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里芋の苗床での芽だし [里芋]

 里芋栽培については、品種を広げたり、休耕田での栽培に挑戦したりしてきたが、2015年から、あまり高望みせず、自宅前の畑で旧来の1品種(何十年も前から種芋保存して繰り返し栽培している晩生のもの)だけの栽培に落ち着かせることにした。
 2017年産までは一般的な有機農法としていたが、2018年産から「たんじゅん農」にのとって連作・無肥料栽培することとした。
 なお、毎年、早期育成を図るため、種芋は苗床での芽だし作業を行っていたが、省力化を図るため、2020年からは種芋の直植えに切り替えたところである。(ただし、不発芽がけっこうあったので2021年は芽出し作業することとした。)

<2022年>
 種芋が全く凍みていなかったし、予備がけっこうあるから、直植え。

<2021年>
(3月29日)
 晩秋に関市産の里芋を隣の畑の方から1株いただき、それを畑で冬越しさせており、今日、それを掘り出した。もぎ取った小芋のちぎりくちは小さなものであったから、半日直射日光で干しただけであるが、直ぐに芽出し作業に取り掛かることとした。なお、自宅内で保存しておいた従来種の小芋(よく乾燥している)も芽出しすることに。
 例年より2週間ほど早い芽出し作業である。
 芽出し場は、関市産の里芋を埋めておいた場所とし、50cm×60cm程度をフラットに均し、種芋をぎっしり並べていく。土を3cmほど乗せ、むしろの端切れ&ビニールシート(4つ折り)で覆い、当分の間、このままにしておく。
(4月21日)
 だいぶ暖かくなったので、ビニールシートを外し、むしろをめくってみたら、関市産の里芋はもうだいぶ芽吹いていたので、むしろも外す。
(4月25日)
 今日、植え付けしようと掘り出したところ、在来種はどれもかすかな芽吹きであったが、関市産の里芋は定植時期に来ているので、在来種も定植。

<2019年>
(4月14日)
 昨期の種芋保存は発泡スチロール箱とし、真冬は寝室保管としたため凍みなかった。今期も同様だが、保管場所は応接間とし、寝室より少々冷え込むが、凍みて使えないものはわずかしかなかった。ただし、親芋(昨期は無肥料栽培としたら小さな親芋となり、その中で特に小さなものを種芋にしようと目論む)は過半に凍みが大なり小なり出て、使えそうなものは6個しか残らなかった。
 昨年使用した発泡スチロール箱に苗用培養土(下半分は草花プランターに使用した用土でからからに乾燥させたもの)を入れ、種芋53個(うち親芋6個)を少々隙間を取って並べる。培養土を被せてたっぷり散水。
 発泡スチロール箱の蓋を取った状態で透明ビニール袋で包み込み、日中は太陽光を当て、夕刻に蓋をして透明ビニール袋で包み、冷気を防ぐ。これから毎日この繰り返し。
 今年は苗用培養土をけちったから、様子を見ながら、もう少し散水をせねばいかんだろう。穴あき発泡スチロール箱だから、そうすることにしよう。
(4月28日)
 1本だけ芽が顔を覗かせた。そこで、少々早いが定植することに。
 掘り出してみると、小さな芽が幾つも出ていたり、けっこう根が出ているものの若干あった。昨年はもう1週間後の定植だったが、今年のようであっても良さそうだ。
 なお、腐っていたのは1個だけ。

<2018年>
(4月15日)
 今季の種芋保存は発泡スチロール箱とし、真冬は寝室保管としたため凍みなかった。
 保管57個中、若干凍みた1個を除く56個を目だしさせることに。
 適当な発泡スチロール箱に苗用培養土を入れ、種芋56個を少々隙間を取って並べる。培養土を被せて少々散水。
 発泡スチロール箱の蓋を取った状態で透明ビニール袋で包み込み、日中は太陽光を当て、夕刻に蓋をして冷気を防ぐ。これから毎日この繰り返し。
(5月6日)
 全体に芽吹き、葉が出たものも多い。発泡スチロール箱の蓋に芽が当たるものも出てきて、今日定植。種芋56個中、完全に凍みたもの1個、芽が出たが半分凍みたものが2個あった。
 なお、根っこ同士が少々からみ合う状態になっており、これ以上定植を遅らせると良くない感がした。今日あたりがちょうどいい時期ではなかったのではなかろうか。

<2017年>
(4月15日)
 種芋保存は今季はダンボールに籾殻を入れて母屋の中で保存した。昨年は不作で優良な種芋が少なかったせいか、52個中凍みたものが12個あり、捨てる。残り40個(良品25個、少々凍みていそうなもの15個)を畑の隅(ヤーコン苗床の隣)で芽だしすることにした。
(5月14日)
 数個がかすかに芽吹いている。全部掘り出す。数個が完全に凍みており、少々凍みているものでも芽吹いているものは使うことにした。
 本日、定植。以下、里芋の栽培のページ

<2016年>
(4月10日)
 ダンボールに籾殻を入れて倉庫の中で保存したのだが、真冬の低温で種芋保存に失敗し、半分が凍みてあいまっていた。若干凍みたものも含めて、今日、空き畝を苗床にし、種芋を埋め込んで芽だしすることに。
(5月16日)
 まだ芽吹きは少しだが、地中で芽吹いているであろうから、今日、掘り出して定植することにした。
 種芋が良品ではなかったがために7、8個は芽吹かず、まずまずのものを含めて25個ほどしか芽吹かなかった。

<2015年>
(3月23日)
 2014年産の里芋39株のうち良品の4株を畑の一角で土を盛って保存してあり、それをそろそろ掘り起こし、型のいい小芋を種芋とすべく選別せねばならない。近日、ヤーコンの種芋を苗床に埋めれば、空きスペースができるであろうから、その後での作業着手となる。
 昨年の自宅前の畑での作付けは、株間は30センチ程度で1畝に13個、計39個の使用であったから、今年の予定地は西隣の2畝(少し長めの畝)であり、同数+予備=50個を用意すればよかろう。
(3月28日)
 今日掘り起こし、型のいい小芋を種芋とすべく選別し、何とか50個を確保した。
 種芋を早速、苗床に埋め込み、毎晩、育苗床にムシロを掛け、翌朝外すことにした。これで夜の冷気がどれだけか防げるだろう。
(5月12日)
 ムシロ掛けしたのは3日間だけで、4月1日からは梅雨のような天気になり、冷え込みはなく、ムシロを掛けず。
 4月21日以降の高温傾向で発芽が促進されたようだ。そこで、本日定植することにしたが、使える種芋は44個であった。3個はクズ、3個は腐っていた。

<2014年>
(3月18日)
 畑で土を盛って保存してあったのは、初栽培の石川早生2株、従前から栽培の早生2株、晩生4株である。それを3月16日に掘り起こし、型のいい小芋を種芋とすべく選別した。
 保存がしっかりしていたのか、腐りはほとんどなかった。
 得られた種芋は、従前から栽培している早生芋10数個、晩生芋45個、昨年初めて栽培した石川早生30個ほどであった。
 とりあえずそれを陰干ししておいたが、今年の作付けをその3品種全部にするか迷うところである。というのは、晩生種は大きな小芋が付き、その分、収穫重量も多いのだが、早生種はずっと小さな小芋しか付かないし、石川早生は小芋を千切り取るのにたいそう力がいる。味は、ほとんど変わらない。
 晩生種の種芋は45個しかないが、11月に収穫した残りが20個程度あり、それを使って、栽培を1品種に絞ろうかとも思っている。
(3月29日)
 今日、芽出しのため、種芋を苗床に埋め込むことにした。晩生品種のみとし、選りすぐった60個を使った。これだけあれば、自宅前の畑の分は十分に足りる。
 休耕田のかさ上げを実行中で、一番奥の1畝はまずまずの高さとなり、半畝を使って里芋の試験栽培してみようと思う。ここには3品種を直植えし、うまく育つかどうか比較すると面白かろう。
(4月3日)
 苗床にビニールトンネルを掛けた。チリ紙梱包の薄手・穴開きだが、少しは夜間の冷え込みに効果があろう。
(4月14日)
 休耕田一番奥の畝1/3程度を使って里芋を栽培することに決定。
 直植えしようにも雨が降らずカラカラに乾いており、芽だし作業を花用のプランターで行うことに。石川早生、従前からの早生、晩生とも各6個植え込む。ただし、従前からの早生は保存しておいたものが大半腐っており、小さな芋(それも怪しい)しか用意できなかった。
(5月11日)
 苗床のビニールトンネルは5月に入って取り除いた。その時点では、2、3の芽吹きしかなかった。
 今日の時点でも芽吹きは10個程度のものである。
 後からプランターに入れたものは、晩生に1個芽吹きがある以外、まだこれからだ。
 里芋の芽吹きは遅いから、こんなものだろう。
(5月17日)
 どんどん芽吹いてきているが、プランターのものはまだまだ。
 今日、予定した場所が開いたので、定植しよう。
 苗床から種芋を掘り起こしたら、腐りは1個、少々の腐りが1個と好成績であった。なお、芽吹き方は様々でまだほんの少々というものもあった。複数芽が出ているものがけっこうあり、芽欠きし、トレイに入れる。
 ところで、後からプランターの埋め込んだものは、3品種それぞれ状態が異なる。晩生はそれなりに芽吹いていたが、石川早生はほんの小さな芽吹きしかなく、従前からの早生は予想通り全部腐ってしまっていた。

<2013年>
(3月30日)
 ヤーコンの苗床の続きに里芋の種芋を埋め込んだ。
 準備しておいた里芋の種芋は、早生芋20個、晩生芋60個。
 作業が終わってから、土が少々乾き気味だから、ジョウロで散水しておいた。
 例年、露地の苗床に種芋を埋め込み、綺麗に芽吹いたものを定植することにしている。
 なお、一昨年までは、おふくろが晩にヨシズやムシロを掛け、朝にそれらを外すという面倒な作業をしていたが、苗床を例年とは場所を変え、遠くにしたから、今年はやらないだろう。間もなく95歳にもなるのだから。
(4月15日)
 今年の4月は雨が少ない。苗床が乾ききっている。気が付いたときに時々ジョウロで水やりしているが、気休めにしか過ぎない。今年は少々芽吹きが遅れるであろう。
(4月30日)
 数日前には里芋の芽吹きを確認。
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