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4.16 夏野菜作付け作業本格始動 ワクワク感高まる [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 毎年4月15日頃に夏野菜第1弾の種蒔きをする。第2弾は5月1日頃、第3弾は5月15日頃となる。その後もポツポツと続く。専業農家のように温室を設けて早期育苗するわけではないから、冷床種蒔きとなり、スタートは1か月半ほど遅れるが、それでも第2弾までは、夜間の冷え込みを防ぎ、そして日中の地温を上げるため、何らかの保温措置をとる。
 なお、全ての夏野菜を種蒔きから行なうものでもない。初生りの時期を早くしたい野菜は、育苗業者が早期育苗した、十分に大きく育った苗をゴールデンウイークに定植する。うちで作付けする野菜品種の約半分は、こうした早期育苗した大苗である。
 冷床種蒔き野菜は、初生り時期が遅くていいものや苗が入手不能なこだわり品種である。
 こだわり品種として、昔の味がするトマト「世界一トマト」、焼きナスにするとめちゃおいしい鹿児島特産「白ナス」、形が面白い飛騨丹生川特産「すくなかぼちゃ」があり、これらは苗が市場に出回っていないから冷床種蒔きするしかない。
 ところが、冷床種蒔きでは「世界一トマト」は何回(数回以上)挑戦してもうまく育たない。早期育苗に適した品種に大昔からなりきってしまっているようなのだ。それで、今年からその栽培をあきらめた。また、「すくなかぼちゃ」は冷床種蒔きでうまくいったが、昨年、苗が入手できることが分かったので、今年は苗購入することにした。
 唯一、冷床種蒔きせねばならないのが「白ナス」である。これもなかなかうまく育たない。もっとも、ここ5年間、無肥料連作という横着な方法を取っているせいもあろうが、冷床種蒔き初年度は慣行農法(輪作施肥栽培)であっても不作であったから、「世界一トマト」と同様なのではなかろうか。
 こうしたことから、今年の冷床種蒔き第1弾は、2品種減って、白ナス、トウモロコシ(第1弾)、十六豆(第1弾)、枝豆(第1弾)の4品種と少なくなった。
 だいぶ手抜きできて楽になった冷床種蒔き第1弾である。ところで、「白ナス」の苗を昨年、苗屋さんで見かけた。だいぶ前にも見たことがある。しかし、うちが差し上げた白ナスの苗を育てた方が、それを買って育てたら、全然違った、名ばかりの白ナスで、まずかったという声も聞こえてきたから、信用が置けない。白ナスと言っても様々あるからだ。今年も苗を見かけたら、1本買ってきて試験的に植えてみようか。あとあと楽できるように。
 何はともあれ、今日、4品種の冷床種蒔きを済ませ、明日から毎日、当分の間、保温措置作業を繰り返すことになる。無事に苗が大きく育ち、そして定植後、皆、豊作になってほしいものだ。さあ、いつ芽吹くか、ワクワクしているところである。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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