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5.11 柿の木の夏剪定は早いに越したことはない [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 畑に3本もある柿の木。だいぶ老木ではあるが、体に鞭打っているのであろうか、枝の伸びようがすごい。伸びるがままにしておいたら、あちこちの庭先にあるように4mほどの高さには成長しよう。そうなってしまうと収穫が大変。
 近年の柿農家は高齢化したこともあって、場合によっては脚立なしで収穫できるように、枝を誘引したりしてメチャ低い柿の木に仕立てておられる。
 うちの柿の木は以前は柿農家より若干背が高い柿の木であったが、数年前から2度にわたって上のほうの太い枝を除去し、横に這わせる形にした。
 これによって、収穫も楽になったが、何よりも剪定作業が楽になった。
 主剪定は冬に行うが、補助的に(といっても冬とたいした差はない)夏剪定も行う。本場の柿農家は幾つもの作業工程と併せて4月から8月に小分けして何度も実施されるようであるが、面倒だから基本的に1回だけで済ませている。
 その作業は例年5月末から6月初めに行うのが通例であった。というのは、5月下旬までは夏野菜づくりで手いっぱいで、柿の木の剪定はどうしても遅れがちになる。
 すると、夏剪定の主だったものは真っすぐ上に伸びた徒長枝の切除であるが、太くなりすぎて剪定ばさみで切り取るのにかなりの力を入れなければならない。年を食ってくると、これが大変な作業となる。
 そこで、去年は5月半ば過ぎに3日間かけて早朝作業で行った。そうしたら、剪定ばさみを使わなくても手でもぎ取ることができる徒長枝が多くて助かった。
 よって、今年はもう1週間ほど早め、今日、日中に3本まとめて夏剪定することにした。そうしたら徒長枝は全部手でもぎ取ることができ、ごちゃごちゃした部分の枝を剪定ばさみで切るだけで済んでしまい、実にスムーズに剪定作業をやり終えることができた。
 加えて、次期が遅いとイラが発生し、刺されることがあるのだが、それも一切ない。
 いいことだらけの早期夏剪定であった。
 木によって実の付きようは違うが、今年も無農薬でいく。ヘタムシ被害が昨年のように軽く(といっても半分は落ち、うまいぐあいに摘果せずとも自然摘果してくれたが)済んでくれれば有り難いのだが、これは祈るしかない。
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