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4.19 ネギ坊主が出たネギを再生させる [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 当地特産の「徳田ねぎ」。毎年、須賀前の畑で2畝(1畝約10m)、自宅前の畑で4畝(1畝約5m)で連作して有機肥料栽培している。ネギは肥料を使っても連作できるから有り難い。他のほとんどの野菜は無肥料・連作栽培に挑戦しているから、ネギも連作するしかないのである。
 なぜネギだけ有機肥料栽培するかというと、「徳田ねぎ」は当地の土壌に合っており、良品が作れるし、こだわりの有機肥料栽培(肥料控え目)をすると、より味が良くなり、多くの人に喜ばれる、小生自慢のネギにつき、農法を変えたくないからだ。
 自慢話はこれくらいにして、11月以降、順次収穫するも、自宅前の畑で1畝(約20株)が残ってしまった。どの株も既にネギ坊主が出ている。もう食用に適さない。
 5株は種取り用残し、6月にネギ坊主からネギ種を採集するのだが、例年、今頃に種取り用のネギを残して、皆、処分していた。
 でも、今年は、ネギ坊主が出たネギを再生させることにした。これはお隣りの畑の方がたしかやってみえたように思うが、新家(分家)が過去にやられたのを見て覚えているのかもしれない。いずれにしても、これは可能だ。
 今頃、地上部を少し残して刈り取ると、新しい葉が伸びてきて、再生するのである。ニラと一緒だ。ニラは葉っぱだけを利用するが、ネギの場合、白根も利用するのだが、再生ネギは白根も利用できるかどうかは小生は知らない。
 物は試し、今年初めて行う再生ネギづくり。そのうちグングン伸びてくるだろうから、少なくとも青葉を薬味ネギに使うことにする。
 というのは、昨年、今頃ネギ苗を仮伏せしたときに余ったクズ苗を夏野菜畝の株間に植えて薬味ネギにしようと思ったのだが、なかなか成育せず、秋になってやっと使えるようになっただけであるから、ネギ坊主が出たものをお盆頃までそのままにしておいても、後作(ネギの本伏せ)に支障ないからである。
 こんなこと何年も前から承知していたはずなのだが、毎年、今頃にネギの仮伏せをするのだが、そのときにネギ坊主が出た余り物のネギを処分する癖がついてしまっているから、ネギ再生まで頭が回らなかったのである。
 いったんしっかり身に付いた習慣というものは、考えることをしなくなるもんだなあ。
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