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紫ナスの無肥料栽培 [紫ナス]

(2023年からは別ページ→紫ナスの手抜き栽培

 2017年春に自然農法「たんじゅん農」を知り、2018年から無肥料栽培に挑戦することとした。ナスは連作障害が出るから5年空けよと言われるが連作にも挑戦したい。なお、ナスは収穫期間が長いので、一毛作でいく。
※ナスの特徴:水を欲しがるから低い畝とすること
 なお、従前の輪作・有機肥料栽培いついては「紫ナスの輪作・有機肥料栽培」に記事を残す。

<2022年>
 昨年初めて半畝を接木苗で紫ナスを栽培したら、無肥料でも好成績を収めた。今年も接木苗とするが、1畝全部はいらないから、南4割ほどは夏キャベツとし、中ほどから北のほうに接木苗の紫ナスを栽培することとする。
(3月14日)
 株の根っこを極力残すべく、鎌で株を掘り出す。株の残骸や畝に積み置いた枝は西隣りのアスパラガス畝に退ける。雑草がけっこう生えてきているので、草叩き。
(4月11日)
 スコップで畑起こしもどき(10cmピッチでスコップを差し込み、前へ少し押す) 
(4月24日)
 接木苗(千両二号)苗を昨日購入し、本日植え付け。南のほうは夏キャベツを4株定植済みであるから、その隣から北の端まで8株植え付け、程よい株間となった。
 今年は、たいていの夏野菜の植え付け時には、牛糞堆肥を植え付け穴に入れるのだが、昨年、接木ナスは無肥料で十分に育ったから、昨年どおり無肥料とした。
(4月25日)
 本日、支柱差し。株際に細い支柱を差し、軽く結わい付け。
(4月30日)
 ネキリムシに株元を1本食いちぎられていた。早速苗購入し、植え付けし直し。
(5月11日)
 畝全体の草叩き
(5月23日)
 下方の脇芽欠き、仮支柱を外し本支柱を差し、結わい付け直し。
(6月4日)
 成育はよく、少々遅れたが初生りを収穫5個。間もなく1個。2株はずっと先。
(6月12日)
 1株は生育が悪いが、他の株は初生りまたは2番生りを今日収穫。調子いい。
 補助支柱(最初の支柱より短い)を1株に2~3本差し込み。
(6月26日)
 まだ樹体はさほど大きくないが順調に収穫中。補助支柱追加差し、結わい付け。
(7月24日)
 7月10日頃からだろうか、どんどん生りだし、食べきれない。今日あたり一息ついた感がする。樹体はまだまだ大きくなり、今日、補助支柱追加差し。
(8月1日)
 収穫は確実に行っているが、非常に調子いい。これが無肥料かと不思議になるほど。
 株間のショウガ周りの雑草が伸びてきているので、紫ナスの畝全体の草叩きを行なう。特にショウガ周りを念入りに。
(8月15日)
 ひび割れなど不良が目立ちだしたが、まだまだ順調に収穫できている。評価★★★★☆
 畝間と法面を草刈機でざっと草刈り。
(9月5日)
 9月に入って生りが少々悪くなったが、少し小さ目で隔日収穫中。
 畝間を草刈機でざっと草刈りし、畝の草引き。
(9月26日)
 少し涼しくなり、実が膨らまなくなった。小さ目のものを収穫。
(10月14日)
 もう終わりそう。元気なのは1、2本。3日に1回、小さ目のものを収穫。
(10月21日)
 今日は小さな物を2個収穫できただけ。もう終わりだ。
(10月30日)
 小さなものを最終収穫。草刈機で刈り取り、残骸はヤーコンの畝間へ。

<2021年>
(4月15日)
 4月初めに草刈機でざっと草刈り。今日、スコップで畑起こしもどき(10cmピッチでスコップを差し込み、前へ少し押す)。
(4月30日)
 接木ナス苗(千両2号と中長ナス)各3ポットと普通苗6ポットを花屋さんで購入。
 ナスの連作・無肥料栽培が不作続きなのは、連作が原因か、無肥料が原因か、そのどちらの影響が大きいかを見るために、半分を接木苗(連作に耐える)とした次第。
(5月3日:購入苗定植)
 テンワで草叩きと削り上げをし、畝整形。購入苗12株を定植。支柱を各1本差し、軽く結わい付け。北から千両2号接木、中長ナス接木、普通苗の順。
 なお、苗は、植え付け直前に軽く散水後、竹酢液400倍散をポットの上から少々与えた。(竹酢液が土にしみ出すであろうから、これでもって土壌細菌の活性化を図る。)
(6月13日)
 接木苗は生育がいい。普通苗は昨年同様に生育が悪い。
 接木苗に支柱を斜めに2本ずつ差し、下のほうの芽欠きをした。
(6月23日)
 接木苗は生育が良く、今日、大半の株から初生りを収穫。少々遅すぎ。
 普通苗は1株以外はとんと生育が悪く、生長の負担となるから、生っている実を除去。
(6月26日)
 株周りを手で草引きし、テンワで草叩き、削り上げ。
(6月27日)
 出来のいい普通苗から1個初収穫。接木苗から3個を収穫。
(7月3日)
 接木苗からその後数個収穫。隣の畑の方には随分と負けるが、接木苗は調子いい。
 接木苗に小支柱を足し込みながら、枝を結わい付け。
(7月11日)
 調子良く収穫できているが、今日数個収穫するも1個以外は鳥にかなり突かれていた。
(7月20日)
 その後の鳥害はなく、順調に収穫できている。
 枝が伸びたので、支柱の先端に結わい付けたり、支柱を追加して結わい付け。
(7月25日)
 接木ナスは調子良く収穫できているが、普通苗は初生り収穫以来さっぱり。
 畝間と法面をざっと草刈り機で草刈り。
(8月1日)
 最盛期だろうか、接木ナスは隔日収穫で毎回10個ほど収穫。普通苗はさっぱり。
(8月8日)
 草刈機で畝間、法面の草刈り。
(8月24日)
 接木ナスは元気そのもの。ただし、尻が黄変しだしたものが出てきた。ひどいものは小さいうちに処分。隔日で毎回10個近くの収穫。評価★★★★☆
 普通苗のナスは今年も生育がとんと悪く、草刈機で刈り取り処分。例年、一毛作だが、ここには冬野菜を作付け予定。評価☆☆☆☆☆
(10月21、23日)
 接木ナスはまだまだ元気そのもの。尻の黄変も大したことない。ただし、4日前から冷え込むようになり、実の生育速度はガクンと落ち、小さ目のものも収穫。もう終わりだ。
(10月27日)
 もう実が大きくなることもなくなり、一部枯れだした。小さなものを収穫し、終了。
(11月7日)
 小さなものを4個収穫し、残骸処理。細かく枝を切り、畝に積み置く。
 
<2020年>
(3月31日)
 秋以来そのままにしていた昨年のトマト畝を3月16日にざっと草刈機(紐タイプ)で草刈りした。
 今日は、畑起こしもどきをしながら、牡蠣殻粉末&草木灰を適量入れ込む。微肥料栽培となるが、これで生育がよくならないだろうか。なお、草木灰が底を突き、北のほう3分の1程度しか草木灰は入らなかった。よって、栽培比較ができ、好都合となった。→全体に生育不良で効果分らず。
(4月27日)
 昨日JAで苗を購入。今日、南半分に「水なす」6株、北半分に「黒陽」6株定植。
 まず、雑草がけっこう生えているので、テンワで草叩きをし、削り上げ。
 等間隔に並べ、手で穴を掘り、植え付け。枯れ草がけっこう乗っていたので、半分は峰に埋め込み、半分は株周りに寄せ、苗のぐらつき防止と株周りの草抑え。
(5月3日)
 ずっと雨なしで少々ぐったりしだした。そこで水やり。
 一番北の苗は、芽に病気が着いたみたいで、芽をちぎり捨てる。
(5月4日)
 1株がネキリムシ被害に遭い、食いちぎられていた。JAで苗を購入し、再定植。また、一番北の不良苗は、一番南の淵に植え替え、これもJAで苗を購入し、再定植。
(6月1日)
 その後もネキリムシ被害が1本あり、そこは欠損のまま放置。
 草刈機(紐タイプ)で畝の法面と畝間をざっと草刈り。
(6月6日)
 雑草が目立ちだした。株周りを手で草引きし、畝全体をテンワで草叩き。
(6月15日)
 3本支柱立て。株周りの雑草を大雑把に引く。
(6月21日)
 本日、一番生りを半分の株から初収穫。今のところ去年より育ちがいい。
(7月5日)
 畝の法面・畝間を草刈機(紐タイプ)で草刈りし、草引き。生育はパッとしない。
(7月12日)
 久しぶりに4個収穫。多少は生育し、垂れ下がり枝をビニール紐で引っ張り。
 北のほう4株に木灰を散布し、その効果のほどを比較実験.→効果なし。
(8月3日)
 今年は梅雨の長雨と梅雨明けが遅れて、ナスに好都合であろうが、生育は依然としてパッとしない。時々1、2個の収穫。雑草が繁茂しだしたので、鎌でざっと草刈り。
(9月9日)
 雑草に負けそうで、先日ざっと草刈機で草刈りし、今日は鎌で草刈りした。
 その後も生育はほとんどない。実もほとんど収穫できず。評価☆☆☆☆☆
(10月5日)
 本日、撤去し、処分。処分先はヤーコンの畝間。
 なお、例年、紫ナスは一毛作としていたが、十六豆第2弾の後に予定していたブロッコリー&カリフラワーの第3弾が、十六豆がまだ生るから苗を植えられず、紫ナスが例年より早く終わったので、急きょここにそれらを植えることにした。
 畝の草叩きをし、叩いた雑草は隣のアスパラガス畝に。スコップで畑起こしもどきをし、蛎殻粉末を入れ込み、土を均して、直ぐにブロッコリー&カリフラワーの第3弾苗を定植。

<2019年>
(4月21日)
 連作するから、昨年の10~11月に畝を整備してある。枯草で覆われているから、たいして草は生えていないが、今日、草刈り機でざっと草刈り。
 コンパニオンプランツとして、小さなネギ苗の残りを2、30cm間隔で3本ずつ法面の下のほうに植えこんでおいた。なお、ネギ苗を植える辺りは丁寧に草引き。
(4月25日)
 JA売店で「トゲなし千両2号」を12株買う。
(4月28日)
 本日、定植。昨年の畝で連作、無肥料栽培。ただし、今年は1畝全部の作付けだが、去年は畝の半分(半分は枝豆)作付け。
 植え付けに先立ち、スコップを使って、畑起こしもどきをしておいた。
 植え付け後、ミニ支柱を株元に差し、結わい付けて風でもまれないようにした。
(5月12日)
 ネキリムシに1本やられた。JA苗を1本買い、補充。
(6月17日)
 コンパニオンプランツとして畝の片面に植えた小さなネギ苗の周りを5月に草引きしておいたが、雑草が繁茂し、隠れそうになった。また、紫ナスも同様だ。
 そこで、ネギ苗の周りの草引きは大変だからは処分することとし、畝の両サイドを草刈り機(紐タイプ)で丁寧に草刈り。
 無肥料栽培につき、なかなか大きくならない。一番生りの実がだいぶ大きくなっているので、全部切り取る。これで、少しは成育促進になろう。
(6月29日)
 成育促進に万田酵素がどれだけか期待できそうで、500倍散(仕様書には1000倍散となってるが、葉が雨で濡れており、また、今日は曇天で雨が降るやもしれぬから倍の濃さに)をたっぷり噴霧しておいた。
(7月7日)
 株周りを鎌でざっと草刈り、畝の法面を草刈り機で草刈、3本支柱立て。
(7月8日)
 2回目の万田酵素噴霧(1000倍散)
(7月23日)
 ほんの少々伸びるも枝はか細い。本日、枝を支柱に結わい付け。
 ほんの数個生り出している。
(7月28日)
 草刈機で畝の両サイドをざっと草刈りし、株周りは手で草引き。
(7月29日)
 6月17日の一番生り後、今日、2番生りを小さ目で2個収穫。
 3回目の万田酵素噴霧(600倍散)
(8月10日)
 樹勢は元気だが、ほんの少々生育しただけ。
 4日に2個、今日2個、2番生りを小さ目で収穫。
(8月19日)
 その後も相変わらずで、極めて細々とした収穫。
 畝の両サイドを大雑把に草刈り。
(9月12日)
 どれだけか元気が出てきたようで、秋ナスの形で小さ目で細々と収穫している。
(9月15日)
 畝の両サイドをざっと草刈りするも、3本支柱が邪魔になって不十分な刈りよう。
(10月27日)
 今日収穫したが、細々とした収穫も次回で終わりだ。昨年(猛暑)よりはいいが、施肥栽培に比べると不作もいいとこ。評価★★☆☆☆(少々甘い)
(11月10日)
 朝晩の冷え込みで、もう生らなくなり、最終収穫。
 根元から鎌で切り、根は残す。雑草を鎌で丁寧に刈り取り、畝に積み置く。ナスの残骸はヤーコンの畝間へ投入。
(11月17日)
 来年用の畝づくり。まず、枯れ草を畝の両サイドに退ける。小型ビッチュウで表土を数センチ削り、畝の両サイドへ。
 次に、刻み藁をばら撒き、スコップで畑起こしもどき(10~15cmピッチでスコップを差し込み、空気を入れ、土ほぐし)。このとき、刻み藁をどれだけか地中に入れ込めた。
 最後に、退けておいた枯草をばら撒き、鍬で土寄せしながら枯草を埋め込む。
(11月21日)
 雑草抑えと堆肥化のため、休耕田から枯草を搬入し、畝全体を覆う。

<2018年>
 昨年、須賀前の畑の東区画で半畝強(南半分強)、紫ナス(品種は「筑陽」)を7株栽培したが、今年は同じ畝で北半分強(昨年、枝豆を栽培し、冬野菜は作付けせず)を使い、7株栽培することとした。よって1、2株は連作の状態となる。
 冬季に畑起こしするとき、刻み藁や枯草をすき込んでおいた。前作の枝豆の残留肥料があるだろうし、豆が窒素固定して、十分な肥料が残っているであろうから、肥料は何も入れないが、今年は施肥栽培とさほど変わらないのではなかろうか。
 なお、こうした畝づくりをしたものだから、けっこうな高畝となってしまった。
(5月6日)
 4日にJAで品種「水なす」を7本購入。今日6日に植え付け。
(5月17日)
 120cm支柱で3本やぐら仕立て。なるべく下のほうで結わい付け。
(5月28日)
 草叩き、削り上げ。
(6月17日)
 樹体はまだ小さいが、初生りを2個収穫。草叩き、削り上げ。(6月24日2個収穫。)
(7月8日)
 まだ樹体は小さいが、実が生って垂れ下がるから、多くを支柱に結わい付け。
 今年初めてだが、枝は3本立てにすることとし、余分な枝や地上近くから出ている脇枝を切る。
(7月18日)
 梅雨明けして9日経つ。本日、何度目かのポツポツとした収穫。樹体はまだ小さい。生りは一休み。昨年と同様の傾向だ。
(7月23日)
 猛暑と雨なしが続く。簡単に畝の草叩き。畝間の草叩きと削り上げ。
 ここのところ、しばらく収穫できていない。ゴリゴリしたものが散見される。ひどいものは切り落とす。
(8月2日)
 猛暑と旱魃で、土がカラカラに乾いたせいか、生育は芳しくない。2個収穫するもゴリゴリしていそうだ。たっぷり水やり。(8日も)
(8月20日)
 雨がほとんど降らないせいか生育が悪いが、台風接近の恐れあり、少々長い枝を支柱に結わい付け。
(9月19日)
 8月2日以降、全然収穫できていない。雑草に埋もれそうなので草刈り機でざっと草刈り。
 小さな実が付いているから、いずれ収穫できようか。
(10月15日)
 その小さな実もゴリゴリしたものとなり、その後は全くならず、終ってしまった。評価★☆☆☆☆
 水を欲しがるナスにつき、今年の異常気象の影響甚大。
 株元から鎌で切り取り、柳の木の下に仮置き。支柱を撤去。
(10月23日)
 2日前に草刈り機で畝の雑草をきれいに刈り取っておいた。
 来年もこの畝で連作予定だから、地盤改良を行うこととした。三浦伸章「ガッテン農法」に基づく「硬盤くずし」である。
 まずビッチュウで表層の土10cmほどを畝の東側に退け、ついで耕土15cmほどを西側に除け、これで少し窪み状となった。再びビッチュウを使い、畝1mほどの分の土を20cmほど掘って窪みの上に退け、スコップを差し込み、前方に押し、硬盤くずしを行う。そのあと、休耕田から持ってきた枯草を敷き、窪みの上に退けた土を戻す。これを繰り返して、畝全体(6mほど)の硬盤くずしを行う。次に枯草を少々敷き、西側に退けた土、東側に退けた土の順で戻すのだが、全部は戻さず、気持ち低い畝とした。これは、ナスは水を欲しがるから低畝がいいからである。
 もっとも、土がけっこうほぐれ、枯草が入ったことにより、前とさほど違わない高さの畝となったが、枯草が分解されればどれだけか低くなることだろう。
 これで、土壌細菌も増えるだろうし、地下深くまで根を伸ばしやすくなったことだろう。
(10月29日)
 昨日草刈りをした休耕田の草を軽トラで運び、雑草抑えに畝全体を覆う。

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