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ニンジン(秋冬収穫)の無肥料栽培 [ニンジン]

 2012年に栽培を始めたニンジン栽培。2015年から、3月下旬(夏収穫)と6月下旬(秋冬収穫)と、年2回種蒔きすることにした。
 ここでは、秋冬収穫の栽培について記すこととし、夏収穫のニンジン栽培は別途記事にする。

 2017年には新たな自然農法「たんじゅん農」と出会い、2018年からは無肥料・連作でいくこととした。
 このページでは、2018年からの無肥料・連作栽培について記事にし、従前の有機肥料栽培については「ニンジン(秋冬収穫)の有機肥料栽培」に記録を残す。

<2022年度>
 例年、連作ニンジン1畝の北側(6割ほど)を秋冬収穫用にしていたが、昨年、夏収穫ニンジンの後作としてブロッコリー&カリフラワーを栽培したので、夏収穫と秋冬収穫のニンジンの作付け位置を逆にした。
(5月22日)
 ブロッコリー&カリフラワーを収穫後、2度ほど草叩きしておいたが、今日、ニンジン畝の南のほう4割ほどをスコップで畑起こしもどきを行った。なお、畝の中央2割ほどは、1月16日に北のほう4割ほどとともに秋冬ニンジン収穫後にある程度の土壌改良をしてある。
(6月19日)
 テンワで草叩き、粗整形。今日明日天気がいいから、きれいに枯れるだろう。
(6月26日)
 少し大きめの草が所々にあり、引き抜く。細かな草が発芽中。
(6月29日)
 ここ4日間、良く晴れて都合がいい。細かな草をていねいに叩いておいた。
(7月3日)
 再び梅雨入りし、今日午後から雨の予報で、今朝、種蒔き。
 鍬で畝の法尻を削り上げ、テンワで均して台形に。雑草は全くない。鍬で軽く転圧し、新たに購入した「春蒔き五寸人参」をばら撒く。ちょうど1袋使い切る。
 籾殻を土が見えなくなる程度に撒いておく。
(7月14日)
 概ねきれいに芽吹いた。細かな草をていねいに草引き。
(7月25日、8月1日)
 雑草の芽吹きが目立ち、ていねいに草引き。ついでに少々選る。
(8月15日)
 草引きしながら最終の選り。
(10月24日)
 まだ小さいが、大きそうなものを数本初収穫。昨年同様に不作の感がする。
(11月18日)
 大きそうなものを全部収穫。ある程度の土壌改良をした北のほうは若干育ちがいいが、全体に小さなものしか収穫できず。残りは大半がクズだろう。評価評価★☆☆☆☆
(2023年1月3日)
 残り全部収穫。
(1月15日)
 土壌改良。畝の盛り土を両側に退け、籾殻を撒き、ビッチュウではつり込み。退けた土を戻す。なお、ニンジン畝は幅が広すぎ、両サイドの畝に、あらかじめ土移動。

<2021年度>
 2017年から畝を固定して連作開始、2018年から無肥料栽培。なお、1畝10m強を夏ニンジン(南)、秋冬人参(北)と半々に使い、一毛作である。
(2月1日)
 畝全体の草叩きをし、枯草などに軽く覆土しておいた。
(5月14日、6月11日)
 どれだけか草が生え、しっかり草叩き。
(6月12日)
 スコップで畑起こしもどき(10~15cmピッチでスコップを差し込み、土ほぐし)を行ない、牡蠣殻粉末粉末を入れ込み。
(6月23日)
 細かな草が生えだしたので、草叩き。
(6月28日)
 種蒔きは7月1日を目途にしているが、今晩当たりから若干の雨模様で、今日が種蒔きの好機と思われ、種蒔きすることに。
 まず、畝を整備する。土はよく乾いており、テンワで台形に整え、鍬で叩いて転圧したあと、鍬で淵に小さな峰を作り、雨で種や籾殻が流れ出ないようにした。
 春の残り種「春蒔き五寸人参」をばら撒く。昨年と同様に少々種が足りないが、梅雨時は発芽率がいいから、これで十分よかろう。
 最後に、籾殻を土が見えなくなる程度に十分に覆うつもりだったが、少々不足。 
(6月29日)
 夜中に小々の雨が降り、朝から晴れ。よって、お昼に水やりをしておいた。
(7月11日)
 概ねきれいに発芽し、細かな草をていねいに引く。
(7月25日)
 少々遅れたが、2回目の草引き。大きくなりすぎた雑草がけっこうあり。
(7月28日)
 細かな草を削るため、小型コテを探したが見当たらず、代わりにテボで細かな草を削り取る。ついでに若干の間引き。
(7月29日)
 畑が乾き過ぎており、成育促進のため水やり。
(8月8日)
 草刈機で畝間、法面の草刈り。
(8月9日)
 畝の細かな雑草を引きながら、最初かつ最終の選り。
(10月21日)
 今日、太そうなのを選んで収穫しようとするも、全然見当たらない。やむなく、まだ小さいが数本を引き抜く。昨年より出来が悪い感がする。
 葉っぱはまだ青々として元気がいいから、これから成長するのを期待しよう。
(11月7日)
 20本ほど掘ってみるも、やたらと小さい。まだ葉っぱが青いから少しは期待しよう。
(11月28日)
 だいぶ大きくなってくれたが、全部小さい。何とか食用になるものを30個ほど収穫。
 まだ葉っぱが青いので、これから少しは大きくなるかも。評価★☆☆☆☆
(12月25日)
 今までに大きそうなものを4割程度収獲している。少しは大きくなっているようで、今日は残りの半分ちょっとを収穫。うち小さ過ぎるもの(引き抜いた株の3分2ほど)はその場で処分。評価★★☆☆☆(少々甘め)
(2022年1月9日)
 残り全部を収穫。小さなものに混じって、けっこう大きなものもあった。凍みたものは全くなかった。
(1月16日)
 今年初めて不作になり、これは、今まで地中深くまでの土壌改良をしていなかったのが原因ではなかろうかと、本格的な土壌改良を行うこととした。
 まず、ニンジンの残骸や枯草を削り取り、これは西隣のナス畝に退ける。ついで、表層数cmの土をテンワでナス畝に寄せる。引き続き、表層土数cmを同様に退ける。
 これで、畝間と概ねフラットになり、今度は約10cmの土をビッチュウで東隣のオクラ畝に被せる。ビッチュウとテンワでこれを行う。
 近くの田んぼから刻み藁をいただいてきて、これを窪みにばら撒き、次に、使い捨てカイロから取り出した酸化鉄(細かく砕いたもの)を少量ではあるがばら撒き、ビッチュウで起こしながらすき込む。一部硬く固まっていた硬盤層があっただけで、大半はほぐれた土壌であった。(となると、今年の不作は別の原因なのかもしれぬが。)
 後は埋め戻し。まず、オクラ畝に乗せておいた土に刻み藁をばら撒き、刻み藁を混ぜ込みながらテンワで土を元に戻す。今度はナス畝に退けておいた表層土(下)に刻み藁をばら撒き、テンワで土を元に戻す。最後に表層土(上)をテンワで元に戻す。
 こうして、土壌細菌叢の上下が混ざり込んだり、逆転しないように気を付けながら、土壌細菌の餌となる刻み藁を入れ込んだ。
 これで土壌改良できたであろうから、来年以降、ずっと豊作になってほしいものだ。

<2020年度>
 2017年から畝を固定して連作開始、2018年から無肥料栽培。なお、1畝10m強を夏ニンジン(南)、秋冬人参(北)と半々に使い、一毛作である。
(5月30日)
 収穫終了の翌日(2月3日)法面にけっこう草が生えているので、それを中心に草削りと草叩きをしておいた。ついで、3月15日、5月3日に法面の削り上げと草叩き。
 草は生えるものであり、今日(5月30日)も畝の草叩きと法面の削り上げ。
(6月27日)
 5日前に丁寧に草叩きしておいた。種蒔きは7月1日を目途にしているが、昨日は晴れ、梅雨の雨間の今日しか種蒔きの好機はない。
 まず、畝を整備する。土壌が多少湿りすぎの感があるが、テンワで台形に整え、淵に小さな峰を作り、雨で種や籾殻が流れ出ないようにした。
 鍬で叩いて転圧。これは、種が均等にばら蒔かれ、かたまらないようにするため。
 春の残り種「春蒔き五寸人参」をばら撒く。少々足りないが、梅雨時は発芽率がいいから、これで十分よかろう。
 最後に、籾殻を土が見えなくなる程度に十分に覆う。
(7月5日)
 種蒔きして8日経った。今日見たら、きれいに発芽していた。
(7月12日、20日)
 順調な芽吹き。細かな草をていねいに草引き。
(8月3日)
 細かな草を大雑把に草引き、最終選り。
(8月17日)
 細かな雑草がいっぱい生えている。ミニ鎌で削り取る。2本立ちを幾つか発見し、1本に。なお、ニンジン数本ほどミニ鎌で切ってしまった。
(10月30日)
 今日、太そうなのを10本ほど初収穫。良型は少なく、太短い。不良が数本あり、現時点では昨年より出来が悪い。
 やはり無肥料のせいか、若干色が薄い。なお、ネコブセンチュウ被害はなし。
 葉っぱはまだ青々として元気がいいから、これから成長するのを期待しよう。
(11月30日)
 初収穫から1か月経ち、十分に大きくなった感がする。10日ほど前に10本弱、今日10本強を収穫。太さは十分であるが、大半が太短い。はっきりとしたネコブセンチュウ被害が1本。
 太短い原因は、土が硬く締まっていたからだろう。スコップでの畑起こしもどきをしていなかったからと思われる。
(12月6日)
 20個ほど収穫。皆、太短い。小さいもの、割れなど不良品がけっこうあり。
(2021年1月26日)
 12月末に手で土寄せし、根塊の露出を防止しておいた。
 地上部はほとんど枯れ、本日でもって収穫終了。評価は昨年より悪く、★★☆☆☆

<2019年度>
 2017年から畝を固定して連作開始、2018年から無肥料栽培。なお、1畝10m強を夏ニンジン、秋冬人参と半々に使い、一毛作である。
(5月23日)
 いつだったか記録にないが、昨期の秋夏ニンジンを3月に収穫後、畝起こしの代わりにスコップで「畝起こしもどき」しておいた。
 なお、昨年のような刻み藁などのすき込みはせず、無耕起・無肥料栽培とする。
 雑草が多いので、今日、徹底的に草叩き。
(6月21日)
 数日前に草刈り機で草刈りしておいた。今日は、テンワで奇麗に草叩き。長い梅雨の晴れ間が続き、叩いた雑草は全部枯れるだろうから有り難い。
(6月24日)
 昨日、畝を整備。ずっと雨なしで表層はよく乾いている。
 7月1日を種蒔きの目途にしているが、今日種蒔き。
 鍬を引きずって平らにし、鍬でよく転圧。畝の上面の淵は小さな峰を作り、豪雨で種が流れ出ないようにしておいた。
 春の残り種をばら撒く。少々足りないが、梅雨時は発芽率がいいから、よかろう。
 籾殻を土が見えなくなる程度に覆う。
 今日は水やりせず。やっと6月27日からずっと雨模様の予報。それまでは土が乾いているから発芽することなく、実質の種蒔き日は6月27日となる。
(7月8日)
 若干空白域ができたが、順調に発芽。丁寧に草引き。
(7月23日)
 随分と雑草が芽吹いてきている。梅雨で土が湿っているから、とてもきれいには草引きできない。可能な限り草引きし、ニンジンが込み合っている所は若干の選り。
(7月29日、8月4日)
 またまた雑草が芽吹いてきている。ざっと草引きし、若干の選り。
(8月10日、11日)
 またまた草引き、そして最終選り。完璧に奇麗にしておいた。
(9月15日)
 秋雨前線がためか、随分と生育した。調子がいい感じがする。
 株間の雑草はたいして生えていない。畝間と法尻を草刈機で丁寧に草刈り。
(9月16日)
 畝の法尻の雑草を手で引き、最終選りのチェック(10本近くを間引く)。
(10月25日)
 今日、太そうなの(淵のほうが生育よし)を20本ほど収穫。不良は数本。昨年と同様に無肥料のせいか、若干色が薄い。ネコブセンチュウ被害はなし。
 葉っぱは青々と元気がいいから、まだ、これから成長するのを期待しよう。
(11月13日)
 大きそうなものを数本収穫。まずまず良品。
(12月9日)
 北のほうから20本ほどずべっと収穫。生育不良や不良品数本。まずまず良品10本。なんとか使えるもの数本といったところ。昨年と異なり、巨大なものはない。まだ半分は残っている。(12月22日)
 10本ほど収穫。3割は不良品だが、まあまあ良い型だ。
(2020年1月6日)
 10本ほど収穫。3割は不良品だが、まあまあ良い型だ。残り少なくなった。
(2月2日)
 残り全部を収穫。けっこう太いものが多かった。評価は★★★☆☆
 連作3年目、無肥料2年目で、従前の輪作・有機肥料栽培と大差なく、質、量ともに十分満足がいく収穫となった。

<2018年度>
(2018年1月7日)
 昨季の秋冬収獲ニンジンの収穫が1月7日に終わり、同日、ニンジンの残骸と枯草そしてたっぷりの刻み藁をすき込んでおいた。ここで連作することとし、無肥料とするが、残留肥料(各種有機肥料と石灰窒素)があることだろう。
 なお、畝作りに当たり、グラジオラスは固定畝とし、ヤーコン6畝と野菜3畝の全部を気持ち扇形に展開することとしたので、ニンジン畝の南端は同じ位置だが北端は若干のずれを生じさせた。
(5月28日)
 4月ごろに1回草たたきをしたが、今日も草たたきをしておいた。
(6月8日)
 3回目の草叩きを本日実施。
(7月1日)
 1週間前に丁寧に草引きをしておいたが、もう雑草の芽吹きあり、それをきれいに引く。次に、手で台形に均し、淵に小さな堤防を作り、種が流れ出ないようにしておく。
 残り種の「春蒔五寸人参(蒔き時:春3、4月、夏7、8月)」を全部ばら撒き、軽く土を掛ける。翌日、籾殻を土が完全に隠れるほどに撒いておいた。
 梅雨らしい梅雨が続いているから、水やりの心配は無用。
(7月4日)
 台風の接近で大雨の予報。雨で種が流れる恐れがあり、ビニールシートで覆い、石を重しにして所々に置く。当分このままに。
(7月8日)
 今日の早朝で雨は終わった。お昼前に日が射しかけたのでシートを外す。
 もうかすかな芽吹きがある。昨年も8日目にそうであった。
(7月11日)
 きれいに芽吹いている。ビニールシートで4日間覆っておいたので土がほこほこになっており、乾きやすいから、今朝、たっぷり水やりしておいた。
(7月14、18日)
 雑草の生え方がすさまじい。こまめに草引き。
(7月20日)
 梅雨明けして10日以上経つし、ここ数日猛暑ゆえ、水やり。(22日も)
(7月23日)
 畝間と法面の草削り、畝整形。少々の草引き。
(7月28日)
 25日に夕立(20mm)があり、ホッと一息。今日、草引きと若干の選り。
(7月31日)
 その後は29日に軽い夕立だけで、再び土が乾きだし、水やり再開。(8月2、8日も)
 草はいくらでも生えてくるから、今日も草取り。そして、若干の選り。
(8月17日)
 水やりと15日の雨で、グーンと伸びた。これで、もう心配はない。
(8月29日)
 随分と背が高くなった。選りを忘れていて、今朝、あわてて行う。もう子指ほどの大きさになっているものあり。夏収穫ニンジンとは異なり、極めて順調だ。
 少々込み合っていたから、畝の中にはたいして雑草は生えていない。法尻の大きな雑草を大雑把に引き抜くにとどめた。
(10月3日)
 地上部は文句ないほど生育が良く、大きそうなもの3本を初収穫するも、まだ小さかった。
 無肥料連作がために根部の生育が良くないのであろう。
(10月15日)
 今日、太そうなのを7本収穫したが、良品4本、短かすぎたり2股だったりで捨てたのが3本。無肥料のせいか、若干色が薄い。ネコブセンチュウ被害はなし。
 葉っぱは青々と元気がいいから、まだ、これから成長するのを期待しよう。
(11月17日)
 葉っぱはまだ青々と元気がよく、気温も高め傾向だから、根の部分も成長中であろう。
 今日、久しぶりに大きそうなものを数本収穫。巨大になって割れが生じているものが多いが、二股になっているものなし。ネコブセンチュウ被害もなし。
 けっこう密に栽培しているが、他のものもまずまずの太さになっているものがけっこうある。無肥料でも、葉も根も例年並みの生育だ。
(12月10日)
 少々葉っぱが黄色くなりかけてきた。今日、残りの半分ほどを収穫し、親類縁者へ送付。ネコブセンチュウ被害を受けたものが若干あった。良品は半分弱で、巨大なものも1割あり。
(2019年1月30日)
 残りの半分ほどを収穫。思いのほか良品が多かった。残りは作付けした分の2割ほど。評価は★★★☆☆
(3月18日)
 新芽が伸びだしたので、今日全部収穫。まずまず良品が多かった。

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