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5.30 今年も苦労させられたビワの木のネット掛け [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

<一日一楽日記>(落ち込みから脱却・幸せ膨らむ ※1
 一昨年のこと、ビワの木がまずまずの大きさきなり、実が生っている房に防鳥袋を被せた。ところが、カラスは賢い。袋の中にビワの実があることを知っており、袋をくちばしで突いて破り、次から次へと食べられ、8割方が鳥の餌となってしまった。
 そこで、昨年は、例年イチジクで行っている防鳥ネットで樹木全体をすっぽり覆う方式で、鳥の餌にならぬよう対策を取ることとしたが、ビワの木は約3mの高さになっており、8m×8mの大きさの防鳥ネットを掛けるのにかなり苦労した。枝や実の生った房にネットが引っかかり、思うようにいかず、実も随分と落としてしまった。
 今日、昨年同様にネット掛けしたのだが、昨年の反省を踏まえて、先ずは、出っ張っている枝やビワの房に、大きなビニール袋を切り開いたもので部分部分を覆うことにした。数枚使ったが、これだけでもけっこう手間がかかる。脚立を少しずつ動かし、ビニールの端を順次絡げていくのである。
 これが一通り終わったら、ネット掛けである。
 昨年、収穫が終わった後で、ネット外しを行ったのだが、翌年、ネットを掛けやすいように、それなりの仕舞い方をしてある。ネットの下端を持ち上げて地面から手が届く位置までたぐり上げて、肥料袋で作った短冊で軽く絡げ、木の周り一周して同様の作業をする。次に脚立に乗り、同様にたぐり上げて手が届く位置で短冊で軽く結ぶ。これも、木の周り一周して同様の作業をする。木の天辺辺りはそのままの状態。 
 さて、今年、去年の仕舞い方の逆をやればいい。ビワの木の幹の際に脚立を立てて乗り、長い柄のホウキ(紙で包んで網が絡まないようにしてある)でネットを浮かせて伸ばし、ビニール袋をかぶせてある高い枝に降ろすのであるが、これがうまくいかない。ビワの木の生長はたいしたことないから、うまく乗っかってくれていいのに。
 30分ほど挑戦するも全然ダメ。そこで、一旦降ろし、少し向きを変えて再挑戦。そうしたら高い枝の4方向とも何とか乗った。あとは周りに脚立を立てて、絡げてある短冊を外してネットを下に垂らせばいい。順次移動しながら、この作業を繰り返す。1方向だけちょっときつかったが、他の3方向は余裕をもって地面まで垂れた。
 ネット抑えは去年は石だったが、今年は長細い板を使い、これで絶対に鳥は入り込めないし、自分の足にネットが引っかかることもない。
 昨年はネット張りに2時間ほど要したが、今年も悪戦苦闘し、同じくらい時間がかかったのではなかろううか。来年はうまくいくといいのだが。
 今年は、落とした実は数少なく、昨年より多くの実が収穫できそうだ。既に色付いた実もあり、食べてみたら、まだちょっと早かった。数日したら、ぼつぼつ収穫できよう。



※1 2012.9.2別立てブログ記事で書きましたが、毎日何か楽しい出来事が少なくとも1つはあったはずであり、それを書き綴っていけば落ち込みから脱却できるとのことで、小生も“一日一楽”日記を付け始めました。
 また、もう一つの別立てブログの2015.3.3の記事で紹介しました、ひすいこたろう著「ものの見方検定」に書かれている「小さな幸せに気づくレッスン」で次のように述べられています。
 「わたしは今日幸せでした。なぜならば…」、これの続きを3つ考えてから寝てください。寝る前に幸せを味わって眠ると、不思議と、朝起きたときの表情が違うんです。これも続けるとよくわかるのでぜひお試しくださいね。
 小生も早速これを始め、うち1つを記事にしたところです。

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