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オクラの無肥料(→減肥料)栽培 [オクラ]

(2023年からは別ページ→オクラの手抜き栽培

 オクラの栽培は慣れればわりと簡単である。けっこう密植しても問題ないし、1本植えでなく3本植えしてもよく、初期にネキリムシに株元を食われることがあるから、最近は3本植えにし、1、2本食われても欠損しないようにしている。
 なお、複数本植えに関して、ネット記事に次のものがあった。
 オクラの成長は早いので、毎日畑に通えないような場合は、収穫が遅れてさやが固くなってしまいます。
 そんな場合は、種まきを1箇所に4粒以上にし、そのまま間引かず育てます。(1ヶ所に4株ほどが目安)
 そうすることで樹勢が弱まって生育が遅くなり、草丈も小ぶり、さやの成長もゆっくりになるため、やわらかいまま収穫できる期間が長くなります。
 なお、樹勢が弱くなるため、1株当たりの収穫量は減りますが、本数が多いので、トータルでの収量は上がります。
 こうしたことから、例年、種蒔きなり苗作りをたくさん行うことにしている。なお、種は毎年自家採取している固定種だ。
 作付けは、毎年、須賀前の畑に1畝を作付けし、自宅前の畑で空いた所があれば適当に作付けしてきたが、2015年からは出来のいい須賀前の畑だけにした。須賀前の畑は例年まずまず収穫でき、当店のお客様にもけっこう差し上げられる。
 オクラの栽培法であるが、今まで、苗作りはやったりやらなかったりで直播きすることも多かったが、2014年からはポット苗を露地で育苗することにしている。少々遅めの栽培は発芽もしやすく、病害虫も付きにくい感がし、初生りは7月上旬と遅れるものの、これで十分である。
<参考>
2014年 種蒔き:4.20 定植:5.26 初生り:7.01
2015年 種蒔き:5.18 定植:6.09 初生り:7.20
2016年 種蒔き:5.14 定植:5.29 初生り:7.11
2017年 種蒔き:5.15 定植:5.28 初生り:7.08
2018年 種蒔き:5.14 定植:5.27 初生り:7.09 無肥料栽培
2019年 種蒔き:5.13 定植:5.25 初生り:7.11 無肥料栽培
2020年 種蒔き:5.17 定植:5.30 初生り:7.16 無肥料栽培
2021年 種蒔き:5.16 定植:6.06 初生り:7.16 無肥料栽培
2022年 種蒔き:5.15 定植:6.05 初生り:7.14 微肥料栽培

 ところで、2017年春に自然農法「たんじゅん農」を知り、2018年からは無肥料(2022年は減肥料)かつ連作栽培に挑戦することとした。
 ただし、2018年作付けの白ナスは2畝のうち1畝を連作障害から避けるため、前年のオクラ栽培畝で栽培することとし、2018年のオクラは前年の白ナス畝での栽培とした。
 そうしたところ、白ナスの連作は問題なかろうという結果となったので、オクラは前の畝に戻して、以降連作することにした。
 このページでは2018年からの無肥料栽培について記事にし、2017年までの有機肥料栽培については「オクラの有機肥料栽培」に記事を残す。

<2022年>
 無肥料栽培5年目となる2022年。年々出来が悪くなる傾向にあり、2020年はスコップでの畑起こしもどきと表層への刻み藁入れ込みを行ない、2021年は土壌の酸性化防止のため、スコップでの畑起こしもどきしながら牡蠣殻粉末を入れ込んだ。
 でも、効果は感じられず、改めて刻み藁で土壌改良することとした。
<畝の土壌改良、畝整備>
(2021年10月31日)
 全部きれいに枯れており、草刈機で根元から刈り取り。雑草も草刈機でざっと刈る。
(11月21日)
 枯れ草を排水路用地に退ける。ビッチュウで畝の盛り土を両側に退ける。刻み藁をけっこうな量ばら撒き、フラットになった畝を起こしながら刻み藁をすき込む。
 西側に退けた土にはあらかじめ刻み藁を撒いてあり、刻み藁と土を元に戻す。
 最初に退けた枯草を敷き詰め、東側に退けた土をかぶせる。
 こうして刻み藁がけっこう深い所まで入ったから、土壌改良ができたと思う。来季のオクラの生育が楽しみ。
 なお、この畝は南側が幅広になっているので、北の端と同じ幅に全体を縮小する。中央あたりから南にかけての残土は西隣りのニンジン畝へ寄せておいた。これにより、来年からのニンジンは南のほうがけっこう幅広の畝での栽培となる。台形の畝だからちょうどいい。
(2022年3月21日)
 細かな草を叩き。そして、畝の東側は排水路の公共用地で1m弱の幅があり、オクラ畝との間が畝間のように低くなって、オクラ畝が高畝となっているから、公共用地の盛り土をオクラ畝のほうに鍬で移動させて畝間を解消し、どれだけかなだらかな勾配を持った広幅の畝にした。
(4月17日)
 スコップで畑起こしもどき。

<種蒔き・育苗>
(5月16日)
 今年も30ポットを用意し、4粒ずつ埋め込んだ。保温措置せず露地で育苗。
 今年も昨年同様に複数本仕立てにする予定。
(5月28日)
 種蒔きして12日経ち、芽吹いたものはまずまず生育したが、発芽率は30%程度(昨年は40%、一昨年は90%超)で、1ポットに1~2本発芽が多く、0本のポットもある。そこで、全部芽吹いたら4本になるよう、追加して種を埋め込み。なお、その際、ほじったら発芽しそうな種が2個あった。

<定植畝の整備・植え付け>
(5月11日)
 畝全体の草叩き
(5月25日)
 草叩きと削り寄せし、少々畝整形。
(6月5日)
 苗はまだ小さいが、定植に耐え得る大きさだし、今晩からまとまった雨が降るので、今日、定植することに。
 ところで、白ナスと一緒にオクラも定植することにした。そこで、考えた。白ナスもオクラも足が長く、一毛作で無肥料連作しているから、単一栽培畝とするよりも、2種類混植にしたほうが育ちが良くなるのではなかろうかと。
 白ナス苗は33ポットあり、オクラ苗は30ポットある。3畝に交互に植え付ければ、ちょうどうまく納まる。もっとも、ネキリムシ被害に遭ったら、その部分は歯抜けになるが、昨年の植え方だと両方とも予備苗を残し、苗の若干は処分しているから、それを思えば歯抜けになったっていい。
 ということで、1畝(10m強)に白ナス11株、オクラ10株を定植することにした。まず、白ナスを1畝に11株均等に植え付け、その株間にオクラ10株という、やり方である。
 なお、白ナスもオクラも無肥料で栽培していたが、今年は植え付け穴に牛糞堆肥を両手で一握り(約1リットル)を投入し、初期の根張りを促進させることにした。また、苗には、定植前に木酢液500倍散をポットの上からジョウロでたっぷりかけておいた。(木酢液が土にしみ出すであろうから、これでもって土壌細菌の活性化を図る。)
(6月29日)
 オクラ苗はだいぶ生育してきた。株周りはたいして雑草が生えていないが、畝全体に雑草が繁茂しだした。テンワで草叩きし、削り上げ。
(7月14日)
 本日初収穫。20個ほど。昨年とほぼ同日の初収穫。
(7月24日)
 隔日で収獲しているが、昨年より育ちが良く、収穫も多い感がする。
 小型コテでざっと草叩き。
 非常に順調に収穫できている。西2畝は、草刈機で法面&畝間を草刈り。
(9月20日)
 今年は軽く施肥したせいか、とても豊作であった。1週間ほど前から、収穫量が落ちたが、主軸は終わったものの脇芽がけっこう出ていて、そこから収穫できている。なお、連作畝は、ここにきて生りが非常に悪くなった。評価★★★★☆
(10月14日)
 ここ10日ほどは3日に1回の収穫。前回から、3畝中、生るのは中央の畝のみ。
(10月21日)
 3日に1回の収穫。今日は3個収穫できただけ。もう終わりだ。
(10月30日)
 まだどれだけか細々収穫できそうだが、同じ畝の白ナスが終わったから、全部一緒に草刈機で刈り取り、残骸はヤーコンの畝間へ。

<2021年>
 今年で無肥料栽培4年目となる。初年度から成績は合格点が付けられたが、2020年は少々不作となった。2020年はスコップでの畑起こしもどきと表層への刻み藁入れ込みを行なったが、2021年は土壌の酸性化防止のため、スコップでの畑起こしもどきしながら牡蠣殻粉末を入れ込むこととした。
(2021年3月22日)
 あまり雑草は生えていないが、ついでがあり、草刈機(紐タイプ)でざっと草刈り。
(4月5日)
 スコップで畑起こしもどきしながら牡蠣殻粉末を入れ込む。北2mは牡蠣殻が足りず。
(5月14日)
 どれだけか草が生えており、明後日から梅雨入りの感がするから、しっかり草叩き。
(5月16日)<ポットに種蒔き>
 無肥料栽培であまり大きく生長しないから株間を有機肥料栽培時より少々狭め、今年は30ポットを用意し、4粒ずつ埋め込んだ。今年も昨年同様に複数本仕立てにする予定。
 なお、30ポットとしたのは、同日ポット種蒔きした枝豆(小ポット20)とトウモロコシ(中ポット16<4粒種蒔き>)で苗トレイが2個満杯となったから。
(5月24日)
 4月5日にスコップで畑起こしもどきしながら牡蠣殻粉末を入れ込んだのだが、これを失念しており、今日また同じ作業をしてしまった。
(5月28日)
 種蒔きして12日経ち、過半はけっこう生育したが、発芽率は40%程度で、不発芽ポットが数個ある。そこで、不発芽ポットを中心に種を埋め込み。
(6月6日)
 遅れて発芽しだしたのか、追加種蒔きしたポットは幾本もの芽吹きとなった。
 本日、定植。最大4本立てにし、27ポットが植えられた。3ポットは予備とする。
(6月25日)
 ネキリムシ被害は全くなく、予備苗は不用となった。
 法面や株間に若干草が生えだしており、テンワで草叩きしつつ削り上げ。
(7月16日)
 本日、大量に初収穫。昨日収穫すべきであり、少々大きくなりすぎたものあり。
(8月24日)
 隔日収穫しているが、前々回からガクンと減り、今日は無収穫。樹勢はまだまだ十分に元気だが、長雨と朝の涼しさで急激に収獲が減ったようだ。
 雑草が目立ちだし、畝の法面を草刈機で草刈り。
(8月30日)
 株周りの草を手でざっと引きながら、隣の公共用地(排水路土手)の草刈をした雑草を畝に敷き込み。ひと頃の勢いはなくなったが、全ての株がまだまだ元気だ。
(10月10日)
 9月末まで順調に収穫できたが10月に入って枯れるものが多くなった。暑い日が続くが生り様は限界にきた。小さなものを収穫し、これまで。評価★★★☆☆
(10月31日)
 全部きれいに枯れており、草刈機で根元から刈り取り。雑草も草刈機でざっと刈る。

<2020年>
(5月3日)<定植畝の整備>
 昨年の11月にオクラの畝を整備(スコップでの畑起こしもどきと表層への刻み藁入れ込み)し、雑草抑えに枯草を覆っておいた。今年、連作し、無肥料栽培3年目。
 枯草は風でだいぶずり落ち、草がどれだけか生えており、今日、草叩き。
(5月17日)<ポットに種蒔き>
 無肥料栽培であまり大きく生長しないから、昨年は少し株数を増やし1畝(約10m)28株としたので、今年は予備を含めて35株用意することにした。種は35ポットに4粒ずつ埋め込んだ。今年も昨年同様に全株とも複数本仕立てにする予定。
(5月30日)<畝の整備、定植>
 雑草はたいして生えていないが、テンワで奇麗に叩く。
 発芽率は非常に高く、各ポット3、4本。まだ小さいが定植可能だ。本日、定植。
 約40cm間隔でテボで穴を掘ったところ、22穴となった。昨年、一昨年の28に比べるとだいぶ少ない。穴にたっぷり水を差し、植え付け。
 昨年同様に全部3本仕立てでいく。今のところ3~4本立て。しばらくこのまま様子見し、ネキリムシ被害が終わったところで3本にする。予備苗は十分ある。
(6月6日、7日)
 畑が乾いてきており、当分雨なしだから、2日連続たっぷり水やり。
 1株だけネキリムシに食われて1本だけになっていた。
(6月10日)
 カラカラ天気が続いていたが、今日の午後から雨となり、梅雨入り。
 よって、今朝、1本立てになってしまった株を予備苗(3本立て)で再定植。
(7月5日)
 畝の法面・畝間を草刈機(紐タイプ)で草刈り。株周りを手で草引き。
(7月12日)
 北のほう3分の1ほど木灰を散布。生育を比較実験する。
(7月16日)
 本日、初収穫(7、8個)。長雨が影響してか、昨年より数日遅れ。
 樹体はまだまだ小さい。長雨のせいか枯れたものも散見される。
(7月29日)
 隔日で順調に収穫できている。実を付けない生育の悪い樹体が散見される。
(8月3日)
 鎌でざっと草刈り。
(8月29日)
 隔日収穫であるが、今年は前々回あたりから10個も採れなくなった。樹体も小さいままで、お盆頃から枯れるものも出てきた。細々とした収穫がどこまで続くか。北のほう3分の1ほど木灰を散布したが、成績に差はない。評価★★☆☆☆
(9月9日)
 前回は数本収穫できたが、今日は2個。もう早々と終わるのか。1か月早い。
(11月22日)
 その後はほとんど収穫できず、順次枯れ、今日、残骸をヤーコンの畝間に放る。
 雑草をテンワで草叩きし、田んぼから刻み藁を搬入し、雑草抑え。

<2019年>
(5月3日)<定植畝の整備>
 昨年の10~11月に畝を整備してある。枯草で覆われているから、たいして草は生えていないが、今日、草刈り機でざっと草刈り。
 コンパニオンプランツとして、小さなネギ苗の残りを2、30cm間隔で3本ずつ法面の下のほうに植えこんでおいた。なお、ネギ苗を植える辺りは丁寧に草引き。
(5月13日)<ポットに種蒔き>
 1畝に20株以上植えられるから、種は28ポットに4粒ずつ埋め込んだ。種は十分あり、2割ほど使っただけ。今年は全株とも複数本仕立てにする予定であり、例年1ポット3粒であったものを今年は4粒とした。
(5月23日)<定植畝の整備>
 間もなく定植の時期が来る。細かな雑草が繁茂しており、テンワで奇麗に叩く。なお、ネギ苗周りは手で丁寧に草引き。
(5月25日)
 発芽率は非常に高く、各ポット3、4本。まだ小さいが定植可能だ。本日、定植。
 35cmの間隔で28穴をテボで掘り、たっぷり水を差す。当分の間、雨らしい雨が望めないからだ。手で埋め込み、たっぷりの枯草と2日前に叩いた雑草を畝全体に敷き直しておいた。
 今年は全部3本仕立てでいく。最初から1本だとネキリムシにやられると困る。また、昨年の実験で、1本仕立ても3本仕立ても収穫量に差はなかったからだ。
(6月6日)
 ネキリムシに北端2株を株元から食われる。その隣の3本立てをばらして補充する。根がどれだけかちぎれ、土も落ちてしまったから生育遅れとなろう。
 早朝に移植したのだが、この3株に水やりしなかったから、強い日差しで昼過ぎにぐったり。あわてて水やり。
(6月9日)
 移植3株のうち1株は枯れたので、3本立ての株から1本引き抜き、再移植。根がほとんどないから大幅な生育遅れとなろうが、梅雨に入ったから枯れることはなかろう。
(6月17日)
 再びネキリムシ被害あり。2箇所が欠損。
 コンパニオンプランツとして畝の片面に植えた小さなネギ苗の周りを5月に草引きしておいた。そのネギを切らないようにして、草刈り機(紐タイプ)で草刈りし、反対側はオクラを切らないようにして草刈り。
(6月29日)
 まずまず生育しかけてきた。さらなる成育促進には万田酵素がどれだけか期待できそうで、500倍散(仕様書には1000倍散となってるが、葉が雨で濡れており、また、今日は曇天で雨が降るやもしれぬから倍の濃さに)をたっぷり噴霧しておいた。
(7月7、8日)
 株周りを鎌でざっと草刈り。畝の法面を草刈り機でざっと草刈り。
 万田酵素(1000倍散)を2回目の噴霧。
(7月16日)
 1週間ほど前に手入れをしたとき、間もなく収穫できそうであったのを忘れており、今日、初収穫。樹体はまだまだ小さいが、かなり生っていた。もう数日前から収穫すべきであった。
(7月28日)
 毎日または隔日で収穫している。まずまずの収穫だ。
 畝の両面をざっと草刈りし、株周りを手で草引き。
(7月29日)
 3回目の万田酵素噴霧(600倍散)
(8月16日)
 まずまずの収穫がずっと続いている。
 昨日から今朝がたの台風の強風で傾くものが何本かあり、足で土寄せし、立て直し。
(8月19日)
 病害虫の被害もなく、順調に収穫が続いている。
 東法面を草刈機でざっと草刈り。
(9月15日)
 昨年はこのころに病害虫の被害が出てきたが、今年はそうしたこともなく、順調に収穫が続いている。まだまだ樹体は元気だ。
 畝の両法面を草刈機でざっと草刈り。
(10月2日)
 9月25日頃まではまずまずの収穫が続いていたが、それ以降、ガクンと落ちた。南端の2、3株、北端の1株以外は終わりを告げた。
 ここのところ隔日収穫で、今日は3本だけ。間もなく終わりだ。評価★★★☆☆
 ところで、北端の1株(1本立て)だけは施肥栽培していたときと同程度に生育し、まだ元気に実を付けている。不思議なものである。
(10月27日)
 ほとんどがすっかり枯れて、簡単に引き抜ける。オクラの残骸はヤーコンの畝間へ投入。繁茂した雑草を叩いておいた。
(11月17日)
 来年用の畝づくり。まず、枯れ草を畝の両サイドに退ける。小型ビッチュウで表土を数センチ削り、畝の両サイドへ。
 次に、刻み藁をばら撒き、スコップで畑起こしもどき(10~15cmピッチでスコップを差し込み、空気を入れ、土ほぐし)。このとき、刻み藁をどれだけか地中に入れ込めた。
 最後に、退けておいた枯草をばら撒き、鍬で土寄せしながら枯草を埋め込む。
(11月21日)
 雑草抑えと堆肥化のため、休耕田から枯草を搬入し、畝全体を覆う。

<2018年>
(5月14日)
 1畝に20本以上植えられるから、種は28ポットに3粒ずつ埋め込んだ。種は十分あり、1、2割使っただけ。
(5月20日)
 全部の株がほとんど綺麗に芽吹いた。
(5月27日)
 本日定植。株間40cmで25株植わった。多くは1ポットに2、3本芽吹いているが、しばらくこのままでいく。こうしておけば、ネキリムシに株元を食い千切られても欠損箇所はまず生じない。なお、3ポット余り、これは引き続き育苗することとし、欠損株の予備とする。
(6月17日)
 だいぶ大きくなり、ネキリムシの被害は皆無のよう。
 南半分は一番大きい株を残し、他を切り取る。北半分は今年初めての試みだが、3本立てのまま、生育させることにした。
(7月9日)
 本日5個初収穫。畝全体を手で草引き。
(7月11日)
 まだ背が低いが、かなり生り出し、毎日収穫。
(8月6日)
 カラカラ天気で猛暑が続いているが、順調に生り続けている。雑草が目立つので、手でどれだけかを引いて、畝に乗せておく。
(8月17日)
 無肥料のせいか、なかなか背が高くならないが、生りは順調で、虫害は例年より少ない。
 今年から、下のほうの葉は適宜切り落としている。そのせいか、例年発生する「葉の軸に虫が入って折れる」ということがマレとなった。
 葉巻虫の被害も初期には散見されたが、今は全くない。
 実の虫食いもほとんどない。
 若干曲がった実ができる。これは虫が入ってのことだろうが、例年並み。
(8月30日)
 毎日収穫も今日は5個と少なくなった。枯れる木も出てきたし、元気さがなくなりつつある。肥料不足で背が低いままで終わることとなろうが、生りようは例年並みの感がする。
 ちぎり忘れはたったの3個で、これが来年用の種となる。その後2個。
(9月11日)
 4日に台風が襲来し強風が吹いたが、オクラの背は低く何事もなかった。9月から急に涼しくなり、オクラの元気もなくなり、ぼつぼつ生ってくれているも、型のいいものは少なくなってきている。
(9月19日)
 今日数本の収穫で、少々早いが、あとは期待できない。虫食いもひどくなってきた。評価は★★★☆☆
 ところで、南半分の1本立てと北半分の3本立ての収穫量比較だが、1本立てはその後枝が出て2、3本立てと同様の状態となり、収穫に大差はない感がした。そして、3本立ては若干早く枯れていく感がした。ネキリムシや何かの被害で欠株する恐れのある1本立てより3本立てのほうが安心して栽培できるから、来年以降は3本立てでいくことにしよう。
(9月27日)
 23日に数本収穫し、27日も数本収穫。
(10月13日)
 2本収穫して完全に終了。
(10月15日)
 後作の白ナスのために、畝づくりをする。
 オクラの株元を鎌で切り取り、柳の木の下へ。まず草刈り機(紐タイプ)で丁寧に草刈りし、ほとんど枯草となった雑草やイチゴ苗の残りをイチゴ側に退ける。次に、畝の表土5cm程度をビッチュウで反対側に退ける。1、2cm分の表土が残るから、これをテンワで退ける。
 スコップで、畑起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら20cmピッチで順次行っていく。参照:三浦伸章「ガッテン農法」の一手法)を行う。
 枯草を手で畝に広げて敷く。テンワで土寄せし、枯草を埋め込む。
 これで、来季の白ナス用の畝づくり終了。 
(10月29日)
 昨日草刈りをした休耕田の草を軽トラで運び、雑草抑えに畝全体を覆う。

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