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4.26 ど欲を出しての山芋栽培 [ファーマーの“一日一楽”日記]

別立てブログ「薬屋のおやじの“一日一楽”&“2日前”の日記」で投稿した記事で、ファーマーに関するものは、このブログで再掲することにします。

 広い畑を守りするには手間のかからない農産物づくりをするのが一番だ。
 須賀前の畑が440㎡あり、自宅前の畑も果樹園を含めると同じくらいあり、両方で1反弱もあるから、相当なものだ。これを耕運機なしで手作業で行うのである。機械で持っているのは草刈機だけ。
 これだけ広いと、できた農産物は自家消費しきれず、誰かにもらってもらわねばならぬのだが、幸いうちは薬屋であり、お客様に差し上げることができる。
 そこで、お客様には農家の方もおられるので、珍しいものを作るようにしている。
 その筆頭がヤーコン芋だが、年々お客様が減るし、農家の方は自分で栽培されるようにもなり、約100㎡の作付けは広すぎ、だんだん減らして今は約70㎡にした。
 減った分を、これなら農家の方もまず作っておられないであろう山芋の栽培にし、昨年から4畝とした。種芋植え付けの単年栽培では手間がかかり過ぎるから、順次、むかご(自然薯)からの2か年栽培に切り替え中で、来年からは完全な2か年栽培となる。それも、むかごを植えっ放しの2か年栽培で、これだと単位面積当たりの収量は落ちるが、畑を守りするのが第一だから、これがよいのである。
 今日、単年栽培の1畝(保存しておいた種芋)、2か年栽培の2畝(むかご)をそれぞれ植え付けした。この秋には、今日植え付けした単年栽培の1畝と、昨年むかご植え付けして越年させた1畝を収穫し、来年からはむかごからの2か年栽培畝が2畝ずつ収穫できることになる。
 ところで、むかごは昨秋に収穫し、大きそうなもの百数十個保存しておいたのだが、その植え付けにあたり、畝幅がけっこうあるから2列植え付けとし、加えて株間を約25cmと狭くした。そしたら、むかごが十数個不足した。あれあれ、である。
 作業を終えて、“こんなにぐつぐつに植えては、小さな山芋しか採れないんじゃないの?”と心配になった。たくさん植えればたくさん採れるというものではない。ど欲を出して植え過ぎたような気がするが…
 いずれにしても、2年先が楽しみだ。
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