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山芋(イチョウ芋)の単年栽培 [長芋・山芋]

 2012年の秋、富士五湖へ行った折、たまたま忍野八海で河口湖産の丸芋(その後、栽培したらイチョウ芋に変化:どうやら大石芋(富士河口湖町大石地区産)らしい)を売っており、これを買ってきてトロロにしたら、けっこう天然の山芋に近い味であり、ゴツゴツしていない芋であるから調理もしやすかった。
 そこで、種芋として一部を残し、2013年に作付けに挑戦。河口湖産となると、標高900メートルであるから夏は涼しかろう。よって、丸1日陽が当る場所を避け、3か所に分けて、切り分けた種芋を2、3個ずつ埋めておいた。そしたら、2か所で1株ずつ芽吹き、形は長いイチョウ芋に変形していたが100gと200gの芋が収穫でき、味はまずまず良好であった。よって、芋の上部を切り取り、種芋として残した。また、むかごを約20個得ることができた。
 翌2014年は、畑で1畝栽培することとし、保存しておいた種芋とむかごの他に、JAで丸芋の種芋を買い求め、切り分けて、これも埋め込んで栽培した。その結果、切り分けて埋め込んだものは発芽率が5割程度と悪いが、むかごは100%発芽。まずまずの収穫となった。
 3年目の2015年は、丸芋はおいしくなかったので河口湖産のイチョウ芋だけとしたが、むかごが6個しか得られず、収穫した芋の上部を切ったものと小さくて食用にならなかったものを中心に栽培したところ、けっこう良い出来であった。収穫量は17kg。
 4年目の2016年も同様な栽培(ただし、むかごは10個)であったが、作付け数量が80→60となったものの前年よりも高収穫(26kg)となり、やっと栽培が軌道に乗ったようだ。なお、芋がだんだん長くなってきたが、2016年で止まった感がする。
 5年目の2017年は従前どおりのやり方で1畝、むかごを植えて2年掛けての栽培を1畝とした。従前のやり方の畝で芽吹かなかった箇所には、前年栽培箇所でむかごが自然発芽したものを移植して穴埋めした。収穫量は28kgで前年並みとなった。
 6年目の2018年は昨年と同様のやり方で2畝作付けし、収獲は従前どおりのやり方の1畝とむかご2年越しの1畝の2畝である。都合、3畝栽培の形となる。収穫量は単年栽培畝(今年から無肥料)21kg、むかご2年越し栽培畝26kgとなった。
 7年目の2019年は、前年と同様の3畝栽培の形とした。つまり、単年栽培1畝、むかご2年越し栽培畝2畝(今年収穫1畝、来年収穫1畝)である。
 2019年は、さらに1畝増やし、違う種類の山芋の種芋(短形山芋&丸芋)を購入し、栽培比較に取り組んだ。なお、これは2品種とも単年栽培。 
 このページでは、単年栽培について記録し、むかご2年越し栽培は別途記事に。
  むかごからの山芋(イチョウ芋)栽培 
 また、2019年に新たに取り組んだ、違う種類の山芋(短形山芋&丸芋)栽培についても別途記事とする。

 以下、このページでは従前の栽培法(単年栽培)の畝について記す。
<2019年産:山芋(イチョウ芋)>
 昨年と同様のやり方で2畝作付けし、収獲は従前どおりのやり方の1畝とむかご2年越しの1畝の2畝となる。都合、3畝栽培の形となる。
 そして、ヤーコン栽培を縮小したから、そこで山芋栽培を1畝増やし、違う種類の種芋(短形山芋&丸芋)を購入し、栽培比較に取り組むことにした。 
(2018年11月8日)
 3日前の収穫時に、刻み藁を入れながら山芋を掘る。
 本日、畝づくり。まず、刻み藁を追加して全体に少々振り撒く。畝に生えていた雑草の枯草、そして半分堆肥化しかけた休耕田から運び込んで畝の覆いに使った枯草が、サツマイモ側に退けてあるので、それを畝の法面に埋め込むべく、鍬で溝を掘り、畝の粗整形をしつつ埋め込む。
 東側はネギ畝が間近にあり、先にネギ畝の寄せを鍬で行っておく。その後で、ネギ側の法面を鍬で粗整形。けっこうな量の刻み藁が入った感がする。
 前年と同程度の高畝となったが、法面の傾斜が緩い幅広の畝となった。
(11月14日)
 2日前に安納芋を掘り、そのツルを山芋畝に被せた。そして、今日、休耕田から刈り取った雑草を搬入し、畝に覆い被せた。これは畝の雑草抑えと乾燥防止、そして晩秋に山芋収穫後の土への有機物投入のためでもある。
(2019年4月27日)
 本日、種芋を定植することにした。
 種芋用に保管しておいた小さな山芋を点検したところ、首元から芽が出ているものが数個あった。凍みているものはないか調べてみると、3割ほどは部分的に凍みており、大半を処分。凍みが少ないものは凍みた部分を除去して使用。
 1畝(10m強)に種芋を30cm弱の間隔で並べ、支柱(150cm)を差す。昨年は40数個植えられたが、今年は30数個となった。
 支柱際の枯草をかき分け、芽が出ていたり、出そうな箇所を支柱際に来るようにして埋め込む。深さは5cm程度で、種芋はほぼ水平に置いた。最後に、枯草を覆い直す。
 支柱の結わい付けは後日(→翌日、麻縄で支柱を結わい付け)。
(5月13日)
 5月に入ってからどんどんツルが伸びている。放っておくと上に伸びたツルが風で折れてしまうものがある。よって、こまめに麻紐に巻き付けている。
 なお、畝の法面でむかごの自然発芽があり、軸太の数本は生長させることにし、株元近くに細短支柱を立て、目印(草刈りで切らないように、また、収穫時に掘る場所の目安)とした。
(5月31日)
 1か月経つが芽吹きはまだ半分ほど。大きな雑草とむかご発芽をむしり取る。
(6月6日)
 6、7割は発芽したが、未発芽なものも多い。腐ってしまったかもしれず、2箇所掘ってみたら、1つは種芋が凍みていたが、1つは種芋からけっこう根が出ていた。
 これから芽吹くものも多かろうが、まだ芽吹いていない個所のは支柱の際にむかごの余りを埋め込んでおいた。小さな自然薯につき芋は大きくならないだろうが、来年用の種芋に使える。
(6月17日)
 雑草が繁茂しだしたので、畝の両面を草刈り機(紐タイプ)で丁寧に草刈り。
(6月24日)
 休耕田の枯草を運び込み、雑草抑えのため畝全体に枯草を被せた。
(7月15日)
 昨年に比べて雑草の繁茂が激しい。鎌で草刈りしながら、刈った草などでしっかり畝を覆っておいた。なお、軸が細い数株を切ってしまった。これは、お陀仏となろう。
(9月1日)
 成育は芳しくない。これでは芋がたいして大きくならないだろう。枯れてしまった株もけっこうある。
 雑草が繁茂し、西法面で長く伸びた雑草を足で踏み倒し、西隣畝のサツマイモのツルを乗せておいた。これで山芋のツルに十分に日が当たろう。
(9月16日)
 再び雑草が繁茂し、鎌で草刈りし、畝全体を草マルチ。
(10月20日)
 例年より、ツルの元気さがない。大半がもう枯れてしまった。
 むかごを収穫したが、わずかしかなかった。
(11月4日)
 2日前に支柱を除去。掘る前に近くの田から刻み藁を運び込んだ。
 スコップで掘り進めるも、欠損株が約半分。掘り進めるとともに枯草や山芋のツルそして刻み藁を混ぜ込む。
 大きな山芋は先端を折ったり、切ったりするものがどうしても出るが、それほど大きい芋はなく、めったにそうしたことはなかった。
 最後に、刻み藁を畝にばら撒き、小型ビッチュウで畝尻の土をかき揚げ、粗整形。この畝で、再び来年も無肥料単年栽培することとする。
 さて、収穫量だが、昨年収穫のものは無肥料栽培で21kgあったが、今年は6.5kgしかなく、散々な成績となった。2017年有機肥料栽培で28kg、同じ畝で連作し無肥料とした昨年は21kg、3連作・無肥料2年目の今年が6.5kgという結果からして、連作と無肥料のダブルパンチで悪い成績となったのだろうか。もっとも、今年の種芋は前年より悪かったし、数も少なかった面も少々あるが。
(11月21日)
 雑草抑えと堆肥化のため、休耕田から枯草を搬入し、畝全体を覆う。

<2018年>
 昨年と同様のやり方で2畝作付けし、収獲は従前どおりのやり方の1畝とむかご2年越しの1畝の2畝となる。都合、3畝栽培の形となる。
(2017年11月29日)
 2018年栽培は連作とし、2017年産の収穫時に少し深めに掘り、刻み藁をまぶしながら入れ込み、翌年用の高畝作りを行っておいた。これは、「たんじゅん農」にのっとった無肥料栽培法であり、炭素素材として田んぼに放置してあった藁を入れ込むこととし、「たんじゅん農」も最初は深く耕すほうがいいようであり、また、山芋は深く伸びるものがあるから、可能な限り深く土起こしすることにした。
(2018年4月16日)
 雨で土が流れたのか、少々畝が低いので、大きな草を引きながら鍬で土寄せしておいた。
(4月23日)
 種芋用に保管しておいた小さな山芋を点検したところ、首元から芽が出ているものが数個あった。凍みているものはないか調べてみると数個はかなり凍みており、処分。表皮がゴリゴリしたものはネコブセンチュウ被害と思われ、これも捨てる。
 良さそうな小芋で芽吹きがない首がひょろ長いものは、首をばっさり切り取る。
 これでは種芋が不足し、食用に残してあるダンボール箱を持ち出し、種芋の大きさが100g程度以上になるよう、大きな山芋から上部を切り取る。芽が出ていた数株以外は、首元も切り取る。
 切り口に草木灰を付け、数日、倉庫内で切り口を乾かす。用意できた種芋は50数個。40個ほど植付け予定であり、これで十分足りよう。
(4月29日)
 ネギの収穫跡(種取り用の畝の北隣を芽出し場とし、西のほうから順に並べて埋め込み、芽出しをさせることに。
(5月2日)
 今日から明日にかけて大雨となる予報。小さな畝となっているが水浸しとなってはまずいであろう。よって、ビニールシートで雨除けをした。以後、雨の前は同様に。
(5月17日)
 何本かはツルが随分と伸び、もう定植しないとツルが折れかねない。そこで、芽出し場から全部掘り出した。芽が出ているものは少ないが、根が出ているものが大半であった。不良は数株程度。
 畝に良品を20cm強の間隔で並べ、40数個並んだ。なお、むかごから勢い良く太いツルが伸びたものが数本あり、それはそのまま生育させることにし、際を空けて種芋を並べた。
 穴を掘り、芽が出ているものは芽が畝の峰に来るように置く。芽が出ていないものは種芋の中央が畝の峰になるように置く。
 支柱を種芋の際に差し込む。120cm支柱が不足し、90cm支柱を多く使った。支柱を差し終えたところで、埋め戻し。
 麻紐で支柱を2段結わい付け。長いツルは支柱や麻紐にもたしかけておいた。
 残った種芋は、自然薯(むかご)からの2年栽培の畝の法面上方に埋め込んでおいた。
(5月22日)
 十分にツルが伸びたものあり。順次、芽吹きっつある。
 畝が乾いてきたので、気休めにしかならないが、畝の峰に水やり。
(5月28日)
 90cm支柱では短すぎ、150cm支柱を少々買ってきたので、それを所々に差し、麻紐で結わい付けておいた。
 畝の法面に若干雑草が生えだしたので、削り上げておいた。
(6月5日)
 6、7割は発芽したが、未発芽なものも多い。腐ってしまったかもしれず、その箇所に自然薯(むかご)の余りを埋め込んでおいた。小さな自然薯につき芋は大きくならないだろうが、来年用の種芋に使える。
(8月5日)
 高畝につき、畝の雑草は少ないが、東隣の畝間に雑草が繁茂し、テンワで叩いて畝に寄せ、法面保護。西隣(サツマイモ)の畝間も同様。
(8月23日)
 西隣(サツマイモ)の畝間に休耕田から搬入した枯草を敷く。
(9月2日)
 台風21号が直撃しそうである。強風で支柱が倒れる恐れあり。そこで、1m弱間隔に支柱をもう1本立て、しっかり差し込み、支柱同士を結わい付け。
(9月5日)
 最大瞬間風速39.3 mの猛烈な風が吹いたが、大丈夫であった。
(9月19日)
 雑草が繁茂しているので、ネギ側を草刈り機でざっと草刈り。
(11月5日)
 ほとんど枯れているので、今日、山芋掘り。
 むかごが少々生っており、大半はこぼれている。草引きをしながら、むかごを極力回収。結わい付けに使った麻紐とツルをハサミで切り、支柱から除去して隣のサツマイモの畝に置く。少々むかごがこぼれ、再度回収。むかごは柳の木の株元に捨てる。
 支柱を取り去ってから、スコップで山芋掘り。大きなものは、どうしても先っちょが折れたり、スコップで切ってしまう。
 今年も刻み藁を入れながら掘り進める。12時すぎに初めて6時過ぎに掘り終わる。少々くたびれる。
 掘った山芋を自宅に持ち帰り、ジェット水流で泥落としをし、大、中、小(割れを含む)に分別し計量したら、それぞれ10.2kg、5.5kg、5.0kgあり、計21kgであった。輪作・肥料投入して栽培した昨年は28kg、同一昨年は26kgであったから、連作・無肥料栽培初年度は3割減の収穫となったが、高畝のため夏の旱魃被害もあったかもしれない。
 大きな芋は硬盤層に入り込んでいたものが若干あったが、先っちょが黒ずむものはなかった。これは、昨年、割と深くまで掘って刻み藁を入れたからだろう。
 よって、今年は、刻み藁は投入したが、単に掘るだけとした。
 来年もこの畝で連作し、無肥料栽培とする。
(11月10日)
 来年用の種芋づくり。40数個いるから、60個弱を確保する。
 小芋はそのまま種芋にする。今年は単年栽培とむかごからの2カ年栽培の両方を収穫したから、小芋が倍の量となるが、2カ年栽培物はほぼ全部の芋に全体に小さなイボイボがびっしりついており、どうやら、これはネコブセンチュウ被害のようで、ネコブセンチュウ被害が生じたサツマイモと同様に保存性が悪いかもしれないので、来年用の種芋は単年栽培品からのみ賄うことにした。
 これでは不足し、大きい芋の先端を折り取ったり、形の悪い芋の先端を折り取ったりして、少なくとも50g以上のものを種芋として60個弱確保した。
 なお、芋の先端に丸っこい小さなものがくっついているものは千切り取り、また、細長い小さなものはそのまま、むかごの代わりに2カ年栽培用にした。それが10個ほど確保できた。

<2017年>
 今年から山芋(イチョウ芋)の栽培は2畝とする。1畝は従前どおり、山芋の上部を切って種芋としたものを植え付け、晩秋に収穫する。もう1畝は新規の取り組みだが、昨年の晩秋にむかごがけっこうな量、得られたので、そのむかごを植え付け、1年寝かせて翌年の晩秋に収穫することとしたい。今後何年か比較栽培をすることにする。
 このページは従前の栽培法の畝について記すこととし、むかごからの2年がかりの栽培は別ページ「むかごからの山芋(イチョウ芋)栽培」で記す。
(4月2日)
 ネギ(仮伏せ)2畝の隣に山芋の種芋を植えることにしており、ネギの畝立てのついでに、山芋の畝立てを行った。
 イチョウ芋といえどもけっこう長いから深く耕しておく必要がある。そこで、畝の峰となる位置に大きく凹を付けるべく鍬で土を退ける。
 施肥は、まず苦土石灰、混合肥料(鶏糞、種粕、有機肥料粒)、草木灰を凹に振り、小型ビッチュウではつり込む。
 両側から鍬で軽く土を被せてから、牛糞を撒く。再度鍬で土寄せし、可能な限り高畝とした。なお、施肥はどれも少なめにした。
(5月15日)
 保存しておいた種芋(昨年掘った山芋の上部を切り取ったものやごく小さいもの)の一部は柔らかくなって(凍みていて)使い物にならない。昨年もそうであったから、来年こそ保管場所を変えねばいかん。
 本日、植え付け。昨年は60個ほど用意できたが、今年はクズっぽいものを入れて45個ほどであり、1列植えとし、約25cmの間隔である。
 なお、植え付け時に牛糞を少し入れたが、畝立て時に既に入れてあったから、不要であった。
(5月30日)
 昨年山芋を栽培した箇所でむかごの芽吹きがけっこうあり、クズっぽいものを植えた南のほうは芽吹かないだろうから、そこに10本弱を移植しておいた。
(6月18日)
 3分に1ぐらいは発芽し、1週間前に一部に支柱を刺す。
 晴天続きで、11日から毎日水やり。→20日まで連続10日間行い、途中朝夕実施も4回。
 本日、草はあまり生えていないが、削りあげ。芽吹いたものに支柱立て。
(6月25、26日)
 やっと少しずつ芽吹きかけた。芽吹いた所に支柱立て。なお、支柱は短いものを使っていたが、中長の支柱がけっこうあり、使い道がないから、これを使うことにした。
 ていねいに草引きをしておいた。
(7月8日)
 昨年山芋を栽培した箇所でのむかごの自然芽吹き苗を今までの2、3度行ったが、今日最終移植。追加支柱立ても最終。まだこれから少しは芽吹くだろう。
(7月24日)
 法面の草引き。雨で土が流れ、芽吹きした種芋が露出しているものあり。来年はもう少し深く植えないといかん。今年は7月8日以降の芽吹きはなかったようだ。
(8月27日)
 8月4日に法面の草引きをしたが、その後、片側の法面はサツマイモのツルで覆われて雑草は少なく、越境しているサツマイモのツルを退ける。もう片側は大して草は生えていないが草引きをしておいた。
(10月8日)
 大して草は生えていないから、草引の要はなし。
 サツマイモのツルの越境が進んでいる。退けることができる箇所は退けたが、無理すると山芋のツルが切れるから、半分ほどはそのままに。
 むかごが生っているし、こぼれ落ちたものもある。数は少ないが拾い集めた。来春の栽培用だ。
(11月29日)
 11月半ばには、昨年と同様、次々と葉っぱが黄色くなった。
 昨年より2週間遅れだが、今日、掘り出す。この作業が大変。
 栽培は1畝(10m強)であり、昨年は2時間で掘り終えたが、今年は4時間もかかった。というのは、この畝で連作することとしたから、可能な限り深く掘って、芋が十分に生長しやすいようにしようとしたからである。昨年は大きく生育した芋が硬盤層にぶち当たって、黒く凍みたような芋が幾つかあった。この経験を踏まえて、そうすることにした次第。
 まず、スコップでなるべく深く掘り、折れないようにして掘り出す。そして、さらに硬盤層(黄色っぽく、砂が気持ち多い固まった土)を10cmほど掘り出し、田んぼから集めてきた刻み藁をまぶしながら若干埋め戻しつつ、順次掘り進めていく。なお、耕土を掘るときにも少しずつ刻み藁をばら撒いていった。こうして、例年より深く掘っていったから、倍の時間がかかった。
 掘り終わった後、来季の畝作りを行う。掘るときに刻み藁が概ね混ざっているが、さらに掘り跡に刻み藁をばら撒き、小型ビッチュウで大雑把に畝作りを行う。次に、鍬でざっと畝整形。最後に畝の法尻を鍬で軽く土さらいし、高畝にして、畝作り完成。
 刻み藁を入れ込んで、一度深く耕すという農法は、「たんじゅん農」にのっとった方法であり、これでもって連作し、無肥料無農薬栽培しようという企てである。
 → 「チャレンジ自然農法」、山芋の連作・無肥料無農薬栽培
 さて、掘った山芋を自宅に持ち帰り、ジェット水流で泥落としをし、大、中、小(小は種芋にすべく泥落としせず)に分別し計量したら、それぞれ12.5kg、10.2kg、5.5kgあり、計28kgであった。昨年は26kgであったから、ほぼ同量だ。昨年より施肥量を少なくしたが、十分な施肥量であったろうと思われる。
 自然薯(むかご)が発芽したものを移植した株は、中が半分、小が半分といったところか。
(12月10日)
 小さい芋は種芋にすべく泥落としせずに籠に入れっぱなしにしておいたものを、発泡スチロールの箱に入れ替え、母屋の居間兼寝室に置くことにした。昨年は、段ボール箱に籾殻を入れ、母屋(洋間)で保管したが、一部凍みたので、もう少し暖かいところにした次第。
(2018年4月8日)
 保管場所を倉庫に変え、点検してみたら、一部分凍みたもの、全部凍みたものが昨年ほどではないが少々あった。
(4月23日)
 食用にしたものは玄関入った所にダンボール箱詰めしてあったが、小さいものや首の部分を種芋用にすべく取り出したら、ごく少数が部分的に凍みていた。 

<2016年>
(5月5日)
 本日畝立て。まず予定位置に施肥(鶏糞・種粕・有機肥料粒)し、片側を土寄せ。次に、施肥(苦土石灰)し、もう片側を土寄せ。
 最後に、施肥(化学肥料N・K)し、両側から土寄せしながら整形。まずまずの高畝となった。
(5月16日)
 保存しておいた種芋(昨年掘った山芋の上部を切り取ったものやごく小さいもの)の4分の1ほどは柔らかくなって(凍みていて)使い物にならない。
 本日、植え付け。昨年は80個ほどあったから2列植えにしたが、今年は60個ほどであり、1列植えにした。20cm弱の間隔である。
 なお、むかごが10個弱あり、これは芽吹かなかった箇所に後植えしよう。
(6月3日)
 畝の峰を丁寧に草引き。法面は削り上げ。
(6月10日)
 2株に発芽が見られた。丁寧に草引き。
(6月14日)
 今日から支柱立て。芽吹いた際に順次、細く短い支柱(昨年作った2列用の2本絡げ:今年は作付けが少なく1列植えにつき、そのまま使うことに)を立てていくことにした。
(6月24日)
 新たに数株が芽吹いたので、支柱を差しておいた。
(7月11日)
 今日で支柱が約20本立った。約3分の1の発芽である。昨年の同時期は約5割であり、ちょっと遅れている。丁寧に草引き。
(7月29日)
 峰を中心に大ざっぱに草引き。新たに1本芽吹き。もう期待できないだろう。
 むかご10個弱を発芽してない箇所に埋め込み、枯草を掛け乾燥防止。
(7月31日)
 60株のうち発芽は29株。未発芽の箇所にも支柱を差し、隣のツルが巻き付くようにしておいた。
(8月7日)
 むかご2株がもう発芽していた。
 軽く草引きし、隣の空き畝の草刈した草を畝の法面に覆っておいた。
 サツマイモの侵入が激しく、畝と平行に生るようにツルの向きを変えておいた。
(9月24日)
 うっそうと茂った1株が重みで支柱が倒れ、株元でツルが切れ、枯れてしまった。
 今までに3回、むかごを30個ほど採集。一人生えの箇所からも20個ほど。
(10月10日)
 隣のネギとの畝間を草引きしていたところ、でかいむかごを数個発見。そこで、山芋の畝の両サイドを探したら、山芋のツルの下のほうにけっこう大きなむかごが付いている株が3、4株あり、それらを収穫。
(11月16日:全部収穫)
 今年は昨年よりも枯れるのが1週間ほど遅くなったが、ここ数日で次々と葉っぱが黄色くなった。若干青みがあるのは2株だけであり、今日、掘ることにした。
 栽培は1畝、10m強であり、スコップでなるべく深く掘り、折れないようにして掘り出す。今年は1列植えにしたから掘り出しやすい。
 朝7時半から1時間、9時過ぎから1時間、計2時間で掘り終わり、自宅に持ち帰り、ジェット噴射で水洗い。
 計量したら、26kgであった。昨年は17kgであったから、約5割増しの収穫である。発芽本数が少ないわりに思いのほか豊作となった。一つひとつの芋がでかいから、そういうことになったのだが、これは、施肥量との関係があるのではなかろうか。昨年は畝立て後に施肥(化学肥料N・K)しただけだが、今年は畝に苦土石灰・鶏糞・種粕・有機肥料粒・化学肥料(N・K)粒を十分に入れ込んだところである。
(11月20日)
 来年の作付けは、例年どおり(小さな芋はそのまま、大きい芋は上部を切り取り)の種芋で1畝、むかご植付けで2年越し栽培を1畝と予定している。
 むかごは、一人生えの箇所を主に十分な数を確保してあり、菓子箱に入れたままにしてあるが、毎年これで越冬可能である。
 小さな芋は一人生えの箇所から20個ほど確保してあるが、今日、栽培畝から収穫したものを選り分け、小さな芋を種用に残し、大きな芋は上部を切り取り種用にした。とりあえず籠に入れておいた。
(12月5日)
 段ボール箱に籾殻を入れ、母屋で室内保管。

<2015年>
(5月16日)
 昨年栽培した品種は、JA売店で買った「山の芋(南部産)」と「河口湖産の丸芋(その後イチョウ芋に変化)」であるが、調理の容易さから、後者のみを栽培することにした。
 昨年栽培の河口湖産は、ツルに生ったむかごでの栽培であったが、掘ってみたところ、けっこう大きくなっており、かなりの部分を食用に使えた。
 よって、今年は、①食用にした芋の上部、②小さくて食用にしなかったもの、③拾い集めたむかご(ただし、わずか6個)を種とした。
 昨年の11月に、掘り起こし跡の土を小型ビッチュウでかき寄せ、少々小高い幅広の畝を作り、2列植えで山芋栽培をすることにした。その後、目立つ草は引き抜いたが、本日(5月16日)植え付けのため、畝の草叩きを行った。
 なお、こぼれ落ちたむかごが所々で芽を吹いており、10本ほどあったが、草叩きで2本ほど切ってしまった。
 事前の施肥はしておらず、畝作りのときに雑草を埋め込んだだけであり、種芋を埋めるときに施肥することにした。肥料は何十年も前の化成肥料(窒素、カリのみ)を使うことに。
 埋め込むに当たり、植え付け穴を掘り、化成を脇に少々入れる。①食用にした芋の上部は基本的に真っ直ぐに埋め込み、長いものは斜めに植える。②小さくて食用にしなかったものも同様な植え方とした。③拾い集めたむかごは際に化成を埋めて2cmほどの深さに埋めた。
 なお、むかごが発芽している箇所は少し離れた所に化成を埋め込み。
 最後に、2列植えにつき、峰に筋蒔き状に化成を埋め込み。
 ところで、種芋の切り分けでの栽培は2年連続して大半を腐らせてしまったのだが、今年はどうなるだろう。何とか芽吹いて欲しいものだ。
(5月28日)
 芽吹いているむかごと埋め込んだ種芋全部で80個はあろうか。これが芽吹いて伸びると、短めの支柱がたくさんいる。そこで、今日60本JAで買ってきた。5000円強。高いものだ。
 2列植えだから、両側から少し斜めに差し、上部を針金で絡げ、そこに長めの横棒(長く細い支柱を横に使う)を渡してビニール紐でくくりつける予定でいる。
(5月31日)
 雑草はあまり生えていなかったが、スギナとかなり大きくなる単子葉の雑草を丁寧に引き抜いておいた。
 そして、目論見どおり支柱を立てることができた。
 なお、芽吹いたむかごでツルが長くなっているもの3、4本は最寄の支柱にツルを巻き付けておいた。
(6月2日)
 出来上がった支柱は南北方向にぐらつき、台風が来たらなぎ倒される。よって、つっかい棒を8本南北から所々に立て、ビニール紐で結わい付けた。
 畝の削り上げ、雑草叩きを行う。 
 埋めた山芋が1本発芽したのを確認。
(6月14日)
 埋めた山芋の2本目の発芽を確認。雑草が繁茂しだしたので、草引きと削り上げ。
(7月5日)
 この畝は雑草の繁茂が激しい。今日は徹底的に草引き。
 順次芽吹いてきており、発芽率は5割近いか。
(7月12日)
 またまた芽吹く。調子いい。
(8月2日)
 芽吹きは落ち着きを示したようだ。畝の草は大したことないが、畝間に雑草が繁茂しだしたので、草刈機でざっと草刈。8月7日に手で畝の草引き。
(11月1日)
 その後は草引きをせずに済んだ。今年、台風はなかったが、強風が吹いた後、一部の支柱が倒れかけていたので修復。もう少し深く差し込まねばいかんかった。
(11月1日:試し掘り)
 まだ枯れてはいないが、枯葉が目立ちだしたので、今日(11月1日)試し掘りすることにした。北の方の2m弱を掘った。
 芋が縦にけっこう長く埋まっているから、スコップで順次掘り出した。形状は昨年と同様に縦長のイチョウ形あるいはやや平たい棒状である。購入したときはほぼ丸型であったが、随分と長い形になったものの、せいぜい30cm程度だから、掘るのにさほど苦労しない。
 1株が2、3個に分かれたものもあった。大きいものは、可食部分と種にする上部を切り分け、小さいものはそのまま種芋にすることにした。可食部分を計量したら約3kgであった。けっこう良い成績であった。
 残り8割強は、後日掘ることにする。
(11月7日:全部収穫)
 一部青々としていた葉っぱも昨日の段階で一気に黄色くなった。明日から3日間雨模様だから、もう掘らねばと、セール最終日だが午前中に山芋掘りを行った。
 北の続きから順次掘り進めて行ったが、やはり南へ行くに従って、種芋が小さいせいで掘り出した芋が小さくなる。一番南はむかごだから大半が食用には無理で、来年の種芋用にするしかない。
 本日の収穫量は13.5kgで全体で17kg。可食部は13kg、種芋用が4kgといったところか。まずまずの収穫であった。
 種芋用にする小さい山芋は、陰干し。食用になる大きいものはジェット噴射で水洗い。
(11月11日)
 種芋の保管作業を開始。
 試し掘りで食用にしたものは上部を切り取ってあり、まずこれを種芋にする。上部があまりに細長いものは先っちょを切り取り、草木灰を塗り、籾殻を入れたダンボール箱に入れる。
 次に、試し掘り・本掘りで出た食用には向かない小さなものも同様に上部を切り取り、草木灰を塗り、収納。
 山芋の先が2つ3つに分かれていて割り取ったもの、コブのように膨らんでいて割り取ったものも同様に収納。
 これだけで数十個の種芋ができた。まだ割り口が乾いていないので籾殻は被せず自然乾燥を待つ。
 その他にむかごやそれに類する小さなものが約10個あり、別途保管。
(11月13日、15日)
 本掘りで食用に回したものの上部を切り取り、草木灰を塗り種芋用にする。良さそうなのは10個強。これで、必要とする種芋80個は十分に確保できた。2日後に、籾殻を入れたダンボール箱にて来年の5月まで保管。
(11月22日)
 籾殻保管が早すぎたかもしれず、一部を取り出してみたら切り口に青いカビが付いていたものあり。
 全部放り出して点検。10個ほどがそうであり、切ってみると奥深くまで凍みているものもある。数個は処分。軽度のものは綺麗な切り口になるまで切り、草木灰を付けて日陰干し。
(12月中旬)
 再び青カビが発生したものあり。また、ネズミに齧られたものも2、3個。よって、ダンボールの蓋を閉じる。
(翌5月16日)
 今日植え付けようと箱から出したら4分の1ほどは凍みて柔らかくなっていた。使えるのは60個ほど。他にむかごが10個ほどあり、これは芽吹かなかった箇所に後植えする。
 今年は里芋もそうであったが、倉庫保管では真冬の冷え込みで凍みるようだ。来年は母屋での室内保管としよう。

<2014年の栽培記録>
(2月26日)
 昨日、JAに用事があって売店を覗いたら、「山の芋(南部産)」なる丸芋の種芋を売っていた。よって、これを買い込み、再挑戦することにした。
 河口湖産の丸芋(その後イチョウ芋に変化)もJAで購入した丸芋も、須賀前の畑で1畝(約11m)作付けすることとし、今日、畝作りを行った。
 一昨年まで長年グラジオラスを栽培していた場所で、昨年はニンジンを作付けした跡である。
 先ずは、ビッチュウで軽く畝の両サイドに土を退け、施肥。
 肥料は、有機肥料(粒)、牛糞、鶏糞、種粕、苦土石灰を適当にばら撒く。
 次に、ビッチュウで十分に起こし、肥料を混ぜ込む。
 柳の木の近くに差し掛かると、幹から約3mの距離まで柳の根が何本も伸びてきており、これをクワで断ち切る。
 最後にクワで大雑把に畝立てしたが、種芋などの植え込みは随分先になるから、ちゃんとした畝作りは直前に行うことにする。
(4月1日)
 草叩きと併せて畝の大まかな整形を行う。
(4月20日)
 4月8日に「山の芋(南部産)」を切り分け、切り口に灰を付けて日陰干ししておいた。これと、河口湖産の丸芋(イチョウ芋)のむかごを、今日、畑に埋め込んだ。雑草防止のため、隣のグラジオラスの畝の枯草を畝に覆っておいた。
(5月26日)
 なかなか芽吹かず心配していたが、今日見てみたら、南部産は綺麗に芽吹いていた。むかごのほうはまだ芽吹いていない。
<逆じゃねえかな。記録に書いておかなかったから分からなくなってしまった。>
 なお、畝の草引きをしておいた。
(6月2日)
 芽吹いた山芋を草と間違えて引いたら、むかごから発芽したものだった。よって、芽吹きがあった畝の南半分は河口湖産の丸芋(イチョウ芋)と判明した。どうやら、「山の芋(南部産)」なる丸芋は腐ってしまったようである。山芋を切り分けての栽培は、2年連続の失敗となりそうだ。
 本日、細長い支柱を25~30センチ間隔で立て、ビニール紐で結わい付けておいた。まだ、ツルが巻き上がるところまでは行っていないが、数日すればそうなるだろう。
(6月3日)
 2、3本は既にツルが巻き上がり始めた。本日、追肥し、目立つ雑草を少し引いておいた。使った肥料は残り物の化学肥料(窒素、カリのみ)で、畝の峰にばら撒いておいた。
(6月6日)
 「山の芋(南部産)」1本のみ芽吹き確認。
(6月12日)
 「山の芋(南部産)」に支柱を立てる。また、「河口湖産の丸芋(イチョウ芋)」むかごの垣根支柱は細いので、両サイドに太い支柱を立て、ビニール紐で結わい付けておいた。
(6月19日)
 あきらめていた「山の芋(南部産)」の芽吹きであるが、今日新たに3本を確認。埋めてから60日後の発芽とは恐れ入る。今後も芽吹くかもしれない。
(6月20日)     DSCN0299.JPG
 草引きしたときに間違って「山の芋(南部産)」1本の芽を摘んでしまった。
 大きく芽吹いた2本には支柱を立てた。
 写真に写っているのは「河口湖産の丸芋(イチョウ芋)」むかごで、奥のほうが「山の芋(南部産)」。
(7月3日)
 「山の芋(南部産)」が今になって1本芽吹いていた。どうなってんの?である。
(7月6日)
 「山の芋(南部産)」は、今までに3本の支柱を立ててある。その後の芽吹きもあり、今日、4本の支柱を畑に持っていったのだが、また1株芽吹きがあった。
 当初、全滅かと思っていたのだが、こんなに遅れて芽吹きるするとは???
(8月3日)
 もう新たな芽吹きはなく、今までに芽吹いたものが大きくツルを伸ばしている。ツルの生長はもうどれだけも進まなくなった感がする。
 今までに何度か大きな草を引いたり、削り上げを行っているが、割と楽にできており、助かる。
 今日は、全体の草引きをして畝に被せ、新たな雑草が芽吹くのを抑えることにした。
(11月12日)
 その後の手入れはせず、今日に至った。大半のツルが枯葉となった。
 河口湖産にむかごが付くのを期待していたが、全く付かず、栽培倍増を目論んでいたが、当てが外れた。
 山の芋(南部産)のほうもむかごが全く付かず、これによる栽培目論見もダメになった。
 ツルが垂れ下がるとむかごが付くとのことだが、そうでなくても前年には付いたと思うのだが…。
(11月16日)
 今日、「山の芋(南部産)」を掘ることにした。7株のうち、150g程度のまあまあの大きさのものが2個あったが、あとは50gにもならないものばかりが8個。やはり、切り分けて埋めた後、腐りが来て、やっと生き残っただけなのであろう。
 小さな芋は、春まで籾殻に入れて保存し、来春に埋めることにしよう。
 それにしても、種芋を切り分けての栽培は2年目になるが、実に難しいものだ。
 次に、むかごからの栽培である河口湖産山芋(イチョウ芋)も1株試しに掘ってみた。そしたら、予想がいいほうに外れ、何と200gもあろう大きな芋に成長していた。
 そこで、20数株全部を掘ることに。しかし、ほとんどは50g以下の小さなものばかり。大きな芋は7、8株。
 なお、小さな芋は1株から2個の芋ができているものがけっこうあった。また、1株はむかごが数個こぼれ落ちていた。
 これらは、春まで籾殻に入れて保存し、来春に埋めることにしよう。きっと、200g超のイチョウ芋に成長してくれるだろう。もっとも、掘ったときに、ひげ根を切ってしまっているから、成長遅れが生ずるかもしれないが。
(11月17日)
 小さな芋はそのままにし、大きそうで食用になる部分とそうでない部分に切り分け、来春に埋め込む種を用意した。むかご6個を含めて約80個できた。
 種用はしばらく陰干しし、よく乾いたら、箱に籾殻を入れて保存しよう。なお、切り口には草木灰を付けておいた。
 食用にできるものは、山の芋(南部産)2個、河口湖産山芋(イチョウ芋)が十数個で、数kgできたであろうか。窪みに泥が詰まっており、タワシでは落としきれないので、ホースのジェット噴射で落とすことにした。そしたら、綺麗に落ちた。
 2種類の山芋の食べ比べを早くしたいものだ。
(11月17日)
 時間があったので、掘り起こし跡の土を小型ビッチュウでかき寄せ、少々小高い幅広の畝を作っておいた。来春に2列植えで山芋栽培をすることにしよう。
(翌年5月11日追記)
 なかなか消費がはかどらず、南部産は先日まで手付かずであった。女房が煮物にしようと調理を始めたところ、凸凹の奥まった所がけっこう奥深く、トロロは作りにくいだろうし、皮むきも大変だと言う。食してみたが、身が締まっておりトロロ向きの感がしたが、煮物はホクホク感があるものの旨味はイマイチ。
 よって、種芋を残してあるが、作付けは止めにする。
 ところで、植付け予定畝を見たら、河口湖産山芋(イチョウ芋)のむかごがこぼれていたようで、芽吹きが4箇所で見られた。これはこのまま育てよう。
 間もなく種芋の植付けとなるから、今日は畝の峰に筋を立て、化成肥料(窒素、カリのみ)を少々埋め込んでおいた。

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