SSブログ

11. 6 仏花菊 今年もお取越様に併せてちゃんと咲いてくれた  [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 3か月に1回、お常飯がある。お常飯とは、月忌法要(故人の毎月の命日に僧侶が来てお勤め)のことで「月参り」とも言う。うちの寺は、女性の住職お一人しかみえず、檀家が多いから毎月は無理で、お常飯は3か月に1回となっている。お常飯となると、あれこれ準備せねばならず、毎月でなくて助かっている。
 11月はお常飯の月に当たっており、なおかつ、年に1回のお取越様も同時にある。お取越様とは親鸞聖人の命日(陰暦11月28日)に併せて(命日より前の日にお勤め)、檀家が僧侶に来てもらって自宅でお勤めするものである。別途、お寺で行うのを報恩講といい、うちの寺は12月4日前後で予定される。
 おふくろの月命日は8日ということもあって、お常飯は8日前後の月曜日(当店の定休日であり、住職も忙しくない日)としており、今日がその日に当たり、同時にお取越様も勤めてもらう。お常飯の仏花は1瓶とする習わしだが、お取越様があるときは仏花は2瓶とする習わしとなっている。お取越様は、それだけ豪勢になり、蠟燭も白ではなく、赤蝋燭だ。
 さて、今月は仏花を豪勢に飾らねばならぬ。といっても、畑に咲く菊の花としているが。その菊は、以前は納屋の南隣のけっこう広い空きスペースで栽培していたが、雑草が繁茂し、手入れが大変だったから、今期から畑の小さな畝で栽培することとした。菊の花を使うのは、11月のお常飯&お取越様のときだけであり、小さな畝で十分だからだ。
 その菊がなかなか咲かない。前の場所から畑に移植したから、咲く時期が遅れた?と心配したが、3日前から少しずつ開花し、今日は半分以上開花した。2mほどの畝だが、使った菊は開花した菊の1割にも満たない。多すぎた、といったところだが、これから先、1か月ぐらいは花が愛でられるから、よしとしよう。
 ところで、移植したのは半分ぐらいであって、適当に行ったものだから、ほとんどが濃いピンクの花ばかりで、わずかに黄色の花があるだけ。少々ぱっとしない仏花となってしまった。そこで、まだ残っている一人生えのシュウメイギク(白花)を添えることにした。これで、多少とも様になった。来年からも、この手で行こう。
 というようなことで、無事にお常飯&お取越様のお勤めが終わった。やれやれ。

※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。
コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。