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苗木を育てて5年目にして実が生りだしたスモモ [スモモ]

(このページは2022年までの記録で、それ以降は→スモモの手抜き栽培で記す。)

<苗木を育てて5年目にして実が生りだしたスモモ>
(2022年4月23日)
 2017年12月3日にスモモの苗木を購入し、素人剪定しながら栽培管理してきたものの、なかなか実がならない。5年が経過した今年、実が生らないようなら、邪魔になるから伐採してしまおうと考えていた。
 今年は花をいっぱい付けたのであるが、「1本でも実を付ける」との謳い文句で購入した苗木だが、ネット検索してみると「他品種のスモモが1本近くにあると実の付きようが良くなる」とあり、半ばあきらめていた。
 ところが、今日、スモモの木を見てみたら、所々に小さな実が付いているのを発見。“1本でもちゃんと実が生ってくれたんだ!”
 今年の収穫が今から楽しみである。
(6月27日)
 実が生っているのを発見して2か月が経った。実がだんだん大きくなり薄い緑色から白っぽい薄い黄色へと色が変わってきた。一番黄色が強い小さなものを1個食べてみたら、概ね完熟。まずまずの大きさの2個も同様であった。赤くはならない品種のようだ。「白はらんきょ」という品種だったから、そうなのだろう。
(6月29日)
 2日しか経っていないが、より黄色を増してきた。鳥に突かれて落ちているものが3個ほどあった。やはり鳥は目ざといものだ。2日前は食われていなかったのに。
 今日は、手が届く範囲のもので概ね完熟していそうなものを10個強収穫。
 そのとき、シカッときた。イラが葉っぱの裏に10匹ほど固まっていた。収穫後に水道の蛇口から水を流しながらタワシでよく擦る。これで痛みはほぼ消えた。念のため期限切れのムヒαEXを塗っておく。
(6月30日)
 昨日見たときよりも全般に色付きが良くなった。ここのところの猛省で熟し方が増したのか。概ね完熟したもの過半を収穫。鳥に突かれたものが数個。
 なお、今日もまたイラにやられた。ビニール手袋をして収穫したが、葉っぱが顔に触れ、そのときシカッときた。手当は前日に同じ。
(7月1日)
 日に日に色んでくる。今日、手が届くか所で10個ほど収穫。残り20個ほどか。
 鳥に突かれる被害が少し増えてきた感がする。
 鳥に少しだけ突かれたものを2、3個食べてみる。少し柔らかくなっており、皮もむける。完熟物であり、甘味がより強い。ここまで待つとおいしく食べられるのだが、先に鳥に全部食われてしまいそうだ。完熟一歩手前のもので我慢するしかない。
(7月2日)
 連日猛暑日のせいか、色み方が早い。今日であっという間に収穫終了。
 収穫開始から4日連続収穫で終ってしまった。全部で100個ぐらい生ったであろうか。うち20個ぐらいは鳥に食われた。まあ、これくらいはしかたなかろう。
(11月?日)
 昨年と同様に庭木の剪定クズ(ほとんど葉だけ)を株周りに敷き詰める。

<苗がある程度大きくなってからの剪定作業>
<2019年2月17日 初剪定>
 苗植え付けし栽培を始めて1年強経ち、本日初剪定。
 まず、あまりに細長く枝が伸びているので、先50cmほど(少々切りすぎか?)切り取る。次に、あちこちから出ている小枝を除去。
<2020年1月12日 若木の剪定2年目>
 昨年、思い切って剪定したが、夏にはグングン枝が伸びた。なるべく小さな樹体でいきたいので、昨年よりは少し枝を長めにしたものの、ばっさり枝落としした。なお、込み合っている個所は少々太めの枝も除去。
<2021年1月10日 若木の剪定3年目>
 東隣のイチジクとごっつんこしだし、イチジクを優先し、スモモの東側に張り出した太い枝をごっそり切り取る。北側への張り出しもみかんとごっつんこしだし、やや太い枝だがこれも切り取る。
 南側と西側へ張り出すように主枝を決め、それ以外の枝を思い切って除去。なお、枝ぶりの決め方はネットでどれだけか参考にしたが、ほぼ我流。ずいぶん大きくなる樹木のようで、西南に傾いた樹形となるが、止むをえまい。
 あまり上に伸びては、今後の収穫を考えたとき、困るから、適当に枝先を切り落としておいた。しかし、切ればそれが刺激になって伸びるから、どうなるものやら。
<2022年1月9日 若木の剪定4年目>
 随分と大きくなった気がするが、まだ実は全くならず。東隣のイチジク、北側のみかんとごっつんこする部分を少々剪定。今年は何とか生ってほしいものである。

<2017年11月13日 苗植え付けし栽培開始>
 西側の果樹園、といっても5m四方しかないが、その真ん中に2015年10月末に桑の木の苗を植えた。2年で大きくなり、今年(2017年)かなりの量の桑の実が生った。昔懐かしい味だが、残念なことにあまり美味しくない。よって、9月頃に枝を大きく払い、今日柿の木エリアの角に移植した。こじんまりした姿で残し、ほんの少々つまみ食いできる程度でいくことにした次第。
 さて、桑の木の跡地利用として、スモモを考えている。苗木を注文して直ぐに届いては困るから、事前に植え付け場所の整備を行うことにした。
 まず、桑の木の掘り起こしにかかる。けっこう太い根が横に伸びており、ツルハシでぶった切る。真下には大して根が伸びておらず、思ったよりは簡単に掘り出せた。
 1.5m四角ほどのスペースを、端から順次スコップで3、40cmほど掘りながら、肥料は何も入れず藁だけを2層敷き込み、土づくりを行った。
(11月15日)
 今日、ネット検索し、スモモの品種をこれにしようと決めかけたのだが、説明欄に「受粉樹が必要」とあった。受粉樹って何だろうと調べてみたら、スモモはスモモでも品種が異なる果樹同士で受粉させないと実が生らなかったり、少ししか生らないとのこと。
 でも、スモモは2本も植えられない。1本分しかスペースがないのである。そこで、スモモの他品種を見てみたが、受粉樹が必要なものが多い。「1本で実る」という品種を2つ見つけ、収穫時期がメロンとバッティングしない「白はらんきょ」という品種が注文できた。やれやれ、である。
(12月3日)
 昨日、ネット注文した苗木が届いた。苗木の植え方の説明書も付いていた。従前なら、それに従ったのだが、ここのところ「無肥料栽培」の虜になっており、刻み藁を入れるだけにして、その準備も整っている。
 だが、しかし、である。説明書には3種類ほどの肥料を適量のほか、腐葉土を大量に入れると良いとある。
 ここで、迷いが出た。腐葉土も刻み藁も似たようなもんじゃあねえのか。
 実際には、土壌細菌の立場に立つと、大きく違うのだが、苗木はきっと腐葉土主体の土壌で育ったと思われるから、いきなり無肥料状態では苗木が面食らうだろう、と勝手に解釈し、少しでも早く生長せんかと、昨日、JAへ行って、腐葉土を買ってきてしまった。
 そして、今朝、腐葉土1袋をそれぞれの場所にぶち開けて、刻み藁混じりの土と混ぜ合わせ、定植したところである。
(12月5日)
 今年は早く寒さがやってきた。そこで、覆い掛けをすることに。
 大きな藁束の先端を少し切り、苗木にすっぽり被せてから、大きなビニール袋を掛け、石を重しにして風で飛ばないようにしておいた。
(2018年2月25日)
 これから暖かくなるので、覆い掛けを外す。
(3月24日)
 幾つもの芽吹きを確認。これで、まずは一安心。
(7月2日)
 枝が2本に分かれてグーンと伸びている。
 雑草の勢いがすごい。草刈り機で周りをざっと草刈り。(8月13日も)
(9月2日)
 大型台風21号が直撃しそうである。念のため支柱を3本やぐらに立てて、2本の枝を軽く結わい付け。(3本やぐら支柱は2019年2月17日に撤去)
(10月14日)
 果樹園全体の草刈り(紐タイプ草刈り機)をざっと行った。
 枝が随分と伸び、元気よく成長している。
(2019年1月14日)
 「たんじゅん農」(炭素循環農法)にのっかっての土づくりだから、肥料らしきものは、当初に腐葉土と刻み藁を入れただけだが、草木灰がけっこう溜まっているので、幹回りに広く散布しておいた。ここまでは剪定せず放置。

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11.27 冬野菜 ハクサイだけは 肥料を メチャ欲しがるもんだ [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 毎年作付けをしている冬野菜は、春菊、小松菜、カブ、カリフラワー、大根、キャベツ、ブロッコリー、ハクサイ、ホウレンソウである。
 少々おかしな並べ方をしたが、ここ数年の無肥料栽培の経験を通して知った、無肥料に適応しやすいものから順に並べてみたところである。

 野菜は通常、酸性土壌を嫌うが、冬野菜も同様で、特にホウレンソウは極度に酸性土壌を嫌う。よって、ホウレンソウを無肥料で栽培すると無収穫となる。有機石灰とも言える牡蠣殻粉末をいくら入れ込んでもダメであった。そこで、今年は、土壌を大きくアルカリ化してくれる苦土石灰と石灰窒素を慣行農法時と同様に入れ込むこととした。そうしたら、慣行農法では有機栽培であっても、これ以外に牛糞堆肥ほか2~3種類の肥料を入れ込むのであるが、それなくして十分に大きく生育してくれた。

 さて、無肥料栽培が難しい2番手はハクサイである。ハクサイはさほど酸性土壌を嫌わないようであるが、やたらと肥料(窒素・リン酸・カリ)を欲しがるらしい。苗は培養土に肥料が入っているから当然に通常に育つが、これを無肥料の畑に定植すると、無肥料の土壌に根を張るのを嫌がり、ほとんど培養土の中だけで根張りを進めてしまうようなのである。よって、ハクサイはどれだけも大きくならず、玉を巻かない、白菜ならぬ青菜になってしまうのである。弱ったものである。
 そこで、苗を定植するとき、1株当たり牛糞堆肥を去年0.5リットル、今年は1リットルを入れ込んでみた。そうしたところ、やはり施肥効果はあるものであり、今年は慣行農法時に近い生育となった。牛糞堆肥1リットルというのは、慣行農法で使用する肥料と比較すると、7割減肥といったところである。
 同じ畑の真ん中あたりの一角に貸畑をアパート居住者に提供しており、ここは、どんな野菜も大きく育つよう、十分に有機肥料を入れ込んであげている。今年は少々肥料を入れ込み過ぎた感があり、どの野菜も大きくなりすぎるほどにバカでかく育っている。ハクサイも巨大な玉になっている。やはりハクサイは肥料食い作物と言えよう。

 ところで、虫食いのほうはというと、虫は肥料太りの野菜に多く付く傾向が大だ。無肥料栽培だと、弱々しく育った野菜には虫はけっこう付くが、小振りながらも元気に育っている野菜にはほとんど虫は付かない。通常の慣行農法で使用する施肥量だと、やはり肥料過剰のようで虫はかなり付く。肥料を多くすればするほど虫食いは激しくなる感がする。
 今年のハクサイを見ていると、その傾向がよく分かる。貸畑のハクサイは巨大となったが、あまりの肥料過多であろう、虫食いが激しい。慣行農法ではこれが通常で、農薬使用はハクサイには必須のものとなるが、ここ数年、うちは無農薬に徹しているから、そこまでのサービスはしてあげない。
 さて、ハクサイに、1株当たり牛糞堆肥を去年0.5リットル、今年は1リットルを入れ込んだが、虫食いの状況はというと、無肥料栽培時と変わらず、今のところ虫はほとんど付いていない。どうやら1株に牛糞堆肥1リットルが適量であると思われる。

 あれこれ試行錯誤して、無農薬、減肥料(なかには無肥料)栽培に取り組んでいる、小生。本格的にこれに挑戦して6年目になって、やっと先が見えてきたところである。1年間で1回しか実験できないのが農業であり、たった10回の実験で10年経ってしまうのだから、百姓を極めるのは至難の業である。加えて、施肥条件で成育度を見ようとしても、毎年の気象条件がころころと変化するから、成育良否の影響が施肥か気象か、どちらなのか判別が難しくなる。さらに、土壌改良(牡蠣殻粉末などでのアルカリ化と、刻み藁投入による土壌の窒素化から炭素化への)もしているから、こちらの影響も受けていよう。
 まったくの手探り状態であるも、この歳(74歳)になったら、体力を考えて、第一義に“手抜き農法”の追求であり、ここ1~2年は土壌改良に専念せねばいかんと思っているところである。ちゃんとした土壌になれば、放っておいても野菜は育つというから。

 こうしたことどもに思いを巡らせながら、数年ぶりに満足できる生育をしてくれたハクサイが随分と玉を巻き始めたから、よりしっかりと玉を巻くよう、今日、ビニール紐で鉢巻きをしたところである。何年かぶりのことであるから、忘れてしまっていて、これがけっこう難しい。2つ3つやってみて、思い出した。まずは真ん中やや上部に仮止めの鉢巻きをし、その上部に本鉢巻きをし、仮止めを外す。この繰り返しで順次鉢巻きをしていく。こうすると、ほとんど全ての葉っぱをきれいに巻くことができる。2週間もすれば、中が白くなっていき、青菜が白菜になってくれよう。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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11.20 雨前に 急ぎ田んぼから 刻み藁回収 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 畑の土壌改良には刻み藁を地中深くまですき込むといいとのことである。ここ数年、無肥料栽培を成功させんと、畑のあちこちでやってきた。一部はうまくいったが、たいていの箇所は効果がなかったり、あったとしても2~3年しか続かなかった。
 こんな重労働は、もう止めよう、もう止めよう、と思うも、余力があれば、淡い期待であるも、うまく土壌改良できないかと、ついやってしまう。
 今年は、自宅前畑の南区画、畝長約7mの11畝を全部そうすることにした。1畝の土壌改良作業に1時間強を要する。先日5畝、今日は6畝、丸一日仕事でもって完了させたが、土中深くに入れ込む刻み藁はけっこうな量になり、1畝当たりダンボール箱3杯となり、表層にも使ったりするから、あっという間になくなってしまう。今までに軽トラで2回運んだものの、今日の作業もって刻み藁の在庫は底をついてしまった。
 刻み藁は、当分使うことはないが、12月にニンニク畝、3月にイチゴ畝の敷き藁に使う。それまでに何度か雨が降り、田んぼにある刻み藁は、湿って回収しにくくなるし、堆肥化も進むから、早めに取ってきた方がいい。
 今夜から雨で、けっこう降りそうだ。そうなると、今日中に回収したほうがいい。自宅前畑の南区画の土壌改良作業が終わったのが午後5時。もう暗くなり始めている。急ぎ軽トラを田んぼへ走らせ、刻み藁をダンボール箱8杯ゲット。これだけあれば、必要とする敷き藁は足りる。納屋に収納する頃は暗くなってきていた。
 ぎりぎりセーフの刻み藁回収だった。本日予定した農作業を全部やり遂げてほっと安心。それにしても、よく動いたこの体。74歳のロートルだが、まだまだ使えそうだ。 

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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11.19 百姓仕事が捗りすぎる11月 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 先週は雨前にやってしまいたい百姓仕事があったから、店の営業日に本業は女房に任せて3回も畑仕事を行った。こんなことは実にまれなこと。
 さて、今週。先週同様に、次の日曜日はまとまった雨になるとの週間予報であったから、日曜日はおろか翌日の月曜日(ともに当店休業日)も畑に入れそうにない。よって、今週も先週同様に営業日に3回も畑仕事を行った。記憶にない、実に頻繁な本業放棄である。
 おかげで、明日明後日に予定していた畑仕事は今日で全部終わった。
 ところで、夕方に明日明後日の天気予報を見た見たら、予報機関によって異なるが、明日はほんの小雨のようで日中は雨が止むようだ。そして、明後日は晴れ。
 となると、両日とも百姓ができるではないか。これじゃあ百姓仕事が捗りすぎるではないか。少々お天道様に文句を言いたいところである。
 でも、百姓仕事は探せばいくらでも湧いてくる。明日明後日とも百姓に精を出そう。
 お天道様に感謝、感謝、感謝、である。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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11.18 表年の今年 柑橘類は皆 豊作に [ファーマーの“一日一楽”日記]

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<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 2年前に「12.13 裏表を繰り返す柑橘類、なんとかならんかなあ」と題して、この日記で次のとおり記事にした。(一部抜粋)
 うちの畑には柑橘類が5本ある。普通のみかん、オレンジがかかったみかん、甘夏、ユズ、金柑がそれぞれ1本ずつ。10年ぐらい前から、我流で剪定したり施肥したりして、それなりに良品が収穫できるようになったはいいが、はっきりと裏表を繰り返すようになってしまった。つまり、豊作の年の翌年は不作になり、それを繰り返すのである。
 それが、5本とも足並みを揃えて、奇数年度は不作、偶数年度は豊作となるのである。今年は偶数年度だから、どの木もたわわに実を付けている。今、普通のみかんの収穫中であるが、自家用にはその2割もいらないほどだ。その隣にオレンジがかかったみかんの木があるのだが、食べ頃は年が明けてからであるも、いつになったら手が付けられるか。
 柑橘類は一般に裏表を繰り返すと言われ、それを受け入れるしかないが、普通のみかん、オレンジがかかったみかん、この2本は足並みを揃えるのではなく、1年ずれて豊作、不作となってほしいものである。
 柑橘類の剪定法をネットで見ていたら、バシバシ剪定すると木が弱り、その年はあまり実を付けないとのこと。そうなると、来年度は2本とも裏年だから、もう1シーズン後に、大きくなりすぎた普通のみかんをバシバシ剪定してやろう。そうすれば、2年連続不作となって、その翌年に豊作となり、交互に豊作となるというものだ。思惑どおりにうまくいくのを祈って。
(引用ここまで)
 ということで、普通のみかんの思い切った剪定を、今年2月13日に行うことにした。
 先ずは、木の周りで伸びすぎたり、重なったりしている大きな枝を鋸で切り落とす。次に、上のほうを剪定しやすくなるよう、木の中央部分に体が楽に入るのに邪魔となる枝を鋸で切り落とす。最後に、剪定鋏で徒長枝や込み入った小枝を除去。そして、オレンジがかかったみかんへ張り出している小枝も除去。
 だいぶすっきりしたが、横へ伸びだしている枝は、なんだかもったいなくて、たいして剪定しなかった。これでは大幅な剪定とは言えないかもしれないが…。
 
 さて、その結果どうなったかというと、やはり中途半端な剪定にしかできなかったからであろう、例年の表年ほどの豊作ではないが、まずまずの出来となってしまった。一方、隣のオレンジがかかったみかんは無剪定だから、実をたわわに付けている。
 残念ながら、ともに表年で豊作、ということになってしまった今年である。2年後に大胆な剪定に再チャレンジするしかなかろう。
 
 普通のみかんは11月下旬から食べ頃になる。今はまだ緑色が少し残っている状態で、完全に黄色くなったものはない。落果したものが数個あり、うち1個を食べてみたが、やはりまずい。生っているもののなかで、完全に黄色に近いものを1個食べてみたら、少々酸味があるも、甘味は十分にあった。小生の好みとする味であり、もう収穫していい状態だ。
 明日あたりには備蓄果物(りんご)が底をつくから、それ以降はみかんとしよう。
 当分ずっと毎日みかんとなるが、1日でも果物を欠くと“餓死する~ぅ”となる小生ゆえ、12月に届くことになっている“わけありりんご”が入手できるまで、みかんだけで通すことにしようじゃないか。 
 贅沢は言わないこと。普通のみかんが豊作になったんだから、天の神、地の神、みかんの神に、感謝、感謝、感謝。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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ニンジン(秋冬収穫)の無肥料栽培 [ニンジン]

 2012年に栽培を始めたニンジン栽培。2015年から、3月下旬(夏収穫)と6月下旬(秋冬収穫)と、年2回種蒔きすることにした。
 ここでは、秋冬収穫の栽培について記すこととし、夏収穫のニンジン栽培は別途記事にする。

 2017年には新たな自然農法「たんじゅん農」と出会い、2018年からは無肥料・連作でいくこととした。
 このページでは、2018年からの無肥料・連作栽培について記事にし、従前の有機肥料栽培については「ニンジン(秋冬収穫)の有機肥料栽培」に記録を残す。

<2022年度>
 例年、連作ニンジン1畝の北側(6割ほど)を秋冬収穫用にしていたが、昨年、夏収穫ニンジンの後作としてブロッコリー&カリフラワーを栽培したので、夏収穫と秋冬収穫のニンジンの作付け位置を逆にした。
(5月22日)
 ブロッコリー&カリフラワーを収穫後、2度ほど草叩きしておいたが、今日、ニンジン畝の南のほう4割ほどをスコップで畑起こしもどきを行った。なお、畝の中央2割ほどは、1月16日に北のほう4割ほどとともに秋冬ニンジン収穫後にある程度の土壌改良をしてある。
(6月19日)
 テンワで草叩き、粗整形。今日明日天気がいいから、きれいに枯れるだろう。
(6月26日)
 少し大きめの草が所々にあり、引き抜く。細かな草が発芽中。
(6月29日)
 ここ4日間、良く晴れて都合がいい。細かな草をていねいに叩いておいた。
(7月3日)
 再び梅雨入りし、今日午後から雨の予報で、今朝、種蒔き。
 鍬で畝の法尻を削り上げ、テンワで均して台形に。雑草は全くない。鍬で軽く転圧し、新たに購入した「春蒔き五寸人参」をばら撒く。ちょうど1袋使い切る。
 籾殻を土が見えなくなる程度に撒いておく。
(7月14日)
 概ねきれいに芽吹いた。細かな草をていねいに草引き。
(7月25日、8月1日)
 雑草の芽吹きが目立ち、ていねいに草引き。ついでに少々選る。
(8月15日)
 草引きしながら最終の選り。
(10月24日)
 まだ小さいが、大きそうなものを数本初収穫。昨年同様に不作の感がする。
(11月18日)
 大きそうなものを全部収穫。ある程度の土壌改良をした北のほうは若干育ちがいいが、全体に小さなものしか収穫できず。残りは大半がクズだろう。評価評価★☆☆☆☆
(2023年1月3日)
 残り全部収穫。
(1月15日)
 土壌改良。畝の盛り土を両側に退け、籾殻を撒き、ビッチュウではつり込み。退けた土を戻す。なお、ニンジン畝は幅が広すぎ、両サイドの畝に、あらかじめ土移動。

<2021年度>
 2017年から畝を固定して連作開始、2018年から無肥料栽培。なお、1畝10m強を夏ニンジン(南)、秋冬人参(北)と半々に使い、一毛作である。
(2月1日)
 畝全体の草叩きをし、枯草などに軽く覆土しておいた。
(5月14日、6月11日)
 どれだけか草が生え、しっかり草叩き。
(6月12日)
 スコップで畑起こしもどき(10~15cmピッチでスコップを差し込み、土ほぐし)を行ない、牡蠣殻粉末粉末を入れ込み。
(6月23日)
 細かな草が生えだしたので、草叩き。
(6月28日)
 種蒔きは7月1日を目途にしているが、今晩当たりから若干の雨模様で、今日が種蒔きの好機と思われ、種蒔きすることに。
 まず、畝を整備する。土はよく乾いており、テンワで台形に整え、鍬で叩いて転圧したあと、鍬で淵に小さな峰を作り、雨で種や籾殻が流れ出ないようにした。
 春の残り種「春蒔き五寸人参」をばら撒く。昨年と同様に少々種が足りないが、梅雨時は発芽率がいいから、これで十分よかろう。
 最後に、籾殻を土が見えなくなる程度に十分に覆うつもりだったが、少々不足。 
(6月29日)
 夜中に小々の雨が降り、朝から晴れ。よって、お昼に水やりをしておいた。
(7月11日)
 概ねきれいに発芽し、細かな草をていねいに引く。
(7月25日)
 少々遅れたが、2回目の草引き。大きくなりすぎた雑草がけっこうあり。
(7月28日)
 細かな草を削るため、小型コテを探したが見当たらず、代わりにテボで細かな草を削り取る。ついでに若干の間引き。
(7月29日)
 畑が乾き過ぎており、成育促進のため水やり。
(8月8日)
 草刈機で畝間、法面の草刈り。
(8月9日)
 畝の細かな雑草を引きながら、最初かつ最終の選り。
(10月21日)
 今日、太そうなのを選んで収穫しようとするも、全然見当たらない。やむなく、まだ小さいが数本を引き抜く。昨年より出来が悪い感がする。
 葉っぱはまだ青々として元気がいいから、これから成長するのを期待しよう。
(11月7日)
 20本ほど掘ってみるも、やたらと小さい。まだ葉っぱが青いから少しは期待しよう。
(11月28日)
 だいぶ大きくなってくれたが、全部小さい。何とか食用になるものを30個ほど収穫。
 まだ葉っぱが青いので、これから少しは大きくなるかも。評価★☆☆☆☆
(12月25日)
 今までに大きそうなものを4割程度収獲している。少しは大きくなっているようで、今日は残りの半分ちょっとを収穫。うち小さ過ぎるもの(引き抜いた株の3分2ほど)はその場で処分。評価★★☆☆☆(少々甘め)
(2022年1月9日)
 残り全部を収穫。小さなものに混じって、けっこう大きなものもあった。凍みたものは全くなかった。
(1月16日)
 今年初めて不作になり、これは、今まで地中深くまでの土壌改良をしていなかったのが原因ではなかろうかと、本格的な土壌改良を行うこととした。
 まず、ニンジンの残骸や枯草を削り取り、これは西隣のナス畝に退ける。ついで、表層数cmの土をテンワでナス畝に寄せる。引き続き、表層土数cmを同様に退ける。
 これで、畝間と概ねフラットになり、今度は約10cmの土をビッチュウで東隣のオクラ畝に被せる。ビッチュウとテンワでこれを行う。
 近くの田んぼから刻み藁をいただいてきて、これを窪みにばら撒き、次に、使い捨てカイロから取り出した酸化鉄(細かく砕いたもの)を少量ではあるがばら撒き、ビッチュウで起こしながらすき込む。一部硬く固まっていた硬盤層があっただけで、大半はほぐれた土壌であった。(となると、今年の不作は別の原因なのかもしれぬが。)
 後は埋め戻し。まず、オクラ畝に乗せておいた土に刻み藁をばら撒き、刻み藁を混ぜ込みながらテンワで土を元に戻す。今度はナス畝に退けておいた表層土(下)に刻み藁をばら撒き、テンワで土を元に戻す。最後に表層土(上)をテンワで元に戻す。
 こうして、土壌細菌叢の上下が混ざり込んだり、逆転しないように気を付けながら、土壌細菌の餌となる刻み藁を入れ込んだ。
 これで土壌改良できたであろうから、来年以降、ずっと豊作になってほしいものだ。

<2020年度>
 2017年から畝を固定して連作開始、2018年から無肥料栽培。なお、1畝10m強を夏ニンジン(南)、秋冬人参(北)と半々に使い、一毛作である。
(5月30日)
 収穫終了の翌日(2月3日)法面にけっこう草が生えているので、それを中心に草削りと草叩きをしておいた。ついで、3月15日、5月3日に法面の削り上げと草叩き。
 草は生えるものであり、今日(5月30日)も畝の草叩きと法面の削り上げ。
(6月27日)
 5日前に丁寧に草叩きしておいた。種蒔きは7月1日を目途にしているが、昨日は晴れ、梅雨の雨間の今日しか種蒔きの好機はない。
 まず、畝を整備する。土壌が多少湿りすぎの感があるが、テンワで台形に整え、淵に小さな峰を作り、雨で種や籾殻が流れ出ないようにした。
 鍬で叩いて転圧。これは、種が均等にばら蒔かれ、かたまらないようにするため。
 春の残り種「春蒔き五寸人参」をばら撒く。少々足りないが、梅雨時は発芽率がいいから、これで十分よかろう。
 最後に、籾殻を土が見えなくなる程度に十分に覆う。
(7月5日)
 種蒔きして8日経った。今日見たら、きれいに発芽していた。
(7月12日、20日)
 順調な芽吹き。細かな草をていねいに草引き。
(8月3日)
 細かな草を大雑把に草引き、最終選り。
(8月17日)
 細かな雑草がいっぱい生えている。ミニ鎌で削り取る。2本立ちを幾つか発見し、1本に。なお、ニンジン数本ほどミニ鎌で切ってしまった。
(10月30日)
 今日、太そうなのを10本ほど初収穫。良型は少なく、太短い。不良が数本あり、現時点では昨年より出来が悪い。
 やはり無肥料のせいか、若干色が薄い。なお、ネコブセンチュウ被害はなし。
 葉っぱはまだ青々として元気がいいから、これから成長するのを期待しよう。
(11月30日)
 初収穫から1か月経ち、十分に大きくなった感がする。10日ほど前に10本弱、今日10本強を収穫。太さは十分であるが、大半が太短い。はっきりとしたネコブセンチュウ被害が1本。
 太短い原因は、土が硬く締まっていたからだろう。スコップでの畑起こしもどきをしていなかったからと思われる。
(12月6日)
 20個ほど収穫。皆、太短い。小さいもの、割れなど不良品がけっこうあり。
(2021年1月26日)
 12月末に手で土寄せし、根塊の露出を防止しておいた。
 地上部はほとんど枯れ、本日でもって収穫終了。評価は昨年より悪く、★★☆☆☆

<2019年度>
 2017年から畝を固定して連作開始、2018年から無肥料栽培。なお、1畝10m強を夏ニンジン、秋冬人参と半々に使い、一毛作である。
(5月23日)
 いつだったか記録にないが、昨期の秋夏ニンジンを3月に収穫後、畝起こしの代わりにスコップで「畝起こしもどき」しておいた。
 なお、昨年のような刻み藁などのすき込みはせず、無耕起・無肥料栽培とする。
 雑草が多いので、今日、徹底的に草叩き。
(6月21日)
 数日前に草刈り機で草刈りしておいた。今日は、テンワで奇麗に草叩き。長い梅雨の晴れ間が続き、叩いた雑草は全部枯れるだろうから有り難い。
(6月24日)
 昨日、畝を整備。ずっと雨なしで表層はよく乾いている。
 7月1日を種蒔きの目途にしているが、今日種蒔き。
 鍬を引きずって平らにし、鍬でよく転圧。畝の上面の淵は小さな峰を作り、豪雨で種が流れ出ないようにしておいた。
 春の残り種をばら撒く。少々足りないが、梅雨時は発芽率がいいから、よかろう。
 籾殻を土が見えなくなる程度に覆う。
 今日は水やりせず。やっと6月27日からずっと雨模様の予報。それまでは土が乾いているから発芽することなく、実質の種蒔き日は6月27日となる。
(7月8日)
 若干空白域ができたが、順調に発芽。丁寧に草引き。
(7月23日)
 随分と雑草が芽吹いてきている。梅雨で土が湿っているから、とてもきれいには草引きできない。可能な限り草引きし、ニンジンが込み合っている所は若干の選り。
(7月29日、8月4日)
 またまた雑草が芽吹いてきている。ざっと草引きし、若干の選り。
(8月10日、11日)
 またまた草引き、そして最終選り。完璧に奇麗にしておいた。
(9月15日)
 秋雨前線がためか、随分と生育した。調子がいい感じがする。
 株間の雑草はたいして生えていない。畝間と法尻を草刈機で丁寧に草刈り。
(9月16日)
 畝の法尻の雑草を手で引き、最終選りのチェック(10本近くを間引く)。
(10月25日)
 今日、太そうなの(淵のほうが生育よし)を20本ほど収穫。不良は数本。昨年と同様に無肥料のせいか、若干色が薄い。ネコブセンチュウ被害はなし。
 葉っぱは青々と元気がいいから、まだ、これから成長するのを期待しよう。
(11月13日)
 大きそうなものを数本収穫。まずまず良品。
(12月9日)
 北のほうから20本ほどずべっと収穫。生育不良や不良品数本。まずまず良品10本。なんとか使えるもの数本といったところ。昨年と異なり、巨大なものはない。まだ半分は残っている。(12月22日)
 10本ほど収穫。3割は不良品だが、まあまあ良い型だ。
(2020年1月6日)
 10本ほど収穫。3割は不良品だが、まあまあ良い型だ。残り少なくなった。
(2月2日)
 残り全部を収穫。けっこう太いものが多かった。評価は★★★☆☆
 連作3年目、無肥料2年目で、従前の輪作・有機肥料栽培と大差なく、質、量ともに十分満足がいく収穫となった。

<2018年度>
(2018年1月7日)
 昨季の秋冬収獲ニンジンの収穫が1月7日に終わり、同日、ニンジンの残骸と枯草そしてたっぷりの刻み藁をすき込んでおいた。ここで連作することとし、無肥料とするが、残留肥料(各種有機肥料と石灰窒素)があることだろう。
 なお、畝作りに当たり、グラジオラスは固定畝とし、ヤーコン6畝と野菜3畝の全部を気持ち扇形に展開することとしたので、ニンジン畝の南端は同じ位置だが北端は若干のずれを生じさせた。
(5月28日)
 4月ごろに1回草たたきをしたが、今日も草たたきをしておいた。
(6月8日)
 3回目の草叩きを本日実施。
(7月1日)
 1週間前に丁寧に草引きをしておいたが、もう雑草の芽吹きあり、それをきれいに引く。次に、手で台形に均し、淵に小さな堤防を作り、種が流れ出ないようにしておく。
 残り種の「春蒔五寸人参(蒔き時:春3、4月、夏7、8月)」を全部ばら撒き、軽く土を掛ける。翌日、籾殻を土が完全に隠れるほどに撒いておいた。
 梅雨らしい梅雨が続いているから、水やりの心配は無用。
(7月4日)
 台風の接近で大雨の予報。雨で種が流れる恐れがあり、ビニールシートで覆い、石を重しにして所々に置く。当分このままに。
(7月8日)
 今日の早朝で雨は終わった。お昼前に日が射しかけたのでシートを外す。
 もうかすかな芽吹きがある。昨年も8日目にそうであった。
(7月11日)
 きれいに芽吹いている。ビニールシートで4日間覆っておいたので土がほこほこになっており、乾きやすいから、今朝、たっぷり水やりしておいた。
(7月14、18日)
 雑草の生え方がすさまじい。こまめに草引き。
(7月20日)
 梅雨明けして10日以上経つし、ここ数日猛暑ゆえ、水やり。(22日も)
(7月23日)
 畝間と法面の草削り、畝整形。少々の草引き。
(7月28日)
 25日に夕立(20mm)があり、ホッと一息。今日、草引きと若干の選り。
(7月31日)
 その後は29日に軽い夕立だけで、再び土が乾きだし、水やり再開。(8月2、8日も)
 草はいくらでも生えてくるから、今日も草取り。そして、若干の選り。
(8月17日)
 水やりと15日の雨で、グーンと伸びた。これで、もう心配はない。
(8月29日)
 随分と背が高くなった。選りを忘れていて、今朝、あわてて行う。もう子指ほどの大きさになっているものあり。夏収穫ニンジンとは異なり、極めて順調だ。
 少々込み合っていたから、畝の中にはたいして雑草は生えていない。法尻の大きな雑草を大雑把に引き抜くにとどめた。
(10月3日)
 地上部は文句ないほど生育が良く、大きそうなもの3本を初収穫するも、まだ小さかった。
 無肥料連作がために根部の生育が良くないのであろう。
(10月15日)
 今日、太そうなのを7本収穫したが、良品4本、短かすぎたり2股だったりで捨てたのが3本。無肥料のせいか、若干色が薄い。ネコブセンチュウ被害はなし。
 葉っぱは青々と元気がいいから、まだ、これから成長するのを期待しよう。
(11月17日)
 葉っぱはまだ青々と元気がよく、気温も高め傾向だから、根の部分も成長中であろう。
 今日、久しぶりに大きそうなものを数本収穫。巨大になって割れが生じているものが多いが、二股になっているものなし。ネコブセンチュウ被害もなし。
 けっこう密に栽培しているが、他のものもまずまずの太さになっているものがけっこうある。無肥料でも、葉も根も例年並みの生育だ。
(12月10日)
 少々葉っぱが黄色くなりかけてきた。今日、残りの半分ほどを収穫し、親類縁者へ送付。ネコブセンチュウ被害を受けたものが若干あった。良品は半分弱で、巨大なものも1割あり。
(2019年1月30日)
 残りの半分ほどを収穫。思いのほか良品が多かった。残りは作付けした分の2割ほど。評価は★★★☆☆
(3月18日)
 新芽が伸びだしたので、今日全部収穫。まずまず良品が多かった。

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里芋の種芋保存方法 [里芋]

 里芋の種芋保存は、けっこう難しい。亡きおふくろの話では、その昔は別棟の建物の際の南法面に小芋の塊を埋めて雨除けをしておいたという。2012年に、おふくろが気まぐれで晩生里芋の種芋をそうしたところ、うまくいった。
 近年は1畝を冬越し(藁を被せてから厚手のビニールシートで覆い)させて、翌春に収穫し、その中から良品を種芋にしていた。
 小生が保管作業することにした2011年からは、様々な方法を試してきたが、晩秋に収穫したものの中で、良品の小芋をダンボール箱で籾殻保管するのがわりと簡単なので、2015年産のものからそうすることにした。しかし、2015年産を倉庫で保管しておいたら真冬の冷え込みで半分近くが凍みてしまったので、2016年産からは母屋で保管することにしたが、これも凍みることが多く、2017年からは発泡スチロール箱(籾殻なし、蓋なし)に入れて母屋の居間で保管することとした。これで凍みることはほとんどなくなった。
 ただし、2020年晩秋に1株いただいた新品種は、従前のやり方で畑で冬越し。
 保管法がころころ変わるが、2021年産は昔おふくろがやっていた、別棟の建物の際の南法面に種芋(ただし、ばらしたもの)を埋めて雨除けをしておくこととした。

<2022年産種芋の保管法>
(11月16日)
 今日、関市産の里芋を掘り、不作であったので、全部ばらばらにし、その中から種芋用に形の良い小芋を選び出す。来年は、在来種より関市産のほうが成績が良いので、関市産のみ3畝栽培とし、1畝20個植え付けとし、60個プラスアルファを種芋とする。
 その保存は、昨年うまくいったので、その方法を採ることとした。
 昔、おふくろがやっていた、別棟の建物の際の南法面(けっこうな盛土となっている)に種芋を埋め込み、土を7~8cm程度乗せ、むしろを2つに折って法面まで覆い、その上にトタン板を乗せ、重石の石を乗せる。この場所は半日以上、日が当たるから、保存場所として最適と思われる。

<2021年産種芋の保管法>
(11月15日)
 昨日、里芋を掘り、不作であったので、全部ばらばらにし、その中から種芋用に形の良い小芋を選び出す。昨年は1畝に30個植え付けたが、それまでは1畝に20個程度であったから、種芋の数を減らした。在来種より関市産のほうが成績が良かったので、在来種1畝(20個+予備10個)、関市産2畝(40個+予備20個)とした。
 さて、その保存であるが、昔、おふくろがやっていた、別棟の建物の際の南法面に種芋の塊(出来のいい株から小芋だけを3、4塊に分けたもの)を埋めて雨除けをしておくという方法を真似することとした。ただし、今年はばらばらにした芋を保存することとし、場所は、おふくろの場合、南東角であったが、場所が狭そうなので南西角とした。
 別棟の建物の際の南側は土盛りしてあり、法面になっている。瓦が乗せてあるし、少し掘ると瓦のかけらや石っころがけっこう埋まっている。これらを除去し、種芋がぎっしり並ぶ程度のスペースを作り、少々掘り下げる。
 スペースの両サイドと2品種の区切りにダンボール板を入れ、種芋を並べる。少々重なり合う状態となったが、まあ良かろう。土を7~8cm程度乗せ、法面側も同程度の厚さとなった。土はわずかに湿っている程度であるから、湿気で凍みる恐れはなかろう。
 むしろを2つに折り、法面まで覆い、その上にトタン板を乗せ、重石の石を乗せる。
 この場所は半日以上、日が当たるから、保存場所として最適と思われる。
(2022年4月3日)
 今日、掘り出した。一つも凍みていない。ほんのわずかに芽吹きかけたものあり。
 今日、直植えした。(別ページで記録)

<2020年産種芋の保管法>
<従来の品種>
(11月23日)
 11月2日に里芋を掘り、不作であったので、全部ばらばらにし、半日陰で干しておいた。種芋用に形の良い小芋を60個ほど選び出そうにも、それができず、小さなものばかりであるが、数日前に80個ほどを発泡スチロールの平たい箱に入れ、いったん納屋で保管。
 今日、母屋へ運び込み。暖房を掛ける居間兼寝室の押し入れが一番冷え込みが少ない(昨年は全く凍みなかった)から、ここに蓋を取ったまま保存することとした。
(2021年3月29日)
 今日、芽出し植え付けのために取り出したところ、全く凍みていなかった。

<新品種>
(11月22日)
 須賀前の隣の畑で里芋を栽培しておられる方から、新品種(関市産)が高収穫だからと栽培を勧められ、1株掘ってくださった。これを従前の方法で保管することに。
 今年の里芋の栽培箇所の隅を鍬で土除けして埋め込み、周りの土で土盛り。
(11月27日)
 明日から冷えてくるので、地上部を刈り取り、凍みないように、むしろを被せた上に、ビニール製肥料袋を何重か被せ、押さえに更にむしろを乗せて冬越し。
(2021年3月29日)
 暖かくなったので、今日、掘り出し。全く凍みていなかった。

<2019年産種芋の保管法>
(11月8日)
 ここのとろこ母屋での室内保管としているが、年によって冬の冷え込み方に違いがあるのか、昨年は一部が凍みた。まだ最善の方法が見い出せていない。
 今年の里芋はチョウ不作(原因は無肥料連作3年目)で地上部も早々に枯れ、10月27日に全部を掘った。種芋用に形の良い小芋を60個ほど選び出そうにも、それができない。しかたなく、少々小さいものが過半となったがやむを得ない。
 これを納屋の軒先に置いておいたが、20日ほど経ち、十分に乾いたから、昨年使った発泡スチロールの平たい箱に入れ、蓋をして母屋の中へ運び入れておいた。
(11月17日)
 母屋の中へ運び込んだ発泡スチロールの平たい箱を開けてみると、数個に白カビが発生していた。まだ十分に乾いていなかったのだ。それを擦り取り、玄関先で直射日光にしばらく当てることとした。
 種芋の数が足りないので、親芋の小さなものも発泡スチロールに入れておいた。
(12月2日)
 1週間ほど前から、蓋なしで母屋の中へ入れ、今日点検したら、しなびたものが数個あり、それは捨てる。その分親芋(小)などを追加。
(12月20日)
 暖房を掛ける居間兼寝室の押し入れが一番冷え込みが少ないから、ここに蓋を取ったまま保存することとした。
(2020年4月27日)
 4月中頃に納屋の軒先に移し、今日、定植したが、凍みたものはゼロ。

<2018年産種芋の保管法>
(11月20日)
 昨年の保管方法がうまくいき、芽吹きも順調であったから、その方法を取ることにした。
 11月18日に里芋堀りを行い、今日、むしろに並べて、形の良い小芋を50個弱選び出した。次に親芋(これも種芋になるというから来年はこれで1畝作付け)の中から、特別に小さいもの(小芋より一回り大きい)を20個ほど選び出した。合計70個ほどで、昨年使った発泡スチロールの平たい箱が満杯となった。
 まだ湿り気があるので蓋をせず、納屋の軒先に置く。
(11月21日)
 今朝は冷え込みがあった。概ね乾いているから、蓋をして母屋の玄関ホールに仮置き。
(12月3日)
 昨年同様に居間兼寝室に置こうと思ったが、今年は朝まで暖房をかけることとしたから、暖かくなりそうで、隣の応接室に置くこととした。 
(4月14日)
 点検したところ、凍みて使えないものはわずかしかなかった。ただし、親芋は過半に凍みが大なり小なり出て、使えそうなものは6個しか残らなかった。

<2017年産種芋の保管法>
(11月28日)
 11月17日に里芋堀りを行い、形の良い小芋を57個選び出し、発泡スチロールの平たい箱にびっしり入れ、新聞紙を敷き、少々水を掛けて蓋を軽く開けておいた。
 今日、乾いてしまった新聞紙にジョウロで水を掛けて十分に濡らし、蓋をして母屋(洋間、その後居間)で保管。種芋が乾燥しすぎると芽吹きが悪くなろうと思ってのことである。
 昨年は日に干してからダンボール箱に籾殻を入れて母屋の玄関ホールで保管したのだが、かなりが凍みてしまった。今年はどうなるやら。苦労させられる。
(12月10日)
 昨年は母屋(洋間)で保管しても凍みるものがあった。今年は去年より寒くなりそうだ。よって、そこより暖かそうな居間兼寝室に場所を変えた。
(4月15日)
 3月中頃に保管場所を玄関内に変え、蓋をすかしておいた。1週間後に、乾きすぎるようだから再び密閉。
 今日、芽出しのために点検したら、凍みたものは1個しかなかった。保管に成功。

<2016年産種芋の保管法>
(12月5日)
 11月26日に里芋堀を行い、形の良い小芋を60個ほどを選び出し、曇天気味であったが2日間、日に干し、その後、1週間ほどして、ダンボール箱に籾殻を入れて保管。
 こうした保管法は倉庫で近年に3、4回やり、いずれも凍みることはなかったが、昨年だけは半分が凍みてしまって種芋不足となった。
 そこで、今期は冷え込みの少ない母屋(洋間)で保管する。
(春に追記)
 52個中凍みたものが12個あり、捨てる。残り40個(良品25個、少々凍みていそうなもの15個)と、母屋内であっても凍みるものが多く出た。 

<2015年産種芋の保管法>
 11月に全部を収穫し、良さそうな小芋を倉庫内で籾殻保管にすることに。
 小芋はバラバラにせず、塊のまま保管しようと考えたが、親芋から切り離すときに種芋に適する小芋の大半がバラバラになり、目論見は外れた。
 よって、種芋はバラバラにしたものを籾殻保管にすることにした。
 1日干して、形の良い60個ほどの種芋の千切り跡に草木灰を塗り、ダンボール箱に籾殻を入れて、倉庫で保存。
(春に追記)
 4月になって、見てみると、真冬の冷え込みで半分近くが凍みてしまった。使えそうなのは約30個であったが、7、8個は腐って芽吹かなかった。

<2014年産種芋の保管法>
 2014年産は大豊作であった。栽培してできた晩生里芋のうち良品の4株を畑の一角で土を盛って保存。
 昨年と同様に教科書どおりに保存しておいた。ただし、昨年は藁を乗せてからビニールシート掛けしたが、今年は藁乗せを省略したら、昨年は小芋の腐りがほとんどなかったが、今年は1割強が腐り、まだ同程度の量が少々凍みてしまっていた。

<2013年産種芋の保管法>
 今年初めてのやり方だが、大きな株を来年作付け用の種芋取りにするため、教科書どおりに土に埋め込み、藁をたっぷり乗せてから、ビニールシート掛けして畑で保存しておいた。
 保存したのは、初栽培の石川早生2株、従前から栽培の早生2株、晩生4株である。それを翌年3月16日に掘り起こし、型のいい小芋を種芋とすべく選別した。
 保存がしっかりしていたのか、小芋には腐りはほとんどなかったが、石川早生の親芋だけは2つとも腐っていた。
 得られた種芋は、従前から栽培している早生芋10数個、晩生芋45個、昨年初めて栽培した石川早生30個ほどであった。

<2012年産種芋の保管法>
 早生芋20個は、11月に収穫したときにモミガラを入れてダンボール箱で倉庫に保管しておいたのだが、5個は小さくて干からびた状態にあり、捨てることにした。
 晩生芋は、11月に収穫した後、おふくろが良さそうなものを土に埋め込んでおいたものの中から、2月に60個選別し、その後、ダンボール箱にモミガラを入れて倉庫で保管しておいた。でも、3月末に取り出したら、5個ほどは腐りが来ていたから捨てた。

<2011年産の種芋保存法>
 11月の収穫時に形の良い小芋を籾殻の中に入れてダンボール箱で、倉庫に保管していた。凍みるものはなかったが、乾きすぎて芽吹きが遅れるという難点がありそうだ。

<2010年産までの種芋保存法>
 11月下旬に、残しておいた2畝(2品種)の地上部を鎌で切り取り、土寄せ。稲藁を敷いて、その上にビニールシートを掛ける。最後に、風で飛ばないように土を適当に乗せる。
 これで、冬季の凍みを防止するのだが、親芋は凍みてだめになることがあるものの、小芋はほぼ大丈夫。そして、3月下旬に掘り出して、その中から形が良く大きな小芋を選んで種にする。
 でも、この方法はけっこう面倒であり、2010年産でもって止めた。
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里芋の無肥料(→微肥料)連作栽培 [里芋]

(2023年からは別ページ→里芋の手抜き栽培

 2018年産から「たんじゅん農」にのとって連作・無肥料栽培することとした。
 このページでは、連作・無肥料栽培について記録し、従前の栽培法については「里芋の輪作・有機肥料栽培」で記事を残した。

<2022年産>
 連作5年目、そして無肥料(今年は微肥料)栽培も5年目の里芋栽培である。
 それなりの土壌改良をしてきたが、過去3年はチョウ不作であった。ただし、昨年初めて栽培した関市産の里芋はまあまあの出来であった。
 土壌改良の方法は次のとおり。
 2018年産:前年11月になるべく深く掘り、刻み藁を3層に敷き込み。
 2019年産:前年11月に枯草と刻み藁をビッチュウですき込む。4月に畑起こしもどき。
 2020年産:前年11月に刻み藁をビッチュウですき込む。4月にスコップで畑起こしもどきをしながら、牡蠣殻粉末と枯草を入れ込む。
 2021年産:11月に3通りの土壌改良を試み、比較実験。
  東畝:畑起こしもどき・刻み藁敷き込み
  中畝:畑起こしもどき・刻み藁を地中へ入れ込み<追加:この畝で野焼きした草木灰>
  西畝:畑起こしもどき・蛎殻粉末を地中と表層へ入れ込み
(2021年11月30日)
 昨年の3畝の栽培実験で、刻み藁を入れた東畝と中畝のほうが成績が良かった。草木灰の効果はなし。よって、2022年産は3畝とも表層土を退けてから刻み藁をばら撒いてビッチュウですき込み、表層土にも刻み藁を混ぜ込む。昨年より刻み藁の投入量を幾分多くした。
(3月30日)
 雑草がけっこう生えてきているので草叩きし、畝間を削り上げ。
(4月3日)
 種芋の土中保存がうまくいき、全く凍みなかったので、まだ芽吹きはほとんどないが、予備もけっこうあるから、直植えすることにした。
 株間30cm弱で24個植え付け。予備が6個あるから、畝の両端の3個ずつ埋め込み。
 なお、植え付けに当たっては、穴を大きく空け、牛糞堆肥(両手で1つかみ:約1リットル)を混ぜ込んでから植え付け。無肥料栽培をあきらめ、微肥料栽培とした。
(4月7日)
 ずっと雨なしだし、当分雨が望めず、カラカラに乾いてきているから水やり
(5月2日)
 今年は直植えしたので、まだまだ芽吹かず。畝全体をきれいに草叩き。
(5月23日)
 久し振りに見たら、やっと芽吹きだした。7割方発芽。
(5月31日)
 株周りの雑草を草引き。その際、発芽が悪いもの数株は予備苗を移植したが、いずれも芽はけっこう出ていたから、その必要はなかったが。
(6月27日)
 畝間の雑草が繁茂し、草刈機でざっと草刈り。
 株周りを小型コテで草叩きし、軽く手で土寄せ。
(7月24日)
 雑草が繁茂しだし、畝間と法面を草刈機でざっと草刈り。
(7月31日)
 関市産の里芋(軸が紫色)は脇芽が全く出ていないが、在来種は脇芽が出ており、それを鎌でなるべく地中深くから切りながら、畝全体の草引き。
(9月18日)
 畝間と法面を草刈機で草刈りし、株周りは手で草引きし、雑草を畝に敷く。
 全般に育ちが悪い。在来種は悲惨な状態。関市産の里芋はまだましで、脇芽も出てきた。鎌で一部切り取ったものの、大半はそのままにした。
(10月16日)
 在来種は大半が枯れたので、1畝全部掘り出し、収穫。土壌改良、牛糞堆肥投入も効果は感じられず。親芋の出来も悪く、小さい。連作障害であろう。評価★☆☆☆☆
(11月16日)
 関市産の里芋の過半が枯れたので、2畝全部掘り出し、収穫。土壌改良、牛糞堆肥投入も効果は感じられず。親芋の出来も悪く、小さい。連作障害であろう。評価★☆☆☆☆
 なお、来年用の種芋は関市産のみとし、60個強を昨年と同じ場所に埋め込み保存。
(11月21日)
 数日乾かしたものを親芋、小芋に分け、ダンボール箱に収納し、室内保管

<2021年産>
 連作4年目、そして無肥料栽培も4年目の里芋栽培である。
 それなりの土壌改良をしてきたが、過去3年、チョウ不作であった。
 土壌改良の方法は次のとおり。
 2018年産:前年11月になるべく深く掘り、刻み藁を3層に敷き込み。
 2019年産:前年11月に枯草と刻み藁をビッチュウですき込む。4月に畑起こしもどき。
 2020年産:前年11月に刻み藁をビッチュウですき込む。4月にスコップで畑起こしもどきをしながら、牡蠣殻粉末と枯草を入れ込む。
(2020年11月30日)
 来季に向けて、3通りの土壌改良を試みた。どのような効果が出るか、実験する。
 東畝:畑起こしもどき・刻み藁敷き込み
 堀跡の土を畝間と同レベルまでビッチュウで両側に退け、スコップで畑起こしもどきをし、刻み藁を適当量撒いたのち、両側の土(けっこうな量の枯草混じり)を戻して整形。
 中畝:畑起こしもどき・刻み藁を地中へ入れ込み<追加:この畝で野焼きした草木灰>
 堀跡の土を畝間と同レベルまでビッチュウで両側に退け、スコップで畑起こしもどきをしつつ、刻み藁を地中へ入れ込み。両側の土(けっこうな量の枯草混じり)を戻して整形。
 西畝:畑起こしもどき・蛎殻粉末を地中と表層へ入れ込み
 堀跡の土を畝間と同レベルまでビッチュウで両側に退け、スコップで畑起こしもどきをしつつ、牡蠣殻粉末を少々多めに地中へ入れ込み。片側の土(けっこうな量の枯草混じり)を戻した後、刻み藁と蛎殻粉末を適当量撒き、もう片側の土(けっこうな量の枯草混じり)を戻す。
(2021年4月3日)
 過去3回、そして今日、古くなったむしろや細かい枯れ枝を中畝で野焼き。
 畝全体と畝間の雑草をテンワで叩き、削り上げ。
(4月25日)
 芽吹き場(里芋畝の一部を使用)での在来種(軸が薄緑色)の芽吹きはかすかなものであったが、昨年頂いた関市産の里芋(軸が紫色)が十分に芽吹いて定植時期となった。
 今日、定植し、1畝に30個弱が植えられた。なお、関市産の里芋は3畝とも中央部分に定植し、3畝の比較栽培を行う。
 なお、畝が少々小高いので、植え付け穴周りも少々掘り、窪みが付いた状態で定植。畑土がけっこう乾いていたので、その窪みに散水。
(5月26日)
 ほとんど全部の芽吹きあり。雑草がけっこう生えてきており、株周りの草引きをし、株周りが凹んでいるので、手で土寄せ。
(6月13日)
 欠損1株に予備苗を移植。
(6月14日)
 株周りの草(たいして生えていない)を引きながら、畝の法尻や畝間に繁茂した雑草をテンワで叩きし、軽く株元へ土寄せ。里芋を1株、テンワで切ってしまったので、予備苗を移植。なお、予備苗は全部処分。
(6月20日)
 1週間前の草叩きは土が湿り過ぎていたため、雑草が枯れなかった。そこで、畝の削った草をほぐして拾い出し、畝に被せ、枯れさせることに。ついでに、手で軽く土寄せ。
(7月5日)
 畝によって成育具合が異なる。刻み藁を入れた中畝と東畝は、西畝に比べて生育が良い。野焼きした草木灰が乗っかった中畝のほうが気持ち成育がいい。
 それに対して、刻み藁を入れず、牡蠣殻粉末を入れた畝は、昨年より若干生育がいい感がするが、他の2畝(昨年よりずっと生育がいい)に比べて劣る。
(8月1日)
 脇芽がけっこう出ているので、鎌で脇芽を地下から刈り取る。畝間にうっそうと雑草が生え、法面にも若干生えているが、里芋が勝っているので草刈りせず。
(8月9日)
 畝間の雑草が繁茂したから、畝間と法面を草刈機で草刈り。2株切ってしまった。
 成育状況は7月5日の記事のとおりだが、またけっこう伸びた。
(10月5日)
 全体に南のほうは生育が悪く、もう枯れてしまったものが多い。
 在来種はとんと生育が悪く、関市産はかなり生育がいい。
 雑草が繁茂し、大ざっぱに手で草引きし、畝に被せておいた。
(10月10日)
 西畝、中畝の南のほう(在来種)が枯れてしまったので、芋を収穫。
 無収穫かと思っていたが、1株に数個は小芋が付いていた。良品は1株に2個平均あり、食用に。小さい芋は処分。親イモは無いか無いに等しい程度でこれも処分。
(11月14日)
 在来種(軸が薄緑色)は全部枯れてしまい、関市産の里芋(軸が紫色)はまだ枯れていないものがあるが、今日、全部収穫。関市産のほうが圧倒的に出来がいい。
 牡蠣殻粉末を量多く入れた西畝は総じて出来が悪い。刻み藁を投入したほうが出来がいい。なお、野焼きした灰の効果は感じられず。
 収穫後、選別。親芋はやはり無肥料がために出来が悪い。やや小ぶりのものを種芋用に、でかいものや小ぶりのものを食用に、小さ目のものは全部捨てる。評価★★☆☆☆
 種芋として残したのは、在来種30個、関市産60個。 

<2020年産>
 連作3年目、そして無肥料栽培も3年目の里芋栽培である。大冒険だ。
 3畝あるが、うち2畝は昨年11月に枯れたブルーベリーのエリアへ畝を伸ばした。
(4月6日)
 西畝は、畑起こしもどきをしながら、牡蠣殻粉末と覆いの枯草を入れ込んだ。
(4月27日)
 牡蠣殻粉末が1袋見つかったので、中畝と東畝に畑起こしもどきをしながら牡蠣殻粉末を入れ込んだ。
 本日、種芋の植え付け。昨年はチョウ不作であったので、良品の種芋は1畝分しかなく、これは中畝に使い、小芋を東畝、親芋(小さいもの)を西畝に使う。
 各畝に約30cm間隔で並べて置き、順次、埋め込み。手で枯草を除けて穴を掘り、埋め込み、枯草が多くあるから、それを畝に被せる形にした。なお、西畝は4月6日にある程度埋め込まれている。
 雑草が若干生えており、枯草被せのときに、手で引いておいた。
(5月24日)
 畝の峰を手で草引き。発芽はまだ数個。法面を草叩きし、畝間を削り上げ。
(6月4日)
 だいぶ芽吹いてきた。ずっと天気がいいから、今日、たっぷりホースで散水。
(6月18日)
 10日の梅雨入りで雨に恵まれ生育しだした。株周りを丁寧に草引き。
 10か所ほど未発芽や小さな芽吹きにつき、堆肥場で大きく芽吹いたものを移植。
(7月5日)
 畝の法面・畝間を草刈機(紐タイプ)で草刈り。
(7月29日)
 梅雨の長雨で、昨年に比べてどれだけか生育がいいが、芳しくはない。ただし、昨年11月に枯れたブルーベリーのエリアへの新規作付け部分は、連作エリアに比べてはっきりと調子いい。でも、他の方の畑に比べれば、完全に見劣りする。
(8月2日)
 雑草が繁茂。草刈機(紐タイプ)で畝間をざっと草刈り。
(11月2日)
 ブルーベリーのエリアへの新規作付け部分はまだ地上部が残っているが、他は完全に枯れてしまっている。
 草刈機(紐タイプ)でうっそうとした雑草を刈り取り、芋を掘り出す。
 昨年同様に、悲惨な収穫量。計量せず。評価★☆☆☆☆

<2019年産>
 連作2年目、そして無肥料栽培も2年目の里芋栽培である。大冒険だ。
(4月28日)
 発泡スチロール箱で保温しつつ芽出しをしてきた。→ 里芋の苗床での芽だし
 1株だけかすかに芽吹き、少々早いが、今日定植。芽吹きがあった種芋は52個(親芋6個を含む)。
 30cm間隔ぐらいで大雑把に並べていったところ、ほぼうまくいった。西の畝に22個、真ん中の畝に15個、東の畝に15個(うち親芋6個)並べ、順次、埋め込み。
 なお、事前に、スコップで畑起こしもどきを行ない、植え付け後は枯草で再び畝全体を覆っておいた。
(6月16日)
 全部芽吹いて生長中であるが、雑草に負けそうになった。鎌で畝全体をざっと草刈りし、その草で株周りを覆っておいた。
(7月8日)
 畝の法面をざっと草刈機で草刈り。
(8月7日)
 株周りには雑草はたいして生えていないが、畝全体が雑草の繁茂で里芋が負けそう。鎌で雑草を刈り取り、畝に敷いておいた。
 昨年以上に生育は悪い。脇芽が出ている株は極めて少ない。脇芽は鎌で欠き取る。
(9月12日)
 一部の株はそれなりに大きくなったが、過半は昨年より背が低い。辛うじて雑草に勝っているといった感じだ。
(9月15日)
 畝の両面を草刈機でざっと草刈り。
(10月27日)
 地上部が枯れたものがほとんどになり、今日、3畝全部を掘る。無収穫株がけっこうあり、3畝とも非常に凶作。買い物籠ちょうど1杯といったところ。
 無肥料・連作1年目はけっこう調子が良かったが、2年は悲惨なものとなった。昨年は子芋26kg、親芋7kgであったが、今年は小芋7kg強、親芋2kg弱で、くずを除くと小芋5kg、親芋1kgほどとなってしまった。来年用の種芋を退けると、食用になるものは3kg強しかない。評価評価★☆☆☆☆
(11月12、13日)
 無肥料・連作2年目がチョウ不作となったので、土壌改良を行う。先日、畝に刻み藁をけっこうな量撒いておいた。小型ビッチュウで畝の片側を軽く起こしながら、刻み藁や枯草を埋め込んでいく。もう片側は軽く起こして土を被せ、2畝を整形。
 枯れたブルーベリーが里芋畝の延長上にあり、これを伐採し、伐根。ここだけ土が盛り上がっているので、余分な土を里芋畝間にばらまく。また、この畝に数年前に伐採した切り株が残っているので、これをツルハシで叩き、放り出す。土壌改良は他の2畝と同様に実施。
(11月22日)
 土壌改良した畝は枯草など全く被せてないので、休耕田の枯草を一輪車で運び、たっぷり被せておいた。

<2018年産>
(2017年11月22日)
 2018年産から「たんじゅん農」にのとって連作・無肥料栽培することとした。
 よって、本日、今年収獲した跡(自宅前の畑、南区画中央3畝)に、来季の畝作りを行った。
 まず、田んぼから刻み藁を持ってきて、収穫後の畝にばら撒き、ビッチュウで起こす。
 次に、畝の法面下方(法尻の少し上)の位置を鍬で溝立てし、藁を敷き込み、土を戻す。その後、畝の峰を鍬で大きく溝立てし、ここにも藁を敷き込み、土を戻す。続いて、反対側の法面下方の位置を鍬で溝立てし、藁を敷き込み、土を戻す。
 これにより、畝の下に藁が3列敷き込め、刻み藁が満遍なく土に混ざり、「高炭素素材」(藁はそれほど高炭素ではないが、ベストな廃菌床やトウモロコシの残骸は入手困難)を、十分かどうかは分からないが、まずまず入れられたのではなかろうか。
 初年度につき、このように、なるべく深く掘り、丁寧に藁入れを行ったところである。
 5月半ばまで、このまま養生し、土壌細菌が藁を食べて増殖してくれるのを祈るのみである。もっとも、今年4月に施肥した肥料(窒素分が多い)が残留しているに違いないから、土壌細菌はそう易々と増殖してくれないだろうが、1年で「たんじゅん農」が成功するなんてことは有り得ず、2年、3年かけて無肥料・藁の追加入れ込みで土壌細菌の適正化ができないかと期待している。
 なお、里芋は連作を嫌う。4年ぐらい空けよと言われる。2018年産は、連作により、また、施肥しないから、大幅な収穫減になろうが、自家消費分ぐらいは採れるだろうと思って、「たんじゅん農」にチャレンジしたところである。 
(5月6日)
 発泡スチロール箱で保温しつつ芽出しをしてきた。→ 里芋の苗床での芽だし
 全体に芽吹き、葉が出たものも多い。発泡スチロール箱の蓋に芽が当たるものも出てきて、今日定植。種芋56個中、完全に凍みたもの1個、芽が出たが半分凍みたものが2個あった。
 30cm間隔ぐらいで大雑把に並べていったところ、ほぼうまくいった。西の畝から1、2個東の畝に置き直しただけですんだ。少し深植えし、小さい芽のものは芽が完全に隠れるように植え付け。
 半分凍みた種芋も、畝の北端に植え付け。
(6月10)
 連作だがまずまず生育しつつある。
 雑草が多いので株周りを叩きながら、削り上げ、土寄せ。
(6月18日)
 枯草や根付いた雑草を手で埋め込み、手で土寄せ。
(7月15日)
 脇芽がけっこう出ており、不十分ながら手でちぎり取る。
 畝間の土を鍬で削り、土寄せ。大きな雑草は跳ねだして畝に置く。
 東2畝は生長がいいが、西の畝は全体に背が低い。不思議だ。
(7月21日)
 梅雨明けして10日以上経ち、猛暑もあって土がからからに乾いてきた。そこで、ホースを延長してたっぷり水やり。(22、23、25日も。<7月25日に20mm夕立> 8月2、4、5、8,19日も<8月15日もしとしと雨20mm>)
(8月5日)
 畝間の雑草をおおざっぱに引き、法面に被せる。鎌で脇芽欠き。
(10月15日)
 3畝のうち、東2畝はその後も順調であったが、10月になって中畝は委縮しだした。西畝はそれが顕著。これでは大幅収穫減になりそう。
(11月17日)
 今年の里芋の生育は、地上部を見ている限り、最悪の状態にあった。近隣の多くの農家が、今夏の異常高温と旱魃で出来が悪いと言われる。うちの畑の場合、隣のお寺の高木と反対隣の工場の陰となって通常より日照時間が短く、異常高温の影響は少なかったであろうし、納屋からホースを延長して散水もしたから、旱魃の被害もなかろう。
 でも、成育が極端に悪いのである。もっとも3畝の状態は異なり、西畝は悲惨な状態、東畝ははっきりした生育不足、中畝はその中間であった。
 この生育不足は、無肥料であることと、連作のダブルパンチに違いないと思っていた。よって、今年は里芋はどれだけも採れないだろうとあきらめていた。
 悲惨な状態の西畝を昨日掘ったのだが、予想に反して出来がいい。それどころか型のいい小芋ばかりがついている。良品の採れ具合は昨年以上だ。これには驚いた。無肥料・連作の1年目、大成功である。(もっとも、昨年は種芋保存に失敗し、それがために不作であったっから、平年並みの出来といったところだが。)
 もうひとつ驚かされたのは、親芋がとても小さいことだ。去年までなら、こんな小さな親芋には小振りの小芋が数個付いていればいいといった状態なのに、今年は立派な小芋が10個ほど付いているのである。なんとも不思議。
 今日、まず中畝を掘ってみたら、西畝より若干収量が多かったが、親芋、小芋の状態は同じであった。そして、この畝だけは昨年より落ちるがまあまあの収量が得られないかと期待していた東畝は、中畝より若干収量が多かったが地上部の生育具合ほどには違わなかった。違ったのは、親芋がまあまあの大きさになっていたことである。親芋は味噌田楽にして食べると美味しいから、今年は足りないくらいだが、そうぜいたくを言ってはいかん。メインの小芋が予想していた量の何倍も採れたのだから。
 ということで、無肥料・連作の1年目の大成功に大喜びしているところです。無肥料・連作で、さぞ面食らった里芋君たちに感謝、感謝、感謝! 評価★★★☆☆
 収穫量を下記に記録しておく。
 畝位置 畝の長さ 株数 小芋(kg)  親芋(kg)
  西   5m  16  7.2  1.4
  中   5m  16  7.6  1.9
  東   7m  23 11.2  3.5
 合計  15m  55 26.0  6.8
(11月18日)
 今日、2年目の無肥料・連作栽培に向けての畝づくり。今季の畝づくりとほぼ同様だが、ビッチュウで作付け位置あたりを少々起こしながら、生えっ放しにしてあった、ほぼ枯れた雑草(少々足りないから休耕田の枯草を補充)を埋め込みつつ、概ねフラットな畝にする。
 次に、刻み藁を適量ばら撒き、小型ビッチュウで畝の両サイドの土をかき上げ、昨年よりやや低い広幅の畝に仕上げる。水を好む里芋だから、畝は低い方がいいからだ。
 最後に、休耕田の枯草を運び込み、畝全体を覆う。草抑えと乾燥防止のためだ。 

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11.14 百姓仕事 いざってばかりで 歩数伸びず  [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 ガラケイの万歩計を作動させるようになって1か月は経とう。今までに1万歩に達したことはなく、店の営業日は2千歩弱であった。百姓仕事を丸一日すれば、けっこう歩数が伸びるかというと、さにあらず。腕や指はけっこう使うが、移動するときは、ほんの少しずついざって行くだけで、どちらかというと立ちっ放し、しゃがみっ放し、といったところだ。
 さて、昨日は神社行事で午前午後各1時間ほど、わりと動いた。そうしたことから、万歩計の歩数は6千歩となった。今日は午前8時から午後4時までの8時間、百姓仕事に専念。畑の畝整備のため、納屋から畑までの刻み藁の運搬などでわりと動いたつもりだが、1日の総歩数はたったの3500歩。畝整備は総延長35mしかなく、少しずつゆっくりいざって行くだけだから、こういうことになったのであろう。
 今日の百姓仕事は、けっこうな重労働で、例によって朝昼抜きで水をチビチビ飲むだけの、大休止なしの連続作業だったが、よく体がついてきたものだ。もっとも、終了したら、ほっと安心したからだろうが、どっと疲れが出て、バテバテ。
 でも、達成感があり、気は充実し、良き疲れであった。よって、大相撲をテレビで見ながらの、午後5時から始めた晩酌がことのほかうまい。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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11.11 店の営業日 抜け出して百姓仕事 今週3回目 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 毎月第1週の間はセールでそれなりに来店客はあるが、第2週ともなると閑古鳥が鳴く。
 その一方、秋の好天がずっと続いていて畑は乾いてきており、百姓仕事がやりやすい。
 そこで、今週は、火曜日と木曜日に、開店後少々店の仕事をしてから、半日仕事で百姓をやってきた。今度の日曜日が雨模様だから、その前倒しである。
 さて、今日、店頭に飾っている冬の花パンジーで枯れるものが早々に幾つか出てきて、植え直しをせねばならないものがあり、また、夏の花でまだまだ元気だった日日草もそろそろ限界が来て、冬の花に選手交代させねばならなくなってきた。そこで、パンジー苗をホームセンターへ買いに行き、予備プランターも用意し、植え付けしたところである。
 これは、大した時間はかからない。気になっていたのは、10月中下旬に種蒔きした小松菜である。細かな雑草が繁茂し、これを抜かないことには、今度の雨で小松菜が負けてしまうやもしれぬ。中旬に蒔いた小松菜畝は既に2度草引きしたが、下旬に蒔いた小松菜畝はまだ全くやっておらず、雨前にやっておきたい。
 ということで、お昼過ぎに1時間ほどかけて草引きをした次第。花苗の買い出しから始めて店に戻るに2時間を要した。店の営業日 抜け出して百姓仕事 今週3回目、である。
 草引き中、良く晴れて風もなく、暖かいを通り越して暑いくらいの陽気であった。11月中旬となった今日であるが、まだ「小春日和」とは呼べない気候だ。
 天気が良ければ、気持ち良く百姓仕事ができる今日この頃である。お天道様に感謝。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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山芋(イチョウ芋)食用芋、種芋、むかごの保存 [山芋]

 里芋と違って、山芋(イチョウ芋:どうやら大石芋(富士河口湖町大石地区産)らしい)の種芋は真冬の冷え込みに強く、凍みることはないと高をくくっていたが、そうでもない。冷え込みが強い年は一部が凍みてしまうことがある。
 なお、むかごからの栽培にも取り組んでいるが、むかごはまず凍みることはない。
 過去の保存方法を以下に記録しておく。

<2022年産>
①食用芋
(11月8日)
 昨日、概ね例年どおりの時期に収穫した。今日、水洗いし計量。
 一昨年、収穫した山芋を納屋に置いておいたら、正月過ぎに凍みる芋がけっこう出た。よって、長期保管は、昨年からダンボール箱に入れ、室内保管することにしている。
 今年は、昨年の収穫量(41kg)より2割増しの49kgの収穫で、2日掛けず1日で掘ってしまったから、終わりのほうは疲れて、いいかげんに掘ったから、先っちょが切れたものが多い。先っちょが切れたものを一族郎党に送り、良品を順次当店のお客様に進呈する。また、自家用に長期保管するものも良品とする。
(11月21日)
 残りは半分になった。ダンボール箱2箱に詰め、自宅洋間で当分保管。

②むかご
 例年どおり、2か年栽培物の2年目のものにたくさんむかごが生り、1年栽培ものに、まあまあ生った。
 例年より少し早めて9月25日にむかごの収穫をしたが、すでに若干こぼれ落ちているし、収穫するときにこぼれ落ちるものもある。来年はもっと早くせねば。
 極小のものまで、なるべくきれいに全部収穫した。むかごを全部回収しておかないと、やたらとあちこちから芽吹き、始末におえないからだ。
 大きいむかごを来年からの2か年栽培する種とするために残し、小さなものや細かいものは全部捨てる。
 例年、納屋保管では、むかごが真冬に凍みることがあるから、箱に入れて室内(居間兼寝室の押し入れ)で保管していたが、今年は11月中下旬に畝に埋め込み、丸々2か年栽培を目論んでいる。なお、そのとき、今年収穫した食用にならない極小の小芋(大きい小芋は③で使用)を優先して埋め込むことにしている。
 そして、厳冬期の凍み防止のため、刻み藁や枯草を乗せ、12月にビニールシートで覆うこととする。3月にシートを外す。
 なお、残ったむかごは箱に入れて室内(居間兼寝室の押し入れ)で6月頃まで保管し、芽吹かなかった箇所に埋め込むことにしている。

③山芋(イチョウ芋)の種芋
 1年経過した畝で不発芽の箇所(枯れたツルが支柱にない箇所)が40か所ほどあり、今年収穫した食用にならない小さな芋を、収穫の翌日に、大きいものから順に埋め込み。
 この畝には枯れ草などを被せておけば冬季に凍みることはまずなさそうだ。ビニールシートを掛ければ完璧だが、そのためには支柱を抜いて目印の短い棒を差し込み、来春に支柱の差し込みし直しする必要があり、これは面倒だから、枯草の覆いだけで済ます。
 これが終わった後、残った極小の小芋は①のむかごと同様に使用。

<2021年産>
①食用芋
(10月7日)
 今年は1か月早く9月末と10月初めに収穫した。
 例年、収穫した山芋は納屋に置いておくのだが、凍みることはほとんどなかったが、一昨年は正月過ぎに凍みる芋がけっこう出た。今年の収穫量(41kg)は去年の2割増しほどあり、当面は納屋に置いておくが、早めに親戚に送ったり、お客様に差し上げたりし、12月にはダンボール箱に入れ、室内保管することとしよう。
 なお、首元が細長いものは折り取り、先端が小さなコブになっているものも割り取り、これを種芋に回すこととした。というのは、今年はむかごが全然生らず、種芋(小さな芋で食用にならないもの)が大幅に不足するからである。
②むかご
 不思議なことに今年は全く生らず仕舞い。
③山芋(イチョウ芋)の種芋
(10月7日)
 今年はむかごが全く生らなかったから、小さな芋をむかごの代わりに種芋にすることにした。そして、今年の春にむかごから栽培した畝で不発芽の箇所があり、ここにも植え付けせねばならない。
 そこで、食用にならない小さな芋を、むかごに近いクズ芋(これは2か年栽培)と少々大き目の小芋(これは2か年栽培の2年目の畝の欠損箇所へ埋め込み)に2分類。
 近日、少々大き目の小芋を2か年栽培の2年目の畝の欠損箇所へ埋め込みする。この畝には枯れ草などを被せておけば、冬季に凍みることはまずなさそうだ。ビニールシートを掛ければ完璧だが、支柱を抜いて目印の短い棒を差し込み、来春に支柱の差し込みし直しする必要があり、これは面倒だから、枯草の覆いだけで済ます。
 これが終わった後、残った小芋とむかごに近いクズ芋を畝立てが出来次第、埋め込み作業を行い、枯草を乗せ、12月にビニールシートで覆うこととする。
 こうすれば、種芋の冬季保管をせずに済むというもの。今年から、この方法を取る。
(10月8日)
 少々大き目の小芋を2か年栽培の2年目の畝の欠損箇所へ埋め込み。50個ほどはあったろうか。残ったのはボコボコとした大きな芋1個だけで、これは幾つかに切り分けて1年目の畝に埋め込むことにしよう。
(10月31日)
 むかご代わりになるものをあれこれかき集めて籠に入れてあったものをぶちあけ、腐りが来たり、しわしわになったものを捨て、ごつごつした大きな塊はちぎり分け、数えてみたら70個ほどあった。これでは10個不足するから、食用に保存しておいた優良品の首10数個を切り、これもむかご代わりにする。

<2020年産>
①食用芋
 例年、収穫した山芋は納屋に置いておくのだが、凍みることはほとんどなかったが、昨年は正月過ぎに凍みる芋がけっこう出た。今年の収穫量(36.5kg)は去年の5割増しほどあり、当面は納屋に置いておくが、早めに親戚に送ったり、お客様に差し上げたりし、12月半ばにはダンボール箱に入れ、室内保管することとしよう。
 なお、首元が細長いものは折り取り、先端が小さなコブになっているものも割り取り、これを種芋に回すこととした。というのは、保存するむかごの数を間違え、来年作付けするむかごが大幅に不足するからである。
②むかご
(2020年10月4日)
 2か年栽培物の2年目のものにたくさんむかごが生り、1年栽培ものに、まあまあ生った。
 昨年より2週間早いむかごの収穫だが、すでに若干こぼれ落ちているし、収穫するときにこぼれ落ちるものもある。来年はもっと早くせねば。
 極小のものまで、なるべくきれいに全部収穫した。むかごを全部回収しておかないと、やたらとあちこちから芽吹くから始末におえず、昨年もそうしたが、昨年は時期的にだいぶ遅かったから、こぼれたものが数多く発芽し、その除去にけっこう手間どった。
 大きいむかごを来年からの2か年栽培する種とするために残し、小さなものや細かいものは全部捨てる。ところで、200個弱必要とするが、勘違いして残したのは120個ほどだ。これでは大幅に不足する。
 なお、納屋保管では、むかごが真冬に凍みることがあるから、箱に入れて室内(居間兼寝室の押し入れ)で保管(11月23日以降)することにする。
③山芋(イチョウ芋)の種芋
 11月初めに山芋を掘ったのだが、種芋になる小さな芋(食用にするには小さすぎる)は、その全部をむかごからの2か年栽培の畝(芽吹かなかった箇所)に補充すべく、大きいものから順に埋め込んでおいた。まだ、その残り(うんと小さいが、むかごよりはずっと大きい)があり、これはむかごの代わりに優先的に2か年栽培用に残そう。
 なお、納屋保管では、小芋が真冬に凍みることがあるから、箱に入れて室内(居間兼寝室の押し入れ)で保管(11月23日以降)することにする。

<2019年産>
①食用芋
(2020年1月9日)
 例年、収穫した山芋は納屋に置いておくのだが、凍みることはほとんどなかった。今年は納屋に半分、店に半分置き、親戚に送ったり、お客様に差し上げたりした。
 残り少なくなったが、どちらの保管場所も、凍みる芋がけっこう見つかり、氷点下になることがない冷蔵庫で残りを保管することとした。
 昨年は5月までは持ったが、6月になると傷みがけっこう出てきたと思う。今年は冷蔵庫保管することにしたが、どうなるやら。
(3月末頃)
 収穫量が少なかったせいか、今年は3月末頃に食べきってしまった。

②むかご(10月20日)
 2か年栽培物の2年目のものにたくさんむかごが生り、他の畝はわずかであった。すでにこぼれ落ちたものがけっこうあり、それも含めて全部を回収し、ヤーコンの畝間にいったん捨て、大きいものを拾い集め、ザルに入れて陰干し。
 こうして、むかごを全部回収しておかないと、やたらとあちこちから芽吹くから始末におえず、今年から全部回収することにした。ただし、時期的に少々遅かった。 
(11月8日)
 日陰干ししておいたむかご約160個をザルから、昨年使った発泡スチロールの小箱へ移し、母屋へ運び込み。(蓋をしておいたが、12月2日、蓋を外す。)
(12月20日)
 暖房を掛ける居間兼寝室の押し入れが一番冷え込みが少ないから、ここに蓋を取ったまま保存することとした。
(2020年4月26日)
 むかごは全く凍みることなく、今日、全部植え付け。

③山芋(イチョウ芋)の種芋
 11月初めに山芋を掘ったのだが、種芋になる小さな芋は、その全部をむかごからの2か年栽培の畝(芽吹かなかった箇所がどういうわけか多かった)に補充すべく、使い切った。よって、来年、単年栽培する畝用の種芋は収穫した良品からの切り分けとなる。
 なお、むかごからの2か年栽培(植えっ放し)を2期実験し、これがうまくいき、単年栽培より楽だから、再来年からは4畝全部を2か年栽培することとし、単年栽培用の種芋切り分けは来期が最後となる。
(11月15日)
 本日、種芋づくりを実施。上端が細長い芋の先端を数十gから100g弱ほど切り取ったり、芋の下端でとろろにおろすに不適な形状のものを切り落としたりし、できた分(約50個)を種芋とし、納屋で日陰干し。
(12月2日)
 その後、2、3日玄関先で日に当て、母屋に入れる。今日、見てみたら、切り口が十分に乾いているものがほとんど。ただし、2個が凍みており、切ってみると、やはり中まで凍みが入り込んでおり、これは処分。発泡スチロール箱に入れ、母屋の冷え込みが少ない場所で保管することにした。当面は蓋は外しておく。
(12月20日)
 暖房を掛ける居間兼寝室の押し入れが一番冷え込みが少ないから、ここに蓋を取ったまま保存することとした。
(2020年4月26日)
 今日、植え付けしようと畝に均等に並べたところ、約1割(数個)は凍みて使えなかった。暖冬で冷え込むことはなかったのに。

<2018年産>
①山芋(イチョウ芋)の種芋(11月21日)
 11月5日に単年栽培物を掘って水洗いし、10日に来年用の種芋づくり。40数個いるから、60個弱を確保する。
 小芋はそのまま種芋にする。今年は単年栽培とむかごからの2カ年栽培の両方を収穫したから、小芋が倍の量となるが、2カ年栽培物はほぼ全部の芋に全体に小さなイボイボがびっしりついており、どうやら、これはネコブセンチュウ被害のようで、ネコブセンチュウ被害が生じたサツマイモと同様に保存性が悪いかもしれないので、来年用の種芋は単年栽培品からのみ賄うことにした。
 これでは不足し、大きい芋の先端を折り取ったり、形の悪い芋の先端を折り取ったりして、少なくとも50g以上のものを種芋として60個弱確保した。発泡スチロール箱に満杯になった。
 切り口が十分に乾いたので、21日に蓋をして母屋の玄関ホールに仮置きする。
(12月3日)
 母屋の玄関ホールに置いておいた山芋を見てみると、けっこうカビが生えていた。まだ乾ききっていなかったのである。そこで、全部いったん出して点検。
 青カビが生えているものは中まで凍みが入っていた。凍みがない所まで切って乾かし直し。白カビなどは中まで凍みは入らず、ティッシュペーパーで吹く。
 もう1度籠に入れて乾かし直しすることとなった。10個弱を処分。
 昨年同様に居間兼寝室に置こうと思ったが、今年は朝まで暖房をかけることとしたから、暖かくなりそうで、隣の応接室に置くこととした。 
(2019年4月27日)
 種芋用に保管しておいた小さな山芋を点検したところ、首元から芽が出ているものが数個あった。凍みているものはないか調べてみると、3割ほどは部分的に凍みており、大半を処分。凍みが少ないものは凍みた部分を除去して使用。
 良さそうなものは30個弱しかなく、一緒に入れておいたごく小さな種芋も使うこととし、何とか40数個を用意できた。
 やはり居間兼寝室でないとダメだ。

②むかご(11月21日)
 2カ年栽培物にむかごが非常に多く生り、10月に2、3回と掘ったときに、大きなむかごを数十個拾い集めてある。また、掘った山芋の先端に丸っこい小さなものがくっついているものは千切り取り、また、細長い小さなものはそのまま、むかごの代わりに2カ年栽培用にした。それが10個ほど確保でき、11月10日に一緒にして、発泡スチロールの小箱(昨年使ったもの)に満杯入れ、蓋をせずに倉庫内に置いておいた。 
 むかご以外のものも入れてあるので、蓋をして21日に①と一緒に母屋での保管とする。
(12月3日)
 むかご以外のものは①と同様にカビが生えていたものがあり、同様に措置。
 なお、友人に収穫したイチョウ芋を差し上げたところ、興味を示され、むかごから栽培したいとのことで、翌日、数十個を郵送。
(2019年4月27日)
 発泡スチロールの小箱を開けて見てみたら、全く凍みていなかった。
 
<2017年産>
①山芋(イチョウ芋)の種芋
(12月10日)
 小さい芋は種芋にすべく泥落としせずに籠に入れっぱなしにしておいたものを、発泡スチロールの箱に入れ替え、母屋の居間兼寝室に置くことにした。昨年は、段ボール箱に籾殻を入れ、母屋(洋間)で保管したが、一部凍みたので、もう少し暖かいところにした次第。
(2018年4月8日)
 保管場所を倉庫に変え、点検してみたら、一部分凍みていたものや全部凍みたものが昨年ほどではないが少々あった。
(4月23日)
 食用にしたものは玄関入った所にダンボール箱詰めしてあったが、小さいものや首の部分を種芋用にすべく取り出したら、ごく少数が部分的に凍みていた。
②むかご
 発泡スチロールの小箱に入れ、母屋の居間兼寝室に置く。翌年4月、見てみたら、全く凍みていなかった。

<2016年産>
①山芋(イチョウ芋)の種芋
(11月20日)
 小さな芋は一人生えの箇所から20個ほど確保してあるが、今日、栽培畝から収穫したものを選り分け、小さな芋を種用に残し、大きな芋は上部を切り取り種用にした。とりあえず籠に入れておいた。
(12月5日)
 段ボール箱に籾殻を入れ、母屋で室内保管。
(2017年5月15日)
 保存しておいた種芋(昨年掘った山芋の上部を切り取ったものやごく小さいもの)の一部は柔らかくなって(凍みていて)使い物にならない。昨年もそうであったから、来年こそ保管場所を変えねばいかん。
②むかご
 むかごは、一人生えの箇所を主に十分な数を確保してあり、菓子箱に入れたままにしてあるが、毎年これで倉庫にて越冬可能である。

<2015年産>
①山芋(イチョウ芋)の種芋
(11月11日)
 試し掘りで食用にしたものは上部を切り取ってあり、まずこれを種芋にする。上部があまりに細長いものは先っちょを切り取り、草木灰を塗り、籾殻を入れたダンボール箱に入れる。
 次に、試し掘り・本掘りで出た食用には向かない小さなものも同様に上部を切り取り、草木灰を塗り、収納。
 山芋の先が2つ3つに分かれていて割り取ったもの、コブのように膨らんでいて割り取ったものも同様に収納。
 これだけで数十個の種芋ができた。まだ割り口が乾いていないので籾殻は被せず自然乾燥を待つ。
 その他にむかごやそれに類する小さなものが約10個あり、別途保管。
(11月13日、15日)
 本掘りで食用に回したものの上部を切り取り、草木灰を塗り種芋用にする。良さそうなのは10個強。これで、必要とする種芋80個は十分に確保できた。2日後に、籾殻を入れたダンボール箱にて来年の5月まで保管。
(11月22日)
 籾殻保管が早すぎたかもしれず、一部を取り出してみたら切り口に青いカビが付いていたものあり。全部放り出して点検。10個ほどがそうであり、切ってみると奥深くまで凍みているものもある。数個は処分。軽度のものは綺麗な切り口になるまで切り、草木灰を付けて日陰干し。
(12月中旬)
 再び青カビが発生したものあり。また、ネズミに齧られたものも2、3個。よって、ダンボールの蓋を閉じる。
(翌5月16日)
 ずっと倉庫で保管し、今日植え付けようと箱から出したら4分の1ほどは凍みて柔らかくなっていた。使えるのは60個ほど。他にむかごが10個ほどあり、これは芽吹かなかった箇所に後植えする。
 今年は里芋もそうであったが、倉庫保管では真冬の冷え込みで凍みるようだ。来年は母屋での室内保管としよう。

<2014年産>
①山芋(イチョウ芋)の種芋
(11月17日)
 小さな芋はそのままにし、大きそうで食用になる部分とそうでない部分に切り分け、来春に埋め込む種を用意した。むかご6個を含めて約80個できた。
 種用はしばらく陰干しし、よく乾いたら、箱に籾殻を入れて保存しよう。なお、切り口には草木灰を付けておいた。
(翌年5月)
 倉庫で保管したが、小さな芋は全く凍みていなかった。
 ただし、山芋の上部を切り取ったものやごく小さいものは、4分の1ほどは柔らかくなって(凍みていて)使い物にならない。
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11.5 摘めど摘めど 増えていく ホウレンソウ  [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 10月11日の記事の繰り返しになってしまうが、2018年から無肥料栽培を試みたホウレンソウ。ホウレンソウはアルカリ土壌でないと育たないから、無肥料と言えど土壌改良のため牡蠣殻粉末や草木灰をかなりの量、投入したが、まるでだめであった。
 そこで、昨年は慣行農法で使う苦土石灰と石灰窒素を投入し、即効的に土壌をアルカリ化した。そうしたところ、うまく育った。もっとも、虫食いが激しく、人間様の口に入るものより、虫様の餌になってしまったほうが多かったが。
 さて、今年は、昨年同様に苦土石灰と石灰窒素を投入したほか、有機肥料(鶏糞と牛糞堆肥)を適量を振り、小型ビッチュウではつり込んでおいた。従前の慣行農法と概ね同じだが、肥料は少なめとした。
 そうしたところ、昨年と同様に初期生育は順調に行き、加えて虫食いもほとんどなく、種蒔きして30日後には早、部分的に収穫できるようになった。それ以降、3日に1回ほど大きく育ったものから少しずつ収穫し、毎日のようにホウレンソウが食卓にのぼる。
 時差蒔きして3畝、延べ13mもあるゆえ、自家消費しきれない。全体にだんだんホウレンソウが大きくなっていき、摘めど摘めど 増えていく ホウレンソウ である。よって、近日中に、息子の会社へ10kgほどのサツマイモとともに大量のホウレンソウを送り、皆さんに分けてもらうこととした。

 ところで、昨年はこのようなことがなかったが、今年は畝のホウレンソウが部分的に盛り上がった個所が散見される。特に第3弾の畝がそうだ。これは、きっと投入した有機肥料が、小型ビッチュウではつり込むときに偏り、そこだけは従前の慣行農法と同程度の施肥量となったのだろう。そして、その部分は葉の色が濃く、立派に見え、いかにもおいしそうに見える。
 一方、無肥料栽培で育てたものは、たいていの野菜は葉の色が若干薄くなるという。これが本来の野菜の色で、そうしたものが本来の味を示すという。立派でおいしそうに見えるものは肥満児であり、本来の姿ではなく、野菜本来の味から遠のくのだとか。
 我が夫婦の舌ではそれは判別できない。でも、過肥料がために、しつこい甘さ(有機肥料過剰)とか、苦味(化成肥料の窒素過剰)があるホウレンソウにはなっていないから、今年のホウレンソウは甲種合格と判定したい。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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11.4 咲かぬなら 抜いてしまえ 仏花菊 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 おふくろが元気な頃は、畑に2畝(各5m)仏花用に菊を栽培していた。10月になれば咲き始め、11月いっぱいぐらい咲いていたことであろう。そして、たぶん1週間に1回ぐらいは切り花にして仏壇に飾っていたと思う。
 そのおふくろも、死ぬ3年ぐらい前から畑仕事をまったくしなくなり、2畝の菊のお守りは全部小生がせねばならなくなった。これがけっこう手間である。雑草が生い茂るから、頻繁に草引きをせねばならない。あまりに面倒だから、最後の年は草引きを一切やめた。そうしたところ、菊は負けまいと思っていたが、雑草に負けてしまった。生き残ったのは2割程度だったと記憶している。
 でも、これだけ生き残れば十分。3か月に1回、お常飯で坊さんが来るときに仏花を飾るだけだからだ。そして、菊畝は野菜栽培に代え、菊は畑の隅っこに移植した。しかし、放置しておくと、やはり雑草が生い茂り、菊が負けてしまう。よって、年に少なくとも3回は草引きせねばならぬ。たった1回のお常飯のためだけに。
 管理が面倒だから、お常飯のときには花屋さんへ行って仏花を買ってきたほうが、見栄えも良くていい。メチャ楽できる。でも、長年おふくろが育ててきた菊ゆえ、小生の体が動くうちは畑で採れた菊の花を供えてやろうと、今年も草引きを3回ほどやった。
 しかし、である。昨日だったか一昨日であったか、畑の隅っこの菊を見てみたら、まだ蕾の状態にあった。11月7日にお常飯がある。これじゃあ、仏花にできそうにない。7日に咲きそうにない。なんで? 8日がおふくろの月命日だから、たいていその日前後の月曜日(当店の定休日)にお常飯をするのだが、例年、菊の花がちゃんと飾れていたのに。
 せっかく手をかけてきた菊なのに。咲いてくれなくては困るではないか。
 そこで、蕾を付けた菊たちに向かって、“咲かぬなら 抜いてしまうぞ!”と、どやしつけてやった。ほんと、これ正直な気持ちで。
 さて、今朝のこと。今日はJAに用事があり、菊が咲いていなかったら、3日後のお常飯用に仏花も買ってこようと思い、畑を覗いてみた。
 そうしたところ、十数輪ほど咲いているではないか。この調子なら、3日後には倍以上咲くのではなかろうか。なんとか格好がつきそうだ。よしよし。
 植物には人間の心が読めるらしいことは知っている。実体験もしている。先日、真面目にどやしつけたのをしっかり感じ取ってくれた菊たちである。
 “ありがとう。どやしつけてすまんかった。”と、菊たちに謝ったところである。
 なお、来年は、もっと管理しやすいよう、2mの畝に移植し、草引きが楽になるように考えている。こうして、おふくろが育てていた菊を末永く守りしていくつもり。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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