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2012年2月3日 まれに見る激寒の朝でした [お天道様]

 2月3日の朝の冷えたことと言ったら、そりゃあ酷かったです。開店前の外作業では、“手の指先が痛くてたまらん”となりました。
 うちは、岐阜気象台に近いですから、気温は同じです。そこで、その観測データを見てみますと、最低気温が-5.7℃。“痛い”はずです。

 そこで、過去の最低気温を調べてみました。
 大昔には-10℃以下のことも多々あって、観測史上最低値は1927年1月24日の-14.3℃、戦後では1947年2月5日の-10.1℃とのことです。
 日々の記録が公表されている1961年以降を見てみますと、-5.7℃以下になった年は、1960年代に3回、1970年代に1回、1980年代に2回、1990年代に2回で、1999年を最後に、それ以降は無し。
 その中で、極めつけは、1963年(昭和38年)のサンパチ豪雪です。1月24日に-8.3℃を記録し、その前後を合わせて5日間連続-6℃以下の冷え込み。
 節分寒波(2月初め)だけを見てみると、1999年2月4日の-6.2℃に次ぐものです。
 参考までに、変り種は、明日から3月になるという2月28になって-6.5度を記録した1981年。

 今回の-5.7℃という、これだけの冷え込みとなりますと、植物にも大きく影響しましょう。
 自宅の玄関先に置いてある「金の生る木」、「アロエ」、「おりづるラン」の葉が凍みてしまい、元通りに復帰するのは期待できそうにありません。(後日追記:「金の生る木」は3鉢中1鉢は生き返り、「アロエ」と「おりづるラン」はほぼ全部が生き返りました。)

 畑の野菜はどうなっているのか、少々心配。2月5日に冬野菜の収穫のため、畑を覗いてみたら、まずまず元気そうでホッとしました。
 しかし、早蒔きのハクサイは外側の葉が凍みて腐りかけているものが多いです。1月下旬の収穫時にも、どれだけかそうなっていましたが、それに拍車がかかった感じです。
 大根も、葉の黄変が進んでいます。これは2月になれば例年のことですが、1月下旬に収穫した大根は葉が食べられましたが、これでは無理でしょう。
 そして、大根を引き抜いたら、下半分にひび割れが入っているものが多かったです。1月下旬には、そうしたものはなかったのですが、2月に入って元気さが落ちたのに加えて激寒の影響もあったのではないでしょうか。
 ネギも青葉がやられています。クリスマス寒波で雪が降り、それによって折れ曲がった葉が変色しかけています。1月下旬は、まだ青々していましたが、凍てついたのでしょう。

 どの冬野菜も老化現象に拍車がかかったのでしょうね。収穫を急がねば、品質がどんどん劣化するにちがいありません。
 でも、遅植えしたハクサイとキャベツは、まだほとんど玉になっておらず、若々しさがあってリンリンとしています。やはり若いというのは凄い。春先が楽しみです。

 春(初夏)野菜のエンドウも元気ですし、イチゴも地べたに張り付いていますが元気です。この激寒に十分耐えることが出来たことでしょう。
 しかし、やっと耐えることができただけかも分かりません。
 もう、こんな寒さはイヤだと言っているようにも思えます。

 暦の上では春になったのですから、こんな寒さとは、おさらばさせていただきたいものです。
 

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