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6.9 今年は大豊作となった梅の実 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 毎年、今頃になると梅が少々色付きだし、収穫の時期となる。以前は、梅の実がポタポタ落ちだした6月半ばに収穫することが多かったが、近年は6月上旬にしている。
 3~4日前までは全く色付いていなかったが、ここのところ日当たりがいい場所は少々色付きだしたので、今日、店は女房に任せて午前中に梅の実の収穫をすることにした。
 普通の梅の木が大と中の2本、しだれ梅が1本、計3本あり、今年はけっこう実が生っている。大と中の木には、ぶどうの房のように枝に鈴なりに生っている個所がけっこうあり、ここ2年不作だったが、史上最大の大豊作だった3年前とどっこいどっこいの感がした。
 計量したら普通の梅が19年49kg→22年43kgと史上第2位の大豊作となった。一方、しだれ梅のほうは数年前から本格的に生り始めたが、こちらはいつも実が小さいものの、19年9kg→22年8kgと、史上第2位の大豊作となった。
 どちらの木も、下のほうは手を伸ばしてちぎり、上のほうは脚立に乗ってちぎる。普通の梅はちぎりやすいが、しだれ梅は小枝がごちゃごちゃしているから、手が届きにくい箇所がけっこうあり、収穫するのに同じくらい時間がかかってしまった。
 9時過ぎから始めて、終わったのが丁度正午。大豊作ともなると、収穫にけっこう時間がかかるものである。もっとも、しだれ梅に手こずった面が大きいが。
 事はついで、である。普通の梅の木の夏剪定も行ってしまった。新枝を全部切り落とし、込み入った箇所は選り、梅の木が南側の甘夏、西隣のサルスベリと重なり合ってきているので、両者の枝を切り、重なりを概ね失くす。剪定は1時間で終る。
 ところで、大の梅の木はだいぶ老木になっており、例年、中央部は幹から伸びる太い枝に乗って剪定することが多いのだが、乗ろうとして体重を掛けようとしたら、“ミシッ”と小さな音がした。あわてて脚立に体重を移す。小々体重を掛けただけなのに、このありさまだ。もう絶対に枝に力を加えてはダメ。
 “ゴメン、ゴメン。もう絶対に乗らないし、力も掛けない。今年はこんなにたくさん実を付けて有り難う。来年もよろしく。”
 そう、声掛けして、剪定作業を終えたところである。
 それにしても、大の木は老木ながら、まだまだ元気いっぱいのようである。
 以前は、5月下旬にはコゴメ(アブラムシ)が発生することがけっこうあった。2014年と17年がそうであったが、それ以来もう5年も大丈夫だ。樹体が弱っているとコゴメが湧くと考えてよいのだが、それがないのだから、このご老体はここのところ免疫力を付けてきている、と考えていいだろう。
 “このままもう少し頑張ってくれ。あと20年とは言わん。20年すると小生は93歳、女房が91歳。梅の実がちぎれんようになるし、梅干が漬けれんようになるからな。”
 再びそう声掛け。


※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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