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夏キャベツの手抜き栽培 [手抜き栽培:夏キャベツ]

 2010年から冬キャベツ栽培を始めたのだが、キャベツは年中料理に使う。そこで、2014年からは夏キャベツの栽培にも取り組み、種蒔きから栽培したり、苗を買ってきて植えたりした。思いのほか順調にいったが、初期に葉っぱをやたらと食われたり、虫まるけになる株も出たが、全滅することはなく、時差栽培すれば、何とかつながっていった。
 よって、時期は適当であるが、1畝に少しずつ(2、3m)1か月おきに苗を植え付けるのを基本にすれば自家消費分は十分に賄えた。しかし、苗がいつも手に入るわけではなく、やむなく種を買って種蒔きから栽培するしかないこともあった。
 栽培場所は、以前は須賀前であったが、連続して2回も夏キャベツの野菜泥棒被害に遭ったから、2016年からは虫食いがよりひどいが自宅前のみに変更した。
 そして、2018年からは、自然農法を取り入れ、連作・無肥料・無農薬とした。
 参考としたのは次の農法である。
 ①「たんじゅん農」との出会い、そして河名秀郎さんの「自然栽培」との出会い
 ②三浦伸章「ガッテン農法」を知る
 当初の2~3年、あれこれ土壌改良を試みて、これを5年間続けたのだが、キャベツは育つことは育つが、小振りのもの(重量で半分以下)となってしまい、無肥料栽培は失敗したといったところである。→ 自然農法:夏キャベツをカリフラワー&ブロッコリーとの二毛作で連作・無肥料無農薬栽培 
 楽ができた点は、畑起こしをしなくて済むことと、輪作計画を立てなくていいこと。ただし、畑起こしもどき(スコップを差し込み、前方に軽く押し、隙間を作り、空気を入れる。後退しながら、約10cmピッチで行う。)は植え付け前に行うこととした。なお、「畑起こしもどき」とは小生が勝手に命名したもので、別立てブログ「三浦伸章「ガッテン農法」を知る」で紹介しているが、スコップを差して空気を入れるもので、ビッチュウによる畑起こしを軽作業化したものである。
 そこで、2022年からは、種蒔き前に少しだけ肥料を入れ込むこととした。そうしたところ、どれだけかは生育が良くなった。でも、小さな玉が少々収穫できたのみ。
 よって、2023年からは、再び条件がいい須賀前の畑に戻し、無肥料栽培もあきらめ、微肥料栽培することとした。
 参考:2022年までの栽培記録→夏キャベツの無肥料(→微肥料)連作栽培

<2024年>
 昨年から連作をあきらめ、今年の夏キャベツは昨年のニンジン跡とした。
 昨年から無肥料栽培を止め、畝づくり時と植え付け時に若干の施肥をすることに。
 また、意識的な時差栽培は止めにし、欠損株に苗補充しての時差栽培とする。
2.24畝は夏キャベツ&夏大根で1畝とし、前作の夏ニンジン畝は8.29、9.24、11.19に草叩きや草刈りをし、秋冬ニンジン収穫後(2024.2.3)全体をマンノウで草叩きしてある。
 肥料(苦土石灰・牛糞堆肥・鶏糞)を適当にばら撒き、スコップで畑起こしもどき。
3.4テンワで畝整形
3.14今年の3月は冷え込みがきつく、やっと今日、苗植え付け。
 JAで苗20株(3品種<品種名忘れた>)を先日購入し、今日、株間40cm弱でジグザグに並べて位置決めし、南のほう2m強を夏大根用に残す。
 植え付け穴に牛糞堆肥1リットル弱を入れながら植え付け。
 お彼岸頃にまた強い冷え込みがありそうで、ビニールトンネルを張り、当面は東面を空かしておくことにした。冷え込み前日にすっぽり覆う予定。
3.16ぐったりしている苗が2株あり、全部にたっぷり水やり。
3.19水やり、ビニールトンネル半開け
3.22ビニールトンネルを外し、鳥避けネットトンネル掛け
 
<2023年>
 今年から連作をあきらめ、今年の夏キャベツは昨年の白ナス&オクラ東畝跡とした。
 無肥料栽培を止め、畝づくり時と植え付け時に若干の施肥をすることに。
 また、意識的な時差栽培は止めにし、欠損株に苗補充しての時差栽培とする。
2.27前作の白ナス&オクラ東畝は晩秋に草叩きし、枯れ草を法面に退けてある。
 ほとんど冬草は生えていないから、目立った草のみ手で引く。
 苦土石灰を振り、畑起こしもどき。最後に牛糞堆肥を少々ばら撒いておいた。
3.5まず畝整備。テンワで畑起こしもどきの凸凹を均しつつ、法尻を削る上げ。
 苗18株を株間40cm弱でジグザグに並べ、北のほう2m強を夏大根用に残す。
 位置決めした後、植え付け(植え付け穴に牛糞堆肥1リットル弱を入れる)。
 退けてあった枯れ草を株周りに寄せる(ぐらつき防止&やがて堆肥化)。
 鳥除けネット網(猫除け用の目が粗いもの、90cm幅2枚つなぎ)を張る。
 なお、苗は2種類で品名忘れ。極早生と中早生だったか?(結果:時差収穫できた)
3.8夏大根の種まき・水やりのついでに、夏キャベツにも水やり
4.10だいぶい生長してきた。鳥害の恐れはなく、ネットを外す。
 スギナをテボで掘り出しながら、細かな草をテボで叩く。枯れ草を株元へ寄せる。
6.25自宅前の畑よりも須賀前の畑のほうがやはり出来がいい。風通しがいいからだろう。
 畝の雑草が激しく繁茂しており草刈機でざっと草刈り。
7.1いつ初収穫したか忘れたが、極早生(?)は1週間前に収穫が終わり、9株中、不良株2、パンク2であった。中早生(?)は今日から収穫に入る。
7.3畝法面をマンノウで草叩き。
7.23残り数玉。鳥に突かれたものあり。畝全体をマンノウで草叩き。
8.6最終収穫。微肥料栽培につき全体に少々小玉だった。評価★★★☆☆
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