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3.20 今年のカボチャの作付けは宿儺かぼちゃにしよう [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 広い畑を守りするには、場所をとるカボチャの栽培が適している。
 また、無肥料での固定畝栽培を目指している小生である。まだ今はその移行期にあるから、最も連作を嫌うエンドウ栽培は4年ローテーションとし、タマネギ2畝とエンドウ1畝・冬野菜一毛作1畝の2畝で当分の間、輪作して回すことにしている。
 よって、カボチャ畝をその2畝ずつの真ん中に置き、カボチャのツルが伸びる頃には、両側2畝は無作付けの状態になり、カボチャのツルがどれだけ伸びてもいいようにしてあり、これによって周り全体の草抑えにもなるのである。
 というような手法で、ここ数年、カボチャ栽培に取り組んでいるが、どうせ作るなら面白いカボチャにしようと、ここ2年はラクビーボールの形の「ロロン」という品種にした。
 これはこれで面白いが、もっと面白いものがあることを思い出した。当地濃尾平野でもちゃんと作れるという話を聞いた「宿儺(すぐなorすくな)かぼちゃ」である。岐阜県高山市丹生川町(旧大野郡丹生川村)の特産品で、ヘチマのような形をしており、長さは50〜80cm。重さは1個2.5kg前後で大きな物は5kg程にもなるという。表皮は淡い緑色に濃い緑色のまだら模様が入り、表面は滑らかで、果肉は鮮やな黄色をしており、糖度が高く、スープやデザート、煮物、なんにでも向く、とのことだ。
 ということで、今年は「宿儺かぼちゃ」とした次第。もっとも、この品名は商標登録されており、種屋もこの名前を使えず、「飛騨かぼちゃ」としていたが。
 なお、このカボチャは固定種であり、繰り返して種が自家採取できるから有り難い。今年うまく育てば、種取りし、来年から種代がタダとなるのだ。
 捕らぬ狸の皮算用とならぬよう慎重に栽培し、今年の夏、豊作にならんことを祈っているところです。
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