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7.6 ほどほどに咲いてくれて助かるグラジオラス [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 梅雨真っ盛りの今頃にピークとなるグラジオラスの花。今年も当店7月セール(1~7日:日月は連休)にうまい具合にピークとなってくれた。
 ただし、その咲きようは昨年より若干落ち、主だったお客様に概ね行き渡るといった塩梅で、ほどほどに咲いてくれて助かるグラジオラスである。少なすぎては困るが、あまり咲き過ぎては配って歩かねばならず、これも困る。何事もほどほどがいい。
 その昔は、目いっぱい畑に作付けしても、お客様が多すぎて10本強の切り花しか渡せなかったが、お客様の減少に合わせて作付け面積も減らし、今では最盛期の6割ぐらいになった。それでも、お客様の減りようは激しく、1人に10数本の切り花を渡していた。
 畑での手入れも、昔は手間暇をかけていた。植えっぱなしでは十分には咲かないから、5年ローテーションで1畝ずつ植え直しを行い、肥料もしっかり入れた。でも、客数の減りようから、そう咲かなくてもいいから、植えっ放しで放置して肥料もやらなかった。これによって、咲く本数は減ったが、咲いた花は昔通り立派な花だ。
 さて、明日でセールは終わり、客も減ればグラジオラスの咲きようも減る。グラジオラス嬢が小生に気を使ってくれているようで、ほんと助かるし、有り難いことだ。
 グラジオラスの生え方は、昨年より今年のほうが歯抜けの感がする。グラジオラスの畝に隣接して、というかグラジオラスの畝を一部潰して貸畑を提供しているのだが、今年は晩秋に、さらに歯抜けの箇所に球根を移植し、貸畑を広げてあげよう。こうすれば、借りている方も喜ぶだろうし、グラジオラスの畝も歯抜けがなくなって畝がきれいになる。
 需給バランスに合わせて少しずつ風景が変わっていく、うちの畑である。
 
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