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キュウリの作付け計画&第1弾(購入苗)の無肥料(→微肥料)栽培 [キュウリ]

(2023年からは別ページ→キュウリの手抜き栽培

 “たかがキュウリ。栽培なんて簡単”と、高をくくっていたが、これがなかなか難しい。原因の一つは自宅前の畑での栽培であるから、周辺の建物や林に概ね3方を囲まれ、日照はまあまあといったところだが、風通しが悪く、病害虫の発生が多いことにある。
 なお、キュウリの足は短く、長く収穫し続けたいから、2011年からは年3回作付けしてるが、第1弾は成功することが多いが、第2弾、第3弾はなかなかうまくいかない。
 ところで、2018年から自然農法「たんじゅん農」を導入し、無肥料栽培に挑戦することにした。このページで
それを記し、従前の有機肥料栽培については「キュウリの作付け計画&第1弾(購入苗)の栽培」で記録を残す。

<2022年>
 例年、キュウリの作付けは3回に分けで時差栽培してきたが、今年はトウモロコシを須賀前に畑に移すから、4回に分けて時差栽培することにした。
  第1弾 ゴールデンウイークに購入苗を定植
  第2弾 5月15日頃に種蒔き・ポット苗づくり(去年より15日早く)
  第3弾 6月10日頃に種蒔き・ポット苗づくり(去年より10日早く)
  第4弾 7月 5日頃に種蒔き・ポット苗づくり(今年初めての遅蒔き)

 以下、このページでは第1弾の栽培を記録する。
(4月11日)
 前作の小松菜は3月中旬に草刈機で草刈りしておいた。今日、畑起こしもどき(10cmピッチでスコップを差し込み、前へ少し押す)を行う。
(4月24日)
 キュウリ苗を昨日購入し、本日植え付け。例年どおり14株とし、植え付け穴をテボで大きく掘り、牛糞堆肥を両手でひとつかみ(約1リットル)入れ、土とかき混ぜてから植え付け。
 例年無肥料では出来がイマイチなので、初期生育を促すため、こうした。
(4月25日)
 例年どおり、ウリハムシ対策のため、寒冷紗でトンネル仕立て。
(5月31日)
 ウリハムシがいるかどうか定かでないが、随分と大きくなったので寒冷紗を外し、支柱を立て、漁網を張り、這っているキュウリを立て直し、麻紐で結わい付け。
 株元の雑草を手で引き、法面を削り上げ。
 なお、3日前に食べ頃となった2本を収穫したが、後が続かない。
(6月11日)
 その後、4本まとめて取り、一昨日2本、今日1本収穫。
 牛糞堆肥を入れたせいか、昨年より調子いいが、成育はあまり芳しくない。
(6月26日)
 ポツポツ生っている。小型コテで草叩き。
(7月7日)
 牛糞堆肥が効いたのか、ここ3日前から1日4本程度の収穫が続き、調子いい。
(8月1日)
 もう10日前ぐらいから生りが悪くなり、裏生りの状態。牛糞堆肥を入れたせいで、今年はまずまずの成績。評価★★★☆☆
(8月8日)
 後作の種蒔きを考え、株周りの草を手で引き、テンワで畝の法面、畝間の草削り
(8月14日)
 らしいキュウリを1本収穫し、あとはもうダメだから、垣根壊し。残骸は柿畑へ。
(8月16日)
 後作はホウレンソウにつき、土ごしらえ。
 苦土石灰、石灰窒素を十分に撒き、有機石灰、鶏糞、牛糞堆肥を少々撒く。
 その後で、小型ビッチュウで肥料をはつり込み。

<2021年>
 今年の計画。取らぬ狸の皮算用となってしまうかもしれないが、次のように予定したい。
  第1弾 ゴールデンウイークに購入苗を定植
  第2弾 5月30日頃に種蒔き・ポット苗づくり(去年より10日遅く)
  第3弾 6月20日頃に種蒔き・ポット苗づくり(去年より10日早く)

 以下、このページでは第1弾の栽培を記録する。
(4月3日)
 前作のホウレンソウ畝をざっと草刈機(紐タイプ)で草刈りした。
(4月11日)
 畑起こしもどき(10cmピッチでスコップを差し込み、前へ少し押す)を行う。
(5月3日:購入苗定植)
 テンワで草叩きと削り上げをし、畝整形。花屋さんで購入した苗14株を定植。
 なお、苗は、植え付け直前に軽く散水後、竹酢液400倍散をポットの上から少々与えた。(竹酢液が土にしみ出すであろうから、これでもって土壌細菌の活性化を図る。)
 毎年のようにウリハムシの襲来に備えて、防虫ネット(寒冷紗)を張る。
(5月30日)
 だいぶ大きくなり、寒冷紗を外す。ウリハムシはいそうにない。
 支柱を立て、麻紐で2段結わい付けしてから、キュウリを支柱に結わい付け。
 失念し最後になったが、ツルが絡みやすくするよう漁網を張る。
(6月9日)
 球根性雑草をテボで掘って除去。その他雑草はあまり生えておらず、草叩きせず。
(6月10日)
 順調に生育しており、本日初収穫2本。
(6月27日)
 今年は全般に生育が芳しくない。辛うじて自家消費分が賄える程度で、そろそろ終了。
 雑草は少ないが法面を軽く草叩きし、峰に退けてある雑草で根付いたものを引き抜き。
(6月29日)
 葉っぱに例年どおりの病変が進み、その葉っぱを切り落とす。14株中、半分ほどの株は生育が悪く、あらかた病変しており、処分。
 くずっぽいものを2個収穫し、毎日収穫(1~2個)は今日でおしまい。
(7月10日)
 その後は、2、3日に1本収穫。生りそうな株は数株あるかなしか。評価:★☆☆☆☆
(7月21、23日)
 生き残っているのは5株。土が乾いてきているからジョーロで水やり。
(8月10日)
 5株が生き残っているが、もう生りそうになく、今日、垣根壊し。
 雑草がけっこう生えており、テンワで草叩き。

<2020年>
(3月30日)
 秋以来そのままにしていた昨年のキュウリ第1弾畝を3月16日にざっと草刈機(紐タイプ)で草刈りした。今日は、畑起こしもどき(10~15cmピッチでスコップを差し込み、前へ少し押す)をしながら、牡蠣殻粉末&草木灰を適量入れ込む。微肥料栽培となるが、これで生育がよくならないだろうか。
 さて、今年の計画。取らぬ狸の皮算用となってしまうかもしれないが、次のように予定したい。
  第1弾 ゴールデンウイークに購入苗を定植
  第2弾 5月20日頃に種蒔き・ポット苗づくり(来年は遅らせたほうがいい)
  第3弾 7月1日頃に種蒔き・ポット苗づくり

 以下、このページでは第1弾の栽培を記録する。
(4月27日)
 昨日、JAで苗(夏すずみ)を14本(予定は16本)購入。今日、植え付け。
 雑草がどれだけか生えているので、テンワで叩き、削り上げ。
 ポット苗を等間隔で並べ置き、テボで穴を掘り、植え付け。叩いた雑草は手でほぐして泥を落とし、株周りに寄せてキュウリのぐらつき防止と草抑え。
 ウリハムシの襲来に備えて、防虫ネット(寒冷紗)を張る。
(5月2日)
 ずっと雨なしだから、ホースで散水。翌日ジョウロで水やり。
(5月28日)
 だいぶ大きくなり、寒冷紗をキュウリ第2弾に使いたいから、今日、外すことにした。
 支柱を立て、麻紐で3段結わい付けしてから、漁網を張り、ツルが絡みやすくする。最後にキュウリを支柱に結わい付け。
(6月5日、7日)
 ずっと雨なしだから、5日にホースで散水、7日にジョウロで水やり。
(6月8日)
 わりと順調に生育し、今日、3本初収穫。明日3本。
(6月9日)
 伸びて倒れそうなものがあり、支柱に結わい付け。草叩きし、削り上げ。
(6月15日)
 3日前から毎日2本程度の収穫。まずまずの成績。
(6月24日)
 その後は1日1本程度で、3日前に途絶え、今日3本収穫。しばらく1日1本程度となろうが、昨年よりは成績が良い。
(7月3日)
 東の方は生育が悪く、土壌が酸性化しているきらいがあり、木灰を株周りに散布。
(7月12日)
 3日の行為を失念しており、今日、再度木灰散布。
(7月29日)
 その後の生育は良く、毎日3、4本の収穫。木灰散布が功を奏したのか、東のほうの生育もまずまず。
 2、3日前にピークを過ぎた感がするが、まだ伸びに伸びる株もある。
(8月7日)
 ここのところ1日に2本程度で、今日でしばらくストップ。評価:★★☆☆☆
(8月16日)
 数日前から採れなくなり、本日処分。垣根を壊し、雑草をテンワで叩く。

<2019年>
 2017年冬野菜までは慣行農法により有機肥料栽培していたが、後作の2018年夏野菜から自然農法「たんじゅん農」を導入し、無肥料栽培に挑戦することに。
 2018年夏野菜用の畝作りに当たり、畑起こしのときに刻み藁や野菜の残骸、枯草を入れてすき込んだり、畝下に藁を敷き込んだりして、けっこう大がかりの処置をした。
 その後は、スコップで畝起こしもどきをした程度であり、2018年晩秋に休耕田から枯草を搬入し、畝を覆い、雑草抑えと堆肥化を目論んだ。
(4月1日)
 さて、今年の計画。取らぬ狸の皮算用となってしまうかもしれないが、次のように予定したい。
第1弾 ゴールデンウイークに購入苗を定植
 初生り:5月下旬?
 収穫ピーク:6月中旬~6月下旬?
 最終収穫:7月上旬?
第2弾 5月20日に種蒔き・ポット苗(「野口のタネ」で購入の「ときわ地這」)
 初生り:7月上旬?
 収穫ピーク:7月下旬~8月上旬?
 最終収穫:8月下旬?
第3弾 7月1日に種蒔き・ポット苗(「野口のタネ」で購入の「新夏秋地這」)
 初生り:8月中旬?
 収穫ピーク:8月下旬~9月上旬?
 最終収穫:?

 以下、このページでは第1弾の栽培を記録する。
(4月25日)
 自宅前北東区画のホウレンソウ跡で、キュウリは連作となる。昨年のキュウリから無肥料栽培で、前作のホウレンソウはまずまずの出来であった。
 昨日、JA売店で「北進」16株を買い、今朝、定植。
 植え付け前に、広幅畝をスコップで畑起こしもどき(10cm間隔、2列)し、空気を入れ込んでやった。
(4月28日)
 ネキリムシにやられたのであろう、2本が株元近くでちぎれていた。そこで、JA売店へ行って苗を2本購入し、植え直しておいた。品種は「北進」とは別のものしかなかった。
(5月5日)
 また1株やられた。JAで苗を買ってきて、別品種で埋める。
 ウリハムシについては毎日観察していたが、今日になって、かなり集り出し、一部の葉は穴あきがひどい。そこで、防虫ネット掛けし、完璧を期した。
(5月26日)
 けっこう成長して防虫ネットにつかえだした。防虫ネットを今日定植するメロンに使いたいから、ネットを外す。
 支柱を立て、ビニール紐で2段結わい付けしてから、漁網を張り、ツルが絡みやすくする。最後にキュウリを支柱に結わい付け。
(5月31日)
 ウリハムシはほとんど来ず、葉はまず食われていない。
(6月5日)
 ウリハムシは依然としてほとんど来ず、葉の被害なし。
 今日、初生り1本収穫。明日は2本収穫できよう。
 無肥料栽培にしたら、初期生育が鈍り、初生りは2年連続10日ほど遅れた。
(6月20日)
 ずっとぼつぼつ収穫できていたが、あと1本を残して当分なし。昨年は無肥料1年目で低調であったが、今年はもっとひどく、成育も悪く、収穫は悲惨な状態だ。
(6月29日)
 成育促進に万田酵素がどれだけか期待できそうで、500倍散(仕様書には1000倍散となってるが、葉が雨で濡れており、また、今日は曇天で雨が降るやもしれぬから倍の濃さに)をたっぷり噴霧しておいた。
(7月1日)
 昨日3本収穫できたが、3、4日途切れ、その後はちょっと望みがなさそうで、今年の第1弾キュウリは、もう諦めるしかなかろう。
 そこで、土壌改良の一つの方法として、この畝の法面両側にトウモロコシを作付けし、十分に根張りさせることにした。幼苗だが、今日、密に定植した。
 なお、トウモロコシは第1弾、第2弾ともに肥料不足で雌花を付けず、無収穫に終わるが、この畝も同様に肥料不足だから、収穫は期待していない。
(7月15日)
 その後も、どれだけも採れず、今日1本を収穫したが、枯れたものが半分あり、もうだめだ。間もなく第2弾が生り出すから、そちらを期待しよう。評価:★☆☆☆☆
(9月10日)
 この畝には7月1日にトウモロコシ第4弾を両サイドに定植したので片付けが遅くなった。トウモロコシも終わり、今日、垣根を撤去。
(9月11日)
 枯草を畝の両側に退け、畝の法面両側を鍬で溝立てし、枯草を埋め込み。後作にはどれほども役立たないだろうが、連作する予定の来年のキュウリ第1弾の土壌改良として役立つだろう。

<2018年>
(5月6日)
 4日にJAでキュウリ苗「北進」を16本購入。残り苗しかなく、生産者は3名ほどになる。今日6日に植え付け。残り苗につき、質が悪いものがあって、1本が枯る。
 前作は正月菜で、正月菜の残骸(青いまま)と刻み藁をすき込んである。今年は肥料を入れず、残留肥料での栽培となる。
(5月8日)
 ウリハムシが定植後すぐにやって来た。当日は時間がなかったので、今日、防虫ネット掛け。被害は軽微。
(5月14日)
 葉が部分的に黄色くなるものが目立つ。生育不良になりはしないか?
(6月5日)
 その後、何とか少しずつ順調に生育しだした。だいぶ伸びた苗もあり、今日、防虫ネットを外して、支柱立てすることに。
 生育はバラバラで60cmほどのものが多いが、40cm程度のものもある。株間に支柱(長)を差し、ビニール紐を3段張り、キュウリを支柱に結わい付け。
 最後に漁網を張り、ツルが絡みやすくする。
 なお、1本だけ程よい大きさのキュウリが収穫できた。
(6月10日)
 雑草が多いので、畝を削り上げ。
(6月14日)
 2本目の収穫が遅れたが、今日2本収穫。明日1本、明後日1、2本と続く。
(6月21日)
 1日に2本程度と例年の半分の収穫。背もなかなか高くならない。適度なお湿りがあり、条件はいいのだが、どうしたことだろう。
(7月7日)
 毎日3、4本程度で続いているが、どうらやピークは終わったようだ。相変わらず背は低い。
(7月20、21日)
 毎日3本程度と続き、少しは背も伸び、まだまだいけそう。
 梅雨が明けて10日以上経ち、ここ数日の猛暑で、土がからからに乾いており、ホースを伸ばして水やり。
(7月30日)
 3、4日前から、1日に1、2本と生りが悪くなった。樹体はまだまだ元気。第2弾の2番生りが当面先だから、もう少し頑張ってほしい。
(8月8日)
 第2弾が生り出したものの、苦くて食べられず、第1弾が頑張ってくれたが、今日の4本でほとんど終了。
 無肥料であったが、残留肥料のせいか、まずまず通常の生育をし、収穫にも変化はなかった。初生りは随分と遅れたが、けっこう足が長く、7月上旬で収穫終了の見込みが、8月8日まで引っ張ることができた。評価:★★★☆☆
(8月11日)
 まだ1日に2本程度収穫できる。第3弾が当面望めないので、しばらく残すことに。でも、後作準備のため、枯れ木除去、枯葉除去、畝の草削り。
(8月17日)
 今日、くずっぽいもの4本を収穫し、完全に終了。翌日、撤去処分。

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