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2.28 今日は最高の百姓日和、浮かれて失念続き [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今日は暖かい。ずっと晴れており、風も弱い。久しぶりに百姓仕事をしたのだが、着手したのが11時頃だったので、スタート時点からもう暖かい。ジャンパーを脱ぎ、ついで作業着も脱ぎ、ワイシャツ姿になっても寒くはないし、すこぶる快適だ。
 今日は最高の百姓日和となった。春だ、春か来た!である。
 まずは、須賀前の畑でヤーコン掘りを行ったのだが、土をいじる作業をすると、必ず鳥がやってくる。土中から放り出された虫やミミズを食べに来るのである。2、3年前までは、たいていつがいのカラスであったが、ここのところは小鳥である。なんという鳥なのか知らないが、けっこう奇麗な鳥で1羽だけだ。
 虫なりミミズなりを掘り出したら、近くへ放ってやるのだが、ごく小さな虫が2匹しか見つからなかった。放ってやったが、その小鳥が見つけて食べたかどうか分からない。“今日は虫が全然おらんから申しわけねえなあ”と話しかけながら、作業をする。
 今度は自宅前の畑で畝の草叩きをする。これも土をいじる作業であるゆえ、カラスなり小鳥がやってくるのが常だが、カラスはめったに来ず、小鳥のことが多い。今日も小鳥だ。須賀前の畑で見た小鳥と同じ種類のものであった。虫を探し回る小鳥に、“畑起こしなら虫がけっこう出てくるが、草叩きじゃ虫は出んぞ。”と話しかけながら、のんびりタラタラ作業を進める。
 小鳥と戯れながらの百姓仕事ゆえ、楽しくて時間を忘れ、それゆえ注意散漫にもなる。
 ここのところ何年か無肥料栽培を続けているが、ホウレンソウは酸性土壌を嫌うから、苦土石灰を入れ込んでやらないと生育が非常に悪く、昨秋から苦土石灰を投入することにしたのだが、春蒔きホウレンソウは10年ぶりぐらいの作付けゆえ、それを失念していて、作業完了してから気が付くという有様。
 加えて、今年豊作の金柑であるが、8割方は先月末に収穫してお客様に差し上げたのだが、まだ十分に色んでいなかった残り2割ほどを、今日、全部収穫することも失念してしまっていた。これに気が付いたのは、百姓日記をつけていた午後5時頃。今からでは遅い。
 といった調子で、表題に示したとおり「今日は最高の百姓日和、浮かれて失念続き」となってしまった。お笑いください。
(追記)
 畑で見た小鳥だが、図鑑をあれこれ見て比較してみると、1日経って記憶が定かでなくなってきているが、どうやら「モズ」らしい。
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