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6.24 野菜種の交換、少々有り難迷惑だが [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 ゴールデンウイークに収穫した絹さやエンドウを親類縁者あちこちに送付したところ、そのお返しとして、6月に息子の嫁さんの母親からソラマメ2種類が送られてきた。一つは赤いソラマメ、もう一つは巨大ソラマメ。女房は前者が美味しかったというが、小生はどちらも普通のソラマメと大差ないと感じた。
 普通のソラマメは最近2か年にわたって栽培したが、たいしてうまいものではないし、無肥料栽培に失敗して、その後、作付けは止めた。
 さて、息子の嫁さんの母親からソラマメ2種類の種が送られてきた。まだ送ってないが、絹さやエンドウが美味しかったから、その種をもらえないかという電話がだいぶ前にあり、たっぷり種が採れたからそのうち送ることにしていた、そのお返しである。
 さて、弱った。それをどこで作付けすればいいか、である。種取りもせねばいかんから、大きく場所を離さねばならぬ。1か所はビワの木の際、東~北辺りが候補。もう1か所は…。慣行農法であれば、畝づくりは毎年場所を変えて行うから自在に編み出せる。
 だがしかし、うちは固定畝で無肥料栽培するから、自由が利かない。全部うまっている…。弱ったなあ…。あ、そうだ、ネコブセンチュウ対策でサツマイモを1年休耕する畝(メロンと混植)が毎年出てくる。そこにはメロン収穫終盤にコブトリソウ(ネコブセンチュウ対抗植物)を種蒔きし、10月末にはコブトリソウを刈り取るから、11月初めにはソラマメの苗を植えられる。翌年5月下旬にソラマメが収穫でき、種取り用に一部を残し、6月半ばには種が採れよう。そのソラマメ畝は6月半ばにサツマイモが植え付けられるし、その隣の列にはメロン苗を5月下旬に植え付けられる。これで、ソラマメは十分すぎるほど畝が確保できる。
 まて、まて、なにもコブトリソウ栽培畝でなくてもいい。考えてみるに、サツマイモ栽培畝ならどこでもいいではないか。サツマイモは6月半ばに苗を植え付けし、11月初めには収穫できる。収穫したら、その直後にソラマメ苗を植え付け、年を越して5月下旬にソラマメ収穫、半月おいてサツマイモの苗植え付け、と二毛作が可能だ。もっとも、これは須賀前の畑でのことであって、自宅前の畑はメロンとサツマイモを交互作付けしているから、ソラマメの収穫時期とメロン苗植え付け時期が被さってしまうから不可能だが。
 以上、いろいろ思い巡らし、作付け計画決定。赤いソラマメ苗を11月初めに須賀前の畑のサツマイモ&メロン混植西畝(西列)に植え付け、巨大ソラマメ苗は自宅前のビワの木の際、東~北辺りに植え付けとしよう。なお、ソラマメは連作を嫌うから、翌年は場所を変える。須賀前は容易に変えられるが、自宅前は西果樹園のスモモ周りしかない。とりあえずは、そういうことで行こう。
 夏野菜に冬野菜、そして年越しで栽培するソラマメ・エンドウ・タマネギなどの春野菜。これらの作付け位置をあれこれ計画するのはとても面白い。以前は基本的に3ブロックのローテーションで作付け位置を変え、夏野菜・冬野菜・春野菜をいかに組み合わせるか、そのダイヤグラムづくりを楽しんだ。ここ3年ほどは無肥料連作栽培で畝固定、畝をいじらない、というやり方に変えたから、ダイヤグラムと縁がなくなってしまった。
 なつかしいですなあ、ダイヤグラムづくり。でも、今日、ちょっとだけそれに類似した作業を楽しむことができました。
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