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10.18 無肥料栽培に当面欠かせない刻み藁を今年も大量にゲット [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 昨日今日の当店連休日にやるべき百姓仕事がなく、先日お願いしてきた岩弘さんが所有する田んぼからの刻み藁回収が何とかできないかと祈っていた。なんせそこの稲刈が終わらないことには刻み藁ができないからだ。
 ここ3日間、毎日、まだか、まだか、と田んぼを覗いていたのだが、今朝立ち寄ってみたら、きれいに稲刈が終わっていた。よし、今日の百姓仕事ができた!
 朝早く行っても朝露で濡れているから、8時まで待って出かけた。その頃はまだしっとりと濡れているから、初めのうちは、すぐ近くにある須賀前の畑で掘りっ放しにしてある山芋の畝へ刻み藁を搬入し、次期山芋の畝づくりをやったり、冬越し山芋やアスパラガスの畝に防寒用に刻み藁をばら撒撒く。
 お昼近くなって、保存用の刻み藁を回収しはじめる。よく乾いている。たばこ梱包のダンボール箱を2つに切った箱に順次詰め込んでいく。けっこうふわふわだから、なるべく押さえ込みながら詰め込む。
 ありったけのダンボール箱を持ってきたのだが、数えたら31箱。軽トラの荷台にぎっしり並べて1段半となった。これだけあれば、今年と来年に使う分はなんとかなろう。もっとも、あちこちの草抑えにするなど、だだくさに使ったら大幅に不足してしまう、ということになる。どれだけか計画的にせにゃならぬ。
 刻み藁の最大の使用目的は、無肥料栽培を成功させるための土壌改良であり、土壌細菌がまだ十分に育っていない畝へ混ぜ込み、優良な土壌細菌を増殖することにある。人様の大腸の腸内環境改善を行うヤーコン芋のような働きと類似する、植物の健全成育のための刻み藁、といったところだ。
 田んぼにはまだまだいくらでも刻み藁があるから、須賀前の畑へ直接搬入して使いたい。その多くは、土壌改良目的ではなく、防寒と草抑えのためのイチゴ畝や間もなく種芋を植え付ける山芋畝の敷き藁であるが、これからも、その都度、いただくことにしよう。
 今日は、その他の若干の畑仕事を含めて作業終了は午後2時。待望の刻み藁の搬出が行えて、ほぼ丸一日、百姓することが出来、実に有意義であった。満足、満足。
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