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東庭の改造に2016年から着手し、アジサイ園づくり [庭・雑木畑の整備・改造]

 自宅前畑と道路の境に垣根があり、果樹を除いて樹木を2015年晩秋に全部伐採してしまったが、アジサイは残してある。しかし、アジサイは日が当たりすぎるとよくない。
 そこで、午前中しか日が当たらない東庭に順次移植し、東庭は大半をアジサイにしたいと考えている。
 そのためには松その他の樹木を伐採せねばならないが、おいおいこれを行い、東庭を改造し、アジサイ園にしたいと考えている。

<2016年>
(4月10日)
 アジサイの移植は時期的には遅いが、真っ白な大きな花をつけうる小木のアジサイを1株移植した。
(6月18日)
 今日現在の東庭の姿を記録に残しておこう。
DSCN0472.JPG

(6月26日)
 北端の花木を大きく剪定。椿の木2本とも伐採し、枯れるようラウンドアップ原液をかけておいた。
 ドクダミはじめ雑草を引き、その場で堆肥化させることに。
(9月4日)
 つつじ2株、無名の花木1株を伐採し、枯れるように除草剤ラウンドアップ原液をたらす。
 アジサイの剪定はO氏によると今時分がいいとのことで、前方にあるものを低くし、後方を高くするように枝を剪定。
 2日前にO氏からいただいた新品種「天使のホッペ」を空いた所に植え付ける。

<2017年>
(2月20日)
 槙の木、ツツジ、花木の3本を残し、松の木と樫の木を伐採。非常にすっきりした。
 なお、伐採した2本の切り株には、枯れるようラウンドアップ原液を塗り込み、雨模様だから鍋を被せておいた。
(5月17日)
 先日O氏からいただいたアジサイの苗木「アナベル」を空いた所に植え付けた。
(6月19日)
 JAへ行ったらアジサイの苗木を売っていたので3株購入し、植え付け。
(9月3日)
 角の花木を剪定。いずれは伐採したいが、春に綺麗な花が咲くから、残すしかないか。
 南庭から掘り出したスイセンを東庭の最前列に移植。
 アジサイを若干剪定。なお、今時分に咲くアジサイもあって、だいぶアジサイ園らしくなってきた。

<2018年>
(2月26日)
 前方を低く、後方を高く、といった調子になるよう、アジサイの上部を剪定。
(5月28日)
 水仙の葉を鎌で切り、雑草抑えにする。真っ白で大きなアジサイの花が隠れそうになっており、余分な晩生アジサイを切ったり、シャクヤクを剪定したりする。ボケの木も脇枝を全部切る。これでだいぶアジサイ園らしくなってきた。
(5月29日撮影)
DSCN0561.JPG

(6月24日)
 アジサイも花が枯れるとみっともない姿になる。そこで、枯れたり枯れかけたりしている花を全部除去。咲いている花が少なく、少々寂しいが、すっきりした。
(10月1日)
 晩生のアジサイがまだ咲いているが、もう終わろう。
 変わり種のアジサイは枯れてしまうものが多く、せいぜい真っ白な小木が残っている程度だ。
 春咲き球根で今までプランター栽培してきたものを植え付け。水仙の球根が多いので、南北両端にかためて埋め込んでおいた。
 なお、ニラが多く、極力引き抜く。

<2019年>
(6月2日)
 2品種がきれいに咲いてきて見栄えが良くなった。ここ2、3年頂き物や購入品を植え付けたが、ほとんどが絶えてしまったようだ。
 右際の花木(ぼけ)を大きく剪定したり、花が済んだシャクヤクやスイセンを刈り取り、スッキリさせておいた。
(6月23日)
 アジサイも花が枯れるとみっともない姿になる。そこで、早咲き2品種の枯れたり枯れかけたりしている花を全部除去。すっきりした。
 少々寂しい感がするも、他品種で咲きだした花があり、何とか様になっている。
(7月9日)
 2番手の花が概ね枯れ、再びみっともなくなった。それらを全部除去。
 晩生のアジサイが、まあまあ様になっている。
(9月2日)
 その後、アジサイ園の前面を草引きし、今日、草絶やしのため除草剤を噴霧。
(10月20日)
 まだ咲いている花があるが、枯れたものと一緒に切り落とす。
 若干の剪定を行ない、全体の形を整える。

<2020年>
(6月29日)
 アジサイも花が枯れるとみっともない姿になる。そこで、枯れたり枯れかけたりしている花を全部除去。すっきりした。
 少々寂しい感がするも、咲きだした花があり、何とか様になっている。
(7月12日)
 アジサイ園の枯れたり、枯れそうになった花を全部除去。(2回目)
(7月19日)
 枯れた花を全部除去(3回目:最終)。
 なお、手前のほうを低く、後方が高くなるよう、若干の剪定をした。
 周辺を草刈機(紐タイプ)で草刈り。
(12月6日)
 手前のほうを低く、後方が高くなるよう、けっこう剪定をした。
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6.26 野菜には好適土壌pHというものがあるそうなのだが [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 スギナが繁茂する土壌は酸性である、酸性にめっぽう弱いホウレンソウは酸性土壌では育たない。慣行農法(施肥栽培)では土壌は酸性化するから、それを中和するアルカリ剤・苦土石灰を撒かねばいかん。
 これは常識であり、ホウレンソウ以外の野菜にも好適土壌pHというものがあるそうなのだが、ホウレンソウのように過敏な野菜は少ないようである。例えば、トウモロコシは幅広いpHで育つ(一説には酸性に少しだけ弱い)と言われるし、サツマイモも酸性土壌にわりと強いと言われたりする。
 さて、土壌のpH値であるが、大陸に比べて、日本列島の場合は火山性岩石(酸性)から生じた土壌が多く、かつ、多雨により石灰岩(アルカリ性)から生じた土壌は水に溶けて失われ、酸性の強いものとなる。ちなみに日本の森林土壌のPh値は5前後のようであり、野菜は一般にpH6.0~6.5が好適土壌pHである。よって、自然のままの土壌では野菜は育ちにくいということになる。
 自然農法を目指し、無肥料栽培を始めて3年目の今年。まだまだうまくいっていない。失敗の原因の第1は、土壌の酸性度が強いのではないかと思うようになった。
 そこで、今季の夏野菜の作付けの前に、比較的酸性度の弱い大陸の土壌(石灰岩から生じた土壌がけっこう含まれる)に近付けようと、石灰岩の主成分である炭酸カルシウム(CaCO3=水にゆっくり溶かされ、アルカリ性を示す)、これを同等に含む牡蠣殻(かきがら)粉末を多くの畝に入れ込んでやった。
 そうしたら、夏野菜で真っ先に生育するキュウリの収穫がすでに始まっているが、明らかに育ちが良くなった。もっとも、従前の慣行農法(ただし、化学肥料は使わず有機肥料+苦土石灰)での栽培より、まだまだ落ちるが。
 そのキュウリは、どの程度酸性に弱いのか調べてみたら、どこも専門家集団の資料であるが、4つを見比べてみたところ、土壌pHに幅広く適応するというものがあれば、わりと酸性に強いというもの、逆にわりと弱いというもの、実にバラバラ。
 他の野菜についても、けっこうバラバラであり、あまりあてにならない。
 まあまあ共通するのは、酸性土壌に強いものとしてサツマイモ、ジャガイモ、トウモロコシ、大根、カブ、ニンジン、イチゴ(pH5.0ないし5.5まで耐えられる)が挙げられる。で、うちの栽培状況はというと、別の不作の原因となる2つ(ジャガイモは連作をかなり嫌うにもかかわらず連作しているから出来が悪い、トウモロコシは肥料をめっぽう欲しがるから出来が悪い)を除いて、皆、わりと生育がいい。
 成育がいいこれらの作物には牡蠣殻粉末は入れておらず、わりと酸性度が高かろうが、耐えてくれているのであろう。有り難いことだ。
 逆に、酸性土壌に弱い野菜として共通して挙げられているのはホウレンソウ(好適土壌pH6.5~7.0)、これは皆が知る最右翼であるが、それに次ぐものとして、タマネギ、エンドウが挙げられるようだ。で、うちの栽培状況はというと、ホウレンソウはメチャ出来が悪かったし、タマネギも不作だが、エンドウはまずまず調子いい。
 昨秋のホウレンソウの種蒔きにあたり、その半分には即効性のアルカリ剤である草木灰をどれだけか撒いたが、気持ち生育が良かっただけで、やはり不作であったから、牡蠣殻粉末を今秋には再び入れ込まねばいかんだろう(前作の今季夏野菜には事前に牡蠣殻粉末を入れ込んであるが)。そして、タマネギにも牡蠣殻粉末を入れ、エンドウにも念のため牡蠣殻粉末を入れ込んだほうがよかろう。
 なんて考えていると、どこもかも牡蠣殻粉末をもっともっと入れなきゃいかんようになるが、“大陸土壌に近づけよう!”というのが、自然農法の成功への道になるかもしれん。
 あれこれ無肥料栽培や自然農法のテキストを読んでいるが、土壌に牡蠣殻粉末なり炭酸カルシウム剤を入れ込むことの是非は書かれていない。無肥料や自然にこだわり過ぎて土壌改良剤も敬遠しているような感がする。この考えを打破せねばいかんだろう。
 いずれにしても、うちの畑には牡蠣殻粉末の投入がベストと思われる。慣行農法のときと同じ程度の収穫が得られるまで当分の間、少しずつ牡蠣殻粉末を入れ込むことにしようじゃないか。きっと、これでもって無肥料栽培が成功するのでは。
 ワクワクする、手探り無肥料栽培そして自然農法です。
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6.25 切り花グラジオラスの収穫が始まった [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 梅雨時に真っ盛りとなるグラジオラス。今は亡きおふくろが須賀前の畑で幾畝も栽培していたお陰で、何年もずっと切り花にして当店のお客様に差し上げられる。
 今年は6月15日に10本強を初収穫したが、大半は新規購入球根からの開花であったが、6月23日に2把、そして今日(25日)に2把収穫できた。1把で10数本と大きな束。昔は10本ほどであったが、お客さんがだんだん減って、1束の本数を多くしないとさばききれなくなった。
 隔日収穫しているが、27日も2束ぐらいだろう。その後は当店連休に入り、30日に数束ぐらいか。そして、7月1日からセールに入るから、7月2日にも数束を期待できるだろう。今年はグラジオラスの収穫が、ドンピシャリとセールに重なってくれそうで有り難い。
 グラジオラスの開花は気候によるより日照時間に影響するようで、比較的安定しているように思う。毎年の記録が取ってあるので、それを見てみよう。
 4束以上作られれば収穫のピークと言える。それが年によってどうなっているか。
(2020年)<予想>
 6月30日数束から始まり、7月12日頃まで数束か?
(2019年)
 6月25日4把から始まり、7月 9日5把まで (合計44把  800本)
(2018年)
 6月19日7把から始まり、7月 5日4把まで (合計58把 1000本)
(2017年)
 6月27日8把から始まり、7月11日7把まで (合計65把 1050本)
(2016年)
 6月18日4把から始まり、7月 5日8把まで (合計80把 1200本)

 以上、ピークのスタートは10日間ほどのズレがあるが、終わりは4日ほどの違いしかない。今年は過去5年で一番遅れている。
 なお、各年の収穫本数総数もカッコ書きしておいたが、減る傾向にあるのは作付け畝を削ったがためであり、今年も800本ほどの収穫となろう。
 “えろう細かく記録を取ってるなあ”と感心されるかもしれないが、いついっか何把収穫したかはメモしてあり、1束の概数(頭に入っている本数)を掛け合わせて総数を求めているだけの、実に大ざっぱなものである。

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6.24 野菜種の交換、少々有り難迷惑だが [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 ゴールデンウイークに収穫した絹さやエンドウを親類縁者あちこちに送付したところ、そのお返しとして、6月に息子の嫁さんの母親からソラマメ2種類が送られてきた。一つは赤いソラマメ、もう一つは巨大ソラマメ。女房は前者が美味しかったというが、小生はどちらも普通のソラマメと大差ないと感じた。
 普通のソラマメは最近2か年にわたって栽培したが、たいしてうまいものではないし、無肥料栽培に失敗して、その後、作付けは止めた。
 さて、息子の嫁さんの母親からソラマメ2種類の種が送られてきた。まだ送ってないが、絹さやエンドウが美味しかったから、その種をもらえないかという電話がだいぶ前にあり、たっぷり種が採れたからそのうち送ることにしていた、そのお返しである。
 さて、弱った。それをどこで作付けすればいいか、である。種取りもせねばいかんから、大きく場所を離さねばならぬ。1か所はビワの木の際、東~北辺りが候補。もう1か所は…。慣行農法であれば、畝づくりは毎年場所を変えて行うから自在に編み出せる。
 だがしかし、うちは固定畝で無肥料栽培するから、自由が利かない。全部うまっている…。弱ったなあ…。あ、そうだ、ネコブセンチュウ対策でサツマイモを1年休耕する畝(メロンと混植)が毎年出てくる。そこにはメロン収穫終盤にコブトリソウ(ネコブセンチュウ対抗植物)を種蒔きし、10月末にはコブトリソウを刈り取るから、11月初めにはソラマメの苗を植えられる。翌年5月下旬にソラマメが収穫でき、種取り用に一部を残し、6月半ばには種が採れよう。そのソラマメ畝は6月半ばにサツマイモが植え付けられるし、その隣の列にはメロン苗を5月下旬に植え付けられる。これで、ソラマメは十分すぎるほど畝が確保できる。
 まて、まて、なにもコブトリソウ栽培畝でなくてもいい。考えてみるに、サツマイモ栽培畝ならどこでもいいではないか。サツマイモは6月半ばに苗を植え付けし、11月初めには収穫できる。収穫したら、その直後にソラマメ苗を植え付け、年を越して5月下旬にソラマメ収穫、半月おいてサツマイモの苗植え付け、と二毛作が可能だ。もっとも、これは須賀前の畑でのことであって、自宅前の畑はメロンとサツマイモを交互作付けしているから、ソラマメの収穫時期とメロン苗植え付け時期が被さってしまうから不可能だが。
 以上、いろいろ思い巡らし、作付け計画決定。赤いソラマメ苗を11月初めに須賀前の畑のサツマイモ&メロン混植西畝(西列)に植え付け、巨大ソラマメ苗は自宅前のビワの木の際、東~北辺りに植え付けとしよう。なお、ソラマメは連作を嫌うから、翌年は場所を変える。須賀前は容易に変えられるが、自宅前は西果樹園のスモモ周りしかない。とりあえずは、そういうことで行こう。
 夏野菜に冬野菜、そして年越しで栽培するソラマメ・エンドウ・タマネギなどの春野菜。これらの作付け位置をあれこれ計画するのはとても面白い。以前は基本的に3ブロックのローテーションで作付け位置を変え、夏野菜・冬野菜・春野菜をいかに組み合わせるか、そのダイヤグラムづくりを楽しんだ。ここ3年ほどは無肥料連作栽培で畝固定、畝をいじらない、というやり方に変えたから、ダイヤグラムと縁がなくなってしまった。
 なつかしいですなあ、ダイヤグラムづくり。でも、今日、ちょっとだけそれに類似した作業を楽しむことができました。
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2020年オキナワ・スズメ・ウリの栽培(失敗) [草花一般]

<2020年>
 ずいぶん前のことだが、鹿児島の親戚からオキナワ・スズメ・ウリの種(ウリの枯れた殻が付いたままのもの)をいただいた。実は毒があり、食用にならず、観賞用。
(6月18日)
 暖かくならないと発芽しないから、6月に入ったら種蒔きしようと思っていたが、すっかり忘れていた。今日、種蒔き。
 ウリの枯れた殻が付いたままの状態で、地面を軽く掘って埋めただけ。
 場所は、昨年、宇宙芋を栽培した、椿の木(丸裸にし、ツルが這い登れるようにしてある。)の際、10か所。
 宇宙芋はむかごを別の場所で植え付け、生育中であるが、この場所は親芋が埋まったままで発芽しないか、様子見していたのだが、今になっても発芽は見られず、たぶん不発芽に終るだろう。
 これで、たぶん、スズメウリと宇宙芋がゴッツンコすることはなかろう。
 なお、この場所には枯草をたっぷり敷いてあり、雑草はほとんど生えていない。そのうちスズメウリが発芽するのが楽しみ。
(11月19日)
 宇宙芋の親芋は発芽しなかった。スズメウリらしきものは7月には芽吹いていたが、その後の生育はパッとせず、実も生らなかった。
 栽培は失敗。実がたくさん生ったら店で飾ろうと思っていたが、ダメであった。
 
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6.16 当分の間、ずっと毎日ビワが食べられそう [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 6日前に、ビワの実が袋掛けしてあってもカラスの被害が出て、漁網ですっぽり覆った(ただし、下部はあっぱっぱ)ことを記事にした。そのとき、10数個収穫したが、まだ未熟で甘みは少なく酸っぱかった。
 そして、昨日、ビワの木の様子を丹念に見てみたが、カラスの被害は止まった感がする。でも、漁網から飛び出しているものや突かれやすい位置にあるものは、そのうち被害に遭うかもしれないと思い、30個ほどを収穫した。もぐときポロリとはいかず、まだ少々未熟と思われたが、昨日食べたら、そろそろ完熟近しの感がした。
 そうしたところへ、今日、去年(6月20日)もいただいたが、お客様がたくさん生ったからといってビワの実(けっこうおいしかった)を持ってきてくださった。今年は熟すのが早いと言っておられるが、うちは変化はなさそうだ。
 これで、今週いっぱいは毎日ビワが食べられることとなった。有り難い。今度の収穫は21日頃となり、そのときはうちのビワも完熟していることだろう。
 うちのビワの木はまだ若木で、どんどん大きくなる最中であり、まだ食べきれないほどには生らないが、今年は十分に満足がいくだけの量は収穫できそう。
 ただし、カラスが、あっぱっぱになっている下部から潜り込むことを覚えたら、収穫量は半減するだろうから、まだ安心はできない。お客様の家の場合は、スズメも食いに来るというから厄介だ。スズメには漁網は効果がないゆえに。
 十分に大きなビワの木になれば、当店のお客様の家のビワがそうだが、袋掛けもせず網も被せず、半分は鳥に食わせてあげ、半分は人間様の口に入るようになり、それでも食べきれないから、あちこち配って歩く、ということになるだろう。
 うちのビワの木がそうなるには、あと少なくとも10年はかかろう。漁網で覆うことが不可能となる高さまで成長してのことだろう。1年でも早くそうなることを期待したい。
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6..10 今日から梅雨入り、その前に朝、一仕事 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 昨日まで延々と続いた好天も今朝で終わり。お昼には時折ポツポツしてきた。
 すかさず名古屋気象台は東海地方の梅雨入りを“宣言”した。週間予報では今日から数日はずっと傘マークがついている。メリハリの利いた季節変化。これぞ梅雨入りってぇもんだ、といった感じだ。
 梅雨入りの時期に収穫適期となる梅の実。我が家の庭の梅の木に生っている梅の実も色付いたものがだいぶでてきた。数日後の雨上がりに収穫すればいいが、今朝、収穫することにした。今年は梅の木3本とも裏年に当たり、若木としだれ梅は実を付けず、老木だけが少々実を付けただけであり、昨年の2割、8.5kgとわずかな収量しかなかった。これは今年も女房が梅干づくり。
 雨前にやっておきたい百姓仕事が少々あり、須賀前の畑に出掛ける。白ナスとオクラの定植した苗が各1株、ネキリムシにやられて欠損している。ずっと雨なしだったから予備苗の再定植を見合わせていた。植えるのは今朝しかない。そして、須賀前の畑で「世界一トマト」という固定種(種を自家採取可能)を栽培しているのだが、隣の畑の方がすぐ近くでF1種(交配種で雑種第一代:一代限りの種であり、種取りできない)のトマト栽培をしてみえるため、これと交配しては困るから、自宅前の畑で種取り用に「世界一トマト」の予備苗を3本栽培することとし、これを植え付けた。
 そうしていたところ、ビワの木のほうからガサゴソという音がしだした。目を見やると、カラスがビワ袋を食い破り、ビワの実を食べようとしている。去年も半分が被害に遭ったが、犯人がカラスとは知らなかった。そこで、効果のほどは確かではないが、漁網でビワの木をすっぽり覆うことに。まだ小さな木だから何とか漁網を被せられたが、下のほうはアッパッパ。カラスはたぶん下からは入り込まないだろうから、これでよかろう。
 朝5時前に起き、8時過ぎまで約3時間の百姓仕事。予定外の作業までこなし、これで梅雨入り前の仕事は全部完了。
 今日から当分の間、晴耕の予定はなく、雨読、雨読の毎日となる。タイミングがいい梅雨入りだ。というか、けっこうせかされて晴耕し終えたといったところである。

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6.9 あわただしくタマネギを収穫 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 タマネギの収穫は軸折れして1週間経ったところが最適期であるという。
 2、3日前から軸折れしだした。でも、昨日の時点では11日から梅雨入りの予報だったから、明日10日の朝に収穫することとしていた。
 ところが、今日の予報(朝、一仕事をして戻ったら、女房から知らされた)では、梅雨入りは1日早まりそうで、明日の午前中から雨模様とのことであった。
 よって、明日の朝は雨が降り出すやもしれず、急きょ今日タマネギを収穫することにした。開店準備を済ませて9時半に畑に向かう。収穫作業は30分もあれば済んでしまうが、収穫後の畝の草叩きや、タマネギ跡の2畝中1畝はカボチャのツルを這わせるから、畝間に置いておいた枯草(休耕田から事前に搬入)を敷き広げるという作業もある。また、ついでだから、白ナス2畝の株周りの草引きをし、株周りに枯草を寄せて雑草抑えにするという作業も行う。終了したのは11時半。
 ところで、今年は、らしい雨は5月19日以来降っていない。5月26日に12.5ミリ、31日に5ミリ降っただけだ。よって、ここのところ畑は乾きに乾いている。
 タマネギの収穫が容易であったばかりでなく、今日の白ナス畝の草引きも簡単に済んだ。そして、ここ数日の農作業も草引き、草叩き、畝の削り上げがいとも簡単にどんどん進み、去年は行わなかった幾つもの畝もそうした。畑中どこもかもチカチカ(当地の方言で、ピカピカの意味)とまでは言わないが、随分ときれいな畑になったものだ。
 自然農法を目指しているのだから、こんなことは不要であり、極力雑草との共生をさせればいいのではあるが、隣の畑の方が暇に任せて畑中をチカチカにしてみえるから、ついつられてやってしまった次第。
 やっぱり畑がチカチカなのはいいもんである。畑はかくあるべし、という観念が頭に染みついてしまっていて、これはどうにもしようがない。

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ビワ袋をカラスが破り、ビワの実を食べてしまう [鳥獣害]

<2020年>
(6月10日)
 2013年にビワの苗木を1本買い、ビワ栽培を始めた。2015年1月に2本に分かれた主幹が虫食いで折れてしまい、細い枝が主幹となって、一から出直しとなった。その後も虫食い被害が出たが、虫食い箇所に塗布する殺菌剤「トップジンMペースト」塗り込み、これで何とか虫害は防げ、樹体も段々大きくなり、2017年から実が生りだした。
 2019年は房が20個ほどでき、袋掛けしたのだが、半分は鳥に食われてしまった。どんな鳥か分からなかったが、2020年6月初めに袋掛けした60房の一部に今年も被害が出始め、10日にカラスがビワ袋をカラスが破ってビワの実を食べようとしている現場を発見。
 カラスであれば、釣り糸を張り巡らせるとよいとのことだが、作業に時間がかかり、間に合わせとして漁網を被せることとした。
 漁網は、5mものと12mものが使わずに残っていたので、この2枚を使用。脚立に乗って、適当に被せる。所々枝先に引っ掛けるだけで、これでずり落ちることはなさそう。下部はアッパッパだが、カラスなら潜り込んで食いに来ることはなかろう。
 被せ終わって、袋が漁網から飛び出しているものが数個あったから、袋を外してみる。完熟間近なものやちょっと早いものばかりだが、10数個を収穫。2個食べてみたら、まあまあ完熟状態。ビワは追熟しないとのことだが、日にちを置けば酸っぱさは減るのではなかろうか。
 例年、ビワは6月20日過ぎに完熟する。今年は、去年の3倍の実が生ったから、漁網効果を観察しながら、いつどの程度を収穫するか、考えよう。
 釣り糸の張り巡らせ( 鳥害対策は「釣り糸」を張り巡らすに限る!? )は来年の課題としておこう。
(6月21日)
 1週間前に5袋ほどを収穫した。そのときは鳥害はなかったようであり、漁網の効果があったと喜んでいた。
 しかし、今日、全部収穫しようと行ってみたら、8割方は鳥に突かれてしまっていた。約20個収穫して終了。今年は昨年より鳥害がひどかった感がする。6~7割が被害に遭った感じだ。
 なお、袋が被っていないものが残っており、来年は袋も漁網もなしでいこう。
 
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6..5 毎日の水やりから解放される [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 一昨日記事にしたヤーコン嬢が今日やっと目出度く嫁入りした。そして、ネキリムシに株元を食われたトマトと白ナスは、今朝その跡に予備苗を再移植した。
 これでもって、野菜苗の管理は全部終了。明日からは、毎日の水やりから解放される。
 天気がいいときは、朝、水やりし、お昼過ぎにもう一度水やりしていた。これをもうしなくてよくなったのだから、有り難い。
 といっても、トマト、白ナス、キュウリ第2弾、オクラは、今後もネキリムシにやられる恐れがひょっとしてあるから、2、3ポットずつ残しておかねばならないが、これらは集めて日陰においておけば、朝1回ちょっと水やりすればよく、手間はかからない。
 今日のお昼、もう水やりしなくてよくなったのだが、毎日の癖で水やり作業を何かしないと落ち着かない。そこで、ずっと天気がいいし、これからも晴天がつづくので、納屋の近くで栽培している生長中のキュウリ第1弾、十六豆第1弾、トウモロコシ第3弾、ピーマンにホースで散水してやった。土がけっこう乾いてきているから、野菜君たちが喜んだのではなかろうか。
 まあ、これは余分なことであろう。皆、しっかり根張りしているから、地中から十分に水を吸い上げてくれるにきまっているから。
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6..4 イチゴの無肥料連作栽培の成功に大満足 [ファーマーの“一日一楽”日記]

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 5月7日にイチゴを初収穫したことを書き、その1週間後に再び書いた。今年は今までにない大豊作になるであろうと。
 案の定、そのとおりとなった。1株当たりの収量も多かったが、今年の作付け株数が例年より3、4割多いから、その分多く収穫できた。
 隔日収穫をしてきたが、最盛期の7回は、夫婦2人ではとても食べきれないから、何人ものお客様に差し上げられた。それも、どっさりと。その前後の収穫にあっても十分な量があり、少しはお客様に差し上げた。
 味のほうはというと、十分に甘い。ただし、まとまった雨が降った後はどうしても水っぽくなる。雨除けに黒ビニールマルチ(冬季の防寒にもなるし、草抑えにもなる)を張った形で栽培すれば、それがかなり防げるだろうが、小生はこれを使いたくない。植物全体がそうだが、その根っこは、水よりも空気を欲しがっているから、空気を遮断するビニールマルチは動物の首を絞めているようなものだからだ。
 そこで、小生は、イチゴの根っこがたっぷり空気を吸えるように、冬季に刻み藁を敷き詰める。これが防寒になるし、けっこう草抑えになり、また、収穫時期の雨による泥汚れの防止になる。さらに、今時点で刻み藁はだいぶ劣化してきているが、この先、このままにしておけば、10月にはかなり朽ち果てて土壌に馴染む、つまり自然堆肥化していくであろう。
 そして、その頃に親株から伸びたランナーから出た芽が何本も定着しているから、それを選って、翌年に実を付ける子株を残してやり、冬になったら再び刻み藁を敷き詰めるのである。こうして、土は全くいじらず、刻み藁を1年に1回敷き詰める、という自然栽培に限りなく近い方法を編み出したところである。

 慣行農法(施肥栽培)では、連作障害が出るからイチゴは2年空けよと言われるし、苗を自家採取する場合は数年経過すると実が小粒になるから、苗更新(新たに苗を購入)が不可欠と言う。じゃあ、苗づくり農家は更新苗をどうやって栽培しているのか。その方法は知らないが、毎年、親株からランナーを走らせて、ランナーから出た芽を育苗するしかないのだから、小生のイチゴ栽培方法とたいして変わりはなかろうというもの。
 ところで、今年のイチゴは苗を更新して3年目のものである。1年目は生った実の半分近くがわりと大きな実であったが、2年目はそれが随分と少なくなり、今年は大きな実は極めてまれにしか生らず、小粒化傾向が進んだ。しかし、どちらかというと、大粒のものは甘味がイマイチで、小粒のほうは甘味が濃い、そんな感じがする。見た目より味で勝負、である。差し上げたお客様からも、“孫に食べさせるには小粒のほうがうんと食べやすくて助かります。甘かったから、次から次へとほうばり、あまり食べ過ぎるもんだから腹を壊しやしないかと心配しました。”とのお言葉もいただいた。
 
 無肥料連作栽培3年目の今年であるが、今期の方法を来期以降も繰り返せば、毎年、十分な甘みのあるイチゴが大豊作となること間違いなし、という自信を得たところである。
 たいていの野菜を無肥料連作栽培して3年になるが、早々にして大成功を収めたのは、このイチゴである。他の野菜も順次こうなってほしいものである。

 5月5日に初生りを観測し、今日6月4日が最終収穫になることから、以上、前の日にここまでキーボードを叩いたところである。
 さて、今朝、畑に行って今期最後の収穫に取り掛かったところ、“あれっ? 色づいたイチゴが全然ない! この株も、その株も、あの株も…。ははーん、最後の最後になってイチゴ泥棒にやられたか。”である。
 近年、野菜泥棒は随分と減った。一時は、中国人出稼ぎ労働者が随分と畑を荒らし、そのどさくさに紛れて日本人の悪もその真似をし出した。近年は、外国人受け入れ企業が徹底教育しているようであり、その効果が現れた感がする。でも、時折、被害に遭った話を聞く。うちも、時折トマトがやられたり、イチゴがやられたりする。ニンニクやキャベツのように1株に1個しか採れないものがごっそりやられる(うちでも過去にあった)のに比べれば、トマトやイチゴは2日も経てばまた前と同様に採れるから、この泥棒はまだ許せる。うちの畑に隣接する道路を通行する中国人は見かけないから、犯人はたぶん日本人の悪であろう。
 最後の最後のイチゴ、今日それをおいしくいただいて、天の神、地の神、イチゴの神に感謝を捧げようと思っていたのだが、それがあたわず。やむを得ず、すっかり実を失った青々としたイチゴに向かって、さびしく感謝、感謝、感謝。

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野菜泥棒被害記録 [野菜泥棒]

 ニンニク泥棒については、今朝「泥棒に畑のニンニクをごっそり盗まれた」と題して記事にした。それ以外にも数は少ないが、うちの畑で野菜泥棒の被害に遭ったことがある。記憶にあるものを記録しておこう。また、それ以降の被害を追記する。

・2000年頃の冬
 大根の収穫が最盛期の頃、残っていた10数本のうち良品を10本ほど盗まれ、残った細い数本を細々収穫するしかなく、自家用が不足した。
・2005年頃の5月
 自宅前の南区画に、里芋の種芋20個ほどを直植えしておいた。いつまで経っても芽吹きが見られないので、植えた所の北端を掘ってみたら芋がない。隣もない。その隣もない。全部ない。
 道路からけっこう離れており、何を植え付けているか分かりそうにないから、ビックリ。変わった泥棒もいるものだ。なお、別の畑(須賀前)で1畝栽培したから自家用には事足りた。
・2012年5月
 絹サヤエンドウの収穫が真っ盛りの頃、端の方がかなり枝折れしており、食べ頃のエンドウがほとんどない。誰かがハサミを使わず手で引き千切ったのであろう。
・2014年7月
 隔日収穫しているトマトであるが、朝収穫に行ったら、ほど良く色んだトマトが全くなく、その日は数個収穫できただけ。誰かが30個ほど盗んでいった。
 こうしたトマトの被害は数年に1回程度あるが、この程度の被害は我慢できる。
・2015年5月
 ニンニクをごっそりやられる。(別記事)
・2015年10月
 4日、19日と2回にわたり夏キャベツを盗まれる。口に入ったのは1玉だけ。(別記事「10.4 夏キャベツが野菜泥棒の被害に遭う。その後また。」)
・2020年6月
 最終収穫しようとしていたイチゴがごっそり盗まれてしまった。

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5..31 夏野菜の作付けが今日で概ね完了 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 うちは何品種の夏野菜を栽培しているのだろう。夏野菜(芋類を含む)作付け計画書を見てみたら、26品種あった。キュウリなんかは3回に分けて時差栽培するから、こうしたものをカウントすると、延べ37回の作付けをすることとなる。
 スタートは2月末のチマサンチュの種蒔きから始まり、3月初めの夏大根の種蒔きと夏キャベツ苗の定植、3月末の夏ニンジンの種蒔きと続く。これらは散発的にちょちょっと作業するだけで済んでしまうが、ラッシュアワーのように一斉にどどっと植え付けしたり種蒔きするのがゴールデンウイークで、16品種ある。
 その後は5月中旬にポツポツ行い、これらは難なく済んでしまう。
 ついで、5月下旬に8品種の自家栽培苗の植え付けを行なうのだが、これは14畝もあるからけっこう手間がかかる。加えて、メロンには定植後ただちに寒冷紗を掛けねばならないし、トマトは支柱を立ててからの植え付けとなり、これらは随分と時間がかかる。
 さて、今日明日は雨模様とのことで、急きょ今日の分を繰り上げて昨日行なった。残ったのは、キュウリ第2弾とトウモロコシ第3弾の定植である。それを今朝、雨が降り出す前にせわしなく実行。
 これで予定した夏野菜の作付けは概ね完了。ホッと一息、といったところである。

 しかし、まだちょこっとは残っている。6月半ばには十六豆第2弾のポットへの種蒔きとサツマイモのツルの植え付け、6月末には種蒔きした十六豆の植え付け、キュウリ第3弾・早生枝豆第3弾と晩生枝豆のポットへの種蒔きがあり、7月半ばには種蒔きしたそれらの植え付けがある。
 ここまできて、やっと夏野菜などの植え付けが全部完了するのだが、何にしても今日の作業で概ね終わったも同然であり、まずまず順調に進んだ今年の夏野菜の作付け。
 お昼前、イチゴの収穫作業などが済んだところでポツリポツリと雨が降り出した。
 今日どうしても済ませたかった作業が雨前に終わり、お天道様に感謝。

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