だが、収穫は十数個で、1株に1個で終った感がする。評価評価★★☆☆☆
(8月15日)
最後の1個を収穫し、カボチャ畝とツルを伸ばさせたその両側各2畝は雑草が繁茂しており、それらを草刈機でざっと草刈り。
<2021年>
<カボチャ苗づくり>
(4月19日)
今年から品種を高山市丹生川特産の「宿儺(すぐなorすくな)かぼちゃ」に切り替え、苗ではなく種蒔きからの栽培に切り替えることにした。
本日種蒔き。中ぐらいの発泡スチロール箱に小ポットが3×6個(18個)入るので、これを使い、ポットに1粒ずつ種を入れ込む。種が4個余ったので4ポットだけ2粒蒔き。軽く水やり。
大きなポリ袋の中に入れ、今日は天気がいいので少し空かし、保温。夕刻には発泡スチロール箱に蓋をし、ポリ袋を密閉し、冷え込みがないようにする。
これから毎日、この作業の繰り返し。
(4月30日)
種蒔き5日後に発芽1個、7日後に数個発芽。今日時点で1ポットは芽吹かず。
浅い箱であったから、今日に至って葉がつかえるようになった。そこで、4月26日に種蒔きして、まだ芽吹いていないメロンの一部のポットと入れ替え。なお、2本芽吹きは1本に選り、17ポットを当分の間、箱の中で養生することに。
(5月9日)
少々小さ目だが、来週まで待てないので、10ポットを定植することに。1ポットは予備苗とし、ポットのままで畝の法面に仮植え。
(5月15日)
1株がネキリムシ被害に遭い、予備のポット苗を移植。
<カボチャ畝づくり、苗定植後の栽培管理>
(4月15日)
前作のハクサイ栽培が終わり、4月初めに菜の花になったハクサイを草刈機で刻み倒しておいた。今日は、スコップで畑起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、10cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)。
(4月26日)
大きな雑草は草刈機で刈ってからテンワで草叩き。少々削り上げ、定植畝整備完了。
(5月9日)
当初、10m強の畝に1m間隔で10株を予定していたが、17ポットとも優良な苗となったので、1ポットだけ予備苗とし、株間60cmで16株を植え付け。
なお、苗は、植え付け直前に軽く散水後、竹酢液400倍散をポットの上から少々与えた。(竹酢液が土にしみ出すであろうから、これでもって土壌細菌の活性化を図る。)
須賀前の畑は、毎年ウリハムシが来襲するから、寒冷紗で虫除け。
(6月11日)
十分に大きくなり、ウリハムシがいても、もう大丈夫だから寒冷紗を外す。
株周りの草引き、法面の草叩き。
(6月24日)
小さな実が生り始めた。数個にプラスチック製の座布団を敷く。
(7月11日)
その後1回プラスチック製の座布団を敷いたが、今日、座布団の敷き直しと追加。
1株1個程度の生りようで、ずいぶん大きくなったものもある。
(7月25日)
雑草にカボチャが負けそうである。ツルをいったんカボチャ畝に戻し、両サイドの各2畝を草刈機でざっと草刈り。ツルを戻すときにカボチャがちぎれたり、草を刈るときツルを切ったりしてしまった。草刈り後、ツルを両サイドの畝に伸ばし直す。
千切れたカボチャやツルを切ったカボチャのうち概ね完熟と思われるもの大2個、小1個を初収穫。
(8月1日)
大2個、小2個を収穫。残り3、4個ほど。一部は枯れてきている。
(8月5日)
昨年のロロンよりツルの伸びようは少なく、貧弱な成育であった。そのためか生りも悪い。今日、残り全部収穫。16株全体で大5個、中2個、クズ少々。ひどい不作で終ってしまった。評価★☆☆☆☆
(8月8日)
草刈機で畝間、法面の草刈り。両サイドの各2畝も同時に草刈り。
<2020年>
(4月12日)
前作のハクサイ栽培が終わった3月16日に草刈機でハクサイの株元から刈り取り、放置しておいた。
ここで今年もカボチャを栽培する。スコップで畑起こしもどきを行ないつつ、ハクサイの残骸や枯草を隙間に押し込み、草引きも併せて行う。
最後に、残っていた牡蠣殻粉末を土壌改良剤としてばら撒く。スコップ起こしした隙間に雨でどれだけか流れ込むであろうが、過半は土に乗ったままということになろう。
(4月27日)
昨日JAで苗(ロロン)12株を購入。今日、植え付け。なお、去年は苗が高かったので10株としたが、今年は1株120円と安かったので、一昨年と同様に12株とした。なお、無肥料栽培で成育が悪いので、もっと多くてもいいほどだ。約10mの畝につき、株間は約80cm。
雑草がどれだけか生えているので、草叩きし、削り上げ。苗を等間隔で置いていく。
手で穴を掘り、植え付け。枯草がけっこう乗っていたので、半分は峰に埋め込み、半分は株周りに草抑えに敷く。
ウリハムシ対策に防虫ネット(寒冷紗)を張る。
(5月3日)
ずっと雨なしだから、水やり。
(5月24日)
順調に生育中。まだ寒冷紗につかえることはないが、メロンに使うので外す。
(6月1日)
ウリハムシは見かけない。けっこうツルが伸びてきた。
草刈機(紐タイプ)で両サイドの畝間をざっと草刈り。
畝の東側はエンドウの残骸を敷き藁代わりに敷き込む。
(6月7日)
エンドウの隣畝を草刈機で刈り、株周りなど草刈機が入らなかった所を手で草引き。
休耕田から枯草を搬入し、東側を重点にエンドウの隣畝に敷き詰める。西側はカボチャ畝法面と隣のタマネギ畝との畝間に枯草を敷き詰める。
(6月16日)
順調にツルが伸びている感がする。枯草が敷き詰めてあるが、大きくなりつつある実にプラスチック製の座布団を敷く。敷いたのは9個で、昨年より早いし多い。
(6月21日)
2回目の座布団敷き、4個。伸びたツルの位置調整。
(7月5日)
畝の東側を草刈機で草刈り。3回目の座布団敷き、3個。
(7月28日)
7月中頃に完熟したと思われる1個を収穫したが、10日以上経ち、切ってみると腐っていた。今年の梅雨は例のない長梅雨につき腐りがきたのだろう。
数日前に完熟したと思われる1個に、外側から腐りかけていたから収穫し、直ぐに調理したが、思いのほか腐りは広がっておらず、実が締まっており、うまかった。
(8月2日)
本日収穫2回目。2個が腐りダメに。5個収穫(1個は少し腐りかけ)。
裏生りの小粒のものにも座布団敷きを3、4個しておいた。
(8月4日)
本日収穫4個(10日に1個腐る)。まだ未熟の1個が腐りかけており、これは処分。ここまでで、大玉は終わった。その結果は、良品7個(その後1個腐る)、少々腐りかけ2個、大きいが腐ったもの5個、計14個(12株)と収穫量が少ない。有機肥料栽培時には1株に3個は生ったのだが。そして、今夏は長梅雨で腐りが多かった。評価は★☆☆☆☆
(8月10日)
あと何個生っているかチェック。いずれも小玉で数個。1個小玉を収穫。
(8月17日)
小玉1個は腐り、小玉4個生っているがまだ早い。雑草を被せておいた。
(8月29日)
小玉2個は裏生りでボツに。その他はまだ軸本が青々しており収穫できず。
(8月30日)
後作のハクサイ苗植え付け準備のため、今日、カボチャを処分。裏生りの小さな実が5個生っているも、1個は完熟、他は未完熟。
総収穫量は、大:14個(うち少々腐り2、腐り5)、小6個(うち未熟4)
(8月31日)
敷き藁代わりの枯草の一部を残し、カボチャの残骸や雑草は隣の畝に退ける。
スコップで畑起こしもどきを行ない、蛎殻粉末を入れ込み。
<2019年>
前作のハクサイ栽培に当たり、2018年10月30日に田んぼから刻み藁を運び入れ、畝全体にたっぷり敷き込んでおいた。これが雑草抑えになり、後作のカボチャの肥料となろう。翌年3月27日にはハクサイに花が咲きだし、株元から切り取り、全部処分。残骸はその場に置く。
(4月25日)
カボチャ苗「ロロン」がJAで売っていなかったので、カーマ・ホームセンターで10ポット購入(1ポット213円と高価)。
(4月28日)
本日、定植。今年は10株につき、株間は100cm弱。
植え付け後、刻み藁で再び覆い直し、また、菊菜の残骸がかなりの量あって、これを畝全体に均等に敷き込んでおいた。
(5月6日)
菊菜の残骸に虫除け効果があったと思っていた。ウリハムシは今まで全然いなかったが、今日、大挙して来た。そこで、早速防虫ネット掛け。12m物を使用。
(5月12日)
6日にネキリムシに1本やられ、JAで「えびす」を買い、補充しておいたが、今日、それがやられていた。他にも被害。JAへ行ったら「ロロン」(小さな苗)が売っていたので、2ポット買い、補充。「えびす」跡で大きなヨトウムシを2匹発見。
全体に生育が悪く、葉が黄変してきているもの多い。
(6月13日)
なかなか生育しなかったが、ここ1週間か10日、グングン生長。ウリハムシはいないようで、寒冷紗を外す。菊菜の残骸が草抑えとなり、雑草は生えず。
(6月17日)
休耕田から枯草を搬入し、畝に敷く。また、菊菜を刈り取り、畝に敷く。
(6月18、19日)
両隣の畝(収穫済タマネギ、エンドウ)各1畝に休耕田から枯草を搬入し、敷く。
(6月23日)
両隣の畝のもう一つ隣の畝にも休耕田から枯草を搬入し、敷く。
(6月29日)
ツルの伸び方は昨年並みでパッとしない。
成育促進に万田酵素がどれだけか期待できそうで、500倍散(仕様書には1000倍散となってるが、葉が雨で濡れており、また、今日は曇天で雨が降るやもしれぬから倍の濃さに)をたっぷり噴霧しておいた。
(7月7、8日)
実の生りようを総点検し、実の下にプラスチックの座布団を敷く。
今年の生育も昨年並みで、実の付きようは悪く、数個座布団を敷いただけ。
(7月16日)
2回目のプラスチック座布団敷きを数個。今年も各株1個ほどか。
(8月2、3日)
部分的に雑草が大きく繁茂している。全体の草引きを2日にわたって実施。
大きくなっている1個を発見し、プラスチック座布団敷き。
(8月8日)
腐り(表皮の一部が真っ白)がきているもので、ホズの様子から完熟近いものを1個収穫。腐り部分を大きく切り取り、煮たところ、けっこう実が締まっており、うまかった。
昨年より熟す時期が遅れている。収穫は1週間後か。
(8月15日)
表皮の一部が真っ白なもの、割れがきたもの、今日までで計3個収穫。
(8月19日)
これからの収穫は良品ばかりで、今日2個収穫。残り数個。1株に1個と成績は悪い。昨年の倍の生りようだから、評価は★★☆☆☆(少々甘い)
畝の両淵の雑草を草刈機で草刈り。
(9月1日)
8月26日に4個収穫し、今日4個とクズ3個を収穫し、撤去処分。10株で全部で13個+クズ3個の収穫となった。昨年は13株で6個だったから、それよりはいい。
昨季も今季も、前作のハクサイの栽培時に畝の両サイドに枯草を入れ込んだ他は、今季前作のハクサイには牛糞を少々入れただけで、カボチャの栽培に当たっては、昨季に刻み藁をどれだけか入れたが、今季は何も入れ込んでいない。今季の特徴は、休耕田から持ち込んだ枯草を敷いたことで、昨年は何も敷かなかった。
昨季と今季は格別に違いはないのだが、今季は昨季の倍の収穫になった。これは土壌が良くなったと考えるしかないか。それとも、枯草敷きに効果があるのか。というのは、カボチャの根は浅く広く伸びていっていたから、敷いた枯草はどれだけも分解されていそうになかったが、少しは分解し、それが栄養となったのかも。
(後作のための措置)
ツルは広幅カボチャ畝と両サイド各2畝(タマネギ2畝、エンドウ&大根・カブ)にも伸びていっており、草引きしながら、ツルを短く切り、両サイド各2畝に積み置く。
早速、広幅カボチャ畝をハクサイ(2列植え)用に仕立てる。
<2018年>
(4月23日)
カボチャ栽培は、前作のハクサイに引き続いて「たんじゅん農」にのっとった無肥料栽培で行くことにする。入れるのは炭素素材として刻み藁を足し込むだけである。
ハクサイの収獲終了後、刻み藁を撒いて、軽くはつり込んである。その西隣が11月に種蒔きするエンドウの畝であり、今日、若干の畝移動を行い、少々土が余った。
そこで、カボチャ用の畝に浮き出ている刻み藁などを畝の西側に軽く削り落とし、エンドウ畝の残土を被せ、広幅のカボチャ用の畝を完成させた。
(5月6日)
4日にJAでカボチャ苗「ロロン」を12ポット購入し、今日6日に定植。明日は雨で調子がいい。1ポットは2本立てになっていたので、ばらして2本にし、畝の両サイドに植えた。計13本の植え付け。
昨年は、ウリハムシがたくさん湧いているようで葉食いの被害の恐れあり、防虫ネットを張ったのだが、今年はウリハムシを見かけず、不用かと思うも、定植するやいなら、どこかからウリハムシが飛んできて葉っぱに停まる。今日は時間がないから、後日ネットを張ることに。下旬には、そのネットを外してメロンに使うことに。
(5月8日)
ウリハムシ対策の防虫ネット掛け。定植翌日につき被害は軽微。1株はネットに収まらなかった。
(5月17日)
少しは大きくなったが、まだ小さい。ネットが掛かっていない1株は、ウリハムシにひどく食われている。
(6月8日)
ネットが掛かっていない1株のウリハムシ被害は去ったようで、だいぶ成長した。もっとも、ネット内のものと比べると貧弱だが。
1匹ウリハムシを見つけたが、もう大丈夫だろう。少々遅れ気味だが、防虫ネットを外す。
けっこう草が生えており、丁寧に草引きし、法面をテンワで削り上げ。
早速ミツバチがどこからともなくやってきて、盛んに蜜を吸いだした。
(6月13日)
ウリハムシは虫は全くいない。草叩きした雑草がけっこう根付いているので、軽く叩き直す。
ツルをイチゴ側に平行に並べ、2本出ているものは摘心。これはしなくてもよかったようだ。
タマネギ側に大きく伸びたツルはなかったから、幸い。近日タマネギを収穫し、ツルを平行に伸ばしてやろう。
藁不足で、今年は藁なしで行く。
(6月24日)
ツルが随分と伸び、重なり合ったりしているので、ツルを畝の左右に振り分けておいた。
(7月1日)
先週のツルの振り分け時に、もう実がけっこうな大きさになっているものがあったので、今日、今日、プラスチック製の座布団敷きを行った。実の付きようは案外少なく、座布団は10個も使わなかった。
(7月8日)
プラスチック製の座布団敷きの追加。2個敷いただけ。どうやら実はこれ以上付かない感がする。昨年初めて栽培したときは1株に3個強実が付いたが、今年は1株に1個。
ツルの伸び方に勢いもないし、葉も元気さがない。原因は2つ考えられる。
一つは雨が多かったことだ。湿気を嫌うカボチャゆえ、多雨が良くなかったのであろうか。ちなみに、5月と6月上中旬、昨年は雨が少なかったが今年は多かった。
もう一つは肥料を入れてないこと。昨年は有機肥料を入れすぎた感があるが、肥料過多でツルぼけしないか心配したが、大丈夫だった。カボチャの後作としてハクサイを無肥料で栽培したが、まずまずの出来であった。ハクサイの収穫、カボチャ栽培に当たり、今年は刻み藁を入れただけだから、肥料が大幅に不足して樹勢が弱くなってしまったのだろうか。
(7月22日)
雑草が繁茂。昨年はカボチャの葉が生い茂り、雑草が負けてしまったのだが、今年はカボチャが負けそうである。そこで、草刈りや草引きをし、一部ツルの伸びる方向を変え、葉に十分日が射すようにしておいた。
実はだいぶ大きくなったが、当初のもの以外には生りそうにない。
(8月10日)
本日、全部収穫。13株植えたのに、生ったのは7個で、うち1個は腐りが来ており、収穫できたのはたったの6個。うち1個は割れがきていたから早めに食べねば。評価★☆☆☆☆
完全な肥料不足。無肥料でハクサイを栽培後、刻み藁を軽くはつりこんだだけの畝であったから、極度の生育不良がたたったのであろう。
収穫後、雑草が繁茂しているので、カボチャの残骸を鎌で刻みながら、雑草削り。後日、埋め込み、ハクサイを栽培する。
(8月13日)
後作のため、雑草をきれいに削り取り、法面に溝立てし、雑草を埋め込み。
スコップで畝起こしもどき。
2015年からカボチャの栽培に取り組むこととしたが、初年は気まぐれ的に遅がけに2株だけの試験栽培で2個しか収穫できず、2016年はウリハムシにこっぴどくやられ、期待した数の4割ほどしか収穫できなかった。これは、自宅前の畑の栽培であり、虫害がひどかったのであるが、3年目の2017年からは須賀前の畑での本格的な栽培としたところ、虫害はほとんどなく、成功した。なお、3品種栽培し、2018年からは、収穫量は少なかったが、保存性がよく、また、形が面白い(ラクビーボールみたいな形)「ロロン」1品種に絞っての栽培とした。
そして、2021年からは品種を高山市丹生川特産の「宿儺(すぐなorすくな)かぼちゃ」に切り替え、種蒔きからも栽培に切り替えることにした。
<栽培の注意点(西洋カボチャについてネット検索)>
・親ヅルに実が着きやすいので、摘心せずに元気のいい子ヅルを2本伸ばして3本仕立てに
・株元近くに出来る雌花は早めに摘果しておきましょう。雌花が多いと成長不良を起こすことがあるので、1本のツルに対し、着果は3個までに抑えましょう。
ところで、2017年春に知った自然栽培「たんじゅん農」による無肥料・連作栽培に2017年冬野菜から挑戦することとし、このページでは、それについて記録し、従前の輪作・有機肥料栽培については「カボチャの輪作・有機肥料栽培」に記録を残す。
なお、カボチャの畝は、ハクサイとの2毛作での連作とし、2017年栽培のカボチャ(有機肥料栽培)から連作を始めた。そうしたところ、2018年カボチャはひどい肥料不足で全くの不作の終わったし、後作のハクサイは若干の施肥(牛糞と草木灰)をしたが、成育遅れで不作であった。カボチャも白菜も肥料を欲しがる野菜ゆえ、無肥料栽培は難しい。
そこで、2019年はカボチャは無肥料(ただし休耕田の枯草は被せた)とするも、ハクサイにはバーク堆肥を少々入れた。しかし、変わりなかった。
2020年「ロロン」は引き続き無肥料とするも、牡蠣殻粉末を土壌改良剤として少々いれることとした。2021年「宿儺かぼちゃ」は何も入れず無肥料栽培としたら2か年とも不作に終わってしまった。よって、2022年からは、定植時に植え付け穴に牛糞堆肥を入れ込むこととした。
<2022年>
昨年から品種を高山市丹生川特産の「宿儺(すぐなorすくな)かぼちゃ」に切り替え、苗ではなく種蒔きからの栽培に切り替えることにした。種が自家採取できる固定種ではあるが、初年度の昨年は不作で種取りできず、改めて種購入した。
<カボチャ苗づくり>
(4月15日:種蒔き)
中ぐらいの発泡スチロール箱を2つ用意し、これには小ポットが5×7=35、4×8=32が入る。同時に種蒔きする十六豆、トウモロコシ、枝豆、カボチャでちょうど一杯になるように数決め。カボチャは片方の箱に4×4=16ポットとし、各1粒ずつ種を埋め込み。残った種は約10個あり、予備として保存。
発泡スチロール箱は保温措置をとることとした。(夜は蓋を閉め、昼間は大きなビニール袋で包んで天気具合を見ながら開け閉めして保温)
(5月8日)
順調に発芽し、16個中15個発芽。途中で大きい発泡スチロール箱に移したが、それでも蓋につかえるほどに生育。本日定植。
<カボチャ畝づくり、苗定植後の栽培管理>
(3月14日)
ハクサイの生育不良株4株は菜の花になりかけているので、それを摘んでから、叩いて処分。けっこう雑草が生えてきているから、畝全体を草叩きしながら、削り上げ。
(4月18日)
スコップで畑起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、10cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)。けっこうフワフワの土で、畑起こしもどきをしなくてよかったかも。
(5月8日)
本日定植。法面を中心に雑草が目立ち、全面をテンワで草叩き。
畝の北のほうは隣の貸畑とゴッツンコするから、1m強を空ける。株間80cmぐらいで11株を植え付け。定植穴を大きく空け、牛糞堆肥を両手で2握り(2リットル弱)入れ、土とかき混ぜてから植え、土が乾き気味だからたっぷり水やり。
ウリハムシがもう来ている。防虫のため寒冷紗でトンネル仕立て。
余った4株は、ヤーコン第1畝の西側法面に1m間隔で植え付け、ウリハムシ対策として小支柱を4本立て、ビニール袋(肥料袋)で囲う。施肥はなし。
(6月5日)
もう十分な大きさとなり、ウリハムシも少なそうだから、寒冷紗を外す。
株周りの草を手で引き、少々窪んでいるので手で土寄せ。畝全体をテンワで草叩き。
枯れたエンドウのツルを畝全体に敷き藁代わりに敷き詰める。程良い状態となった。もっとも、これかたどんどんツルが伸び、西側のエンドウ跡畝、東側のタマネギ畝へ伸びていくであろうが、そこに敷き詰める敷き藁は今のところ有りそうにない。
ところで、肥料は植え付け時に牛糞堆肥を2リットル入れているが、追加して株周りに鶏糞をほんの軽くばら撒いておいた。
なお、ヤーコン畝の予備4株の囲いを撤去し、ここで育てることに。
(6月26日、7月1日)
まずます元気良くツルを伸ばしている。生りだした実にイチゴの残骸を敷く。
ヤーコン畝の予備4株は施肥なしにせいか少し生育が悪い。
(7月17日)
伸びすぎたツルは一部、ツル返し。
実の下に敷いたイチゴの残骸は効果がなく、専用のケツ当てを敷く。
ヤーコン畝のカボチャもツルが伸びすぎ、ヤーコン草刈のため、カボチャのツルはヤーコン畝間に這わせることとし、鎌でざっと草刈りしつつ、ツル位置直し。
(7月24日)
数個に専用のケツ当てを追加して敷く。11株の植え付けだが、1株に1個強の感じがする。なお、ヤーコン畝の予備4株は1個あるかないか(うち1個はツル伸ばしでちぎれてしまった)といったところ。
(7月31日)
軸がコルク状になって実が部分的に割れたカボチャが1個あり、それを今日初収穫。
(8月1日)
全部チェックしたら当たらに立て亀裂1個、下側腐り1個発見し、収穫。他にも軸がコルク状になった良品を4個収穫。
(8月7日)
ツルが伸びたエリアは雑草が繁茂。可能なかぎり草刈機で刈り取る。そのとき、中ぐらいのカボチャを1個切ってしまった。日焼けした大きな1個を収穫。
(8月11日)
今日、大小数個収穫。残り小2個。カボチャ畝11株とヤーコン畝の予備4株で計15株栽培だが、収穫は十数個で、1株に1個で終った感がする。評価評価★★☆☆☆
(8月15日)
最後の1個を収穫し、カボチャ畝とツルを伸ばさせたその両側各2畝は雑草が繁茂しており、それらを草刈機でざっと草刈り。
<2021年>
<カボチャ苗づくり>
(4月19日)
今年から品種を高山市丹生川特産の「宿儺(すぐなorすくな)かぼちゃ」に切り替え、苗ではなく種蒔きからの栽培に切り替えることにした。
本日種蒔き。中ぐらいの発泡スチロール箱に小ポットが3×6個(18個)入るので、これを使い、ポットに1粒ずつ種を入れ込む。種が4個余ったので4ポットだけ2粒蒔き。軽く水やり。
大きなポリ袋の中に入れ、今日は天気がいいので少し空かし、保温。夕刻には発泡スチロール箱に蓋をし、ポリ袋を密閉し、冷え込みがないようにする。
これから毎日、この作業の繰り返し。
(4月30日)
種蒔き5日後に発芽1個、7日後に数個発芽。今日時点で1ポットは芽吹かず。
浅い箱であったから、今日に至って葉がつかえるようになった。そこで、4月26日に種蒔きして、まだ芽吹いていないメロンの一部のポットと入れ替え。なお、2本芽吹きは1本に選り、17ポットを当分の間、箱の中で養生することに。
(5月9日)
少々小さ目だが、来週まで待てないので、10ポットを定植することに。1ポットは予備苗とし、ポットのままで畝の法面に仮植え。
(5月15日)
1株がネキリムシ被害に遭い、予備のポット苗を移植。
<カボチャ畝づくり、苗定植後の栽培管理>
(4月15日)
前作のハクサイ栽培が終わり、4月初めに菜の花になったハクサイを草刈機で刻み倒しておいた。今日は、スコップで畑起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、10cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)。
(4月26日)
大きな雑草は草刈機で刈ってからテンワで草叩き。少々削り上げ、定植畝整備完了。
(5月9日)
当初、10m強の畝に1m間隔で10株を予定していたが、17ポットとも優良な苗となったので、1ポットだけ予備苗とし、株間60cmで16株を植え付け。
なお、苗は、植え付け直前に軽く散水後、竹酢液400倍散をポットの上から少々与えた。(竹酢液が土にしみ出すであろうから、これでもって土壌細菌の活性化を図る。)
須賀前の畑は、毎年ウリハムシが来襲するから、寒冷紗で虫除け。
(6月11日)
十分に大きくなり、ウリハムシがいても、もう大丈夫だから寒冷紗を外す。
株周りの草引き、法面の草叩き。
(6月24日)
小さな実が生り始めた。数個にプラスチック製の座布団を敷く。
(7月11日)
その後1回プラスチック製の座布団を敷いたが、今日、座布団の敷き直しと追加。
1株1個程度の生りようで、ずいぶん大きくなったものもある。
(7月25日)
雑草にカボチャが負けそうである。ツルをいったんカボチャ畝に戻し、両サイドの各2畝を草刈機でざっと草刈り。ツルを戻すときにカボチャがちぎれたり、草を刈るときツルを切ったりしてしまった。草刈り後、ツルを両サイドの畝に伸ばし直す。
千切れたカボチャやツルを切ったカボチャのうち概ね完熟と思われるもの大2個、小1個を初収穫。
(8月1日)
大2個、小2個を収穫。残り3、4個ほど。一部は枯れてきている。
(8月5日)
昨年のロロンよりツルの伸びようは少なく、貧弱な成育であった。そのためか生りも悪い。今日、残り全部収穫。16株全体で大5個、中2個、クズ少々。ひどい不作で終ってしまった。評価★☆☆☆☆
(8月8日)
草刈機で畝間、法面の草刈り。両サイドの各2畝も同時に草刈り。
<2020年>
(4月12日)
前作のハクサイ栽培が終わった3月16日に草刈機でハクサイの株元から刈り取り、放置しておいた。
ここで今年もカボチャを栽培する。スコップで畑起こしもどきを行ないつつ、ハクサイの残骸や枯草を隙間に押し込み、草引きも併せて行う。
最後に、残っていた牡蠣殻粉末を土壌改良剤としてばら撒く。スコップ起こしした隙間に雨でどれだけか流れ込むであろうが、過半は土に乗ったままということになろう。
(4月27日)
昨日JAで苗(ロロン)12株を購入。今日、植え付け。なお、去年は苗が高かったので10株としたが、今年は1株120円と安かったので、一昨年と同様に12株とした。なお、無肥料栽培で成育が悪いので、もっと多くてもいいほどだ。約10mの畝につき、株間は約80cm。
雑草がどれだけか生えているので、草叩きし、削り上げ。苗を等間隔で置いていく。
手で穴を掘り、植え付け。枯草がけっこう乗っていたので、半分は峰に埋め込み、半分は株周りに草抑えに敷く。
ウリハムシ対策に防虫ネット(寒冷紗)を張る。
(5月3日)
ずっと雨なしだから、水やり。
(5月24日)
順調に生育中。まだ寒冷紗につかえることはないが、メロンに使うので外す。
(6月1日)
ウリハムシは見かけない。けっこうツルが伸びてきた。
草刈機(紐タイプ)で両サイドの畝間をざっと草刈り。
畝の東側はエンドウの残骸を敷き藁代わりに敷き込む。
(6月7日)
エンドウの隣畝を草刈機で刈り、株周りなど草刈機が入らなかった所を手で草引き。
休耕田から枯草を搬入し、東側を重点にエンドウの隣畝に敷き詰める。西側はカボチャ畝法面と隣のタマネギ畝との畝間に枯草を敷き詰める。
(6月16日)
順調にツルが伸びている感がする。枯草が敷き詰めてあるが、大きくなりつつある実にプラスチック製の座布団を敷く。敷いたのは9個で、昨年より早いし多い。
(6月21日)
2回目の座布団敷き、4個。伸びたツルの位置調整。
(7月5日)
畝の東側を草刈機で草刈り。3回目の座布団敷き、3個。
(7月28日)
7月中頃に完熟したと思われる1個を収穫したが、10日以上経ち、切ってみると腐っていた。今年の梅雨は例のない長梅雨につき腐りがきたのだろう。
数日前に完熟したと思われる1個に、外側から腐りかけていたから収穫し、直ぐに調理したが、思いのほか腐りは広がっておらず、実が締まっており、うまかった。
(8月2日)
本日収穫2回目。2個が腐りダメに。5個収穫(1個は少し腐りかけ)。
裏生りの小粒のものにも座布団敷きを3、4個しておいた。
(8月4日)
本日収穫4個(10日に1個腐る)。まだ未熟の1個が腐りかけており、これは処分。ここまでで、大玉は終わった。その結果は、良品7個(その後1個腐る)、少々腐りかけ2個、大きいが腐ったもの5個、計14個(12株)と収穫量が少ない。有機肥料栽培時には1株に3個は生ったのだが。そして、今夏は長梅雨で腐りが多かった。評価は★☆☆☆☆
(8月10日)
あと何個生っているかチェック。いずれも小玉で数個。1個小玉を収穫。
(8月17日)
小玉1個は腐り、小玉4個生っているがまだ早い。雑草を被せておいた。
(8月29日)
小玉2個は裏生りでボツに。その他はまだ軸本が青々しており収穫できず。
(8月30日)
後作のハクサイ苗植え付け準備のため、今日、カボチャを処分。裏生りの小さな実が5個生っているも、1個は完熟、他は未完熟。
総収穫量は、大:14個(うち少々腐り2、腐り5)、小6個(うち未熟4)
(8月31日)
敷き藁代わりの枯草の一部を残し、カボチャの残骸や雑草は隣の畝に退ける。
スコップで畑起こしもどきを行ない、蛎殻粉末を入れ込み。
<2019年>
前作のハクサイ栽培に当たり、2018年10月30日に田んぼから刻み藁を運び入れ、畝全体にたっぷり敷き込んでおいた。これが雑草抑えになり、後作のカボチャの肥料となろう。翌年3月27日にはハクサイに花が咲きだし、株元から切り取り、全部処分。残骸はその場に置く。
(4月25日)
カボチャ苗「ロロン」がJAで売っていなかったので、カーマ・ホームセンターで10ポット購入(1ポット213円と高価)。
(4月28日)
本日、定植。今年は10株につき、株間は100cm弱。
植え付け後、刻み藁で再び覆い直し、また、菊菜の残骸がかなりの量あって、これを畝全体に均等に敷き込んでおいた。
(5月6日)
菊菜の残骸に虫除け効果があったと思っていた。ウリハムシは今まで全然いなかったが、今日、大挙して来た。そこで、早速防虫ネット掛け。12m物を使用。
(5月12日)
6日にネキリムシに1本やられ、JAで「えびす」を買い、補充しておいたが、今日、それがやられていた。他にも被害。JAへ行ったら「ロロン」(小さな苗)が売っていたので、2ポット買い、補充。「えびす」跡で大きなヨトウムシを2匹発見。
全体に生育が悪く、葉が黄変してきているもの多い。
(6月13日)
なかなか生育しなかったが、ここ1週間か10日、グングン生長。ウリハムシはいないようで、寒冷紗を外す。菊菜の残骸が草抑えとなり、雑草は生えず。
(6月17日)
休耕田から枯草を搬入し、畝に敷く。また、菊菜を刈り取り、畝に敷く。
(6月18、19日)
両隣の畝(収穫済タマネギ、エンドウ)各1畝に休耕田から枯草を搬入し、敷く。
(6月23日)
両隣の畝のもう一つ隣の畝にも休耕田から枯草を搬入し、敷く。
(6月29日)
ツルの伸び方は昨年並みでパッとしない。
成育促進に万田酵素がどれだけか期待できそうで、500倍散(仕様書には1000倍散となってるが、葉が雨で濡れており、また、今日は曇天で雨が降るやもしれぬから倍の濃さに)をたっぷり噴霧しておいた。
(7月7、8日)
実の生りようを総点検し、実の下にプラスチックの座布団を敷く。
今年の生育も昨年並みで、実の付きようは悪く、数個座布団を敷いただけ。
(7月16日)
2回目のプラスチック座布団敷きを数個。今年も各株1個ほどか。
(8月2、3日)
部分的に雑草が大きく繁茂している。全体の草引きを2日にわたって実施。
大きくなっている1個を発見し、プラスチック座布団敷き。
(8月8日)
腐り(表皮の一部が真っ白)がきているもので、ホズの様子から完熟近いものを1個収穫。腐り部分を大きく切り取り、煮たところ、けっこう実が締まっており、うまかった。
昨年より熟す時期が遅れている。収穫は1週間後か。
(8月15日)
表皮の一部が真っ白なもの、割れがきたもの、今日までで計3個収穫。
(8月19日)
これからの収穫は良品ばかりで、今日2個収穫。残り数個。1株に1個と成績は悪い。昨年の倍の生りようだから、評価は★★☆☆☆(少々甘い)
畝の両淵の雑草を草刈機で草刈り。
(9月1日)
8月26日に4個収穫し、今日4個とクズ3個を収穫し、撤去処分。10株で全部で13個+クズ3個の収穫となった。昨年は13株で6個だったから、それよりはいい。
昨季も今季も、前作のハクサイの栽培時に畝の両サイドに枯草を入れ込んだ他は、今季前作のハクサイには牛糞を少々入れただけで、カボチャの栽培に当たっては、昨季に刻み藁をどれだけか入れたが、今季は何も入れ込んでいない。今季の特徴は、休耕田から持ち込んだ枯草を敷いたことで、昨年は何も敷かなかった。
昨季と今季は格別に違いはないのだが、今季は昨季の倍の収穫になった。これは土壌が良くなったと考えるしかないか。それとも、枯草敷きに効果があるのか。というのは、カボチャの根は浅く広く伸びていっていたから、敷いた枯草はどれだけも分解されていそうになかったが、少しは分解し、それが栄養となったのかも。
(後作のための措置)
ツルは広幅カボチャ畝と両サイド各2畝(タマネギ2畝、エンドウ&大根・カブ)にも伸びていっており、草引きしながら、ツルを短く切り、両サイド各2畝に積み置く。
早速、広幅カボチャ畝をハクサイ(2列植え)用に仕立てる。
<2018年>
(4月23日)
カボチャ栽培は、前作のハクサイに引き続いて「たんじゅん農」にのっとった無肥料栽培で行くことにする。入れるのは炭素素材として刻み藁を足し込むだけである。
ハクサイの収獲終了後、刻み藁を撒いて、軽くはつり込んである。その西隣が11月に種蒔きするエンドウの畝であり、今日、若干の畝移動を行い、少々土が余った。
そこで、カボチャ用の畝に浮き出ている刻み藁などを畝の西側に軽く削り落とし、エンドウ畝の残土を被せ、広幅のカボチャ用の畝を完成させた。
(5月6日)
4日にJAでカボチャ苗「ロロン」を12ポット購入し、今日6日に定植。明日は雨で調子がいい。1ポットは2本立てになっていたので、ばらして2本にし、畝の両サイドに植えた。計13本の植え付け。
昨年は、ウリハムシがたくさん湧いているようで葉食いの被害の恐れあり、防虫ネットを張ったのだが、今年はウリハムシを見かけず、不用かと思うも、定植するやいなら、どこかからウリハムシが飛んできて葉っぱに停まる。今日は時間がないから、後日ネットを張ることに。下旬には、そのネットを外してメロンに使うことに。
(5月8日)
ウリハムシ対策の防虫ネット掛け。定植翌日につき被害は軽微。1株はネットに収まらなかった。
(5月17日)
少しは大きくなったが、まだ小さい。ネットが掛かっていない1株は、ウリハムシにひどく食われている。
(6月8日)
ネットが掛かっていない1株のウリハムシ被害は去ったようで、だいぶ成長した。もっとも、ネット内のものと比べると貧弱だが。
1匹ウリハムシを見つけたが、もう大丈夫だろう。少々遅れ気味だが、防虫ネットを外す。
けっこう草が生えており、丁寧に草引きし、法面をテンワで削り上げ。
早速ミツバチがどこからともなくやってきて、盛んに蜜を吸いだした。
(6月13日)
ウリハムシは虫は全くいない。草叩きした雑草がけっこう根付いているので、軽く叩き直す。
ツルをイチゴ側に平行に並べ、2本出ているものは摘心。これはしなくてもよかったようだ。
タマネギ側に大きく伸びたツルはなかったから、幸い。近日タマネギを収穫し、ツルを平行に伸ばしてやろう。
藁不足で、今年は藁なしで行く。
(6月24日)
ツルが随分と伸び、重なり合ったりしているので、ツルを畝の左右に振り分けておいた。
(7月1日)
先週のツルの振り分け時に、もう実がけっこうな大きさになっているものがあったので、今日、今日、プラスチック製の座布団敷きを行った。実の付きようは案外少なく、座布団は10個も使わなかった。
(7月8日)
プラスチック製の座布団敷きの追加。2個敷いただけ。どうやら実はこれ以上付かない感がする。昨年初めて栽培したときは1株に3個強実が付いたが、今年は1株に1個。
ツルの伸び方に勢いもないし、葉も元気さがない。原因は2つ考えられる。
一つは雨が多かったことだ。湿気を嫌うカボチャゆえ、多雨が良くなかったのであろうか。ちなみに、5月と6月上中旬、昨年は雨が少なかったが今年は多かった。
もう一つは肥料を入れてないこと。昨年は有機肥料を入れすぎた感があるが、肥料過多でツルぼけしないか心配したが、大丈夫だった。カボチャの後作としてハクサイを無肥料で栽培したが、まずまずの出来であった。ハクサイの収穫、カボチャ栽培に当たり、今年は刻み藁を入れただけだから、肥料が大幅に不足して樹勢が弱くなってしまったのだろうか。
(7月22日)
雑草が繁茂。昨年はカボチャの葉が生い茂り、雑草が負けてしまったのだが、今年はカボチャが負けそうである。そこで、草刈りや草引きをし、一部ツルの伸びる方向を変え、葉に十分日が射すようにしておいた。
実はだいぶ大きくなったが、当初のもの以外には生りそうにない。
(8月10日)
本日、全部収穫。13株植えたのに、生ったのは7個で、うち1個は腐りが来ており、収穫できたのはたったの6個。うち1個は割れがきていたから早めに食べねば。評価★☆☆☆☆
完全な肥料不足。無肥料でハクサイを栽培後、刻み藁を軽くはつりこんだだけの畝であったから、極度の生育不良がたたったのであろう。
収穫後、雑草が繁茂しているので、カボチャの残骸を鎌で刻みながら、雑草削り。後日、埋め込み、ハクサイを栽培する。
(8月13日)
後作のため、雑草をきれいに削り取り、法面に溝立てし、雑草を埋め込み。
スコップで畝起こしもどき。
飛騨カボチャ(すくなカボチャ)の苗をもらうはめになってしまったが… [カボチャ]
高山市丹生川特産の「宿儺(すぐなorすくな)かぼちゃ」というカボチャがある。
昨日、従兄弟が当店にやってきた。“困ったわい。飛騨カボチャ苗、5株もあるが、〇〇さ、これ、もらってくれんか?”と。彼が言うには、“〇〇っつぁが、もらいものが余ったからと、うちへ持ってきた。うちは畑が狭いから植える所がねえから、〇〇っさ、〇〇さに話したが、いらねえと言う。あんたなら畑が広いから、どこか植えれると思って…”
(「っつぁ」「っさ」「さ」は、当地で使う敬称で、「さん」より少々軽い意味合いを持つ。〇〇の語尾によって敬称の付け方が違ってくる。「(っ)ちゃ」となる場合も。)
“うちも今年はカボチャは全部飛騨カボチャで苗を今作ってる。いらねえなあ~。”と返事する。すると、彼は、“もってえねえが処分するしかねえか…。”と、いかにもカボチャ苗に申し訳なさそうな顔をする。
“ちょっと待てよ、〇〇ちゃ。うちの南の畑、隣のお寺から借りている土地だが、東のほうは何も作っとらん。10年ほど前からアパートに空き部屋ができたら床を板張りにしているから、不用な畳を置いておく場所にしとる。もう4重ぐらいになって、それが朽ち果てて堆肥化してる。十分な幅があるから、ここにカボチャ苗を植えれば、放っといても育つんじゃねえかな。”
と、返事して、カボチャ苗の命をつないであげることにした次第。従兄弟もこれでやっとホッと一安心し、喜んでくれた。
野菜の処分、特に苗の処分というものは、いつも嫌なものである。さあこれから、というときに命を奪わねばならないのだから、気が引けるというもの。
(2022年5月4日)
というようなわけで、従兄弟から受け取った「すくなカボチャ」の苗を今朝、植え付け作業にかかった。南の畑、隣のお寺から借りている土地の東のほうは、幅2mほどだが、50年来、何も作付けしていない。毎年、雑草が生えれば草刈したり、除草剤を撒いたりしている。通常の空き地と違うのは、放置しておいた畳が堆肥化しているだけだ。
テボで掘ってみると、随分と土が硬いし、石ころまみれ。これじゃあ、カボチャも根張りに苦労するなあ、である。しかし、ここを起こすのは大変だ。よって、何もせず、植え付け穴をテボでほぐすにとどめた。
1m間隔で5株を定植。ところで、ここは近所の子どもが隣の公園へ遊びに来る通路にもなっている。よって、踏んづけられては大変だから、短い棒(野菜支柱の切れ端)を3本やぐらに組み、苗の存在を明示した。これだけではまだ目立たないから、先日、刈り取ったネギの残骸を株周りに敷き詰めておいた。これなら目立つから子供たちが踏まないだろうし、かつ、虫除け(きっとウリハムシがくるであろう)になるし、草抑えにもなる。
さあ~て、こんな荒れ地で、はたしてカボチャが育ってくれるだろうか。
(5月23日)
久しぶりに見てみたら、ウリハムシで葉っぱが随分と食われ、息も絶え絶えの状態。
(6月26日)
今日、草刈りに入ったら、きれいさっぱりなくなってしまっていた。
昨日、従兄弟が当店にやってきた。“困ったわい。飛騨カボチャ苗、5株もあるが、〇〇さ、これ、もらってくれんか?”と。彼が言うには、“〇〇っつぁが、もらいものが余ったからと、うちへ持ってきた。うちは畑が狭いから植える所がねえから、〇〇っさ、〇〇さに話したが、いらねえと言う。あんたなら畑が広いから、どこか植えれると思って…”
(「っつぁ」「っさ」「さ」は、当地で使う敬称で、「さん」より少々軽い意味合いを持つ。〇〇の語尾によって敬称の付け方が違ってくる。「(っ)ちゃ」となる場合も。)
“うちも今年はカボチャは全部飛騨カボチャで苗を今作ってる。いらねえなあ~。”と返事する。すると、彼は、“もってえねえが処分するしかねえか…。”と、いかにもカボチャ苗に申し訳なさそうな顔をする。
“ちょっと待てよ、〇〇ちゃ。うちの南の畑、隣のお寺から借りている土地だが、東のほうは何も作っとらん。10年ほど前からアパートに空き部屋ができたら床を板張りにしているから、不用な畳を置いておく場所にしとる。もう4重ぐらいになって、それが朽ち果てて堆肥化してる。十分な幅があるから、ここにカボチャ苗を植えれば、放っといても育つんじゃねえかな。”
と、返事して、カボチャ苗の命をつないであげることにした次第。従兄弟もこれでやっとホッと一安心し、喜んでくれた。
野菜の処分、特に苗の処分というものは、いつも嫌なものである。さあこれから、というときに命を奪わねばならないのだから、気が引けるというもの。
(2022年5月4日)
というようなわけで、従兄弟から受け取った「すくなカボチャ」の苗を今朝、植え付け作業にかかった。南の畑、隣のお寺から借りている土地の東のほうは、幅2mほどだが、50年来、何も作付けしていない。毎年、雑草が生えれば草刈したり、除草剤を撒いたりしている。通常の空き地と違うのは、放置しておいた畳が堆肥化しているだけだ。
テボで掘ってみると、随分と土が硬いし、石ころまみれ。これじゃあ、カボチャも根張りに苦労するなあ、である。しかし、ここを起こすのは大変だ。よって、何もせず、植え付け穴をテボでほぐすにとどめた。
1m間隔で5株を定植。ところで、ここは近所の子どもが隣の公園へ遊びに来る通路にもなっている。よって、踏んづけられては大変だから、短い棒(野菜支柱の切れ端)を3本やぐらに組み、苗の存在を明示した。これだけではまだ目立たないから、先日、刈り取ったネギの残骸を株周りに敷き詰めておいた。これなら目立つから子供たちが踏まないだろうし、かつ、虫除け(きっとウリハムシがくるであろう)になるし、草抑えにもなる。
さあ~て、こんな荒れ地で、はたしてカボチャが育ってくれるだろうか。
(5月23日)
久しぶりに見てみたら、ウリハムシで葉っぱが随分と食われ、息も絶え絶えの状態。
(6月26日)
今日、草刈りに入ったら、きれいさっぱりなくなってしまっていた。
カボチャの輪作・有機肥料栽培 [カボチャ]
カボチャは昔、小生が子供の頃、専業農家であったから、地元名産の「じきカボチャ」を大量に作付けしていた。煮ると柔らかく、水っぽくて美味くなかった。北海道名産の「まさかりカボチャ」のような、硬くて、ホクホクして、甘いカボチャが好まれるようになり、「じきカボチャ」は廃れていき、今はもうほとんど作付けされていないのではなかろうか。
親父とおふくろが農業を止め、薬屋を始めて40年以上立つが、自家用にする野菜はたいてい自給してきたが、カボチャだけは栽培して来なかった気がする。
だが、ここらの農家の方はカボチャを栽培しておられるところが多いようだ。どんな品種かしらないが、どれだけかは「まさかりカボチャ」に近いであろう。
さて、うちでは年がら年中、カボチャの煮つけが時々食卓に乗っていた。歯の悪いおふくろ(2015年8月他界)の好物ということもあり、これはスーパーで買ってくるが、けっこう美味い。
そこで、2015年から栽培に取り組むこととしたが、初年は気まぐれ的に遅がけに2株だけの試験栽培で2個しか収穫できず、2016年はウリハムシにこっぴどくやられ、期待した数の4割ほどしか収穫できなかった。これは、自宅前の畑の栽培であり、虫害がひどかったのであるが、3年目の2017年からは須賀前の畑での本格的な栽培としたところ、虫害はほとんどなく、成功した。なお、3品種栽培し、2018年からは、収穫量は少なかったが、保存性がよく、また、形が面白い(ラクビーボールみたいな形)「ロロン」1品種に絞っての栽培とした。
2017年に調べたカボチャの一般的な栽培留意事項は次のとおり。
・湿気を嫌い、肥料過剰はツルボケする。
<・摘心、摘果=マニュアル>
[ネット] 本葉が5〜6枚展開したら、親づるを摘芯。子づるを2〜3本伸ばし、同じ方向に誘引します。着果した先の葉は10枚以上展開させます。15枚以上葉がある場合は2個とも実を残しますが、葉数が少ない場合は1個を摘果しておきます。
[本] 親づる1本、子づる1本を伸ばし、他の子づるはかき取る。つるは両側へ伸ばし、込み合わないようにする。竹の棒を差して、つるを固定(敷き藁なし)
だいぶやり方が違うが、どうやら前者は日本カボチャ、後者は西洋カボチャのようである。要は、ツル2、3本を伸ばし、各2個成長させればよいということだ。
なお、着果した先の葉は10枚以上展開することに留意。
他のやり方もある。ロロンの栽培法として、次のものがあった。
「親づるは本葉5~6枚を残し摘芯して子づるを2~3本伸ばします。子づるが伸びてきたら、そのわき芽を小さいうちに摘み取ります。同時に株元から数えて8節目までの雌花も早めに除去します。ただし、着果節以降のわき芽は放任します。」
こうあるも、なかなか面倒でほとんど放任栽培している。
ところで、2017年春に知った自然栽培「たんじゅん農」による無肥料・連作栽培に2017年冬野菜から挑戦することとした。これについては「カボチャの無肥料連作栽培」で記録し、このペーjでは従前の栽培について記録を残す。
<2017年>
(3月5日)
タマネギとエンドウの間、ここをカボチャの畝とすることに決定。来年は安納芋を作付けするから、ネコブセンチュウ対策を施した。
ついでに、カボチャのための施肥(苦土石灰、鶏糞・種粕・有機肥料粒、米糠)も同時に敷き込んでおいた。
(5月8日)
昨日JAでカボチャ苗を3種類10本(勘違いで11本)購入。
所定の畝に、南から「えびす」3本、「夢味」3本、「ロロン」4本の10本を植え付け。定植穴には牛糞を入れ、植え付け後に株周りに苦土石灰、鶏糞・種粕・有機肥料粒、草木灰をたっぷり埋め込み。
今年はウリハムシがたくさん湧いているようで、葉食いの被害の恐れあり、防虫ネットを張る。
ところで、3月5日に施肥しておいたのを忘れてしまい、今日、植え付け後に、株周りに再度施肥してしまった。肥料過剰になるかも?
なお、「えびす」が1本余ってしまい、これは自宅南庭角の宇宙芋(凍みてしまい発芽せず)の植え付け場所に植えつけ、防虫籠を被せておいた。すぐ近くの樹木に這わせ、立ち姿で栽培してみよう。→土が痩せていて小さな実が1個生っただけ。
(5月29日)
前日、ネットをメロンに使うため外した。今日、草がけっこう生えているので、テンワで削り、株元は手で草引き。ネット外しのとき、1株が株元から折れてしまった。もう少し早く外すべきであった。
(5月30日)
敷藁がメロンでなくなり、収穫が終わったイチゴの敷藁を外してたっぷり敷き詰める。
(6月9日)
随分と伸び、ツルをエンドウ跡へ引っ張り出しておいた。
(6月19日)
生っている実にプラスチック製の座布団敷き。
(6月26日)
放っておくとツルはどこまでも伸びる。山芋の畝側は覆いかぶさらないよう横向きに。イチゴ跡へ伸びてきているツルも同様に措置。
(7月2日)
いかにもツルが伸びすぎている。昨日ネット検索したら、孫ツルは全部切るべし、となっていたから、新たな実の座布団敷きついでに孫ツルを切ることにした。
幅1mほどをゆっくり見ながら孫ツルを見つけ次第ハサミで切る。途中でまずまずの大きさになった実を見つけたら座布団を敷くなり、藁を寄せて土が付かないようにしておいた。
2往復して、作業終了。品種によって実の付きように差があるが、全部実らせることにした。
(7月8日)
座布団チェック。小さな実は枯れたものが幾つかあった。その座布団を新たに付いた実に敷く。
(7月16日)
そろそろ収穫できそうな塩梅になってきた。鳥に部分的に突かれたような大きな傷跡がある「えびす」を1個収穫。翌日食す。まずまずの味。
(7月19、20、21日)
へたの黄ばみ状況から収穫時期の来た「えびす」1個と「夢味」3個を19日に収穫。20、21日は「ロロン」を含めて数個ずつ収穫し、納屋で保管。品種別に収穫個数の記録を取ることにした。
19日に「えびす」を煮て食べたが、甘味が少々足りない。(追記:1週間ほど置いて2個目を食べたら、甘味が増していた。)
(7月28日)
全体をじっくり観察。熟していそうなもの2個収穫。裏生りっぽいものにも座布団を敷く。「えびす」に腐りがきていたものあり、処分。
(7月30日)
「夢味」1個、「ロロン」1個を収穫。
(8月2日)
「ロロン」2個を収穫。
(8月6日)
「夢味」2個を収穫。「えびす」に腐りがきていたものあり。
(8月10日)
「えびす」1個と「ロロン」2個を収穫。まだ、数個残っているが、熟していない。
(8月23日)
「えびす」1個と「夢味」2個を収穫。まだ少し残っている。
(8月27日)
本日、最終収穫し、撤去。評価★★★☆☆
収穫状況 えびす(3株) 13個 1株当たり4個強
<生っている段階から腐りが発生4個>
夢味 (3株) 19個 1株当たり6個強
<収穫後に腐り始めたもの6個>
ロロン(4株) 13個 1株当たり3個強
<腐りは発生せず>
(12月1日)
保存中に数個が順次腐りかけ、それを自家消費。捨てたものも2個ほどあり。ロロンは腐り発生せず。
ロロンを数個残し、他は当店12月セールでお客様に冬至かぼちゃとして進呈。
(2018年3月12日)
その後も数個保存していたが、だんだん腐りが来るものが出てきた。最後の1個も少し部分的に腐りが来た。
<2016年>
(4月11日)
お隣さんに4株(後日6株に変更を了解)いただけるよう3月初めに頼んである。
作付け場所は去年と同じであるが、去年の暮れに樹木を伐採した旧樹木畑である。
(4月25日)
昨日一昨日2日かけて開墾し、切り株は残してあるが、ほぼきれいな畑になり、畝作りまでできた。
今日、肥料を敷き込み。畝の中央部を縦に両側から鍬で凹を付け、苦土石灰をたっぷり撒く。次に肥料(鶏糞1、種粕3、昔の化成1)もたっぷり撒き、凹をビッチュウではつり、再び元に形に埋め戻す。
これにて植え付け準備完了。
(5月1日)
約1m間隔で6株を定植。テボで大き目の穴を掘り、たっぷりの牛糞を入れ、土と混ぜて植え付け。1株だけ切り株の際となった。
(5月12日)
全部定着しているが、ウリハムシの被害がひどい。お寺の雑木雑草からやってくるのだろう。
(6月5日)
ウリハムシの被害から立ち直ったが、ひどくやられたので、一番いいものでツルが70cmほど伸びただけで、大半は30cm内外で、定植時より短い。また、全部がツルは1本伸びているだけ。
今日、片側だけに藁を敷いた。
(6月17日)
6株ともグングン伸びだし、ウリハムシの被害も全くない。雄花は咲けど雌花はまだなさそうだ。
(6月24日)
遅れを取り戻すかのように1週間でグーンと伸び、実をけっこう付けていた。隣のサツマイモへの侵入があり、ツルの向きを変えておいた。
敷き藁を追加し、実が土につかないようにした。
長い主ツルは先端を摘まみ、脇ツルを適当に摘心。いつものことだが、適当に摘心してから物の本を見て、正しかったかどうか調べる。そしたら、着果した先の葉は10枚以上展開することとあったが、2本は数枚の所で摘まんでしまった。失敗。
(6月26日)
脇ツルを摘心。1株に実が4個は何とかいけそうな雰囲気。(結果的に1株にせいぜい2個となった。)
(7月11日)
随分とツルが伸びた。並べて植えてあるサツマイモの勢いがすごく、カボチャの畝にツルが入り込んでおり、それをはねる。
長すぎるカボチャのツルを摘心。
うどんこ病が付いて枯葉になりそうなものは、特に込み合った箇所を中心に千切りとっておいた。お隣さんの話では葉がないと直射日光が当たり過ぎて日焼けするとのこと。
随分と大きくなった実が数個あるが、相当出遅れて生長しだしたから、収穫はもうちょっと先だろう。
ところで、小さな実を含めて10個ほどしか生っていない。6株あるから、少々少ない感がする。
(7月24日)
うどんこ病が付いて枯葉になりそうなものが多くなった。もう収穫して良さそうなものが幾つかあるが、お隣さんから2週間ほど前にいただいたカボチャが1個あり、様子見。
なお、本日1個収穫し、大阪へ他の野菜とともに送付。
(8月1日)
3、4日前に1個収穫。今日4個収穫。残っているのは4個で、軸がまだ青っぽいから当分そのままに。まあまあの大きさのものを含めて、6株で10個が生った。評価は★★☆☆☆
(8月7日)
今日2個収穫。あと2個残っている。なお、これから大きくなるであろう小さな2個を発見。これは裏生りでダメかも。
ところで、10日ほど前に収穫した1個を夕飯で食べたが、少々水っぽかった。女房が切るとき硬くなかったというから収穫が早すぎたようだ。
(8月14日)
裏生りを除き、残りの2個を収穫。
(8月28日)
小振りの裏生りが間もなく収穫できよう。
<2015年>
(5月24日)
今年、遅ればせながらカボチャを栽培したくなった。場所は十分ある。樹木畑となっている株間に植えればいいからだ。日当たりが悪そうだと感じたら、木の枝を払ってやればいい。椿、榊、花が咲き切花になる木といった樹木が何本もあるが、家から一番遠い区画であり、今年はおふくろはそこまで行って枝を切り取る元気もなくなったから、いずれは全部伐採しようと思っているところであり、カボチャの栽培にはもってこいである。
今日、花の苗をホームセンターへ買いに行く用事があったので、カボチャの苗も買うことにした。しかし、もう時期が遅いのか、売れ残りの物(1ポット30円)しかなさそうで、これを2ポット買ってきた。
単に「南瓜」と書いたシールが貼ってあるだけだから、どんな品種か分からないし、こんな苗でもちゃんと育つかどうかわからないが、物は試しである。
割と樹木の株間が広い所が1箇所あり、そこに2株並べて植えることにした。
まずテボで大きく掘り起こし、底に有機肥料(鶏糞、有機肥料粒)を軽く敷き、土を少し被せてから、牛糞をたっぷり入れ、土と混ぜて苗を植えつけ、株周りに土寄せし、たっぷり水を注いだ。
さあ、どんなふうに成長するか楽しみだ。
(5月28日)
余りもののトマト苗を植えた場所と類似した土壌であり、かなり痩せている感がするから、本日、そのトマトのついでに追肥。各種混合肥料と初回に忘れていた苦土石灰を振り、ジョウロで散水。
(5月31日)
水やりし、ついでに追肥(種粕・鶏糞・有機肥料粒)しておいた。
(6月22日)
2株ともツルが1mほどに伸び、肥料効果もまあまあ出ている感がする。周りは除草剤を噴霧した箇所につき、雑草はまだ生えていない。
ツルが別々の方向に向かうよう直しておいた。
(7月5日)
ツルがまた伸びたが脇芽がなく、ツルは1本だけ。花は雄花ばかりのようで雌花が見あたらない。
(7月12日)
ペチュニアが終ったプランターの土(肥料分がけっこうある)と混合肥料を株元に撒く。
小さな実が2個付いていたが、1個は流れた。
(7月24日)
残り1個の実も腐りが来た。今日で実質の梅雨明けだろうから、今後に期待。
(8月15日)
1株に各1個ずつ大きな実が生っていた。まだ青々しており収穫はもっと先だろう。日当たりが不十分な箇所だから、周りの雑草を叩いておいた。
(8月23日)
2個とも尻が黄色くなってきた。1個に一部腐りがみられ、収穫。
(8月25日)
一昨日収穫のカボチャはけっこう美味かった。今日、残りの1個を収穫。花がいっぱい咲いているが雄花ばかりだし、この先は裏生りだから、初年度は2株で2個の収穫で終わり。
(9月5日)
2株とも完全に枯れてしまっていた。
(後日追記)
随分と日にちを置いてから食べたのだが美味しかった。
親父とおふくろが農業を止め、薬屋を始めて40年以上立つが、自家用にする野菜はたいてい自給してきたが、カボチャだけは栽培して来なかった気がする。
だが、ここらの農家の方はカボチャを栽培しておられるところが多いようだ。どんな品種かしらないが、どれだけかは「まさかりカボチャ」に近いであろう。
さて、うちでは年がら年中、カボチャの煮つけが時々食卓に乗っていた。歯の悪いおふくろ(2015年8月他界)の好物ということもあり、これはスーパーで買ってくるが、けっこう美味い。
そこで、2015年から栽培に取り組むこととしたが、初年は気まぐれ的に遅がけに2株だけの試験栽培で2個しか収穫できず、2016年はウリハムシにこっぴどくやられ、期待した数の4割ほどしか収穫できなかった。これは、自宅前の畑の栽培であり、虫害がひどかったのであるが、3年目の2017年からは須賀前の畑での本格的な栽培としたところ、虫害はほとんどなく、成功した。なお、3品種栽培し、2018年からは、収穫量は少なかったが、保存性がよく、また、形が面白い(ラクビーボールみたいな形)「ロロン」1品種に絞っての栽培とした。
2017年に調べたカボチャの一般的な栽培留意事項は次のとおり。
・湿気を嫌い、肥料過剰はツルボケする。
<・摘心、摘果=マニュアル>
[ネット] 本葉が5〜6枚展開したら、親づるを摘芯。子づるを2〜3本伸ばし、同じ方向に誘引します。着果した先の葉は10枚以上展開させます。15枚以上葉がある場合は2個とも実を残しますが、葉数が少ない場合は1個を摘果しておきます。
[本] 親づる1本、子づる1本を伸ばし、他の子づるはかき取る。つるは両側へ伸ばし、込み合わないようにする。竹の棒を差して、つるを固定(敷き藁なし)
だいぶやり方が違うが、どうやら前者は日本カボチャ、後者は西洋カボチャのようである。要は、ツル2、3本を伸ばし、各2個成長させればよいということだ。
なお、着果した先の葉は10枚以上展開することに留意。
他のやり方もある。ロロンの栽培法として、次のものがあった。
「親づるは本葉5~6枚を残し摘芯して子づるを2~3本伸ばします。子づるが伸びてきたら、そのわき芽を小さいうちに摘み取ります。同時に株元から数えて8節目までの雌花も早めに除去します。ただし、着果節以降のわき芽は放任します。」
こうあるも、なかなか面倒でほとんど放任栽培している。
ところで、2017年春に知った自然栽培「たんじゅん農」による無肥料・連作栽培に2017年冬野菜から挑戦することとした。これについては「カボチャの無肥料連作栽培」で記録し、このペーjでは従前の栽培について記録を残す。
<2017年>
(3月5日)
タマネギとエンドウの間、ここをカボチャの畝とすることに決定。来年は安納芋を作付けするから、ネコブセンチュウ対策を施した。
ついでに、カボチャのための施肥(苦土石灰、鶏糞・種粕・有機肥料粒、米糠)も同時に敷き込んでおいた。
(5月8日)
昨日JAでカボチャ苗を3種類10本(勘違いで11本)購入。
所定の畝に、南から「えびす」3本、「夢味」3本、「ロロン」4本の10本を植え付け。定植穴には牛糞を入れ、植え付け後に株周りに苦土石灰、鶏糞・種粕・有機肥料粒、草木灰をたっぷり埋め込み。
今年はウリハムシがたくさん湧いているようで、葉食いの被害の恐れあり、防虫ネットを張る。
ところで、3月5日に施肥しておいたのを忘れてしまい、今日、植え付け後に、株周りに再度施肥してしまった。肥料過剰になるかも?
なお、「えびす」が1本余ってしまい、これは自宅南庭角の宇宙芋(凍みてしまい発芽せず)の植え付け場所に植えつけ、防虫籠を被せておいた。すぐ近くの樹木に這わせ、立ち姿で栽培してみよう。→土が痩せていて小さな実が1個生っただけ。
(5月29日)
前日、ネットをメロンに使うため外した。今日、草がけっこう生えているので、テンワで削り、株元は手で草引き。ネット外しのとき、1株が株元から折れてしまった。もう少し早く外すべきであった。
(5月30日)
敷藁がメロンでなくなり、収穫が終わったイチゴの敷藁を外してたっぷり敷き詰める。
(6月9日)
随分と伸び、ツルをエンドウ跡へ引っ張り出しておいた。
(6月19日)
生っている実にプラスチック製の座布団敷き。
(6月26日)
放っておくとツルはどこまでも伸びる。山芋の畝側は覆いかぶさらないよう横向きに。イチゴ跡へ伸びてきているツルも同様に措置。
(7月2日)
いかにもツルが伸びすぎている。昨日ネット検索したら、孫ツルは全部切るべし、となっていたから、新たな実の座布団敷きついでに孫ツルを切ることにした。
幅1mほどをゆっくり見ながら孫ツルを見つけ次第ハサミで切る。途中でまずまずの大きさになった実を見つけたら座布団を敷くなり、藁を寄せて土が付かないようにしておいた。
2往復して、作業終了。品種によって実の付きように差があるが、全部実らせることにした。
(7月8日)
座布団チェック。小さな実は枯れたものが幾つかあった。その座布団を新たに付いた実に敷く。
(7月16日)
そろそろ収穫できそうな塩梅になってきた。鳥に部分的に突かれたような大きな傷跡がある「えびす」を1個収穫。翌日食す。まずまずの味。
(7月19、20、21日)
へたの黄ばみ状況から収穫時期の来た「えびす」1個と「夢味」3個を19日に収穫。20、21日は「ロロン」を含めて数個ずつ収穫し、納屋で保管。品種別に収穫個数の記録を取ることにした。
19日に「えびす」を煮て食べたが、甘味が少々足りない。(追記:1週間ほど置いて2個目を食べたら、甘味が増していた。)
(7月28日)
全体をじっくり観察。熟していそうなもの2個収穫。裏生りっぽいものにも座布団を敷く。「えびす」に腐りがきていたものあり、処分。
(7月30日)
「夢味」1個、「ロロン」1個を収穫。
(8月2日)
「ロロン」2個を収穫。
(8月6日)
「夢味」2個を収穫。「えびす」に腐りがきていたものあり。
(8月10日)
「えびす」1個と「ロロン」2個を収穫。まだ、数個残っているが、熟していない。
(8月23日)
「えびす」1個と「夢味」2個を収穫。まだ少し残っている。
(8月27日)
本日、最終収穫し、撤去。評価★★★☆☆
収穫状況 えびす(3株) 13個 1株当たり4個強
<生っている段階から腐りが発生4個>
夢味 (3株) 19個 1株当たり6個強
<収穫後に腐り始めたもの6個>
ロロン(4株) 13個 1株当たり3個強
<腐りは発生せず>
(12月1日)
保存中に数個が順次腐りかけ、それを自家消費。捨てたものも2個ほどあり。ロロンは腐り発生せず。
ロロンを数個残し、他は当店12月セールでお客様に冬至かぼちゃとして進呈。
(2018年3月12日)
その後も数個保存していたが、だんだん腐りが来るものが出てきた。最後の1個も少し部分的に腐りが来た。
<2016年>
(4月11日)
お隣さんに4株(後日6株に変更を了解)いただけるよう3月初めに頼んである。
作付け場所は去年と同じであるが、去年の暮れに樹木を伐採した旧樹木畑である。
(4月25日)
昨日一昨日2日かけて開墾し、切り株は残してあるが、ほぼきれいな畑になり、畝作りまでできた。
今日、肥料を敷き込み。畝の中央部を縦に両側から鍬で凹を付け、苦土石灰をたっぷり撒く。次に肥料(鶏糞1、種粕3、昔の化成1)もたっぷり撒き、凹をビッチュウではつり、再び元に形に埋め戻す。
これにて植え付け準備完了。
(5月1日)
約1m間隔で6株を定植。テボで大き目の穴を掘り、たっぷりの牛糞を入れ、土と混ぜて植え付け。1株だけ切り株の際となった。
(5月12日)
全部定着しているが、ウリハムシの被害がひどい。お寺の雑木雑草からやってくるのだろう。
(6月5日)
ウリハムシの被害から立ち直ったが、ひどくやられたので、一番いいものでツルが70cmほど伸びただけで、大半は30cm内外で、定植時より短い。また、全部がツルは1本伸びているだけ。
今日、片側だけに藁を敷いた。
(6月17日)
6株ともグングン伸びだし、ウリハムシの被害も全くない。雄花は咲けど雌花はまだなさそうだ。
(6月24日)
遅れを取り戻すかのように1週間でグーンと伸び、実をけっこう付けていた。隣のサツマイモへの侵入があり、ツルの向きを変えておいた。
敷き藁を追加し、実が土につかないようにした。
長い主ツルは先端を摘まみ、脇ツルを適当に摘心。いつものことだが、適当に摘心してから物の本を見て、正しかったかどうか調べる。そしたら、着果した先の葉は10枚以上展開することとあったが、2本は数枚の所で摘まんでしまった。失敗。
(6月26日)
脇ツルを摘心。1株に実が4個は何とかいけそうな雰囲気。(結果的に1株にせいぜい2個となった。)
(7月11日)
随分とツルが伸びた。並べて植えてあるサツマイモの勢いがすごく、カボチャの畝にツルが入り込んでおり、それをはねる。
長すぎるカボチャのツルを摘心。
うどんこ病が付いて枯葉になりそうなものは、特に込み合った箇所を中心に千切りとっておいた。お隣さんの話では葉がないと直射日光が当たり過ぎて日焼けするとのこと。
随分と大きくなった実が数個あるが、相当出遅れて生長しだしたから、収穫はもうちょっと先だろう。
ところで、小さな実を含めて10個ほどしか生っていない。6株あるから、少々少ない感がする。
(7月24日)
うどんこ病が付いて枯葉になりそうなものが多くなった。もう収穫して良さそうなものが幾つかあるが、お隣さんから2週間ほど前にいただいたカボチャが1個あり、様子見。
なお、本日1個収穫し、大阪へ他の野菜とともに送付。
(8月1日)
3、4日前に1個収穫。今日4個収穫。残っているのは4個で、軸がまだ青っぽいから当分そのままに。まあまあの大きさのものを含めて、6株で10個が生った。評価は★★☆☆☆
(8月7日)
今日2個収穫。あと2個残っている。なお、これから大きくなるであろう小さな2個を発見。これは裏生りでダメかも。
ところで、10日ほど前に収穫した1個を夕飯で食べたが、少々水っぽかった。女房が切るとき硬くなかったというから収穫が早すぎたようだ。
(8月14日)
裏生りを除き、残りの2個を収穫。
(8月28日)
小振りの裏生りが間もなく収穫できよう。
<2015年>
(5月24日)
今年、遅ればせながらカボチャを栽培したくなった。場所は十分ある。樹木畑となっている株間に植えればいいからだ。日当たりが悪そうだと感じたら、木の枝を払ってやればいい。椿、榊、花が咲き切花になる木といった樹木が何本もあるが、家から一番遠い区画であり、今年はおふくろはそこまで行って枝を切り取る元気もなくなったから、いずれは全部伐採しようと思っているところであり、カボチャの栽培にはもってこいである。
今日、花の苗をホームセンターへ買いに行く用事があったので、カボチャの苗も買うことにした。しかし、もう時期が遅いのか、売れ残りの物(1ポット30円)しかなさそうで、これを2ポット買ってきた。
単に「南瓜」と書いたシールが貼ってあるだけだから、どんな品種か分からないし、こんな苗でもちゃんと育つかどうかわからないが、物は試しである。
割と樹木の株間が広い所が1箇所あり、そこに2株並べて植えることにした。
まずテボで大きく掘り起こし、底に有機肥料(鶏糞、有機肥料粒)を軽く敷き、土を少し被せてから、牛糞をたっぷり入れ、土と混ぜて苗を植えつけ、株周りに土寄せし、たっぷり水を注いだ。
さあ、どんなふうに成長するか楽しみだ。
(5月28日)
余りもののトマト苗を植えた場所と類似した土壌であり、かなり痩せている感がするから、本日、そのトマトのついでに追肥。各種混合肥料と初回に忘れていた苦土石灰を振り、ジョウロで散水。
(5月31日)
水やりし、ついでに追肥(種粕・鶏糞・有機肥料粒)しておいた。
(6月22日)
2株ともツルが1mほどに伸び、肥料効果もまあまあ出ている感がする。周りは除草剤を噴霧した箇所につき、雑草はまだ生えていない。
ツルが別々の方向に向かうよう直しておいた。
(7月5日)
ツルがまた伸びたが脇芽がなく、ツルは1本だけ。花は雄花ばかりのようで雌花が見あたらない。
(7月12日)
ペチュニアが終ったプランターの土(肥料分がけっこうある)と混合肥料を株元に撒く。
小さな実が2個付いていたが、1個は流れた。
(7月24日)
残り1個の実も腐りが来た。今日で実質の梅雨明けだろうから、今後に期待。
(8月15日)
1株に各1個ずつ大きな実が生っていた。まだ青々しており収穫はもっと先だろう。日当たりが不十分な箇所だから、周りの雑草を叩いておいた。
(8月23日)
2個とも尻が黄色くなってきた。1個に一部腐りがみられ、収穫。
(8月25日)
一昨日収穫のカボチャはけっこう美味かった。今日、残りの1個を収穫。花がいっぱい咲いているが雄花ばかりだし、この先は裏生りだから、初年度は2株で2個の収穫で終わり。
(9月5日)
2株とも完全に枯れてしまっていた。
(後日追記)
随分と日にちを置いてから食べたのだが美味しかった。