SSブログ

1.24 春の訪れ、フキノトウを摘む [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 24節気を約5日ずつ3区分した「七十二候」というものがあり、気象や動植物の変化を知らせている。「略本暦」に掲載された七十二候で、大寒の初候は次のとおり。
 大寒 初候 款冬華(ふきの はな さく) 蕗の薹(フキノトウ)が蕾を出す

 これを知ったのは1年ほど前のことであったが、まさかそんなに早くフキノトウが出る?とは、にわかには信じられなかった。本当だろうかと、昨年の今頃、畑の隅を見てみたら、ちゃんと出ていた。うちでは、例年、もう2節気後の雨水(2月19日頃)にフキノトウを摘むのが通例であり、暖冬だった一昨年でも1節気後の立春の頃であった。
 「七十二候」は、24節気とともに古代中国が発信元だが、本邦作成の「略本暦」は、日本列島の中心部の季節の移り変わりを示すよう改編されている。大寒の初候にたしかにフキノトウが出ていたのを見て、七十二候はちゃんと季節の有り様を示しているものだと、変に納得したところである。
 
 さて、今、大寒の初候にあたる。そこで、今日のお昼に、フキが一人生えしている金柑の木の際や柿畑の隅を探してみたら、程よく膨らんだフキノトウを20個弱も摘むことができた。フキノトウはなんといってもてんぷらにして食べると美味しい。今日は、女房が別の料理に取り掛かっていたから、てんぷらは近日となるが。

 野山では春の準備が着々と進んでいる。今日は格別に暖かい日となった。これで春の芽吹きがいっそう加速することだろう。庭では梅の花がそろそろである。
 春だ!春が来る!
 幸いコロナ・オミクロン株は普通の風邪になってきた。コロナなんぞ吹っ飛ばせー!
 もうすぐ立春。良き春を迎えようではありませんか、皆さん。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、このブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。