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1.15 今期のみかんは甘くて少し酸味があり、とてもおいしい [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 自宅前の畑の片隅に、みかんの苗木がいつ植えられたのか定かでないが、たぶん3、40年ぐらい前に今は亡き親父が植えたのだろう。そのみかんを小生が食べた記憶は、せいぜい10数年前からしかない。それまでは、おふくろは酸っぱいものが嫌いであったから、酸っぱいものが好きな親父が全部食べていたと思われる。そのみかんを小生が最初に口にしたときは、種ありで、甘味がほとんどない酸っぱいみかんであった。みかんは当地の気候風土に合わないから、まずいものしか採れないんじゃないか、と思われた。加えて、施肥もしていないようだったから、これも原因していると思われた。
 稼業の薬屋が少々暇になってきた、2013年(2月)から施肥をしてやれば甘いみかんになるのではと思い、積極的に施肥することとした。初年度は樹木から少々離れた個所に大きく溝を掘り、そこに肥料や堆肥そして枯草を埋め込み、翌年からは樹木周りに鶏糞、堆肥、草木灰、米糠といったものを、2017年(1月)まで毎年適当にばら撒いてやった。
 そうしたところ、2014年(1月)収穫のものが、施肥して1年で気持ち甘味が出たし、種が少なくなった。2年経ったら、甘味がはっきりと増し、ほど良い酸味もつき、種も少なくて、市販品にまあまあ近くなった。3年経ったら、甘味が更に増し、ほど良い酸味もあり、種がほとんどなくなり、市販品を越えるほどになった。
 よって、みかんには2017年(1月)に、大量にできた神社の草木灰の処分として、これを樹木周りに撒くだけにし、以後は無施肥で行くこととした。これによって、甘くて少し酸味があり、とてもおいしいみかんの収穫が続いたのだが、2020年(1月)になって少々甘味が足りない感がし、草木灰を少々ばら蒔き、翌2021年には鶏糞や米糠をばら撒いた。翌2022年は施肥なし。翌2023年は鶏糞や米糠をばら撒いた。ここらあたりは実にいいかげんな施肥の仕方だが。
 まあ、これは、大豊作と凶作を繰り返し、つまり表年と裏年が生ずるようになって、例年コンスタントな収穫とならず、よって施肥をどうすればいいかが分からなくなってしまったことも原因している。
 
 樹形は年々大きくなり、剪定や収穫がしずらくなってきた2022年(2月)、ネット検索したら、みかんの木は大幅な剪定を行うとその年は生りが悪くなるというのを知り、早速大幅剪定したところ、同年は普通作、翌2023年(6月と10月に小幅剪定)も普通作となった。今年2024年も適度に(どの程度が適度かわからないが)剪定してやれば、裏表を繰り返さないようになるのではなかろうか。
 さて、今期のみかんは、昨期より甘くて少し酸味があり、とてもおいしい。もっとも、収穫後1週間いや2週間置くと、酸味が減り甘味が増すから、日にちが経ったものを食すようにしているが。今期甘くなったのは、剪定や施肥の影響というより、気候の影響が大きいと思われるのだが、定かではない。来期も今期と同様においしいみかんを収穫したい。
 昨年は2月と8月に鶏糞や米糠をばら撒いたのだが、今年も昨年の例によって施肥してみよう。もっとも、米糠は手に入ったり入らなかったりするから、同じようにはまいらぬが。
 というようなわけで、今日、鶏糞を適当量、お礼肥としてばら撒いておいたところである。みかんの木に感謝、来期もよろしく、である。


※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
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