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6.4 今日は雨だが、まだ梅雨入りしとらんぞよ [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 久しぶりの雨である。恵みの雨だ。昨日の早朝、サツマイモの苗を植え付けたのだが、けっこう土が乾いており、普通だったらたっぷり水差ししてからでないと、苗が枯れてしまう。でも、昨日は曇りの予報であり、夜遅くから雨になるとのことであったから、水を差さずに苗を植え付けた。そしたら、晴れてきて、お昼には苗がひどく萎れてしまい、あわてて水やりした。今日はほぼ1日雨でけっこう降ったから、土がたっぷり湿り気を帯び、これでサツマイモは根付くだろう。
 この前の雨は5月27日で、けっこう降ってくれ、その3日後に植え付けた野菜苗も、以来天気がよくて少々心配になってきたが、今日の雨でしっかり根付いてくれよう。
 ゴールデンウイークから6月上旬までは、野菜苗の植え付けがけっこう続く。今度いつ雨が降るか気になるし、畑の乾き具合はいかほどかで水差しの有無を決めねばならぬ。
 気象台は5月16日に梅雨入りしたと“宣言”し、たしかにそれから6日間雨が続いたが、それは「梅雨の走り」であろう。次にまとまった雨が降ったのは5月27日であり、そして今日だ。5月16日以降、丸一日カラッと晴れ渡った日は4日ほどしかないが、しかしジメジメした日は全然なく、梅雨の実感は全く湧かない。
 今度雨が降るのは6月12日で、2週間予報ではその先数日ずっと傘マークが付いている。日本の雑節に「入梅」(暦の上での梅雨入り)があるが、太陽の視黄経が80度に達した日をもって入梅とし、太陽暦の6月11日頃にあたる。2週間予報では6月11日が曇となっており、今年は暦通り6月11日を「梅雨入り」とすべきである。
 今度の日曜日にも野菜苗を植え付けねばならないが、今日は恵みの雨。適度に土が湿ってくれているであろうから、水差し不要であり、土が乾きかけてきたところで「入梅」を迎える。グッドタイミング。これが、早く梅雨入りして土がベタベタだと植え付けもできない。
 気象台も「梅雨入りしたと見られます」なんていう全く自信のない発表なんて止めてしまい、「入梅」の日に、「5月半ばに梅雨の走りがありましたが、今日から梅雨入りです。」と言うなり、そのときになって雲行きが悪く(良く)なったら、「今日は入梅ですが、本格的な梅雨入りはもう少し後になりそうです。」と言うなり、「今日は入梅ですが、既に〇〇日に梅雨入りしています。」と言ってはどうか。
 日本には24節気という中国と同じ暦があり、それだけでは不十分だから日本独自の雑節がいくつか設けられている。そのなかで大方の人が知っているのが、「八十八夜」「入梅」「二百十日」であろう。こうした雑節を大事にしたいものである。
 くどいようだが、梅雨入りは昔のようにはっきりと宣言しなきゃいかん。

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