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8.21 紫ナスが非常に元気でまだまだ生り続けている [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 お盆も過ぎると夏野菜もだんだん元気をなくしてくる。ここ3、4年は無肥料連作栽培を続けているから不作のものが多いが、それでもピークはちゃんと前のようにある。
 お盆の頃にトマトは急激に落ちた。3回に分けて時差栽培しているキュウリであるが、キュウリは無肥料になかなか馴染んでくれず、超不作で小さなピークしか示さないが、お盆には急激に落ち、毎日チェックするも無収穫のことが多い。十六豆は2回に分けて時差栽培しているが、第2弾が3日ほど前からガクンと落ちた。ゴーヤも終わってしまった。
 ピーマンは足が長く、ピークを作らないから、これはコンスタントになり続けており、当分は従前どおり収穫が続き、10月まで生り続けることだろう。白ナスはキュウリ同様に無肥料になかなか馴染んでくれず、ちょびちょび収穫できるだけで、ここのところの長雨で花が流れて実の付きようがとんと悪いが、足が長いから10月まで期待できよう。
 紫ナスも例年白ナスと同様の傾向にあるが、あまりにも生りが悪いから、今年は接木苗での栽培とした。そうしたら、無肥料であってもお隣の畑の方のナス(慣行農法)とどれほども違わない立派な生育となって驚いている。実の付きようもすごい。そして、長雨であっても花は流れないようである。隔日収穫しているが、たった6本であっても食べきれないほどに生ってくれ、お盆を過ぎてもなかなか勢いが止まらない。よって、少し小さ目の段階で収獲している。うれしい悲鳴。
 そうしたことから、毎晩の食事は必ず紫ナス料理が食卓に上る。女房はナスの煮物が大好きで、どんぶり鉢にてんこ盛りでデーンと毎日置かれる。小生は専業農家育ちであって餓鬼の頃、これを嫌というほど食わさせられたから、見るのも嫌なほど。渋々3、4かけら口に放り込むのだが、毎日となるとギブアップ。とうとう弱音を吐き、女房に正直に伝えた。1かけら2かけらならナスの煮物もおいしいんだが、と付け加えて。
 こうして紫ナスは非常に元気でまだまだ生り続けている。この先を考えると、例年の不作がうらやましい。もっとも、無肥料栽培が大成功した喜びは大きいが。

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