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5..25 今年度第1回休耕田の草刈りを無事終了 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 昨年の今頃、休耕田の草刈りは今年が最後となるやもしれぬと記事にしたが、売らなくても良くなったがために、引き続き休耕田は毎年草刈りして管理することとなった。
 年に2回草刈りをせねばならないのだが、刈り取った草は、ここ3年はその多くを2枚の畑に搬入して雑草抑えにし、野菜収穫後は土に埋め込んだりして堆肥化させていた。これは無肥料栽培の過渡期的な措置で、今年もけっこうな量を搬入せねばならない。
 無肥料栽培がうまくいくようになったら、これもしなくて良くなるが、それはいつになるやら。当分の間は手間がかかる枯草の運搬作業をせねばならんだろう。
 というようなわけで、草刈するときは搬出しやすいように草刈りせねばならない。
 その草刈りを今日8時過ぎから取り掛かった。今日は気温が高くなるものの曇との予報であった。その通りになったが、時折日も射す。でも、風も少々あって助かった。
 857㎡もある大きな田んぼだから、この年(71歳)になると一気に刈り終えるのは難しい。草刈機を幅1mほどゆっくり右から左へ振って前進していくのだが、所々雑草が激しく繁茂している所があるし、雑草によっては絡みついて刈りにくいものもある。
 よって、満タンにして燃料切れになるに30分程度だから、燃料切れになったら小休止し、その後残しておいた軽作業を10分ほど行い、再度満タンにして作業再開。といったやり方でバテないように気を付けた。それも後半は、燃料切れにならなくても20分で小休止、といった塩梅で。
 そうしたところ、11時半に作業終了。例年の今頃の草刈りと比べると、少々時間が多くかかったところであるが、軽作業を途中に挟んだから、草刈りの実働時間は同じであろう。まだ体力は十分にある、と思いきや、今日は少々暑すぎる。やはりバテた。
 いずれにしても、無事に草刈りを終えることができ、ホッとしたところである。そして、やり終えてから休耕田を眺めると、“きれいになったなあ”と喜べる。
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年に2、3回、休耕田の草刈り [休耕田]

 自宅前の休耕田。1反弱と広い。2012年に、その隣の田(毎年休耕)の方に、田起こしと代掻きをしてもらったが、うちの田んぼは少し地面が高く、十分に水が張らなくて雑草が繁茂しだし、オマケに絶滅させたヒエまで生えて、田起こしと代掻きは全くの逆効果で、草刈りの回数も時間も増やす結果となった。
 そこで、翌年からは、田起こし・代掻きを頼まず、従前どおり草刈りを年3回行うことにしたのだが、面倒だから何とか2回で終わらせたいと画策している。
 なお、第1回草刈は従前4、5月の実施であったが、2014年からレンゲの種が完熟するのを待って実施することにした。これでレンゲが勢力を広げてくれるといいのだが。

<2020年の記録>
(4月6日)
 自宅前の休耕田の南北の土手を草刈り機(チップタイプ)でざっと草刈り。
(5月25日:第1回)
 全体にけっこう雑草が繁茂している。力仕事となる。小休止を頻繁に取り、3時間強を要した。バテバテ。今年もコスモスは無視して枯れるだけ刈っておいた。
 なお、コスモス畝(今はコスモス絶えている)にセリが部分的に群生しており、一番大きい塊は刈らずに残した。刈り取った小さい塊の箇所からセリを拾い集め、これは食用に。
(8月16日)
 部分的に背の高い雑草が密生している。山芋、アスパラガスなどの敷き藁代わりに軽トラ1杯分ほどを刈り取る。なお、公園側の道路際を若干のコスモスも含めて草刈り。

<2019年の記録>
(4月22日)
 自宅前の田の水路際を(新家の畑の土手も)草刈り機(紐タイプ)でざっと草刈り。
(6月2日:第1回)
 草が生えるのは早いもので、新家の畑の土手それに隣接する水路際は4月に草刈りしたにもかかわらず、雑草がうっそうとしている。
 昨年に比べると全体にけっこう雑草が繁茂している。力仕事となる。都合3時間を要した。バテバテ。今年はコスモスは無視して枯れるだけ刈っておいた。
(8月4日)
 南の土手が雑草で草ぼうぼうとなる。どれだけかコスモスが生えているので、コスモスの株周りの雑草を手で引いたり、鎌で刈ったりし、コスモスの生育を促すこととした。
(8月14日)(第2回)
 休耕田全部の草刈りは暑くて不可能。田の周りだけ草刈機で草刈り。
(9月22日)(第3回)
 田の周りは8月に刈ってあるから伸びは少ないが、田んぼの中はすごい茂りようだ。8時から草刈機で草刈りを始め、休み休みやって正午になっても終わらず。天気は曇で、暑くはないが無風であり、熱中症になりそう。ここで中断し、午後3時過ぎから再開して4時に終了。バテバテ。 

<2018年の記録>
(5月17日)
 だいぶ草が大きくなり、みっともなくなったが、もう少し草刈りは後にしよう。
 なお、除草剤噴霧は4月2日に行い、休耕田の南北の土手、コスモス畝、西の隣地畑の土手にしておいたが、今日、コスモス畝の雑草退治の除草剤が余ったので、北の土手と西の隣地畑の土手に噴霧しておいた。
(6月4日:第1回)
 背の高い雑草は部分的にあるだけだがが、枯れた春草などがみっともないので全面草刈。西側の用水路境と北側の土手は除草剤が効いていて草刈不要。
 なお、道路側の土手にコスモスがびっしり生えているので、20cm幅で刈り取る。
(8月19日:第2回)
 部分的に随分と伸びているので、今日、丁寧に草刈り。3時間を要した。
 枯れてから、9月になって畑に敷こうと考えたのだが、台風が来て強風が吹くと飛んでいってしまう恐れがあり、一部の箇所以外はあきらめざるを得ない。
(10月28日:第3回)
 部分的に随分と伸びているので、今日、丁寧に草刈り。
 ただし、コスモス畝はコスモスが散ってからとする。
 枯草の畑への敷き込みを考慮して、ここ何年かのサークル刈り(時計回りにぐるぐる回っていく)ではなく、従前の縦一文字刈り(縦に一往復して中央に草を寄せる)で行った。
 半分堆肥化した8月の枯草も一緒に寄せた。 

<2017年の記録>
(5月1日)
 西側の用水路境と北側の土手を草刈。なお、南西方向に小型のヨシが群生しだし、目立つので、休耕田内は、それのみ草刈。
(6月5日:第1回)
 背の高い雑草はないが、枯れた春草などがみっともないので全面草刈。西側の用水路境と北側の土手も再度草刈。
 今年は一部に広がっているコスモスも刈る。後始末が面倒だから。
 なお、道路側の土手にコスモスがびっしり生えているので、30cm幅で刈り取り、さらに背が高いものは上部をざっと刈り取っておいた。
(9月24日:第2回)
 年に3回は面倒だから、少々みっともない姿になったいたが、今日まで草刈りを引き伸ばした。
 8時過ぎに着手したが、切り株が置いてある箇所で少々無理をしたせいか、チップソウを止めていたナットが緩み、外れてしまった。部品を探すも1個だけ見つからず、代用部品を当ててみるもうまくいかず、草刈機を予備機に切り替える。紐タイプ専用にしていた機械だ。これをチップソウに付け替え、作業開始。1時間のロス。
 西の方はうっそうと茂っており、刈るのに苦労する。やっと正午ぐらいに終了。けっこうバテた。
 
<2016年の記録>
(5月29日:第1回)
 昨年より約1か月早め、本日、第1回目の草刈機による草刈りを実施。
 レンゲが枯れているし、雑草の生え方がみっともない姿になっているからである。
 コスモスの一人生えが一部に広がっており、移植するかもしれないので、なるべく刈り取らないで残した。
 なお、レンゲが密生していた箇所は、なるべく種が散らばるように草刈した。というのは、雑草が積もった箇所へレンゲの残骸を入れ込むと、雑草が小山となった箇所には絶対にレンゲが芽吹かないからだ。
 夕方、2時間ほどで作業終了。
 ところで、有り難いことにヨシは全滅した。昨年、濃厚に除草剤を複数回噴霧したからだ。でも、他の問題点が今年に繰り越している。ヒエの種がそうとうこぼれているから、今年はヒエ退治をせねばならぬ。これは夏に除草剤を噴霧して行おう。
(8月19、20日:第2回)
 ヒエ退治を忘れていたが、2、3本しかなくて、ホッ!
 雑草が繁茂し、いかにもみっともない状態になっている。
 19日朝、西と北の境あたりを1時間ほどやったところで時間切れ。午後4時半から1時間半続きを行い、中断。明朝残りを30分ほど行って終了。
 草の量が思いのほか多く、グッタリ。
(11月7日:第3回)
 10月23日に西面、北面の土手のみ草刈。
 本日、野焼きしながら、残りの草刈。まあまあ楽に刈ることができた。
 セリの群生をなるべく刈らないようにした。

<2015年の記録>
(6月28日:第1回)
 本日、第1回目の草刈機による草刈りを実施。
 昨年より、雑草の生え方が少ない感がする。
 コスモスの一人生えがけっこう広がっているが、移植するかもしれない一部を残して全部刈り取った。
 レンゲが密生していた箇所は、なるべく種が散らばるように草刈した。というのは、雑草が積もった箇所へレンゲの残骸を入れ込むと、雑草が小山となった箇所には絶対にレンゲが芽吹かないからだ。
 朝、2時間ほどで作業終了。
 なお、今年は事前に次の作業をしておいた。
 5月24日 ヨシに濃厚(12.5倍散)な除草剤(ラウンドアップ)を噴霧。
 6月10日 枯れなかったヨシに同様に噴霧
 6月21日 南道路際、北道路の土手を草刈機で草刈
(9月21日:第2回)
 8月には雑草が目立ってきたが、超多忙で草刈できず、今年は年2回の草刈で済ますことにした。
 今日(9月21日)は早すぎるかもしれないが、あまりにも背が高く密生している箇所があるので、草刈機で全面草刈することにした。(後日追記:その後、草はほとんど生えず。)
 朝8時前に着手。晴で無風。けっこう草が密生しており、力がいる。11時には熱中症ぎみになりかけて1時間の大休止。その後、約1時間行い、計4時間かけて、やっと終了。
 なお、ヨシは1本も見られなかった。きっと除草剤で絶滅したのだろう。
 ところで、ヒエがあちこちに散見された。もう種が出来ている。引き抜いて運び出さねばならぬが、熱中症ぎみになりかけている体であり、刈り取るだけで放置。来年生えたヒエは夏に除草剤で枯らしてしてやろう。
 刈り取った草は数列の小山になって回収しやすくなっている。これは、毎年のことだが、晩秋に一輪車で南西角に運んで野焼きし、草木灰を作ろう。今年は大量にできそうだ。いい肥料になる。

<2014年の記録>
(6月15日)
 本日、草刈機による草刈りを実行したところである。
 なお、例年、うっそうと茂る北面道路際、西面用水路際だけは4月17日に部分的に一度草刈したが、2か月も経っった今日、草刈しなかった部分と同じ状態になっている。
 3,4年前まで、西面用水路際にはコスモスを植えていたので、その後、植えなくなっても、こぼれた種でけっこう自生していた。よって、ここは草刈機を使わず、大きな雑草は鎌で刈るなり、手で引き抜くなりして、コスモスが生長しやすいようにしていた。しかし、年々コスモスが雑草に負けて、あまり生えなくなり、今年はほとんど生えていない。これ幸いとばかり、ここも草刈機を使うことにした。
 コスモスを咲かせると、晩秋の片付けも手間であり、今年からは少々寂しいが、西面用水路際はコスモスなしでいこう。南面の道路側3畝のコスモスだけで皆さんに楽しんでもらうことにしたい。
 次に、セリが自生している場所があり、昨年は、そこから10塊(10cm×5cm程度)を掘り出し、西面用水路際に移植し、セリを摘みやすくしておいた。しかし、今年、どれだけも増殖しておらず、期待外れに終わり、ここも草刈機で雑草とともに刈ることにした。ただし、田んぼの中、所々にセリが密生した群落があり、昨年、そこは刈らないようにしたところ、今年は、勢いよく増殖していたので、そこは多くを残すことにした。
 さて、草刈機による草刈りは、例年、第1回を5月中旬にしていたが、昨年から遅らせた。というのは、レンゲの種が熟すのを待ったのである。毎年5月の草刈を続けていたら、年々レンゲが減ってきて、絶えてしまいそうになった。そこで、昨年10月にはレンゲの種蒔きもした。今春、綺麗に花咲いた一面のレンゲ田んぼを期待したのだが、残念ながら、虫食いが激しくみっともない姿で終わってしまった。
 しかし、けっこう種はこぼれているであろう。何とか来年はレンゲがたくさん綺麗に咲いてほしいものだ。 
 草刈機による草刈に着手したのは午前8時。快晴であり、もう暑いような陽気である。2時間ほどかけて終了。幸い昨年と同様に、大きく伸びた雑草もないし、これから大きく伸びそうな雑草もほとんど見当たらなかった。よって、ざっと刈ればよく、助かった。
 次回は7月中旬に第2回目をやらねばならない。一昨年は、ヒエとの戦いに明け暮れた1年で、大変だったが、そのお陰で昨年は大したことなかった。今年もヒエ抜きは楽だろう。
 ところで、一昨年に田起こしと代掻きをしてもらったら、一旦姿を消したヨシであるが、昨年、再び生え始めた。これがじわじわと勢力を伸ばしていく。
 昨年、ヒエには濃厚な除草剤を散布し、ヨシには除草剤の原液をかけて退治せねばと画策したが、面倒でしなかった。今年こそは、やらねば、と思っているが、はたしてどうなるか。(後日追記:実施せず)
(6月17日追記)
 南面の道路側(草刈した部分)に除草剤を散布。
(8月3日)
 第2回休耕田の草刈。休耕田の刈り取った草を畑に持っていき、野菜の畝に熱射・乾燥防止のため被せることに。
 曇で時々小雨につき、13時半から2時間ほどかけて実施した。気温は低かったが汗ビッショリ。午前中に4時間農作業した後だから、少々疲れた。
(8月15日)
 北道路側の土手の草刈
(11月10日) 
 第3回休耕田の草刈

<2013年の記録>
 昨年は、休耕田の管理が大変だからと、毎年水張り休耕されている隣の田圃の方に一緒にやってもらうことにした。そしたら、うちの田圃のレベルが少し高く、うまく水が張らず、雑草を抑えることができなかった。それに止まらず、トラクターで土を掘り起こしたから、ヒエの種が地表に持ち上げられて、ヒエがいたる所で生えてしまった。これを放置したら、田圃中ヒエまるけになってしまう。
 よって、7月、9月、10月と3度も丁寧に草刈し、そして9月、10月は事前にヒエ抜きまでし、例年より2倍3倍の労力を要した。
 こうしたことから、今年は水張りをお願いせず、従前どおりの草刈り(年2、3回)での休耕田管理としてところである。
 今年は6月10日にざっと草刈し、その後再び雑草が茂りだした。
 さて、気になるヒエだが、遠目に見ると1本大きく伸びているのが発見できただけ。草刈りするまでない状態だから、ヒエを探し歩いて根元から切り取らねばいかんだろう。
 米の作付けをする予定のない田圃だが、ヒエ退治だけは欠かせない休耕田管理。近いうちにやらねばならないが、畑起しもせねばならず、いつになるやら。
(9月1日)
 今日の日曜日、やっとヒエ抜きする時間ができた。幸い田圃の周辺に少しあるだけだ。でも小1時間掛かった。株元で何本も出ているものは、根元から鎌で刈り取り、ヒョロヒョロの1本立ちは上部を引き抜くだけとした。
 また、ヨシがけっこう生えており、飛び飛びで生えているところは根元から切り取ったが、群生しているところは、後日草刈機で刈ることにする。
 いずれにしても、そろそろ田圃全面を2回目の草刈りせねばならぬ。
(9月5日)
 用水路端、北の道路端の雑草が酷い。今日、1時間半かけて草刈り。ここだけは、早めに1度やっておくべきであった。
(9月29日)
 本日草刈り。気になっていたヒエは隣接住宅の際に少々生えていただけで、ホッとした。
 昨年は草刈りを3回(6月、9月8日、10月16日)行ったが、今年は3回目を行う必要はなさそうだ。
 ただし、コスモス周りはせねばならない。

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5..15 貸し農園の世話も楽しい [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今年からアパート入居者に畑の一部、といってもたったの1坪ほどであるが、貸すことにした。ここは以前グラジオラスを栽培していた区画の一部であり、スギナが多かった。
 3、4年前にカレー料理屋に貸してあげ、その際かなりスギナ除去をしたつもりでいたが、スギナはそう簡単には除去できない。なんせ地下茎が伸びに伸び、それでもって地上に芽を出すのだから。加えて、カレー料理屋は忙しくって畑までなかなか手が回らないとのことで、たいして作付けされず、管理も不十分でスギナを猛烈に繁茂させてしまった。
 厄介なことになったなと思っていたところ、アパート入居者でちょっとだけ家庭菜園をやりたいという人が現われた。そうなると、スギナ除去を徹底してやらねばならぬ。
 そこで、晩秋以来、数度にわたってビッチュウで起こしたり、鍬ではつったりしてスギナの地下茎を放り出す。それでもまだまだスギナは顔をだす。この先も1か月に1回ほどは引き抜きをせねばならんだろう。手間のかかる作業だが、たったの1坪であるから短時間で終了するので、そうたいしたことはない。
 畝は3つ作ってあげ、2畝にピーマン各4株、1畝にスイカ2株が1週間ほど前にアパート入居者が植えられた。その後の管理は“何もしなくていい、小生が畑仕事のついでにやっておいてあげるから”と言ってある。畝づくりのときに少々肥料を入れ込んであるが、この先、ときどき施肥せねばならぬ。うちの畑は基本的に無肥料だが、貸し畑は慣行農法でいくしかない。つまり施肥するという普通の農法でいかないと失敗する恐れがたぶんにあるからだ。貧弱な収穫に終わってはファーマーのメンツが立たない。
 ピーマンは毎年作付けしているから心得たものだが、スイカは栽培経験がなく、どう施肥していいやら皆目分からないが、まあ、そこはいいかげんにやっておけばよかろう。第一、この畑は砂地ではないからスイカ栽培には適さないのであり、採れたスイカは水っぽいに決まっていようから、責任逃れできる。当の本人は“小さな実がどんどん大きくなっていくのを見るのが楽しみ”と言っているのだから、施肥はいいかげんでいい。
 さて、今後の世話であるが、ピーマンがある程度成育したら3本支柱を立てて結わい付けをし、それ以降も枝がどんどん伸びるから、定期的に枝折れ防止の結わい付けをせねばならないが、これは入居者にさせよう。スイカについては、伸びに伸びるツルはグラジオラスの畝間に誘引し、生った実は適当に摘果し、実の下にはカボチャに使う台座を敷いてやればいい。あとは、実が大きくなってから、カラスに突かれる恐れがあるからその防護措置が必要だが、これはどうしたものか。今すぐには思いつかないが、そのうち何か妙案がうかぶだろう。
 といったことで、1坪農園を貸したはいいが、あらかたの世話は小生が全部やることになりそう。まあ、どれだけの手間もかからないことだから、ここは入居者に喜んでもらえばいい。その喜び顔を見るのが何より楽しいではないか。
 2、3か月先が楽しみ。捕らぬ狸の皮算用とならねばいいが。特にスイカは。

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5.13 イチゴが本格的に生りだした [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 5月7日にイチゴを初収穫したことを書いた。以後、9日、11日そして今日13日と、隔日に収穫してきた。
 例年どおり鳥に突かれてはいるが、その数は毎回10個ほどで、今年はけっこう少ない感じがする、というか、イチゴが一気に数多く熟してきて収穫量も多くなったので、鳥に突かれた数が気にならないといったところか。
 そして、今日は夫婦で食べる2日分が十分すぎるほど収穫できた。これから10回近くは今日以上にどっさり収穫できそうな気がする。
 今年は作付け株数が例年より3、4割多いから、その分多く収穫できそうだ。とても食べきれないから、何人かのお客様に差し上げられそう。
 イチゴ栽培を始めて10年になるが、かような豊作は初めてだ。
 加えて、連作障害が出るからイチゴは2年空けよと言われるが、8年目からは連作することとし、かつ無肥料栽培という冒険をしている。でも、従前と全くかわらぬ収穫が続いている。他の野菜も大半は無肥料・連作栽培にしているが、苦戦するものがけっこう多いなかで、イチゴは全くその影響を受けていない。信じられない。苗を購入することもせず、10株ほど残した親株からランナーを走らせて根付いた子株を選るという方法だから、費用は掛からず、栽培の手間もうんと軽くなり、言うことなし、である。
 さて、味のほうはというと、7日、9日に収穫したものはまずまず甘かった。しかし、10日に雨が降り、土が湿ったから、翌日の今日収穫した分は少々水っぽいイチゴになっていた。ちょっと残念だ。
 その後は晴天が続いているから、次回13日そして15日と甘みが増そう。でも16日から4日間は雨模様であり、17日、19日、21日に収穫したものは水っぽくなろう。
 露地栽培物の甘味は、こうして天候に左右される。できることなら、収穫のピークとなろう16日からの4日間は降ったとしても軽い雨であってほしい。
 お天道様、雨を降らせたもうな。
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ホウズキの栽培 [草花一般]

<2020年>
(5月14日)
 晩秋に移植したホウズキがちゃんと根付いていた。今日はキュウリⅢの畝からホウズキを掘り出し、これもグラジオラス畝に移植。

<2019年>
(11月24日)
 一昨年までのフキ栽培場で今夏けっこうホウズキが生育したが、虫食いが激しく、お盆に使い物にならなかった。
 グラジオラス畝の中に自生していたホウズキは虫食いが少なく、お盆に使えた。そこで、畑の中で自生しているホウズキを掘り出し、グラジオラス畝に移植。

<2018年>
(4月29日)
 2週間ほど前に去年ホウズキが咲いた箇所でかなりの大きさで芽吹いていた。
 当該箇所の畝作りのときに掘り起こして、昨年までのフキ栽培場でフキが絶えてしまった所に順次移植してきた。今日は菊菜の処分をし、その畝に芽吹いていたホウズキを水桶の隣に移植した。
(7月23日)
 移植したものはあまり丈夫ではない。雑草に負けそうにもなっている。奇麗に草引き。
 なお、畑のあちこちの畝間にけっこうホウズキが生えており、お盆にはそれを使うことになろう。
(8月20日)
 畑のあちこちの畝間に生えていたホウズキをスコップで掘り起こし、フキが絶えてしまった箇所に移植。なお、土を全部落としての植え付けにつき、移植後たっぷり水やり。

<2017年>
(10月12日)
 昨年種取りした種は、春にヒャクニチソウとともに垣根にばら撒いたのだが生育しなかった。
 前の場所で畝間を中心に自生し、大して虫に食われなかったからお盆に十分収穫することができた。
 今年は、枯れかけたホウズキを水桶の隣に放っておいたから、そこで来夏に生育してくれるだろう。また、ヒャクニチソウの畝や畝間に枯れかけたホウズキを放っておいたから、そこで生育してくれよう。
 →(2018.4.29 水桶の隣はどうやら発芽しなかったようだ。)

<2016年>
(10月9日)
 ホウズキはお盆の墓参りに欠かせない。自宅前の畑で一人生えしているもので、毎年たいてい間に合っていた。
 ところが、今年は、草花畝を縮小したこともあって、らしいホウズキがお盆に得られなかった。
 そこで、今年、種をとり、来春に草花畝に種蒔きすることにした。
 1週間ほど前に、枯れかけたホウズキを千切り、花の中の実を潰し、鉢に入れて果肉を腐らせることにした。
 今日、果肉を再度潰しながら、種を分離させ、新聞紙の上に、少々の水とともに種を広げ、日陰干し。
 後日、種をかきとり、紙箱に移して、再度日陰干し、収納予定。
(10月24日)
 紙袋に入れ、種入れ缶に納め、冷蔵庫で保管。
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5.11 柿の木の夏剪定は早いに越したことはない [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 畑に3本もある柿の木。だいぶ老木ではあるが、体に鞭打っているのであろうか、枝の伸びようがすごい。伸びるがままにしておいたら、あちこちの庭先にあるように4mほどの高さには成長しよう。そうなってしまうと収穫が大変。
 近年の柿農家は高齢化したこともあって、場合によっては脚立なしで収穫できるように、枝を誘引したりしてメチャ低い柿の木に仕立てておられる。
 うちの柿の木は以前は柿農家より若干背が高い柿の木であったが、数年前から2度にわたって上のほうの太い枝を除去し、横に這わせる形にした。
 これによって、収穫も楽になったが、何よりも剪定作業が楽になった。
 主剪定は冬に行うが、補助的に(といっても冬とたいした差はない)夏剪定も行う。本場の柿農家は幾つもの作業工程と併せて4月から8月に小分けして何度も実施されるようであるが、面倒だから基本的に1回だけで済ませている。
 その作業は例年5月末から6月初めに行うのが通例であった。というのは、5月下旬までは夏野菜づくりで手いっぱいで、柿の木の剪定はどうしても遅れがちになる。
 すると、夏剪定の主だったものは真っすぐ上に伸びた徒長枝の切除であるが、太くなりすぎて剪定ばさみで切り取るのにかなりの力を入れなければならない。年を食ってくると、これが大変な作業となる。
 そこで、去年は5月半ば過ぎに3日間かけて早朝作業で行った。そうしたら、剪定ばさみを使わなくても手でもぎ取ることができる徒長枝が多くて助かった。
 よって、今年はもう1週間ほど早め、今日、日中に3本まとめて夏剪定することにした。そうしたら徒長枝は全部手でもぎ取ることができ、ごちゃごちゃした部分の枝を剪定ばさみで切るだけで済んでしまい、実にスムーズに剪定作業をやり終えることができた。
 加えて、次期が遅いとイラが発生し、刺されることがあるのだが、それも一切ない。
 いいことだらけの早期夏剪定であった。
 木によって実の付きようは違うが、今年も無農薬でいく。ヘタムシ被害が昨年のように軽く(といっても半分は落ち、うまいぐあいに摘果せずとも自然摘果してくれたが)済んでくれれば有り難いのだが、これは祈るしかない。
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5.6 朝、春雷で目を覚ます [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 昨日の一楽で“夏だ!”と言ったばかりだが、今日は“春雷だ!”と季節がひっくり返ってしまった。春雷とは立春から立夏頃までに鳴る雷であると、いちおう定義されるようだ。
 朝いつも5時過ぎには目が覚めるこの頃である。お日様が昇り、外が明るくなるからだが、今日は曇天で明るくならず、6時半過ぎに遠くのかすかな春雷で目が覚めた。
 すると、しばらくしてけっこうな音で雷が鳴り、併せて雨粒の落ちる音がしだした。どれだけも間を置かず再び雷が鳴るとともに雨足は強くなる。そして、ときおり雷鳴をとどろかせながら、けっこうな雨が30分ほど続く。
 朝方の雨は数ミリ程度だろうが、ここ2週間以上雨らしい雨がなく、畑は乾ききっているから、恵みの雨となった。その後も若干の降雨があり、近くの岐阜気象台で10ミリほどを観測したから、うちの畑も同程度だろう。
 これで、植え付けた夏野菜や芋類も大喜びしているに違いない。
 お天道様に感謝、感謝、感謝。

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5.5 今日から夏だ! [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 今日5月5日は立夏であり、暦の上では夏になったという言い方をする。日本では公式の夏は6月~8月で、5月いっぱいは春に区分される。もっとも、公式といっても法令に書かれているのではなく、気象庁がそういう区分にしているだけのことではあるが。
 何事も先取りしたほうが有利であるからして、二十四節季に立夏という語があるのだから、立夏から夏とした方がいい。立夏前後には真夏日になることも往々にしてあるから、なおさらだ。
 加えて、初夏という言葉がある。これは常識的に5月を指す言葉だ。
 よって、小生はこう主張したい。“今日から夏だ!”と。
 畑を見よ! イチゴの一番生りが今日にでも収穫できそうだぞ。フキも食べ頃の太さになってきているではないか。チマサンチュ(韓国レタス)も選って食べられそう。
 いずれも初夏の野菜・果物である。夏の到来万歳!

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5.3 好天続きで農作業がはかどる [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 ここのところずっと好天が続いている。まとまった雨は4月20日に降っただけで、その後2回雨があったが、浸み込むほどの雨ではなかった。よって、ここ1週間ほどは土が乾いており、雑草の芽吹きは抑えられるし、草叩きも容易だ。
 うちは極力自然農法を取り入れているから、なかば雑草との共生を図っているものの、須賀前の隣の畑の耕作者は、当然のことながら慣行農法を行なっておられ、畑も広くないから絶えず草叩きされて草1本生えていない。
 こうなると、うちの畑の草がこの程度なら何もしなくていい、とはなかなかまいらぬ。幸いなことに、先に言ったように土が乾いて草叩きしやすい状態になっているから、今日、少々時間が余ったので、テンワで草叩きすることにした。
 これから順次作付けするオクラ1畝、メロン3畝、白ナス2畝、トマト2畝(各畝とも約10m)の草叩き(例年なら植え付け時に株周りの雑草を除去するだけ)を行ない、全部の畝の草叩きを完了。2時間もかからず、それもほとんど力を入れずに叩き終わる。
 ここ2週間もの間、雨らしい雨がなかったお陰で、極めてスムーズに終えることができた。お天道様に感謝、である。もっとも、1週間前に植え付けた野菜苗は水切れで一部が少ししおれている。よって、ジョウロで水やりしておいた。
 今夜から翌朝にかけて雨模様の予報だが、たいした雨は期待できず、上っ面が湿る程度であろう。そして、その後はまたしばらく雨が期待できない。叩いた草は枯れてしまうだろうが、野菜苗にはまた水やりが必要かもしれぬ。いたしかゆしだが、水やりのほうが簡単だ。やはり好天続きのほうが助かるというもの。

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5.1 暑いほどの陽気で景気良く絹さやエンドウが生る [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今年の中下旬は平年より気持ち気温が低く、絹さやエンドウの収穫はボツボツ続いていただけであった。それが、ここ2、3日は暑いほどの陽気となり、絹さやエンドウが景気良く生りだした。隔日収穫しているが、今朝は一昨日の倍も収穫できた。
 絹さやエンドウほど気温に左右される野菜も少ないであろう。4月中下旬に暑い日が続くと5月初めには終わってしまうし、4月がずっと寒いと5月になってやっとなり始める、といった具合で、年によって収穫時期が大きくずれる。
 一番厄介なのは、まあまあ暖かい日が続いていて、けっこうな収穫ができだしたところへ急に暑い日が数日続くと、一気にさやが大きくなるとともに実が膨ら、その数日は毎日収穫しても大収穫となり、それでもってストンと収穫が終わってしまう。その先は、先端に生った裏生りの小さなさやだけとなる。
 ここが百姓泣かせとなり、農家も自家消費用にしか作らない方が多くなった。一気に採れては収穫作業が大変だし、価格は暴落するからである。
 加えて、時間と手間がかかるエンドウだから、なおさらだ。11月に種蒔きし、芽抜いて少し生育した状態で越年させ、春になって生長しだしたら垣根をいわねばならない。収穫終了は5月半ばとなる。また、連作障害が激しいから数年は空けねばならず、その位置決めも苦労する。畑をフルに活用しようと思うと、前作、後作、そして数区画のローテーションがかなり複雑になる。
 なかなか大変なエンドウづくりとなるのだ。さらに、年によっては2月ぐらいに野鳥の襲撃を受け、きれいに全部食われてしまって、ほぼ無収穫となることもある。
 さて、うちの場合、一気に生っても当店のお客さんに差し上げればいいから、豊作貧乏にならずに済み、5月の月初めのセールに収穫ピークがうまく合致してくれればいい。
 今年は有り難い。今日5月1日がセールの初日で、ドカンと収穫できた。今日明日のお客様にまずまずの量を差し上げることができる。明後日の日曜日にもドカンと収穫できるであろうが、日・月曜日は当店連休につき、これは親類縁者に送るなり差し上げることとなろう。その後は火曜日の収穫となるが、前日から雨模様で収穫量は少々落ちるであろうが、まずまずお客様に差し上げられよう。
 というような塩梅で、今年は有り難い絹さやエンドウの生り方だ。
 お天道様に感謝、感謝、感謝。

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