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2011.4.26 今年の春は寒い! [お天道様]

 今年の1月は、異常に寒かったです。うちから西へ3キロの所にある岐阜気象台のデータによりますと、1月の平均気温の平年値が4.3度、今年は2.2度で、27年振りの低温でした。
 2月は、同4.7度に対して6.3度と暖かかったです。2月の気温は年によって変異が大きく、3年に1回はこのような気温になるようです。
 3月はと言うと、同8.2度に対して7.0度と低温でした。ここまで低かったのは、近年では、2000年の7.2度、1984年の4.7度(これは異常気象)の2回しかなく、20年に1回の寒さであったと言えましょう。
 さて、4月はと言うと、25日までの平均気温が12.7度で、月末まで低温傾向になるようですから、4月の平均気温は13度ちょっとと見込まれます。ちなみに平年値は14.1度。4月の平均気温が13度ちょっとの年は、10年に1回程度しかありません。この4月も寒い月であったということになりそうです。
 (5.1追記:観測結果は13.0度でした。ちなみに昨年は13.1度で、2年連続して平年値を1度以上下回った低温は30年ぶりです。参考までに、近年における4月の異常低温は1996年の12.2度で、戦後最低は1965年の11.0度です。)
 お隣さんのハウスの夏野菜の苗も、今年は例年に比べて寒さで育ちが悪いと言っておられましたし、うちの畑の露地で育てているヤーコンと里芋の種芋も、やっと芽吹き始めた程度で、ゴールデンウイーに予定していた畑への定植は先送りするしかありません。

 このように、3、4月の月毎の平均気温をみてみますと、露地栽培の苗の生育度合いは納得のいくものとなるのですが、桜の開花、満開の日となると、このような長期スパンの平均気温に従うものではないです。
 また、エンドウの初生りや収穫のピークも同様なことが言えます。毎年、種を自家採取し、同じ畑で育てるエンドウですから、気温の高い低いで収穫時期が早まったり遅れたりしてよいはずですが、今年のエンドウの収穫が大幅に遅れることはなさそうでして、ホッとしているものの、少々不可解です。
 いずれにしても、うちの店がセールを開催する5月初めは、平年より暖かくなりそうで、暖かければワッと生ってくれるエンドウですから、お客様に朝取れ物を差し上げることができ、助かります。
 (5.1追記:気象台の予報によれば5月第1週も低温傾向。当てにならない気象台。よって、エンドウの高収穫も、セールには間に合わない年に。)

 ところで、明日は雨の予報。そこで、1昨日に2回目の収穫をしたばかりのエンドウですが、今日の午後に3回目の収穫をしてきました。家族4人分にしては、少々少なめでしたが止むを得ません。
 畑へ行ったついでに、グラジオラスの畝を眺めてみると、小さいながらも、ほぼ芽吹いた状態。2、3日後には、あらあらにしか芽吹いていない箇所に買ってきてある球根を埋め込めそうな感じがします。
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