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ニンジン(夏収穫)の有機肥料栽培 [ニンジン]

 2012年に始めたニンジン栽培。種蒔き後の水やりが大変だが、2、3年したら慣れてきて、まずまずの収穫ができるようになった。ただし、施肥のしすぎか、巨大なものになることが多い。
 2014年から、夏収穫と秋冬収穫と2回に分け、同じ1畝で半々に作付けしている。ここでは夏収穫ニンジンについて記す。
 施肥については当初から各種有機肥料そして使い捨てカイロの水酸化鉄を砕いたものを使っていたが、2016年に石灰窒素の情報(下記)を得たので、これも加えた。
 石灰窒素の特性(日本石灰窒素工業会)
 ニンジンの栽培:
 ニンジンは根菜類のなかで色沢や形状の良否が一番問われることから、窒素肥料より、りん酸、カリなどに視点がおかれるむきがあります。
 しかし、石灰窒素を施用すると肌は、滑らかで艶があり、鮮紅色で色づきがよく、増収に結びつくことなどで主産地では欠かせないものとなっています。
 また、連作圃場で問題となるネコブセンチュウなどの被害についても、いろいろな施用事例から軽減される効果が認められております。(引用ここまで)
 なお、ネコブセンチュウ対策としては、ニンジンとサツマイモのために、これらを輪作する箇所に2016年11月から順次、本格的に菌剤2種類をすき込んで、一順したところで対策を終了。効果のほどははっきりしなかった。 
 ところで、2017年には新たな自然農法「たんじゅん農」と出会い、2018年からは無肥料・連作でいくこととした。また、三浦伸章「ガッテン農法」を知る で、硬盤くずしも行った。
 これについては「ニンジン(夏収穫)の無肥料栽培」で記事にし、このページでは従前の有機栽培(苦土石灰等も使用)について記録を残す。

<2017年>
(3月25日)
 今日は畝作り。秋冬用を含めて1畝全部、今日実施。
 ニンジンは須賀前の畑、東ブロックで輪作するが、平行四辺形の畑だから、今まで3畝半となっていて使いにくかった。よって、畦に直角にしていたのを斜めにし、土手に平行の形にした。もっともグラジオラスは固定畝であるし、その隣のヤーコンも直ぐには斜めにできない。よって、北側の畝幅90cm、南側の畝幅110cmという扇形にした。
 今年のニンジンは東ブロックの新3畝の中央となる。両側の畝境に小支柱を差し、畝の峰となる部分を鍬で土退けし、くぼみを作る。
 ここに施肥。苦土石灰、石灰窒素、混合肥料(種粕、鶏糞、有機肥料粒)、草木灰を気持ち少なめに撒き、ビッチュウではつり込む。
 両サイドから鍬で土寄せし、台形に粗整形。
 これで、肥料はある程度の深さに収まったから、石灰窒素の根への害も防げよう。
 次に、牛糞堆肥を適当量振り、テンワではつりながら土と混ぜ合わせ、埋まっていた刻み藁や雑草を跳ね出す。水酸化鉄を振るのを忘れていた。
(4月3日)
 酸化鉄を振り、テンワで混ぜ混み。
(4月5日)
 昨日「(野口のタネ)春蒔五寸人参」が届き、今朝、半量を半畝に蒔くことにした。
 鍬で畝の頂を抑えて平にし、両サイドに少々淵を付け、気持ち凹形にする。これで、雨が降っても種や籾殻が流れ出ない。
 大ざっぱに種を蒔き、籾殻を土が見えなくなるほどに被せる。
 そのあとで、去年まではしなかったが、ほぐした土をほんのわずか気休め程度に撒く。これはジョウロで水を撒くとき、籾殻がけっこう流れて偏ったから、これがどれだけか防げないかと思ってのこと。
(4月6日)
 朝、ほんの少しの雨があり、種が濡れた程度。夕方から再び雨となり、明日以降4日間雨模様だから、水やりせずにすみ助かる。
(4月19日)
 土は十分湿っているが、その後、水やり。12,13,14,16,17,19日とやったが、本格的な水やりは14日だけ。
 コスモス(ニンジンとよく似ている)や雑草が先に芽吹き、2週間経った今日ニンジンらしきものが芽吹きだしたようだ。
(4月23日)
 綺麗に発芽している。先ずは一安心。土が乾いていたから念のため水やり。
(4月24日)
 丁寧に草引き。
(5月16日)
 順調に生育中。細かい草をきれいに引きながら、最初にして最後の選りを行う。芽吹きが多かったから、選りは迷うことがなく、楽であった。
(5月29日)
 またまた雑草が繁茂しだした。きれいに草引き。
(6月23日)
 少々早いが、大きそうなものを10本ほど収穫。クズは2本。
(7月9日)
 今年はなかなか成績が良い。ネコブセンチュウ対策を施したからか? 大きそうなものを20本収穫。クズは4本(捨てる)。
 種蒔き後の水やりで水道水をいただいた隣家に半分、残り半分は大阪へ送付予定。
(7月23日)
 先日は大宮へ、明日には川口へ送るため、けっこうな量を収穫。クズは1割程度で好成績。まずまず大きいものがこれで収穫終了。残りは半分ほどになり、まだ小さい。
(9月1日)
 その後、どれだけか収穫し、今日残りを全部収穫。腐りは思いのほか少なかったが、小さなものばかりであった。評価★★★☆☆
(10月31日)
 半月前に刻み藁を乗せておいた。それを退け、鍬で畝を軽く凹状にし、田んぼから持ち込んだ稲藁と退けた刻み藁を入れ込み、ビッチュウではつり込んでおいた。「たんじゅん農」にのっとり、無肥料で連作予定。

<2016年>
(3月20日)
 今日は畝作り。秋冬用を含めて1畝全部、今日実施。紫ナスなどの夏野菜の畝を使用。
 テンワ(手鍬)で枯草を削り落とし、鍬で土を両サイドに動かし、窪みを作る。
 肥料の敷き込み。苦土石灰、混合肥料(有機肥料粒、鶏糞、種粕、化成)、牛糞を振り、均しビッチュウではつる。
 テンワで土戻しをし、台形の畝を整形。本日ここまで。
(4月3日)
 ずっと雨なしで種蒔きできなかった。3日と4日に少々の雨という予報だから、2日に畝を台形に整形し直し、淵を少し盛り上げ、たっぷり水を打つことにした。
 ところが、細かな雑草がかなり芽吹きかけており、特に種蒔きを予定していた北半分に多い。2、3日前に畝の上面をかき混ぜておかねばいかんかった。そこで、比較的雑草の芽吹きが少ない南半分に種蒔きすることに変更。
 そして本日種蒔き(野口のタネ:春蒔五寸人参)し、籾殻を被せジョウロで散水。
(4月7日)
 予報どおりの雨があり、今日もしっかり雨。ここ当分は水やり不要であろう。助かる。
(4月9日)
 もう乾きかけている。水やり。コスモス種が芽吹き、引き抜く。以後、毎日水やりせねばならぬ。
 ところで、今年は一番大きいジョーロを使ったせいか、籾殻が偏ってしまう。これでは種も流れて偏ってしまうかもしれない。
(4月19日)
 毎日のように水やりしているから雑草の芽吹きが凄まじく、3、4回草引き。
 数日前からニンジンらしき芽吹きがほんの少し見られるようになった。今日で17日目になるが、それらしきものが増えてきて、どうやらニンジンの芽吹きが始まったようである。
 昨年、一昨年の例からして、この時期の芽吹きは、10数日後にポツリポツリと始まるようだ。今しばらく毎日水やりせねばならぬ。
(4月21日)
 昼から雨の予報で、今朝、最後の水やり。
 発芽率は非常に悪く、間引きをほとんど必要としない程度だ。
(4月24日)
 今年の水やりは一番大きいジョーロを使ったせいか、籾殻が偏ってしまい、種も一部が流れて畝の際で芽吹いたものもけっこうある。
 それにしても、ここは放置してあった畑だから雑草がすごい。今日もまた草引き。コスモスも芽吹いており、ニンジンと良く似ているから、果たしてどれだけのニンジンが芽吹いたのやら、定かでない。
(5月1日)
 かなり疎らながら何とか芽吹いて生長しつつある。ていねいに草引きし、畝の法面を削り上げ。
(5月2日)
 カラッカラに乾いている。農作業の合間に4回も水やり。
(5月8日)
 細かい草をきれいに取り除く。
 種が流れ落ちて芽吹いたもの数本あり。後日、移植しよう。←実行せず。
(5月25日)
 細かい草をきれいに引く。
 最初にして最後の選りを行う。一部疎らな所があるが、まずまず良い間隔に仕上がった。 
 法面の雑草をテンワで削り落とす。
(6月11日)
 細かい草をきれいに引く。
(6月26日)
 ほぼ同じ頃に種蒔きして、収穫できるようになったのは2014年は7月6日、2015年は6月19日。今年はまだ小さい。随分と差が出るものだ。小さいながら、今日、4本初収穫。
(7月11、19日)
 各回、10本ほどを収穫するも、大きなものは1本しかなかった。先割れなど不良が2、3割程度あり。
 例年より生長が悪いのは、家庭菜園に貸していた土地で、やせた土壌であったからか? 
(7月22日)
 10数本を収穫。小さめのものしかない。
(7月31日)
 10数本を収穫。やはり小さい。5本を水もらいした隣家へ。残りは3割。
(8月27日)
 残りを収穫。皆、小さい。評価は★★☆☆☆

<2015年>
(3月29日)
 昨年のこと。過去2年間のニンジン栽培の経験をもとに、3年目からは3回に分けて時差蒔きし、第1弾から第3弾まで順調に収穫できると踏んだ。ところが、昨年は夏の長雨で腐りが出たりして、あまりいい成績は残せなかった。
 そうしたこともあって、昨年の栽培途中で、翌年の作付け方針として、[2015年の作付け方針:第1・2弾を統合し、第3弾との2回種蒔きとしよう。そして種2種類で成長比較。]と、ブログに書き込んでおいた。しかし、これをすっかり忘れており、今日の種蒔き後にブログを書くにあたり、かようなメモの存在を知ったところである。加えて、なぜにかかる方針変更をしたのか、そのわけがよく思い出せないし、過去記事を読み直しても理由はどこにも書いてない。何ともお恥ずかしい限り。
 雨の直前が都合がいいとばかり、過去記事を見もせずにバタバタと今日種蒔きしてしまったのだが、何のためのブログなのかと言いたくなる。過去の反省を踏まえ、よりいい栽培法へと持って行くためのブログなのだから。自分で自分を叱ることしきり。
 済んだことはしゃあない。もう種蒔きをやり直すことはできず、今朝、実施したことをここに記録として残す。今後何かをやるときは、事前にしっかりブログ記事を見ることを肝に銘じて。
 ニンジンの種蒔き場所は、既に作成済みのダイヤグラムに従って、ネギ4畝のうち一番西の畝の収穫跡。
 まず、鍬で平べったい谷を作り、各種肥料(苦土石灰、草木灰、種粕、牛糞、鶏糞、有機肥料粒)を撒き、小型ビッチュウで軽くはつる。今日の種蒔きは第1弾(南3分の1畝=そう思い込んでいた)だから、その分だけ肥料の入れ込みをしようかとも思ったが、面倒だから第2弾、第3弾の分まで全部行うことにした。
 次に、鍬で土を戻し、台形の畝に大まかに整形する。
 そして、南3分の1畝を綺麗に整形し、鍬で転圧し平らにする。
 ここでニンジン「野口のタネ:春蒔五寸人参」(去年の残り種)を種蒔きし、モミガラで覆う。種は今回使った量と概ね同じ量が残ったから、第2弾なり第3弾で使えよう。
 お昼頃から雨となる予報だから、ちょうどいい。
 ということで、無事に種蒔きが終ったと思っていたのである。ちょっとだけ心配したのは去年の残り種だから、うまく芽吹かないかもしれないということ。昨秋、まさかと思っていたホウレンソウでこの失敗をした。
 さて、去年の反省の真意はどこにあったのか、もう1品種「野口のタネ:黒田五寸人参」を蒔こうか蒔かまいか、これについては2、3日考えてみよう。
(翌30日)
 よく思い出せないが、1番の理由は「3回にも分けると芽吹くまでの毎日の水やりが大変なこと」、2番目に「3回にも分けると途中で在庫欠乏の恐れがあること」である。よって、2回に分け、各回2品種で栽培比較し、適した方の品種を探り出すのが良かろう、ということではなかったか。
 そこで、今日、もう1品種「野口のタネ:黒田五寸人参」を6分の1畝に種蒔きした。これで、第1弾は2分の1畝の作付けとなる。
 ところで、昨日の雨は大したことなく、お昼過ぎには土が乾きかけている。よって、ジョウロでたっぷり水やりをした。昨年と同様に明日以降も毎日水やりがかかせないことだろう。
(31日)
 今日も暑いほどの陽気。ジョウロで水やり。明日は午前中雨模様だから水やりは不要になるか?
(4月1日)
 まずまずのお湿りであり、明日は晴れるが、その後5日間連続雨模様だから、水やり不要で大いに助かる。もっとも芽吹きまでに20日間ほどかかろうから、容易ではない。
(4月12日)
 3月29日に種蒔きした「野口のタネ:春蒔五寸人参」はけっこう芽吹きが見られた。14日目の芽吹き観測。翌日の「野口のタネ:黒田五寸人参」はまだのようだ。
(4月18日)
 春蒔五寸は順調な芽吹き、黒田五寸はまばら。連日雨模様が続き、これからまだ芽吹くだろう。選りは当分先。
(4月24日)
 本日、第1回選り。ただし、黒田五寸はまばらな芽吹きにつき、ほとんど選らず。
(5月5日)
 本日、第2回選りと草引き。
(5月10日)
 左が黒田五寸、右が春蒔五寸
DSCN0381.JPG

(5月16日)
 本日、最終の選り。若干の草引き。
(6月9日)
 うっそうと生い茂ってきた。法面に手ごわい雑草が勢力を増してきたので、法面のみ草引き。
(6月19日)
 「春蒔五寸」の太そうなもの10株ほど初収穫。いずれも良品。
(6月28日)
 「黒田五寸」の太そうなもの8株ほど初収穫。2株は先割れ。
(7月7日)
 「春蒔五寸」の太そうなもの20本程度を収穫。2割は割れが入り処分。残りはまだ細め。
(7月12日)
 「黒田五寸」の太そうなもの10数本収穫。3割は割れ、腐りで処分。
(7月26日)
 これ以上の生長は見込めないと思われる。
 「春蒔五寸」を10本程度収穫。2本は下のほうが少し腐っていた。残り20本ほど。
 「黒田五寸」は収穫せず。残り10数本。
(9月15日)
 ニンジンはたくさんは食べられない。3回ほど少しずつ収穫してきたが、今日残りの10本ほどを全部収穫。うち半分は先が腐っていた。
 お盆以降、ずっと長雨であったわりには腐りが少なかった感がする。まずまずの成功であった。
 夏収穫は「春蒔五寸」が「黒田五寸」より好成績であった。

<2014年の記録>
 一昨年初めて挑戦したニンジン栽培。何年か前に、おふくろに“ニンジンを作ってくれんか”と頼んだところ、”買やぁえぇ。”とつれない返事。
 百姓が超ベテランのおふくろ。うちの畑(沖積層)がニンジン栽培に最適ではないことを知っているからだろう。
 と言うのは、当地から3キロ東へ行くと、そこは各務原台地(洪積層・赤土)で、ニンジンの一大産地となっているからだ。
 でも、ニンジンは頻繁に料理に使うから、自家栽培したい。
 沖積層でも十分できるはずだ。
 3年前の秋、当時93歳のおふくろが体調を崩し、須賀前の畑への往復600mがきつくなり、一昨年は、畑仕事の全部を小生が行なうことになって、自分で自由に作付け計画が立てられるようになったから、ニンジン栽培に挑戦することにした次第。
 その結果は、先割れするものが多く、見た目には悪いが、味は良好であった。
 先割れの原因は、生長点が砂粒など当たって割れることも一因しているようだが、土壌菌のいたずらによることが多いようである。それを退治するのは容易なことではなさそうで、あきらめるしかない。
 昨年は、2年目の栽培となり、一昨年よりは少し上手にでき、まずまずの収穫を得た。種を3種類用意し、成長比較もしてみた。
 アタリヤ:極早生系三寸人参、アタリヤ:時なし五寸人参、野口のタネ:春蒔五寸人参(こだわりの旧来品種)の3つである。うちの畑には、野口のタネ:春蒔五寸人参が合うようで、発芽に大きな違いがあったし、収穫した根の大きさも断然大きかった。
 なお、昨年の作付けは次のとおり。
   第1弾 3月15日種蒔き  半畝
   第2弾 5月27日種蒔き 1/4畝
   第3弾 7月 2日種蒔き 1/4畝

 さて、3年目の今年。やはり3回に分けて種蒔きすることにするが、1/3畝ずつとしよう。そして、ホウレンソウの最終種蒔きをこの畝を使って1/3畝作付けすることにしたい。
 今年の作付け計画は次のとおり。
   第1弾 3月下旬種蒔き 1/3畝
   第2弾 5月下旬種蒔き 1/3畝
   第3弾 7月上旬種蒔き 1/3畝(この部分に先行して3月にホウレンソウを種蒔き、跡地に施肥し直して作付け)
 種は、昨年の3種類比較実験の経験で「野口のタネ:春蒔五寸人参」が芽吹きが良く、育ちも良かったので、その残りから使用し、冬越しは不向きとあるから「野口のタネ:黒田五寸人参」を第3弾の遅採り用に使ってみることにする。

 [2015年の作付け方針:第1・2弾を統合し、第3弾との2回種蒔きとしよう。そして種(たね)2種類で成長比較する。]

 1畝全体の下ごしらえを本日(3月2日)に実施。
 まず、施肥。肥料は、苦土石灰、牛糞、有機肥料(粒)、鶏糞、種粕を適当にばらまく。
 次に、ビッチュウで起こし。雑草がけっこうあり、何日か前にテンワ(手鍬)で叩いてあるが、なかなか枯れてくれず、隣のエンドウの畝に跳ね出す。後日、エンドウの畝の土寄せで埋め込むこととする。
 最後に、クワで畝の曲がりを直して、本日は終了。
(3月9日)
 使い捨てカイロから取り出した水酸化鉄を撒き、軽くはつり、混ぜ込む。クワで畝を整形しておいた。
<第1弾の栽培>
(3月29日) 本日、1/3畝に種蒔き。
 野口のタネ:春蒔五寸人参を使用。ちょうど種袋が空になった。
 種袋の指示通り土を掛け籾殻だけを掛ける。明日は雨だから散水せず。
(4月2日)
 種蒔きの翌日はけっこうな雨で、籾殻と一緒に種が流れなかったか心配であったが、籾殻は流れていなかったから一安心。土も乾いておらず、明日の晩からまた雨模様だから散水の必要がなく、助かる。 
(4月の水やり状況)
 その後雨がなく、まだ土は湿っているが、念のため8日に水やり。少々乾いてきた10日からは17日まで連日たっぷり水やり。18日は小雨で水やりせず。19日は薄曇~晴れで多少乾き気味たが、まずまず芽吹いており、水やりせず。
(5月26日)
 その後は水やりは不要で順調に成育。ちょっと遅れたが、本日間引き。約10cm間隔になるようにした。併せて、草引きをしておいた。
(7月11日)
 7月6日に太そうなものを5本初収穫。皆、型が良い。今年はうまくいったようだ。
 昨年より2週間遅れで種蒔きし、初収穫も2週間遅れ。
(7月25日)
 まだ成長中であるが、本日、大きそうなもの10数本を収穫。8割がたが良品である。ニンジンはそうそう食べられるものではなく、お客様にもらっていただくしかない。
(本日、店内で撮影。Pタイルの寸法は30cm角ですから、大きさの見当が付きましょう。普通の大きさより少し大きめ?)
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<2013年の栽培記録>
 3月3日、下ごしらえと畑起こしをすることに。
 栽培する畝は長年グラジオラスを栽培し、化成肥料を与えていた畝であるから、まず苦土石灰を振ることにした。そして、有機肥料ペレット、種粕、水酸化鉄(使い捨てカイロから取り出したもの)を撒いた。なお、牛糞も入れたかったが、まだJAから届いておらず、これは畝立てのときに入れることとする。
 施肥してから、畑起こし。ビッチュウでの人力作業である。
DSCN0051.JPG

 3月15日、予定を2週間ほど早め、昨年とほぼ同様な時期になってしまったが、本日、半畝に種蒔きすることとした。
 半畝に牛糞を撒き、小型ビッチュウではつる。クワで上部を均して台形に整え、種蒔きする位置をクワで押さえて平らにする。2列蒔きとし、幅は20センチとした。
 2種類の種袋には、3~5粒を10センチ間隔で蒔くとなっており、これに従う。
 種は3種類あり、成長比較のため、南から次の順番で種を蒔く。
 アタリヤ:極早生系三寸人参、アタリヤ:時なし五寸人参、野口のタネ:春蒔五寸人参(こだわりの旧来品種)
 さて、覆土であるが、アタリヤは種袋の説明では覆土するとなっており、種が隠れる程度に薄く覆土したが、野口のタネは覆土すると芽吹かないとあり、覆土せず。
 次に、モミガラを土が見えなくなる程度に撒く。(なお、野口のタネはモミガラを掛けよとなっている。)
 最後に、ジョウロで散水し、土を湿らせて発芽を促すとともに、モミガラが風で飛びにくいようにする。
 ここのところ雨が少なく、畑が乾き気味だから、毎日水やりが必要になろう。翌16日、17日と水やり。その後、雨。
DSCN0088.JPG

 3月31日になっても、まだ、芽吹きはしてなさそうである。畝が乾いており、ジョウロで散水。そしたら、直ぐに雨が降り出してきた。無駄骨。なお、モミガラが風で吹き飛ばされているので、再々度蒔いておいた。
 4月19日:4月第1週にまとまった雨があったが、その後は雨なしで発芽がほとんどなく、ここ数日、隔日や連続で水やり。疎らにどれだけか生えるも、昨年のようには芽吹かず。
 固まって生えたところを数株移植し、草引き。追加種蒔きが必要。
 4月23日:21日の雨で、明らかに伸びた。でも、疎らであるから、今日、追加で種蒔き。
 また、2センチ程度に伸びたもので、1箇所に2本かたまって生えているものは、選って1本にした。
 5月5日:まだ芽吹かず。あれ以来、雨なしで、ジョウロで散水。
 5月10日:どうやら生え損なったようだ。野口のタネはまずまずの芽吹きで、これを間引きするとき、数株を移植。
 5月26日:メロンの水やりのついでにニンジンにも水やり。草引きと併せて、間引き。引っこ抜いたものを移植したが、うまく成長するか?
 5月31日:前々日の久し振りの雨で、水やりの必要がなくなった。
 なお、引っこ抜いて移植したものは、ほとんど枯れてしまった。
 また、追加種蒔きしたものを今日選るとき、移植した。
 6月23日:その後、順調に成育し、第2弾の種蒔き後の水やりと併せて第1弾にも時折水やりし、選ったりした。そして、本日、初収穫。収穫したのは、成長が早かった野口のタネ:春蒔五寸人参である。
 やはり、先割れするものが多く、見た目には悪いが味に変わりはない。
DSCN0175.JPG

 7月1日:第2回目の収穫。10本強。3割は何ともならず捨てる。良さそうなのは5割程度。
 7月22日:雑草が繁茂。大きくなったニンジンは良いが、追加種蒔きや移植したものは小さくて雑草に負けそう。よって、全面的に草引き。
 消費が少なく、まだ7割方が残っている。
 8月2日:当初に生長した分は本日をもって収穫終了。追加種蒔きなどは生長中。
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紫ナスの輪作・有機肥料栽培 [紫ナス]

 うちでは白ナスをメインにして栽培しているので、紫ナスは脇役の存在となり、作付け場所は白ナスを条件の良い須賀前の畑にするから、紫ナスは交配を避けるために自宅前の畑にせざるを得なかった。毎年、白ナスの種取りをしているから、同じ畑に植えられないのである。
 よって、毎年、紫ナスの出来が悪い。葉を虫に食われることが多く、また、ときには根腐れを起こして病気が付き、大した収穫ができないことが多い。最大の原因は自宅前は風通しが悪いからであり、そして近くの草花や雑草に巣食っている病害虫がやってくることにある。
 でも、塩もみや漬物は紫ナスに軍配が上がるから、毎年、どれだけかは栽培したい。
 さて、2015年から事情が少し違ってきた。須賀前の畑の東側、幅3、4mを、畑の南に隣接する住宅の方に家庭菜園に貸していたのだが2014年から作付けされなくなり、ここも利用できるようになった。
 そこで、2015年は両方の畑で少しずつ作付けしたが、なるべく自然農法に近づけようと雑草との共生を図ったのだが、自宅前は雑草に負けてしまったものの須賀前は調子が良かった。
 その経験を踏まえ、紫ナスは2016年から須賀前の東区画で輪作することにした。白ナスの作付け箇所とまずまず距離があり、交雑の心配は少ないだろう。
 施肥について、興味ある情報を得たので、ここに記しておく。
 石灰窒素の特性(日本石灰窒素工業会)
 ナスの栽培:
 ナスは生育期間が長いため、品質のよい実を長期間にわたって収穫するには養分吸収に合った施肥を行い「成り疲れ」をさせないことが大切です。
 また、ナスは酸性土壌を嫌いアンモニア態窒素と硝酸態窒素の両方ある方がよく生育するので石灰窒素の肥効特性にピッタリ合い品質・収量の向上に結びつくわけです。基肥として施す場合は、なるべく早めに堆肥などと一緒に60~100kg/10aを全面に施し、土とよく混和するように耕うんしておきます。
 さらに、石灰窒素を追肥として畦間施用すると増収効果があります。この場合、畑の乾燥が著しいときは畦間に潅水してから施し、施用直後に降雨が予想される場合には施用を避けて下さい。
 ついでながら、害虫駆除方法のバンカープランツ効果についても知見を得たので記しておこう。
 フレンチマリーゴールドはヒメハナカメムシを呼び寄せます。この虫はナスの害虫であるミナミキイロアザミウマの天敵なので減農薬に役立つそうです。マリーゴールドは育苗し、ナスの定植後に畝の両肩に20cm間隔で植える。
※ナスの特徴:水を欲しがるから低い畝とすること
 ところが、2017年春に自然農法「たんじゅん農」を知り、2018年から無肥料菜ばしに挑戦することとした。ナスは連作障害が出るから5年空けよと言われるが連作にも挑戦したい。なお、これについては「紫ナスの無肥料栽培」で記事にし、このページでは従前の輪作・有機肥料栽培について記事を残す。

<2017年>
(4月2日)
 オクラ畝とともに紫ナス畝の畝立てを行う。畝立て前に肥料敷き込み(肥料:苦土石灰、草木灰、牛糞、3種混合、そして石灰窒素) 
(5月8日)
 昨日JAで苗購入。品種は「筑陽」で7本。背丈は15cmほどで小さい。今日、須賀前の東区画の端から3列目の半畝(南側)に植え付け。
 大きく穴を空け、牛糞を入れて土とかき混ぜ、差し水し、植え付け。
 小支柱を差し、軽く結わい付け。
(6月11日)
 3本やぐら支柱立て。みな調子いい。
(6月14日)
 2個初生り。一番生りが順次収穫できる状態。 
(6月18日)
 下のほうの脇枝を選りつつ、草引きと削り上げ。
(6月28日)
 少しずつ生長しているし、収穫は順調にできている。
(7月2日)
 収穫は予想以上に順調だが、1、2本に葉枯れが出だした。葉枯れ現象は昨年と同様だ。
(7月8日)
 依然順調に収穫。枝が伸び、結わい付け・ビニール紐で枝ぶら下げ。最初の小支柱を抜いて結わい付けに利用。
 株周り草引き、畝削り上げ。
(7月15日)
 隔日で4、5本の収穫も昨日で終わり、一休みに入った。
(7月23日)
 枝が伸び、ビニール紐で数箇所枝ぶら下げ。ポツポツの収穫。
(8月9日)
 枝が伸び、ビニール紐で幾箇所か枝ぶら下げ。ポツポツの収穫。
(8月23日)
 順調にポツポツの収穫が続いている。
(9月10日)
 1週間ほど前から小さめで収穫するようにしているが、生りが悪くなった。秋ナス仕立てにしたほうが良かろうと、本日枝をバッサリと剪定。
(10月11日)
 剪定が遅すぎ、その後全く実が生らない。花が付けど流れてしまう。今日、引き抜いて処分。残骸はヤーコンの畝間へ。評価★★★☆☆
(10月31日)
 半月前に1畝全体(南半分紫ナス、北半分枝豆)に刻み藁を乗せておいた。今日、ビッチュウではつり込み。来年、「たんじゅん農」にのっとり、南半分に枝豆、北半分に紫ナスを作付け予定。

<2016年>
(4月11日)
 3月初めにお隣さんに紫ナスを8本お願いしてあり、ゴールデンウイークに須賀前の東区画に植付けを予定。1畝に13本は植えられ、3分の1は空いてしまうが、空きスペースには枝豆を作付けしよう。
(4月12日)
 本日、畝立て。ヤーコン畑に土が寄っているので、境を深く鍬で溝立てし、東区画へ土を動かして均す。
 畝の位置決めをし、鍬で凹みを作り、施肥(苦土石灰、鶏糞、種粕、有機肥料粒)。ビッチュウで埋め戻し、テンワで整形。
(5月1日)
 本日、8本を定植。テボで穴を掘り、牛糞を入れ、土と混ぜて植え付け。1畝の2/3を使い、北方を残す。
(5月26日、6月2日)
 小支柱立て。
 生長の良い3株を結わい付け。6月2日に残りを結わい付け。
(6月11日)<初生り>
 順調に成育し、初生り3個を収穫。(6月16日:今日の4個で初生り収穫終る。)
 今年初めて、3本立てにすべく、脇芽欠きした。
 雑草を引き、削り上げ。
(6月14日)
 今年初めてのやり方だが、3本やぐら仕立てにした。少々短く細い支柱だが、生長させる3本の枝に沿って支柱を差し込み、下3分の1ぐらいの所で結わい付けた。
(6月18日撮影)
DSCN0463.JPG

(6月21日)
 虫食いもなく、スクスクと生長している。収穫も順調。
(7月3日)
 葉枯れが少々出てきた。
 枝を支柱にぶらさげ。今後の枝折れ防止を早めに。
(7月11日)
 雑草が繁茂してきたので草刈機(紐タイプ)でざっと草刈。
 葉の黄変が目立ち始め、また、少々傷物(部分的に色付かずゴリゴリ)が出だした。
(7月19日)
 収穫は概ね順調である。
 白ナスのついでに、効くかどうか分からないがダニ用の農薬で消毒。黄変した葉を除去し、ダニトロン・フロアブル2000倍散を噴霧。
(7月24日)
 枝が垂れ下がるものが何本かでてきた。ビニール紐で支柱から支える。
 ボツボツであるが順調に収穫中。
(7月29日)
 雑草が繁茂しだした。下草をざっと草刈。
(7月31日)
 草刈機で畝間を含めてざっと下草刈。
 白ナスのついでに消毒。「アファーム乳剤1000倍散+スミチオン乳剤1000倍散」を噴霧。
(8月9日)
 消毒が効いたのか、良品が生りだした。
 ただし、ゴツゴツした形の物がけっこうあり、これは切って捨てる。
(8月13日)
 株周りをざっと草引き。畝の法面と畝間を草刈機で草刈。畝に枯草を敷く。
(8月15日)
 白ナスのついでに消毒。ダニコール1000(TPN・有機塩素系)1000倍散を噴霧。
(8月27日)
 病気もなく、葉の虫食いも少なくなった。
 どんどん生ってくれるが、あまり大きくならず、小さめで収穫。また、ゴツゴツしたものが多くなり、これは種の塊が多いようで、捨てることに。
(8月29日)
 枝の伸びがすごい。少々剪定する。なお、樹勢が弱いものはばっさり剪定し、秋ナス仕立てにした。
 白ナスのついでにアファーム乳剤1000倍散を噴霧。
(9月7日)
 畝の峰に追肥(化成と即効化成ブレンド)。秋雨で浸透しよう。
(9月12日)
 今まで小さな葉っぱしか着けていなかったが、ここへきて葉っぱが元気よく大きくなりだした。
 南1株は元気がない。オクラ2株同様に一番南は害虫にやられたのか。
(9月14日)
 病気はなさそうだが、予防のため、白ナスのついでにダニトロン・フロアブル1000倍散を噴霧。
 再追肥として、石灰窒素を法面(東側)に振っておいた。
(10月28日)
 格別に秋ナス仕立てにしなかったが、順調に収穫が続いた。ここへきて寒さもあって実の膨らみが進まず、小さなものを収穫することとしているが、樹体の勢いもなくなり、もう終わりだ。ダニ対策の農薬噴霧を9月14日以来やっていないが、大した被害なし。評価は★★★★☆
(10月31日)
 本日最終収穫。11月6日に処分。

<2015年>
(4月4日)
 今年は、両方の畑で栽培することに。
 自宅前の畑、輪番でいくと今年は一番条件がいい北東区画に紫ナスを植え付けることにしているが、条件がいいといっても虫食いが激しく、無収穫に近いこともある。取りあえずは、ここに5本(実際は1本プラス)を植え付けることにしよう。なお、苗は専業農家であるお隣さんから、8本(実際は1本プラス)いただけることになっている。
 そして、須賀前の畑の一番東側に、紫ナスを3本植え付けることにしよう。1畝に12本植えられるが、端から順に3本で行けば4年ローテーションとなり、4本で行けば3年ローテーションとなる。
 白ナス2畝は、今年は畑のほぼ中央となり、ここから20mほどの場所になり、交配の恐れがどれだけかあろうが、種取り用のナスは毎年3個は作るから、全部が交配することはないというものだ。
 今年こそ、美味しい紫ナスを飽きるほど食べたいものだが、たったの3本では無理かな。
(4月16日)
 本日、自宅前の畑の畝立て。苦土石灰を振り、各種有機肥料を敷き込み。
(4月18日追記)
 本日、須賀前の畑の畝立て。苦土石灰を振り、各種有機肥料を敷き込み。
(5月3日)
 本日、定植。自宅前6本、須賀前3本。
 自宅前は、水を差してから植え付け。須賀前は大きな穴を掘り、水を差してから牛糞を2つかみ入れて土とまぶし、植え付け。
(5月10日撮影:自宅前)
 手前から、紫ナス、キュウリ、トマト。後方は菊の畝。
DSCN0383.JPG

(5月28日)
 トマトのついでに苦土石灰を2回目振り、散水し、土に浸み込ませた。なお、散水はここのところ雨なしだから、キュウリのついでに実施している。
(5月30日)
 自宅前の一番生りの大きいのが2個とも虫に齧られていた。これを含め3個(どれもまだ収穫には小さい)の一番生りは切って捨て、樹体の成育がより進むようにした。なお、須賀前の一番生りの大きい(まだ収穫には小さい)のが1個生っていたが、これは無傷であり残すことにした。
(5月31日)
 だいぶ成長したから強風であおられ少々傾く。小支柱を斜めに差し結わい付け。(両方の畑とも)
(6月2日)
 須賀前の畝の雑草がひどい。よって草叩きし削り上げ。3株中2株にけっこう大きな実を付けている。
(6月4日)
 須賀前の3株中2株に生っている実を本日初収穫。
(6月10日)
 自宅前の6株中、2株が枯れ始めた。また、一番東の株は葉っぱの虫食いがひどい。今年もあまり期待できそうにない。
(6月14日)
 自宅前の6株中、1株はほぼ枯れたので引き抜いて処分。
(7月13日)
 自宅前は調子が悪い。雑草との共生を図らせているが、負けそうである。大して生らない。
 須賀前はまずまずの状態。葉っぱの虫食いがあったり、土が痩せているからか、あまり大きくならない。でも、生りはいい。本日、3本やぐらの形に小支柱を立て、枝を結わい付けて寝ているのを直す。
(7月18日)
 須賀前で本日3個収穫。樹が少々お疲れさんに見える。自宅前は青息吐息の状態で収穫はゼロ。
(7月25日)
 どちらの畑も雑草で負けそう。長靴で踏んで倒し、日当たりを確保。
 自宅前はやっと生きている状態。
 須賀前もさほど元気ではない。肥料不足か?雑草で下半分に日が当たらないからか?
(7月28日)
 自宅前の紫ナスは、ネギの本伏せのため処分。
(8月2日)
 須賀前の紫ナスの畝、両サイドを草刈機でざっと草刈。
(8月14日)
 8月になってから無収穫。葉っぱの虫食いがひどく、生長も悪い。株間に施肥し、秋ナスに期待。
 株周りの雑草を刈り、畝に敷く。
(8月16日)
 株周りに施肥(混合肥料)。
(8月31日)
 その後、3株とも新芽から葉が茂りだし、元気を回復した。
 本日1個収穫。数日毎に順次1個ずつ収穫できよう。
 なお、枝の垂れ下がりをビニール紐で釣り上げておいた。
(9月19日)
 絶好調である。今日は5本収穫。まだまだ実をいっぱい付けている。秋ナスが楽しみだ。(手前が紫ナス、隣がサツマイモ、後方がヤーコン畑)
DSCN0428.JPG

(9月27日)
 依然として調子がいい。ただし、実の尻がカサカサになるものが一部生じてきている。白ナスのついでにダニ用の農薬ダニトロン・フロアブル1000倍散(指示書では2000倍散)を噴霧。
(10月1日)
 涼しくなって、実がなかなか膨らまない。今日は収穫できず。
(10月12日)
 消毒が遅過ぎて、実の尻がカサカサになるものが大半。
 小さめのものも収穫し、本日をもって終了。
(11月1日)
 その後は花は咲けど実は生らず。本日撤去。

<2014年の計画と栽培経過>
 一昨年は、一番条件が良い場所で5株を栽培したのだが、思惑通りにはいかず、ほんの少ししか収穫できなかった。昨年は、2番目に条件が良い場所で8株の栽培をしたのであるが、葉が虫に食われる被害が比較的少なく、まれに見る出来で、けっこう収穫できた。
 さて、今年であるが、輪作するから一番条件の悪い場所(南区画)で紫ナスを栽培せざるを得ない。
 例年、紫ナスの苗は、専業農家のお隣さんからゴールデンウイークにいただいて定植していたが、今年はちょっと違うものになった。白ナスの種を差し上げた方から紫ナスでも少々変わった「八ちゃんナス」なるものの種をいただいたから、これを白ナスとともに種蒔きし、いま、お隣さんのハウスで育苗していただいている。これが生長したら定植することにし、たぶんゴールデンウイーク過ぎになろう。
 「八ちゃんナス」は、形が不揃いで、かつ、綺麗な紫色にならず、見た目に悪いとのことであるが、一夜漬けにするとこれほど美味いものはないと言われ、今から楽しみにしているのだが、果たしてうまく生長してくれるか心配だ。神に祈るのみ。
(5月8日)
 白ナスと一緒に種蒔きから苗づくりした「八ちゃんナス」の苗は白ナス同様に、まだ十分には大きくなっていないが、いつまでもお隣さんに管理してもらうわけにも行かず、今日、定植した。本数は10本。予備苗3本を排水路の土手(公共用地)に植えさせてもらった。
(5月12日)
 昨日、トマトのついでに水やり。
 本日、万田酵素1000倍散を噴霧、植物の滋養になる。
(5月30日)
 第1回追肥、土寄せ。畝の東法面を少し削り、鶏糞、種粕、有機肥料粒を適度に撒き、土寄せ。湿り気が多い土壌であり、再度土寄せし、溝を深くしておいた。
(6月8日)
 雨風で傾いたものあり。今日、とりあえず支柱を差しておいた。
(6月13日)
 夕べ嵐があったが大丈夫であった。今日、支柱に結わい付け。
(6月15日)
 西面を土寄せ、東面を削り上げ。施肥はせず。
 北のほう5株は葉が部分的に黄色くなってきている。病気がきたかも。
(6月26日)
 葉が部分的に黄色くなってきているナスは、北のほう5株が6、7株になり、病気か何かが進んでいる感がする。カビが原因なら「うどんこ病」と同様に「重曹800倍液」が効くかもしれない。メロンやキュウリ苗に使った残りを噴霧しておいた。
(6月28日)
 葉が部分的に黄色くなっているものは、全部切り取った。北のほう3株は小さな葉だけになってしまい、しばし休養が必要だろうから実や花も切り取った。
 予備苗として排水路の土手(公共用地)に植えておいた2株のうち1株に食べ頃のナスが生っており、これを含めて3個を初収穫。
 収穫したナスを見てみると、確かに形が不揃いで、かつ、綺麗な紫色にならず、見た目に悪く、商品価値がないものであるが、それほどのものではない。一夜漬けにして食べよう。
(7月10日)
 数日前に初収穫し一夜漬けにして食べた。味はいいのだが、皮の硬いことといったらありゃしない。これには恐れ入った。2回目の収穫を一夜漬けするに当たり、女房が皮を半分以上剥いて行ったところ、皮はあまり気にならなかったが色がよく分からない。その点、一般的な皮の薄い紫ナスの方が色も楽しめて良い。やっぱり一夜漬けは、ナスの色と味とが相まって、おいいしいと感ずるものである。
 なお、樹勢はパッとしない。風通しが悪く、日照も不十分で、湿気が多すぎるという悪条件の元では致し方ないか。
(7月15日)
 ここのところ蒸し暑く晴れる日が多い。そのせいか、葉が萎れてきたものが大半である。これでは枯れてしまうであろう。
 なお、白ナスに噴霧したチャノホコリダニ用の農薬が余ったので、紫ナスにも噴霧しておいた。
(7月21日)
 何とか枯れずに生きていてくれる。北の方の3株(6月28日にバッサリ葉落とし)が再生してきている。
 本日、雑草や庭木に消毒したが、ついでにナスにも農薬を噴霧しておいた。使ったのはパダン。
(9月17日)
 何とか生き残ってくれているが、大して生らない。樹体は小さく、みすぼらしい。小さなナスを数個収穫。
(10月4日)
 クズっぽいもの10個弱を収穫して終わり。

<2013年の栽培記録>
 自宅前の畑の2番目に条件がいい所で栽培することにした。
(4月28日)
 お隣さんに予定どおり8株をいただき、定植。けっこう伸びた良品。
(5月5日)
 管理はおふくろ任せ。先日おふくろが施肥(種粕・化成)してくれた。
(「5月27日)
 数日前に、おふくろが小支柱を立て結わい付けをしてくれた。

DSCN0156.JPG

(6月2日)
 土寄せは、今年はおふくろにさせようとしたが、いっこうに行わない。よって、今日、ついでに土寄せをした。(6月15日)
 今年の紫ナスは予想に反して非常に順調に成育している。虫がつかないし枯れない。昨日1個、今日3個を初収穫した。
 まだまだ成育するだろうが、このまま順調にいってほしいものだ。
(7月2日)
 順調に収穫が続いているが、3本の葉が一部枯れかけたり萎れたりしてきている。白ナスの消毒に使ったスミチオン乳剤が余ったので、だめもとで消毒しておいた。
(7月22日)
 1本は枯れたが、2本は持ち直し、何とか実を付けている。他は、順調すぎるくらいだ。
 別の1本の実が変形したものばかりとなり、全部の枝を大きく切り取って、秋ナス仕立てにしておいた。 
 枝折れする所が出てきて、支柱を立て、くくりつけて防止。
(7月31日追記)
 3日ほど前から葉っぱの虫食いが目立つようになってきた。
 一昨日まではきれいな紫ナスが収穫できていたが、今日は屑っぽいもの3個の収穫。疲れが出てきたのかもしれない。そろそろ再消毒の時期か。
(8月4日)
 虫食いがどんどん進行。秋ナス仕立てにした株は葉がほとんどなくなってしまい、枯れるだろう。
 テントウムシダマシが2匹いて、手で潰す。
DSCN0208.JPG

 スミチオン乳剤で消毒(農薬噴霧)。その前に、被害が酷い葉を切ったり、大きく伸びた枝を切り取った。
(8月14日)
 消毒の効果は不明。畝が乾いてきた。実がなかなか大きくならない。
 そこで、ホースでたっぷり散水。翌日も同様に。
(8月19日)
 もう収穫は不可能な状態。そこで、秋ナス仕立てすることに。(別立て記事)
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2017年度までの公園&休耕田のコスモスの片付けと翌年の作付け方針 [コスモス(栽培中止)]

 毎年おふくろが植栽し、花を楽しませてくれる公園フェンス西際(外側)のコスモス。おふくろが高齢化し、だんだん小生がバトンタッチし、そのおふくろは2015年8月に他界したのであるが、2014年ごろから全部小生がやることになった。そこで、手抜きし、なるべく手を掛けないで一人生えで花が楽しめないかと目論んだが、やはりうまくいかなかった。まばらにしか育たず、だいぶみすぼらしい花の咲き方であった。
 花が終わりとなれば片付けねばならないこともあって、2014年でもって、ここへの植栽は止めることにした。
 次は、公園フェンス西際の内側である。ここは2000年頃におふくろが植栽し、それ以降、毎年一人生えしていたのだが、片付けが大変だから、順次幅を狭くし、2010年頃になしにした。ここをなしにしても、外側の植栽だけで十分に見ごたえがあった。
 3つ目は、公園フェンス北際の内側花壇である。ここは1995年頃に小生が種蒔きしたものがその後一人生えしており、片付けが面倒だから、2015年、2016年と除草剤を撒いて絶やそうとしたが、次から次へと芽吹き、一部疎らながら生育し、綺麗に花を付けてきた。でも、2017年はしつこく除草剤を撒いてやり、これでもって阻止できた。
 4つ目は、公園と道路を挟んだ休耕田の土手のコスモスである。1995年頃に小生が種蒔きしたものがその後一人生えしており、特に手入れをしなくても密生して見事に花を付ける。道路側に倒れ掛かるものがけっこうあって、生育期から道路に近い部分の刈り取りや枝払いをしたり、2017年は支柱を立ててビニール紐を張ったりして、通行に支障がないように管理している。花が終われば刈り取りだ。
 5つ目は、休耕田に畝立てした3畝のコスモスである。2005年頃にビッチュウでクネタ作りし、毎年大きくなった苗の植栽を続け、雑草を刈り取り、花を咲かせてきた。2010年頃から植栽を止めたところ、一人生えが雑草に負けてしまうことが多く、所々に苗を植栽したり、大きな雑草の刈り取りを夏に3、4回はせねばならなかった。コスモスが雑草に勝ってくれ、草刈をせずに済んだのは2012年だけであった。部分植栽や雑草の刈り取りが体力的にきつくなってきたのが2015年であり、なんとか以前と同様に手入れしたが、コスモスが大きく負けてしまい、疎らにしか成育しなかった。2016年も同様となった。コスモスの花が終わった晩秋には刈り取りせねばならないが、コスモスが少ない分、作業は楽である。こうしたことから、2017年以降は休耕田でのコスモス栽培は中止することにしたところである。
 2010年頃から2014年まではコスモスが咲く頃は見事な眺めであり、500mほど西にある老人介護施設から車椅子に座った老人たちが介護士に連れられて花見に来ておられたのだが、そうであったからコスモス植栽や管理をやってきたものの、2016年に小生68歳となり、体力的に限界が来て、大幅にコスモス栽培を縮小せざるを得なくなった。特に肉体的にきついのがコスモスの片付けである。刈り取ったり引き抜いたりして運搬するとグッタリ疲れ、疲れが翌日以降に尾を引く。加えて、野焼きするのであるが、野焼きで当局に通報されもする。
 少しでも長くコスモス栽培を続けるため、公園のコスモスの処分作業を自治会長さんにお願いし、班長さん方に手伝ってもらおうかとも考えたが、公園のコスモス栽培は勝手におふくろと小生が始めたことであるから、そういう虫のいい頼みはできないだろう。ここは、小生一人でやれる範囲でやるしかなかろうというものであり、公園でのコスモス栽培は止めにし、休耕田だけで細々と続けるしかない。

<2017年度>
(10月30日)
 休耕田の土手のコスモスを刈り取り、あるいは引き抜き、休耕田の畝間に入れ込む。例年、野焼きしていたが、燃えカスが舞い上がり、けっこう離れた所で舞い落ちるから、苦情がくるので、今年からコスモスの残骸は野焼きを遠慮することにした。
 休耕田のコスモス畝は、ほとんどコスモスがないが、背高く伸びた雑草があり、これも含めて刈り取り、畝間に入れ込む。
(3月13日)
 昨年3月13日には、お隣さんから耕運機を借りて、畝の上面を耕運した。過去にこれによりコスモスの芽吹きがすごかったのだが、昨年一昨年ともにダメであった。よって、今年はあきらめて耕運せず。

<2016年度>
(11月20日)
 公園西側の花壇に咲いているコスモスが終りかけたので、根元から切り取り、休耕田へ運搬。比較的まばらにしか生えていなかったので、順調に作業終了。
(11月21日)
 休耕田3畝そして土手のコスモスも草刈機で全部刈り取る。たいして生えていないので、労力は案外いらなかった。
 さて、来年の対応として、土手になるべく幅広く一人生えさせたく、土手と畝の間の溝を埋めることにした。
 公園から出た雑草を積み上げて堆肥化したものがけっこうある。その堆肥場の上のほうの雑草は先日野焼きしたが、半堆肥化しているものは土手の法面に撒き、ほとんど砂泥の状態のものは舗装境の低くなっている箇所に埋め、堆肥化したものを溝に埋めたところである。
 2年分が溜まっていたほぼ全部が堆肥場から片付いたが、その運搬の繰り返しで疲労困ぱい。
 最後に、刈り取ったコスモスを埋めた溝の上に置き、種をこぼさせておいた。これで、来春に芽吹きやすくなろう。
(1月9日)
 昨日、庭木の剪定くずが焼却できたので、今日、枯れたコスモス&枯草を野焼き場に積み上げておいた。けっこう重労働だ。
 これにて、片付けは全部完了。
(3月13日)
 昨年同様、お隣さんから耕運機を借りて、畝の上面を耕運した。過去にこれによりコスモスの芽吹きがすごかったのだが、昨年はダメであった。今年は期待しよう。

<2015年度>
(10月25日)
 公園で出た雑草の枯草が休耕田に積まれ、若干堆肥化している。それをクサミで運び、コスモスの畝に入れ込むことにした。コスモスや雑草を両側に傾け、畝の中心部に順次ばら撒いていく。公園から出た雑草は砂がかなり混ざりこんでおり、けっこう重い。ばら撒くというより積んでいくといった形だ。40mほどの畝3畝に今年出た分を2時間ほど掛けて入れ込んだ。
 この上にコスモスの種が落ち、冬に耕運機でかき混ぜてやれば、来春には芽吹きやすいだろう。一昨年がそうであった。
(11月5日)
 公園のコスモスはまだ花を付けているが、ほぼ枯れたものもあり、みっともないから全部除去することにした。なお、今年生えなかった箇所に他の箇所で引き抜いたコスモスを叩いて種を落としておいた。
(11月16日)
 休耕田の北2畝の草刈とコスモスの除去。鎌での作業で立ったりしゃがんだり。3時間ぐらいかけ、グッタリ。終わりがけに右膝痛が突然襲う。少々心配だが、大丈夫そうだ。南1畝と土手はまだ花がかなり咲いており、後日実施。
(12月6日)
 まだまだ花盛り。11月以降、いつまで経っても朝の冷え込みがないからだろう。でも、今日、南1畝と土手を鎌で刈り取り、除去作業終了。後日、野焼き。
(翌3月6日)
 2年前にやったのだが、今年もお隣さんから耕運機を借りて、畝の上面を耕運した。3年前はこれにより、コスモスの芽吹きがすごかった。今年も期待しよう。

<2014年度>
 今年は8月の台風でなぎ倒され、これはフェンスに結いつけたものの、10月に2回も台風が襲来し、特に13日の台風は風が強くて、かなり花が飛んでしまい、みすぼらしい姿になった。
 昨年は10月16日の台風で同様に多くの花が飛んでしまい、その1週間後に片付けに入ったのだが、今年はなかなか手がまわらず、例年並みに11月になってからの片付けである。
 公園フェンス際のコスモスは、勤労奉仕とはいえ、うちが勝手に植栽しているのだから、花が終われば片付けも当然にうちが勤労奉仕せねばならない。
 これは比較的短時間で片付くのだが、道路を挟んで公園の北側にある、うちの休耕田に3畝もコスモスを自生させており、これの片付けが大変だ。綺麗に咲き誇ればまだしも、今年は夏枯れしたり台風でなぎ倒されたりして、みっともない姿になり、花もパッとしなかった。それを小生一人での片付けとなると、加齢(66歳)も加わって、かなり消耗な作業となり、やっと重い腰を上げて、今日(11月8日)公園の片付けの後に休耕田の片付けに取り掛かったところである。
 休耕田のコスモスの片付けが大変なのは昨年から感じており、そこで、今年は3畝のうち一番北の畝は半分に里芋を作付けしたのだが、コスモスが勝ってしまい、里芋の周りのコスモスを何度か伐採したのだが、里芋の収穫はほとんど見込めない状態だ。来年はビニールマルチを敷いて、コスモスが生えないようにでもせねばいかんだろう。しかし、里芋は連作を避けたほうがいい。何を植えたらいいか、悩まされる。
(11月8日)
 9時過ぎから開始し、まずは公園のコスモスの片付け。これが終わって、30分ほど乾かしてあった里芋の泥落としで休息を取り、今度は休耕田の片付け。こちらは手で引き抜いていては時間がかかり過ぎるので、草刈機で刈り取る。大半が倒れていて刈りにくいが、今年は夏枯れしたものがけっこうあり、その分早く終えることができた。
 公園、休耕田ともに撤去したコスモスは、休耕田の一角に積み上げたのだが、この運搬作業はけっこう重労働だ。15時に終了したが、ぐったり。

<2013年度>
 花を楽しませてくれた公園フェンス際と休耕田3畝のコスモスであるが、10月16日の台風でかなり花が飛んでしまい、みすぼらしい姿になった。
 そこで、例年11月になってから行っていた片付けを今日から実施。
 さて、本日、公園西側フェンス際のコスモスと雑草を引いて、こぼれ落ちている土を公園内側に戻す。コスモスの残骸や雑草は隣の休耕田(うちの土地)へ運び込み、積み上げておいた。
 長年にわたり溜まっていた土の戻しにけっこう手間取り、これが終わってから引き続き北側フェンス内のコスモスと雑草の引き抜きに取り掛かったのだが、半分やっただけでギブアップ。残りは後日。
 大変なのは、休耕田の3畝(1畝約20m)。今年はびっしり生えているから、昨年は3時間強で済んだものの、今年は5時間程度かかるのではなかろうか。
 なお、昨年、休耕田の畝のコスモス・雑草は、引き抜いたり、刈り取って畝に積んでおき、完全に乾いてから火を付けてみたのだが、たいして燃えてくれず、失敗した。よって、今年は従前どおり1箇所に積み上げて野焼きするしかない。
 なお、今年は、休耕田の用水路沿いのコスモスは雑草に負けてしまったので、夏に雑草と一緒に草刈機で処分してしまったから、その分、楽である。
 今日は午後から雨で、3、4日雨が続くだろうから、それ以降で、残りをぼちぼち片付けすることにしよう。
(10月27日追記)
 今日は、公園北側フェンス内の残りのコスモスと雑草を引いて休耕田へ運搬。
(11月3日追記)
 休耕田3畝の北側の一人生えコスモスを刈り取り(または引き抜き)し、積み上げ。畝の上は引き抜き、泥を落とすしかない。少々やって本日はこれまで。
(11月17日追記)
 休耕田3畝のうち北2畝を引き抜き休耕田に積み上げ。
 残り1畝と土手は、まだ花をけっこう付けているし、枯れてからの方が引き抜きやすいので、もう少し後に処理することに。
(12月1日追記)
 残り1畝と土手を本日、引き抜き、これで片付いた。
 なお、庭木剪定ゴミなどと一緒に燃やそうとしたが、まだ無理であった。
(翌3月23、24日)
 休耕田のコスモスの畝の溝の土上げを3畝とも行う。
 
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2017.10.23 台風21号の被害が若干出た [台風の被害など災害]

 約1か月前に台風が来たが、九州へ上陸したから、大したことはなかったものの、若干の被害が出た。
 再び台風が来て、けっこう大きな台風であったが太平洋側を通り、雨は激しかったが心配した風の被害はなかった。
 ところが、吹き返しの風が強烈で、それによりどれだけかの被害が出た。
 なお、吹き返しの風は岐阜気象台の観測で5時間ほどにわたって10m前後、瞬間最大風速23.7mとなり、1か月前と同程度であった。
 少々風が収まった午後2時過ぎに畑を見に行ったら次のようであった。
・キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー:収穫間近のキャベツ以外は大半が傾く
・ハクサイ:一部が傾く
・ネギ:どれだけかが軸折れ
・コスモス:道路際の半分ほどが9月の台風で大きく傾き、今回残りも傾き、ゴジャゴジャに
・ピーマン:2本が傾く
・白ナス(支柱なしの第2弾):傾く
・ヤーコン:どれだけかは軸折れし、傾く

<処置>
・キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ハクサイ、ネギ:株元に手で土寄せ
・コスモス:道路側へ倒れているものを田んぼ側へ倒す
・ピーマン:倒れたものを起こして支柱に結わい付け
・白ナス、ヤーコン:放置

<土砂流出被害>
 ところで、台風は大量の雨をもたらした。総雨量は224mmで、時間雨量は最盛期には28.5mm、34.5mmを記録した。ために耕土が大量に隣地畑との境の畦に流れ出ている。土の湿り気が減ったら、これを戻さねばならぬ。
 ちなみに、これだけの豪雨となると、2000年9月11日の日雨量204mm以来のことである。それ以外の豪雨としては2000年以降、3、4回、130mm前後の雨があっただけである。

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ゴーヤの有機肥料栽培 [ゴーヤ]

 まずは、ファーマシー“薬屋のおやじ”から、一言。
 ゴーヤの苦味。夏の健康維持に必須です。
 夏は、漢方では「心(シン)」の季節。明るい時間帯が大変長くなりますから、ヒトは長時間活動します。よって、心臓がこの季節に最も働くことになります。
 その心臓は、ことのほか苦味を欲するのです。
 沖縄のゴーヤが瞬く間に全国に広がったのは、ゴーヤにビタミンやミネラルが多く含まれ、体に良いから皆が食べるようになったのも一因していましょうが、体が苦味を求めるからです。
 加えて、梅雨時は胃が弱ります。苦味は健胃薬としても働きますから、この時期胃も苦味を欲するのでしょうね。
 なお、大半の子供は苦味を嫌います。これは、子供は心臓も胃も若々しく元気ですから、苦味の助けが要らないからです。子供がゴーヤの苦味が美味しいと言い出そうものなら、“この子、老けちゃったのかな? ストレスで胃が弱っているのかな?”と、心配させられます。
 詳しいことは、別立てブログ(左サイドバーの“薬屋の…”)の「漢方栄養学」の中で解説しています。梅雨時と夏に関する食養については下記をクリックしてご覧ください。
  梅雨時の健康法…
  立夏は夏の入り…

 さて、本題に入ります。
 ゴーヤの栽培は簡単である。種蒔きゃ芽が出てツルが伸びてバンバン生る。どんどん収穫でき、終盤は虫食いになるが、そんな頃は飽きが来て処分すればいい。完全無農薬でいける。
 しかし、困った問題がある。ツルが伸びに伸びて支柱を立てただけの状態だとジャングルになってしまい、見えないところに生ったゴーヤは白っぽくなり、発見した時は巨大なものになっている。半分はそうしたもので捨てるしかなく、いかにも効率が悪い。
 そこで、2013、14年と2年連続して畑でトンネル仕立てにしたのだが、繁茂したツルの重みで支柱が寝たり、ちょっとした台風で全壊したりと、労多くして益なしの結果となってしまった。
 でも、2015年からこの問題は一気に解決した。2014年12月に2坪のミニ・ビニールハウスをこしらえたから、その枠組みにツルを這わせればよいのである。お隣さんが大型のビニールハウスの枠を使い、そうしてゴーヤを栽培してみえるから、それに倣った次第。
 我が家のゴーヤ料理の定番は、豚肉、ピーマン、ナスなどの夏野菜を加えた味噌いため。味噌がゴーヤの苦味を弱めてくれ、誰でもおいしく食べられます。

 ところで、2017年の秋に無肥料自然栽培にのめりこみ、2018年からはゴーヤも無肥料でいくことにした。これについては「ゴーヤの無肥料栽培」で記事にし、このページは従前の有機肥料栽培について記事を残す。

<2017年>
(4月30日:第1回種蒔き)
 昨年は直播きしたが発芽せず、ポットへの種埋め込みが5月8日となり、若干収穫が遅れたから、昨年の当初予定通りに今年も本日種蒔き。
 5ポットに種を3粒ずつ埋め込み、大きな発泡スチロールの箱で温室栽培。箱にビニール袋をかけ、晴天の日中は少しすかせておき、日暮れ前に蓋を被せる。これから毎日この繰り返しで早期育成を図ることに。
(5月7日:第2回種蒔き)
 メロンなどほかのものは1週間もせず芽吹いたが、ゴーヤはまだ。ほじってみると種のまま。発芽不良かと思い、1年前の種を同じポットに1、2個ずつ埋め込んでおいたが、昨年や一昨年の例からして、どうもゴーヤは芽吹くまでに日数がかかりそうだ。
(5月19日)
 種蒔きから19日ないし12日経ったがまだ芽吹かず。いかにも遅い。少々心配になるが、もう少し待とう。
 定植場所の草叩きをしておいた。
(5月27日:第3回種蒔き)
 1ポットをほじってみたが、発芽なし。新たに6ポットに3粒ずつ種蒔きしておいた。
(6月13日)
 6月9日頃にやっと芽吹きだし、その後は早い。まだ幼苗だが本日定植。
 昨年同様、ハウス支柱南側を植えつけ場所とし、鍬で支柱の両側をはつり、苦土石灰、草木灰を振り、再度はつり込む。支柱外側に溝を掘り、混合肥料を埋め込む。
 植え付け穴に牛糞を入れ、5株定植。2本立てが多い。たっぷり水やり。なお、3本立てのものから1本もぎ取り、それを予備苗とし、両端に2本植えておいた。ネキリムシ対応である。
(6月19日)
 ずっと雨なしで畝が乾ききっているから、たっぷり水やり。
(7月4日)
 けっこう伸びてきた。今年は2本株も選らず、そのまま生長させることにした。全部で10株ほどと例年の倍以上の栽培である。
 今日、魚網でネット張り。案外簡単に完成。
(8月5日)
 本日1本初収穫。明日は2、3本。やはり土が痩せているようで、成長ぐあいは去年と一緒だ。
(8月16日)
 毎日1、2本の収穫。
(8月24日)
 生りが悪い。今日収穫できる2本は種取り用に残すことにした。
(9月21日)
 その後ポツポツ収穫できたが、今日3本収穫。あとは大して生らないだろう。
 2年前からここでゴーヤ栽培をしているが、初年度が一番成績がよかったものの成育は悪かった。土壌が悪い(長年放置し、土が硬く締まっている)からだろうが、連作の影響もあるかも。昨年より今年のほうが成績が悪いのだから。でも、自家用には十分に事足りるから問題なし。
(10月1日)
 その後、2、3本収穫できたが、本日2個収穫。例年になく、まだまだ良品である。あと少しで終わろう。
(10月6日) 
 2日に気持ち小さめだが良品2本収穫。尻がほんの少し腐りかけている。例年どおりの症状だ。今日、良品3本(尻腐れは1本だけ)収穫。
(10月13日)
 4本収穫。ほぼ良品。あとは大して期待できない。
(10月20日)
 小さなもの3本収穫して終了。評価★★☆☆☆

<2016年>
(4月11日)
 昨年の種蒔きは、ミニ・ビニールハウス内でポット苗(ポットに種蒔き)づくりとしたが、今年はビニールを張っていないから、定植位置に直接種蒔きしよう。
 昨年の種蒔きはハウス内で4月19日だったから、今年は5月1日の直播きとしよう。
(5月1日)
 本日、直播き。植付け位置は3箇所とし、ツルハシで大きな穴を開け、施肥(苦土石灰、鶏糞、種粕、有機肥料粒)を十分行い、埋め戻す。少し土を除け、培養土を入れ、4粒ずつ種蒔きし、培養土を薄くかけ、土も薄くかけ、水やり。
(5月8日)<この日が実質の種蒔き>
 まだ芽吹かず。覆土が畑土だから種が腐ってはしないか。枝豆で失敗したから多分そうだろう。
 そこで、ポット4個に2個ずつ種を蒔き直す。
(6月3日)
 4ポットのうち3ポットで1本ずつ芽吹き、順調に育ってきた。本日、定植。
 なお、一人生えのゴーヤが1本、ちょうどいい所で芽吹いており、これも育てることにした。
(6月15日)
 本日、今年初めて行うネット張り。ネットは、エンドウ用:12m?、キュウリ用:10mと7mがあり、他に10mのものがあり、これを2つに切って使用。
 まず、ミニ・ビニールハウスの枠組みの南壁面と東西壁面の一部にちょうどの長さに切って引っかける。裾は地面近くまで来てちょうどいい。
 次に屋根半分(南側)に残りのネットを掛ける。長さは余りが出たが、これまた幅がちょうどピッタリで壁面に張ったネットと軽く結わい付け。
 あと、屋根半分(北側)にも張らねばなならないが後日。
(7月11日)
 ヒョロヒョロと伸びつつある。肥料不足か?
 周りの雑草を引いて株周りに雑草抑えに敷く。
(7月20日)
 ミニビニールハウスの北面屋根に魚網を張る。
(7月31日)
 今日やっと1本初収穫。今後、ボツボツ収穫できよう。
(8月4日)
 やっと2本目の収穫。明日3本目。
(8月7日)
 いかにも生りが悪いので追肥することにした。まず、株周りの草を引き、株元から15cmほどの所に少し溝を掘り、種粕・鶏糞・化成(NK)を撒き、覆土し、枯草を乗せ、しっかり水やり。
(8月9日)
 今朝4本目の収穫。あとが続かない。小さな実が1本だけ。7、8日に続き9日もしっかり水やり。
(8月19日)
 2日に1本ほどのペースで収穫できるようになったが、西の2本はまだほとんど実がならないのはどういうことか。
(8月27日)
 西の2本も生り始めた。これからピークだろう。
(9月8日)
 順調に少しずつ収穫できている。他のついでに追肥(化成)。
(9月19日)
 その後はポツポツで、ひどい曲がりや虫食いがでたものが現れだした。今日3本収穫。あとは大して生らないだろう。
(10月8日)
 その後、細々続いていたが、本日、小振りなものを4本収穫して終了。
(10月21、22日)
 本日、処分。ツルが魚網に絡み付いて外しにくかったが、少しずつツルを引っ張り、脚立を使わなくても何とか全部外すことができた。魚網の撤去は翌日。
 なお、良品が2本収穫できた。

<2015年>
(4月3日)
 今年からゴーヤ栽培はミニ・ビニールハウスの枠組みにツルを這わせればよいから、非常に楽になる。
 さて、今年の計画だが、4月20日頃にビニールハウス内でオクラなどのポット苗(ポットに種蒔き)づくりを予定しているので、そのときにゴーヤも同様に苗作りをすることにする。
 昨年同様に6ポットに各2粒種蒔きし、昨年は2本を成長させたが、今年もそうしよう。(後日3本に変更)
(4月19日)
 本日、種蒔き。同時に種蒔きする十六豆、枝豆のポット数とのからみで、3ポットとした。種の在庫が10個であったから、3~4個を各ポットに埋め込み。
(5月2日)
 なかなか芽吹かなかったが、今日、3ポットとも1、2本が芽吹いていた。発芽率は4割と悪い。
(5月18日)
 本日定植。まず、3箇所で均等にツルが這うよう位置決めし、ハウスの南縁(内側)をテボでどれだけか掘り、ここは痩せた土地と思えるので、苦土石灰と有機肥料(鶏糞、種粕、有機肥料粒)を敷き、土と混ぜ合わせる。一旦埋め戻し、再度穴を手で開け、牛糞をたっぷり入れ、これも土と混ぜ合わせる。これで、下ごしらえができた。たぶん追肥は不用であろう。
 ポット苗を置き、土寄せし、若干の盛土にし、周辺の刈り取った雑草を株周りに敷いて、定植終了。これで、もう収穫終了まで何も手入れしない予定。
 なお、2株の予定を3株としたのは、早めにツルでハウス南面をゴーヤ・カーテンで覆って日陰を作り、夏越しの植木鉢やプランターの置き場所を確保したかったからである。こうすれば、東面・西面の南寄り部分にもカーテンが出きようというもの。
(6月4日)
 5月末に他の野菜の施肥で余った肥料を追肥。
 今日は、小支柱を立て結わい付け。
 そして、ビニールハウスの枠を利用してゴーヤをトンネル仕立てにすることに。当初は粗目の魚網を被せ用と思ったが、外すのが大変だろうから、ビニール紐を枠パイプの間に張り、また、横にも3本張った。これで垂れ下がるようなら、ビニール紐を追加すればよかろう。
(7月8日)
 ビニール紐の張り方が少なかったせいか、ツルのたれ下がりが多く、定期的に巻きつけたり結わい付けたりと面倒である。魚網が良かった。
 1本のゴーヤの実が日増しに大きくなり、本日、初収穫。次の収穫は、まだ指ほどの大きさであり、あと1週間はかかろう。
(7月18日)
 先日に1本、本日3本収穫。
 なかなか簡単にはゴーヤの日除けができていかない。
(7月22日)
 ポツポツ収穫。葉の色が薄い感がするので、株周りにたっぷり追肥(各種混合肥料)。
(7月26日)
 梅雨が本格的に明けたが、全然日除けにならない。
(8月5日)
 張ったビニール紐が劣化して切れてしまう箇所がでてきた。一部を張り直す。やはり魚網をかけなければいけなかった。(後日追記:撤去するとき魚網だと手間が掛かる。ビニール紐を間隔を狭く這ったほうが良さそう。)
 収穫はポツポツで、やはり肥料不足(ヤセ地)が原因だろう。
(8月16日)
 追肥として、液肥を株周りに撒き、また、混合肥料もたっぷり撒いておいた。
(8月23日)
 1日1個平均だが、今日は5、6個も収穫。しばしストップ。小さな実が所々に見られるだけ。珍しいことだ。
(9月1日)
 その後、2、3本収穫し、今日は5本。
 やっとミニ・ビニールハウスの頂点辺りまで日除けができた感じ。
(9月17日)
 その後も生長し、しっかりした日除けとなったが、夏越しの植木鉢を置かずじまい。
 実の膨らみは鈍くなり、実の先が腐るものが過半。小さめで収穫するも、もうそろそろ終わりだ。
 須賀前の畑は今頃は例年虫食いがひどかったが、自宅前は全くなし。
(9月27日)
 実の先が腐るものは減ったが、もうそろそろ終わりだ。少々小さ目を7、8本収穫し、残りは3本程度だ。
(9月30日)
 本日小さ目の5本を収穫。実の先が腐るもの若干。
(10月1日)
 本日小さ目の3本を収穫し、終了(追記:まだまだ続いた)。
(10月18日)
 その後もポツポツ生り、やっと今日4本収穫して撤去した。ミニ・ビニールハウスのパイプに巻きついていることがあって、ツルを引きちぎるのにけっこう手間が掛かった。

<2014年の栽培記録>
 今年から、苗をハウス育苗せず、路地でポットに種を埋め込むこととした。
 なお、種を直播きすればいいだろうが、栽培するのは須賀前の畑であり、雨がほど良く降ってくれないと水やりを強いられるから、ポット苗づくりにした次第。
 4月20日に6ポットに種蒔き。各2粒埋め込む。空きプランターに入れて水やり。
(5月10日)
 昨日少し芽引きが見られ、今日は4ポットで芽吹きが見られた。一安心。
(5月12日)
 また1ポット芽吹き。残りは1ポットだけとなった。
 万田酵素100倍散を噴霧。植物の滋養になる。
(5月15日)
 最後の1ポットも芽吹く。
(5月26日 まだ小さいが、今夜は良いお湿りとなる予報であり、定植することに。
 まず、有機肥料の敷きこみ。定植位置に幅広く溝を掘り、有機肥料粒、種粕、鶏糞を入れ、土を戻す。
 最終的に2株にするから、2箇所に3ポットずつ並べて埋め込む。
 これでよし、と思いきや、定植位置を少々間違えてしまった。生長したら垣根はトンネル作りにするから、それを想定した位置でなければならぬ。よって、一度掘り出し、少々移動させ、際にも有機肥料を埋め込んでおいた。
(6月10日)
 だいぶ大きくなり、2箇所とも1本選り、2本にした。
 第1回追肥:東面(牛糞、種粕、鶏糞、有機肥料粒)
(6月11日)「ゴーヤの垣根はトンネル仕立て」
 ゴーヤの作付けは、ここ2年、須賀前の畑で、半畝(5、6m)をダブルに使って行っている。昨年から、垣根は本格的なトンネル仕立てとした。
 従前は、ゴーヤを半畝に4、5株作付けし、長いポールを真っ直ぐ立て、魚網を張っておくだけにしていたが、これでは直ぐにジャングルと化し、ゴーヤの実が隠れてしまって白っぽくなったり千切り忘れで大きくなりすぎてしまうものが過半を占めていた。
 これでは意味がなくなり、3株としたものの大差ない。そこで、トンネル仕立てにした次第。
 それでも、昨年、けっこうジャングル化してしまい、トンネルの両サイドが少々潰されてしまった。
 そこで、今年は、作付けを2株に減らすともに、トンネルが潰れないように補強をすることにした。
 なお、ゴーヤはポット苗を路地栽培し、既に苗を所定の位置2箇所に3本ずつ植えて先日1本を選り、今、2、30cm程度だが、1m程度に伸びたら1本にすることにしている。
 さて、トンネル作り。長いポール2本を何かで繋いでトンネルの骨組みとする。その繋ぎには、ビニールトンネルに使う太い針金を用い、ビニール紐で結わいつけた。
 これを順次立てていき、1m弱の間隔で7組立てた。
 次に、両サイドが昨年潰れて斜めになったから、中ぐらいの長さのポールで補強し、さらに、天井部分に細いポールを結わい付けた。この2つの補強で、昨年のように潰れることはなかろう。
 最後に、ツルが這いやすいよう、魚網を掛ける。幅1m程度のものをまず片側の側面にビニール紐で結わい付けていく。裾は50cmほど開いている状態。反対側へ回して同様にし、最後は天井に掛け、側面に張った網と結わい付ける。適当に張ったが、具合良く結わい付けることができた。
 昨年より少しトンネルが長くなり、魚網の長さが足りるか気になったが、ちょうどピッタリであった。
DSCN0285.JPG

 作業時間は、慣れたとはいえ、2時間強であろうか。収穫終了後の撤去作業も考慮すると、かなりの手間だ。
 ところで、このトンネル作りは今年で終わることになるかも知れない。というのは、今年秋に小規模なビニールハウスを作る予定でいる。このハウスに魚網を張り、ゴーヤを這わせればいいからだ。
(6月23日)
 グングン伸び、ネットを這うようになったので、2本のうち1本を選り、1本立てにした。
 これより、2株での栽培となる。
(7月13日)
 昨年は3株、今年は2株。これで十分過ぎるほど収穫できる。
 以前は、ゴーヤの苗をお隣さんのハウスで育苗してもらい、ゴールデンウイークに定植していたが、昨年は、おふくろがかなり遅く種蒔きしてハウス育苗したがために、定植は5月26日と大幅に遅れた。そして、今年はハウス育苗とせず、小生が路地で4月20日にポット苗作りをし、昨年と同様に5月26日に定植した。
 その結果、初生り時期がどうなったかというと、2011年:7月8日、2012年:7月9日、2013年:7月10日と全く差が出ておらず、今年は約1週間遅れで7月17日頃に初生りが収穫できそうな状況である。
 昨年から垣根を本格的なトンネル仕立てにしたのだが、既に、今日、天辺辺りまでツルが伸びてきており、ツルの伸び方は昨年に近い。(7月13日撮影)
DSCN0313.JPG

(7月18日)
 昨年より8日遅れで、本日、初生りを1本収穫。
(7月22日)
 本日3本、第2回目の収穫。
 株元に千切り忘れあり、早くも種取り用に。放置しておけば黄色くなり、真っ赤な果肉を持った種を取り出し、水洗いして果肉を取り、日に干しておけばよい。去年の残り種も使えるし、種取り用はこの1本で止めにしよう。
(7月26日)
 まだ、ポツポツとしか収穫できないが、ツルは勢いよく伸び続けている。株元からトンネルの内側に伸びた新しいツルは切除。
DSCN0323.JPG
 
(7月30日)
 隔日で2本程度のものが、今日は6本。これから、本格的に収穫できそうだ。
(8月3日)
 よく生ってくれる。今日は10本ほどを収穫。中央部分が込み合ってきたので、新たに伸び出したツルを切り取る。明日以降もそのようにする。
 7月22日に千切り忘れたゴーヤから種を拾い出したところ種が6個得られた。水洗いして陰干し。
(8月11日)
 昨日の台風で、トンネル仕立ての支柱が風で持ち上げられて東側の支柱が抜けて倒れてしまった。立て起こすのに苦労したが、昨日何とか立て直したもののトンネルにはならず、西側の支柱だけにツルを這わせる状態になった。よって、本日、ツルを半分ほど伐採し、実が陰にならないようにした。
(8月26日)
 8月10日の台風でトンネル仕立ての垣根が壊れ、翌日に立て直すも元通りにはならず、ツルを半分程度伐採する。
 そのせいか、生りが悪くなった。北の株はまずまずだが、南の株はとんと生らない。
(8月29日)
 気温低下で、ちっとも実が大きくならない。虫食いが全くないから、まだいいか。
(9月16日)
 今日収穫した中で1本に虫食いが見られた。一昨年と同様な傾向だ。(昨年はもう1週間早く虫食いが進んだ。)まだ暫く収穫は可能だ。
(9月24日)
 昨日、数本良品を収穫した。虫食いの2本、陰になって白っぽいもの2本は捨てた。まだまだ収穫可能の雰囲気だが、ゴーヤ跡に大根第2弾の種蒔きを予定しており、もったいないが近日処分せねばならない。
(9月28日)
 本日処分。8月の台風でトンネル仕立ての垣根が壊れているから、作業に手間取った。
 なお、思いのほか実がたくさん残っていた。ほとんど虫食いはないが、一部は陰になって白っぽかった。

(2013年の記録)
(4月15日)
 毎年、3月末には、おふくろが種をポットに蒔き、お隣さんのハウスで苗を育ててもらっているのだが、昨年は、おふくろが苗作りを忘れていたのか、面倒でやらかったのか、小生が言うまで何もしなかった。催促すると、4月10日に、お隣さんのハウスで18ポットに種蒔きした。3株あれば十分すぎるほど収穫できるから、予備を含めて5ポット頼んでおいたのだが、どれだけ作ったたら気が済むのか。呆れる。
 さて、今年は、ハウスで早期育成するまでないから、4月14日に、おふくろに早速5ポット作ってくれるよう依頼しておいた。これを路地で育成する予定である。
(翌日)
 おふくろは、ポットに培養土(土太郎)を入れただけで放置している。何を考えているのやら。そこで小生が自分で種を埋め込むことになった。これを日向に置き、散水。
(5月1日)
 4月28日に一部芽吹いたと勘違いしたが、いまだ芽吹いていない。
(5月5日)
 一向に芽吹かいないので、もう1粒種を埋め込んでやった。
(5月10日)
 まだ芽吹かないが、お隣さんのハウスに中にうち名前を書いたゴーヤのポット苗があるではないか。おふくろに聞くと種を蒔いて管理してもらっているという。5株もあり、これで足りるから、まだ芽吹いていないポットを処分。1、2個、種がほんのわずか芽吹きかけたものがあったところをみると、ゴーヤはよほど暖かくならないと芽吹かないようだ。
(5月26日)
 何とか定植できる大きさになり、本日定植。3株あれば十分だが、枯れたりすると困るから、2株ずつ3箇所に植える。十分に生長してから、1株ずつにしよう。
DSCN0146.JPG

(6月10日)
 順調に生育中。本日畝の東面に施肥(種粕、牛糞、有機ペレット)し、土寄せ。
(6月18日)
 6月15、16日に、トンネル仕立ての垣根を作ることにした。今年初めての本格的なやり方である。
 ポールとポールを繋ぎとめるにはビニールトンネルに使う太い針金を用い、ビニール紐で結わいつけた。そして、魚網を両サイドと天井部分に絡げ付け。
 完成写真は次のとおり。
DSCN0167.JPG

(7月10日)
 初生りを収穫。
(7月17日)
 隔日で4、5本収穫できるようになったが、千切り忘れが早々と3本も出て、種用になってしまった。
(7月17日撮影)
DSCN0188.JPG

(7月22日)
 今日は5本収穫。順調に収穫できている。
 雑草を削り上げ。
(7月27日)
 収穫は順調で、今日は20本と大収穫。ただし、後が続かず、小休止といったところ。
(7月31日)
 どっこい、29日、31日も各10本弱の収穫。
 ツルがうっそうと生い茂り、その重みで垣根が一部潰れそうに。
 また、内部は日が当たらず、白っぽいゴーヤができだした。これは処分。
(8月2日)
 上の写真辺りまでは順調であったが、その後どんどん脇芽が生長し、ゴジャゴジャになってしまった。天井の端が潰れそうになったし、ゴーヤの実に日が当たらず白っぽいものが半分できてしまい、大した成果は得られず。
(8月4日撮影)
DSCN0203.JPG

DSCN0197.JPG

(9月4日)
 8月20日頃までツルが伸びに伸び、その重みでトンネルの両サイドはだいぶ潰れかけた。白っぽいゴーヤが半分はあり、捨てる。
 8月終わりから生りが悪くなった。隔日収穫も本日は無収穫。
(9月9日)
 秋雨前線が居座り、低温傾向にあって、生りが悪い。そして、虫食いが去年より早く進んでいる。処分せざるを得ないものが多い。今日は、3日ぶりにまずまずのものを2本収穫するも、後が続きそうにない。
(9月10日)
 その後の繁茂で重みが掛かり両サイドの支柱が中側へだいぶ寝てしまった。8月初め以来、白っぽいものが半分。そして最近、半分は虫食いで処分。本日をもって収穫終了とし、ゴーヤを処分し、トンネル撤去。

<2012年の記録>(前半省略)
(7月15日)
 本日、2回目の収穫。見逃しがあって巨大なゴーヤを発見。でも、ちゃんと美味しく食べられた。
(7月16日)
 7、8本収穫。最盛期に入った感じがする。
(7月18日)
 畝の東面を軽く溝立てし、追肥(有機肥料ペレット、牛糞、化成1:種粕3の混合)
(7月29日)
 生りが悪くなってきたので、畝の西面に追肥(化成1:種粕3の混合)をたっぷり。
(8月14日)
 梅雨明け以降、初めてのまとまった雨。ここ数日、雨なしにもかかわらず、バンバン実が生る。
 蔓もドンドン伸び、ジャングルと化し、日が当たらす白っぽい実が多くなった。
(9月15日)
 蔓が伸びに伸び、9月になったころから、日が当たらす白っぽい実が多く、小さいうちに引っ張り出して日が当たるようにしているが、なかなか思ったように行かない。
 まだまだ生ってくれるが、虫食いが少々出てきた。小さめで収穫。
(9月22日)
 昨日収穫したが、虫食いが進んで、半分は捨てた。収穫量も減って来て、間もなく終了となろう。
(9月29日)
 台風直撃の恐れあり。よって、本日垣根を壊し、最終収穫。
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オクラの有機肥料栽培 [オクラ]

 オクラの栽培は慣れれば割りと簡単である。けっこう密植しても問題ないし、1本植えでなく3本植えしてもよく、初期にネキリムシに株元を食われることがあるから、最近は3本植えにし、1、2本食われても欠損しないようにしている。
 なお、複数本植えに関して、ネット記事に次のものがあった。
 オクラの成長は早いので、毎日畑に通えないような場合は、収穫が遅れてさやが固くなってしまいます。
 そんな場合は、種まきを1箇所に4粒以上にし、そのまま間引かず育てます。(1ヶ所に4株ほどが目安)
 そうすることで樹勢が弱まって生育が遅くなり、草丈も小ぶり、さやの成長もゆっくりになるため、やわらかいまま収穫できる期間が長くなります。
 なお、樹勢が弱くなるため、1株当たりの収穫量は減りますが、本数が多いので、トータルでの収量は上がります。
 こうしたことから、例年、種蒔きなり苗作りをたくさん行うことにしている。なお、種は毎年自家採取している固定種だ。
 作付けは、毎年、須賀前の畑に1畝を作付けし、自宅前の畑で空いた所があれば適当に作付けしてきたが、2015年からは出来のいい須賀前の畑だけにした。須賀前の畑は例年まずまず収穫でき、当店のお客様にもけっこう差し上げられる。
 オクラの栽培法であるが、今まで、苗作りはやったりやらなかったりで直播きすることも多かたが、2014年からはポット苗を露地で育苗することにしている。少々遅めの栽培は発芽もしやすく、病害虫も付きにくい感がし、初生りは7月上旬と遅れるものの、これで十分である。
<参考>
2014年 種蒔き:4.20 定植:5.26 初生り:7.01
2015年 種蒔き:5.18 定植:6.09 初生り:7.20
2016年 種蒔き:5.14 定植:5.29 初生り:7.11
2017年 種蒔き:5.15 定植:5.28 初生り:7.08

 ところで、2017年春に自然農法「たんじゅん農」を知り、2018年からは無肥料かつ連作栽培に挑戦することとし、これについては「オクラの無肥料栽培」で記事にし、このページには2017年までの有機肥料栽培について記事を残す。
 
<2017年>
(4月2日)
 少々早いが、須賀前の東区画で畝立て・肥料敷き込みを行う。肥料は、苦土石灰、草木灰、牛糞、混合(鶏糞、種粕、有機肥料粒)。
(5月15日)
 1畝に20本以上植えられるから、苗は28ポットに3、4粒ずつ埋め込んだ。種は十分あり、半分も使わなかった。なお、苗トレイには枝豆第2弾12ポットを同時に準備し、1トレイに2種合計35ポットがビッシリ入った。
(5月23日)
 全部の株がほとんど綺麗に芽吹いた。
(5月28日)
 肥料は敷き込み済みで、今日は、草叩きを行い、少々株間が狭いが1畝(10m強)に28株全部を定植することに。
 定植穴に牛糞を適当量入れ、しばらく雨が見込めないから、たっぷり水を差し、順次ポット苗を植えていく。多くは1ポットに2、3本芽吹いているが、しばらくこのままでいく。こうしておけば、ネキリムシに株元を食い千切られても欠損箇所はまず生じない。
(6月18日)
 畝の削りあげをしておいた。
(6月20日)
 2本の箇所をハサミで株元から切り取り1本に。
(6月23日)
 欠損箇所1箇所に予備苗を移植。
(7月6日)
 昨日の豪雨で寝るものが半分あり、土を寄せて立たせる。
(7月8日)
 半分ほどの株から、けっこうな量を初収穫。
 株周り草引き、畝削り上げ。
(7月30日)
 今年は毎日収穫とし、順調に収穫できている。今日、千切り忘れが2本あり、これは種取り用に成長させることにした。
 葉巻虫の被害や虫が入っての枝折れが少々出てきた。
(8月8日)
 昨夜の台風で風速は最大で10m弱、8~9mが長く続き、南の方で大きく傾いた。足で土を寄せ立て直し。
(8月10日)
 少しずつお疲れさん状態になってきている。軸折れ、葉枯れが少々目立ちだしてきた。これは軸に虫が入ったことによる。葉巻虫も所々で葉を巻いている。クズが少々出だしたが、良品の収穫量は順調だ。
(8月25日)
 順調に収穫できているが、北の方はもうダメになりかけた。今年は畝を斜め作りにしたから、南の方は空地であった(昨年は枝豆)箇所であり、北の方は昨年ニンジンの跡(一昨年の北の方はオクラ)である。オクラは連作障害がほとんどないから、ニンジンの後作が良くなかったのか? それ以外には、北の方は日当たりが良すぎることがあげられ、原因はこれか? でも、今年は梅雨のような日ばかりだから、そうとは言えない。
(9月19日)
 残っているのは南の方の半分弱だが、だんだん生りが悪くなってきた。3、4日前から隔日収穫にした。虫食いは例年になく極めて少ない。千切り忘れで今年も種がいっぱい出来た。
(10月2日)
 隔日収穫でまずまずの収穫が続いているが、南の方の3本ほどは枯れ、元気なのは7、8本となってしまった。虫害は思いのほか少ない。
(10月11日)
 数本がまだ実を付けてくれる。残りを引き抜き、畝の草引き。評価は★★★☆☆
(10月14日)
 本日を持って収穫終了。

<2016年>
(4月11日)
 一昨年の経験を踏まえて、昨年同様に、5月半ばにポットに種蒔きすることとする。
 昨年は須賀前で1畝と1/3畝の作付けとしたが、今年は1畝だけとする。
(4月12日)
 少々早いが畝立て。ヤーコン畑に土が寄っているので、境を深く鍬で溝立てし、東区画へ土を動かして均す。
 畝の位置決めをし、鍬で凹みを作り、施肥(苦土石灰、鶏糞、種粕、有機肥料粒)。ビッチュウで埋め戻し、テンワで整形。
(5月14日)
 1畝に20本以上植えられるから、苗は1トレイにビッシリ入る35ポットとし、1ポットに3粒ずつ埋め込み。種は十分あり、半分も使わなかった。
(5月27日)
 順調に芽吹き、随分と大きくなったが、発芽しないポットも若干ある。
(5月29日)
 ここのところ雨がなく、夕刻から雨の予報であり、今日、定植することに。ただし、たいした雨が見込めないので、たっぷり水を差すことにした。
 畝の草叩きは、今までに2度ほど行っており、今日はほとんど雑草は生えておらず、最終整形するのみ。
 今年から1畝に減らしたから、少し株間を狭めようと、適当に定植穴を空けていったが、21株(昨年は18株)しか植えられない。まあ、これでよかろう。
 たっぷり水を差してから、牛糞をドッサリ入れ、土と少々かき混ぜてから、順次ポット苗を植えていく。良さそうなものから2本立てにして植える。残った苗で良さそうなものは株間なり株隣に植え、予備とし、悪い苗は捨てる。
 こうしておけば、ネキリムシに株元を食い千切られても欠損箇所は生じない。
(6月11日)
 欠損3株。予備苗を移植。草叩きし、削り上げ。
(6月15日)
 欠損1株。予備苗を移植。
(6月18日)
 ここのところ、急に成長しだした。よって、2、3本立ちになっている箇所は1本に選った。方法は、株元を鋏で切り取り。
(7月11日)
 本日初収穫。多少大きめのものもあり。20個ほど採れた。
 雑草が繁茂しているので、草刈機(紐タイプ)でざっと刈り取り。
(7月29日)
 雑草が繁茂しだした。下草を鎌でざっと草刈。
(7月31日)
 草刈機で畝間を含めてざっと草刈。
(8月12日)
 順調に生育しつつあり、コンスタントに収穫できている。
 1株にコゴメが湧き出した。
(8月13日)
 株周りをざっと草引き。畝の法面と畝間を草刈機で草刈。畝に枯草を敷く。
(8月15日)
 南の方を中心に所々でコゴメが発生しているのを発見。ナス消毒の余りを噴霧したが、ダニ用だから効くかどうか。
(8月27日)
 農薬はたいして効かなかったようだが、ここへきて自然消滅しだした感がする。順調に収穫できている。
 葉巻虫による被害もほとんどない。これで3年連続そうだ。有り難い。
(8月29日)
 コゴメが消えたと思ったら隣の木に移っている、といった状態で、全部の芽と、被害の酷いものは全体に農薬噴霧。(白ナス消毒の余りを使用)
(9月2日)
 農薬が効いたのか、3日前の雨で叩かれたのか、コゴメはほとんど消失。
 順調に良品が収穫できている。
(9月7日)
 畝の峰に追肥(化成と即効化成ブレンド)。秋雨で浸透しよう。
(9月12日)
 葉巻虫が全く発生せず、コゴメの発生もないから、いたって順調に収穫中。
 なお、南2株は害虫にやられたのか、ほとんど実を付けなくなり、元気がない。
(9月14日)
 ナスのついでに追肥として石灰窒素をヤーコンとの畝間に振っておいた。
(9月21日)
 昨日の台風(最大瞬間風速20.4m)で過半が傾き、足で株元を踏んで立て直し。
 少々収穫量が減ったが、良品が採れ続けている。
(9月24日)
 少々の風で傾くものあり。東面を土寄せし、株元を押さえ、安定させる。
 まだまだ元気で、良品がけっこう採れ続けている。
(10月18日)
 ここ2回、2日置きに収穫するようになったが、大きくなり過ぎるものあり。南2株と途中の1株は虫食いが激しく、収穫は期待できないが、他はまだまだいける。
 ヤーコンの脇芽がどんどん生長し、数日前からオクラに被さりだした。
(10月28日)
 今日は数本の収穫で、もう終わりだ。クズっぽいものが多くなり、成長も鈍い。葉っぱの虫食いも随分と進み、樹体が弱ってきている。今年は葉巻虫の被害がほとんどなく、好調であった。評価は★★★★★
(10月31日)
 本日、最終収穫。11月6日(無収穫)に処分。

<2015年の栽培>
(4月24日)
 本日、畝立て。冬野菜の畝を利用し、その畝の麓に叩いた雑草を集め、土寄せ。施肥は草木灰のみ。
(5月18日)
 本日種蒔き。ポット(小)30個に3粒ずつ埋め込む。段ボールを被せて乾燥防止。
(5月24日)
 最初の1粒が芽吹いた3、4日前にダンボールは外した。今日現在、けっこう芽吹きだした。
(6月2日)
 ほぼ全部のポットに芽吹きが見られ、順調に少しずつ生育中。
 須賀前に準備してある畝に雑草が目立ってきたから、削り上げと草叩きをした。
(6月4日)
 ポット苗で3本とも成育しているものは2本に選った。
 なお、30ポット中、芽吹きがない2ポットに選った苗を埋め込んだが、かなり根が切られているから、ちゃんと着くかどうか怪しい。
(6月9日)
 まだ小さいが、今日から雨模様の日が続きそうだから、いつまでもポット苗にしておくよりはよかろうと、急きょ定植しすることにした。
 まず、一番東の半畝。適当に位置決めし、9株が植わった。西のほうの畝にも適当に位置決めしたら18株となった。偶然にも昨年と同じ本数。残った3株を株間に予備として植えておいた。
 植え付けに当たっては、まだ施肥がしてないから、植え付け穴に牛糞をたっぷり入れ、土と混ぜてから植えた。追肥は後日。
 なお、2本立てのものが多いが、もっと成長してから1本に選る予定でいる。
(6月20日)
 多少大きくなった。株周りの草削り。
(6月26日)
 2株が欠損しており、予備苗を移植。併せて2本立ちのものを選って1本立てに。
(7月12日)
 少しずつ大きくなった。この畝は雑草の勢いは弱く、草叩きせずにいきそうだ。(写真は今日の姿)
DSCN0423.JPG

(7月20日)
 本日、初収穫、10本ほど。
 昨年より28日遅く種蒔きし、19日遅い初生りとなった。これでよし。
<参考>2014年 種蒔き:4.20 定植:5.26 初生り:7.01
      2015年 種蒔き:5.18 定植:6.09 初生り:7.20
(7月31日)
 ネギ用畝の起こしに先立ち、オクラの畝周りを鎌で草刈し、畝に覆う。また、起こしの合間にサツマイモ畝との間を草刈し、オクラの畝に覆う。
(8月2日)
 畝間を草刈機で草刈。
(8月12日)
 オクラの畝は大して雑草は生えず、オクラが負けることはないが、例年に比べて生長が悪い。どうしたものかと作業日誌をチェックしてみると、どうやら施肥していないようだ。植え付け時の牛糞だけ。これではいかん。
(8月13日)
 今朝、雨の中、西の畝に施肥。
(8月14日)
 東の半畝は肥料を敷き込んであるが、施肥をする。
 東の畝は西の畝より少々背が高い。このことからすると、施肥の大小も若干影響しているが、種蒔き時期が遅れたことが生長遅れの最大の原因であろう。
 なお、株周りの雑草を鎌で刈り、畝に被せておいた。
 収穫はぼつぼつであるが、自家用には十分に足りうる。
(8月16日)
 ネギの肥料が余ったので、オクラに少々再追肥。明日、雨模様だから、土に浸み込むと有り難い。
(8月23日)
 肥料が効いてきたようで、やっとはっきりと生長しだした。脇枝からの収穫もけっこうできるようになった。
(9月1日)
 ここ2年は葉巻虫の被害は少ないが、今年はまだ全くない。ただし、害虫による軸折れが少々出だした。
 例年なら下り坂だが、樹勢は上り調子といった感がする。種蒔きを遅くしたのと施肥が大幅に遅れたからだろう。
(9月15日)
 少々葉巻虫の被害が目に付きだしたが、樹勢に影響はなさそうだ。害虫による軸折れも続いているが、これも樹勢に影響はなさそうだ。
 まだまだ元気に生長しており、本日が今までの最高収穫。
 千切り忘れを種取りに残してあるが、1週間ほどまえに1個、今日1個、枯れ枯れになったものを持ち帰る。
(9月19日)現在の姿
DSCN0434.JPG

(9月29日)
 本日、今季最大の収穫。1、2割が元気をなくしているが全般にまだまだ元気。良品が採れ続けている。葉巻虫の被害はほとんどない。
(10月1日)
 気温が上がらないせいであろう、2日前の半分の収穫。
(10月16日)
 10月に入って順次枯れだし、西の畝は大半が枯れてしまったが、東の畝はまだまだ元気だ。虫も食わず、良品が採れ続けている。
(10月30日)
 西の畝を本日最終収穫。虫食いも始まった。あまり良品ではない。
(11月1日)
 東の畝はまだ元気だが、本日最終収穫し、西の畝とともに撤去。
(11月17日)
 西の畝の草叩き

<2014年の記録>
 今年の夏野菜作付け計画では、須賀前の畑に1畝(約11m)、自宅前の畑1畝半(計約7m)を予定するから、40株程度の作付けとなる。となると、ポット苗を63個用意すれば事足りよう。ついでにゴーヤを7ポット、合計70ポットで、トレーが2個ちょうど一杯になる。これを4月20日に準備し、種蒔きすることとしよう。
<反省>後日追記:暑くならないとちっとも成長しないから、もう1か月後に種蒔きしても良さそうである。今年6月15日の追加種蒔きの成長ぐあいを参考にして、来年の種蒔き時期を決めよう。→6月15日追加種蒔きの初収穫は8月7日であった。そして、4月20日種蒔きの初収穫は7月1日だったから、来年は1か月遅らせ、5月半ばに種蒔きしよう。
(4月20日)
 ポット苗63個はいかにも多すぎると感じ、トレーは1個にし、35ポットに種蒔き。各3粒埋め込む。これで、足りるだろう。ゴーヤは空きプランターに入れ、管理しやすいようにした。
(4月29日)
 幾つかの芽吹きが見られた。
(5月5日)
 たいていのポットが2、3粒綺麗に芽吹いて順調に生育中。種がとれて2枚葉が開いているものが2本あるポットはしばらく2本立てで育てることにし、3本目を引き抜く。なお、3粒とも発芽してないポットが2つある。
(5月12日)
 芽吹きのないポットは1つになった。
 万田酵素100倍散を噴霧。植物の滋養になる。
(5月15日)
 最後の1ポットも芽吹く。3本生えたものは2本に選る。
(5月23日)
 苗の成育状況。手前:オクラ、後方:ゴーヤ、右上:ニラ、左のダンボールの下:メロン(種蒔きしたばかりで乾燥防止)
 オクラはなかなか生長しないものだ。
DSCN0279.JPG

(5月26日)
 今夜は良いお湿りとなる予報。そこで、苗はまだ小さいが須賀前の畑に定植することにした。(以下、このページでは須賀前について記し、自宅前は別途記事にする。)
 畝は既に立ててあり、各種有機肥料(有機肥料粒、種粕、鶏糞、牛糞、苦土石灰)が敷きこんである。
 小さな雑草がビッシリ生えているので、テンワ(手鍬)で削り降ろす。
 苗がたっぷりあるので、少々株間を狭くし、約11mの畝に18本を植えた。なお、ポット苗は2本立てが大半だが、そのまま植えた。着根してしばらくしてから1本にしよう。
 予備苗はなし。自宅前の畑で予備苗を用意する。
(5月30日)
 畑が乾きだしたので、種蒔きしてあるニンジンのついでに水やりを今日から連日行うことにした。
(6月3日)
 昨日まで水やりしたが、明日あたりから雨模様となる。よって、今日からは水やりを止めた。
 本日、追肥・土寄せ。まだ、早いがついでがあったので、実施することに。まず、畝の東面の裾をクワで削って溝を作り、有機肥料(有機肥料粒、種粕、鶏糞)を適当にばら撒き、軽く土寄せした。
 西面は軽く削り上げ、草叩きしておいた。
 まだまだ小さな苗だが、活根したようであり、もう少し生長したら2本立てを選って1本にしよう。
(6月12日)
 まずまずの大きさになり、ネキリムシの被害は全く出ていないようだから、本日、2本立てを選り、1本立てとした。
(7月1日)
 だいぶ成長し始め、本日数個を初収穫。昨年とどっこいどっこいだ。昨年はハウス育苗した苗が10本あり、今年より早期育成した苗があったが初収穫時期に変わりはなく、早期栽培しても意味がないことが判明。
 まもなく西面に追肥せねば。
 →<後日追記:追肥やり忘れ。でも、十分に成長してくれている。>
(7月8日)
 まだ成長中であるが、連日数個は収穫できている。今日は時間がなく、収穫せず。
 大型台風が日本列島を横断する恐れが出てきた。そこで、支柱1本を差し、結わい付けた。
(7月13日)
 今年のオクラは調子が良さそうだ。例年、脇枝の生長が思ったほどでなく、その分、オクラの実が少ないのだが、今年は太い脇枝が各株2本程度出ている。高収穫を期待しよう。
DSCN0314.JPG

(7月26日)
 今年は他でもオクラは調子が良いと聞いた。基本的に隔日収穫しているが、今日は今までで最も多く収穫できた。樹の勢いもよく、葉巻虫の被害はまだほんのわずかである。
DSCN0327.JPG

(8月7日)
 8月1日から毎日収穫することにした。7日現在、まだまだ最盛期の状態にあるが、少々色付きが悪くなった。樹勢の弱りか、虫害か、追肥不足か、原因は分からない。
 なお、葉巻虫の被害や虫による軸折れが少々増えてきた。
 5日に良いお湿りがあり、白ナスにはそれまで何度か水やりしたが、オクラには今季は水やりせず。また、昨年は乾燥防止のため畝に雑草などを覆ったが今年はまだせず。
(8月11日)
 昨日の台風で全体に少々傾いたがそのままにしておいた。北半分弱はゴーヤの垣根が倒れて抑え付けられたが、大したことはなく、傾いたままにしてある。依然として高収穫が続いている。
(8月24日)
 西面の草をたたき、削り上げ上げ。
(8月27日)
 3、4日前から収穫量が少し落ちた。今日はピーク時の4割程度。少し樹勢に衰えが見え出した。
(9月28日)
 ピークが過ぎて1か月以上経ち、枯れたものが過半だが、まだまだ元気な樹も残っている。実に虫食いがどれだけか進んできたのは例年どおりだが、今年は畑が湿りがちなせいか、かなり調子いい。
 ハクサイの苗が大きくなり、もう定植せねばならないから、今日、処分することにした。
 しかし、南端の4株はまだ元気だから当分残すことにし、また、主幹は枯れても若い脇芽が元気なものは、脇芽だけ残して他を鎌で切り取った。
 ハクサイの苗も南端の4株分を残して何とか定植でき、もう暫くオクラの収穫を楽しむことにした。
(10月9日)
 残りのオクラもだいぶ疲れてきた。白菜の後植えをこれ以上延ばすことはできず、今日で処分。

<2013年の記録>
 今年の苗作りをどうしようかと迷ったが、昨年の5月少雨には参ったから、ポット苗を作り、これは路地での育成であるが、ある程度大きくなってから、須賀前の畑に定植しようと思っている。苗が余ったら自宅前の畑の空いた所に適当に植えよう。
 そこで、4月14日に、おふくろに30ポットの種蒔きを早速行なうよう頼んだ。
(4月16日)
 おふくろは、ポットに培養土(土太郎)を詰めただけで放置している。どういうことだ。やむなく小生が自分で種を埋め込む。これを日向に置き、散水。
(5月5日)
 8割方芽吹いた。まだのポットに種を1粒ずつ埋め込み。
(5月10日)
 お隣さんのハウスに、うちの名札を着けたオクラのポット苗が10個あるではないか。おふくろに聞くと、種蒔きし、管理を頼んでおいたという。路地栽培のポット苗に比べてだいぶ育ちが良いが、まだまだ小さい。
(5月19日)
 ポット苗で虫に食われたものを複数発見。そこで、芽吹かなかったものを含めて8ポットに新たに種蒔き。そして、場所変え。直ぐ隣に草花が植わっており、そこに居る虫に食われた可能性が高いからである。たしか、昨年もそうであった。
<以下、須賀前の畑の栽培について記すこととする。自宅前は別記。>
(5月27日)
 まだ小さ目だが、本日、20株ほどを定植。
DSCN0147.JPG

(6月2日)
 ネキリムシに根元を食い千切られた2株と育ちが悪い1株を、新たなポット苗で再定植。(6月4日に、また1本食い千切られた。後日、再定植予定。)
(6月10日)
 畝の東面に施肥(種粕、牛糞、有機ペレット)し、土寄せ。
(6月17日)
 オクラはなかなか大きくならないもの。畑に定植したものもまだまだ小さい。オクラって毎年こうしたものだが… (昨日撮影)
DSCN0158.JPG

 今日は、雑草を退治し、畝の両面から削り上げをした。
(6月18日)
 本日、畝の西面に施肥(種粕、牛糞、有機ペレット)し、土寄せ。
(6月28日)
 だいぶ成長し始め、本日3個初収穫。
 例年、9月いっぱいまで収穫ができる。今年も期待できよう。
(7月22日)
 順調に成育し、隔日でまずまずの収穫。本日けっこう収穫。
 雑草退治のため、削り上げ。
(7月31日)
 時折の夕立、一昨日の一日雨で湿り気が多く、順調に成育し、隔日大収穫。
 葉巻虫の被害はまだほんのわずかである。
(8月4日撮影:雑草を敷き、熱射・乾燥防止)
DSCN0202.JPG

(8月10日)
 隔日で大収穫するも、実の成長が著しく、昨日に続き、今日も収穫。
 8日から猛暑で当分雨なし。よって、土寄せした。
(8月12日)
 畝はまだ湿り気が十分あり連日の猛暑で、オクラの実がグーンと伸びる。本日今年最大の収穫。葉巻虫(ワタノメイガ)などの被害も少ないから助かる。
(8月15日)
 まだ畝は乾いていないが、今後も雨なしの模様だから、本日、たっぷり水やり。みずみずしい実をいつまでも収穫したいものだ。これから毎日のように水やりしよう。
(8月20日)
 葉巻虫の被害も少なく、水やりの効果もあるのだろう、豊作がずっと続いている。
(8月26日)
 21日に水やりしてからは、雨が期待できそうでしなかった。でも雨らしい雨はなく、やっと25日にまとまった雨。助かった。
 でも、グンと涼しくなって、実の生長がほとんどなく、本日の収穫は小さめのものばかり。
 これからぼつぼつの収穫となろうが、葉巻虫の被害も少なく樹勢がいいから、当分収穫は続くだろう。
(9月4日)
 樹勢が落ち、生りが悪くない、屑っぽいものが多くなった。
(9月13日)
 半分は枯れてしまい、残りもだいぶ生りが悪くなった。
(9月20日)
 本日最終収穫。大根・カブの種蒔き準備のため、処分し、起こす。
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