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9.7 イチジクを食べに来たのはハクビシン? [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 今日でイチジク(ダルマティー:フランス原産)の収穫が終わり、鳥除けネットを外した。一昨年はまだ若木の小木でネットを張らなかったから、鳥にほとんど全部食われてしまった。そこで、昨年は鳥に突かれだしたところで鳥除けネット(10m角)を買ってきて張り、被害を防いだ。
 さて、今年、再び鳥除けネットを張り、鳥害を防ぐことにした。だがしかし、ネット近くに生ったイチジクは一部鳥に突かれたが、ネットから1m以上離れた、奥のほうに一部被害が出た。隔日収穫しているが、毎回、2、3個ないし4個程度は鳥以外の何か小動物に食われているのである。
 どうやら犯人はハクビシンのようである。隣のお寺にハクビシンが巣くっているという話は何年か前に聞いた。それを駆除したとも聞いたのだが、再び侵入したのか、寺以外に住み着いているのかもしれない。
 2、3年前には、うちでは被害がなかったが、近所でトウモロコシ畑で被害があったとのこと。トウモロコシがきれいに食われて、芯だけが残っているというもので、その芯は隣のお寺との境で2、3個見た。その犯人はハクビシンの可能性が高いという。
 そのハクビシンは甘い果物に目がないという。今日ネット検索してみたら、鳥除けネットが張ってあっても、その下部にちょっとした隙間があれば入り込むという。うちのイチジクの場合、大方はネットをピンと張り、所々に石で押さえてあり、鳥は絶対に入れない。でも、収穫に入る箇所辺りはネットの張りが弱く、鳥がくぐり込めないよう石で押さえてあるも、ハクビシンであれば入り込めるであろうから、そこから入り込み、甘い匂いがするイチジクを食べていった、ということで間違いないだろう。
 イチジクを隔日収穫しているが、一時は食べ頃の10個ほどを全部食われ、無収穫に終わったこともある。でも、張ったネットの奥のほうの毎回の被害は2、3個ないし4個程度だ。収穫は毎回少なくとも10個強はできていた。
 ハクビシンらしき小動物による被害率は全体では2割程度のものだ。ネット際の鳥としか思われない被害は初期に集中し、今は全くなく、全体では鳥害は1割を切る。
 犯人をハクビシンと決めつけられはしないが、その食べ方は、毎回2、3個ないし4個程度と、実におしとやかだ。この程度の被害であれば許そうじゃないか。
 毎日女房と二人でたっぷり食べ、生りすぎたときには何人かのお客様にも差しあげることができた。収穫総数は百数十個はくだらないだろう。十分に堪能させてもらえた今年のイチジク・ダルマティー。鳥やハクビシンにもお裾分けできた。彼らたちだって何か食わなきゃ生きていけないのだから、3割ほどの被害は大目にみてやろうじゃないか。
 今日、最終収穫し、来年も豊作を祈って、ネットを外したところである。
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