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切り花用グラジオラスの手抜き栽培 [手抜き栽培:グラジオラス]

(このページでの記録は、<2023年7月~2024年7月>以降について記し、それ以前の記録は→切り花用グラジオラスの畑での栽培で記す)

 毎年切花にして当店(薬屋)のお客様に差し上げているグラジオラス。以前は須賀前の畑に5畝で40メートル弱を作付けし、自宅前の畑にも数メートル分あった。よって、毎年1500本ほどの切り花を収穫できていた。
(2014年6月29日撮影 2日前に咲いているものは切花として収穫した後)
DSCN0305.JPG

 近年はお客様の数も減り、作付けが少々多すぎる感がするから、2013年から順次引き抜いて処分したり、畝の長さを縮めたり、さらには畝数を減らしたりし、2023年秋には須賀前の畑だけとし、3畝で20メートル弱の作付けに減らした。
 また、以前は数年に1回、球根を掘り起こして植え直しをしていたのだが、それも2017年までで、それ以降は植え直しをしなかったのだが、須賀前の畑の一番東の畝がまばらにしか生育しなくなり、2021年12月にその畝の球根を全部掘り出して植え直しをしたのだが、厳冬期の冷え込みのせいか大半の球根が死んでしまい、2023年12月にさらなる縮小をするときに再度全部の植え直しを行ったところである。
 こうして、作付けを減らしたり、植え直しをあまりしなかったりして手抜きしているところであるが、これ以上減らすことはもうなかろう。

 グラジオラスは、毎年6月中旬から咲き始め、7月初めに最盛期となり、中旬に終了するから都合がよい。というのは、毎月第1週が当店セールであり、ご来店のお客様に差し上げることができるからだ。
 毎年の開花・収穫状況を記録しており、次のとおりである。
20    初収穫      最盛期     ほぼ終了
01年    6月18日    6月20日   7月 7日
02年     13日*     22日       5日 
     (*6月上旬の異常高温)
03年     18日     24日     10日
04年     17日     24日      9日
05年     18日    7月3日*    12日 
     (なぜか2005年から最盛期が遅れた)
06年     28日*     3日     15日
     (*遅咲きの原因不明)
07年     23日      4日     15日
08年     20日      2日     19日
09年     17日      2日     15日
10年     18日      2日     14日
11年     19日      1日     19日
12年     20日      2日     21日
13年     17日      1日     25日
14年     17日      2日     22日
15年     11日      1日     18日  収穫本数
16年      9日   6月28日     14日  1200
17年     20日   7月 2日     20日  1050
18年     13日   6月27日     17日  1000
19年     19日   7月 2日     23日   800
20年     15日      1日     21日   600
21年     22日      6日     20日   400  
22年     21日      6日     14日   500
23年     20日   6月29日     18日   500

 初収穫は、年によってズレが生ずるが、たぶん天候に左右されるのだろう。もっとも、年によって、2、3本で初収穫としたり、1束(10本程度)で初収穫としたりしているから、正確性を欠くが。
 時期のズレについて、その解析をやってみたが、イマイチはっきりしない。
 旬ごとの気温との相関はないかと気象台データを調べてみたものの、平成14年に有意な相関が見られたが、その他の年は相関が見られない。
 よって、グラジオラスは、日照時間の記憶により、夏至以降に盛んに咲くようになると考えて良いと思われる。なお、品種によって、ある程度早咲きであったり遅咲きであったりするのは当然である。
 ところで、最盛期が2005年以降は1週間ほど遅くなっているが、これは、記憶が定かでないが、たぶんその冬に、長年そのままにしておいたグラジオラスの畑を全部掘り返して球根を植え直した影響かもしれない。なお、2010年冬にも同様に植え直しをし、2012年からは1畝ずつ順繰り(2018年からストップ)植え直しをしているが、最盛期に変化はない。

 グラジオラスは、品種がいろいろあるようだ。小さな花が咲くミニ花がけっこうたくさんあったが、日持ちが悪いので、これは2、3年かけて引っこ抜き、全部処分した。
 普通の大きさの花には様々な色の花があり、通常色の花は繁殖力が強く、変わり種の花がだんだん淘汰されてしまう。そこで、冬に5畝全部を掘り返して植え直すことを予定していた前の夏に2畝を通常花、3畝を変わり種の花に設定することとし、収穫時に設定外の花を引き抜いて処分した。
 これによって、通常花が増殖できないようにできたのだが、それから数年経過したら、変わり種の花の中で黄色の花が優勢となり、紫や赤、ピンクや白が劣勢となってしまった。黄色の花は、梅雨のうっとおしさを吹き飛ばしてくれるからちょうどいいが、黄色以外の球根を買って、まだらとなっている個所に植え付ける必要に迫られ、若干の追加をした。そうこうしていたら、通常花(1畝)が元気がなくなり、歯抜けになり、あまり咲かなくなってしまった。

 花が終わったら、翌年に再び花が咲くまで放置しておくと、草ボウボウとなってしまう。1年かけて畝の草引きを何度もせねばならないから大変だ。通常、年間に少なくとも手作業での草引き2回、草刈り機での畝間の草刈り1回、除草剤噴霧1回はせねばならない。何とかしてこれが楽にならないか、試してみたのが草マルチ(枯れ草などで畝を覆う)で、思いのほか草抑えになった。そして、発芽直前に行う除草剤噴霧(これはしごく簡単)で草引きを1回パスできる。こうして、随分と管理が楽になった。
 なお、数年に1回程度、球根を掘り出して埋め直すと生育がよくなるようであり、これを1畝ずつ順々にやってきたが、寒さ厳しき中での長時間作業につき、最近はさぼっているが、それは別頁「グラジオラスの球根を掘り起こし植え直し」で記録しておいた。

<2023年7月~2024年7月 今季から須賀前の畑のみ>
7.24、26花が終わり、雑草が繁茂しているから、それをきれいに手で引く。
7.27抜いた雑草で畝を覆って草抑え。
9.24畝間と法面を草刈機で草刈り、手で畝の草引き
11.3東畝を掘り起して畝廃止
 自宅前と須賀前の廃止畝から掘り出した球根を、残り畝の欠損スペースに植え付け
12.10施肥(苦土石灰、種粕、鶏糞)し、移植した部分に凍み防止のためシート掛け
2024.2.4強い冷え込みはもうなさそうだから、凍み防止のためのシートを外す。
 畝の雑草を手で草引きし、法面を小型コテで削り上げ。
3.16テボで可能な限りスギナ除去。併せて球根性雑草を除去。
 その際、浮き出たグラジオラスの球根を埋め直し。
4.21畝間のスギナ除去、畝の大きくなる雑草の草引き。今年は除草剤噴霧せず。
5.5、5.11あまりにも雑草が繁茂しているので、丁寧に草引き。ただし、スギナの地下茎と球根性雑草の球根は大半が残ったままだろう。
6.3除草剤噴霧:グラジオラス畝間と畝の球根性雑草の一部 
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